ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

BMW ISETTA 250 1955 GERMANY

BMW ISETTA 250 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2302 1/43 54㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 空冷単気筒 250cc 12HP 4段変速
性能: 最高速84km/h
データーベースでBMW イセッタのミニカー検索

 

BMW イセッタ 250 ドイツ 1955

 

 戦後のBMWが続けた高級車路線は、敗戦直後のドイツでは成立しませんでした。そこでBMWは高級車路線を転換して、小型大衆車の生産を始めました。量産に適した車種としてBMWがライセンス契約を結んだのはイタリアのイソ社の超小型車イセッタでした。おそらくBMWのモータサイクルのエンジンが流用できるので、イセッタが選択されたと思います。ただ高級車メーカーがこのような小型車に切り替えたのですから、よほど財政的に苦しかったのでしょう。

 

 リアに搭載する2サイクル単気筒エンジンの騒音振動対策としてエンジンを自社の4サイクル強制空冷単気筒250cc/300ccエンジンに切り替えて、1955年に発表したイセッタ 250/300は大成功を収めました。この車は2人乗りで、前面にあるドアはステアリングホイールやメーターパネルもろとも前方に開く独特の構造です。なお3輪車のように見えますが、後輪はデファレンシャルギヤを省略した狭いトレッドの2輪となっているので、4輪車です。この車をコピーした車がイギリスではハインケル トロージャンとして販売されましたが、そちらは税制上優遇される3輪車でした。

 

 

 ミニカーはシュコー製で、1996年に発売されました。全長54㎜の小さいミニカーながら、灯火類などの細かいところも良く再現されていて非常に良くできてます。特に最大の特長であるステアリング ホイールとともに前方に開くドアが、実際に開閉できるのはとても面白いギミックです。(ドアを開けるのには少しコツがありますが) シュコーは荷台の付いた商用車仕様や1/64や1/87もモデル化しています。イセッタは見た目が面白いので、ミニカーがたくさんあります。プレミアム クラシックスの1/12、BUBの1/87、ホンウェルの1/43と1/72、イクソの1/43などがあります。 以下はシュコーのフロント/リアの拡大画像と俯瞰/ドアの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW ISETTA 250 1
BMW ISETTA 250 2

 以下はキャンバストップを開いたバリエーション(型番02092)の画像です。大きさを比較するために、軽自動車(HI-STORY製 ワゴン R)と並べてみました。昔の車ですからずいぶん小さいですが、このデザインは魅力的です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW ISETTA 250 1
BMW ISETTA 250 2

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BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 1955 GERMANY

BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2411 1/43 54㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 空冷単気筒 250cc 12HP 4段変速
性能: 最高速84km/h
データーベースでBMW イセッタのミニカー検索

 

BMW イセッタ 250 商用車 ドイツ 1955

 

 戦後のBMWが続けた高級車路線は、敗戦直後のドイツでは成立しませんでした。そこでBMWは高級車路線を転換して、小型大衆車の生産を始めました。量産に適した車種としてBMWがライセンス契約を結んだのはイタリアのイソ社の超小型車イセッタでした。おそらくBMWのモータサイクルのエンジンが流用できるので、イセッタが選択されたと思います。ただ高級車メーカーがこのような小型車に切り替えたのですから、よほど財政的に苦しかったのでしょう。

 

 リアに搭載する2サイクル単気筒エンジンの騒音振動対策としてエンジンを自社の4サイクル強制空冷単気筒250cc/300ccエンジンに切り替えて、1955年に発表したイセッタ 250/300は大成功を収めました。この車は2人乗りで、前面にあるドアはステアリングホイールやメーターパネルもろとも前方に開く独特の構造です。なお3輪車のように見えますが、後輪はデファレンシャルギヤを省略した狭いトレッドの2輪となっているので、4輪車です。全長2.4mの非常に小さな車ですが、ライトやワイパーもちゃんとついていて最高速度も84km/hという立派な自動車でした。またこの画像のように荷物台を付けて商用車としても使ったようです。

 

 

 ミニカーはシュコー製で前述した型番02302のバリエーションで、荷物台の付いた商用車仕様です。型番02302より製作時期が少し新しいので、豆のように小さなワイパーやドアミラーが追加されて仕上げがリファインされています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロントの拡大画像で小さなワイパーと左側Aピラーに付いた小さなドアミラーがあるのがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 1
BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 2

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VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 1955 GERMANY

VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430005002 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.2L 30HP 4段変速
性能: 最高速118km/h
データーベースでフォルクスワーゲン カルマン ギアのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ (タイプ 14) ドイツ 1955

 

 フォルクスワーゲン ビートルをベースにして1955年に登場したスポーティーカーがカルマン ギア クーペ (タイプ 14)でした。デザインはイタリアのカロッツェリア ギアによるエレガントなもので、カルマン社がボディを製作していました。1957年にはオープンのカブリオレが追加されました。ビートルがベースでしたので性能的にはたいしたことはありませんでしたが、値段と維持費が安くまた見た目がかっこよかったので「プアマンズ ポルシェ」といわれ人気がありました。

 

 タイプ 14の当初のエンジンはビートルと同じ1.2L(30HP)でしたが、その後ビートル同様に1965年に1.3L(40HP)、1966年に1.5L(44HP)、1969年に1.6L(50HP)と拡大され、1.6Lは最高速140km/hに性能が向上しました。1971年にテールライトが大きくなり、バンパーの形状が変更されました。タイプ 14は1973年まで生産され総生産台数は約44万台でした。ブラジルではタイプ 14をベースにしたカルマン ギア TCが1975年まで生産されました。

 

 

 1962年にフォルクスワーゲン 1500をベースにして同じギアのデザインながらタイプ 14とは異なる直線的なデザインを持つカルマン ギア 1500 クーペ (タイプ 34)が登場しました。このデザインは当時のアメリカ車(GM シボレー コルベア)を意識したものだったようです。(実車画像→ カルマン ギア クーペ (タイプ 34) 1966) タイプ 34のエンジンは1.5L(45HP)で最高速135㎞/hとタイプ 14より高性能でした。1965年に1.6L(54HP)が追加されました。タイプ 34はデザインが良くなかったのか? 人気が出ず、タイプ 14より先に1969年に生産中止となりました。総生産台数は4万台ほどで、稀少車の類でした。

 ミニカーは1992年に発売されたミニチャンプス製です。ミニチャンプスとしては初期物ですが、灯火類やロゴなどの細部がリアルに再現され、古典的ながら魅力的なこの車のデザインが良く再現されています。カルマン ギア タイプ 14の当時物ミニカーはディンキー、メルクリン、国産のミクロペットなどがありました。ミニチャンプス以外の最近の物ではシュコー、ヴィーキング、フランクリン ミントの1/24、京商の1/64、NEO(レジン製)などがあります。カルマン ギア タイプ 34の当時物ミニカーはコーギー、ジク(SIKU)などがありました。最近の物ではミニチャンプス、ヘルパとブッシュの1/87があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 2

 以下は1992年に発売された上記と同じミニチャンプス製のカルマン ギア カブリオレ (1/43 型番430005031)の画像です。上記のバリエーションで、ルーフがないので、再現された室内の造形が良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 2

 以下は2017年に発売された国産名車コレクション製のカルマン ギア クーペ (1/43 No.289)の画像です。メーカはイクソだと思われます。画像だけ見ると1992年に作られたミニチャンプス製と同じような出来ばえに見えるので、2017年までの25年間でミニカーの出来ばえがかなり向上したことが分かります。ただしこのミニカーは雑誌付きの安価なものなので、室内の造形など細部の仕上げとなるとミニチャンプス製よりかなり簡素になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 9
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 10

 以下は1960年代に発売されたヴィーキング製のカルマン ギア カブリオレ (1/40 型番141)の画像です。これは40年以上前に専門店で絶版品として購入した物です。ドイツのヴィーキングは現存するメーカーで、HOスケール(1/87)のプラスチック製ミニカーを作っています。これもプラスチック製で1/40の大きさで、フォルクスワーゲン社のプロモーション用特注品としてつくられたものでした。プロモーション用なのでかなりリアルに作られていて、底板部分を外すとスペアタイヤやエンジンなどが簡単な表現ですが再現してあります。同時期に作られた特注品でビートルもありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 3
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板を外した状態の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 5
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 6

 以下は1959年頃に発売されたディンキー(英)製の当時物 カルマン ギア クーペ (1/43 型番187)の画像です。これは私の保有するミニカーの中でも一番古い類で、1970年代にミニカー専門店で購入したものです。塗装はオリジナルのようですが、タイヤは当時販売されていた補給品に交換されているようです。1950年代に作られていたミニカーはこんなものだったということで見てください。素朴な出来ですが実車の雰囲気をそれなりに再現しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUP (TYPE 14) 7
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUP (TYPE 14) 8

