ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 1961 GERMANY

VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 621 1/40? 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.5L 45HP 4段変速
性能: 最高速125km/h

 

フォルクスワーゲン 1500 (タイプ3) ドイツ 1961

 

 ビートルの後継車として1961年に登場した1500は、トレッドを拡大したビートルのシャーシに長く幅広い近代的なノッチバック ボディを載せたものでした。しかし空冷エンジン(1500cc 45HP)をリアに搭載する基本構成は同じでした。このモデルはタイプ3と呼ばれます(ビートルがタイプ1、ビートルのトランスポーター(1ボックス)をタイプ2と呼びます)

 

 当初はこのセダンだけでしたが、バリアント(ワゴン)、ファーストバックのクーペも追加されました。エンジンは1965年には1600cc 54HPに強化され、名前が1600に変わりました。

 

 

 ミニカーは1990年頃のビテスの初期モデルです。これといった特長の無いスタイルが、ビートルの後継になれなかった原因かもしれません。なお1500の当時物にはディンキーやガマなどがあります。

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NSU PRINZ IV 1961 GERMANY

NSU PRINZ IV 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 9630 1/46 76㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 2気筒 598cc  30HP 4段変速
性能: 最高速122km/h
データーベースでNSU プリンツのミニカー検索

 

NSU (エヌ エス ウー) プリンツ IV ドイツ 1961

 

 NSU (エヌ エス ウー)社のNSUとは、所在地のNeckarsulm(ネッカーズルム)に因んだ名前で、20世紀初頭から小型車を生産していました。第二次大戦前にはオートバイ製造に軸足を移し、軍用の無限軌道オートバイとして有名なケッテンクラートはNSU社の製品でした。戦後の1958年に自動車製造を再開し、プリンツ Iを発表しました。プリンツ Iは空冷2気筒583cc (20HP)エンジンをリアに搭載した全長3m程の4座席の小型車でした。

 

 プリンツ Iは1959年にシンクロメッシュギアボックスを採用してプリンツ IIとなり、1960年にはエンジンを30HPにパワーアップしてプリンツ IIIとなりました。1961年にやや大きなボディに空冷2気筒598cc (30HP)エンジンを搭載したプリンツ IVに発展しました。プリンツ IVは小型車ながらコイルスプリングの全輪独立懸架サスペンションで走行性に優れていて、かなり人気があったようです。上級車としてボディを大型化し4気筒1Lエンジんを搭載した1000が1964年に追加されました。

 

 

 ミニカーは1964年に発売されたドイツのガマの当時物です。実車が小さいうえに縮尺が1/46なのでずいぶん小さなミニカーです。ビンテージ物のミニカーですので素朴な出来ですが、プロポーションは正確にできています。こんなミニカーでも屋根がスライドするギミックが付いているのが当時のミニカーらしいところです。 NSU プリンツの当時物ミニカーはジク(SIKU)、ソリド、スポットオンがありました。最近の物ではノレブ、ブッシュの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と屋根が開くギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NSU PRINZ 4 1
NSU PRINZ 4 2

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FORD TAUNUS TRANSIT 1961 GERMANY

FORD TAUNUS TRANSIT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS 415 1/43 99mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.74m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 38HP 3段変速
性能: 最高速95km/h
データーベースでフォード タウナス トランジットのミニカー検索

 

フォード タウナス トランジット ドイツ 1961

 

 フォード トランジットはヨーロッパでは一番販売台数の多い商用車で、バン、ミニバス、ピックアップ、トラックなど多くのバリエーションがあります。1953年にドイツ フォードが発売した商用車FK1000からトランジットの歴史が始まります。(1000は積載量1000㎏の意で後に1250も追加された) FK1000は、1950年に登場したフォルクスワーゲン T1によく似たデザインですが、リアエンジンのT1に対してFk1000は運転席の下にタウナス 12M用の4気筒1.2Lエンジンを搭載する後輪駆動車でした。

 

 1955年にエンジンがタウナス 17M用の1.5L(55HP)に変更され、搭載位置が運転席足元から運転席の中央に移動しました。フォルクスワーゲン T1の1.2Lエンジンは25HPだったので走行性能的にはFK1000が高性能でしたが、運転席にエンジンがあることでうるさいことなど快適性はT1より劣っていたようです。1961年にFK1000は名前がタウナス トランジットに変更されました。

