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TOYOTA (CORONA) MARK II GRANDE TWINCAM 24 (GX61) 1982 JAPAN |
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![]() AOSHIMA DISM 75517 1/43 109㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ (コロナ) マーク II グランデ ツインカム 24 GX61型 日本 1982
マーク IIの4代目は1980年に兄弟車クレスタを伴って登場しました。高級車志向がさらに進み、クラウンをスポーティにしたようなデザインとなりました。正式名称にはコロナが残っていましたが、この代から単にマーク IIと呼ばれようになりました。エンジンは4気筒1.8/2LのR型と6気筒2L(125HP)G型で、4段AT/5段MTで最高速は175km/h(2L)の性能でした。
2ドアが無くなり、セダン、4ドアハードトップ、ワゴン(バン)のバリエーションでした。2L M型ターボ/2.8L M型エンジンが追加され、1982年のマイナーチェンジで後期型となり、フロント/リアの意匠が変更され、6気筒DOHC 2L(160HP)1G-GEUエンジン搭載のツインカム24が登場しました。
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実車が大ヒットしたのに、何故かこの車は兄弟車も含めて当時物の市販ミニカーがありませんでした。ただ実車の販促用として作られた1/43の非売品ミニカーでマーク II、クレスタがありました。2006年頃にアオシマ DISMがマーク II、チェイサー、クレスタの後期型をモデル化しています。各兄弟車の細部の違いを作り分けてあり、意欲的なラインアップでした。画像のミニカーはそのマーク IIですが、プロポーションが良く細部も良く再現されていてなかなか良い出来ばえです。また底板のレバーを操作して車高を変えられるといった変わったギミックが付いています。このDISMの型を流用して国産名車コレクションからもチェイサーとクレスタが出ています。(車高可変ギミックは省いてあります) これ以外のマーク II X50/60系のミニカーはトミーテックのカーコレクシ、HI-STORY(レジン製)のクレスタなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/車高可変ギミックの画像です。室内を見るとデジタルメーターが再現されているのがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は2013年に発売された国産名車コレクションのチェイサー アバンテ ツインカム 24(No.198)の画像です。アオシマ DISMの型を流用しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は2013年に発売された国産名車コレクションのクレスタ スーパールーセント(No.191)の画像です。アオシマ DISMの型を流用しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1983年頃に製作された国産メーカー製の1/43でマーク II(青M)とクレスタ(白)の画像です。実車の販促用として作られた非売品でしたが、一部がミニカー専門店で売られました。ただこれらは寸詰まりのプロポーションでフロントあたりがなんとなく似ているレベルで出来が良いとは言えません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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TOYOTA CORONA HARDTOP 1800EX SALOON (T140) 1982 JAPAN |
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![]() TOMICA LIMITED VINTAGE NEO LV-N58b 1/64 70mm
実車諸元 画像参照
トヨタ コロナ ハードトップ 1800EX サルーン T140型 日本 1982
1978年に登場した6代目コロナ(T130)は、5代目と同じデザインでヘッドライトが角形4灯式に代わっただけのマイナーチェンジのように見えました。この代で正式名称からトヨペットが消え、トヨタ コロナとなりました。ヒットした5代目のイメージを継承し、安全性や装備を改良した6代目は好調を維持しました。1980年のマイナーチェンジでスラントノーズ化するなどして見た目が変わっています。
1982年に登場した 7代目コロナ(T140)は、直線的なデザインで見た目を一新しました。シャーシをカリーナ/セリカと共有することになり、セダンはカリーナ風、ハードトップは従来のコロナにはなかったスポーティな車になりました。 次期8代目コロナは前輪駆動化されることが決まっており、前輪駆動に慎重なトヨタは後輪駆動の7代目コロナも併売する予定でした。(カローラの前輪駆動化と同じような手法です)
