ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

BMW (GLAS) 1600GT 1967 GERMANY

BMW (GLAS) 1600GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SABLON 8 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 105HP 5/4段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでグラースのミニカー検索

 

BMW (グラース) 1600GT ドイツ 1967

 

 1895年に創立したドイツの老舗農機具メー カーであったグラース社は、第2次大戦後の1951年に125㏄エンジンを搭載したゴッゴローラーを開発しスクーター市場に進出しました。このスクーターがヒットしたことで、1955年には空冷2ストローク2気筒247ccエンジンをリアに搭載した超小型車ゴッゴモビル T250を開発し4輪車市場に進出しました。ゴッゴモビルが成功したことで1962年には4気筒1Lエンジンを搭載したグラース 1004を開発し本格的な乗用車市場へも進出しました。その後も上級指向は続きBMWクラスの中級車にまで進出し、1965年には高性能GTカーの2600 V8まで発表しました。しかしこれらの高級車は売れず、経営が行き詰まり1966年にBMWに吸収合併されました。

 

 BMWがグラース社を買い取ったのは、車種構成を拡大するためでした。BMWは改良したグラース車をグラースの工場で生産し販売しました。BMWがグラースから選んだのは1300GT、2600 V8、ゴッゴモビルで、1300GTはイタリアのピエトロ フルアがデザインしたファーストバックのスポーティカーでした。この車のフロントにBMWの顔であるキドニーグリルを取り付け、1600TI用のエンジンとリアサスペンションを組み込んだのがBMW 1600GTで、1967年に発表されました。販売台数は約1000台ほどで直ぐに生産中止となりました。

 

 

 ミニカーは1970年頃に米澤玩具(ダイヤペット)が代理店として輸入したベルギーのサブロン製です。サブロンのミニカーはホイールが合成ゴムのタイヤに添加された可塑剤で溶けることで知られています。(→参照ページ) この1600GTもオリジナルのホイールが溶けたので、ホイールとタイヤを別の物に交換しています。ホイールの問題はありましたが、サブロンのミニカーは当時としては出来の良いミニカーでした。この1600GTもプロポーションが良く、そこそこの良い出来ばえで、ドア/ボンネット/トランクが開閉できます。1600GTの当時物ミニカーとしてはメルクリンもありました。最近の物ではネオ(レジン製)の1300GTがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 1600GT 1
BMW 1600GT 2

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NSU Ro80 1967 GERMANY

NSU Ro80 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 836 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.78m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 2ローターロータリー 498X2cc 115HP 3段変速(自動クラッチ)
性能: 最高速180km/h
データーベースでNSU Ro80のミニカー検索

 

NSU (エヌ エス ウー) Ro80 (アールオー80) ドイツ 1967

 

 NSUのロータリーエンジン車第2弾のRo80は1967年に登場しました。2ローターのロータリーエンジンを搭載する量産車としては、マツダのコスモ(1967年発売)に少しだけ先を越されました。ただしRo80はコスモのような少量生産のスポーツカーではなく、極めて進歩的なデザインの実用車でした。エンジン(2ロータ 498ccX2 115HP)の先進性だけではなく、縦置きエンジンの前輪駆動、全輪独立懸架+4輪ディスクブレーキと当時の最先端技術が採用されていました。またボディも空力を考慮したデザインで6ライト ウインドー(側面に3つ窓がある)の広いキャビンになっています。最高速度180km/hと高性能でした。

 

 1968年のカー オブ ザ イヤーに選ばれるなど高く評価され、その後の前輪駆動のセダンに多大な影響を与えました。ただ残念なことに発売当初にエンジン トラブルが多発し評判を落とし、トラブル対応が終わったころに石油ショックがやってきて、燃費の良くないこの車は3万台ほど生産されただけで1977年に生産中止となりました。NSU社は1969年にアウトウニオン社(現在のアウディ)と合併して消滅しています。

 

 

