ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ROVER SD1 3500 VITESSE 1982 UK

ROVER SD1 3500 VITESSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA09007 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 193HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速217km/h
データーベースでローバー SD1のミニカー検索

 

ローバー SD1 3500 ビテス イギリス 1982

 

  ローバー P6の後継車でイギリスを代表する高級車として1976年に登場したのがローバー SD1でした。基本設計は保守的でしたが、外観は同時期のシトロエンのような雰囲気の4ドア ハッチバックと斬新で、これはピニンファリーナのデザイン実験車BMC 1800を参考にしたデザインでした。エンジンはP6と同じV型8気筒3.5L(155HP)を搭載し、3段AT/5段MTで、最高速200km/hの性能でした。先進的なデザインが評価されて1977年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1977年に6気筒2.3L/2.6Lエンジンが追加され、1979年に4気筒2Lと4気筒2.4Lディーゼルエンジンが追加されました。1982年にマイナーチェンジされ、V型8気筒に燃料噴射を採用して190HPにパワーアップした高性能版のビテスや豪華版のヴァンデン プラなどが追加され、1986年まで生産されました。SD1の総生産台数は約30万台で、後継車はホンダと共同開発したローバー 800 (ホンダ レジェンド初代の姉妹車)でした。この後ローバーはホンダ車をベースとした車を作るようになりました。SD1は当初高く評価されましたが、当時のイギリス車は製造品質の問題があり信頼性が低かったことから、商業的にはあまり成功しませんでした。シトロエンに似ているので個人的に好きな車ですが、実車は不運でした。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたバンガーズ製です。高性能版のビテスをモデル化しています。コーギーのブランドであるバンガーズは昔のコーギーを思わせるレトロな作風のミニカーが多いですが、このSD1はそのようなレトロな要素はなくリアルな作風になっています。実車の雰囲気が良く再現されていて、灯火類などの細部もそこそこリアルで良い出来映えです。SD1の当時物のミニカーはコーギーの1/36、ディンキーの1/36、ポリスティルの1/25などがありましたが、何れも中途半端なサイズでした。最近の物ではミニチャンプス、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ROVER SD1 3500 VITESSE 1
ROVER SD1 3500 VITESSE 2

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ASTON MARTIN V8 COUPE 1987 UK

ASTON MARTIN V8 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400137721 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.83m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5.3L 320HP 
5段変速/3段自動変速
性能: 最高速248km/h
データーベースでアストン マーチン V8のミニカー検索

 

アストン マーチン V8 クーペ イギリス 1987

 

 1972年にアストン マーチン DBS V8は名前をV8に変えました。DBS V8で評判の良くなかった4灯式ヘッドライトを2灯式(6気筒版DBSの最終型ヴァンテージとほとんど同じ)に変更し、AM V8と呼ばれるシリーズ 2に変わりました。エンジンはDBS V8と同じボッシュの燃料噴射を採用したV型8気筒5.3L(320HP)でした。ただしこのエンジンは北米の排ガス規制に対応できなかったようで、1973年には燃料噴射をキャブレターに変更して、シリーズ 3に変わりました。この変更でシリーズ 3はボンネット上に大きな開口部を持つパワーバルジが追加されました。

 

 1974年にV8をベースにした4ドアサルーンのラゴンダが登場しました。1978年に「OSCAR INDIA」と呼ばれるシリーズ 4が登場し、コンバーチブルのボランテが設定されました。バンパー下にエアダクトを設けたことで、ボンネット上の開口部は閉じられ、リアにスポイラー的処理が追加されました。この頃には排ガス規制でエンジンは240HPほどにパワーダウンしていました。1986年に最終型のシリーズ 5が登場し、エンジンは燃料噴射方式に戻りましたので、ボンネットのパワーバルジがなくなりました。1989年に後継車のヴィラージュにモデルチェンジしました。

 

 

  ミニカーは2012年に発売されたミニチャンプス製です。前述したミニチャンプス製のDBS同様に良い出来ばえです。1987年式ですので最終型シリーズ 5のモデル化のはずですが、ボンネット上のパワーバルジが残っていてバンパー下周りの造形もシリーズ 5とは違うような気がします。ただ手作りのような車ですから色々とバリエーションがあったのでしょう。 ミニチャンプスはボランテもモデル化しています。これ以外のV8のミニカーは、ポリスティルの1/25 ボランテ、コーギーの1/36で映画'007 リビング デイライツ'(1987年)のボンドカー仕様、オートアートの1/18、スパークなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ASTON MARTIN V8 COUPE 1
ASTON MARTIN V8 COUPE 2

