ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 1989 JAPAN

TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TROFEU 45 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.42m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L ターボ 225HP 5段変速/4段自動変速 4WD
性能: 最高速230km/h (輸出仕様)
データーベースでトヨタ セリカ 5代目のミニカー検索

 

トヨタ セリカ GT-FOUR T180型 日本 1989

 

 セリカ 5代目が1989年に登場しました。先代同様にアメリカのデザインスタジオ CALTYのデザインで、先代のイメージをよりダイナミックな曲面で覆い上級車スープラのイメージをダブらせたようなデザインとなりました。プラットファームは先代を踏襲していますが、ボディ剛性が向上しサスペンションも変更されました。エンジンはDOHC 4気筒2L(ターボ 225HP/165HP/125HP)で、先代同様 高性能版のフルタイム4WDのGT-FOURが設定されました。先代同様にアメリカで生産したコンバーチブルも国内販売されました。なお姉妹車のコロナ クーペは4ドアセダンのエクシヴとなりました。

 

 先進技術としてトヨタ初の4輪操舵システム(当時の流行り技術だった)や電子制御油圧式アクティブサスペンションが採用されました。1991年のマイナーチェンジで、リアライトなどの意匠が小変更されました。1991年にWRCのホモロゲーションモデルとして、エンジンの耐久性を向上させたGT-FOUR RCが限定生産されました。その車で1992年のWRCでは強敵のランチア デルタ HFを制して、1990年に次ぐ2度目のドライバーズタイトルを獲得しました。1993年には日本車メーカーとして初のコンストラクターズ/ドライバーズの両タイトルを獲得し、さらに1994年には2連覇も達成しました。セリカ 5代目はトヨタのWRCの歴史上で最も活躍しました。1989年に6代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはトロフュー製で、1993年に発売されました。テールライトやサイドマーカーなどの灯火類をすべてデカールで表現しているので、その辺がややリアルさに欠けますが、プロポーションはしっかりしています。なおトロフューのミニカーはラリー仕様がほとんどで、十数種類ほどをモデル化しています。これ以外のセリカ 5代目のミニカーは、CM'Sのラリー仕様、イクソのラリー仕様、オランダのAHC、最近のレジン製ではhpiレーシングやMARK43などがあります。(何故かトミカやダイヤペットの当時物がありません) 以下はトロフューのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 1
TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 2

 以下は1994年に発売されたAHC(DOORKEYドアキー)のセリカ 4X4 ツインターボ(型番A2339)の画像です。AHC DOORKEYはオランダのブランドで、当時の日本車を数種類モデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 3
TOYOTA CELICA GT-FOUR (T180) 4

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TOYOTA CORONA EXIV (T180) 1989 JAPAN

TOYOTA CORONA EXIV (T180) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 55 1/43 107mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 165HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速180km/h (国内仕様)
データーベースでトヨタ コロナのミニカー検索

 

トヨタ コロナ EXIV (エクシヴ) T180型 日本 1989

 

 1985年にセリカ 4代目(T160)の姉妹車としてコロナ クーペとカリーナ EDが登場しました。コロナ クーペは実質的にはセリカのノッチバック クーペで、スペシャリティカーのなかったトヨペット店のラインナップ強化で設定された車でした。性能的にはセリカと同等でしたが、コロナという名前が災いしたのかセリカやカリーナ EDのようには売れず販売は不調でした。1989年に生産中止となり、後継車として4ドアハードトップクーペのコロナ EXIV(エクシヴ)が登場しました。(実車画像→ トヨタ コロナ クーペ 1987)

 

 コロナ EXIVは先代同様にセリカ 5代目(T180)/カリーナ ED 2代目とプラットフォームを共有する姉妹車でした。4気筒1.8L/2L(165HP)エンジンを横置き搭載する前輪駆動車で、4輪操舵と2輪操舵を切替可能な世界初のデュアルモード4WSを装備していました。なおセリカに搭載されていた油圧制御式アクティブサスペンションや4WD仕様は設定されませんでした。大ヒットしたカリーナ ED 初代と同じような見た目重視の車高の低いハードトップデザインは、セダンとしての居住性は今ひとつながら人気がありました。1993年にコロナ EXIV 2代目(T200)にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ コロナ EXIV 1993)

 

 