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次期型コロナと差別化する必要があった為、7代目コロナはスポーティな車という性格付けがされました。エンジンは4気筒2L/1.8L/1.6L/1.5L、4段AT/5段MTで、上級車の最高速は180km/h以上の性能でした。当初の2L 18R-GEUエンジンは10ヶ月程で廃止され、代わりにツインカムターボの1.8L(160HP)3T-GTEU型エンジンを搭載したGT-TRが登場しました。1983年に全輪駆動の8代目コロナ(T150/160)が登場すると、競合する7代目セダン系はスポーツ仕様だけになりました。1984年のマイナーチェンジで後期型となりました。 |
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TOYOTA LAND CRUISER (HJ60) 1982 JAPAN |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 169 1/43 110㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ ランドクルーザー HJ60型 日本 1982
前述したランドクルーザー 40系にはホイールベースが短い40と中間的な43と長い45の3タイプがありました。45には5ドアのステーションワゴンであるFJ45V(Vはハードトップ形式)がありましたが、この乗用車タイプの45型は1967年に55型となりました。55型は北米市場の要望に対応したモデルで、40系とは異なる乗用車的なデザインとなっていました。(実車画像→ランドクルーザー 56型) 55型は1975年のマイナーチェンジで、エンジンが6気筒4.2L(2F型)に拡大されて56型となりました。
1980年に56型の後継車として60型が登場しました。ボディは大きくなり、独立した前フェンダーをなくしたことで、普通の乗用車ベースのステーションワゴン的なスタイルになりました。外観だけではなく内装も乗用車的に豪華になり、電動シートやオーバーヘッドコンソールなどが装備されました。ガソリンエンジンは56型と同じ6気筒4.2Lでしたが、6気筒4.0L(2H型)と4気筒3.4L(3B型)のディーゼルエンジンが追加されました。1984年のマイナーチェンジで、ガソリンエンジンが6気筒4L(3F型)に変更され、1985年にはディーゼルターボ(12H-T型)が追加されました。1987年のマイナーチェンジで、角形4灯式ヘッドライトに変わりました。 1989年に後継車の80系が登場し、1990年に生産中止となりました。
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ミニカーは2012年に発売された国選名車コレクション製です。ディーゼルエンジン搭載のHJ60型 1982年式をモデル化しています。メーカーは表示されていませんがイクソです。(イクソの別ブランドのプレミアムXとTRIPLE 9で同じ車がモデル化されているので間違いないでしょう) プロポーションはまずまずで、灯火類などの細部もそこそこリアルで雑誌付きミニカーとしては良い出来ばえです。これ以外の60系のミニカーはダイヤペットの当時物、前述したイクソ プレミアムXとTRIPLE 9、国選名車コレクションの色違いであるFIRST 43、ハイストリー(レジン製)などがあります。55系のミニカーはトミカ リミッテド、トミーテックの1/150、GREAT LIGHTNING(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 1983 JAPAN |
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![]() DIAPET 1595 (G5) 1/40 119㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ セリカ XX 2800GT A60型 日本 1983
2代目セリカ XXが1981年に登場しました。初代 セリカ XXは豪華なスペシャルティカーでしたが、その路線は先に発売された初代 ソアラに引き継がれることになり、2代目セリカ XXは硬派の高性能車に変わりました。角形リトラクタブル ヘッドライトの独得の面構えとシャープで角ばったボディで、非常に迫力があるかっこいい車でした。
6気筒2L(125HP)1G/2.8L(175HP)5M-Gエンジンを搭載し、4段AT/5段MTで、最高速は200km/h以上(2.8L 輸出仕様)と極めて高性能でした。なお内装などの装備は豪華で、ソアラで初登場したデジタルメーターなど先進的な装備が満載でした。
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ミニカーはアオシマ DISMの物で、2006年に発売されました。テールゲートがボディ同色となった後期型をモデル化しています。キャビンが少し大きめな感じもしますが、特徴的なフロント/リアのバンパーや灯火類がリアルで、かなり良い出来ばえです。前輪が操舵でき、ボタン電池で前後のスモールライトが点灯するといった変わったギミックが付いています。当時物ミニカーとしてはダイヤペット、トミカ ダンディ、トミカがありました。最近の物では、アオシマのコールドキャストとDISMの前期/後期型、ダンディのリニューアル版、トミカ リミッテド、京商の1/64、レジン製ではWIT'SやHI-STORYなどがあります。 以下はアオシマ DISMのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。フロント/リアの拡大画像はスモールライトが点灯した状態になります。