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FORD ESCORT MK IV XR3 1990 UK

FORD ESCORT MK IV XR3 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 282 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.06m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 105HP (ブラジル仕様)  5段変速
性能: 最高速182km/h(本国仕様1.6L XR3i)
データーベースでフォード エスコート MK IVのミニカー検索

 

フォード エスコート MK IV XR3 イギリス 1990

 

 エスコートの4代目が1986年に登場します。内容的には先代のマイナーチェンジ的なもので、外観的にはヘッドライトの角に丸みが付いてフロントグリル開口部がかなり小さくなっています。内容的には内装変更、ABS追加、新設計の4気筒1.4Lエンジン追加、4気筒1.8Lディーゼルエンジンの追加、先代で評判の良くなかったサスペンションの設定変更などが行われました。1990年にMK Vにモデルチェンジしました。

 

 ミニカーは国産名車コレクションの外国車として2016年に発売されたものでイクソ製です。エスコート MK IVの高性能版XR3をモデル化しています。ただしこのミニカーは元々はデアゴスティーニの(ブラジル向け?)ミニカー付雑誌用として作られた物なので、正確にはブラジル仕様のXR3ということになります。リアにESCORT 1.8 XR3と表記されていますが、本国仕様ならESCORT XR3iとなるはずで、1.8LのXR3はブラジル仕様です。イクソの廉価版ブランドであるホワイトボックスでもエスコート MK IVとして発売していますが、そちらは単にESCORTと表記されているだけです。

 

 

 プロポーションが良く、実車と同じ黒ボディに赤ラインのカラーリングとリアのスポイラーなどはうまく作ってあります。黒一色の内装と安っぽく見えるホイールは値段を考えると仕方ないところです。(なおリアバンパー右端の汚れのような部分は塗装剥がれです) 4代目エスコートは3代目と見た目があまり変わらない為か、量産ミニカーはこのイクソ製しか無いようです。レジン製少量生産品ではNEOが3ドアハッチバック、2ドアカブリオレ、5ドアワゴンをモデル化していますが、国内では未発売のようです。

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JAGUAR XJS 1991 UK

JAGUAR XJS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS ART130 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 4L 241HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速229km/h
データーベースでジャガー XJSのミニカー検索

 

ジャガー XJS イギリス 1991

 

  E タイプの後継として1975年にXJ-Sが登場しました。E タイプのようなコアなスポーツカーではなく、名前からも分かるようにXJシリーズのスポーティなGTという位置づけでした。XJ シリーズのホイールベースを短縮したシャーシに、E タイプのV型12気筒5.3L(295HP)エンジンを搭載し、最高速245km/hの性能でした。デザインはロングノーズのE タイプのイメージを継承していて、リアフェンダー上のフィンのような造形が特徴のユニークな物でした。当初はクーペしかありませんでしたが、1983年にタルガトップ形式のカブリオレ、1988年にフルオープンのコンバーチブルが追加されました。

 

 1981年のマイナーチェンジでエンジンが高効率(High Efficiency)化され車名にHEが追加され、1983年に6気筒3.6L(220HP)エンジンが追加されました。1991年のマイナーチェンジで6気筒が4L(223HP)に変更され、名前がXJS(-が付かない)に変わりました。その際にキャビン後部のデザインが変更され、特徴的だった3角形のテールライトが横長の大型の物に変わりました。1993年には12気筒が6L(318HP)に拡大され、1994年には6気筒エンジンが新型に変わり、1996年に生産中止となりました。XJ-S/XJSシリーズの総生産台数は約11万台で、後継車はXK8でした。

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたディテールカー製です。1991年式のXJSをモデル化しています。ディテールカーは主にこの類のスポーツカーをモデル化していて当時としては良い出来ばえでした。このXJSはプロポーションは良く、灯火類などの細部の仕上げもまずまずの良い出来ばえです。ディテールカーはXJSのコンバーチブルもモデル化しています。これ以外では、コーギーの1/36、ポリスティルの1/25、トミカ、アートアートの1/18、ミニチャンプス、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJS 1
JAGUAR XJS 2

