ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TRIUMPH DOLOMITE SPRINT 1972 UK

TRIUMPH DOLOMITE SPRINT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGAURDS VA05309 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.11m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 127HP 4段変速
性能: 最高速192km/h
データーベースでトライアンフ ドロマイトのミニカー検索

 

トライアンフ ドロマイト スプリント イギリス 1972

 

 トライアンフ 1300は前輪駆動車ということもあって、スポーティな車を好むヘラルドのユーザー層を取り込めませんでした。新型車を開発する余裕の無かったBL(ブリティッシュ レイランド)は、1300を後輪駆動に変更した1300の廉価版トレドを1970年に登場させました。このトレドの上級車として4気筒1.85L(97HP)エンジンを搭載したドロマイト 1850HLが1972年に登場しました。トレドをベースにしてヘッドライトを4灯式にし、トランク部分を延長しています。4段変速で最高速は160km/hと高性能でした。

 

 1973年にはDOHC 4気筒2L(127HP)エンジンを搭載し最高速192km/hという高性能版スプリントが追加され、BMW 2002などのライバルよりも安価であったので人気がでました。この人気を利用すべく、1976年からはトレドと1500もドロマイト1300、ドロマイト 1500に改名されました。1980年の生産中止までに約10万台が生産されました。なおドロマイトという名前は1930年代の高性能スポーツカー ドロマイトの名前を復活させたものでした。

 

 

 当時技術提携していたホンダのバラードをベースとしたトライアンフ アクレイム(1981年登場)がドロマイトの後継車となったので、ドロマイトはトライアンフ自社設計としては最後の車となりました。さらに1984年にはアクレイムが生産中止となり、トライアンフという名前の車がなくなりました。1994年にはBLのローバー グループがBMWに売却され、現在トライアンフ ブランドはBMWが保有しています。

 ミニカーは2004年に発売されたバンガーズ製です。バンガーズはイギリスの老舗コーギーのブランドで、2000年頃から主に昔懐かしいイギリス車をモデル化しています。最近のミニカーなのですが、ダイヤカットガラスを使ったヘッドライトや塗装で表現したテールライトなど1960-1970年代のコーギー風のレトロな作風が特徴です。またエッチングパーツのワイパーやユーザーが取り付けるドアミラーが添付されているなど細部にこだわった部分もあります。このドロマイトはブラック アウトされたグリルやレザートップなど高性能版のスプリントの仕様となっています。タイヤが少し小さめで車高が高めですが、実車の雰囲気は良く再現されています。これ以外のドロマイトのミニカーはスパーク(レジン製)があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH DOLOMITE SPRINT 1
TRIUMPH DOLOMITE SPRINT 2

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BLMC MINISSIMA 1973 UK

BLMC MINISSIMA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 288 1/36 63㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.29m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段自動変速
性能: 最高速 不詳

 

BLMC ミニッシマ イギリス 1973

 

 シティカーのコンセプトカー ミニッシマは1973年のロンドン モーターショーで公開されました。アストンマーチン ラゴンダを設計したことで有名なカーデザイナーのウイリアム タウンズ(William Towns)の設計で、ミニをベースにしています。全長はミニより75cm短い2.3mで歩道上に直角に駐車できるように設計されています。サイズは小さいですが4人乗りで、後席の2座は向かい合わせの対面シートになっていて、乗り降りはリアのドアから行います。この車のデザインは現在でも魅力的で、こんなスタイルの小型の電気自動車があれば欲しいです。

 

 この車は数年後に、車椅子利用者がリアドアからスロープを使って乗り降りする障害者用プロトタイプとして再度発表されました。その際に通常のドアを追加するなどの設計変更がされました。このデザインは自転車メーカー エルスウィック社(ELSWICK)が権利を購入し、ELSWICK ENVOYとして1981年から1987年まで少数が販売されました。

 

 

  ミニカーはコーギーの当時物で、1975年に発売されました。「Whizzwheels」と称する良く回ることが取り柄の安っぽいホイールがやや目障りですが、それ以外はかなりリアルにモデル化されています。リアドアが開閉し、室内もある程度再現されています。ビンテージ物のコーギーとしては後期のモデルで、あまり人気がなかったようですが、それでも約16万台が売れています。なおミニッシマのミニカーはこれしかありません。 以下はフロント/リアの拡大画像とリアドア開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BLMC MINISSIMA 1
BLMC MINISSIMA 2

