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MERCEDES-BENZ 220 (W187) 1951 GERMANY |
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![]() SPARK S1001 1/43 105㎜
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 220 (W187) ドイツ 1951
敗戦で全てを失ったダイムラー社の復興は戦前の小型車170V(W136)の再生産から始まりました。戦後の170Vは4ドアセダンのみで、1949年には4気筒1.8L(40HP)ディーゼルエンジンを搭載した170Dが追加されました。同年にボディを少し大きくしてトランクを追加しエンジン排気量を1.8L(52HP)に拡大した上級仕様の170Sが登場しました。170Sには2/4ドアのカブリオレが設定されました。1952年に170Sは改良されて170SB(W191)に変わりました。170系は1953年に180(W120)にモデルチェンジしました。
1951年に戦後型の中型車220が登場しました。170V(W136)のノーズを延長して新開発した6気筒2.2L(80HP)エンジンを搭載した、戦後初の6気筒エンジン搭載車でした。まだフェンダーが独立していますが、ライトはフェンダーに組み込まれて少し近代的な顔つきになっています。ボディ形式は4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレがありました。1954年に180(W120)の上級車で6気筒エンジンを搭載した220a(W180)にモデルチェンジしました。
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ミニカーは初期のスパーク製で、2006年に購入しました。スパークはビテスでモデル開発を行っていた人が2000年頃に立ち上げたブランドで、レジン製ミニカーのメーカーとしては老舗です。レジン製ながら価格もそこそこに抑えていて、品質レベルも安定しています。この220は初期の物ですが、プロポーションなどミニカーの基本的なところはきちんと押さえてあり、エッチング材を使った精密なフロントグリルなど実によくできています。ただやはりレジン製故の問題があり、最近になってウエストラインのクロームモールが数ヶ所剥がれていることがわかりました。モール類は手作業で貼付けるのであまり確実でない上に、レジン樹脂は肉眼では認識できないレベルですが少しずつ変形/収縮するのでダイキャスト製に比べてモール類が剥がれやすいのです。(なお画像は剥がれる前に撮ったものです) これ以外の220のミニカーはジク(SIKU)の当時物の1/60、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188) 1951 GERMANY |
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![]() MINICHAMPS 430032332 1/43 110mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 300S カブリオレ (W188) ドイツ 1951
高級車300にすこし遅れて2シータのスポーツ仕様車300Sも同じ1951年に発表されました。300Sは戦前の540Kに相当する高性能車で、2ドアクーペと2ドアコンバーチブルがありました。当時のメルセデス ベンツとして最も高価な車で、富裕層の高級パーソナルカー市場を狙ったものでした。300のホイールベースを縮めてエンジン搭載位置を後ろに下げて重量配分を改善するとともに、見た目もスポーティになっています。エンジンも圧縮比を上げるなどして150HPに強化され、最高速176km/hは540Kよりも俊足でした。
1955年にエンジンとサスペンションを改良した300SCが登場しました。エンジンは前年に登場した300SLの6気筒3L機械式燃料噴射エンジンを175HPにデチューンして搭載していました。1958年に生産中止となり、総生産台数は300Sが約560台、300SCが約200台でした。(300SLの総生産台数約1400台より少ない) 後継車は1962年に登場した300SE(W112)でした。
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ミニカーはミニチャンプスの初期の物で、1994年に発売されました。フロントグリルや室内など細部がリアルで、戦後の車ながらも少しクラシックな感じがするこの車のイメージをうまく再現しています。当時の定価は3300円で国産ミニカーの2倍ぐらいしましたが、納得の値段でした。ミニチャンプスは幌を立てたバリエーションも作っています。これ以外の300Sのミニカーは、フランクリン ミントの1/24、コーギーの1/36などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン部分/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1996年に発売されたハードトップを装着した300S クーペ(型番430032321)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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MERCEDES-BENZ 180 (W120) 1953 GERMANY |
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![]() MINICHAMPS 430033102 1/43 105mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 180 (W120) ドイツ 1953
戦前の小型車170Vは1949年にボディを大型化しトランクを付けた170Sに改良されました。170Sは1953年に戦後型の180(W120)に切り替わります。エンジンは170Sの流用(4気筒 1.8L 52HP)ですが、ボディは独立したトランクを持つ近代的な3ボックススタイルとなり、窓が大きくなり室内も広くなっています。この当時からディーゼルエンジン(1.8L 40HP)版の180Dも発売されていて、タクシーなどに使われ販売台数はディーゼルが3割ほど多かったとのことです。