 以下は1963年に発売されたコーギー製の当時物 カルマン ギア クーペ タイプ 34 (1/46 型番187)の画像です。タイプ 34は実車の人気のなさを反映して、当時物ミニカーはこのコーギーとジク(SIKU)ぐらいしかありませんでした。縮尺1/46と少し小さめですが、タイプ 34の特徴的なフロントの造形を当時のミニカーなりに再現しています。フロントとリアのフードが開閉し、リアにはエンジンが再現され、フロントにはスペアタイヤとトランクが積載され取り外すことも出来るなど、コーギーらしいギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 2

 以下はフロント/フロント トランク開閉とリア/リア パネル開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 3
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 4

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PORSCHE 550A RS SPIDER James Dean 1955 GERMANY

PORSCHE 550A RS SPIDER James Dean 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R234 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.5L 135HP 4段変速
性能: 
データーベースでポルシェ 550のミニカー検索

 

ポルシェ 550A RS スパイダー ジェームス ディーン 'リトルバスターズ' ドイツ 1955

 

 フォルクスワーゲンのディーラーが356を改造したミドシップ スパイダーを駆って国内レースで活躍していたことに触発されて、ポルシェも自らレーシングカーの製作を始めます。1953年に1.5Lエンジンをミドシップ配置した2座スパイダーのプロトタイプが完成し、ルマンに出場してクラス優勝しました。翌年この車はエンジンを4カムシャフトに改造して、550 RS スパイダーとして一般市販されました。なお550とは軽量なアルミ製ボディの乾燥重量が550㎏だったことに由来しています。

 

 この高性能エンジンは前述した365 カレラにも使われました。1955年に550はサスペンションを改良し軽量化された550A RSに変わり、多くはアメリカに輸出されました。前述した映画俳優のジェームス ディーンは365 スピードスターから550A RSに乗り換えたのですが、1955年にその車でレース場に向かっていた途中に交通事故で死亡しました。

 

 

 550の当時物ミニカーは、ソリド、ポリトーイ、ジクなどがありました。当時物以外ではブルムが各種レース仕様のバリエーションで約20種類、シュコーが十数種類、ミニチャンプスが数種類、ジョリーモデルが数種類などたくさんモデル化されています。ジョリーモデルからはジェームス ディーンのつぶれた事故車が型番JL0263で2004年に発売されてます。(悪趣味なミニカーと思いますが→その画像です)

 画像のミニカーはブルム製で2001年に発売されました。ジェームス ディーンが使用していた車をモデル化していて、ゼッケン「130」とリアパネルのナンバープレート「2Z77767」と「Little Bastard」のロゴは実車に即しています。そこそこリアルで実車の雰囲気がうまく再現されたブルムらしい良い出来ばえです。なおリアの塗装(赤ライン)などが実車と異なっているのですが、その塗装や内装を修正した改良版(型番R234UPD)が2013年に発売されています。下はフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PORSCHE 550RS 1
PORSCHE 550RS 2

 以下はブルムの550RS ルマン仕様(R193)の画像です。1956年のルマンで5位入賞した車をモデル化しています。ハードトップを追加してクーペになっています。リアウインドーからミドシップ搭載したエンジンが少し見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 550RS COUPE LE MANS 1
PORSCHE 550RS COUPE LE MANS 2

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MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 1955 GERMANY

MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 51008 1/43 67㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.82m 全幅約1.25m
エンジン 変速機: 2サイクル単気筒 191cc 10HP 4段変速
性能: 最高速90km/h
データーベースでメッサーシュミット (自動車)のミニカー検索

 

メッサーシュミット カビネンローラー KR200 ドイツ 1955

 

 ドイツの航空機メーカー メッサーシュミット社は第2次大戦後に航空機の製造が禁止された為、同社の技術者であったフリッツ フェンド(Fritz Fend)が設計した超小型車を製造することにしました。敗戦後のドイツには、BMW イセッタゴッゴモビルなどの超小型車が登場しましたが、このメッサーシュミット KR200 カビネンローラーもその仲間でした。なおカビネンローラーとは「キャビンのついたスクーター」という意味です。

 

 KR200はまるで戦闘機のように開閉するキャノピーを持った前後タンデム2人乗りの後輪駆動3輪車で、小さなタイヤは戦闘機の後輪を流用したといわれています。エンジンは空冷2サイクル単気筒191cc(10HP)で、約240Kgの軽量ボディ故、最高速90km/hが可能だったようです。(こんな車に乗って90km/hで走ると怖いと思いますが) 画像の幌仕様以外に透明プレクシグラス製ハードトップ仕様と屋根のないスポーツ仕様のロードスター(KR201)もありました。

