Sorry Japanese Only
概要 |
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1991年発表 エンジン 13Bターボ 255PS/6500rpm 30kgm 外形 4285×1760×1230mm 重量 1260kg | ||
3代目のRX-7はバブル期に設計されたため、2代目よりもさらに本格的なスポーツカーとなって登場しました。従ってさらに高価な車になってしまいました。3ナンバー規格になって横幅が広くなりましたが室内は逆に非常にタイトになりニーパッドが付く運転席はレーシングカーの雰囲気で座るとかなりその気にさせられます。
後部の荷物スペースは下にスペアタイヤがあるため上下方向の寸法がなくかさばる荷物は大人の座れない後席か助手席に積むしかありません。 FDは長い間販売されたのでマイナーチェンジが多く初代の1型から最終の6型までバリエーションがあります。(2型以降にコストダウンの為に好ましくない仕様変更がされたこともあって、個人的には1型が一番好きです)
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ダイヤペット DIAPET |
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SV35 1/40 |
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このモデルは左ハンドルの輸出仕様 わかりにくいですが左ハンドルです |
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Mテック M-TECH |
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MS-03 1/43 Mテック製 横から見たときのバランスはいいのですが、全体的に横幅が広く上から押しつぶされたような感じがします。 |
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このモデルはMTECH5周年限定品 このモデルはコロコロコミックス仕様 |
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オートストラーダ AUTOSTRADA (デル プラドカー) |
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1/43 銀色がオートストラーダ製で、黒のモデルは同じ物ですがデル プラドカーコレクションシリーズで発売された物です。全体のプロポーションはかなり良い出来で価格を考えると大変お値打ちののミニカーです。 |
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ライト側面が塗装されています リアスポイラーは前期型の控えめなものです。 |
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ノレブ NOREV |
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国産名車コレクション 78 1/43 2009年1月に発売された1型(1991年)のミニカー メーカーはノレブとなっていますが、ボディの型は上記オートストラーダのものを流用しています。ただしパーツ・レベルでかなりの改良が施されています。まずウインドスクリーンに一体成形されていたワイパーが、別パーツに変更されています。次に室内はオートストラーダ製が左ハンドル仕様なので、これが右ハンドル仕様に変えてあります。またフロントグリル内にフォグ・ランプ(少し大きすぎる)が追加されてます。ホイールも同じ形状ながら彫りの深い物に変えてあり、さらにドアミラーやテールライトのパーツも変えてあります。元々のプロポーションが良くできているので、今回細部がリファインされたこのノレブ製のFDはかなり程度の良いミニカーに仕上がっています。以下に違いが分かるよう、デル プラド製(オートストラーダ製と同じ)の黒と比較した画像を載せましたので見てください。 |
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なかなか格好良く見えます やや平べったくデフォルメされています |
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フォグランプが追加されている ドアミラーがやや小さくなっている エアダクトがブラックアウトされてます ホイールも変えてあります テールライトのパーツも変えてあります |
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ワイパーはウインドーと一体成形です ホイールは同じ形状だが彫りが浅い ドアミラーの大きさはこちらの方がそれらしい この紺色は他の3色とホイールやエンブレムが異なります。(アンフィニ(∞)仕様になっています) テールライトは黒(赤)一色 |
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京商 KYOSHO |
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HOWSAKT (ハウザック) K03701R 1/43 ハウザック シリーズ 2004年5月に発売された1型 TypeRのモデル 横から見た際のキャビン部とボディのバランスが一番実車に近い感じがしますので、1/43サイズでは一番良い出来と言っていいでしょう。 |
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HOWSAKT K03703BL 1/43 ハウザック シリーズ 2005年に発売された2001年式6型のモデル Type R BATHURSTのモデル 6型の特徴であるフロントのスモールランプとライセンスプレート一体型バンパー部分などが上記のモデルから変更されています。メータもホワイトパネルに変更してあるなど芸が細かいです。 |
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HOWSAKT K03702BK 1/43 ハウザック シリーズ 2006年に発売された3型?のモデル ミニカーの台座にはType RZ 1993と書かれていますが、テールライトが1996年にマイナーチェンジした丸形になっています。またRZは硬派のモデルなので2シータでリアシートが物入れになっていますが、室内のモールドは4シーターのままです。RZとするならしっかり変更してもらいたかったです。17インチアルミホイール、お盆のような形状のリアスポイラー、赤の本革シートなどが上記の2台とは異なっています。 |
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アルミホイールがよく出来てます |
