ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN GLORIA (230) HARDTOP 1971 JAPAN

NISSAN GLORIA (230) HARDTOP
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GLORIA (230) HARDTOP


DIAPET 262 1/40 118mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.69m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 6気筒 2L 115HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速165km/h  データーベースでセドリック/グロリア 230型のミニカー検索

日産 グロリア 230型 2ドア ハードトップ 日本 1971年

 

 1971年に日産 グロリアは4代目にモデルチェンジしました。この世代からセドリックの姉妹車になった為、グリルの意匠などが異なっているだけでデザイン的にはセドリックと同じになりました。エンジンなども共通化していましたから性能的にも同じでした。ただ車格的にはグロリアが上級という位置づけで、昔の価格表を見ると同じグレードでもグロリアが一割ほど値段が高く設定されていました。セドリックのミニカーはこちら→ セドリック 3代目 230型

 

 セドリック/グロリアに採用された国産初の4ドア ハードトップは、ピラーレスでキャビンの前後の傾斜角を大きくしてキャビンを小さくするといった見た目重視のデザインでした。このデザインは好評で個人ユーザーはほとんどが4ドア ハードトップを選んだそうです。2010年頃からクーペ的なデザインを採用した高級セダン(例えばアウディ A7 など→ アウディ A7 2010)が増えてきましたが、同じような流行が繰り返されているように思います。1975年にグロリア 5代目 330型にモデルチェンジしました。 

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたダイヤペット製の当時物です。グロリア 2ドア ハードトップのモデル化で、ダイヤペットはセドリックのセダンとハードトップもモデル化していました。実車同様にセドリックの金型を流用して、前後グリルをグロリアに変更しています。特に角型ヘッドライトを透明プラスチック製パーツにしたことで、従来のメッキパーツのヘッドライトよりフロントグリルがリアルに再現されています。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。なおこの個体は底板が少し変形して、ボディ全体が少し弓型に反っています。(この変形の原因を詳しく知りたい方はこちらを参照 →ダイキャストの材質の問題) 当時物ミニカーではトミカのセダン、ダンディのバンがありました。当時物以外では、アドバンスピリットのセダン、トミカ リミッテドのセダン、2ドアハードトップがあります。  以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN GLORIA (230) HARDTOP 1
NISSAN GLORIA (230) HARDTOP 2

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NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 1971 JAPAN

NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610)


DIAPET 293 1/40 109mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.22m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 125HP 5段変速
性能: 最高速170km/h  データーベースで日産 ブルーバード 610のミニカー検索

日産 ブルーバード U ハードトップ SSS 610型 日本 1971年

 

 1971年に日産 ブルーバード 4代目 610型が登場しました。4輪独立懸架などの基本構成は510型を踏襲していましたが、ボディは大型化し名前はブルーバード Uとなりました。当時の日産はリアピラーの形状に特徴のある曲面的なデザインを全モデルに採用しており、この車もそのJの字型に跳ね上がったリアパネルを持つ個性的なスタイルでした。4ドアセダン、2ドアハードトップとワゴン(バン)が設定されていました。

 

 エンジンは4気筒1.6L(100HP)/1.8L(125HP)のL型で、3段AT/5段MT変速で最高速170Km/h(1.8L)の性能でした。1.8Lの高性能版SSSには電子制御燃料噴射(日産EGI)が搭載されていました。1973年のマイナーチェンジで、フロント/リアのデザインが変わりました。その際にホイールベースとフロントノーズを延長して6気筒2L(125HP)L型エンジンを搭載し、装備を高級にした2000GTシリーズが追加されました。1976年にブルーバード 5代目 810型にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1972年に発売されたダイヤペット製の当時物です。ダイヤペットの協力工場の2番工場製で、ウインカーや車名ロゴの筋彫りを強調した少し癖のある作風です。ただこの作風が実車のイメージに合っていてかなり良い出来えになっています。ボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミック付きです。ダイヤペットは標準シリーズで2000GT 4ドアセダン、チェリカ 80シリーズ(1/53)で1800 ハードトップもモデル化しています。これ以外の当時物ではモデルペットのハードトップ、トミカの1800と2000GT ハードトップ、トミカ ダンディの1800 ハードトップとそのレーシング仕様などがありました。最近の物では国産/日産名車コレクションの2000GT ハードトップがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 1
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 2

