Sorry Japanese Only
概要 |
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1985年発表 エンジン 13Bターボ 185PS/6500rpm 25kgm 外形 4310×1690×1270mm 重量 1210kg | ||
2代目のRX-7はモデルチェンジでより高級な方向へ変更されました。(初代のRX-7はスポーツカーとしては価格が安いのが特長でしたがその分やはり内装などは質素な車でした) 発表時には減衰力可変ダンパーなどの先進的な電子機器を装備するなど初代に比べて車格がレベルアップされ当然価格もそれなりに高くなりました。スポーツカーとしての性能も価格に見合って向上しましたので、この車もスポーツカー好きな人には人気がありよく売れました。
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国産名車コレクション |
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2019年5月に国産名車コレクション 1/24のNo.72としてRX-7 (FC3S) が発売されました。1/43サイズをメインで収集している私にとって、1/24という縮尺は中途半端なうえに集めだすと保管場所が大変であることから、国産名車コレクション 1/24は購入していません。ただし大スケール(1/43より大きいサイズ)のFCのミニカーは持っていなかったのと、前回購入した国産名車コレクション 1/24のAZ-1の出来ばえが良かったので、購入しました。ミニカーはAZ-1同様に大きめの箱に台座付きのブリスターパッケージで収められていました。(保管場所のことを考えると、箱はもう少し小さいほうが好ましいのですが。。)
1985年発売当時の初期型の最上級グレード GT リミッテドをモデル化しています。(リアスポイラーが無く、ドアミラーが黒なのは初期型の特徴です) 出来ばえは予想していたより良い出来ばえでした。プロポーションはかなり正確で、実車の雰囲気をきちんと再現しています。次にホイールや灯火類などの外観の細部ですが、このサイズとして特別に凝ったところはありませんが、まずまずの良い出来ばえです。ギミックはドア開閉のみで、開閉ヒンジは1/43サイズミニカーと同じ室内に干渉するヒンジをドアに持つタイプです。(立て付けはしっかりしていてチリ合わせも良いです) 室内は特徴的なクラスタータイプのメーターパネルがかなりリアルに再現され、デカール(又はタンポ印刷)で表現されたメータのオレンジ色の文字も実車に忠実です。メーターパネル以外の室内の造形は最近のオートアートなどの1/18に比べると見劣りしますが、これは1/24ですし値段(定価約4000円)を考えると十分リーズナブルです。 なお大スケールのFCのミニカーはイグニション モデルの1/18とジャダ トイの1/24があります。イグニション モデルはレジン製で何のギミックもないことを考えるとと法外に高価で、ジャダ トイは改造車仕様です。したがってノーマル仕様の大スケールのFCのミニカーが欲しいならこのミニカーはお勧めできますが、もうほとんどのショップで売り切れているようです。 |
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以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) | ||
以下はドア開閉ギミックと室内の画像です。参考として実車カタログ(発売当初の物)からコピーした室内の画像も載せました。ステアリングホイールのセンターパッドやオーディオなど細かなところが違っていますが、それはグレードや年式が違うからなどではないかと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) | ||
ハイストーリ (HI-STORY) RX-7 カブリオレ 1989 |
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サバンナ RX-7 (FC3C型) カブリオレはロータリーエンジン生誕20周年を記念して、1987年8月に登場しました。電動開閉式のソフトトップを格納するスペースが必要な為に2シータ化され、フルオープンが可能なカブリオレでした。1989年にマイナーチェンジされて後期型となり、1991年にRX-7の3代目となるアンフィニ RX-7 (FD3S型)が登場した後も、FC3C型のRX-7 カブリオレは継続して販売され1992年に生産終了となりました。このFC3C型カブリオレで得られたノウハウはオープンカーのマツダ (ユーノス) ロードスターに引き継がれたとのことです。
2020年1月にハイストーリーからRX-7 (FC3C型) カブリオレの1/43サイズのミニカーが発売されました。RX-7 カブリオレのミニカーはこれまで作られたことがなくこれが初めてのモデル化ですので、レジン製で高価(定価10780円)でしたが即決で購入しました。以下がそのミニカーの画像です。最近のミニカーとしては標準的な出来ばえで、初めてモデル化されたRX-7 カブリオレのミニカーとしては合格点はあげられます。しかしこのミニカーの出来ばえは値段に見合ったものではありませんので、この車が好きな人以外にはお勧めできません。一番良くない点はレジン製ミニカーの乗用車によくみられることなのですが、フロントウィンドーに3次元的な立体感がないのでそこが平板な感じがして実車のイメージから外れていることです。(以下に載せたダイキャスト製ミニカーのフロントウィンドーと比較してみると良く分かります) 実車では3次元的な形状をしているフロントウィンドーに対して、レジン製ミニカーでは平板な透明プラ材を使っていることが原因です。またこのやり方は曲面的なウィンドー枠に平板の透明プラ材を無理して接着しているので、経年変化でフロントウィンドーがはがれる不具合が良く起こるのです。定価が1万円を超えるミニカーですから、フロントウィンドー用の簡易的な型を作って透明プラ材を成型するぐらいのことはやるべきなのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) | ||