 ミニカーは2008年に発売されたアシェット製の国産名車コレクションの1台です。リアのトランク部に「2.0 TR-G 4WS」と表示されているので2Lの4WS仕様をモデル化しているようです。国産名車コレクションの初期物でメーカーはノレブです。プロポーションが良くノレブらしいそつのない良い出来ばえです。安価な雑誌付きミニカーながら、フロントグリル/灯火類や室内などの細部も結構リアルに仕上げてあります。これ以外のコロナ EXIVのミニカーは、2020年現在でもありませんので、車種的には貴重な存在です。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CORONA EXIV (T180) 1
TOYOTA CORONA EXIV (T180) 2

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TOYOTA LAND CRUISER (LJ73) 1990 JAPAN

TOYOTA LAND CRUISER (LJ73) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AHC (DOORKEY) C1070 1/43 93㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 2.5L 86HP 5段変速 パートタイム4WD
性能: 最高速130km/h
データーベースでトヨタ ランドクルーザーのミニカー検索

 

トヨタ ランドクルーザー (LJ73) 日本 1990

 

 前述したランドクルーザー 40系の後継車として70系が1984年に登場しました。独立した前フェンダーはブリスターフェンダー風に変わり、デザインは目新しくなりました。ホイールベースは先代同様にショート/ミドル/ロングの3タイプがあり、2ドアのソフト/ハードトップのジープ形式、ピックアップ、4ドア バンなど様々なボディ形式がありました。ガソリンエンジンは6気筒4L(3F型)、ディーゼルエンジンは4気筒3.4L(3B)/4気筒3.4Lターボ(13B-T)、6気筒4L(2H) などが搭載されました。

 2004年に70系は国内では生産中止となりましたが、海外では2007年にフロントの意匠を変更した新型が登場し、現在もV型8気筒4.5Lディーゼルエンジンを搭載した78や79などが世界中に輸出されています。国内では2014年に70系の発売30周年を記念して1年間の期間限定で70系が復活しました。基本的な構造はそのままでしたが、新型のV型6気筒4Lガソリンエンジンを搭載し、外観や装備は時流に合わせて変更されていました。

 

 70系は本格派の4WDですが、派生車としてハイラックスをベースにし乗用車タイプの簡易な4WDが1985年に登場しました。駆動系はハイラックスと共用で、サスペンションは国産4輪駆動車初の4輪コイルリジッドを採用していました。ガソリンエンジンは4気筒2.4L(22R)/2.7L(3RZ)、ディーゼルエンジンは4気筒2.5L(2L型)/2.8L(3L型)/3L(1KZ型)などを搭載していました。 当初のショートホイールベース仕様はランドクルーザー ワゴンやランドクルーザー IIなどと呼ばれましたが、1990年にロングホイールベース版が追加された際にプラドというサブネームが付けられました。 

 

 

 ミニカーは1995年頃に発売されたAHC(DOORKEY)製です。ショートホイールベース仕様で角形ヘッドライトなので、1990年に登場したプラド系LJ73型の輸出仕様をモデル化しているようです。メーカー名のAHC(DOORKEY)とはオランダのメーカーであるAHC MODEL社(又はAR-GEE社)のブランド名DOORKEY(ドアキー)という意味です。1990年代に登場したDOORKEYブランドのミニカーは50種類ほどあり、日本車もトヨタや日産など10種類ほどがモデル化されていました。このランドクルーザーはトヨタのロゴが付いた箱に入っていましたので、トヨタのプロモーション用にも使われたようです。あまり細かいところまでは再現されていませんが、まずまずの良い出来ばえです。ランドクルーザー 70系のミニカーはハイストーリー(レジン製)のプラドやピックアップ、NEO(レジン製)、NEW RAYの1/32などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LAND CRUISER (LJ73) 1
TOYOTA LAND CRUISER (LJ73) 2

 以下は1997年に発売されたビテス製のランドクルーザー プラド 90 1996年 (1/43 型番082H)の画像です。1996年に登場したプラド 2代目のJ90型(右ハンドル仕様)をモデル化しています。ビテスの一番出来が良かった時期のミニカーですので、灯火類や室内など細かいところまで良く再現されていてかなり良い出来ばえです。スぺアタイヤのカバーのロゴや彩色されたシート/ドア内張など凝った仕上げがされています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (90) 1
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (90) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (90) 3
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (90) 4

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TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO R (A70) 1990 JAPAN

TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO R (A70) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43774 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.62m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2.5L ターボ 280HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速245km/h (輸出仕様)
データーベースでトヨタ スープラ A70のミニカー検索

 

トヨタ スープラ 2.5GT ツインターボ R A70型  日本 1990

 