室内の画像ではデジタルメーターが緑色で再現されているのがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1982年に発売されたダイヤペットのセリカ XX 2800GT 前期型(型番G5)の画像です。当時のミニカーとしては結構よい出来ばえでした。ヘッドライトのリトラクタブル動作、ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1982年に発売されたトミカ ダンディのセリカ XX 2800GT 前期型(型番D04)の画像です。これも当時のミニカーとしては結構よい出来ばえでした。ダイアペットと同じヘッドライトのリトラクタブル動作、ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G (MS120) 1983 JAPAN |
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![]() DIAPET 1662(G43) 1/40 122㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ クラウン ハードトップ ロイヤルサルーンG MS120型 日本 1983
クラウンの7代目は1983年に登場しました。前述したマーク II 4代目同様に2ドア仕様が無くなり、セダン、4ドアハードトップ、ワゴン(バン)のバリエーションになりました。先代を洗練させたデザインで、透明樹脂を使った目新しいリアピラー処理が特徴で、当初はクラウンらしくないとの評価がありました。(今見るとそうでもないですが)
6気筒2.8L(175HP)の5M-G型、2Lの1G/1G-G型、2LターボのM-T型と4気筒2.4Lディーゼル(ターボ)エンジンを搭載し、5段変速/4段自動変速で、最高速は180km/h(2.8L)以上の性能でした。DOHCエンジンのスポーツ仕様にはクラウン初の後輪独立懸架が採用され、最高級のロイヤルサルーンGにはマイコン制御のESCが装備されました。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で、1984年に発売されました。プロポーションが正確で細部もよく再現してあり、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ただ特徴的なリアピラーがそれらしく表現されていないのが残念です。 その他の当時物ではトミカとトミカ ダンディがセダンをモデル化されています。(トミカではリアピラーを銀色の塗装で表現しています) 最近まで当時物以外のミニカーはなかったのですが、2018年にトミカ リミッテドが前期型と後期型のハードトップをモデル化しました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA COROLLA SEDAN (AE80) 1983 JAPAN |
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![]() TOMICA DANDY DJ36 1/43 98㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ セダン AE80型 日本 1983
カローラ/スプリンターは1983年に5代目(80型)に切り替わりました。4ドアセダンと5ドアハッチバックは前輪駆動車となり、全輪独立懸架が採用されました。ただしレビン/トレノのクーペ系は後輪駆動方式のままでした。ボディは同時期のトヨタ車に共通するスラントノーズを採用して、先代のデザインを洗練させたものでシンプルで品のいいデザインでした。
エンジンは4気筒1.3Lの2A型、1.5Lの3A型、1.6L(100HP)の4A型、1.8Lのディーゼル1C型で、4段AT/5段MTで、最高速は170km/h(1.6L)の性能でした。電子制御ATのECT-Sやデジタルメータなどの電子装備がカローラにも装備されるようになりました。
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ミニカーはトミカ ダンディの当時物で、1984年に発売されました。ダンディらしい正確なプロポーションで、開閉できるドアの立てつけも隙間の無いレベルの高いものでかなり良い出来ばえです。トミカの当時物ではカローラ セダン、カローラ レビン、スプリンター トレノをモデル化しています。歴代のカローラの当時物ミニカーで4ドアセダンがモデル化されているのは珍しいです。AE80系のクーペのミニカーは漫画「頭文字D」の影響で非常にたくさんモデル化されていますが、2018年現在でもセダンは当時物以外ではモデル化されていないようです。以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() カローラ FXのミニカー → データーベースでカローラ FXのミニカー検索 |
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TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 1983 JAPAN |
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![]() EBBRO 43271 1/43 99㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ レビン AE86型 日本 1983