 

 

 1956年に航空機の製造が許可されたメッサーシュミット社は、KR200の製造をフリッツ フェンドが設立したFMR社(Fahrzeug Maschinenbau GmbH Regensburg:リーゲンスブルグ車両製作有限会社)に引き継ぎました。ただその後もKR200はメッサーシュミットの名前のままで生産されました。FMR社は1958年にKR200をベースにして、エンジンを500㏄(19.5HP)に拡大し車幅を少し広げて後輪を2輪に変更した高性能版(最高速130km/h)のFMR KT500 (当初はタイガーという名前でした)を登場させました。戦後しばらくして経済が復興すると、この類の超小型車は魅力がなくなり次第に売れなくなり、1964年にKR200は生産中止となりました。KR200/KR201の総生産台数は約4.2万台、TG500は約300台でした。

 ミニカーは1994年頃に発売されたドイツのガマ製です。実車が小さいので全長67㎜のずいぶんかわいいミニカーですが、小さいながらも凝ったつくりになっています。キャノピーが開閉し室内のバイクのようなバーハンドルや小さなタイヤなどがしっかり作り込まれています。ガマはハードトップ仕様やTG500もモデル化しています。ガマ以外ではキラルの当時物の1/35、ビテスのKR200/TG500、ブッシュの1/87、シュコーの1/18、オックスフォードの1/76と1/18などがあります。 以下はガマのKR200のフロント/リアの拡大画像と俯瞰/キャビンを開いた室内の画像です。正面中央に付いている3文字のロゴはFMR社のロゴです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 1
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 2

 以下はガマのバリエーションでハードトップ仕様のKR200(1/43 型番51007)の画像です。上述したKR200とほぼ同じで、透明のハードトップを取付けています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 3
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 4

 以下は1992年に発売されたビテスのKR200(1/43 型番680)の画像です。このKR200の正面中央に付いているロゴはメッサーシュミット社のロゴです。なおサンスター傘下となったビテスは2010年頃にこのKR200を少しリファインして再生産しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 5
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 6

 以下は1992年に発売されたビテスのTG500 タイガー(1/43 型番684)の画像です。TG500では正面中央に付いているロゴがメッサーシュミットではなくFMRの3文字のロゴに変わっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MESSERSCHMITT   
 TIGER TG500 1
MESSERSCHMITT TIGER TG500 2

 以下はキラル(QUIRALU)の当時物のKR200(1/35 型番無し)の画像です。キラルは1950年代のフランスのメーカーでオリジナルは1958年に発売されました。これは1990年頃に発売された復刻版で、オリジナルではありません。50年も昔のビンテージ物のミニカーながらプロポーションはしっかりしていて良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 7
MESSERSCHMITT KABINENROLLER KR200 8

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GLAS GOGGOMOBIL T250 1955 GERMANY

GLAS GOGGOMOBIL T250 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2073 1/43 65㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.9m 全幅約1.3m
エンジン 変速機: 空冷2ストローク2気筒 247cc、14HP 4段変速
性能: 最高速72km/h
データーベースでゴッゴモビルのミニカー検索

 

グラース ゴッゴモビル T250 ドイツ 1955

 

 1895年に創立したドイツの老舗農機具メー カーであったグラース社は、第2次大戦後にスクーター市場に進出しました。1951年にイタリアのピアッジオ社のベスパによく似た125㏄エンジンを搭載したゴッゴローラーという名前のスクーターを開発し販売しました。このゴッゴという名前は創立者ハンス グラースの孫の愛称にちなんだものでした。

 スクーターがヒットしたことで、1955年にゴッゴモビルという名前の超小型車を開発し4輪車市場に進出しました。ゴッゴモビル T250はリアに空冷2ストローク2気筒247cc 14HPエンジンを搭載した超小型の4座セダンでした。ゴッゴモビルには296㏄エンジンのT300、385㏄エンジンのT400、クーペのTS、商用バンのトランスポーターのバリエーションがありました。1957年には600㏄/700ccエンジンを搭載した少し大きなサイズのゴッゴモビル T600/T700(イザール ISARD)が追加されました。当時のドイツには似たような超小型車(メッサーシュミットロイトなど)がありましたが、ゴッゴモビルはオーソドックスな設計で実用性が高く成功を収めました。1969年まで生産され、総生産台数は約28万台でした。

