ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FIAT 500 NORMALE 1957 ITALY

FIAT 500 NORMALE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R343 1/43 69㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.97m 全幅約1.32m
エンジン 変速機: 空冷2気筒 479cc 15HP 4段変速
性能: 最高速85km/h
データーベースでフィアット 500のミニカー検索

 

フィアット 500 ノルマーレ イタリア 1957

 

 1950年代にはイタリア経済はまだ完全に回復しておらず、前述したフィアット 600も発売当初は売れ行きが芳しくありませんでした。そこで600をさらに一回り小さくした廉価版として500が開発され1957年に登場しました。この500は戦前型の500と区別してNUOVA(ヌォーヴァ:NEWの意) 500とも呼ばれました。モノコックボディ、リアエンジン、サスペンションなど基本設計は600と同じでしたが、エンジンは空冷2気筒479cc(15HP)となっていました。

 

 NUOVA 500は全長3m程ながらも4人乗りで車重は約500kg、4段変速で最高速度85km/hとまずまずの性能でした。ボディはキャンバストップがエンジンカバーのすぐ上まで開く初期型と屋根の半分だけが開く後期型(1960年以降)の2タイプがあり、開口部のない全閉式の仕様はありませんでした。これは空冷2気筒エンジンの騒音が大きいので、完全な密閉式に出来なかったとのことです。1959年にエンジン排気量を499㏄(22HP)にパワーアップしたスポーツ仕様のスポルトが追加されました。NUOVA 500は戦前型500を超える大ヒットとなり、これ以後の小型車のお手本になりました。発表後10年以上経った1970年にも年間40万台以上生産されていたのですから、その人気は推して知るべしでした。(1960年以降の後期型についてはフィアット 500Dを参照してください。)

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたブルム製です。これは初期型(500a)のノルマーレ(標準仕様)でキャンバストップを閉じたタイプをモデル化しています。ブルム製のNUOVA 500は全体的な雰囲気がうまく再現されていて、室内などの細部も良く仕上げてありとても良く出来ています。(ただかなり大量に生産しているので、出来上がりのばらつきが多少ありますが) また色違いやバリエーションを非常にたくさん揃えているところに、NUOVA 500のモデル化に対するブルムのこだわりを感じることができます。ブルム以外のNUOVA 500 初期型の当時物ミニカーはマーキュリーのビンテージ物がありました。当時物以外ではビテス、ソリド、WELLYの1/18などがあります。以下にブルム製のNUOVA 500 初期型のバリエーションの一部、ブルム以外のNUOVA 500 初期型のミニカーを紹介します。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT 500a 1
FIAT 500a 2

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット 500 エコノミカ 1957 (1/43 型番R341)の画像です。上記のブルム製のバリエーションで、エコノミカのキャンバストップを閉じたタイプをモデル化しています。発売当初の仕様はエコノミカ(低価格仕様)で、それを少し豪華にしたのがノルマーレ(標準仕様)でエンジンも少しパワーアップしていたそうです。ブルムのミニカーはこの仕様の違いをきちんと再現してあり、どちらにも6色の色違いがあります。このような500の細かな仕様違いをモデル化しているのはブルムだけです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 3
FIAT 500a 4

 以下は上記のノルマーレとエコノミカを比較のために並べたみた画像です。向かって右側手前にあるのがノルマーレです。ノルマーレとエコノミカの外観上の違いは3点あります。1点目はホイールキャップのメッキの有無、2点目はボディ側面のクロームモールの有無、3点目はよく見ないと分かりませんがヘッドライトのひさし(マツゲ)の有無です。なお室内も良く見るとリアシートの色が変えてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 5
FIAT 500a 6

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット 500 ノルマーレ (1/43 型番R342)の画像です。上記型番R343のキャンバストップを開いたバリエーションです。開いたルーフから室内の造形が良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 7
FIAT 500a 8

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット 500 スポルト 1959 (1/43 型番R347)の画像です。エンジン排気量を499㏄(22HP)にパワーアップして最高速を95km/hに向上させたスポーツ仕様のスポルトをモデル化しています。ボディ側面の赤いストライプと赤く塗装されたホイールは実車どおりです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a SPORT 1
FIAT 500a SPORT 2