 以下はバリエーションのコンバーチブルのソフトトップ仕様(1/43 型番132)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJS 1
JAGUAR XJS 2

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JAGUAR XJ220 1992 UK

JAGUAR XJ220 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430102222 1/43 117㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.93m 全幅約2.00m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒ツインターボ 3.5L 550HP 5段変速
性能: 最高速347km/h
データーベースでジャガー XJ220のミニカー検索

 

ジャガー XJ220 イギリス 1992

 

 XJ220のプロトタイプはジャガーの技術者やデザイナーの余暇の趣味として製作され、1988年のバーミンガム モーターショーで発表されました。市販予定はなかったのですが、注文が殺到しジャガーとレーシングチーム TWR(トム ウォーキンショー レーシング)が連携して市販されました。エンジンやシャーシは当時のグループCカー XJR-10をベースにしていました。DOHC 6気筒3.5Lツインターボ(550HP)エンジンをアルミハニカム構造のシャーシにミドシップ搭載し、サスペンションはダブルウィツシュボーン式とレースカーそのままの構造でした。

 

 ただし内装はコノリーレザーを使ったジャガー伝統の豪華な仕様となっていました。(さすがにウッドパネルは使っていないですが) 名前が示すように最高速220マイル/h(352km/h)が目標でしたが、実際には216マイル/h(346km/h)で、それでも当時世界最速でした。市販化に時間がかかり、実際に販売されたのは1992年でした。その間に市場は不況になり、さらに前述のTWRが1990年に開発したレースカーの公道仕様車 XJR-15(V型12気筒6L(450HP)エンジン)と競合することになりました。その為、販売台数は約280台と当初の予想ほどは売れませんでした。

 

 

 ミニカーは1994年に発売されたミニチャンプス製です。実車のイメージが実にうまく再現されていて、リアライト周りや室内などの細部もリアルに出来ています。リアカウルの透明なフードの下に見えるエンジンもそこそこ再現されています。これ以外のXJ220のミニカーはレース仕様も含めてディテールカー、デルプラドの世界の名車シリーズ、スパークなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ220 1
JAGUAR XJ220 2

 以下は1994年に発売されたディテールカー製のXJ220 (1/43 型番171)の画像です。フロントの造形が今ひとつですが、これも結構良く出来ています。ドア開閉ギミック付で、室内やリアのエンジンもまずまずの出来ばえです。左ハンドル仕様になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ220 3
JAGUAR XJ220 4

 以下は2001年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズのXJ220 (1/43 No.31)の画像です。全体的にやや腰高な感じがしてあまりかっこよく見えません。カラーリングも今一つです。これも左ハンドル仕様です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ220 5
JAGUAR XJ220 6

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MCLAREN F1 1994 UK

MCLAREN F1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 530133430 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 6.1L 627HP 6段変速
性能: 最高速390km/h
データーベースでマクラーレン F1(スポーツカー)のミニカー検索

 

マクラーレン F1 イギリス 1994

 

 1960年後半のカンナムで一世を風靡したマクラーレンは、グループ4スポーツカーへの参入を目指していました。グループ4の認証には50台を生産する必要があり、公道走行仕様も計画されていました。カンナム用のM6Bをベースにしたクーペボディの試作車M6 GTが1969年に完成しました。しかし市販車としての完成度を高めていた開発途中の1970年に、B.マクラーレンが事故死しこの車の開発計画は頓挫してしまいました。

 

 その後1990年にマクラーレンの市販車部門としてマクラーレン カーズが設立され、高性能スポーツカー開発が再開されます。1994年にマクラーレン初の市販車 F1が登場します。前方跳ね上げ式のドアでレースカーそのものの精悍なデザインのボディは、カーボン複合材のモノコックで非常に軽量です。ミドシップ搭載するエンジンはBMW製のV型12気筒6.1L(627HP)で、当時の市販車では世界最高出力でした。最高速390km/h、お値段約1億円もほぼ世界一でした。

 

 

