ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

TOYOTA ESTIMA 2000 JAPAN

TOYOTA ESTIMA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA ESTIMA


M-TECH MS-24B 1/43 111㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.79m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L 220HP 4段自動変速
性能: 最高速180km/h (国内仕様) ハイブリッド 4WD仕様有り データーベースでトヨタ エスティマ/プレビアのミニカー検索

トヨタ エスティマ 日本 2000年

 

 2000年にトヨタ エスティマ 2代目が登場しました。失敗作とされた初代の問題点がすべて改善されました。まずエンジン/駆動系は、カムリをベースにした横置き前輪駆動方式に変更されました。パワー不足だったエンジンはDOHC V型6気筒3L(220HP)とDOHC 4気筒2.4L(160HP)の2タイプとなりました。初代で評判の良かった卵型の丸みのあるボディデザインは継承され、リアのピラーをブラックアウトし屋根が浮いて見えるような処理がされました。両側スライドドアが採用され、床下のエンジンが無くなった分だけ室内が広くなりました。先代で設定された5ナンバー規格のエミーナ/ルシーダはなくなりました。

 

 2001年にはプリウスに次ぐ2番目のハイブリッドカーとして、後輪を電気モーターで駆動するハイブリッド4WD仕様が追加されました。また4人乗りに改造し木目調カウンター、AV機器、冷蔵庫等を装備した特装車の「エスティマ モバイルオフィス」が発売されました。初代同様に安くはない価格でしたが、それに見合った性能や装備となったことが評価され、2000年の新車販売台数で3位となるほど大ヒットし、その後上級ミニバンの代表的な車になっていきました。タクシーとしても使用されました。2006年にエスティマ 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ エスティマ 2006)

 

 

 ミニカーは2001年頃に発売されたMテック製の当時物です。Mテックはエポック社が1996年に立ち上げた1/43国産車ミニカーのブランドで、乗用車/商用車をモデル化していました。このエスティマ 2代目は当時のミニカーとしてはプロポーションが良く、全体的な雰囲気がうまく再現されています。ただヘッドライトが少し大きすぎてフロントグリル形状もやや違っているのが今一つです。ドア開閉ギミック付きでドアを開くとセンターコンソール部分が大きく張り出した特徴的な室内がそこそこ再現されています。これ以外のエスティマ 2代目のミニカーはトミカの当時物、REAL-Xの1/72、京商 Jコレクション、その京商 Jコレクションの型を流用した国産名車コレクション、ハイスピードのプレビア(エスティマの輸出仕様)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA ESTIMA 1
TOYOTA ESTIMA 2

 以下は2011年に発売された国産名車コレクションのエスティマ 2代目(1/43 No.138)の画像です。リアに「3.0 AERAS」のロゴがありますので、上級グレードのアエラスをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソが製造していた京商 Jコレクションのエスティマ 2代目の型を流用しています。プロポーションが良くフロント周りの造形など実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ています。京商Jコレクション製のエスティマは内装が彩色されていましたが、これは安価な雑誌付きミニカーなので、コストダウンで内装は無彩色(黒一色)に簡素化されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA ESTIMA 3
TOYOTA ESTIMA 4

 以下は2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物 トヨタ プレビア 2000 (1/43 型番JC001)の画像です。エスティマの欧米向け輸出仕様のプレビアをモデル化していますので、室内が左ハンドル仕様になり車名ロゴがPREVIAに変更されています。(なお左ハンドルになるとワイパーの取付位置の左右が逆になるのですがそこまでは変更してありません) 外観は上記の国産名車コレクション製のエスティマとほとんど同じですが、内装は彩色されてリアルに仕上げられています。このように内装が綺麗に着色されていると、全体的な見ばえが格段と良くなります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA PREVIA 1
TOYOTA ESTIMA 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA PREVIA 3
TOYOTA ESTIMA 4

 以下は2003年に発売されたハイスピード製の当時物 トヨタ プレビア 2000 (1/43 型番HF20438)の画像です。エスティマの欧米向け輸出仕様のプレビアをモデル化しています。(ただしこれは何故か右ハンドル仕様ですので、イギリス仕様なのでしょう) ハイスピード(HIGH SPEED)は中国のミニカーメーカーでシュコー向けのOEMなども手掛けていて安価ながらそこそこ良い出来のミニカーを作っていました。(2013年頃に倒産したらしいですが) このプレビアはプロポーション的には上記の京商 Jコレクション製と同じような良い出来ばえですが、テールライトや室内などの細部がやや見劣りします。ただしハイスピード製は定価800円で京商 Jコレクション製(定価2000円)の半額以下でしたので、これは当たり前のことです。ドア開閉ギミック付きで室内も値段相応に仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA PREVIA 5
TOYOTA ESTIMA 6