 ミニカーはテクノ製の当時物で、1968年頃に発売されました。テクノらしい上質な作りで、独特のデザインの空力ボディをうまく再現しています。またテクノの特徴である前輪操舵ギミックが付き、室内のダッシュボードのレバーでボンネットを開けるといった変わったギミックもついています。Ro80の当時物ミニカーとしてはベストの出来ばえでした。 以下はフロントと前輪操舵部の拡大画像と、ボンネット開閉ギミック部分の拡大画像です。室内の開閉レバーを下に押し下げると、レバーの先端がエンジンルーム内に押し出されてボンネットが持ち上がります。

NSU Ro80 7
NSU Ro80 8

 テクノ以外の当時物ミニカーとしては、メルクリン、ガマ、ディンキー(英)、メーベトイなど当時の主要なブランドがモデル化していて、Ro80の人気が高かったことを反映しています。最近の物では、ヴィーキングやミニチャンプスなどがあります。以下はミニチャンプス(型番430015402)の画像です。ミニチャンプスらしい細部の仕上げにこだわった作りで、スケールモデル的な観点ではこれが一番出来ばえが良いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
 
NSU Ro80
NSU Ro80

 以下はメルクリン(型番1811)とガマ(型番9670)の画像です。メルクリンは4ドアが開閉するギミック付ですが、閉じた状態では開くようには見えないほど隙間が無い高度な鋳造技術が使われています。ガマはプロポーションの取り方が正確で結構良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NSU Ro80 1
NSU Ro80 2

 以下はディンキー(型番176)とメーベトイ(型番A37)の画像です。ディンキーはライトが電池で点灯するギミック付です。メーベトイは特徴的なキャビン部分のデフォルメがきつすぎて、プロポーションが少し崩れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NSU Ro80 1
NSU Ro80 2

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OPEL KADETT B COUPE RALLY 1967 GERMANY

OPEL KADETT B COUPE RALLY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 9651 1/45? 96mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 55HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでオペル カデットのミニカー検索

 

オペル カデット B クーペ ラリー ドイツ 1967

 

 1965年のBタイプへのモデルチェンジでカデットはボディが一回り大きくなり、エンジンも1.1L(45/55HP)に強化されました。また4ドアセダンとファーストバックのクーペも追加されました。1967年にはエンジンやサスペンションを強化したラリー仕様が追加され、このモデルでオペルはラリーに進出しています。

 

 また1968年にはカデットのデラックス仕様としてオリンピアが追加され、上級車レコードの1.7L(75HP)、1.9L(90HP)エンジンを搭載したモデルも登場し、カデット シリーズは幅広いバリエーションを持つようになります。

 

 

 ミニカーはガマの当時物です。プロポーションはまあまあのレベルで、ボンネットの艶消し黒塗装とサイドのストライプは実車に即したものです。底板に1/45と刻印されてますが、実際は1/43ぐらいの大きさに出来てます。

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OPEL COMMODORE COUPE 1967 GERMANY

OPEL COMMODORE COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1420 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 130HP 4段変速、3/2段自動変速
性能: 最高速180km/h

 

オペル コモドール クーペ ドイツ 1967

 

 レコードは1967年にリアのサスペンションを改良し、流行のコークボトル ラインを採用したアメリカ車風のボディを載せたレコード Cに発展しました。またオールズモービル トロネードのようなファーストバック スタイルのクーペも追加されました。

 

 レコルトの内外装を高級にした上級グレードはコモドール(提督)と名付けられ、上級車用の6気筒2.5L(130HP)エンジンが搭載されました。

 

 

ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。レザートップ風の塗装を施してコモドールの最上級車クーペ GSをモデル化しています。同じモデルで塗装を変えたレコード クーペもあります。実車同様に兄弟車を作り分けたのは、このミニカーあたりが最初だったように思います。(画像をクリックするとレコード クーペに変わります)

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VOLKSWAGEN T2 (TYPE 2) VAN POST 1967 GERMANY