ミニカーはミニチャンプス製で、2000年に発売されました。 ウインドーの手前に付けられたウインカー(オレンジ色)を塗装で処理するなどあえてレトロな作風にしているようです。ミニチャンプスはタクシーやポリスなどバリエーションが十数種類あります。ミニチャンプス以外のW120のミニカーは、古いものではテクノやジク(SIKU)があります。最近の物では、デルプラドの世界の名車シリーズ、ブレキナが商用車なども含めて約30種類、ヘルパ、イクソなどたくさんあります。
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以下はフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下はデルプラドの世界の名車シリーズの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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MERCEDES-BENZ 300SL (W198) 1954 GERMANY |
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![]() SCHUCO 2452 1/43 104mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 300SL (W198) ドイツ 1954
1954年に発表された300SLはスポーツカーレースを制するために開発された車で、1952年のルマンで優勝した300SL プロトタイプ(W194)を一般向けに市販したものでした。ベースは前述した300Sで、エンジンは6気筒3Lで気筒内へ直接燃料噴射を行うことによりキャブレター方式の約1.5倍の215HPを引きだし、最高速度250km/hを達成していました。最近この技術は電子制御を用いて乗用車エンジンにも採用されるようになりましたが、メルセデス ベンツは60年以上も前に機械式の燃料噴射装置でこれを達成しています。これは燃料噴射装置が必須のディーゼル エンジン乗用車を初めて実用化したベンツならではの技術でした。
この車はドアがカモメの羽のように開くことから「ガルウイング」とも呼ばれます。自動車に初めて使われたこの特別な機構のドアもこの車のボディ構造から必然的に生まれたものです。ボディは軽量化のため鋼管スペースフレーム構造(鋼管を鳥籠のように溶接で組上げた構造)となっていて、ボディ外皮はその上にかぶせてあるだけです。したがってコクピット横のドアのスペースにも鋼管が通っており通常のドアが構成できないことからこのようなドアとなったわけです。300SLは1957年まで生産され生産台数は約1400台でした。1957年以降は300SL ロードスターが登場し1963年まで生産され生産台数は約1800台でした。
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ミニカーはシュコー製で1995年頃に発売されました。シュコーは一度倒産してからブランドを復活させましたが、復活したシュコーは極めてレベルの高い仕上がりのミニカーを作っています。1/43サイズではミニチャンプスと同等かそれ以上にリアルなミニカーですが、ミニチャンプスのようなスケールモデル的な作風ではなく、老舗らしいヴィンテージミニカーの雰囲気を少し残した作風です。(ピッコロ シリーズなどヴィンテージミニカー時代と同じ物もまだ作っています) この300SLも実車の雰囲気を良く再現していて非常に良い出来ばえです。フロントグリルや灯火類もリアルで、特徴的なガルウイングドアが開閉するギミック付で、室内もリアルに再現されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。室内は良く再現され、シート背後に置かれたトランク(鞄)は実際に300SL専用として作られたもので、それがきちんと再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1996年に発売されたバン(BANG)の300SL(型番7089)の画像です。これもガルウイング開閉ギミックがつけられています。バンは300SLでレース仕様など約50種類のバリエーションを作っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1994年に発売されたMAX(ミニチャンプス系列のブランド)の300SL プロトタイプ(W194)(型番432003310)の画像です。1952年のルマンで優勝したレースカーをモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 300SLのミニカーは非常にたくさんあります。当時物では、キラル(QUIRALU)、メルクリン、コーギーなどがあり、当時物以外ではバン(BANG)、Bブラーゴ、トミカ、京商の1/18、ソリド、ミニチャンプスの1/18と1/43、CMCの1/24と1/18、イクソなどがあります。300SL関係のミニカーをまとめたページがありますので、興味があればご覧ください。→ 300SLのページ |
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MERCEDES-BENZ W196 GP GERMAN 1954 GERMANY |
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![]() BRUMM S006 1/43 100㎜
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ W196 ドイツ GP ドイツ 1954
第二次大戦の敗戦から立ち直ったダイムラー ベンツがグランプリレース復帰を目指し、1954年から始まったの2.5Lフォーミュラに向けて開発したのがW196です。W196は現在のようなミドシップエンジンレースカーが一般的になる前のフロントエンジンレースカー世代の最後の究極的な車でした。ボディは鋼管スペースフレーム構造(鋼管を鳥籠のように溶接で組上げた構造)で、ブレーキはまだドラム式でした。
エンジンは8気筒2.5L、デスモドロミックバルブ開閉機構(バルブを閉じるのにスプリングを使わずカムで閉じる)と機械式直接燃料噴射という緻密なメカを採用し、268HP(後に290HP)の圧倒的なパワーを得ています。(当時のライバルであったフェラーリの4気筒2.5Lは250HPほどでした) 当初のW196は車輪をカバーした流線型ボディ(ランス タイプと呼ぶ)でした。このタイプはランスなどの高速サーキットでは有利でしたが、視界が悪く操縦しにくいとのことで、すぐに車輪を露出したニュルブルクリング タイプが開発されました。