 1986年にセリカ XXの3代目(A70型)はセリカから独立し、国内仕様も北米仕様で使われていたスープラという名前に変更されて登場しました。好評であった先代のXXのイメージを引き継ぎ、より滑らかな曲面で覆ったデザインとなりました。プラットフォームはソアラ 2代目と共通で、2000GTで使われた4輪ダブルウィッシュボーン方式サスペンションを採用していました。当初のエンジンは、6気筒2L、DOHC 6気筒2L(140HP)、DOHC 6気筒2L ツインターボ(180HP)、DOHC 6気筒3L ターボ(230HP)の4タイプでした。

 

 発売後すぐにエアロトップ(タルガトップ)が追加され、1987年には輸出仕様と同じブリスターフェンダーのワイドボディが3Lモデルに採用され、3Lモデルに5段変速が設定されました。1988年のマイナーチェンジで後期型となり、フロント/リアの意匠が変更され、エンジンがパワーアップしました。1989年に2Lツインターボ モデルにもワイドボディが設定され、1990年の最後のマイナーチェンジでは3LエンジンがDOHC 6気筒2.5L ツインターボ(280HP)エンジンに変更され、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやトルセンLSDが採用され、スポーツカーとしての性能が大幅に向上しました。1993年に2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはエブロ製で、2006年に発売されました。フロントグリルのデザインが変更された後期型で最強の2.5L ツインターボをモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気をうまく再現しています。リトラクタブル ヘッドライトが可動するフロントや室内などの細部も良い出来ばえです。初代 スープラのミニカーは、ダイヤペットの当時物、AHC DOORKEYのエアロトップ、トミカ リミッテド、京商、国産名車コレクション、レジン製ではWIT’Sやイグニッションモデルなどがあります。 以下はエブロのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO R (A70) 1
TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO R (A70) 2

 以下は2007年に発売された国産名車コレクションのスープラ 後期型(No.57)の画像です。メーカーはノレブで、雑誌付きのミニカーとしては標準的な出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO (A70) 3
TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO (A70) 4

 以下は1994年に発売されたAHC DOORKEYのスープラ 3.0 Tバールーフ 後期型(型番153)の画像です。AHC DOORKEYはオランダのブランドで、日本車を数種類モデル化しています。Tバールーフ(エアロトップ)仕様のモデルはこれしかないようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SUPRA 3.0 T-BAR ROOF (A70) 1
TOYOTA SUPRA 3.0 T-BAR ROOF (A70) 2

 以下は1986年に発売されたダイヤペットのスープラ 3.0GT 前期型(型番G50)の画像です。現在のミニカーの評価基準で見ると子供向けのデフォルメに見えますが、当時はこれでもまずまずの出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO (A70) 5
TOYOTA SUPRA 2.5GT TWIN TURBO (A70) 6

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TOYOTA ESTIMA 1990 JAPAN

TOYOTA ESTIMA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET T70 1/40 119㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.75m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.4L 135HP 4段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでトヨタ エスティマのミニカー検索

 

トヨタ エスティマ 日本 1990

 

 バブル時代の1989年東京モーターショーで公開されたMPVのコンセプトカー プレビア(PREVIA)が、1990年にエスティマとして登場しました。商用車仕様がない3列シートの7人乗り1ボックスカーで、サスペンションも乗用車的な4輪独立懸架が採用されました。従来の1ボックスカーは角ばったデザインが多かったのですが、エスティマの丸みのあるデザインは目新しく「天才タマゴ」というキャッチコピーで宣伝されました。当時一般的な1ボックスカーはエンジンを運転席下に配置していたのですが、エスティマは床下にミドシップ搭載していたのもユニークでした。

 

 エスティマは当時トヨタが開発していた2サイクルの小型高性能エンジンを搭載する予定だったのですが、排ガス対策がうまくいかずエンジン開発に失敗しました。そこで既存の商用車用エンジンをベースにしたDOHC 4気筒2.4Lエンジンを使うことになり、スペースの問題でエンジンをフロア下部に横に75度寝かして搭載することになりました。この構造で室内空間は確保しましたが、エンジンは大型ボディに対してパワー不足で振動/騒音の問題がありました。

 

 

