ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CITROEN CX 1974 FRANCE

CITROEN CX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 29 1/43 108mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.66m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 4気筒 2.2L 115HP 5段変速
性能: 最高速186km/h
データーベースでシトロエン CXのミニカー検索

 

シトロエン CX フランス 1974

 

 シトロエン DSの後継車として1974年に登場したのがCXです。名前は空気抵抗係数を示す記号CXに因んだ物で、その名の通り空力に優れた滑らかなボディにDS譲りのハイドロニューマチックシステムを継承していました。CXは一見ハッチバックに見えますが、後席背後はハッチではなく独立したトランクでした。またリアウインドーが凹面ガラスになっているのもCXの特徴で、空気抵抗を軽減する効果があったそうです。当初のエンジンは4気筒2L(102HP)/2.2L(115HP)で、DSとは異なり横置きされており、5段変速で最高速186km/h(2.2L)の性能でした。1975年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1975年にホイールベースを延長した高級仕様セダンのプレステージ、ホイールベースを延長したワゴンのブレークと7人乗りのファミリアーレが追加され、1979年にはセダンにリムジーンが追加されました。エンジンは1978年に2.5Lディーゼル、1983年に2.5L、1984年に2.5Lターボ(168HP)が追加されました。(全て4気筒エンジン) 1985年のマイナーチェンジで後期型となり、金属製の前後バンパーが樹脂製に代わり、フロントのデザインや内装が変更されました。1989年に後継車のXMにモデルチェンジしました。総生産台数は約110万台でした。なおシトロエンは経営不振で1974年にプジョーに吸収合併されたので、CXはシトロエン独自設計の最後のモデルでした。   

 

 

 ミニカーは1975年に発売されたソリドの当時物です。ソリド最盛期のミニカーなので非常に良い出来ばえで、CXの特徴的なフロント周りの雰囲気や滑らかなボディをうまく再現しています。ソリドはブレークもモデル化しており、別ブランドのベレムでもセダンとブレークを数種類モデル化しています。これ以外の当時物ミニカーとしては、スペイン ディンキー、そのスペイン ディンキーと同じ型を使っているオートピレン、ノレブ、マッチボックス、ガマ、ポリスティル(ポリトーイ)の1/25などがありました。最近の物ではイクソ、ノレブの1/43と1/18、ミニチャンプス、レジン製ではネオ、マトリックスなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN CX 1
CITROEN CX 2

 以下は1978年に発売された同じソリド製の当時物 シトロエン CX ブレーク (1/43 型番65)の画像です。CXのブレークは全長が長いので、ずいぶんかっこいいです。テールゲート開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX BREAK 1
CITROEN CX BREAK 2

 以下は1978年に発売されたスペイン ディンキー製の当時物 シトロエン CX (1/43 型番1455)の画像です。縮尺は1/43となっていますが、実際には少し小さめ(全長104㎜)にできています。サイズが小さいのが今一つですが、上記ソリドとほぼ同等の良い出来ばえです。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX 3
CITROEN CX 4

 以下は1977年頃に発売されたオートピレン製の当時物 シトロエン CX (1/43 型番1455)の画像です。上記のスペイン ディンキー製と同じ型を使っているオートピレン版です。ほとんど同じ物ですがホイールが違っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX 5
CITROEN CX 6

 以下は1974年に発売されたノレブ製の当時物 シトロエン CX (1/43 型番845)の画像です。当時のノレブの廉価版ミニカー JET CARシリーズの1台です。ヘッドライトの処理など安っぽい作りですが、プロポーションは悪くないです。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX 7
CITROEN CX 8

 以下は1977年頃に発売されたポリスティル(ポリトーイ)の当時物 シトロエン CX (1/25 型番S38)の画像です。ポリトーイの大スケールミニカー Sシリーズの1台で、縮尺1/25で全長約180㎜の大きなサイズです。ボンネット/ドア/トランク開閉ギミック付で、特にドアはドアハンドルをスライドさせてドアロックを外すといった凝った仕掛けになっています。ドアは凝っていますが、エンジンルーム内のエンジンや室内の造形は1/25サイズとしては物足りないレベルです。ただ当時の大スケールミニカーではこれが標準的なレベルでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX 9
CITROEN CX 10