 以下は1990年頃に発売されたビテス製 フィアット 500 ベスパ付 (1/43 型番501)の画像です。フィアット 500 初期型と1950-1960年代当時のスクーター ベスパをセットにしたセット物です。この組合わせは私には映画「ローマの休日」の1シーンを思い起こさせるものです。1990年代のミニカーですからそれほど凝った作りではないですが、実車の雰囲気は十分再現されていて当時のミニカーとして良く出来ていました。またベスパも小さいながらも結構良く出来ています。遊心のある楽しいセット物です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 11
FIAT 500a 12

 以下はフロント/リアの拡大画像とフィアット 500とベスパが台座にセットされている画像とベスパの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 13
FIAT 500a 14

 以下は2000年に発売されたソリド製のフィアット 500 1957 (1/43 型番4560)の画像です。ボディ側面にクロームモールが付いているので、ノルマーレをモデル化しているようです。ソリドの型番45**のシリーズは1950-1970年代の車をモデル化していて、安価ながらも良い出来の物が多いです。この500はプロポーションは悪くないのですが、タイヤが少し大き目なので実車の雰囲気から少し外れた感じがして出来ばえは今一つです。またキャンバストップの開き方が後期型となっていますので、初期型と後期型の仕様がごちゃ混ぜになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 15
FIAT 500a 16

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FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 1957 ITALY

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 113 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 750cc 61HP 4段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでフィアット アバルト 750/850/1000のミニカー検索

 

フィアット アバルト 750 速度記録車 イタリア 1957

 

 アバルトは前述した750cc エンジン(DOHC化する前)の実力を宣伝するために、1956年にモンザ(モンツァ) サーキットでそのエンジン搭載車による速度記録に挑戦しています。ベルトーネ デザインの流線形ボディ速度記録車は、44HPにチューンした750ccエンジンを搭載していました。この車は24時間の平均車速で500-750ccクラスの世界記録となる156.985km/hを達成しました。

 

 1957年にはDOHCの750㏄ ビアルベーロ エンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの流線形ボディ速度記録車が、3時間の平均車速で500-750ccクラスの世界新記録となる197.826km/hを達成しています。これらの速度記録達成を記念して、1958年に登場したフィアット アバルト 750 ビアルベーロに「レコルト モンザ」という名前が付けられました。

 

 

 1958年には量産型のフィアット 500 アバルト仕様が、1週間連続耐久走行で総走行距?18186.440km 平均時速108.252km/hを達成して大きな話題となったそうです。その後も1960年代に1L /1.1L エンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの速度記録車が各種の速度記録を達成するなど、フィアット アバルトの速度記録車はこれ以外にもたくさんありました。

 ミニカーはソリド製の当時物です。このミニカーは1961年に作られているので、1960年の1Lのピニンファリーナ製速度記録車と考えていました。今回WEBなどで色々と調べた結果、「レコルト モンザ」の由来となった1957年の速度記録車であると判断しました。(全長が一番それらしいのも理由の一つ) 当時物ミニカーとしてはドライバーが付いたガマ製もあり、ソリドと同じ型を使っているかのように似ています。それ以外の速度記録車の量産ミニカーではブルムのフィアット 500 アバルト 速度記録車、イタリアのミニカー付雑誌アバルト コレクションにベルトーネ製 750cC速度記録車やピニンファリーナ製 500cC速度記録車などがあります。

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 1
FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 2

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FIAT 1800 1959 ITALY

FIAT 1800 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 217 1/47 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 6気筒 1.8L 75HP 4段変速
性能: 最高速137km/h
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フィアット 1800 イタリア 1959

 

 戦後型1400の上級車1900は、1959年に1800と2100に変わりました。1800と2100は全長4.5mの大型ボディに6気筒1.8L(75HP)と6気筒2.1L(82HP)エンジンを搭載した高級車でした。2100には全長4.75mとより長いボディを持つスペチアーレという上級モデルがあり、この車が当時のフィアットの最上級車でした。

 