 

 

 タウナス トランジットは1965年にモデルチェンジし、名前がトランジットとなりました。トランジットはドイツとイギリスの両フォードに共通するモデルで、イギリス フォードではテームズ 400Eの後継車でした。トランジットはイギリスでは初代となりますが、ドイツではタウナス トランジットの後継でトランジットの2代目とされています。当サイトのデーターベースでは車名に世代を意味するMK *を付けていますが、トランジットは1965年のモデルをMK Iとしています。以下1978年モデルをMK II、1986年モデルをMK III、1991年モデルをMK IV、1994年モデルをMK Vとしています。

 ミニカーはテクノ製の当時物です。ロイヤルメール(イギリス郵便)のロゴが側面に付いた郵便車をモデル化しています。テクノは金属製パーツの多い独特の味のある造形が特徴で、このトランジットも実車のイメージが良く再現されています。塗装がしっかりしているので、約50年も前に作られたとは思えないほど綺麗な状態です。リアウンドーを組込んだリアドアが開閉し、内部もきちんと作られています。テクノのトランジットには救急車や企業ロゴのついたバリエーションがたくさんあります。これ以外のタウナス トランジットのミニカーとしては、ジクの当時物やシュコーの最近の物があります。
データーベースでフォード トランジットのミニカー検索

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VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 1962 GERMANY

VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 239 1/46? 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.5L 53HP 4段変速
性能: 最高速136km/h

 

フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ (タイプ 34) ドイツ 1962

 

 1500セダンをベースにして新しいカルマン ギアも作られました。タイプ34と呼ばれるクーペで、1962年に登場しました。上述のタイプ14のカルマン ギアに比べると直線的なデザインで、当時のアメリカ車(コルベア)を意識したスタイルでした。ただ中身はワーゲンなので、性能的にはどうということもないものでした。

 

 価格はビートルの2倍と高価で、タイプ14のカルマン ギアよりも高級なものでした。しかしこのスタイルはあまり人気が出ず、1969年になんとタイプ14より先に生産中止となりました。総生産台数は4万台ほどで、稀少車のたぐいです。

 

 

 人気のなさを反映して、ミニカーも当時物としてはこのコーギーぐらいしかありませんでした。(ミニチャンプスから2001年頃に出ましたが) 少し小さめですが、フロントとリアのフードが開閉し、フロントにはスペアタイヤとトランクが搭載してあり取り外すことも出来ます。

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OPEL KADETT 1962 GERMANY

OPEL KADETT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 724 1/40? 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 993cc 40HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでオペル カデットのミニカー検索

 

オペル カデット ドイツ 1962

 

 戦前のオペルは小型車に強いメーカーだったのですが、戦争で生産設備を失ったことで小型車生産をすぐに再開できませんでした。1962年オペルはフォルクスワーゲンという強力なライバルが育った市場にカデットを復活させました。戦後型カデットはごくオーソドックスな設計で、ボディ デザインも近代的ながらも簡潔なものでした。

 

 新設計の4気筒1L(40HP)エンジンと4段フルシンクロ変速機で、670kgの軽量ボディを最高速120km/hまで引っ張りました。1963年にはルーフの形状を軽快にしたクーペが追加され、1965年のモデルチェンジまでに60万台以上を販売し、かなりの成功を収めました。

 

 

 ミニカーはテクノ(デンマーク)の当時物で、少し大きめに出来ています。テクノは前輪がステアするギミックを特徴としますが、この初期のテクノも既に車軸が曲がるようになっています。

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FORD TAUNUS 12M (P4) 1962 GERMANY

FORD TAUNUS 12M (P4) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 538 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: V型4気筒 1.2L 40HP 
性能: 最高速123km/h
データーベースでフォード タウナスのミニカー検索

 

フォード タウナス 12M (P4) ドイツ 1962

 