 エスティマは車幅が広い3ナンバー規格で高価だったので、販売はあまり芳しくありませんでした。そこで1992年には前後の意匠を変更してボディを5ナンバー規格に収めたエスティマ エミーナ/ルシーダが発売されました。1994年にはパワー不足を補う為、スーパーチャージャー付のエンジン(160HP)が追加されました。1998年のマイナーチェンジで外装が変更され、2000年に2代目にモデルチェンジされました。5ナンバーのエミーナ/ルシーダが販売の中心となり、初代エスティマは商業的には失敗作でした。海外向けでは「プレヴィア(PREVIA)」や「タラゴ(TARAGO)」の名前で販売されました。

 ミニカーは1991年に発売されたダイヤペットの当時物です。当時のミニカーとしてはプロポーションが良く、スモークウィンドウの後席や2トンカラー塗装などで実車の雰囲気がうまく再現されています。ドアとテールゲートが開閉するギミック付です。初代エスティマのミニカーはトミカの当時物ががありますが、現在(2018年)でもそれ以外のミニカーはないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/テールゲートの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA ESTIMA 1
TOYOTA ESTIMA 2

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TOYOTA CERA 1990 JAPAN

TOYOTA CERA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 98 1/43 91mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.86m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.5L 110HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速180km/h  
データーベースでトヨタ セラのミニカー検索

 

トヨタ セラ 日本 1990

 

 1987年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「AXV-II」をほとんどそのまま市販化したのがセラで1990年に登場しました。この車の最大の特徴はガルウイング式ドアの採用で、金魚鉢のようなガラス張りのキャビンもあいまってバブル時代を代表する面白い車でした。スターレット4代目をベースにした前輪駆動車で、エンジンはDOHC 4気筒1.5L(110HP)を搭載していました。

 

 この車はバブル時代だったからこそ実現できた車で、マツダのロードスターのような若者向け小型車に対するトヨタ流のアピールだったと思います。スペースを取らないよう考慮された斜め前方に開くガルウイング式ドアやその支持構造はトヨタ流に洗練されたものでした。ただガルウイング式ドアとキャビン以外はデザイン的にもおとなしく、動力性能的にもほどほどだったのがいまひとつでした。外から丸見えのキャビンも実用的ではなく、強化したエアコン付でしたが夏は暑かったでしょう。そんな訳で、一代限りだったこの国内専用車は5年間で約16000台しか売れていません。(当時もあまり見かけなかったです)

 

 

 ミニカーは国産名車コレクションで、2009年に発売されました。国産名車コレクションの初期なのでメーカーはノレブです。プロポーションが良くグラスサンルーフのキャビンや室内が良く再現されていて非常に良い出来ばえです。(ただホイールが少し大きめに感じます) 初期の国産名車コレクション(ノレブ製)はこのようなオリジナルなミニカーが多かったので有難かったのですが、120号以降あたりからはほとんどがイクソなどの既存品の焼き直しとなりました。これは値段を考えるとしょうがないのですが。。。セラのミニカーは最近までこれしかなかったのですが、2016年にHI-STORYがレジン製でモデル化し、2017年には国産名車コレクションの色違いがFIRST43ブランドで発売されました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CERA 1
TOYOTA CERA 2

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TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 1991 JAPAN

TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 75 1/43 115mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4L 260HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速240km/h (輸出仕様)
データーベースでトヨタ ソアラ Z30のミニカー検索

 

トヨタ ソアラ クーペ Z30型 日本 1991

 

 ソアラ3代目が1991年に登場しました。アメリカで展開するレクサス ブランドのクーペ(SC シリーズ)として開発されたので、デザインはアメリカのデザインセンター CALTYで行われました。そのため先代の繊細な日本的なデザインからアメリカ向けの曲面的なデザインとなり、サイズも大きくなり全モデルが3ナンバー化されました。エンジンは6気筒2.5L ツインターボ(280HP)とV型8気筒4L(260HP)が搭載されました。油圧アクチェーターを4輪に装備し、運転状況/路面状況に応じて車両姿勢を制御するアクティブサスペンションシステムが設定されました。このシステムは4WS、4輪ABSと協調制御される世界初の高度な車両運動制御システムでした。

 

 1994年のマイナーチェンジで中期型となり、テールライトの意匠などが小変更され、6気筒3Lエンジン(225HP)が追加されました。1994年のマイナーチェンジで後期型となり、フロントバンパーに小さなグリルが追加されるなど外観が変更されました。1997年にV型8気筒エンジン搭載車がなくなり、2001年に4代目ソアラにモデルチェンジしました。総生産台数は約5万台で、バブル経済の破綻によるスポーツカー需要低迷とアメリカ車的なデザインが好まれずあまり売れませんでした。ただし開発ターゲットとしていたアメリカ市場では高く評価されました。