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX 11
CITROEN CX 12

 以下は2005年に発売されたミニチャンプス製のシトロエン CX プレステージ (1/43 型番400111400)の画像です。ロングホイールベースで全長約4.9mのプレステージをモデル化していますので、全長が116㎜と上記のソリド製などより大きいです。灯火類やクロームモールなどの細部がリアルに再現されたミニチャンプスらしい良い出来ばえです。室内の造形や色使いもリアルで高級な感じがうまく再現されています。ただワイパーが少し目立ち過ぎることが今一つです。ミニチャンプスはブレークもモデル化してます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX PRESTIGE 1
CITROEN CX PRESTIGE 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN CX PRESTIGE 3
CITROEN CX PRESTIGE 4

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CITROEN 2CV 6 1975 FRANCE

CITROEN 2CV 6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTOPILEN 351 1/43 89㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.78m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 28HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
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シトロエン 2CV 6 フランス 1975

 

 2CVは1955年に排気量を425cc(12HP)に拡大し、1970年には新設計の602cc(28HP)を追加して税制上は3CVとなりましたが、名前は2CVのまま(2CV 6と呼ぶ)でした。また内外装のマイナーチェンジ、限定モデルのチャールストンやドーリーの追加などで時代に応じてアップデートを続けました。

   さらに後ろを箱形の荷室にした商用バン、ジープタイプのメアリ、エンジンを前後に積んだ4WD車4X4サハラなどの派生車種も追加されました。最終的には排ガス規制や安全基準に対応できなくなり、1988年に40年間の長きにわたる生産が中止されました。

 

 ミニカーはオートピレン製で上述したディンキーの型を流用してライトを角形に変更してあります。この角形ライトは1975年頃に一時的に採用されましたが、評判が悪くすぐに丸形に戻ったそうです。2CVは積載荷重による姿勢変化が大きいので、光軸を調整するためにヘッドライト左右が下の横棒で連結されていて角度が調整出来るようになっているのですが、その構造がこのミニカーでよく分かります。

 

 

 以下はフロントとリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN 2CV 6 1
CITROEN 2CV 6 2

 以下はノレブの2CV 1975年(型番843 プラスチック製)とソリドの2CV 1975年(型番56)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN 2CV 6 3
CITROEN 2CV 6 4

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CITROEN LN 1976 FRANCE

CITROEN LN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 72 1/43 78mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.39m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 32HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
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シトロエン LN フランス 1976

 

 シトロエン DSと2CVは優れた車でしたが、その間を埋める量販車を持っていなかったシトロエン社は、1960年代後半にDSと2CVが旧態化して販売が低迷すると経営不振に陥りました。また1965年には同様に経営不振だったパナールを吸収合併していますが、経営不振どうしが合併しても所詮はうまくいかないものです。結局シトロエンは1974年にプジョーに吸収合併されました。

 

 プジョー グループとなって最初に発表されたのはシトロエン LNでした。LNは旧態化した2CVを後継する小型車でしたが、中身は1973年に発売されたプジョー 104 クーペのフロント グリルを変えただけの車でした。(シトロエンらしくないのでシトロエンのファンには不評でした) エンジンはアミ 8の2気筒602cc(32HP)を搭載していました。1978年には排気量を650ccに拡大しLNAとなり、後にプジョーの4気筒1.1Lエンジンも搭載されましたが、1986年に生産中止となりました。総生産台数は約35万台で、LNの後継者はビザでした。

 

 

 ミニカーは1978年に発売されたソリドの当時物です。テールライトの塗装を省くなどコストダウンで仕上げが簡素化されていますが、プロポーションは良くシトロエンらしく見えない点?が良く再現されています。 ソリドは同じ1978年に型番81でプジョー 104 クーペをモデル化しているのですが、実車と同様にプジョー 104 クーペのミニカーはこのシトロエン LNのフロントグリルを変えただけのものでした。 これ以外のLNのミニカーはソリドの別ブランドのべレム、イクソ系のノスタルジーなどがあります。フランスのミニカー付雑誌の「PASSION CITROEN」のNo.77でLNAがモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN LN 1
CITROEN LN 2