 1962年に1800は81HPにパワーアップして1800Bとなり、2100は2.3L(105HP)に排気量を拡大し4灯式のヘッドライトに変わりました。

 ミニカーはコーギーの当時物で、コーギー初のイタリア車です。コーギー流で1/47と小さめに出来ています。まだギミックがなく実にシンプルな作りです。側面から見るとフロントとリアが逆前傾している角張った直線的なスタイルがよく再現されています。

 

 

 

FIAT 1800 1
FIAT 1800 2

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FIAT 500D 1960 ITALY

FIAT 500D 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R404 1/43 69㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.97m 全幅約1.32m
エンジン 変速機: 空冷2気筒 499cc 18HP 4段変速
性能: 最高速95km/h
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フィアット 500D イタリア 1960

 

 前述したようにフィアット 600を一回り小さくした廉価版としてフィアット 500が1957年に登場しました。モノコックボディ、リアエンジン、サスペンションなど基本設計は600と同じでしたが、エンジンは空冷2気筒479cc(15HP)となっていました。全長3m程ながらも4人乗りで車重は約500kg、4段変速で最高速度85km/hとまずまずの性能でした。

 

 1960年のマイナーチェンジでエンジンが499㏄(18HP)に変更された500Dとなり、リアライトが少し大きくなりました。同年にホイールベースを延長しエンジンを水平に寝かして床下に搭載したワゴンタイプのジャルディニエラが追加されました。1965年に500Fとなり、ドアが後ろヒンジから一般的な前ヒンジに変わり、フロントウィンドーが少し大きくなりました。1968年に内外装を豪華にした500Lが設定されました。1972年に後継車の126が登場したことで500Fと500Lは生産中止となり、126の廉価版として126用594㏄(23HP)エンジンを搭載した500Rが設定されました。500Rは1977年まで生産され、500シリーズの総生産台数は約400万台でした。(実車画像→ フィアット 500 ジャルディニエラ 1963)

 

 

 ミニカーは2007年に発売されたブルム製です。キャンバストップを開いた500Dをモデル化しています。ヘッドライト下に追加されたウィンカー、前フェンダーの丸型ウィンカー、少し大きくなったテールライトなど500Dで変更された外観がきちんと再現されています。この500Dにもキャンバストップの閉じたタイプがあり、それぞれにカラーバリエーションが12色もあります。ブルムは500F、500L、500R、500 ジャルディニエラ、500 アバルトもモデル化していますので、500に関してはほとんど全てのモデルが揃っています。ブルム以外の500 後期型のミニカーはスポットオンの当時物 500D、マーキュリー製の当時物 500L、メーベトイの500F、デルプラド製世界の名車シリーズの500F、ビテスの500D、ミニチャンプスの500F、エブロの500Fなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT 500D 1
FIAT 500D 2

 以下は2007年に発売されたブルム製のフィアット 500F 1965 (1/43 型番R454)の画像です。一見すると上記の500Dと同じに見えますが、ドアが後ろヒンジから前ヒンジに変更されボディ側面のクロームモールがなくなっています。さらにナンバープレートの番号も変えられています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500F 1
FIAT 500F 2

 以下は2007年に発売されたブルム製のフィアット 500L 1968 (1/43 型番R464)の画像です。500Fの内外装を豪華にした500Lをモデル化しています。外観ではフロントのエンブレムが変更され、前後のバンパーがオーバーライダー付となりサイドウィンドー外枠にクロームモールが追加されています。内装ではインパネのメーターが一新されドアの内張りなどの色使いも変更されています。さらにナンバープレートの番号も変えられています。(実車画像→ フィアット 500L 内装) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500L 1
FIAT 500L 2

 以下は2007年に発売されたブルム製のフィアット 500R 1972 (1/43 型番R474)の画像です。1972年に設定された126の廉価版の500Rをモデル化しています。クロームモール類が全てなくなり、フロントのFIATのエンブレムが小さなFIATロゴに変わっています。内装は初期型のような簡素なものになっています。これもナンバープレートが変えてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500R 1
FIAT 500R 2