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BL (MORRIS) PRINCESS 1800HL 1975 UK

BL (MORRIS) PRINCESS 1800HL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA10200 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 82HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでBL プリンセスのミニカー検索

 

BL (モーリス) プリンセス 1800HL イギリス 1975

 

 1975年に登場したプリンセスは発売当初はオースチン/モーリス/ウーズレーの3ブランドの名前が付いていましたが、すぐにブランド名無しのプリンセスという名前に統一されました。(この時点でウーズレー ブランドが消滅) このプリンセスという名前はオースチンの高級車プリンセスを継承したものでしたが、実質的にはオースチン 1800(ADO17)の後継車でした。エンジンやサスペンションはオースチン 1800と同じで、4気筒1.8L(84HP)/6気筒2.2L(110HP)エンジンを搭載し、4段変速(3段AT)で最高速170km/h(2.2L)の性能でした。

 

 個性的なウエッジ シェィプのボディは、似たイメージのトライアンフ TR7をデザインしたハリス マンによるもので、賛否両論がありました。もともと5ドアハッチバックだったのを、一般受けするトランク付に変えたらしいですが、このクラスの車としては大胆なデザインでした。

 1978年にプリンセス 2に発展し、1982年にはサイドウィンドーを6ライト化して5ドアハッチバックにボディを一新し、オースチン アンバサダー(AMBASSADER)と改名して1984年まで生産されました。当時のBL車は製造品質の問題があり、この車も商業的にはさほど成功しませんでした。

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたヴァンガーズ製です。ヴァンガーズはイギリスの老舗コーギーのブランドで、主に古き良き時代のイギリス車をモデル化しています。1/43のダイキャスト製でミニチャンプス並みのリアルな造形ながら値段はリーズナブル(当時の定価4000円ほど)なので、個人的には好きなブランドです。このプリンセスは丸型4灯なので4気筒エンジンを搭載したモーリス系のプリンセスをモデル化しています。プロポーション/細部の仕上げのどちらも優れていて、非常に良い出来ばえです。当時物のミニカーはディンキー(英)しかありませんでしたが、最近ではこのヴァンガーズや、オックスフォードがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BL(AUSTIN) PRINCESS 2200HL 1
BL(AUSTIN) PRINCESS 2200HL 2

 以下は1977年に発売されたディンキー(英)の当時物オースチン プリンセス(1/35 型番123 全長129㎜)の画像です。矩形ライトを持つオースチン ブランドのプリンセスで、6気筒2.2L(110HP)エンジンを搭載する2200HLをモデル化しています。この当時のイギリスでは1/35サイズの低コストのミニカーが主流となっていました。これもその類の物で、単に大きいだけの大味な作りで上安っぽいホイールが付いています。プロポーションもあまり良くないですが、特徴的なウエッジ シェィプのボディの雰囲気はおおよそ分かると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BL(AUSTIN) PRINCESS 2200HL 3
BL(AUSTIN) PRINCESS 2200HL 4

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BENTLEY T1 BERLINE 1975 UK

BENTLEY T1 BERLINE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR 1048 1/43 120㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.8L (180HP) 4/3段自動変速
性能: 最高速(190km/h)
データーベースでベントレー Tシリーズのミニカー検索

 

ベントレー T1 ベルリーナ イギリス 1975

 

 1965年にベントレー S3はシルバー シャドウの兄弟車として、T1にモデルチェンジしました。これ以前のベントレーはロールス ロイスよりも少しスポーティという違いがありました。しかしこの世代から性能的な違いはなくなり、ロールス ロイスとベントレーの違いはフロントグリルとそこに付くエンブレム(マスコット)だけとなりました。実質的な違いが無くなったので、それまではベントレーの生産台数の方が多かったのですが、T シリーズではシルバー シャドウの1/5以下となってしまいました。なおこの頃にはコーチビルダーがボディを架装することはほとんどなくなりました。

 