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K03702Y 1/43 2008年に発売された4型 Type RS-R のモデル 実車はロータリーエンジン誕生30周年を記念して1997年に発売された限定車でした。京商の型番上では上記のRZの色違いのようになっていますが、ボディカラーの黄色、ガンメタリック塗装したアルミホイール、シートなどが実車に即して変更されています。またこのモデルは1997年式なので、丸型のリアランプになっているのはOKです。(デジタルカメラを変えたついでに、これまでよりもローアングルの画像としてみましたが どうでしょうか?) |
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ライセンスプレートが追加されて フォグランプが外されてます ホイールがガ ンメタになっています テールライトは丸型3連式 |
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K03703GY 1/43 京商製 2008年に発売された6型 スプリット R Type A のモデル 実車は生産中止が決定した2002年に発売された最後の限定車で、特にType Aは走行性能をFDで最も高性能にして最後を飾った車でした。BBSのホイール、赤く塗装されたブレーキ キャリパー、レカロ製の赤いバケット シート、専用色のチタニウム グレーメタリックなどが再現されています。ただし室内のモールドが4シーターのままなのは、見えにくいところとはいえ何とかしていただきたかった。ただコストを考えると仕方ないかも。。。なおこれまでこのシリーズはハウザックというサブ ブランド名がついていましたが、今回の2台にこのブランド名はついていません。 |
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これもフォグランプが外されてます サイドマーカーの横にスプリット Rを示す Rのロゴが付いてます 最終型の一番かっこいいスポイラーです |
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MINI-Z RACER 1/24 このモデルはミニカーというよりも、RCカーですが スケールカーとしてみても良く出来ています。 |
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Mazdaspeed A-spec仕様 電動RCカーのシャーシにボディを載せています |
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7009R (1型) 1/18 京商製 大スケールのミニカーはやはり迫力があります。大スケールは場所を取るのであまり集めていないのですが、RX7は別扱いです。1/18スケールとしてはサイドマーカーランプが塗装で済まされている点やリヤランプの処理など、細かい点にやや物足りない部分があります。全体としてはキャビン部がやや小さめになっている感じがしますが、見た目にはこの方がかっこよく見えます。 色は赤以外にシルバーがあります。 この1型は輸出用に左ハンドル仕様も製作されたようです。 |
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荷物の積めないリアスペース FDはドアが非常に分厚いです 赤いストラットタワーバーがいい感じです |
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8002R(3型) 1/18 上述のバリエーションでこちらは3型のモデルです。リアスポイラーとホイールを1型と変えてあります。タイヤ外形が少し大きくなっているので、車高が上述した1型より少し高くなっています。 |
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アオシマ AOSHIMA |
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15196 1/43 DISM シリーズ 2006年発売 プロドリフト選手権「D1グランプリ」2003年にて優勝したドライバー今村陽一氏のFDをモデル化したもの バケットシートやロールバーなどの内装が再現されていてなかなか迫力があります。この手のミニカーは派手なカラーリングが売り物と思いますが、全体的なプロポーションもまずますの出来です。A'PEXとはチューンアップ部品メーカー「アペクセラ」のロゴ なおカラーリングが異なる2005年仕様もあります。 |
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スモールランプの形状は6型 タイヤが少し大きいかも 派手なリアスポイラー |
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フジミ FUJIMI |
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15197 1/43 フジミ製 2007年に発売された頭文字Dのキャラクターモデル Mazdaspeed A-spec仕様 全体的なプロポーションはFDのベストモデルと思われる京商のものとそっくりで、室内が2シータ仕様となっているなど期待していた以上の出来でした。ただ同時に発売されたFC同様ワイパーがウインド一体成型で表現され、テールライトがあっさりしているなど細かいところの仕上げは今ひとつです。またたぶん迫力を出す為だと思うのですが、ホイールが大きめになっていて、タイヤがボディに引っかかって回転しないのも好きではありません。(別に走らせて遊ぶわけではないので、いいのですが) なお同時にRE雨宮仕様のFDも出ていますが、そちらはやや趣味に合わないのでパスしました。 |
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特徴的なA-specのフロントはまずまずの出来 京商のものとほとんど同じプロポーション テールライトは赤一色 |
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イワヤ IWAYA |
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8003-03 1/43 2006年に入手したRE雨宮仕様のFD ミニカーというよりもトイの部類に入るかも知れませんが、プロポーション的にもそこそこ良く出来ているし、面白いギミックが付いているので大変気に入っています。ギミックは音がでることですが、まず車体を押し下げるとエンジン始動音が出ます、次に車体を傾けることで加速、減速、コーナーでのスキール音が出るようになっていて結構凝ってます。さらにこの音はRE雨宮の実車から録音したとのことでかなりマニアックです。発売元はイワヤ(株)(www.iwaya.co.jp)というメーカーで「スーパーサウンド」シリーズということで他にはZやGT-Rがあり、980円と安いのでこの手のギミックが好きな人にはお勧めです。なおボディ全体がプラスチック製です。 |
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フロントはやはりおもっちゃっぽいですが
ホイールは安っぽくないです
リヤもまあまあ ライセンスプレートは7!