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CITREON MEHARI 1978 FRANCE

CITREON MEHARI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 137 1/43 84mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.52m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 26HP 4段変速
性能: 最高速100km/h
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シトロエン メアリ フランス 1978

 

  ディアーヌのシャーシの上にジープ風のオープン ボディを載せた多目的車がメアリで1968年に登場しました。(フランス語ではHは発音しないのでメハリではなくメアリと呼びます) ボディはABS樹脂製で、この材質を初めて自動車に適用した物でした。(なおFRP樹脂製のボディ パネルは1953年にGMがコルベットで採用しています)エンジンはディアーヌ用の602cc(26HP)を搭載しています。当初は2シータでリアは荷台でしたが、後に折畳み式のリアシートも追加されました。

 

 また1979年には4輪駆動式のメアリ 4X4が設定されました。この4輪駆動はエンジンを前後に2つ搭載する2CV 4X4サハラとは異なり、一つのエンジンによるパートタイム式でした。メアリ 4X4は1982年まで、2輪駆動のメアリは1987年まで生産されました。

 

 

 ミニカーは国産名車コレクションのNo.268 イクソ製で、2016年に発売されました。イクソは型番CLC202でメアリをモデル化していますので、それを流用したものです。良く再現されたフロントグリルやリアルなソフトトップなど、雑誌付きのミニカーながら非常に良い出来ばえです。メアリの当時物ミニカーとしてはノレブ、ポリトーイなどがありました。最近の物では、ソリド、ノレブの1/18と1/43、イクソなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とソフトトップ/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITREON MEHARI 1
CITREON MEHARI 2

 以下はノレブの当時物(型番137 プラスチック製) の拡大画像です。この頃のノレブのミニカーは経年変化でボディが変形するものが多く、このメアリも側面から見ると少し変形していますが、実車がこんな具合に曲がっていたわけではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITREON MEHARI 3
CITREON MEHARI 4

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CITROEN VISA 1978 FRANCE

CITROEN VISA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 882 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.69m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
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シトロエン ビザ (ヴィザ) フランス 1978

 

 プジョーとの合併後にシトロエン LNの後継車としてシトロエンが開発したシトロエン ビザが1978年に登場しました。シトロエン LNと同様にプジョー 104をベースにしていましたが、変わった顔つきのフロントやサテライトスイッチのインパネなどにシトロエンらしい味付けがされていました。(プジョーそのものだったシトロエン LNはシトロエンのファンには不評だったのでその対応でした) ボディは5ドアハッチバックだけで、当初のエンジンは2CVから引き継いだ空冷水平対向2気筒 652cc(35HP)と水冷4気筒1.1L(50HP)を搭載し、4段変速 最高速140km/h(1.1L)の性能でした。

 

 4気筒1Lと1.3Lの水冷エンジンが追加され、1982年のマイナーチェンジでフロントが一般受けするデザインに変わり空冷エンジンがなくなりました。1984年には1.8Lのディーゼルエンジンが追加されました。1985年にはプジョー 205 GTIの1.6L(115HP)エンジンを搭載した高性能版の1.6 GTiが追加されました。またビザをベースにした商用車として、C15がありました。1986年に後継車のAXが登場し、1988年に生産を終了し総生産台数は約125万台でした。

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたノレブの当時物です。当時の流行りで見た目の良くないフリーホイールが使われているのが今一つですが、プロポーションは悪くなく特徴的なフロントグリルはうまく再現されています。ドア開閉ギミック付です。これ以外の当時物としてはソリドのクーガー(COUGAR)、ソリドを流用したディンキーのクーガー、メーベトイがありました。最近の物では、ノレブの新作、イクソとトロフューからはラリー仕様が出ています。  以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN VISA 1
CITROEN VISA 2

 以下は1980年に発売されたソリド クーガー製の当時物 シトロエン ビザ (1/43 型番1302)の画像です。ソリド クーガーは当時のディンキーでもクーガー シリーズとして販売されていて、このビザ以外にプジョー 504、フィアット リトモ、アルファ ロメオ GTVなどがありました。当時の廉価版ミニカーでしたから、安っぽいホイールなど簡素な仕上げですが、プロポーションは悪くありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN VISA 1
CITROEN VISA 2