 

 さらに1962年には4気筒1Lエンジンを搭載したグラース 1004を開発し本格的な乗用車市場へも進出しました。この車はイタリアのピエトロ フルアによるセンスの良いデザインでした。その後もグラースの上級指向は続き、BMWクラスの中級車にまで進出しますが、さすがにそのクラスでは苦戦が続きました。1965年にはメルセデス ベンツに肩を並べる高性能GTカーの2600 V8(V型8気筒2.6Lエンジン搭載)まで発表しますが、これが最後の花となり、結局経営が行き詰まり1966年にBMWに吸収合併されました。

 

 

 ミニカーは1995年に発売されたシュコー製です。実車の雰囲気が良く再現された良い出来ばえで、小さいながらも非常に凝った作りとなっています。前開きのドアが開閉でき室内がそこそこ再現され、リアのフードを開くと簡単な造形ですがエンジンも付いています。 小さなドアミラーが付いていますが、これはミニカーの箱に添付されていて自分で取り付けるものです。これ以外のゴッゴモビルのミニカーはジク(SIKU)の当時物の1/60のセダンとクーペ、最近の物ではブレキナの1/87、BUB プレミアムクラシックスのセダン/カブリオレ/バン(トランスポーター)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とドアを開いた室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GLAS GOGGOMOBILE T250 1
GLAS GOGGOMOBILE T250 2

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MERCEDES-BENZ 220S (W180) 1956 GERMANY

MERCEDES-BENZ 220S (W180) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430033005 1/43 110mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2.2L 100HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでメルセデス ベンツ W180のミニカー検索

 

メルセデス ベンツ 220S (W180) ドイツ 1956

 

 戦前の170のシャーシを流用していた220は1954年に220aに変わります。220aは180のホイールベースを拡大し、全長を235mm長くしたボディに6気筒エンジン(2.2L 80HP)を搭載したものです。車格としては現在のSクラス級ですので、当然内装も豪華になっています。さらに1956年にはエンジンを100HPに強化して220Sに進化します。1958年には改良型の220SE(W128)が登場し1962年まで生産されました。

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2006年に発売されました。220Sのモデル化で、前述した180のミニカーよりも全長が5mmほど長くなっています。サイドのモール類が増えて室内もなんとなく?豪華な感じになってます。フロントグリルの造形やウインカーの位置などが変更されていることも分かります。ミニチャンプスにはバリエーションが数種類あります。ミニチャンプス以外では、古いものではジク(SIKU)、1990年代頃のファーラー(FALLER)があります。最近の物では、ブレキナのクーペが数種類あります。改良型のW128はビテスやサンスターがモデル化しています。
データーベースでメルセデス ベンツ W128のミニカー検索

 

 

 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 220S (W180) 1
MERCEDES-BENZ 220S (W180) 2

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MERCEDES-BENZ 220S PONTON (W180) 1956 GERMANY

MERCEDES-BENZ 220S PONTON (W180) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FALLER 4326 1/43 110mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2.2L 100HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでメルセデス ベンツ W180のミニカー検索

 

メルセデス ベンツ 220S ポントン (W180) ドイツ 1956

 

 戦前の170のシャーシを流用していた220は1954年に220aに変わります。220aは180のホイールベースを拡大し、全長を235mm長くしたボディに6気筒エンジン(2.2L 80HP)を搭載したものです。車格としては現在のSクラス級ですので、当然内装も豪華になっています。

 

 1956年にはキャブレターをツインにしてエンジンを100HPにパワーアップした220Sに進化します。220Sの最高速は160km/hに向上し、その高性能ぶりは世界の注目を浴びました。名前に付与された「ポントン」とは、フェンダーがボディと一体化したいわゆるフラッシュ サーフェス ボディのことを意味するもので、180/200/220系の俗称です。1958年には改良型の220SE(W128)が登場し1962年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはドイツの鉄道模型用アクセサリーで有名なファーラー社製で、1994年頃に発売されました。全体がプラスチックでできていて、塗装はされていませんが、ボディには艶がありますのであまり違和感はありません。プロポーションが良く、プラスチックの特性を生かして細かいところまで再現されています。ドアが開閉でき室内もそこそこ再現されています。またエンジンとフロントサスペンション部分もリアルで、そのエンジン部分を取り外すことも出来ます。このセダンと同じ型を使ったタクシーなどのバリエーションが数種類あります。これ以外のW180のミニカーは、古いものではジク(SIKU)があります。最近の物では、ミニチャンプスやブレキナのクーペが数種類あります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 220S PONTON (W180) 1
MERCEDES-BENZ 220S PONTON (W180) 2