 F1はこのような超高性能車でしたが、従来のスパルタンな高性能車(フェラーリ F40など)とは違い市販スポーツカーとしての快適性や操縦性に重きを置いていました。ケンウッドのオーディオやエアコンが標準装備され、ドライバーシートが中央にある2列3人乗りシート配置は一人乗車時の重量バランスを考慮したものです。またスペアタイヤを廃してトランクスペースをホイールベース内に収め、重量バランスを最適化し操縦性を高めていました。レース仕様のGTRは1995年ルマンで総合優勝、1997年ルマンで総合2位になるなど活躍しています。1997年に生産中止となりました。

 その後のマクラーレンの市販車としては、開発と生産を行った2003年のメルセデス ベンツ SLR マクラーレンがあります。2009年にはマクラーレン オートモーティブが設立され、2011年にMP4/12C、2012年にP1などが登場しています。

 ミニカーはミニチャンプス製の当時物で1995年に発売されました。ミニチャンプスとしては初期のものですが、ダイナミックなボディが良く再現されていてなかなか良い出来映えです。室内も良く再現されていて、ドライバーシートが中央にありバックミラーが2つあることがわかります。ミニチャンプスにはレース仕様など約50種類ほどのバリエーションがあります。マクラーレン F1は人気があり、オートアート、イクソ、hpi レーシングなど多くのミニカーがあります。なお試作で終わったM6 GTをスパークとプレミアムXがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MCLAREN F1 1
MCLAREN F1 2

 以下は2018年に発売されたルマンカーコレクションのマクラーレン F1 GTR #59 ルマン 優勝 1995年(No.7)の画像です。メーカーはスパークの関連会社とのことで雑誌付きのミニカーながら、ノーズにある補助灯やエッチングパーツを使ったワイパーなどがリアルで、細かいところまでデカールがきちんと貼られているなどかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MCLAREN F1 LE MANS 1
MCLAREN F1 LE MANS  2

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LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1995 UK

LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 54802 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.71m 全幅約1.89m 全高1.82m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.6L 225HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速196km/h
データーベースでレンジローバー 2代目のミニカー検索

 

ランドローバー レンジローバー II 4.6 HSE イギリス 1995

 

 レンジローバーの2代目が1995年に登場しました。ヘッドライトが角形に変更されましたがデザインは、初代のシンプルな造形を継承していました。ラダーフレームにリジッドアクスルの前後サスペンションの基本構成も、ビスカスカップリング式センターデフを持つ4WDシステムも先代と同じでした。ホイールベースが一本化され、4ドアのみのボディとなりました。エンジンはV型8気筒4L(190HP)/4.6L、6気筒2.5L(136HP)ターボディーゼル(BMW製)がありました。

 

 2000年のマイナーチェンジで、ヘッドライトの意匠変更(ウインカーの色変更)が行われました。SUV市場の拡大による増加したライバルや廉価版のディスカバリーとの差別化対応で、レンジローバーは装備を充実しさらに豪華になりました。コノリー社製本革電動シート、ウッドパネルなどを標準装備した4.6 HSEやさらに高級な4.6 ヴォーグ(VOGUE)などの仕様がありました。2002年にレンジローバー 3代目が登場しました。BMWが2000年に「ランドローバー」ブランドをフォードに売却したので、3代目はフォード傘下での登場となりました。

 

 

 ミニカーは2000年に発売されたオートアート製です。オートアートはアメリカのGATEWAY GLOBAL社のブランドで1998年に登場しました。ミニチャンプスの1/18を製造していた「UT モデル」が前身なので、主力の1/18の出来ばえには定評があります。オートアートの1/43はほとんどが1/18をベースにして作られているようで、1/18をモデル化する為に集めた詳細な実車の構造データは、開閉ギミックのない1/43でも室内やサスペンションなどの造形に使われています。このレンジローバーも1/18と1/43でモデル化されていますので、室内やドライブトレーンなどの細部はリアルにできています。ただオートアートは1/43サイズでは実車のイメージを再現するデフォルメがあまりうまくない物もあります。(1/43のデフォルメは1/18とは違うセンスが必要なのです) このレンジローバーはシンプルなボディデザインですので、その辺は問題がなく良い出来ばえだと思います。オートアートは1/18も含めて10種類ほどをモデル化しています。オートアート以外では、ホンウエル、ブラーゴの1/24と1/43、オックスフォードの1/76などがありますが、初代レンジローバーに較べるとあまり人気が無いようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 2

