ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

VOLKSWAGEN PASSAT (B1) 1973 GERMANY

VOLKSWAGEN PASSAT (B1)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN PASSAT (B1)


SCHUCO 301-614 1/43 98mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 75HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速160km/h  データーベースでフォルクスワーゲン パサートのミニカー検索

フォルクスワーゲン パサート (B1) ドイツ 1973年

 

 フォルクスワーゲンの新世代車の先駆けとしてパサートが1973年に登場しました。パサートは水冷4気筒1.3L/1.5L(75HP)エンジンをフロントに縦置搭載した前輪駆動車でした。前輪駆動車としてはNSUのRo80をベースにしたK70が1970年に登場していましたが、K70の販売は芳しくありませんでした。パサートはグループ内のアウディ 80をベースとする車でした。アウディ 80はノッチバックでしたが、パサートはスポーティなハッチバックスタイルでした。ただし当初はハッチバックではなくトランクを持つ2/4ドアセダンで、1975年から3/5ドアハッチバックが追加されました。

 

 パサートの直線的な平面を組み合わせたデザインはイタルデザインのG.ジウジアーロによるものでした。車の人気は概ね見た目の善し悪しで決まることが多いのですが、パサートはこのデザインでヒットしたと私は考えます。1975年に1.5Lエンジンが1.6L(82HP)に拡大され、1978年に1.5L(50HP)ディーゼルエンジンが追加されました。1977年のマイナーチェンジで、バンパーが大型化されウインカーがバンパー内からヘッドライト横に移動しました。1980年にパサート 2代目(B2)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1973年に発売されたシュコーの当時物です。丸形4灯式ヘッドライトを持つ上級グレードの4ドアをモデル化しています。このミニカーは当時のシュコーが1/43の新しいシリーズとして発売したもので、ダイキャストの肉が薄いシャープな造形で当時のミニカーとしてはレベルの高い出来ばえでした。また立て付けが良い(チリ合わせが良好な)開閉ギミックが付いているのも魅力でした。このパサートはプロポーションが正確で、実車のイメージがうまく再現され良く出来ています。(ヘッドライトがグリルと一体のメッキパーツとなっているのが今ひとつですが) ボンネット/ドア/トランク開閉ギミック付です。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とトランク開閉/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN PASSAT 1
VOLKSWAGEN PASSAT 2

 以下は1974年に発売されたシュコー製のフォルクスワーゲン パサート (B1) LS バリアント 1974 (1/43 型番619)の画像です。これは上記のバリエーションでバリアント(5ドアワゴン)をモデル化しています。ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN PASSAT B1 LS VARIANT 1
VOLKSWAGEN PASSAT B1 LS VARIANT 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=521

OPEL KADETT C 1973 GERMANY

OPEL KADETT C
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT C


DETAIL CARS 452 1/43 96㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 52HP 4段変速
性能: 最高速144km/h  データーベースでオペル カデットのミニカー検索

オペル カデット C ドイツ 1973年

 

 1973年にオペル カデットはカデット Cにモデルチェンジしました。カデット CはGMの世界戦略車として開発され、イギリスのヴォクスホール シェベット、アメリカのシボレー シェベット、日本のイスズ ジェミニとボディを共有する兄弟車でした。デザイン的には先代のイメージを継承し、より洗練されたデザインとなっていました。ボディタイプは2/4ドアセダン、キャラバン(ワゴン)、クーペがありました。

 

 当初のエンジンは1.2L(52/60HP)で、4段変速で最高速144km/hの性能でした。イスズ ジェミニは1974年に1.6L(94HP)エンジン搭載で登場し、後に1.8L(103HP)が追加されました。1975年にはマンタ用の1.9L(105HP)を搭載して足回りを強化した高性能版のGT/Eが追加され、1977年にはエンジンを2L(115HP)に強化したGT/E2となりました。1976年には2ドアセダンをベースにして、取外しできるルーフと折畳み式ウィンドーを備えたオープン仕様のアエロが追加されました。1979年に4代目のカデット Dにモデルチェンジしました。総生産台数は約170万台でした。(実車画像→ オペル カデット アエロ 1977)

 

 