これまでにも私が思うところの新興ブランドのレジン製ミニカーの良くない点を色々と当サイトに書いてきましたが、このミニカーにはそれらが全部揃っています。良くない点を列記しますと、軽くて安っぽい、底板部分のメカを全く再現していない手抜き設計(やる気があれば実車が残存しているのだから調査できるはず)、車輪が固定されていて不自然、さらにこのミニカーについては車名などロゴのタンポ印刷が雑、室内の造形の再現もやや雑といったところです。さらにいうと値段が高くても買う人がいるからメーカーさんはそれでよいのでしょうが、5年ほど前は同等品が8000円ほどだったのに毎年どんどん値段があがっています。これよりも出来の良いスパークのレジン製ミニカーが定価8000円ほどですから、それを考えれば安く提供しようとする工夫や努力をする気がないようです。 |
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ダイヤペット DIAPET |
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G48 1/40 |
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発売当時のホイールが忠実に再現されています |
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ライトがポップアップします |
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G52 1/40 上記のレーシングカーバージョン 色違いは分かりません。 |
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トミカ ダンディ TOMICA DANDY |
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DJ-008 1/43 これも実車発売当時のミニカー 色違いは以下の3色以外は分かりません。ドアより上の部分が少し大きめで、ホイールアーチもタイヤに対して大き目でFCの特徴であるブリスターフェンダー部が削られてしまっています。。 |
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ドア開閉部の処理と変なホイールが残念です |
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ライトがポップアップします |
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LIMITED S SERIES 0006 1/43 2003年に上記をリメイクしたもの 細かい部分の塗装追加、ホイール変更、リアスポイラ-追加などが行われています。 |
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ライト側面が塗装されています リアスポイラーは前期型の控えめなものです。 |
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Mテック M-TECH |
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H-05 1/43 2003年に発売されたミニカー 色違いは以下のように4色です。非常にリアルに再現されたリアスポイラーの形状から、FC3Sの後期型のモデル化です。新しいだけあってFC3Sのなかで一番出来が良いです。 |
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リアスポイラーの下部が抜けている部分は秀逸 |
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この紺色は他の3色とホイールやエンブレムが異なります。(アンフィニ(∞)仕様になっています) |
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アオシマ AOSHIMA |
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DISM 075302 1/43 2006年末に発売されたミニカー 一見してわかりますが上記M-TECHの型を流用しています。ライト チューニング仕様ということでホイールとリアの排気管が別物に変えてあります。その他の仕上の違いとして、室内のシートの色とメータパネルが変えてありボディ側面にGT-Xと表示されています。またボディカラーはM-TECHにはなかった黒です。元の型の出来がいいのでは流用するのは結構なのですが、やや安直なモデルと思います。(結局買わされているので商売上手ではありますが) |
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ホイールが違うだけでM-TECHと同じです GT-Xと表示されています マウスカーソルを画像の上に移動すると 拡大画像に変わります 一本の太い集合マフラーに変更されてます マウスカーソルを画像の上に移動すると 後方からの画像に変わります |
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DISM 075319 1/43 上記の色違いモデル ただし単なる色違いではなくこちらはボディ側面にGT-Rと表示されています。実車のGT-XとGT-Rはホイールが違うのですが、ライト チューニング仕様ということで同じもので済ませています。今度FCを作るなら型を修正して是非カブリオレを作って頂きたいです。カブリオレはまだどこもモデル化していないのでまちがいなく売れると思います。 |