 以下は室内と底板部分の画像です。室内は良く再現されていて、底板部分のサスペンションやパワートレインなどのメカ部分は実にリアルに3次元的に再現されています。ミニカーを台座から取り外してひっくり返してみないとこの素晴らしさは分かりません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 2

レンジローバー 3代目のミニカー → データーベースでレンジオーバー 3代目のミニカー検索

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MG MGF 1.8i VVC 1996 UK

MG MGF 1.8i VVC 画像をクリック/タップすると画像が変わります
UNIVERSAL HOBBIES 1075 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.91m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 145HP 5段変速
性能: 最高速206km/h
データーベースでMG MGFのミニカー検索

 

MG MGF 1.8i VVC イギリス 1996

 

 MG ブランドの復活を目指して1993年にローバーからMG RV8が登場しました。MG RV8は1980年に生産中止となったMGBの設計を引き継いで内外装を近代化した2座オープンカーで、V型8気筒3.9L(190HP)エンジンを搭載し、最高速216km/hの性能でした。ただ中身は1960年代のままでしたので、生産性が悪く2000台の限定生産でした。なおそのほとんどは日本で販売されたそうです。

 

 MG RV8の発売と同時に新型のMG スポーツカーの開発も進められました。当時のローバーには新規にスポーツカーを開発する余裕がなく、既存の小型FF車ローバー 100のコンポーネントを流用して2座オープンカー MG Fが開発され1995年に登場しました。当初はDOHC 4気筒1.8L(120HP)エンジンを搭載し、軽量なボディゆえ最高速195km/hと高性能でした。1996?にVVC(可変バルブタイミング機構)を採用し145HPにパワーアップしたエンジンが追加されました。2000?のマイナーモデルチェンジでMK IIとなり、6段半自動変速機「STEPTRONIC」、4気筒1.6L(110HP)エンジン、VVC仕様の1.8Lエンジンを160HPにパワーアップした「トロフィー(TROPHY) 160」仕様が追加されました。2002年にMG TFにモデルチェンジしました。MGFの総生産台数は約7.7万台でした。

 

 

 ミニカーは1998年に発売されたユニバーサルホビー製です。ユニバーサルホビーはフランスの玩具メーカーで、農機/建機や乗用車のダイキャスト製ミニカーを作っています。同じフランスの鉄道模型メーカーであったジョエフのミニカー部門を1996年に引き継いでからミニカー市場に進出したようで、「Eagle Race」ブランドでも乗用車ミニカーを作っています。このMGFはプロポーションが良く、細部もそこそこ再現してあって良い出来ばえです。ただ塗装前の下地処理が雑だったのか塗装劣化がひどく表面が凸凹になっているのが残念です。これ以外のMGFのミニカーは、ディテールカー、コーギーの1/18などがあります。またRV8はネオ(レジン製)がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MG MGF 1.8i VVC 1
MG MGF 1.8i VVC 2

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LOTUS ELISE 1997 UK

LOTUS ELISE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE V98083 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.73m 全幅約1.72m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 122HP ミッドシップ搭載 5段変速
性能: 最高速202km/h
データーベースでロータス エリーゼのミニカー検索

 

ロータス エリーゼ イギリス 1997

 

 ロータス エランの後継車としてロードスター形式の2シータースポーツカー エリーゼが1996年に登場しました。エリーゼの最大の特徴はアルミ合金製のフレームとFRP製ボディによる極めて軽量な(約690kg)ボディで、当初のモデルはエアコンやパワステは付いていませんでした。当初はローバー製のDOHC 4気筒1.8L(122HP)エンジンをミドシップ搭載し、軽量なボディと優れた操縦性でレーシングカーのような車に仕上がっていました。1998年に可変バルブタイミング機構を追加して156HPにパワーアップした高性能版111Sが追加されました。

 