 ミニカーは1990年代に発売されたディテールカー製です。キャビン部分が小さめでウエストラインより下半分が大きいので、プロポーションが悪いです。灯火類や室内などの細部はまずまずの出来ばえです。カデット Cの当時物ミニカーはソリドのGT/E(ラリー仕様)、Bブラーゴの1/24、LUSO TOYSなどがありました。当時物以外ではこの型を使ったソリドのクーペ、ミニチャンプスの2ドアセダン/クーペ/キャラバン、トロフューのクーペ ラリー仕様、シュコーのクーペ ラリー仕様、イクソのクーペ ラリー仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL KADETT C 1
OPEL KADETT C 2

 以下は1978年に発売されたソリド製の当時物 オペル カデット C ラリー仕様 (1/43 型番70)の画像です。1978年 モンテ カルロ ラリーに参戦した31号車(結果は13位)をモデル化しています。当時のソリドはレース仕様車のモデル化に特化していて、このカデットもラリー仕様だけでノーマル仕様は作っていません。(後に2003年頃にこの型を使って型番1847でクーペ GT/Eをモデル化しています) オーバーフェンダー、フロントグリルの補助灯、室内のロールケージなどでラリー車に仕立てています。ソリドらしい造形でプロポーションも良いのですが、リアライトの塗装処理をしていない点などやや物足りないところもあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT C RALLY 1
OPEL KADETT C RALLY 2

 以下は2016年に発売された国産名車コレクション製のオペル カデット C (1/43 No.274)の画像です。メーカーはイクソで、イクソは型番CLC065でクーペ GT/Eをモデル化していますので、これはその廉価版です。内装の仕上げを簡略化した廉価版とはいえ基本的なところはイクソのカタログ版と同じですので、プロポーションは良く細部の仕上げも結構リアルです。値段を考えるとコスパの良いミニカーといえます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT C 3
OPEL KADETT C 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=564

VOLKSWAGEN SCIROCCO 1974 GERMANY

VOLKSWAGEN SCIROCCO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN SCIROCCO


SCHUCO 301-620 1/43 91mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 75HP 4段変速
性能: 最高速162km/h  データーベースでフォルクスワーゲン シロッコのミニカー検索

フォルクスワーゲン シロッコ ドイツ 1974年

 

 フォルクスワーゲンの新世代車の第2弾はスポーティなクーペ スタイルのシロッコで1974年に登場しました。パサートと同じコンセプトのデザインは同じイタルデザインのG.ジウジアーロによる物で、短くされたテールが実に軽快な感じがします。ちなみに前述したパサートとシロッコはどちらも季節風の名前で、新世代を象徴していました。上級グレードは丸型4灯式、それ以外は角形2灯式ヘッドライトでした。この車は数ヶ月後に登場したビートル後継車のゴルフをベースにしたクーペで、つまりはカルマン ギア クーペの後継車という位置づけなのでかっこいいわけでした。

 

 4気筒1.1L/1.6L(70/85HP)エンジンを横置き搭載する前輪駆動車で、エンジンなどのメカはゴルフと同じでしたが、ハンドリングはスポーティな味付けがされていたようです。1975年にゴルフ GTIと同じ1.6L燃料噴射式1.6L(110HP)エンジンを搭載した高性版GTIが追加されました。1978年のマイナーチェンジでフロントのウィンカーが大型化され、バンパーが黒いプラスチック製に変更されました。1982年に2代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約50万台でした。

 

 

 ミニカーは1974年に発売されたシュコーの当時物です。丸型4灯式ヘッドライトの上級グレードをモデル化しています。前述したパサート 初代と同じシュコーの新しい1/43シリーズの1台でした。シャープな造形でプロポーションが正確で、実車のイメージが良く再現されたとても良い出来ばえです。ボンネット/ドア/トランクの開閉ギミック付で、開閉部のチリ合わせも良好です。当時のシュコーは意欲的に自国車をモデル化していましたので、当時のほとんどのドイツ車がシュコーで揃いました。ただたくさん作りすぎた為か?、シュコーは1976年頃に一度倒産しました。(1990年代に復活しました) シロッコ 初代の当時物ミニカーはスペイン ディンキー、オートピレン、ポリトーイ、ソリドのレース仕様などがありました。最近のものではミニチャンプス、シュコー、ホワイトボックス、ネオ(レジン製)のレース仕様などがあります。  以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN SCIROCCO 1
VOLKSWAGEN SCIROCCO 2

 以下は1977年頃に発売されたオートピレン製の当時物 フォルクスワーゲン シロッコ (1/43 型番205)の画像です。角形2灯式ヘッドライト仕様をモデル化しています。これはオートピレンが製造していたスペイン ディンキーの型番1539と基本的に同じもので、そのオートピレン版です。ディンキー(仏)流のレトロで柔らかい感じの造形なので、やや角がとれたシロッコになっています。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN SCIROCCO 3
VOLKSWAGEN SCIROCCO 4