レビン/トレノは1983年に4代目(85/86型)に切り替わりました。カローラの80系セダンは前輪駆動車と成りましたが、クーペ系は信頼性が確立された先代70系のシャーシを引き継ぐ後輪駆動車のままでした。ボディはセダンのデザインに合わせたシンプルなデザインで、レビンは角形ヘッドライト、トレノはリトラクタブル式ヘッドライトとなっていました。2ドアノッチバッククーペと3ドアハッチバッククーペの2タイプがあり、3A型4気筒1.5L(AE85)/4A型DOHC1.6L(130HP)エンジンを搭載し、4段AT/5段MTで、最高速は180km/hの性能でした。
レビン/トレノで最後の後輪駆動車であったAE86系は、「ハチロク」と呼ばれてマニアには人気がありました。さらに1995年から連載が始まった「頭文字D」の主人公の車がAE86型トレノだったことから、近年になってから人気が再燃しました。この人気を背景にして2012年にはトヨタから小型スポーツカーがトヨタ 86の名前で発売されました。また「頭文字D」仕様のトレノのミニカーもたくさん出ています。
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ミニカーは2004年に発売されたエブロ製のカローラ レビンです。エブロらしいプロポーションが正確な良い出来ばえで、灯火類などの細部もリアルにできています。エブロはAE86系のレビン/トレノを十数種類ほどモデル化しています。AE86系のレビン/トレノの当時物のミニカーは、ダイヤペットのレビン、トミカのレビンとトレノがありました。「頭文字D」のヒットで1998年頃にトミカ ダンディとトミカから「頭文字D」仕様のトレノ、M-TECHのトレノのノーマルとレース仕様が出ています。その後ユージンやREAL-Xから1/72で「頭文字D」がらみの物がでて、最近でもトミカのレビン、オートアートのトレノ、京商(1/64)のレビン/トレノ、DISM(1/24)のレビン/トレノ、国産名車コレクションのレビン、レジン製ではMARK43やイグニッションモデルなど非常にたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は2009年に発売された国産名車コレクションのレビン(No.81)の画像です。国産名車コレクション初期の物でノレブ製ですので、雑誌付きミニカーながらかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1984年に発売されたダイヤペットの当時物のレビン(1/40 型番G29)の画像です。ダイヤペットの11番工場製で、実車よりずんぐりした感じに仕上がっていて、いま一つの出来ばえです。これはドアミラーが別部品でついている初期型で、このミラーが取れやすかったので後にドア一体成型に変わっています。(なおドアミラーが付いたミニカーとしてはダイヤペット初でした) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() スプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー → データーベースでスプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー検索 |
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TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 1983 JAPAN |
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![]() DIAPET 1660(G41) 1/40 111mm
実車諸元 画像参照
トヨタ コロナ 5ドア ハッチバック T150型 日本 1983
コロナ 8代目(T150)は前輪駆動化されて1983年に登場しました。トヨタは前輪駆動車の採用に慎重であったので、コロナ 8代目は7代目の追加車種という扱いで当初は5ドアセダンのみの設定で、7代目の後輪駆動車もしばらく併売されました。5ドアセダンの発売10ケ月後に4ドアセダンが追加されました。先代のコロナはスポーツ志向でしたが、FF化された8代目は落ち着いたデザインの実用的なセダンが中心になりました。なお翌年の1984年に登場したカリーナ 4代目はこのコロナ 8代目とシャーシを共有する前輪駆動車でした。
エンジンは4気筒1.5/1.8L(115HP)と2Lディーゼル(73HP)が搭載され、4段AT/5段MTで最高速は180km/hの性能でした。1985年のマイナーチェンジで内外装が変更され、DOHC 4気筒2L(165HP)エンジンを搭載した高性能版のGT-Rが追加されました。なお1985年に追加された2ドアのコロナ クーペはコロナという名前でしたが、実際はセリカ/カリーナの姉妹車でした。(実車画像→トヨタ コロナ クーペ 1985) 1987年にコロナ 9代目(T170)にモデルチェンジしました。
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ミニカーは1984年に発売されたダイヤペットの当時物で、ダイヤペットの協力工場の11番工場製です。同時期に作られたカローラと同じ工場製なので、これもややずんぐりした感じのできばえですが、フロントグリルの雰囲気などはそれらしく出来ていてまずまずの出来ばえです。コロナ 8代目5ドアセダンのミニカーは現在(2019年)でもこれしかないので、その点で貴重なミニカーです。なおこの頃からセダン系の実用車がミニカーになることが少なくなり、コロナのミニカーはこれ以後は全く作られていません。実車のコロナも2001年にブランド名が消えましたが、このような実用車はミニカーとして人気がないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA CARINA 1600 GT-R (A60) 1984 JAPAN |