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BMW 503 1956 GERMANY

BMW 503 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS 253 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.2L 140HP 4段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでBMW 503のミニカー検索

 

BMW 503 ドイツ 1956

 

 戦後のBMWは高級車の少量生産という経営方針を立てました。その方針に従って6気筒/8気筒エンジンを搭載する高級車501/502が登場しました。さらにその延長としてよりスポーティな高級パーソナルカーも企画され、1955年に503と507が同時に発表されました。503は2+2シーターのクーペ/カブリオレで、507は2シーターのロードスターでした。見た目が派手な507はかなり有名ですが、ややおとなしい503はあまり知られていません。

 

 503はドイツ系アメリカ人デザイナーがデザインした美しいクーペ/カブリオレボディに、502のV型8気筒3.2Lエンジンを搭載していました。当初はメルセデス ベンツ 300Sと同等のスポーティな高級車として大量生産で安価提供する予定だったようですが、開発に失敗し同時期のメルセデス ベンツ 300SLと同じぐらいの高価格車となってしまいました。その為たった400台ほどしか生産されず、商業的には大失敗でした。

 

 

 ミニカーはディテールカー製で、1995年に発売されました。ディテールカーはイタリアのCDCグループのブランドで、1992年頃から主に1/43のダイキャスト製ミニカーを作っていました。ディテールカーはその名のとおりディテールにこだわった良い出来ばえのミニカーが多く、当時の他社ブランド(コーギーやソリドなど)でも販売されました。2000年頃に破産しフランクリン ミントに売却されたようです。この503のミニカーも当時としてはかなり良い出来ばえで、503が2+2シーターのクーペとしてやや大柄な車だったことがミニカーから分かります。これ以外の503のミニカーは、シュコーのクーペ/カブリオレ、ユニバーサルホビーのクーペ、JADIのクーペ/カブリオレ(1/18)、ブレキナのクーペ(1/87)などがあります。 以下はディテールカーのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 503 1
BMW 503 2

 以下はディテールカーのバリエーションで幌を立てた503 カブリオレ(型番256)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 503 3
BMW 503 4

 以下は1995年頃に発売されたシュコーの503 カブリオレ(型番02243)の画像です。ディテールカーと同等の良い出来ばえですが、車高が低すぎて実車のイメージから外れています。(経年変化でサスペンションがへたった訳ではなく、最初からこの設定だったようです)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 503 5
BMW 503 6

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BMW 507 1956 GERMANY

BMW 507 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430022508 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.2L 190HP 4段変速
性能: 最高速228km/h
データーベースでBMW 507のミニカー検索

 

BMW 507 ドイツ 1956

 

 戦後のBMWは高級車の少量生産という経営方針を立てました。その方針に従って6気筒/8気筒エンジンを搭載する高級車501/502が登場しました。さらにその延長としてよりスポーティな高級パーソナルカーも企画され、1955年に503と507が同時に発表されました。503は2+2シーターのクーペ/カブリオレで、507は2シーターのロードスターでした。見た目が派手な507はかなり有名ですが、ややおとなしい503はあまり知られていません。

 

 この当時のBMWで一番有名なモデルがこの507です。戦前の328同様の硬派のスポーツカーで、見た目も実にかっこいい車です。見て目だけではなく、最も高性能なモデルは502の3.2Lエンジンを190HPまでチューンし、最高速は228km/hと当時のスーパーカーでした。同時期のメルセデス ベンツ 300SLと同じくらいの高価格車で、たった250台ほどしか生産されていません。約1400台が生産された300SLよりもむしろずっと希少な車だったわけです。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、1993年に発売されました。ミニチャンプスとしては初期の物ですが、当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえでした。ミニチャンプスは車高を低く設定して実車よりもかっこよく見せるデフォルメをよく行いますが、この507もそのデフォルメがされています。これ以外の507ミニカーとしては、メルクリンの当時物、マッチボックスのYシリーズ、シュコー、ノレブ、デルプラドの世界の名車シリーズなどがあります。 以下はミニチャンプスのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 507 1
BMW 507 2

 以下は2001年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズの507 (No.11)の画像です。雑誌付きミニカーとして、値段相応の出来ばえでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 507 3
BMW 507 4

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