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赤の色調はM-TECHとほぼ同じです マウスカーソルを画像の上に移動すると 前方からの画像に変わります GT-Rと表示されています マウスカーソルを画像の上に移動すると 拡大画像に変わります マウスカーソルを画像の上に移動すると 後方からの画像に変わります |
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DISM 075470 1/43 2007年3月に追加された上記のバリエーション 1985年に谷田部で最高速バトルを行ったRE雨宮車を再現しているとのことです。フロントとリアのスポイラーが変えてあり、ホイールはRE雨宮「AW-7」とのことです。またテールライトをきちんと初期型に変えてあるのはなかなかのものです。(ハイマウント ブレーキライトが残っているは大目に見ましょう) なお内装の仕上は上記と同じです。細かいところが変更してあるのもいいですが、このモデルの一番の魅力はこのカラーリングですね。白も出ていますが、単なる色違いのようなので購入はパスしました。 |
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フロントスポイラーが変わっています マウスカーソルを画像の上に移動すると 前方からの画像に変わります ホイールはかなり忠実に再現されています マウスカーソルを画像の上に移動すると 拡大画像に変わります テールライトが初期型に変わっています マウスカーソルを画像の上に移動すると 後方からの画像に変わります |
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フジミ FUJIMI |
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15196 1/43 2007年に発売された頭文字Dのキャラクターモデル 後期型のアンフィニ(∞)仕様です。これもM-TECHの型がベースになっているように思われます。ボディではフロントのチンスポイラー、リアスポイラーの形状が小変更されており、ホイールが少し大きくなりドアミラーがエアロミラーに変更されています。ワイパーは最近のミニカーでは珍しいですがウインド一体成型で表現されています。(この方がすっきりしていて取れる心配もないのですが) また内装が2シータに変更されているのはこだわりが感じられます。テールライトが赤一色でややそっけない仕上がりですが、FCの公道レーサー仕様として面白いモデルだと思います。 |
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チンスポイラーが少し大きい マウスカーソルを画像の上に移動すると 拡大画像に変わります エアロミラーと大き目のホイール マウスカーソルを画像の上に移動すると 拡大画像に変わります リアスポイラーも少しだけごつくなってます マウスカーソルを画像の上に移動すると 後方からの画像に変わります |
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京商 KYOSHO |
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03301R 1/43 2008年末に京商から発売されたFC(後期型)のミニカーです。同時期に発売されたSAもそうでしたが、これも京商が新規に型を起こしたようです。かなりレベルの高い出来なので、これまで一番出来の良かったM-TECH製と比較してみました。以下の上2列の画像が京商製で、3列目がM-TECH製です。どちらも実車に忠実なスケールモデルですので、同じように見えますが細かなところが違っています。また全体的なプロポーションの違いは両車を並べてみる(比較画像)とはっきりと分かります。SAと同じような傾向があり、FCも車高が低く設定されていてM-TECH製よりもやや平べったい感じにできています。(ようするにかっこよくデフォルメされている訳です)このデフォルメはやややりすぎのような気もしますが、実車のイメージを強調するという点でFCについては個人的には気に入りました。バリエーションとしてはこの赤以外に黒と白の色違いがあります。 |
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低く構えたプロポーション フロントのサイドマーカーがプラ製の 別パーツ M-TECHは塗装処理 |
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スモールライトの黒枠は芸が細かいが、 バンパー先端のウインカーがこの赤では未処理 タイヤがフェンダーに干渉しそうです 後期型の丸いテールライトがはっきりわかります ただウインカーはこの形状ではありません |
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バンパー先端のウインカー塗装処理されている 丸いテールライトが分かりにくいですが ウインカー形状はこちらが正確 |
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RX-7のミニカーは上記以外にもたくさんあります。当サイトのミニカーデーターベースを検索すれば、現在モデル化されているミニカーのほとんどを一覧できます。右のリンクをクリックしてください。 データーベースでRX-7(FC)のミニカーを検索 |
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