 以下は1974年に発売されたダイヤペット製の当時物 日産 ブルーバード U 2000GT セダン (1/40 型番G34)の画像です。こちらは上記の型番293と別の協力工場が担当したもので作風が違っています。このミニカーは開閉ギミックをドアのみとして室内の造形などを簡略化した廉価版として作られた物でした。(当時のダイヤペットは800円ほどでこれは550円でした) ただこの開閉ギミックを減らしたことでポンティアックのようなフロントグリルを持つロングノーズがうまく再現されることになり、廉価版ながら良い出来ばえになっていました。ただ少し安くてもギミックが少ないミニカーは子供には受けなかったようで、この廉価版はこれと型番G1のトヨタ コロナ バンだけの試みに終わりました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U SEDAN (610) 3
NISSAN BLUREBIRD U SEDAN (610) 4

 以下は1973年に発売されたモデルペット製の当時物 日産 ブルーバード U ハードトップ (1/42 型番52)の画像です。全体的にシャープな造形で、上記のダイヤペットよりも良く出来ています。こちらもボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミック付きですが、可動部の立て付けもダイヤペットより上手です。ただし当時流行りであったフリーホイールの安っぽい見た目が、その良い出来ばえを台無しにしています。当時は走らせて遊ぶ為のフリーホイールを採用することがミニカーの主流だったので、これは仕方ないことだったのですが。。。上記のダイヤペットの型番G34のブルーバード U 2000GTのホイールも実はフリーホイール仕様なのですが、ダイヤペットが廉価版でも見た目が悪いフリーホイールを使わなかったことは評価できます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 51
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 6

 以下はフロント/ボンエットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 7
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 8

 以下は2009年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製のブルーバード U 2000GT ハードトップ (1/43 No.31)の画像です。メーカーはノレブで、ロングノーズの2000GT ハードトップをモデル化しています。ノレブらしいそつのない造形でプロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されています。フロントグリル/リアパネル/ホイールなどの細部も結構リアルで安価な雑誌付きミニカーながら良く出来ています。同じ型の色違い(白)が国産名車コレクションのNo.79にもあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 9
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 10

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 11
NISSAN BLUREBIRD U HARDTOP SSS (610) 12

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NISSAN SKYLINE 2000 GT (GC110) 1972 JAPAN

NISSAN SKYLINE 2000 GT (GC110)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE 2000 GT (GC110)


AOSHIMA DISM HACHETTE 224 1/43 103mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.63m エンジン 変速機: 6気筒 2L 125HP 5段変速
性能: 最高速175km/h  データーベースで日産 スカイライン C110のミニカー検索

日産 スカイライン 2000 GT GC110型 日本 1972年

 

 日産 スカイライン 4代目は「ケンとメリーのスカイライン」という名前(CMコピー)で1972年に登場しました。先代の特徴であったボディサイドのサーフィンラインを継承しつつ、直線的なデザインになりました。4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴン(バン)の車種構成で、ハードトップの太いリアピラーにJの字で立ち上げるJラインは当時の日産車に共通するスタイルでした。シャーシは先代を踏襲していましたが、4/6気筒エンジン搭載車で異なっていたホイールベースは一本化されました。エンジンはG型4気筒1.6L(100HP)、1.8L(105HP)、L型6気筒2L(115-125HP)の3種類で、3段AT/5/4段MT変速で最高速175Km/h(2L)の性能でした。

 