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CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 1982 FRANCE

CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 290 1/43 89㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.86m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 28HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
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シトロエン 2CV 6 チャールストン フランス 1982

 

 2CVは1948年から1988年(ポルトガルでは1990年)まで、40年以上の長きにわたり生産されました。その間エンジン等の改良はありましたが、大きなモデルチェンジはなく、約388万台が生産されました。これはフォルクスワーゲン ビートルの約2100万台、フォード T型の約1500万台にはかないませんが、それらと同じ偉大な車であることは間違いありません。

 

 1980年代になると、2CVは実用車というよりもファッションアイテム的な存在になりました。1980年代の2CVには以下の4タイプがありました。

  • スペシャル:標準仕様の一番質素なモデル
  • ドーリー:1985年登場 スペシャルの上級仕様で白/赤、白/緑などの2トンカラーが特徴
  • クラブ:スペシャルの上級仕様で角型ヘッドライトが特徴(1975年の角型ヘッドライト仕様CONFOTRTの後継)
  • チャールストン:1980年に茶/黒の2トンカラーの限定車として登場 1981年に最上級仕様としてカタログモデルとなり、その後黄/黒、灰/黒の2トンカラーを追加 一番良く知られているモデル

 

 

 2CVの特別仕様車としては、1976年のスポット(SPOT 白/オレンジの内外装)、1981年の映画'007 ユア アイズ オンリー'に登場したボンドカー仕様の007(黄ボディで007ロゴと銃痕風のステッカー付)、1986年のフランスのサッカー ワールドカップ進出を記念したココリコ(COCORICO 青/白/赤のフランス国旗カラー)、1983年のアメリカズカップ ヨットレースに参戦したフランスのヨット 'フランス3'の資金援助の為に発売されたフランス3(又はビーチコンバー)(FRANCE3 BEACHCOMBER 白ボディに青いライン)などがありました。
データーベースで2CV 特別仕様車のミニカー検索

 ミニカーは国産名車コレクション製で2017年発売、メーカーはイクソです。特徴的な茶/黒の2トンカラーとクロームのモールディングが綺麗に再現されていて、グリルや灯火類もまずまずです。ルーフが開いているので、そこそこに再現された室内も良く見えます。イクソはカタログモデルでは2CV 60周年記念HERMES仕様(型番CLC206)をモデル化しています。これ以外のチャールストンのミニカーは、ノレブ、ミニチャンプス、ソリド、ビテスなど約30種以上があります。スポット、スペシャル、クラブ、ドーリー、ココリコ、フランス3も全てモデル化されていて、2CVの人気が高いことがミニカーに反映されています。以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 1
CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 2

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CITROEN BX 16 TRS 1982 FRANCE

CITROEN BX 16 TRS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 154001 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.23m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 94HP 5段変速
性能: 最高速176km/h
データーベースでシトロエン BXのミニカー検索

 

シトロエン BX 16 TRS フランス 1982

 

 シトロエン GSとCXの間を埋める車として、BXが1982年に登場しました。デザインはカロッツェリア ベルトーネのM.ガンディーニによるものです。直線的な面構成のボディは従来のシトロエンのデザインの流れから外れるものでしたが、これが新しいシトロエンのイメージになりました。ハイドロニューマチック式サスペンションや1本スポーク式ステアリングなどのシトロエンらしさも健在でした。5ドアハッチバック/ブレークのボディに、当初は4気筒1.4L/1.6L(94HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速176km/h(1.6L)の性能でした。

 

 プジョー製4気筒1.9Lディーゼルエンジン搭載車、4気筒1.9L(105HP)エンジン搭載のGT系、DOHC4気筒1.9L(122HP)エンジン搭載の高性能版16V、ラリー選手権用に4気筒2.1Lターボエンジン搭載で4WD化した4TCなど非常に多くのバリエーションがありました。合理的な設計で実用的であったBXは大ヒットしました。1993年に後継車のエグザンティアが登場し生産中止となりました。総生産台数は約230万台でこれはシトロエン 2CVに次ぐ台数だったそうです。日本でも当時販売提携を結んでいたマツダのユーノス店で販売されていました。(ほとんど売れなかったようですが) 