 以下は1963年に発売されたイギリスのスポットオン製の当時物 フィアット 500D 1961 (1/42 型番185)の画像です。イギリスに輸出された右ハンドル仕様の500Dをモデル化しています。スポットオンのミニカーは縮尺を1/42で統一していましたので、これも1/42で1/43より少しだけ大きいサイズになっています。スポットオンは当時としてはレベルの高いミニカーを作っていましたが、この500Dも 1960年代のミニカーとしては良く出来ていました。小さなフェンダーミラーが付いていますが、この当時のミニカーとしては珍しいものでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500D 3
FIAT 500D 4

 以下は1969年頃に発売されたメーベトイ製の当時物 フィアット 500F (1/43 型番A36)の画像です。前ヒンジドアの500Fをモデル化しています。フロントの造形がやや物足りないですが、全体的には実車の雰囲気を十分再現しています。ドアとリアカバーの開閉ギミック付で、エンジンが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500F 3 width=
FIAT 500F 4

 以下は1968年に発売されたマーキュリー製の当時物 フィアット 500L 1968 (1/43 型番17)の画像です。500Dの豪華版でバンパーガードの付いたバンパーを持つ500Lをモデル化しています。マーキュリーのミニカーも当時としてはレベルの高いものが多かったのですが、この500Lは小さいながらもボンネット/ドア/リアカバーが開閉する凝ったフルギミックとなっていて、1960年代のミニカーとしてかなり良く出来ばえでした。エンジンも再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500L 3
FIAT 500L 4

 以下は2001年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズ フィアット 500F 1965 (1/43 No.09)の画像です。前ヒンジドアの500Fをモデル化しています。メーカーは不明です。2001年に作られたミニカーにしては窓枠が太いなど作風が古すぎて、あまり良い出来ばえではありません。世界の名車シリーズのなかでは外れの部類のミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 1
FIAT 500a 2

 以下は2007年に発売されたブルム製のフィアット 500 ジャルディニエラ 1960 (1/43 型番R424)の画像です。1960年に追加されたワゴンのジャルディニエラをモデル化しています。上述してきたブルムの500シリーズのバリエーションですから、これも良く出来ています。上述の500Dには付いていなかったフェンダーミラー(左側だけ)が付いています。キャンバストップを閉じたタイプもあり、それぞれに8色のカラーバリエーションがあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 1
FIAT 500a 2

 以下は500 ジャルディニエラのフロント/リアの拡大画像と500D(赤)と500 ジャルディニエラ(灰)の床下部分を比較した画像です。ジャルディニエラはホイールベースが延長されていてエンジンの搭載方法が異なっていることがミニカーでもきちんと再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 1
FIAT 500a 2

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FIAT 1500 1961 ITALY

FIAT 1500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS A02 1/42 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.03m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 72HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでフィアット 1500のミニカー検索

 

フィアット 1500 イタリア 1961

 

 戦後型1400の後継車として1961年に1300と1500が登場しました。1300と1500は全長約4mの中型ボディに、上級車の1800、2100の6気筒から2気筒分を取り去ったような設計の4気筒1.3L(65HP)と4気筒1.5L(72HP)エンジンを搭載した中級車でした。

 

 ヘッドライトの上にひさしのような飾りがついたデザインは、当時のシボレー コルベアに端を発する流行だったそうです。(シトロエン アミ 6NSU プリンツ 4も同じです) ワゴンのファミリアーレが追加され、フィアットの中型車として1968年まで生産されました。

 ミニカーはメーベトイの当時物で、メーベトイ特有の柔らかい味付けがされてます。この1500は実用車ですが、イタリア車らしい軽快なデザインで結構魅力的に見えます。

 

 

 

FIAT 1500 1
FIAT 1500 2

 以下は1965年に発売されたフィアットシアタ 1500 クーペ (1/43 型番502)の画像です。デザインはミケロッティの(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT SIATA 1500 COUPE 1
FIAT SIATA 1500 COUPE 2

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FIAT ABARTH 1000 1962 ITALY

FIAT ABARTH 1000 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 124 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.48m 全幅約1.41m
エンジン 変速機: 4気筒 982cc 64HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでフィアット アバルト 750/850/1000のミニカー検索

 

フィアット アバルト 1000 (モノミッレ) イタリア 1962

 