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TOYOTA bB MAZIORA 2000 JAPAN

TOYOTA bB MAZIORA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA bB MAZIORA


M-TECH H-01-C 1/43 89㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.95m 全幅約1.69m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.5L 110HP 4段自動変速  FF/4WD
性能: 最高速170km/h?   データーベースでトヨタ bBのミニカー検索

トヨタ bB マジューラ 日本 2000年

 

 1993年に発売されたスズキ ワゴンRが大ヒットし、車高の高い軽ワゴン「トールワゴン」のブームを引き起こしました。その流れは小型車にも波及し1996年にホンダ SM-X、1998年に日産 キューブ、2000年にトヨタ bBなどが登場しました。トヨタ bBはヴィッツ 初代をベースにした小型ミニバンで、日産 キューブと同様の車高の高いシンプルな箱型ボディが特徴でした。またエアロパーツや広い室内をユーザーが自由にカスタマイズできるように設計したことで若年層にアピールしました。bBという名前はBlack Box(たぶん中身の用途が決まっていないという意)の頭文字で、大文字小文字の違いは不明です。

 

 DOHC 4気筒1.3L(88HP)/1.5L(110HP)エンジンを搭載し4段自動変速で、前輪駆動とフルタイム4WDがありました。2001年に派生車として車体後部に荷台を設けたピックアップトラックのbB オープンデッキが追加されました。(オープンデッキは販売不振で2003年に廃止 実車画像→ トヨタ bB オープンデッキ 2011) 2003年のマイナーチェンジでバンパーが大型化され、内外装が変更されました。2004年にサイオン xBの名前で北米でも販売されました。純正カスタムパーツやアフターパーツメーカーのドレスアップパーツが豊富であったbB 初代は、若年層に支持されて大ヒットしました。2005年にbB 2代目にモデルチェンジしました。なお2代目は初代のシンプルさがなくなり押しつけがましい仕様となったことなどが災いして、徐々に売れなくなり2016年に生産中止となりました。(実車画像→ トヨタ bB 2005)

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたMテック製の当時物です。トヨタ bB 初期型で、光の当たり方によって色が変化する日本ペイントの特殊塗料マジョーラ(MAZIORA)を採用した特別仕様車マジョーラをモデル化しています。プロポーションが正確でシンプルな箱型ボディがうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。灯火類や室内などの細部もそこそこ良く再現されています。特に実車と同じ特殊塗料を使っているので、見る角度によってボディの色が変化するのは実に面白いです。これ以外のbB 初代のミニカーはトミカの1/60、ホットホイールのサイオン xB 1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA bB 1
TOYOTA bB 2

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TOYOTA CELSIOR (F30) 2000 JAPAN

TOYOTA CELSIOR (F30)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELSIOR (F30)


KYOSHO J COLLECTION JC05041K 1/43 118㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.83m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.3L 280HP 6段変速/5段自動変速
性能: 最高速260km/h (レクサス)   データーベースでトヨタ セルシオ/レクサスのミニカー検索

トヨタ セルシオ (F30) 日本 2000年

 

 1994年にトヨタ レクサス LSは2代目(F20)にモデルチェンジしました。国内版のセルシオも同時に2代目となりました。ボディサイズの変更はなく外観のデザインも初代とほとんど同じでした。ホイールベースが少し長くなったので室内は少し広くなり、ボディの剛性強化と遮音性能向上、サスペンションとブレーキの改良などが行われました。エンジンは初代と同じDOHC V型8気筒4L(260HP)で少しパワーアップしました。1997年のマイナーチェンジで後期型となりエンジンが290HPにパワーアップし、4段自動変速が5段自動変速に変わりました。外観はフロントグリルが少し大きくなってヘッドライトから独立したデザインとなり、ホイールの意匠も少し変更されました。レーダークルーズコントロールなどの先進装備が追加されました。(実車画像→ トヨタ レクサス LS 1994)

 