 

 

 ミニカーは1997年頃に発売されたノレブ製です。1.6Lエンジンを搭載した少し上級グレードの16 TRSをモデル化しています。ノレブは1980年代に主流としていたJET CARシリーズなどの廉価版ミニカーから脱却して1990年代にはマニア向けの高品質なミニカーを作り始めました。このBXは実車のスクエアなデザインが良く再現され、灯火類などの細部の仕上げもまずまずです。BXの1/43ダイキャスト製ミニカーとしてはベストの出来ばえだと思います。BXの当時物ミニカーはノレブ(JET-CAR)、ポリスティルの1/25がありました。当時物以外ではイクソ系のノスタルジー、イクソのラリー仕様、KESS MODEL(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN BX 16 TRS 1
CITROEN BX 16 TRS 2

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CITROEN XM 1989 FRANCE

CITROEN XM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 8501 1/18 260mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.71m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型6気筒 3L 170HP 5段変速
性能: 最高速222km/h
データーベースでシトロエン XMのミニカー検索

 

シトロエン XM フランス 1989

 

 CXの後継として、XMが1989年に登場しました。この車もBXと同じベルトーネのデザインで、直線的な面構成ながらBXよりも滑らかなスタイルです。ハッチバックですが、リアシートと荷室の間には仕切りのガラスがあります。従来のハイドロニューマチック式サスペンションが電子制御のハイドラクティブ式に変わっています。4気筒2L、V型6気筒3L(170HP)、4気筒2.5Lディーゼルエンジンを搭載し、5段/4段自動変速 最高速222km/h(3L)の性能でした。1990年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1991年に全長4.96mのブレークが追加されました。ターボ ディーゼルエンジンやDOHC 24バルブ V型6気筒エンジンなども追加されました。1994年の後期型へのマイナーチェンジで、メーター/ダッシュボード形状が変わり、DSから受け継がれていた1本スポーク式ステアリングがなくなりました。2000年のC5登場で、生産中止となりましたが、その後本来の後継車C6が登場しました。

 

 

 当時物のミニカーはソリドの1/18しかありません。(1990年代前半はミニカーがあまり作られていなかった時期なので) 1/18ながらドアが開閉しないのですが、ボンネットとリアゲートは開閉します。サイズが大きいだけあって室内は結構リアルで、当時のミニカーとしてはスケールモデル的な作りで結構良くできています。最近の物ではノレブが前期型と後期型をモデル化しています。他にはイクソ系列のノスタルジーのセダン、レジン製ではSTARTERのセダンやNEOのブレークなどがあります。 以下はソリドのフロント/リアの拡大画像と室内/テールゲートの画像です。テールゲートを開くとその下にある仕切りガラスがちゃんと再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN XM 1
CITROEN XM 2

 以下はノレブ(型番159100)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN XM 3
CITROEN XM 4

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CITROEN AX GTi 1991 FRANCE

CITROEN AX GTi 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 305 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.53m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 100HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
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シトロエン AX GTi フランス 1991

 

 ビザLNを後継する車としてAXが1986年に登場しました。グループ内のプジョー 205をベースとした車で、1982年に登場したBXと同じようなグリルレスのフロントを持ちますが、全体的にBXより角が取れたデザインになっています。当初は3ドアハッチバックだけで、後に5ドアハッチバックが追加されました。エンジンは4気筒1L/1.1L/1.3L1.4L(65HP)ガソリンと、1.4L/1.5L(58HP)ディーゼルがありました。AXはプラスチック部材を使った軽量な車体(640kg)でボディも空力的に優れていた為、燃費性能が優れていました。

 