 12Mは1959年にマイナーチェンジし、1.2Lと1.5Lエンジンの2タイプとなり15Mは廃止されました。 1962年にはフォード初の前輪駆動車で、冷却ファンの無い水冷システムを採用したV型4気筒1.2L(40HP)エンジンを搭載した新型に変わりました。コンパクトなエンジンと前輪駆動レイアウトで居住性に優れていました。この車はアメリカでフォルクスワーゲンなどの輸入車に対抗する小型車としてフォードが開発した世界戦略車で、アメリカやヨーロッパで発売する予定でした。

 

 しかし市場調査結果が良くなかったことなどから本国での発売が中止され、ドイツでのみ発売となりました。1963年に1.5L(50HP)エンジンが追加され、4ドア、2ドアクーペ、ワゴンなどのボディ バリエーションがありました。

 

 

 ミニカーはもディンキー(仏)の当時物です。今見ると平凡なスタイルですが、オペル カデットなど当時はこんな感じが最新のスタイルだったようです。

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MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 1963 GERMANY

MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC119 1/43 129㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長5.54m 全幅1.95m 全高1.5m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.3L 300HP 4段自動変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでメルセデス ベンツ W100のミニカー検索

 

メルセデス ベンツ 600 リムジーン  (W100) ドイツ 1963

 

 メルセデス ベンツの最上級車300d(W189)の後継車として1963年に登場したのが600(W100)で、戦前の770K グロッサー メルセデスを復活させたような車でした。当時の最先端技術を駆使して設計され、考えられる限りの豪華装備を盛り込んだ最上級車でした。ボディサイズは全長5.54mX全幅1.95X全高1.5mと当時のフルサイズのアメリカ車と同じくらいの大きさで、さらに長いプルマン リムジンは全長6.24mで当時世界最大の自動車でした。エンジンは新設計の燃料噴射V型8気筒6.3L(300HP)で、4段自動変速機を介してこの巨大な車を200km/hまで引っ張りました。

 

 この巨大な車の車重は2.5tを超えていて、車高調整機能が付いたエアサスペンションが採用されていました。この車は全てが受注生産なので、オーダーメイドでどのような豪華装備もつけられたのですが、前後席独立のエアコン、油圧で動作する後席パワーシートなどは標準で装備されていました。この車は1981年まで18年間生産され総生産台数はリムジーン、プルマンあわせて2700台ほどでした。この車のオーナーには政治指導者や王族、ハリウッドの有名スターなど世界的なVIPがたくさんいました。

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたイクソ製で、600 ショートホイールベース リムジンをモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気を見事に再現しています。フロントグリル、灯火類、室内などの細部も良く再現されています。同じものがイクソの別ブランドであるホワイトボックスでも発売されています。なおイクソはロングホイールべースのプルマンもモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 1
MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 2

 600(W100)の当時物ミニカーは、コーギー、ディンキー、ガマ(GAMA)、ジク(SIKU)などがありました。当時物以外ではビテス、サンスターの1/18、ブレキナの1/87などがあります。以下は1965年頃に発売されたガマの当時物 600 ショートホイールベース リムジン(1/45 型番972)の画像です。ウィンドー枠のメッキパーツがややオーバーですが、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。ショートホイールベースの当時物ミニカーはこれしかないようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 3
MERCEDES-BENZ 600 LIMOUSIME (W100) 4

 以下は1964年に発売されたディンキーの600 プルマン(1/43 型番128)の画像です。1/43なので全長が145㎜もある大きなミニカーで迫力があります。メタル製のフロントグリルやワイパーなどディンキーらしいやや武骨な作風ですが、当時のプルマンのミニカーとしてはベストの出来ばえでした。ボンネット/4ドア/トランクが全て開閉するフルギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 1
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 2

 以下は1964年に発売されたコーギーの600 プルマン(1/52 型番247)の画像です。縮尺が1/52でも実車が大きいので全長120mmのサイズです。同時期に発売されたディンキーの600 プルマンに比べると小さいのでやや見劣りがしますが、小さいなりにそこそこ良く出来ています。ただこのミニカーにはこれにしかない変わったギミックが付いています。フロントウィンドーを見るとワイパーが動作状態なのがわかりますが、実はワイパーが動くのです。このギミックの詳細は当サイトのギミックのページをご覧ください。→メルセデス-ベンツ 600 プルマンのギミック (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 3
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 4