ひらがなの「へ」は実際にはない |
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ホットワークス HOTWORKS |
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1/24 ホットワークスはINTER ALLIED(インターアライド)のブランド 1/24の大スケールのミニカーですが、このモデルは6型です。部品交換やタイヤのアライメント変更ができるといったギミックが付いていますが、全体的なバランスが良く取れていて非常にいい出来です。(ドアが開閉しないのがいまいちですが、それがプラスになっているのかも) |
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これがノーマル仕様 これがノーマル仕様 これがノーマル仕様 |
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このモデルはバンパーなどの部品を交換して、以下の画像のように「MAZDA SPEED」仕様に変身させることができます。これらの部品は小さなネジで交換するようになっていてかなり面倒くさいです。(ドアミラー、ホイール、シートなども交換可能ですが見た目が大きく変わるエアロパーツ部分だけ変えてみました) | ||
こちらが「MAZDA SPEED」仕様 こちらが「MAZDA SPEED」仕様 こちらが「MAZDA SPEED」仕様 |
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RX-7のミニカーは上記以外にもたくさんあります。当サイトのミニカーデーターベースを検索すれば、現在モデル化されているミニカーのほとんどを一覧できます。右のリンクをクリックしてください。 データーベースでRX-7(FD3S)のミニカーを検索 |
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アシェット(HACHETTE) ルマン24時間レース カーコレクション |
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No.36 1/43 マツダ RX-7 GTS #74 IMSA GTS ルマン 15位 1994年 | ||
マツダは1991年ルマンで4ローターロータリーエンジンを搭載したマツダ 787Bで日本車として初めて優勝しました。翌年のルマンではロータリーエンジンでの参戦ができなくなったので、1992年はジャッド製V型10気筒エンジンを搭載したマツダ MX-R01で参戦し総合4位となりました。その後ロータリーエンジンでの参戦が可能になったのですが、マツダは業績悪化でワークスのルマン参戦を中止しました。そこで1994年のルマンにはマツダスピードが単独で4ローターロータリーエンジンを搭載したIMSA GTSクラスのマツダ RX-7 GTSで参戦し、総合15位で完走しました。IMSA GTSクラスの車は純粋のプロトタイプ レーシングカーでスペースフレームにボディカウルが被せてある構造です。RX-7 GTSは4ローターロータリーエンジンをミドシップ搭載したレーシングカーで、RX-7のボディカウルを被せてありました。したがって見た目はRX-7ですが、中身は純粋なレーシングカーです。
2020年1月にアシェットのルマン24時間レース カーコレクションのNo.36として、1994年ルマンに参戦したマツダ RX-7 GTSが発売されました。ルマン24時間レース カーコレクションのスパーク製ミニカーは、これまでにも数点ほどレビューしましたが、いずれも従来の雑誌付きミニカーのレベルを超える良い出来ばえでした。今回レビューするこのRX-7 GTSはこれまでミニカーが作られたことがなく、スパークとしても初めてモデル化したはずです。したがって新たに型を起こしてモデル化したのでしょうが、実に細かいところまで再現されていて値段(定価2540円)を考えるとずいぶんお買い得のミニカーです。出来の良いホイールや細かいところまで再現されたスポンサー ロゴはこのシリーズの標準的なものですが、Aピラーに付いた左右のバックミラー、リアウィンドー下にみえるロールケージやエンジンへのパイプ、室内の造形などずいぶん凝ったつくりになっています。もちろん室内やエンジンルームをもっとリアルに再現することも可能ですが、この値段でここまでやるのはたいしたものです。以下は全体外観と俯瞰の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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ただしこのミニカーは内部のメカ(サスペンションやエンジン駆動部)まで再現する精密ミニカーではありませんので、このミニカーをひっくり返して底板の部分をみてもそこはまっ平で何も再現されていません。個人的にはこのように底板部のメカを全く再現しないのはミニカーメーカーの手抜きだと思っていますが、この値段のミニカーにそこまで要求するのは酷だと思いますのでそれは良しとします。ただこのミニカーで底板部分にエンジンの一部でも再現されていればエンジンをミドシップ搭載しているのだということが見ただけで分かるのですが。。。
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