 1971年にベントレー T1の2ドアサルーンとコンバーチブルは内装を豪華にしてコーニッシュの名前で発売されました。ロールス ロイスでも同時にロールス ロイス コーニッシュが発売されました。1977年のマイナーチェンジでシルバー シャドウはII型となり、全自動エアコン、フロントのエアダム スカート、安全基準対応の5マイルバンパーを標準装備するようになりました。ベントレーにも同じ変更が行われてT2となりました。1980年にロールス ロイス シルバー シャドウがシルバー スピリットへモデルチェンジし、ベントレー T2はミュルザンヌにモデルチェンジしました。ベントレー Tシリーズの生産台数は約2400台でした。

 

 

 ミニカーはエリゴール製で1981年頃に発売されました。特別に凝ったところはありませんが、当時のミニカーとしてはリアルな造形で良く出来ていました。右ハンドルながらライトはフランス車仕様で黄色になっています。エリゴールにはフロントグリルを変えたシルバー シャドウ(型番1047)もありました。なお初期のエリゴールのミニカーはノレブのプラスチック製ミニカーの型を流用したものが多いのですが、これもノレブの型番33を流用したものだと思われます。(ただしエリゴールはダイキャスト製です) これ以外のベントレー Tシリーズのミニカーはコーギーの当時物、オックスフォードの1/76、スパーク(レジン製)のT1/T2などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/トランク/エンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BENTLEY T BERLINE 1
BENTLEY T BERLINE 2

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ROLLS ROYCE CAMARGUE 1975 UK

ROLLS ROYCE CAMARGUE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BBURAGO 3001 1/22 235㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.92m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.8L (180HP) 3段自動変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでロールス ロイス カマルグのミニカー検索

 

ロールス ロイス カマルグ イギリス 1975

 

 シルバー シャドウのイメージを引きずるコーニッシュと差別化し、さらにスペシャルなパーソナルカーとして設定されたのがカマルグでした。デザインはピニンファリーナ、コーチワークはH.J.マリナー/パーク ウォードが担当しました。シルバー シャドウがベースですが、幅は90mm広く、高さは20mm低く直線基調でシンプルながら絶妙なバランスがとれた美しいデザインです。

 

 車重が重くなりましたが、エンジン(V型8気筒6.8L)はツイン エグゾーストでパワーアップされ、最高速は190km/hのままでした。価格はシルバー シャドウの約2倍と、当時としては最も高価な車で、1986年までの11年間で約500台が生産されました。

 

 

 ミニカーはイタリアのブラゴー製で、1977年発売の当時物です。ブラゴーは大スケールモデルのパイオニア的なメーカーで、これはごく初期の物です。1970年代当時の大スケールモデルは1/24や1/25が一般的でしたが、これはそれより少し大きい1/22を採用しており、ブラゴーとしてはかなり意欲的な取組みをしたモデルだったと思います。(1/22はダイヤモンド シリーズと称していた) 実車のイメージがよく再現され、フロントグリルや灯火類 印刷ではなくメッキパーツを使ったリアルなメーターパネルなど、当時のミニカーとしてはかなり良い出来映えでした。

 以下はフロントとリアの拡大画像と、室内とボンネットを開いたエンジン部拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE CAMARGUE 1
ROLLS ROYCE CAMARGUE 2

 これ以外の当時物ミニカーとしてはウエスタンモデル(ホワイトメタル製)、朝日通商 SIGMA143の1/43がありました。SIGMA143と同じ物がカドーからも販売されました。最近の物では、NEOとBOS MODELからレジン製でモデル化されています。 以下はカドーが発売したカマルグの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE CAMARGUE 1
ROLLS ROYCE CAMARGUE 2

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JAGUAR XJ12C SERIES II 1975 UK

JAGUAR XJ12C SERIES II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400130460 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12C シリーズ II イギリス 1975

 

 ジャガー XJシリーズは1973年のマイナーチェンジで、シリーズ IIとなりました。(フロントのウインカーがバンパー下に移動しました) 1975年のマイナーチェンジでXJ6は2.8Lエンジンが廃止されて3.5L(163HP)エンジンに切り替わりました。それと同時にピラーレスハードトップの2ドアクーペ XJ6C/12Cが追加されました。優雅で美しいスタイルのクーペボディには、セダンのXJシリーズにはない魅力がありました。エンジンはXJ6Cが6気筒4.2L、XJ12CがV型12気筒5.3Lを搭載していました。

 