 

 

 ミニカーは国産名車コレクション製で、2008年に発売されました。国産名車コレクション初期のもので、メーカーはノレブです。プロポーションが良く、フロントの造形など実車の雰囲気が良く再現されています。当時物ミニカーではダイヤペットとトミカがあり、最近の物では2007年に京商がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 1
TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 2

 以下は1992年に発売されたダイヤペットのソアラ 3代目(型番SV22)の画像です。この当時のダイヤペットは子供のおもちゃでしたから、現在のスケールモデル的な基準で判断するのはあまり適切ではないですが、いまひとつ出来が悪いです。同じダイヤペットでも前述したソアラ 2代目はかなり出来が良いのですが、このソアラ 3代目はこの時期のダイヤペットの協力工場の一つに共通するややメタボ気味なデフォルメがされています。こんな具合に制作していた協力工場毎に個性があるのは、ダイヤペットのミニカーの面白いところです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 3
TOYOTA SOARER COUPE (Z30) 4

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TOYOTA WINDOM (VCV10) 1991 JAPAN

TOYOTA WINDOM (VCV10) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 152 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.78m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L 200HP 4段自動変速
性能: 最高速230km/h (レクサス ES)  
データーベースでトヨタ ウィンダムのミニカー検索

 

トヨタ ウィンダム VCV10型 日本 1991

 

 トヨタが北米でメルセデス ベンツなどに代表される高級車市場に進出する為に開発したのがレクサスで、1989年に初代LSが登場しました。そのレクサス ブランドのエントリーモデルとしてLSと同時にレクサス ES 初代(V20)も登場しました。(実車画像→LEXUS ES 1989) レクサス ESは国内で発売されていたカムリ プロミネントをベースにして開発された兄弟車で、基本的なデザインはカムリのままながら、フロントグリルなどを部分的に変更して高級車に仕立てたものでした。カムリと同じV型6気筒2.5L(156HP)エンジンを搭載する前輪駆動方式の4ドアセダンで、5段/4段自動変速で最高速214㎞/hの性能でした。LSに比べるとあまりぱっとしない外観だったのであまり売れなかったようです。

 

 1991年にレクサス ESは2代目にモデルチェンジしました。先代同様にカムリがベースでしたが、カムリとは異なるレクサス LSに通じるデザインとなりました。V型6気筒エンジンは3L(185HP)に拡大され、サスペンションの設定もカムリとは変えられました。この2代目レクサス ESの日本仕様が初代 ウィンダムで1991年に国内に登場しました。ボディデザインやエンジンはレクサス ESとほとんど同じで、当時のトヨタ国内車とは違った雰囲気がある車でした。1993年に2.5Lエンジンが追加され、1994年のマイナーチェンジで前後の意匠が変更されました。レクサス ES 2代目は北米では大ヒットし、国内版のウィンダムもそれなりに売れたようです。1996年に3代目レクサス ES/2代目ウィンダム(MCV20)にモデルチェンジしました。2005年に国内にもレクサス ブランドが展開されたので、2006年にウィンダムは生産中止となりました。

 

 

 ミニカーは2011年に発売された国産名車コレクション製です。メーカー名は表示されていないのですが、たぶんイクソだと思われます。フロントの造形、フロント/リアの灯火類、室内などがリアルに仕上げられていて、雑誌付きミニカーながらかなりレベルの高い出来ばえです。実車に即したツートンのカラーリングも綺麗です。同じ型をつかってFIRST43でも色違いが発売されています。なおウィンダムの量産ミニカーはこれしかないので、車種的に貴重なミニカーです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA WINDOM (VCV10) 1
TOYOTA WINDOM (VCV10) 2

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TOYOTA TS010 LE MANS 1992 JAPAN

TOYOTA TS010 LE MANS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 44588 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約2m
エンジン 変速機: DOHC V型10気筒 3.5L 600HP 6段変速
性能: 最高速 330km/h以上
データーベースでトヨタ TS0*のミニカー検索

 

トヨタ TS010 ルマン 日本 1992

 

 トヨタのプロトタイプスポーツカーによるレース活動は、1970年のトヨタ 7の開発中止で一旦中断されました。1975年にシグマ オートモーティブ(現在のサード)のシグマ MC-75がトヨタの4気筒2.3Lターボ エンジンを搭載してルマンに参戦しました。(結果はリタイア なおシグマ MC-74は1974年にはロータリーエンジンを搭載して参戦) その後1982年にはグループCのトムス 童夢 セリカ Cに4気筒2.1Lターボエンジンを供給するなどして国内耐久選手権に参戦するようになり、1987年からトヨタ チーム トムスの名前でワークスのレース活動が再開されました。