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![]() TOMICA LIMITED VINTAGE NEO LV-N59a 1/64 70mm
実車諸元 画像参照
トヨタ カリーナ 1600 GT-R A60型 日本 1984
セリカと同時にカリーナも1981年に3代目に変わりました。人気の高かった先代のボクシーなデザインを引き継ぎ、セダンは角型4灯式 クーペは異形2灯式ヘッドライトを採用しています。シャーシは7代目コロナと共用となりました。4ドアセダン、3ドアクーペに加えて初のワゴンであるサーフが1982年に追加されました。
エンジンは4気筒1.5/1.6/1.8/2Lと1.8Lディーゼル、1.6と2LにはDOHC仕様がありました。4段AT/5段MTで、DOHC2L(135HP)は最高速180km/hの性能でした。1982年には日本初のDOHCターボ仕様の1.8L(3T-GTEU 160HP)エンジンを搭載したGT-T/TRが設定され、2LのDOHCは廃止されました。1983年のマイナーチェンジでは1.6LのDOHCエンジンが2T-Gから4A-Gに切り替わりました。
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ミニカーは2011年に発売されたトミカ リミッテド ネオ製で、カラードバンパーになった1984年式GT-Rをモデル化しています。1/64と小さいながらもフロントの雰囲気など結構良くできています。マイナーチェンジ前のセダンもトミカ リミッテド ネオでモデル化されていますが、4代目以降のカリーナには2018年現在でもミニカーがなく寂しいです。(カリーナ ED 初代をCAMがレジン製で2018年にモデル化しましたが) なお3代目とカリーナ FFの当時物ミニカーはありません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA MR2 (AW11) 1984 JAPAN |
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![]() DIAPET G-44 1/40 102mm
実車諸元 画像参照
トヨタ MR2 AW11型 日本 1984
日本初の量産ミドシップ スポーツカー トヨタ MR2が1984年に登場しました。1983年の東京モーターショーで試作車SV-3が公開され、翌年に若干の仕様変更がされて量産化されました。当時流行りだったリトラクタブルヘッドライトを持つ角ばったデザインは、個人的にはスポーツカーとしてはやや地味だと思いました。コストダウンの為、エンジンと変速機は前輪駆動のカローラ 80型の物を流用し、それをミドシップ搭載しています。1984年の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。
1986年のマイナーチェンジで後期型となり、スーパーチャージャー付エンジン(145HP)が追加され、Tバールーフ仕様が設定されました。1989年まで生産され、2代目のSW20型にモデルチェンジしました。当時のWRC用ラリーカー セリカ(TA64型)の後継として、AW11型をベースにして4WD化したラリーカー(開発コード 222D)が開発されましたが、レギュレーションが変更されたことなどからWRCに参戦することはありませんでした。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で、1984年に発売されました。この頃のダイヤペットは当時としてはリアルなミニカーを作っていたので、このMR2もかなり良い出来ばえです。ボンネット/トランク/ドアが開閉でき、リトラクタブルヘッドライトも可動します。フロントにはスペアタイヤ、リアにはエンジンも再現されています。またこの2トンカラーは当時としては綺麗に仕上がっていました。(塗装が経年変化で荒れていますが。。) これ以外の当時物ミニカーとしては、トミカのSV-3、トミカ ダンディのSV-3がありました。最近の物では、Mテック、Mテックの型を使ったトサ(TOSA)コレクション、エブロ、CM'Sの222D、イクソ プレミアムXの222D、国産名車コレクション、レジン製ではMARK43などがあります。 以下はダイヤペットのMR2のフロント/リアの拡大画像とリア パネル/エンジンの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は2007年に発売された国産名車コレクション(ノレブ製)のMR2(No.43)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1985年に発売されたトミカ ダンディのSV-3(型番DJ07)の画像です。量産車とはリアスポイラー形状とTバールーフが異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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