 2000年にトヨタ レクサス LSは3代目(F30)にモデルチェンジしました。国内版のセルシオも同時に3代目となりました。ボディサイズの変更はなく外観は基本的なスタイルは同じながら、ヘッドライト形状が変更され全体的に丸みが付いたデザインになりました。エンジンはDOHC V型8気筒4.3L(290HP)に変更されました。音声制御式ナビ、ドアを自動でロックするイージークローザー、スマートキーなどの先進電子機器が追加されました。2003年のマイナーチェンジで後期型となり、ヘッドライト、ボンネット、トランクリッドなどの意匠が変更されました。同時に5段自動変速が6段変速に変わり、レーダーを使った衝突被害軽減ブレーキがオプション設定されました。2005年に国内にもレクサス ブランドが展開されたので、セルシオは2006年に生産中止となり、レクサス LSに移行しました。なおレクサス LS 4代目が2006年に登場しました。

 

 

 ミニカーは2003年に発売された京商Jコレクション製です。セルシオ 3代目の前期型をモデル化しています。全体的なプロポーションは良いのですが、サイドビューを見るとキャビンの形状が実車とやや違う感じがします。灯火類や室内の造形などの細部はリアルでかなり良い出来ばえです。(特に彩色されたインパネのナビ画面など凝ってます) 京商は2003年のマイナーチェンジ後の後期型もモデル化しています。これ以外のレクサス LS/セルシオ 3代目のミニカーはダイヤペットのセルシオ、トミカのセルシオ、ハイスピードのレクサス、国産名車コレクション、国産名車コレクションの色違いであるFIRST43、WIT'S(レジン製)の後期型などがあります。なお2代目 レクサス LS/セルシオ 2代目のミニカーは京商、アオシマのセルシオ(ジャンクションプロデュース仕様)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CELSIOR (F30) 1
TOYOTA CELSIOR (F30) 2

 以下は2011年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のトヨタ セルシオ 2001年 (1/43 No.143)の画像です。メーカーはイクソで、上記の京商 Jコレクション製を流用して内装仕上げを簡素化したものとなっています。(2010年あたり?から京商の1/43サイズのミニカーはイクソの中国工場が製作しているようです) その為コストダウンで内装が少し簡素化されていますが、それでも全体的にはそこそこの良い仕上げとなっています。安価な雑誌付きミニカーとしては良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELSIOR (F30) 5
TOYOTA CELSIOR (F30) 6

 以下は2001年に発売されたダイヤペット(アガツマ)製のトヨタ セルシオ 2000年 (1/43 型番DK-1003)の画像です。アガツマ傘下のダイヤペットで製作された1/43のミニカーで、従来のダイヤペットよりスケールモデル的な作風で結構良い出来ばえになっています。プロポーションが良くサイドビューのキャビン部分は上記の京商 Jコレクション製よりも実車に近いように思います。(ただこれも微妙に違う気がしますが) ドアが開閉するギミック付で、彩色された室内も良い出来ばえになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELSIOR (F30) 3
TOYOTA CELSIOR (F30) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELSIOR (F30) 5
TOYOTA CELSIOR (F30) 6

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TOYOTA ARISTO S300 WALNUT PACKAGE (JZS160) 2000 JAPAN

TOYOTA ARISTO S300 WALNUT PACKAGE (JZS160)
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TOYOTA ARISTO S300 WALNUT PACKAGE (JZS160)


TOSA COLLECTION (J-COLLECTION) 300056 1/43 113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3L 230HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速230km/h (レクサス GS300)   データーベースでトヨタ アリストのミニカー検索

トヨタ アリスト S300 ウォールナット パッケージ JZS160型 日本 2000年

 

 1991年にトヨタ アリスト 初代が登場しました。クラウン マジェスタ(S140)とシャーシを共有する姉妹車で、高性能を売りにした高級セダンでした。 デザインはイタル デザインが関与していたとのことで、欧州風のしゃれたデザインでした。DOHC 6気筒3L(203HP/ツインターボ 280HP)エンジンを搭載する後輪駆動車で、1992年にはセルシオと同じDOHC V型8気筒4L(260HP)エンジンを搭載する4WD仕様が追加されました。サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンでショックアブソーバー減衰力を電子制御するピエゾTEMSを装備し、4輪ABSやTRCなど先進技術が採用されていました。1994年のマイナーチェンジでフロントグリル、テールライトなどの意匠が変更されました。北米で1993年からレクサス GSとして販売されました。(実車画像→ トヨタ アリスト 1991年)

 

 1997年にトヨタ アリスト(レクサス GS) 2代目が登場しました。後輪駆動セダンの基本モデルとして開発されたプラットフォームが採用され、クラウン系から独立した車となりました。自社デザインで先代の基本的なスタイルを踏襲していましたが、フロント/リアのライト形状を統一した造形は個性的でした。エンジンは先代と同じでしたが、国内版のアリストにはV型8気筒エンジンの設定がなくなりました。2000年のマイナーチェンジでフロントとリアの意匠が変更されました。レクサス ブランドの国内展開でアリストは2005年に販売中止となり、レクサス GSに移行しました。(実車画像→ トヨタ レクサス GS 450h 2006)