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サーキットに合わせて3種類のホイールベースを使い分け、外観もレース毎に細かな違いがあったようです。目立つ違いとしては当初はウィンドスクリーン手前に大きな吸気用ダクトがありましたが、1955年には無くなりました。W196はデビュー戦の1954年フランスGPで優勝しその後のドイツ、スイス、イタリアGPで3連勝しています。つづく1955年もモナコGPとインディ以外のレース全てで優勝する圧倒的な強さでした。 |
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![]() ![]() 以下は1998年に発売されたランス タイプのW196(ブルム製 型番R280)の画像です。1954年のフランス GPでJ.M.ファンジオがドライブして優勝した車をモデル化しています。コクピット手前にあるスリットが吸気用ダクトです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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MERCEDES-BENZ 190SL ROADSTER (R121) 1955 GERMANY |
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![]() RIO R06 1/43 99mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 190SL ロードスター (R121) ドイツ 1955
300SLほどの高性能/高価格の車は手に余るという人向けの普及版が1955年に登場した190SLでした。見た目は300SLに似せていますが、中身は後述する小型セダンの180(W120)のホイールベースを短縮しオープンカー用にシャーシ各部を補強した物でした。300SLよりサイズは一回り小さく、6気筒エンジンではなく新開発した4気筒1.9L(105HP)エンジンを搭載していました。最高速170km/hの性能は2Lクラスのスポティーカーとしては高性能でした。
当初はロードスターだけでしたが脱着できるハードトップ式のクーペも後に追加されました。オプションでシート背後に横向き補助シート(3人乗り可となる)が付けられました。高性能で300SLの半値(それでもアメリカでは高級なフォード サンダーバードと同じくらいの値段)で買えることから、人気が高く約25000台が販売されました。1963年に後継車230SL(W113)にモデルチェンジしました。
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ミニカーは1992年に発売されたリオ製です。全体的な雰囲気が190SLのイメージをうまく再現していて、当時のミニカーとしては良く出来ていました。この適度に古くさい感じがするリオの作風が私好みなので気に入ってます。190SLのミニカーとしてはディンキー、ジク(SIKU)、メルクリン、ソリドなどの当時物、最近の物ではシュコーの1/87、ノレブの1/18、オートアートの1/18、ミニチャンプスの1/43と1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1992年に発売されたバリエーションの幌を立てた190SL(型番R07)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は2005年に発売されたミニチャンプスの190SL(型番430033155)の画像です。フロント周りの雰囲気が少し違う感じがして、ミニチャンプスのベンツとしては今一つの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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MERCEDES-BENZ 300SLR (W196S) LE MANS 1955 GERMANY |
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![]() PMA (Paul'S Model Art) 1/24 182㎜
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 300SLR (W196S) ルマン ドイツ 1955
300SLRは前述のW196をベースにしてスポーツカーレース用として開発されたレーシングカーです。ホイールベースを延長しシャーシやボディはW196より大きくなっています。エンジンは3Lに拡大され、耐久性を考慮して出力はW196よりややデチューンした300HPですが 最高速度は300km/hを越えていました。300SLRの初戦は1955年のミッレ ミリアで、1、2フィニッシュで優勝しました。その後もツーリスト トロフィー、タルガ フロリオなどで勝利しています。
300SLRの弱点は旧式のドラムブレーキで、ブレーキを酷使するルマンでは補助ブレーキとしてエアブレーキが装備されました。コクピット背後のフラップが油圧で立上がるもので、高速からの減速には有効だったそうです。1955年のルマンでは300SLRが係ったルマン史上最悪の事故が発生しました。事故の概要は、グランドスタンド手前でトップのジャガー Dタイプ(#6)に2台の300SLR(#19と#20)が迫っていました。ジャガーがピット手前で前方の周回遅れのオースチン ヒーレーを左から追い抜くと同時に急減速して右のピットに入ろうとしました。前方をふさがれたオースチン ヒーレーは左に回避し、そこに300SLR(#20)が追突して舞い上がり客席に落下して炎上しました。
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この事故でドライバーのP.ルヴェーと観客など80人以上が死亡しました。レースは続行され、300SLRは翌日にレースを棄権し、結局ジャガー Dタイプが優勝しました。後日事故調査委員会が300SLRに責任がなかったと判断しましたが、メルセデス ベンツは道義的責任をとって1956年以降全てのレースから完全に撤退しました。(これは1988年のルマンまで続きました) |
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![]() ![]() 以下はエンジンの拡大画像とコクピット/ワイヤースポークホイールの画像です。エンジンや補器類、本物の布張りシート、精緻なワイヤースポークホイールなど極めてリアルな出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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MERCEDES-BENZ O3500 BUS 1955 GERMANY |