VOLKSWAGEN T2 (TYPE 2) VAN POST 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 9527 1/42 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.51m 全幅約1.72m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.6L 48HP 4段変速
性能: 最高速 105km/h
データーベースでフォルクスワーゲン T2のミニカー検索

 

フォルクスワーゲン T2 (タイプ2) 郵便バン ドイツ 1967

 

 フォルクスワーゲンのトランスポーター(タイプ 2)の2代目 T2は1967年に登場しました。空冷エンジンをリアに配置する後輪駆動方式など基本的な構造はT1と同じですが、外観が大きく変更されています。大きな曲面ガラスのフロントウインドーとその下のベンチレーターグリルが特徴です。(T2の正面画像) 当初のエンジンは4気筒1.6L(48HP)でした。

 

 T2は前期型T2a(1968-1971年)と中期型T2a/b(1972-1973年)と後期型T2b(1974-1979年)に大別されます。前期型と中期型の外観上の違いはリアライトが大きくなっていることで、後期型はさらにフロントウインカーがヘッドライト上のベンチレータグリル横に移動しバンパーが角ばった形状に変わっています。エンジンは1971年に1.7L、1973年に1.8L、1975年に2L(70HP)と拡大され、最高速度は130km/hに向上しました。1972年には3段自動変速も追加されました。なおブラジルではT2はコンビ(KOMBI)の名前で1975年から最近(2013年)まで販売されていたので、これをT2cと分類することもあるようです。

 

 

 ミニカーはガマの当時物で1975年頃に購入しました。前期型T1aの郵便車仕様でフロントのウインカーの位置、リアライト形状、バンパー形状などが分かります。(底板と一体成型されたバンパーは少し大きすぎますが) 室内後部床にはエンジンのスペースが張り出しているのも再現されています。なお尻下がりになっているのは荷物を満載しているからではなく、リアサスペンションがへたっているのが原因です。T1ほどではないですがT2もミニカーがたくさんあります。(もっと知りたい方は左のデーターベース検索をクリック)

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PORSCHE 910/6 1967 GERMANY

PORSCHE 910/6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS A25 1/43 97mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.71m
エンジン 変速機: 空冷水平対向6気筒 2L 220HP 5段変速
性能: 最高速265km/h以上
データーベースでポルシェ 910のミニカー検索

 

ポルシェ 910/6 ドイツ 1967

 

 906の改良型 910が1967年に登場します。外観の主な変更点はノーズ左右のスポイラー廃止 ホイール小径化によるフェンダー高さの低減、ドアをガルウィング式から斜め前方立上げ方式に変更などです。エンジンは906/6が空冷水平対向6気筒2L(220HP)、906/8がDOHC 空冷水平対向8気筒2.2L(270HP)で、ボッシュ製機械式燃料噴射装置を採用しています。

 

 910は1967年デイトナ 24hでスポーツカー選手権にデビューし、フェラーリ 330P4/P3に次ぐ4位となっています。その後タルガ フロリオで総合優勝、ニュルブルクリングで総合優勝するなど活躍しています。ただマニュファクチャラーズ選手権はフェラーリ 330P4に僅差で届きませんでした。1968年の日本GPに生沢徹のドライブで出場し、総合2位となっています。

 

 

 高速走行が重視されるルマン用として、910をベースにした907が1967年に登場しました。小さく低くなったルーフ、長く伸びたロングテールなど空気抵抗が低減されたボディは風洞実験で決められました。時計回りのサーキット向けに、ステアリング位置が左側から右側に変更されています。1968年にはショートテールも設定されました。907は1967年ルマンでデビューし総合5位(910が総合6位)、1968年デイトナでは1-2-3フィニッシュしています。

