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TOYOTA PUBLICA STARLET 1200ST (KP40) 1973 JAPAN |
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![]() IXO KBI057 1/43 90mm
実車諸元 画像参照
トヨタ パブリカ スターレット 1200ST KP40型 日本 1973
1973年にパブリカの上級車として、パブリカ スターレットが登場しました。当時のトヨタ流と異なる直線的なラインで非常にクリーンなスタイルですが、これはイタルデザインのジウジアーロのデザインだったようです。(当時はあまり知られていませんでしたが 今見ると確かにジウジアーロの作風です)
エンジンは先代と同じ4気筒1L(58HP)/1.2L(68-74HP)K型で、5/4段MT変速で最高速160km/h(1.2L)の性能でした。クーペの登場から半年後に4ドアセダンが追加され、こちらはパブリカの名前がとれて、スターレットとして独立しました。1976年のマイナーチェンジでKP50系となり、1Lエンジンが廃止されました。レース活動の入門車両として、ライバルの日産サニーなどと活躍しました。
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画像のミニカーはイクソ製で2011年に発売されました。プロポーションが抜群で、最近のモデルゆえ細かいところも良く再現してあります。実車が地味な為か?、KP40の当時物ミニカーは有りませんでした。これ以外のKP40のミニカーとしては、2000年にピットロードがコールドキャストでレースカー仕様をモデル化しています。 |
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TOYOTA TOYOPET CORONA 2000GT (RT100) 1973 JAPAN |
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![]() TOMICA DANDY D57 1/45 95㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ コロナ 2000GT RT100型 日本 1973
1973年に5代目コロナが登場します。当時のコロナはカローラやカリーナより販売台数が少なく、地味な存在になっていました。5代目もオーソドックスな車でしたが、1970年代前半の安全意識の高まりに対応したことをアピールした車でした。外観は大型の衝撃吸収バンパーや視界の良いノッチバック スタイルなど、同時のベンツやボルボの実験安全車(ESV)を思わせるボディデザインでした。4ドアセダン、2ドアハードトップ、バンの設定がありました。 エンジンは4気筒1.6L(100HP)/1.8L(110HP)/2L(130-145HP)のR型で、3段AT/5-4段MT変速で、高性能DOHC 2Lエンジンを積む2000GTは最高速200km/hの性能でした。
安全性を強調したオーソドックスなデザインが功を奏したのか、コロナはベストセラーに復活し、1976年後半までその地位を維持しました。1977年のマイナーチェンジで、センターグリルを強調したグリルを持つ後期型となりました。排ガス規制対応でトヨタからは触媒方式の「TTC-C」エンジンが登場するなど、ハイパワーエンジンが一時的に消えていた時代でした。
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ミニカーはトミカ ダンディの当時物で、1976年に発売されました。高性能版の2000GTをモデル化しています。縮尺が1/45と少し小さいのですが、実車の雰囲気が良く再現された秀作です。これ以外の当時物としては、トミカの2ドア ハードトップ、ダイヤペットのバンがありました。最近では当時物トミカをリファインしたトミカ リミッテドの2000GT ハードトップがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は2007年に発売されたトミカ リミッテドの2000GT ハードトップ(型番TL0084)の画像です。1/61の小スケールですが、かなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下はダイヤペットのバン(1/40 型番G1)の画像です。ダイヤペットはRT100型コロナはバンしかモデル化していません。ドアしか開閉せずグリルもバンパーと一体式の簡素な作りですが シンプルな分だけかえって良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS80) 1974 JAPAN |
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![]() DIAPET 1347 (G17) 1/40 121㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ クラウン ロイヤルサルーン MS80型 日本 1974
1974年に5代目クラウンが登場しました。先代が丸みを帯びたデザインで失敗したことによほど懲りたらしく、思いっきり角ばったデザインに変わっています。この頃からクラウンだけではなく、トヨタ車全体が徐々にスクエアなデザインに移行していきました。4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、ワゴン(バン)の設定がありました。
エンジンは6気筒2L(125HP)/2.6L(140HP)のM型で、3段AT、5/4段MT変速で、最高速175km/h(2.6L)の性能でした。最上級グレードに「ロイヤルサルーン」という名前が付けられ、4輪ディスクブレーキや世界初のオーバードライブ付き4速ATなどの先進技術が採用されていました。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で、1974年に発売されました。角ばったデザインがよく再現されていて、当時物ミニカーとしては非常に良い出来ばえでした。ダイヤペットは前期型バンと後期型ロイヤルサルーンもモデル化しています。これ以外の当時物ではトミカとトミカ ダンディのロイヤルサルーンがありました。最近ではトミカ リミッテドの前期型ロイヤルサルーン、後期型2ドアハードトップ、川端企画J-43(アンチモニー製)のセダンなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は以下は1978年に発売されたクラウン MS100 後期型ロイヤルサルーン(型番G112)の画像です。独立したフロントグリル、角型2灯式ヘッドライト、リアライトが後期型に変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1975年に発売されたクラウン MS80 前期型 バン(型番G18)の画像です。フロントグリルがかなり横長になっているので、違う車のように見えます。ただ昔のミニカーは現在のミニカーのようにスケールモデル的な観点だけで良し悪しを決めるものではないと思います。私には当時の商用バンのミニカーとして集める価値があり、実車に似ていないのもご愛敬で面白いと思うのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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TOYOTA COROLLA 1600 GSL (KE30) 1974 JAPAN |