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![]() MINICHAMPS 439360001 1/43 203㎜
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ O3500 バス ドイツ 1955
ガソリンエンジンを搭載した最初のバスは1895年のベンツとされていて、馬車にエンジンを追加したものでした。同時期に当時のライバルのダイムラー社もバスを開発していました。ダイムラーのバス用シャーシはイギリスに輸出され、ミルネス-ダイムラー(MILNES-DAIMLER)社でバスボディが架装され、有名な2階建てロンドンバスの最初のモデルが1904年に登場しています。
1926年にダイムラー社とベンツ社が合併してダイムラー ベンツ社となり、両社の商用車(トラック/バス)は統合されました。当時のバスはトラック用シャーシを低く変更したシャーシにバスの車体(木製)を架装していました。当時のメルセデス ベンツのトラックにはL1、L2、L5の3タイプがあり、それに対応してバスもN1(16人乗り)、N2(26人乗り)、N5(60人乗り)の3タイプがありました。1930年代になるとアウトバーンが建設されたことで長距離旅行が可能となり、バスの車体は鋼鉄製に変わり大型化されていきました。
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ミニカーはミニチャンプス製で、2002年頃発売されました。O3500の観光バスをモデル化しています。1/43なので、全長200㎜を超える大型のミニカーとなっています。フロントグリルや灯火類やルーフキャリアはミニチャンプスらしいリアルな出来ばえです。サンルーフのパーツを交換することで屋根を開けた状態にできます。こうすると室内が良く見えるのですが、このサイズのミニカーとしてはやや物足りない気がします。またルーフキャリアのパイプはプラスチック製で簡単に壊れるので、これは金属パーツにして欲しいものです。このO3500は色違いなどのバリエーションが10種類ほどあります。これ以外のO3500 バスのミニカーではBUSCHの1/87や、PREMIUM CLASSIXXSのLO3500などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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MERCEDES-BENZ 220S (W180) 1956 GERMANY |
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![]() MINICHAMPS 430033005 1/43 110mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 220S (W180) ドイツ 1956
戦前の170のシャーシを流用していた220は1954年に220aに変わります。220aは180のホイールベースを拡大し、全長を235mm長くしたボディに6気筒エンジン(2.2L 80HP)を搭載したものです。車格としては現在のSクラス級ですので、当然内装も豪華になっています。さらに1956年にはエンジンを100HPに強化して220Sに進化します。1958年には改良型の220SE(W128)が登場し1962年まで生産されました。
ミニカーはミニチャンプス製で、2006年に発売されました。220Sのモデル化で、前述した180のミニカーよりも全長が5mmほど長くなっています。サイドのモール類が増えて室内もなんとなく?豪華な感じになってます。フロントグリルの造形やウインカーの位置などが変更されていることも分かります。ミニチャンプスにはバリエーションが数種類あります。ミニチャンプス以外では、古いものではジク(SIKU)、1990年代頃のファーラー(FALLER)があります。最近の物では、ブレキナのクーペが数種類あります。改良型のW128はビテスやサンスターがモデル化しています。
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以下はフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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MERCEDES-BENZ 220S PONTON (W180) 1956 GERMANY |
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![]() FALLER 4326 1/43 110mm
実車諸元 画像参照
メルセデス ベンツ 220S ポントン (W180) ドイツ 1956
戦前の170のシャーシを流用していた220は1954年に220aに変わります。220aは180のホイールベースを拡大し、全長を235mm長くしたボディに6気筒エンジン(2.2L 80HP)を搭載したものです。車格としては現在のSクラス級ですので、当然内装も豪華になっています。
1956年にはキャブレターをツインにしてエンジンを100HPにパワーアップした220Sに進化します。220Sの最高速は160km/hに向上し、その高性能ぶりは世界の注目を浴びました。名前に付与された「ポントン」とは、フェンダーがボディと一体化したいわゆるフラッシュ サーフェス ボディのことを意味するもので、180/200/220系の俗称です。1958年には改良型の220SE(W128)が登場し1962年まで生産されました。
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ミニカーはドイツの鉄道模型用アクセサリーで有名なファーラー社製で、1994年頃に発売されました。全体がプラスチックでできていて、塗装はされていませんが、ボディには艶がありますのであまり違和感はありません。プロポーションが良く、プラスチックの特性を生かして細かいところまで再現されています。ドアが開閉でき室内もそこそこ再現されています。またエンジンとフロントサスペンション部分もリアルで、そのエンジン部分を取り外すことも出来ます。このセダンと同じ型を使ったタクシーなどのバリエーションが数種類あります。これ以外のW180のミニカーは、古いものではジク(SIKU)があります。最近の物では、ミニチャンプスやブレキナのクーペが数種類あります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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