 以下は1995年に発売されたビテスの600 プルマン(1/43 型番033)の画像です。1/43なのでこれも全長145㎜の大きなサイズのミニカーに仕上っています。ビテスは2000年頃に経営破綻していますが、破綻前のビテスはマニア向けのリアルなミニカーを作っていました、このミニカーも非常に良い出来ばえです。フェンダーのモールやウィンドーのメッキパーツが実車よりもやや目立ちますが、高級車らしい感じがして悪くありません。室内も当時のミニカーとしては良く再現されています。ビテスはプルマンを十数種類モデル化していて、2000年以前は600 プルマンのミニカーといえばこのビテスの1/43が定番でした。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 5
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 6

 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 7
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 8

 以下は1994年に発売された上記のバリエーションで、600 プルマン ランドレー(1/43 型番L063)の画像です。ランドレーは後席部分の屋根を幌にして開閉できるようにしたボディ形式です。ミニカーは上記のリムジンの屋根を塗装後に後加工で切断して製作しているようです。600には初期の自動車電話が設置できたので、トランクの上にあるアンテナはそのアンテナ(TV用かもしれませんが)と思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 9
MERCEDES-BENZ 600 PULLMAN (W100) 10

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MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 1963 GERMANY

MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 516 1/43 99mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.29m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 6気筒 2.3L 150HP 5/4段変速/4段自動変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでメルセデス ベンツ 230/280SLのミニカー検索

 

メルセデス ベンツ 230SL ハードトップ  (W113) ドイツ 1963

 

 1963年に190SLの後継車として230SLが登場しました。190SLをベースにして、スリー ポインテッド スターの大きなロゴを配したフロントグリルを持つスポーティなデザインにボディを一新しています。ソフトトップとオプションの脱着式ハードトップを備えた2シータークーペと、シート背後のソフトトップ収納部を折畳み式ベンチシートに変えた2+2シーターロードスター(カリフォルニア クーペと呼ばれる)がありました。屋根の中央部分がへこんだ独特の形状のハードトップはパゴダルーフ(PAGODA ROOF)と呼ばれました。

 

 エンジンは220系の2.2Lを2.3L(150HP)にボアアップしたもので、最高速200km/hの高性能でした。1966年に排気量が2.5L(150HP トルクアップ)に拡大された250SLが登場し、1967年に排気量が2.8L(170HP)の280SLに発展しました。この230SLから始まったSLクラスはパーソナルな高級スポーツカーとしての地位を確立していきました。280SLは1971年まで生産され、230SLからの総生産台数は約49000台でした。後継車は350SL(R107)でした。

 

 

 ミニカーは当時物のディンキー(フランス)製で、1964年に発売されました。全体的にややスマートにデフォルメされていて、リアルに再現された独特な形状のハードトップは実車同様に取り外すことが出来ます。230SLは人気車だったので当時物のミニカーがたくさんあります。テクノ、メルクリン、ガマ(1/37)、ジク(SIKU 1/60)、マーキュリー、ポリトーイ、スポットオンなど当時の有名ブランドのほとんどがミニカーにしていました。最近のミニカーではミニチャンプス、ノレブの1/18、シュコーの1/43と1/72、イクソとその型を使った国産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とルーフ/エンジンの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 1
MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 2

 以下は1963年頃に発売されたテクノの当時物の230SL(型番928)の画像です。前長が110㎜なので縮尺は1/40ぐらいで、1/43よりも少し大きめに出来ています。プロポーションが良く室内などの細部も良く再現され、230SLの当時物ミニカーとしてはベストの出来ばえでした。内装とウインドスクリーンとタイヤ以外の主要パーツは金属製で極めて丈夫にできています。ハードトップ仕様もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 230SL (W113) 1
MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 2

 テクノのミニカーは(全てではないですが)前輪操舵ギミックと分解/組立てギミックが付いているのが特徴でした。この230SLもその一台です。側面からみるとボディが少し弓なりに変形していますが、これは子供のころに分解/組立てを何度もやった後遺症かもしれません。(またはダイキャストの材質の問題もあるかもしれません) 以下はフロント/リア(トランク開)の拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/底板の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 230SL (W113) 3
MERCEDES-BENZ 230SL (W113) 4