 1973年にハードトップにS20型 DOHC 6気筒2L(160HP)エンジンを搭載した高性能版の2000 GT-R (KPGC110)が追加されました。1975年のマイナーチェンジでフロント/リアのデザインが変更され、1.6/1.8LエンジンがL型エンジンに切り替わりました。また2Lに電子制御燃料噴射(EGI)を採用した2000GT-XEが設定されました。登場時のCMコピーから分かるように、スカイライン 4代目は従来の硬派イメージからマイルドなイメージに転換をはかっていたようでした。1977年にスカイライン 5代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2014年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製で、スカイライン 4代目のセダン 2000 GTをモデル化しています。プロポーションが良く、フロント/リアの造形もまずまずリアルでそこそこの良い出来ばえです。2013年にアオシマ DISMがスカイライン 4代目をモデル化していましたが、この国産名車コレクションのスカイライン 4代目はそのアオシマ DISMの型を流用しています。ベースとなったDISMの物は、車高が変えられるギミック付でしたが、そのギミックは作動しないように変更されています。アオシマはスポイラーやホイールを変更したカスタム仕様などスカイライン 4代目をたくさんモデル化していました。スカイライン 4代目の当時物ミニカーはダイヤペットのハードトップ GT-Xとバン 1/40とGT-Rの1/30、トミカのGT-X 1/64、トミカ ダンディのGT-R 1/47がありました。ダイヤペットのGT-Xは後にオーバーフェンダー/リアスポイラーを追加してGT-R風に変更され、トミカのGT-Xも後にGT-R風に変更されました。当時物以外では京商の4ドアセダン/GT-R、エブロのGT-R、アオシマ DISMの4ドアセダンとそのカスタム仕様、トミカ リミッテドのGT-Rとバン、イグニッションモデル(レジン製)の1/18と1/43、MARK43(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN SKYLINE 2000 GT (GC110) 7
NISSAN SKYLINE 2000 GT (GC110) 8

 以下は1973年に発売されたダイヤペット製の当時物 日産 スカイライン ハードトップ GT-X (1/40 型番1116(D16))の画像です。フロントグリルやテールライトの仕上げを簡素化してコスト削減をはかった廉価版のミニカーなのでその部分が安っぽいです。したがってフロントの顔付は実車の雰囲気からすこし外れていますが、側面から見たプロポーションはまずまずです。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE HARDTOP GT-X (GC110) 1
NISSAN SKYLINE HARDTOP GT-X (GC110) 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE HARDTOP GT-X (GC110) 1
NISSAN SKYLINE HARDTOP GT-X (GC110) 2

 以下は1974年に発売されたダイヤペッ製の当時物 日産 スカイライン 4代目 バン (1/40 型番G23)の画像です。このバンはフロントグリルの造形が上手くプロポーションも良いので、上記のハードトップ GT-Xより出来が良いです。ボンネット/ドア/テールゲートが開閉するギミック付きです。このように商用バンまでモデル化されていることから、当時のスカイラインの人気が高かったことが分かります。(実車画像→ 日産 スカイライン バン) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110) ANA

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/テールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110) ANA

 以下は1974年に発売されたダイヤペット製の当時物 日産 スカイライン 4代目 バン 全日空サービスカー (1/40 型番P32)の画像です。上記のバンに紙シールを貼って全日空サービスカーに仕立てたものです。当時はデカールではなく紙シールでしたが、白いボディに青い全日空ロゴはなかなかきれいに出来ています。これ以外にも屋根にTVカメラ台を積載したNHK テレビ中継車仕様(型番P35)もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110)
NISSAN SKYLINE VAN (GC110) ANA

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NISSAN LAUREL HARDTOP (C130) 1972 JAPAN

NISSAN LAUREL HARDTOP (C130)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN LAUREL HARDTOP (C130)


NISSAN CAR COLLECTION 28 1/43 105mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.67m エンジン 変速機: 6気筒 2L 125HP 5段変速
性能: 最高速170km/h  データーベースで日産 ローレルのミニカー検索

日産 ローレル ハードトップ C130型 日本 1972年

 