 XJシリーズのディムラー版にもクーペが追加され、そちらは6気筒がソブリン クーペ、12気筒がソブリン ダブルシックス クーペでした。1975年にXJ-Sが発売され、XJ クーペは1977年に早々と生産中止となりました。ディムラー版も含めて約1万台しか生産されていないXJ クーペは希少な車でした。なおXJ クーペはすべてレザートップ風のビニールレザー処理がされていました。(1970年代の日本車にもビニールレザー処理が流行ったことがありました) これはBピラーがないXJクーペの大きな屋根が変形しやすく、当時の塗装だけではクラックが発生したからだそうです。またこの屋根は水漏れや風切り音の問題もあったそうです。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたミニチャンプス製です。独特のフロントと美しいクーペスタイルがうまく再現され、室内などの細部もリアルでかなり良い出来ばえです。(2005年頃のミニチャンプスの1/43ミニカーは第一級品の出来ばえでした) ただこれはビニールレザートップになっていないのでそこが今一つです。 ミニチャンプスはセダンのXJ12もモデル化しています。XJクーペの当時物としてはコーギーの1/36とディンキーの1/36ぐらいしかありません。最近の物でもネオ(レジン製)のXJ6C 1/18とスパーク(レジン製)のレース仕様ぐらいで、実車同様にミニカーも少ないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ12C SERIES II 1
JAGUAR XJ12C SERIES II 2

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LAND ROVER SERIES III 109 1975 UK

LAND ROVER SERIES III 109 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DELPRADO 1-58 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 6気筒 2.6L 86HP 4X2段変速
性能: 最高速115km/h
データーベースでランドローバー シリーズ IIIのミニカー検索

 

ランドローバー シリーズ III 109 イギリス 1975

 

 ランドローバーは1971年にシリーズ IIIにモデルチェンジしました。外観はほとんど同じですが、金属製のフロントグリルがプラスチック製に変わりました。エンジンはシリーズ IIと同じ4気筒2.3L(73HP)、6気筒2.6L(86HP)、4気筒2.3L(62HP)ディーゼルで少しパワーアップし、変速機がフルシンクロになりました。内装もプラスチックパネルの採用など時代に見合った物に変更され、その後も高級なオプション仕様が設定されていきました。

 1979年には軍専用車(101インチ フォワードコントロール)に使われていたV型8気筒3.5L(91HP)エンジンを搭載したステージ 1が追加されました。ステージ 1のフロントグリルは従来の奥まった位置から前に移動して近代的なデザインになりました。シリーズ IIIは1983年まで生産され、シリーズ IV(1990年からはディフェンダーに改名)に変わりました。なおランドローバーは生産された車の2/3がまだ現役で使われているそうで、類い希な信頼性の高さを証明しています。 

 

 シリーズ IIIが登場した前年の1970年には、従来の4WD車の概念を変えた画期的な高級車レンジローバーが登場しました。オフロード性能はランドローバー並みで、オンロードでも快適に使えるレンジローバーは、発売されるとすぐに高い評価を得ました。1975?にローバー社はBLグループに組み込まれ、国営企業となりました。その後BLの民営化に伴い1978年には独?採算のグループ企業ランドローバー社が設?されました。

 

 

 ミニカーはデルプラドの世界の名車シリーズで、2002年に発売されました。メーカーはユニバーサルホビー(EAGLE'S RACE 型番1523)です。名車シリーズの雑誌にはミニカーがディフェンダーである旨の記載がありますが、実際にはシリーズ IIIのモデルです。(名車シリーズにはこの類の誤記が結構あります) プロポーションが良く、底板にはサスペンションや駆動メカがそこそこ再現されていて、世界の名車シリーズのなかでも良い出来ばえの部類です。これ以外のシリーズ IIIのミニカーとしては、ソリド、コーギーの1/36、ポリスティルの1/43と1/25、メーベトイの1/25などがありました。最近の物では、ホンウェル(カララマ)の1/72、ユニバーサルホビー、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER SERIES III 109 1
LAND ROVER SERIES III 109 2

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TRIUMPH TR7 1975 UK

TRIUMPH TR7 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 211 1/42 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.07m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 92HP 4/5段変速 3段自動変速
性能: 最高速172km/h
データーベースでトライアンフ TR7のミニカー検索

 

トライアンフ TR7 イギリス 1975

 

