GM ビュイック リビエラ ギミック Miniaturecar Museum gimmick12

ミニチュアカー ミュージアム

GIMMICK ミニカーのギミック

GM ビュイック リビエラ (GM BUICK RIVIERA)

ミニカーのギミック

 米国車の「GM ビュイック リビエラ」(型番245 生産期間1964~1968年)を紹介します。実車はジェネラル モーターズ(GM)の有名なチーフ デザイナー ビル ミッチェルがデザインした60年代を代表するビュイックの2ドア クーペです。コーギーはこの当時の米国車をコーギーサイズ(1/50程度)でたくさんモデル化していてこのミニカーもそれらの一台です。エッジの効いた斬新なデザインのリビエラを見事に再現している出来の良いミニカーなのですが、これにもコーギーらしいユニークなアイデアのギミックが付いています。

 

 このミニカーはヘッドライトとテールライトが点灯します。ただしこのギミック欄で紹介しているリンカーンのように電池と豆電球を使っている訳ではありません。その仕掛けは後ほど説明しますが、まずは以下の動画でそのギミックを見て下さい。フロントとリアのライト点灯の画面でどのような仕掛けなのかすこし考えてみて下さい。

 
 
 
 

箱 付属品 説明書など

 このミニカーは1970年に550円で購入しています。その頃はミニカーを集め始めたばかりで購入するミニカーの大半は当時最盛期のコーギーでした。あまり遊ぶこともなく大事にしていたのですが、このミニカーはバンパーのメッキが剥がれてしまいましたのでプラモデル用の銀色の塗料で補修しています。そのためフロントグリルとバンパーは本来のメッキよりもすこし渋い光沢になっています。(リアライトの右側下はその塗装がはみ出しています) なおリアに張り出しているのは牽引用フックで別売りのトレーラなどを連結するものです。(リビエラはギフトセットGS31でトレーラに載せた大型のボートとセットになったものが販売されています)

 

 さてギミックの仕掛けは分かりましたか? ヒントはフロントスクリーンにある透明な部品です。この部分はリアのライトと透明なプラスチック製のライトガイトでつながっていてフロント部分から射し込んだ外光がリアライトを光らせます。同様にヘッドライトにはリアウインドーからの光を導くようになっています。単純な仕掛けですがハロゲンヘッドライトなどが無かった頃のあまり明るくなかったライトを思いだすとそれらしくできているように思います。

 

 このギミックは「TRANS-O-LITE」という名前が付いていてコーギーが特許を取っています。このギミックが最初に使われたのはVW VAN(型番441 1963年発売)でこのミニカーの実物は見たことがありませんが屋根に付いた導光部品からの光でヘッドライトを光らせるようになっています。同じ年に発売されたローバー 2000(型番441)のヘッドライトにもこのギミックが付いていました。

 

 リビエラはこのギミックをリアライトにも適用したものです。以下の説明書に図解されているようにライトを消すには導光部を指で遮れば良いわけで簡単な操作でライトの点滅動作が楽しめることで人気があったようです。このギミックの効果でこのミニカーは80万台以上も売れています。ただこのギミックは室内に導光部品を配置する必要があるのでドアの開閉が当たり前になってくると両立させるのが難しくなったとみえてその後のミニカーには展開されていないようです。

riviera box
コーギーの標準仕様の箱
riviera paper
取扱説明書 「TRANS-O-LITE」が説明されています
 
その他のギミック → [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24]