 1972年に日産 ローレル 2代目(C130型)が登場しました。同時期に登場したスカイラインとシャーシを共有していたので、今見ると両車は良く似たデザインになっていることが分かります。ボディはスカイラインより少し大きく、4ドアセダンと2ドアハードトップが設定され、バン/ワゴンの設定はありませんでした。ハードトップはスタイリッシュなクーペで、リアバンパーに組み込まれたテールライトを持つ独得のスタイルで人気がありました。(このスタイルはテールライトが付いたリアバンパーが豚の鼻のように見えることから「ブタケツ」と呼ばれました)

 

 エンジンは4気筒1.8L(105HP)/2L(110HP)のG型と6気筒2L(125HP)のL型で、3段AT/5/4段MT変速で最高速170Km/h(2L)の性能でした。1973年のマイナーチェンジでローレル初の3ナンバー規格となる6気筒2.6L(140HP)エンジンを搭載する2600GLが追加されました。1975年には排ガス対策で2Lクラスのキャブレター仕様が燃料噴射のEGI仕様に変更され、6気筒2.6Lが2.8Lに変更されました。1977年にローレル 3代目(C230型)にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 ローレル 1977)

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。メーカーはノレブで、直線的なボディラインや特徴的なリアデザインが良く再現され、独特の実車デザインがうまく再現されています。また灯火類や室内などの細部もそこそこリアルに再現されています。ただキャビン部分がやや小さめにデフォルメされているプロポーションは今ひとつな気がします。同じ型の色違い(白)が国産名車コレクションのNo.153で発売されています。ローレル 2代目の当時物ミニカーはダイヤペット チェリカ 80のハードトップ、トミカのハードトップがありました。当時物以外ではエブロのハードトップ、トミカ リミッテドの前期型/後期型セダン、イグニションモデル(レジン製)のハードトップなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN LAUREL HARDTOP (C130) 1
NISSAN LAUREL HARDTOP (C130) 2

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NISSAN (DATSUN) 1500 TRUCK (620) 1972 JAPAN

NISSAN (DATSUN) 1500 TRUCK (620)
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NISSAN (DATSUN) 1500 TRUCK (620)


DIAPET T33 (204) 1/40 114mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.59m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 77HP 4段変速
性能: 最高速135km/h  データーベースでダットサン トラックのミニカー検索

日産 ダットサン 1500 トラック 620型 日本 1972年

 

 前述したダットサン トラック 6代目の後継車として、7代目(620型)が1972年に登場しました。北米市場を狙って開発されたので、アメリカ人好みのデザインとなっていました。ショート/ロングの2種類のホイールベースがあり、シングルキャブトラック(ロングボディ有)とタブルキャビンピックアップ(6人乗り)のボディ構成でした。国内向けは4気筒1.3/1.5Lエンジンで、北米向けは4気筒1.6/1.8/2Lエンジンに自動変速機仕様があり、狙い通りに北米市場でヒットしました。以下その後の簡単な経過です。

 

  • 1979年 ダットサン トラック 8代目(720型) 登場
  •  
  • 1985年 ダットサン トラック 9代目(D21型) 登場
  •  
  • 1997年 ダットサン トラック 10代目(D22型) 登場 日産ブランドが適用され、名前が「日産 ダットサン トラック」となりました。(実車画像→日産 ダットサン ダブルキャビン ピックアップ) 2002年に国内向けの生産が終了しました。

 

 

 ミニカーは1974年に発売されたダイヤペットの当時物です。ダイヤペットの標準縮尺1/40より少し大きめに出来ています。フロントグリルとバンパーが一体成型されたフロント周りの雰囲気がいまいちですが、全体的なプロポーションは悪くないです。日通トラック、郵便車、レッカー車のバリエーションと日産特注品(輸出先向け販促品)がありました。これ以外ではプラモデルメーカーのナガノが「MODEL LINE」というブランド名で作っていた1/43 ホワイトメタル製少量生産品、ハイストーリー(レジン製)の1979年式の最終仕様、マイストの1/55などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像と荷台/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN (DATSUN) 1500 TRUCK (620) 1
NISSAN (DATSUN) 1500 TRUCK (620) 2

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