 1960年代にはトライアンフやMGなどイギリスのスポーツカーが主流であったアメリカのスポーツカー市場は、1969年に登場した日産のフェアレディ 240Zにシェアを奪われていきました。トライアンフ TR7はこの状況に対応すべく1975年に登場しました。伝統のオープンカーではなくクーペボディを採用したのは、安全基準の強化でオープンカーが禁止されるという噂があったからでした。(居住性を重視した240Zの影響も大きかった)

 

 大胆なウエッジ シェイプを採用したデザインは斬新でしたが、ややアクが強すぎて好き嫌いが分かれました。4気筒2L(92HP)エンジンを搭載し、4/5段変速で最高速172km/hの性能でした。(ちなみに240Zの最高速は190km/hでしたので、しっかり負けていました) パワー不足を解消する為に1978年にはローバー SDI用のV型8気筒3.5L(135HP)エンジンを搭載したTR8が追加されました。1979年にはオープン仕様のドロップヘッドが追加されました。TR7/8は1981年までに約11万台(TR8は約2800台)が生産され、商業的にはそこそこ成功しました。(ちなみに240Zは約55万台でした)

 

 

 ミニカーはディンキー(英)製で1975年に発売されました。フリーホイール化されているホイールの見た目が悪いですが、プロポーションは良くTR7の独特なデザインがうまく再現されています。また安全基準対応のバンパーが実車さながらに前後に伸縮するといった変なギミックも付いています。ディンキー(英)のミニカーはこの時期まではまだコレクション対象でしたが、この後に出てくる1/36サイズの物はコレクション対象から外れていきました。(今となっては貴重な物もありますが) TR7の当時物量産ミニカーはこれしかないようです。最近の物ではトロフューのラリー仕様、イクソのラリー仕様、バンガーズ、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH TR7 1
TRIUMPH TR7 2

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FORD ESCORT MK II L 1975 UK

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SOLIDO 45 1/43 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.98m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 54HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速137km/h
データーベースでフォード エスコート MK IIのミニカー検索

 

フォード エスコート MK II L イギリス 1975

 

 イギリス フォードとドイツ フォードが共同で開発したフォード エスコート 2代目のMK IIが1975年に登場しました。基本構成はエスコート MK Iを踏襲し、個性的であったフロントグリル周辺が平凡なデザインになり、ボディ全体が直線的なデザインに変わりました。ボディ形式は2/4ドアセダンと3ドアワゴン/2ドアバンがありました。当初のエンジンはMK Iと同じ4気筒1.1L(48HP)/1.3L(54HP)とスポーツ仕様のRSメキシコ用の4気筒1.6L(84HP)があり、4段変速/3段自動変速で最高速162km/h(1.6L)の性能でした。

 

 1976年に4気筒2L(110HP)エンジンを搭載しフロントをスラントノーズ化して4灯式ヘッドライトを装備した高性能版のRS2000が追加されました。またコスワース製DOHC4気筒1.8L(115HP)エンジンを搭載したレース仕様のRS1800はラリーで大活躍し、RACラリーでは1975年から1979年まで連続優勝しました。1978年のマイナーチェンジで上級仕様に使われていた角型ヘッドライトがほとんどのグレードに採用されました。エスコート MK IIはMK I同様に人気が高く商業的に成功し、1980年まで生産されました。1980年に3代目のエスコート MK IIIにモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1976年に発売されたソリド製の当時物です。2ドアセダンで標準より高級なL仕様をモデル化しています。プロポーションは良いのですが、メッキ処理で表現したヘッドライトが小さすぎるのでフロント部分があまり似てません。またコストダウンでリアライトの塗装処理が省略され、室内のインパネの造形も簡素化されているなど今一つな出来ばえです。ソリドはRAC ラリー仕様もモデル化していますが、ソリドはこの頃からレース仕様のミニカーに注力するようになり、このエスコート MK IIもラリー仕様の方が本命だったような感じです。これ以外のエスコート MK IIのミニカーはマッチボックスの当時物 RS2000、シュコーの当時物 1/66、Bブラーゴの当時物 1/24、トロフューのラリー仕様、ビテスのラリー仕様、イクソのラリー仕様、ミニチャンプス、バンガーズなどラリー仕様車が多いですがたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD ESCORT MK II 1
FORD ESCORT MK II 2