 アバルトは量販車のチューニングやパーツ開発を行っていた会社で、フィアット車のチューニングで有名です。フィアット 600をベースにしたオリジナル ボディを持つアバルト車には
 排気量 747㏄ アバルト 750 クーペ
 排気量 696-850㏄ アバルト 700/750/850 ビアルベーロ レコルト モンザ
 排気量 982㏄ アバルト 1000 ビアルベーロ/モノミッレ
などがありました。ビアルベーロ(BIALBERO)とはイタリア語でDOHCの意味で、そのエンジン搭載車がモンザ(モンツァ) サーキットで速度記録を達成したことを記念してレコルト モンザという名前がつけられました。

 

 最初(1956年)に登場したのは排気量を747ccに拡大し42HPまでパワーアップしたエンジンを、ザガート製のクーペ ボディに搭載した750 クーペでした。この車はルーフが低くヘッドスペースを確保するためにルーフ左右にこぶ状の膨らみがあったのでダブル バブルと呼ばれました。次にこのエンジンをDOHC化し、ザガート製の新しいクーペ ボディに搭載したのが「レコルト モンザ」シリーズで、1958年に登場しました。このシリーズには排気量が異なる700/750/850のバリエーションがありました。 

 

 

 1960年に登場した1000 ビアルベーロも750 ビアルベーロと同じようなボディデザインでしたが、1963年にリアのデザインを丸っこいものから少し後に伸ばして上に反ったコードトロンカ式に変更しています。(このデザインはスコルピオーネとも呼ぶようです) 5段変速が採用され、982cc(97HP)ながら最高速は210㎞/hで1Lクラスでは世界最速でした。また1000にはモノミッレという名前でDOHCではないエンジンを搭載した乗用GT仕様がありました。

 ミニカーはソリド製の当時ものです。ビアルベーロではなくGT仕様のモノミッレをモデル化しているようです。実車の丸っこい感じが良く再現されています。リアが少し長く見えるのは、リアオーバーハングが長くなった後期型をモデル化しているからでしょう。これ以外の当時物としては、マーキュリーの1000 ビアルベーロがあります。最近のものでは、ベスト モデル、スターラインなどがあります。

FIAT ABARTH 1000 1
FIAT ABARTH 1000 2

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FIAT 600 GHIA JOLLY 1963 ITALY

FIAT 600 GHIA JOLLY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 240 1/40 80㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.25m 全幅約1.38m
エンジン 変速機: 4気筒 633cc 22HP 3段変速
性能: 最高速 96km/h
データーベースでフィアット ジョリーのミニカー検索

 

フィアット 600 ギア ジョリー (ビーチカー) イタリア 1963

 

 地中海やアメリカ西海岸カリフォルニアの高級な避暑地で、ビーチ周辺の移動に使用する、水着で乗れる遊び車がビーチカー(Beach Car)です。基本的にドアがない開放的なオープンカーで、市販小型車を改造したものが多いです。誰もが使えるタクシー的なものから、セレブと呼ばれる方々が使うカロツェリアに特注した専用車まで様々な車があります。

 フィアット 600 ギア ジョリーはフィアット 600をベースにして、カロツェリア ギアが仕立てたビーチカーです。当時の大富豪アリストテレス ソクラテスやフィアットの会長ジャンニ アニエリなどが使用したとのことで、当時のビーチカーとしては有名な車でした。フィット 500やムルティプラをベースにした一般向けビーチカーのジョリーもありました。

 

 ミニカーはコーギー製で、1963年頃発売の当時物です。600の後期型600Dをベースにしたギア ジョリーをモデル化しています。(大富豪が使ったとされるギア ジョリーとは側面のデザインなどが少し違っています) フリルのついた屋根、サイドのメッキされた飾りパイプ、コーギー得意のフィギュア付で、いかにもそれらしい雰囲気に仕上げています。屋根がなくコーギー犬を乗せたバリエーションもあります。当時物ミニカーはこれだけですが、600 ギア ジョリーは最近になって、イクソ、モンドモータス、スパークなどがモデル化しています。フィアット以外では、ルノー 4CV、フォルクスワーゲン ビートルをベースにしたビーチカーのジョリーもあります。

 

 

 