 以下は1965年に発売されたポリトーイの当時物 230SL(型番503)の画像です。ポリトーイ初期のMシリーズでそこそこの出来ばえですが、タイヤが大き目であまりかっこよくありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 3
MERCEDES-BENZ 230SL HARDTOP (W113) 4

 以下は2014年に発売された国産名車コレクションの230SL(No.225)の画像です。メーカーはイクソ製で、雑誌付きミニカーとしては標準的な出来ばえです。ヘッドライトに組み込まれたウインカーがヘッドライトの下にある北米仕様をモデル化しています。ウインカーを上に組込んだヨーロッパ仕様の縦長異形ヘッドランプが北米では許可されていなかったので、北米仕様ではこのようにヘッドランプが変更されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 230SL (W113) 5
MERCEDES-BENZ 230SL (W113) 6

 以下は1994年に発売されたミニチャンプスの 280SL(型番430032231)の画像です。新しいだけあって実車の細かい部分のリアリティはこのミニチャンプスが一番良いと思います。フロントの拡大画像は室内の画像に変わります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 280SL (W113) 1
MERCEDES-BENZ 280SL (W113) 2

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PORSCHE 356C COUPE 1963 GERMANY

PORSCHE 356C COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM 226 1/43 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.6L 75HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでポルシェ 356のミニカー検索

 

ポルシェ 356C クーペ ドイツ 1963

 

 356は1963年に最終型の356Cとなりました。4輪ディスクブレーキが採用され、サスペンション設定が変更されました。356Cの性能は1.6L(75HP)エンジン搭載車で最高速175km/h、2L(130HP)エンジンを搭載したカレラでは最高速200km/hでした。大衆車ビートルをベースにして生まれた356は、当初はスポーティなツーリングカーでしたが、長い間に熟成されて第一級のスポーツカーに変わりました。

 

 1963年に後継車の911が発表され、356は1965年に生産中止となりました。356シリーズの総生産台数は約76000台でした。ポルシェは従来のスパルタンな軽量スポーツカー(MGやトライアンフなど)とはひと味違った、居住性の良い高度な内容のスポーツカーというジャンルを確立させていきました。

 

 

 ミニカーはブルム製で1995年頃に発売されました。356C クーペのモデル化ということで、1962年から変更されたリアのエンジンカバー上のグリルの大型化、バンパー形状の変更などが再現されていますが、あまり正確ではありません。ブルムは356Cのカブリオレやポリス仕様もモデル化しています。ブルム以外の356Cのミニカーとしては、ミニチャンプスがたくさんモデル化しています。 以下はブルムの356Cのフロント/リアの拡大画像です。

PORSCHE 356C COUPE 1
PORSCHE 356C COUPE 2

 以下はブルムの356C カブリオレ(型番R224)の画像です。356のカブリオレと比べると畳まれた状態の幌のサイズが大きくなっていますが、これは幌が頑丈な物に変わったからでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 356C ROADSTER 1
PORSCHE 356C ROADSTER 2

 以下は同じブルムの356C フィンランド ポリス(型番R198F)の画像です。これ以外にドイツ、スイス、オーストリア、オランダのポリス仕様もあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 356 COUPE POLICE 1
PORSCHE 356 COUPE POLICE 2

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OPEL REKORD A 1963 GERMANY

OPEL REKORD A 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 542 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.7L 60HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでオペル レコードのミニカー検索

 

オペル レコード (レコルト) A ドイツ 1963

 

 カデットに引き続き中型車レコードも1963年にデザインを一新し、レコード Aとなりました。カデットと同じようなシンプルで直線的なデザインで、オペルとして統一されたスタイルとなっています。カデットと同様に初めは2ドアだけでしたが、1964年にルーフを変えた2ドアクーペと4ドアが追加されています。

 

 エンジンは4気筒の1.5L(55HP)、1.7L(60HP)の2種類で、最高速は1.7Lで135km/hでした。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。この当時のディンキー(仏)はグリルやバンパーが銀の塗装処理となっていて見た目は素朴な出来映えですが、プロポーションは極めて正確な作りとなっています。子供向けのおもちゃでしたが、当時から既にコレクターを念頭に置いたミニカーでもありました。

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