 以下は1977年に発売された同じソリド製のフォード エスコート MK II 1800RS RAC ラリー 1976 (1/43 型番61)の画像です。1976年のRAC (LOMBARD) ラリーに参戦した#15(ナンバープレート POO 489R)をモデル化しています。この#15はエンジントラブルでリタイアしていて、優勝したのは#6(ナンバープレート POO 505R)でした。(何故優勝車をモデル化しないのか、その理由はわかりません) 当時のミニカーは箱に添付されているデカールを自分で貼る必要がありました。このエスコートも購入した段階では屋根と左側ドア部分だけ(箱の透明フィルムから見える部分)しかデカールが貼られておらず、残りは自分で貼りました。デカール貼りは結構面倒なので、今はあまりやりたいとは思いませんが、当時は楽しい作業でした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD ESCORT MK II RALLY 1
FORD ESCORT MK II RALLY 2

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LOTUS ESPRIT S1 1975 UK

LOTUS ESPRIT S1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
朝日通商 Σ143 1 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.19m 全幅約1.85m
エンジン 変速機: DOHC4気筒 2L 160HP 5段変速
性能: 最高速222km/h
データーベースでロータス エスプリのミニカー検索

 

ロータス エスプリ S1 イギリス 1975

 

 ロータス ヨーロッパの後継として1975年にエスプリが登場しました。イタル デザインのG.ジウジアーロによる直線的なデザインは当時のスーパーカー的なもので、車の性格も安価なスポーツカーという路線から高性能な高級スポーツカーに変わりました。バックボーン フレームにFRPボディという構造は継承され、ロータス自社製のDOHC 4気筒2L(160HP)エンジンをミドシップに搭載し、5段変速で最高速222km/hと高性能でした。1977年の映画「007 わたしを愛したスパイ」で、潜水艦に変化するボンドカーとして登場し有名になりました。

 

 1978年のマイナーチェンジでS2(シリーズ 2)となり、1980年には2.2Lに排気量が拡大されさらにターボ仕様(210HP 最高速245km/h)が追加され、一段と高性能になりました。1981年にはこのターボ仕様の足回りをベースにしたS3(シリーズ 3)に発展し、1987年に丸みを帯びたボディデザインに変更されました。その後1993年に内外装を変更したS4(シリーズ 4)となり、1996年にはV型8気筒3.5L(350HP)エンジンを搭載したV8が追加され2004年まで生産されました。エスプリの総生産台数は約1万台でした。

 

 

 ミニカーは輸入商社であった朝日通商がスーパーカーブームに乗じて立ち上げたΣ(シグマ)143というブランド製で1978年に発売されました。当時の国産ミニカーとしては珍しい1/43サイズで、全体的なプロポーションがしっかりしていてかなり良い出来ばえでした。同時期のトミカ ダンディと良く似た作風ですので、関連があったのかもしれません。実際にこのブランドから出ていたフォルクスワーゲン ビートルはトミカ ダンディの型を流用していたようです。これ以外の当時物ミニカーとしては、コーギーの1/36の潜水艦タイプのボンドカー、エーダイ グリップの1/28(潜水艦仕様も有り)、トミカ、オートアートの1/43と1/18などがありました。最近の物では、ミニチャンプス(潜水艦仕様も有り)、コーギーの再生産品 1/36、京商の1/64と1/72(潜水艦仕様)、イクソ、バンガーズ、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/リアパネル開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LOTUS ESPRIT S1 1
LOTUS ESPRIT S1 2

 以下は1997年に発売されたコーギー製のエスプリ 007 潜水艦仕様 (1/36 型番65001)の画像です。このミニカーは映画「007 わたしを愛したスパイ」の公開と同時に型番269で発売され、その後の数年間で約150万台が販売されました。これはそのオリジナルではなく映画の20周年記念として1997年に発売された復刻版です。ミニカー本体はオリジナルとほとんど同じ仕様で、おまけとしてオリジナルには付いていない「ジョーズ」(映画の中にでてくる悪役で鋼鉄製の歯の持ち主)のフィギュアーが付いています。ボディ側面と後方から水中翼が飛び出すギミックとリアウインドー部分からミサイルを発射するギミックが付いています。 このミニカーのギミックの詳細はこちらのページをご覧ください。→ ロータス エスプリ 潜水艦仕様のギミック紹介ページ
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LOTUS ESPRIT SUBMARINE 1
LOTUS ESPRIT SUBMARINE 2

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