FIAT 600 GHIA JOLLY 1
FIAT 600 GHIA JOLLY 2

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FIAT 2300S CABRIOLET 1964 ITALY

FIAT 2300S CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 133 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.62m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 6気筒 2.3L 130HP 4段変速
性能: 最高速195km/h
データーベースでフィアット 2300のミニカー検索

 

フィアット 2300S カブリオレ イタリア 1964

 

 上述した6気筒エンジン搭載の高級車2100をベースにしてギヤがデザインしたクーペが、1960年のトリノショーで発表されました。美しいスタイルが好評で、翌年フィアットのカタログモデルとなりました。

 

 エンジンは105HPに強化され、最高速は175km/hと高性能で、4輪ディスク ブレーキを備えていました。1962年にセダン同様にエンジンが2.3L(130HP)に拡大され2300Sとなり、最高速は195km/hまで向上しました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物で、クーペではなく幌を立てたカブリオレとなっています。このカブリオレはプロトタイプが数台作られただけで、実際には生産されていないようです。何故ソリドがこのプロトタイプをモデル化したのかは分かりませんが、とにかくかっこいい車であったことはこのミニカーでよく分かります。

FIAT 2300S CABRIOLET 1
FIAT 2300S CABRIOLET 2

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FIAT 850 1964 ITALY

FIAT 850 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS 513 1/43 82㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.58m 全幅約1.43m
エンジン 変速機: 4気筒 843cc 34HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでフィアット 850のミニカー検索

 

フィアット 850 イタリア 1964

 

 600と1100の間を埋める車種として1964年に850が追加されました。モダンな3ボックスセダンですが、その中身は600と同じ部品で構成されていて、まだリアエンジン車でした。

 

 843cc(34HP)エンジンを搭載し、37HPにパワーアップした上級仕様のスーパーは最高速126km/hの性能でした。1968年にはさらに上級のスペチアーレ(47HPで135km/h)も追加されました。600Dの後継上級車として大成功し、1974年まで生産されました。

 

 

 これはポリトーイの当時物で、初期のポリトーイはこのような実用車もまめにモデル化していました。当時のフィアットの小型車全体に共通する親しみやすく愛嬌のあるデザインが良く再現されています。

FIAT 850 1
FIAT 850 2

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FIAT ABARTH 695 SS 1964 ITALY

FIAT ABARTH 695 SS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOY (MATTEL GRANTROS) 6608 1/43 69㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.97m 全幅約1.32m
エンジン 変速機: 空冷2気筒 689cc 38HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
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フィアット アバルト 695 SS イタリア 1964

 

 アバルトは量販車のチューニングやパーツ開発を行っていた会社で、フィアット車のチューニングで有名です。フィアット 500をベースにしたモデルとしては
 排気量500ccのアバルト 500 (20HP) 1957年登場
 排気量594ccのアバルト 595/595 SS (32HP) 1963/1964年登場
 排気量689cc)のアバルト 695/695 SS (38HP) 1964年登場
などがあります。SSは高性能版でグループ2のレース仕様です。

 

 アバルトはフィアットから未完成車を受け取り、アバルト製パーツを組み付けてアバルト仕様車に仕上げます。組み付けるアバルト製パーツはエンブレム、ダッシュボードのスピードメーター/タコメーター/油圧メーター、ステアリングホイール、キャブレターやマフラーなど吸排気系パーツ、エンジンのバルブ、ピストン、オイルパンなど非常に多岐にわたっていました。レース仕様車はエンジン冷却を良くする為、リアフードを開いた状態に固定したものが多いです。695 SSの最終版は1971年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはメーベトイ(マテル グラントロス)製の当時物です。ノーマルの500の底板のバンパー部分を変更して、695のレース仕様風(実車のモデル化ではなく多分創作)に仕上げています。昔のミニカーですので実車通りにリアルではないですが、実車の雰囲気を十分に感じることができます。これ以外の当時物ではポリトーイ(1/25)の595もあります。最近のものでは、ブルムの595/695 、ビテスの695、エブロの595などがあります。レジン製ですがPINKO製の派手なレース仕様車も面白いモデルです。

FIAT 695SS ABARTH 3
FIAT 695SS ABARTH 4

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