 エスプリやエリートのような高級車路線がうまくいかなかったことで、エリーゼはロータス初期の安価なスポーツカー路線に回帰したモデルのようです。ただしエリーゼは高価なアルミ合金製の車体構造だったので、価格は500-700万円と安くはありませんでした。2000年にはエリーゼをベースにしたワンメイクレース用のマシンとしてスポーツ エリーゼが設定され、その市販仕様としてエキシージが登場しました。2001年のマイナーチェンジでシリーズ 2となり、ヘッドライト形状が変更されるなど外観が変更されました。シリーズ 2ではエアコンがオプション設定されるようになりました。2004年にトヨタ製のDOHC 4気筒1.8L(192HP)エンジンが追加され、2006年からはすべてがトヨタ製エンジンになりました。

 

 

 2011年のマイナーチェンジでシリーズ 3となり、ヘッドライトにウインカーが内蔵されるなど外観が変更されました。エンジンはトヨタ製のDOHC 4気筒1.6L(136HP)に変更され、カーオーディオやエアバックなどが設定されるようになりました。(車重は約900kgに増加しました) 2012年にトヨタ製のスーパーチャージャー付 DOHC 4気筒1.8L(220HP)エンジンを搭載した高性能版のエリーゼ S(最高速234km/h)が追加されました。

 ミニカーは1998年に発売されたビテス製です。倒産する前の最盛期のビテスの作品ですので、プロポーションが良く、灯火類などの細部もリアルに再現された良い出来ばえです。ビテスは111Sなど十数種類のバリエーションを作っています。ビテス以外のエリーゼのミニカーはサンスターの1/18、WELLYの1/18、オートアートの1/18、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LOTUS ELISE 1
LOTUS ELISE 2

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JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 1998 UK

JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE V98060 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.76m 全幅約1.83m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 4L 294HP 5段自動変速
性能: 最高速250km/h
データーベースでジャガー XK8/XKRのミニカー検索

 

ジャガー XK8 (X100) コンバーチブル イギリス 1998

 

 1940年代の名車XKの名前を復活させたXK8はXJSの後継車として1996年に登場しました。E タイプを思い起こさせるフロントノーズに低いルーフのクーペスタイルを組み合わせた優雅なデザインです。全輪独立懸架サスペンションのシャーシはXJSを改良した物で、ボディ形式は2+2座のクーペと電動ソフトトップを備えるコンバーチブルの2タイプでした。エンジンは新設計のDOHC 8気筒4L(294HP)で、1999年に追加された高性能版のXKRはスーパーチャージャーを追加して375HPにパワーアップしていました。

 

 2002年にエンジンが4.2L(304HP/スーパーチャージャー付 406HP)に拡大され、変速機が6段自動変速に変わりました。2004年のマイナーチェンジで、フロントグリルの下にインテークが追加されるなどフロント/リアの意匠が変更されました。2006年に2代目XK(X150)にモデルチェンジしました。高性能で美しいXK8は人気が高く10年間で約9万台が生産され、ジャガーのスポーツカーとして大ヒットしました。

 

 

 ミニカーは1998年に発売されたビテス製の当時物です。フロント周りの雰囲気がうまく再現され、室内もそこそこリアルで全体的に良い出来ばえです。(ただウエストラインより上の部分がすこし小さめかなとも思いますが) ビテスはバリエーションでクーペやXKRなどを約20種類ほどモデル化しています。

 これ以外のXK8のミニカーはマイストのカブリオレ、シュコーのカブリオレなどがあります。XKRのミニカーはコーギーのXKR ボンドカー仕様 1/36 (映画 007 Die Another Day)(画像はメーカーのWEBサイトから借用)、ミニチャンプスのXKR ボンドカー仕様、オートアートのXKR、オックスフォードのXKRなどがあります。
コーギー ジャガー XKR 007 ボンドカー仕様 1/36 型番CC07603JAGUAR XK8 (X100) BOND CAR

 以下はビテスのXK8 コンバーチブル ソフトトップ仕様のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 1
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 2

 以下はビテスのバリエーションのXK8 クーペ(1/43 型番V101C)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XK8 (X100) COUPE 1
JAGUAR XK8 (X100) COUPE 2

 以下は2000年頃に発売されたマイスト製のMK8 コンバーチブル (1/43 型番31501)の画像です。マイストのミニカーは1/18が主流ですが、数種類ほど1/43を販売していました。ビテスと同等レベルの良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 3
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 4

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