 ミニカーはメーベトイ製の当時物で、1968年頃の発売です。メーベトイは独特の雰囲気がある作風で、かっこいいデフォルメが得意なメーカーでした。この910もフルギミックながらプロポーションの破たんがなく、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。これ以外の当時物としてはメルクリン、ソリドなどがあり、最近の物ではエブロ、エグゾトの1/18、スパークなどがあります。907のミニカーでは、メルクリンの当時物、エブロ、シュコーなどがあります。
データーベースでポルシェ 907ミニカー検索
 以下はメーベトイの910のフロント/リアの拡大画像と、フロントパネル/ドア/リアパネルのギミック動作画像と各部の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変わります)

PORSCHE 910/6 1
PORSCHE 910/6 2

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MERCEDES-BENZ 220D (W115) 1968 GERMANY

MERCEDES-BENZ 220D (W115) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FALLER 4374 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 4気筒ディーゼル 2.2L 60HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでメルセデス ベンツ W114/115のミニカー検索

 

メルセデス ベンツ 220D (W115) ドイツ 1968

 

 1968年に登場した戦後初の新設計したシャーシを採用したメルセデス ベンツ(W114/W115)はコンパクト メルセデスと呼ばれました。コンパクトとは上級車のSクラスに比べるとコンパクトであるという意味で、現在のEクラスの元祖となった車でした。また1968年に発売されたことから200/8などモデル名の末尾に/8を付けた表記がされるので、/8(ドイツ語でStrich 8 英語ではStroke 8)という名前で呼ばれることもあります。テールフィンが付いたW110系よりもシンプルでセンスの良いデザインは、新しいメルセデス ベンツを印象付けるデザインでした。

 

 当初のW114は6気筒2.3L(120HP)/2.5Lエンジン、W115は4気筒2L(95HP)/2.2Lエンジン又は4気筒2L/2.2Lディーゼルエンジンを搭載していました。1972年にW114に6気筒2.8Lエンジン、1974年にW115に世界初の5気筒3L(80HP)ディーゼルエンジンが追加されました。1968年にロングホイールベース仕様セダン、1969年にホイールベースはそのままで屋根をハードトップに変えたスポーティな2ドアクーペが追加されました。1973年のマイナーチェンジで内外装が変更され、ヘッドライトワイパーや表面が凸凹形状のリアライトなどSクラスに準じた安全装備が採用されました。W114/W115は大ヒットし総生産台数は約190万台で同社として初めて100万台を超えました。1976年に後継車W123にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1996年に発売されたドイツのファラー(FALLER)製、プラスチック製でディーゼル仕様の220Dをモデル化しています。ファラーは鉄道模型ジオラマ用のアクセサリーや建築物などのプラモデルで有名な老舗ブランドです。同社は「Memory Cars」という名前でメルセデス ベンツとフォルクスワーゲン ビートルの1/43のミニカー(プラモデル完成品)を20種類ほど販売していたことがありました。(これ以外のファラーのミニカー → 220S (W180)220SE カブリオレ (W111)) プラモデル完成品で塗装はされていませんが、細かいところまで良く再現され非常に良い出来ばえです。プラスチックにはABS樹脂を使っているので、レジン樹脂のような変形等の問題はほとんどありません。実際にこのミニカーは購入後20年以上経過していますが、変形等の問題は全くありません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 220D (W115) 1
MERCEDES-BENZ 220D (W115) 2
 W114/W115の当時物ミニカーはサブロン、メルクリン、ジクの1/60、シュコーの1/66などがあり、最近の物ではミニチャンプス、ブレキナとヘルパの1/87、イクソのロングホイールベース仕様、ホワイトボックスなどがあります。以下は1971年頃に発売されたベルギーのサブロン製の200/8 セダン(1/43 型番14 全長110㎜)の画像です。サブロンは米澤玩具(ダイヤペット)が代理店として輸入し、国内でダイヤペット サブロンとして販売していました。ドア4枚/ボンネット/トランクが開閉するフルギミックが売り物のミニカーで、プロポーションが良く当時のミニカーとしては結構良い出来ばえでした。ただしサブロンのミニカーはタイヤがホイールを溶かすという大問題があったことで有名で、このミニカーもオリジナルのホイールは溶けてしまいました。初代コンパクト メルセデスの当時物ミニカーは貴重なので、このミニカーはタイヤとホイールを別のミニカーの物に履き替えて再生させました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 3
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 4
 以下はフロント/リアの拡大画像とフルギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 3
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 4
 以下は1969年に発売されたメルクリン製の250 (W114) セダン(1/43 型番1817 全長109㎜)の画像です。250 (W114)は6気筒2.5L(130HP)エンジンを搭載したW115の上級車です。メルクリンは鉄道模型の老舗ですが、かつてはダイキャスト製ミニカーも作っていました。これはホイールが走行性を重視したフリーホイールになっているのがやや残念ですが、モールドがシャープでメルクリン独特の雰囲気があります。ドア4枚/ボンネット/トランクが開閉するフルギミックとなっています。なおヘッドライトが接着剤の劣化で外れかかっているので、やや見苦しい状態になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 1
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 2
 以下はフロント/リアの拡大画像とフルギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 1
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 2