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたトサ コレクション製です。トサ コレクションは「面白部品倉庫」(トヨタ系)のブランドで、トヨタ車の特注品を企画して販売していました。これは京商 Jコレクションの特注品で、京商製のV300(ターボ仕様)をベースにしてS300(後期型 ノンターボ仕様)のウォールナット パッケージというグレードに仕上げたものです。V300とS300の外観上の違いは、V300にはリアスポイラーが付いているのですがS300には付いていません。オリジナルのJコレクションの出来が良いので、これも細部の仕上げがリアルで実車の雰囲気がうまく再現された良い出来ばえとなっています。なおトサ コレクションはリアスポイラーが付いたV300 ベルテックス エディションもモデル化しています。これ以外のアリストののミニカーはベースとなった京商 Jコレクション、Jコレクションの物を流用した国産名車コレクション、国産名車コレクションの色違いであるFIRST43、オートアートの1/18、WIT'S(レジン製)などがあります。アリスト 初代のミニカーはハイストーリー(レジン製)とWIT'S(レジン製)があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA ARISTO S300 (JZS160) 1
TOYOTA ARISTO S300 (JZS160) 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のトヨタ アリスト 2001 (1/43 No.128)の画像です。メーカーはイクソで、京商 JコレクションのV300を流用して室内の仕上げなどを簡素化したものです。V300をベースにしていますので、リアスポイラーが付いています。細部の仕上げ以外はオリジナルの京商 Jコレクション製と同じですから、安価な雑誌付きミニカー(定価1790円)としては上々の出来ばえとなっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA ARISTO V300 (JZS160) 3
TOYOTA ARISTO V300 (JZS160) 4

 トヨタ レクサス GSのミニカーは京商 Jコレクションやオートオートの1/18などがあります。 → データーベースでトヨタ レクサス GSのミニカー検索

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HONDA CIVIC (EU) 2000 JAPAN

HONDA CIVIC (EU)
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HONDA CIVIC (EU)


EBBRO 43147 1/43 101mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.29m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 105HP 4段自動変速/CVT無段変速
性能: 最高速175km/h (輸出仕様)  データーベースでホンダ シビック 2000年以降のミニカー検索

ホンダ シビック EU型 日本 2000年

 

 ホンダ シビック 7代目(EU型)が2000年に登場しました。外観は先代(EG型)よりおとなしいデザインになりました。国内は5ドアハッチバック(EU型)と4ドアセダンのフェリオ(ES型)だけでしたが、アメリカ向けには2ドアクーペ(EM型)、欧州向けには3ドアハッチバック(EP型)がありました。ボディは大きくなりウォークスルーが可能なフラットフロアを採用し、室内はミニバン並みに広くなりました。当初のエンジンは4気筒1.5L(105HP)を横置き搭載し、前輪駆動と4WDがありました。2000年の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 2001年に欧州向けに設定された3ドアハッチバックにDOHC 4気筒2L(215HP)エンジンを搭載した高性能版タイプ R(イギリス仕様)が国内に輸入されて発売されました。タイプ Rは欧州では人気が高くBTCCなどのレースで活躍していました。2001年にフェリオに1.3Lエンジンと電気モーターを併用するIMAシステムを採用したハイブリッドが追加されました。2003年のマイナーチェンジで、内外装のデザイン変更が行われ、エンジンが4気筒1.7L(130HP)に変更されました。2005年にシビック 8代目(FD型)にモデルチェンジしました。シビック 7代目は全世界でヒットしましたが、国内では2001年に登場したフィット 初代が大ヒットしたことの影響で販売が低迷しました。

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたエブロ製です。5ドアハッチバック 前期型をモデル化しています。エブロらしい正確な造形で実車の雰囲気がうまく再現されていてかなり良い出来ばえです。着色ガラスのリアウインドーや室内インパネなどの細部も良く再現されています。これ以外のシビック 7代目のミニカーはほとんどがタイプ Rですが、ハイストーリー(レジン製)のタイプ R、ニューレイのタイプ R 1/32、WIT'S(レジン製)のタイプ R、PARAGONのタイプ R 1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

HONDA CIVIC (EU) 1
HONDA CIVIC (EU) 2

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