 1987年に1.3L(95HP)/1.4L(85HP)エンジンを搭載した高性能版のスポーツが追加されました。1991年のマイナーチェンジで、シトロエンのロゴが中央に移動し、前後バンパーの意匠変更が行われました。同年に電子式燃料噴射の1.4L(100HP)エンジンを搭載した高性能版GTiが追加されました。1996年に後継車のサクソが登場しましたが、AXは1998年まで生産されました。総生産台数は約240万台で、営業的には成功しています。AXは軽量化/経済性に重点を置いてデザインされていたので、従来のシトロエンらしさという観点では物足りない感じがします。(ハンドルは1本バーですが、ハイドロニューマチック式サスペンションなどは採用されず、見た目もプジョーなどと変わらない)

 

 

 ミニカーは国産名車コレクション製で2017年発売、高性能版GTiをモデル化、メーカーはイクソです。イクソは型番CLC176/177でAXをモデル化していてこれはその廉価版です。内装が無彩色に簡素化されていますが、プロポーションは良くフロント/リアも実車のイメージをうまく再現していて、AXのミニカーとしては良い出来ばえだと思います。AXはシトロエンらしくないので人気が無かったようで、当時物の量産ミニカーがありませんでした。最近になってブッシュの1/87とイクソの1/43などでモデル化されました。AXの後継車であるサクソもあまり人気が無いようで、ミニカーはイクソのラリー仕様とノレブしかありません。
データーベースでシトロエン サクソのミニカー検索
以下はフロントとリアの拡大画像、室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN AX GTi 1
CITROEN AX GTi 2

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CITROEN ZX 1991 FRANCE

CITROEN ZX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1523 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.07m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 75HP 5段変速
性能: 最高速172km/h
データーベースでシトロエン ZXのミニカー検索

 

シトロエン ZX フランス 1991

 

 上述したシトロエン ビザの後継車AXBXとの間を埋める車として、ZXが1991年に登場しました。デザイン的にもBXの弟分といったスタイルをしています。当初は5ドアハッチバックで、後に3ドアハッチバック/5ドアブレークが追加されました。ハイドロニューマチック式サスペンションは採用されず、一般的な金属バネのサスペンションでした。4気筒1.1L、1.4L、1.6L、1.8L、1.9L(130HP)、2.0Lエンジン、4気筒1.9LディーゼルエンジンとBX同等搭載エンジンが多く、5段/4段自動変速 最高速197km/h(1.9L)の性能でした。

 

 ハイドロニューマチックが採用されていないなどシトロエンらしさを欠いていたので、BXのようには売れなかったようです。1995年にフロントグリルが変更され後期型となりました。ZXはフランスでは1998年に生産中止となり、後継車はクサラでした。総生産台数は約213万台でした。ZXはその後もプジョーグループの中国での合弁会社「東風プジョー シトロエン」で生産され、中国市場専用でボディをノッチバックに変えたエリゼ(ELYSEE)という車もありました。(実車画像→ シトロエン エリゼ 2002)

 

 

 ミニカーは1991年に発売されたソリドの当時物です。1990年代になるとソリドは1980年代の廉価版ミニカーから脱却して、安価ながらも良い出来ばえのミニカーを製作し始めました。このZXも細部の仕上げは値段相応ですが、全体の造形は全盛期のソリド並みの良いレベルに仕上がっています。(塗装下処理が悪かったのか、この個体は塗装が荒れていますが) ZXの当時物ミニカーはこのソリドの型を使ったべレム製もあり、最近の物ではノレブのセダンとラリー仕様などがあります。なおラリー仕様のZXの実態はプジョー 205のラリー専用車でしたので、ZXとは見た目がかなり違っています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN ZX 1
CITROEN ZX 2

 以下は2000年頃にオークションで入手した中国製のミニカーでBXの中国版である富康(FUKANG)988 (1/43 型番不詳)の画像です。台座に書かれた「神龙(神龙汽车有限公司)」とは上述した「東風プジョー シトロエン」である「神龍汽車有限公司」の簡体字表記です。1992年にZXをベースにした富康が登場し1998年にはそれを3ボックス化した富康988となり、さらに2002年のマイナーチェンジでエリゼに名称変更されました。このミニカーは中国で販促品として使われたと思われます。当時のミニカーとしてはまずまずの良い出来ばえでドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN ZX 1
CITROEN ZX 2

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