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BMW 2800CS (E9) 1968 GERMANY

BMW 2800CS (E9) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MARKLIN 1804 1/43 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2.8L 170HP 4段変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでBMW E3/E9系のミニカー検索

 

BMW 2800CS (E9) ドイツ 1968

 

 BMWは上述した2000よりさらに上級の6気筒2.5L/2.8Lエンジンを搭載したセダン 2500/2800(E3系)を1968年に登場させました。ボディは6気筒エンジンを搭載するためにフロント部分が長くなり、ヘッドライトが横長角形から一般的な丸形4灯式に変更されました。この6気筒エンジンを搭載したクーペ 2800CS(E9系)も同じ年に登場しました。このE3/E9系の6気筒エンジンは卓越した静粛性とスムーズな吹上がりから「シルキー シックス」と呼ばれました。

 

 1971年にはより高性能な3L(180HP)エンジンを搭載する3.0S、燃料噴射式3L(200HP)エンジンを搭載する3.0 Siが追加されました。1973年には3.3L(190HP)エンジンを搭載しホイールベースを100㎜延長した最上級仕様の3.3Lも設定されました。また3Lエンジンを搭載しボディを軽量化したレース仕様のクーペ 3.0 CSLはレースで大活躍しています。E3系は高性能高級車を得意とするメルセデス ベンツに対抗するために開発され、その対抗馬としての地位を確立し、1977年には7シリーズに発展しました。このE3/E9系がノイエ クラッセ シリーズの最終的な発展型でした。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたメルクリン製の当時物です。メルクリンは鉄道模型の老舗メーカーで、1950-1970年代にはダイキャスト製ミニカーも作っていました。ホイールが走行性を重視したフリーホイールになっていることがやや残念ですが、デフォルメが巧みで実車の雰囲気を良く再現した素晴らしい出来ばえです。ドア/ボンネット/トランクが開閉するフルギミックとなっています。この開閉ギミックはヒンジ部に板バネを使うことで閉じたときの立付けが良くメリハリの付いた開閉動作を実現しています。メルクリンは2500 セダン(E3系)もモデル化しています。E3系の当時物ミニカーはシュコーの1/66、最近の物ではシュコーの1/43、ブレキナの1/87、NEO(レジン製)などがあります。また3.0CSL(E9系)はレース仕様も含めてソリド、ミニチャンプス、オートアートの1/18、スパーク(レジン製)などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 2800CS 1
BMW 2800CS 2

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BMW 2002 Ti 1968 GERMANY

BMW 2002 Ti 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MARKLIN 1819 1/43 100mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 4段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでBMW 2002のミニカー検索

 

BMW 2002 Ti ドイツ 1968

 

 BMW 1500はヒットし1600、1800、2000と大型車に発展していきました。BMWは北米市場のスポーティな2ドア車の要望に対応して、新しい小型車の1600-2を1966年に登場させました。1600-2は1500のスタイルを踏襲しつつ、ホイールベースを短縮して一回り小さい2ドア車となっていました。デザイン的にはリアのテールライトが丸型の物に変わり軽快な感じがします。エンジンは1600の4気筒1573cc(85HP)を流用し、 940kgの軽量ボディで最高速は160km/h でした。 