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![]() DIAPET 1362 (G21) 1/40 101mm
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ 1600GSL KE30型 日本 1974
カローラは1974年に3代目(E30 サンマル)に切り替わりました。コロナやクラウンのスクエアなデザインの流れで、大人しいスタイルになりました。2/4ドアセダン、2ドアハードトップ(センターピラーが無いクーペ)、ワゴン/バンの設定がありました。姉妹車のスプリンターは4ドアセダン、2ドアクーペの設定でした。1976年に3ドアでスポーティなワゴン形式のリフトバックが追加されました。
エンジンは4気筒1.2L(71HP)K型、1.4L(78HP)/1.6L(100HP)T型で、3段AT、5/4段MT変速で、最高速160km/h(1.6L)の性能でした。1977年のマイナーチェンジで後期型にかわり、1.2Lが1.3Lに拡大されました。排ガス対策で一時的に中止された高性能車レビンも1977年にEFI仕様のDOHC4気筒1.6L(110HP)2T-Gエンジンで復活しました。カローラ 30系はその膨大なバリエーション展開故に、カローラ史上で一番生産台数が多かったそうです。1979年に4代目カローラにモデルチェンジしました。
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ミニカーは1976年に発売されたダイヤペットの当時物で、4ドアセダンをモデル化しています。全体的なプロポーションが良く細部も良く再現された傑作で、カローラ 30 セダンのミニカーとして貴重な存在です。これ以外の当時物はトミカのレビン、トミカ ダンディのリフトバックがありました。最近ではトミカ リミッテドのレビン、トミーテックのバン(1/150)、HI-STORY(レジン製)のレビンなどがあります。なおスプリンター 3代目はミニカーがありません。カローラとは異なるフロントを持つクーペ系のスプリンター(トレノ)をどこかが作ってくれるといいのですが。 以下はダイヤペットのフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA CORONA MARK II (X30) 1976 JAPAN |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION 77 1/43 110mm
実車諸元 画像参照
トヨタ コロナ マーク II X30型 日本 1976
マーク IIの3代目は先代とは打って変わったオーソドックスな3ボックススタイルに代わり、1976年に登場しました。このデザインはアメリカ車(特に1974年式マスタング II)の影響を受けたもので、デザインコンセプトだけではなく上級車に付けられたグランデというグレード名までもが似ていました。4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴン/バンの設定がありました。グランデは4輪独立懸架で、4輪ディスクブレーキが採用されていました。
エンジンは6気筒2.6L(135HP)/2L(125HP)のM型と4気筒2L(105HP)R型/1.8L(95HP)のT型で、3段AT/5/4段MT変速で、最高速は約157km/hでした。(排ガス対策で性能が低下していた) 1977年に兄弟車としてチェーサーと北米向けのクレシーダが登場しました。1978年にマイナーチェンジして後期型に代わり、車名からトヨペットが消えました。1980年に4代目マーク IIにモデルチェンジしました。
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ミニカーは2008年に発売された国産名車コレクションのものです。国産名車コレクションの初期のものはフランスの老舗ノレブ製で、底板に「NOREV」と明記されています。このノレブ製はいずれも出来が良く、このマーク IIもフロント/リアの造形が実車の雰囲気をうまく再現していてかなり良い出来ばえです。またこれはマーク II X30型4ドアセダンの唯一のミニカーですので、車種的に貴重です。当時物ではダイヤペットのハードトップとトミカのハードトップがありました。なお2012年にHI-STORY(レジン製)が兄弟車チェイサーのハードトップをモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1977年に発売されたダイヤペットのマーク II ハードトップ(型番G63)の画像です。現在の感覚ではフロントの造形が今一つですが、プロポーションは良くまずまずの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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TOYOTA CELICA LIFTBACK 2000GT (A40) 1977 JAPAN |
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![]() TOMICA DANDY 21 1/43 103mm
実車諸元 画像参照
トヨタ セリカ リフトバック 2000GT A40型 日本 1977
セリカの2代目が1977年に登場します。デザインはアメリカのデザインセンターのCALTYが担当し、初代のデザインを発展させた良いデザインでした。このデザインは空力を重視しており日本初の三次元曲面サイドガラスを採用していました。2ドアクーペと3ドアリフトバック(ハッチバック)の2タイプがありましたが、硬派のクーペは人気がなく、豪華版のリフトバックに人気があつまりました。特に黒をイメージカラーにしたことから、ゴキブリ セリカと呼ばれました。(良いあだ名ではありませんが)
エンジンは先代譲りの4気筒2L(130HP)R型/1.6L(115HP)T型に、4気筒1.8L(105HP)T型が追加され、3段AT/5/4段MT変速で、最高速は175km/h(2L)の性能でした。1978年に上級車としてセリカ XXが登場しました。1979年のマイナーチェンジでセリカ XXと同じ角形4灯式ヘッドライトを持つ後期型になりました。1980年に4ドアセダンのカリーナの姉妹車としてセリカ カムリが登場しました。1981年に3代目にモデルチェンジしまさいた。
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ミニカーはトミカ ダンディ製で、1978年に発売されました。リフトバックのモデル化で、プロポーションが良く、フロントグリルの造形やBピラーのロゴなど細かいところもうまく再現した良い出来ばえです。当時物のミニカーはいずれもリフトバックですが、ダイヤペット、トミカ、エイダイ グリップがありました。最近の物では2005年にコナミ(1/64)がクーペを初めてモデル化し、2017年にHI-STORYがレジン製ながらクーペをモデル化しました。他にはNEOのリフトバックなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とテールゲート/ボンネット/ドアを開いた状態の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下はダイヤペットのセリカ リフトバック(型番)の画像です。これも当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。イメージカラーの黒もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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