 

 1985年にトヨタのエンジンを搭載したトムス 85Cがルマンに参戦し、12位で完走しました。その後1986年ルマンではトムス 86Cで未完走、1987年ルマンではトヨタ 87Cで未完走、1988年ルマンではトヨタ 88Cで12位完走でした。1989年ルマンでは新開発のV型8気筒3.2Lターボ エンジンを搭載したトヨタ 89C-Vで未完走、1990年ルマンではトヨタ 90C-Vで6位入賞、1991年はレギュレーション変更でターボ エンジンが使えなくなりトヨタは参戦していませんが、マツダ 787Bが優勝しました。

 

 

 1992年には、後にトヨタのF1に搭載された新開発のV型10気筒3.5L自然吸気エンジンを搭載したTS010で参戦し、優勝したプジョーに次ぐ2位となりました。(有力チームのジャガーやメルセデス ベンツはレギュレーション変更の為不参加で、出場したチームは少なかったが) 1993年ルマンではTS010が4位となりました。1991年のマツダの優勝、1992年のトヨタの2位など日本車が活躍したことで、当時の日本ではルマンがTV中継され注目を浴びました。

 ミニカーはエブロ製で、2012年に発売されました。1992年ルマンで2位となったTS010をモデル化しています。エブロらしいそつのないリアルな出来ばえになっています。リアカウルを取り外すことができ、そこそこ再現されたエンジンやサスペンションなどを見ることができます。TS010などが活躍した当時はこの種のレースカーが量産ミニカーになることはほとんどなかったので、当時物ミニカーはありません。2000年以降になってイクソ、エブロ、hpiレーシングなどがモデル化しています。また1980年代の83C以降のプロトタイプスポーツカーも2000年以降になってからエブロ、Qモデル、スパークなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とリアカウルを取り外したエンジン部/俯瞰画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA TS010 LE MANS 1
TOYOTA TS010 LE MANS 2

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TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 1992 JAPAN

TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET SV40 1/40 119㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.75m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3L 220HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速180km/h  
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トヨタ マーク II (X90) グランデ G 日本 1992

 

 1992年にトヨタ マーク II 7代目(X90)が兄弟車チェイサー 5代目/クレスタ 4代目とともに登場しました。開発していた時期がバブル期だったので、新設計されたプラットフォームでボディが大型化しサスペンションは4輪ダブルウィッシュボーン式に変更されました。ボディの大型化で全モデルが3ナンバー車となり、セダンは先代が継続販売されていたので4ドアハードトップだけとなりました。基本的なスタイルは先代を踏襲しつつも、より丸みがついたスタイリッシュなデザインになりました。エンジンも先代を継承しDOHC 4気筒1.8L、DOHC 6気筒2L/2.5L(ツインターボ)/3Lと4気2.4Lディーゼルがありました。

 

 スポーツ仕様の2.5Lエンジン搭載モデルにはツアラーの名前が付き、上級仕様グランデの下にグロワールというグレードが追加されました。1993年に4輪駆動のグランデ FOUR(6気筒2.5Lエンジン)が追加されました。1994年のマイナーチェンジで前後の意匠が小変更され、グランデGに運転席エアバッグが標準装備されました。その後1995年にはABSと運転席エアバッグが全モデルで標準装備となりました。7代目(X90)はサイズが上級車のクラウン並みになってしまい、バブルが終わったこともあって先代のようには売れなくなりました。1996年にマーク II 8代目(X100)にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ マーク II (X100) 1996)

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたダイヤペットの当時物で、上級グレードのグランデをモデル化しています。ダイヤペットの協力会社の144番工場製で、前述したマーク II(X80)と同じでした。(当時は144番工場製が多かったです) マーク II(X90)の曲面的なデザインがそこそこうまく再現されていて、当時の国産ミニカーとしては良い出来ばえでした。フロントグリル周りやテールライトの造形はなかなかのものです。ボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミック付きです。これ以外のマーク II(X90)のミニカーはハイストーリー(レジン製)があります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。エンジンルーム内のエンジンは簡単な造形で今一つです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 1
TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 2

トヨタ マーク II/チェイサー/クレスタのミニカー→ データーベースでトヨタ マーク II/チェイサー/クレスタのミニカー検索

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