 

 1967年にはバウア社が架装するフルオープン4シーターの1600-2 カブリオレ(限定生産)と、エンジンを105HPにパワーアップした高性能版の1600-2 Tiが追加されました。1968年には4気筒2Lエンジン(100HP)を搭載した2002が登場しました。2002 Tiはその高性能版で、エンジンが120HPに強化されていました。1971年には機械式燃料噴射装置で130HPに強化した2002 Tiiも追加され、この車は最高速190km/hと高性能でした。2002 Ti/Tiiはツーリングカーレースで活躍し、BMWのブランドイメージを確立していきました。

 

 

 1971年に1600-2は1602と名前が変更され、これがいわゆる02系の始まりとなりました。1971年に3ドアハッチバックの1602 ツーリングが追加されました。1975年に1972年に登場した5シリーズ(E12)とデザインを統一した3シリーズ(E21)にモデルチェンジされました。

 ミニカーはメルクリンの当時物で、1970年に発売されました。メルクリンは鉄道模型の老舗でもありますが、その精密鋳造技術を生かして製作されたミニカーも当時としては他社を凌駕する素晴らしい出来ばえでした。この2002 Tiもホイールに当時流行りだったスピードホイールが使われているのでそこがいまいちですが、全体的にはかなり出来の良いミニカーに仕上がっています。昔のミニカーですからドア/ボンネット/トランクの開閉ギミックが付いていますが、その開閉動作は節度があり閉じた際の隙間がほとんどありません。(これはメルクリンの精密鋳造技術が成せる業です) これ以外の2002のミニカーとしてはオートアートの1/43と1/18、ブレキナの1/87、ヘルパの1/87、イクソ、ミニチャンプス、シュコー、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 2002 Ti 1
BMW 2002 Ti 2

 以下は1996年に発売されたシュコーの2002(型番02221)の画像です。こちらはあまり凝ったところはありませんが、シンプルでそこそこ良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2002 1
BMW 2002 2

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OPEL GT 1968 GERMANY

OPEL GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 171 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 90HP 4段変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでオペル GTのミニカー検索

 

オペル GT ドイツ 1968

 

 1965年のフランクフルト ショーで発表されたオペルのコンセプトカー「グランツーリスモ クーペ」はその空力的なデザインが好評でした。オペルは自社のスポーツイメージをアップさせる為、3年後にこのコンセプトカーを「GT」の名で市販しました。エンジンはカデットの4気筒1.1L(60HP)/1.9L(90HP)でしたが、空気抵抗の少ないボディ故に最高速185km/h(1.9L)とカデットよりも高性能でした。 本格的なスポーツカーではありませんでしたが、シボレー コルベットのような見た目のかっこよさから、スペシャリティカーとして成功しました。

 

 ミニカーはソリドの当時物で、ソリド最盛期の傑作モデルの一つです。全体的に実にシャープな造形で、横に回転する独特のリトラクタブル ライトのギミックはスムーズに動作します。(厳密なことをいうと、ソリドはフロントのウインカーを表現していませんが、それもデフォルメの類と考えます) これ以外の当時物としては、ディンキー(仏)、ノレブ、ガマなどがありました。最近では、ミニチャンプス、シュコー、ビテス、国産名車コレクションなどがあります。

 

 

 以下はフロントのヘッドライト開閉ギミックとドア開閉ギミックの画像です。ヘッドライトもドアも可動部隙間が小さなチリ合わせで仕上がっていることが分かると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL GT 1
OPEL GT 2

 以下はガマ(型番9830)の画像です。ガマもヘッドライト開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL GT 3
OPEL GT 4

 以下はディンキー(仏 型番1421)と国産名車コレクションの画像です。ディンキーはテールに荷物積載用のラックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL GT 5
OPEL GT 6

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