 以下は1976年に発売されたポリトーイ製の当時物 フォルクスワーゲン シロッコ (1/43 型番EL54)の画像です。ポリトーイのELシリーズは廉価版ミニカーの類ですので、あまり仕上げレベルが良くないですが、プロポーションは悪くないです。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN SCIROCCO 5
VOLKSWAGEN SCIROCCO 6

 以下は1980年に発売されたソリド製の当時物 フォルクスワーゲン シロッコ GR II (1/43 型番1080)の画像です。ETCC(ヨーロッパツーリングカー選手権)のGr.2のレース仕様車をモデル化しているようです。派手なチンスポイラーやオーバーフェンダー、室内のロールケージなどでレース仕様に仕立ててあります。なおソリドはレース仕様をモデル化していますが、ノーマルのシロッコはモデル化していません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN SCIROCCO 7
VOLKSWAGEN SCIROCCO 8

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=522

VOLKSWAGEN GOLF I 1974 GERMANY

VOLKSWAGEN GOLF I
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF I


SCHUCO 301-621 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 4段変速
性能: 最高速160km/h  データーベースでフォルクスワーゲン ゴルフ Iのミニカー検索

フォルクスワーゲン ゴルフ I ドイツ 1974年

 

 フォルクスワーゲン新世代車の本命であるビートルの後継車ゴルフが1974年に登場しました。台形のシルエットで背が高い独特なスタイルはイタルデザインのG.ジウジアーロのデザインで、コンパクトながらも広い室内を実現していました。このゴルフという名前はスポーツのゴルフの意とメキシコ湾流(による風)の意もあるそうです。ちなみに先に登場した新世代車でパサートは貿易風、シロッコは季節風の名前です。

 

 パサートと同じ4気筒エンジンを使っていましたが、縦置きから横置き搭載に変更した前輪駆動方式もコンパクトな外形寸法を可能にしていました。当初のエンジンは1.1L(50HP)と1.5L(70HP)の2つでしたが、後に1.3L(60HP)、高性能版1.6L(82HP)、経済版ディーゼル1.5L(50HP)などが追加されました。1976年に追加された高性能版GTiは、燃料噴射式1.6L(110hp)のハイパワーエンジンと硬められたサスペンションで、最高速180km/hの本格的なスポーツ仕様でした。1979年にはカルマン製のカブリオレが設定されました。バリエーションとして北米向けのピックアップ仕様のラビット(RABBIT:ウサギの意)、3ボックス セダンのジェッタがありました。

 

 

 ゴルフは大ヒットし1977年には生産累計100万台を達成し、1979年には年間生産台数66万台でトヨタ カローラを抜いて量産車世界一にもなりました。1984年にゴルフ 2代目にモデルチェンジし、総生産台数は約600万台でした。ゴルフはその後の他社の小型車設計に多大な影響を与えた傑作車でした。

 ミニカーは1974年に発売されたシュコー製の当時物です。これも前述したシュコーの新しい1/43シリーズの1台でした。プロポーションが正確なシャープな造形で、当時物ミニカーとしてとても良く出来ていました。ボンネット/ドア/トランクの開閉ギミック付で、開閉部のチリ合わせも良好です。(ただ当時のシュコーは塗装が今一つでした) ゴルフ 初代の当時物ミニカーはガマ、ソリド、マッチボックス、メーベトイ、ポリトーイの1/55と1/25、ノレブのJET CARシリーズなどがありました。当時物以外ではディテールカー、ミニチャンプス、ビテス、ノレブの新作、シュコーの新作、ブレキナの1/87などたくさんあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア(ハッチバック開閉)/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN GOLF 1
VOLKSWAGEN GOLF 2

 以下は1976年に発売されたガマ製のフォルクスワーゲン ゴルフ I (1/43 型番895)の画像です。上記シュコー製とよく似た造形ですが、これはシュコーの型の一部を流用しているからです。シュコーは1976年頃に倒産し、型がガマに移管されたのでそれを使ったのでしょう。ただしホイールや内装は違っていますので、まったく同じではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF 3
VOLKSWAGEN GOLF 4

 以下は1976年に発売されたメーベトイ製のフォルクスワーゲン ゴルフ I (1/43 型番A87)の画像です。底板に1/43と銘記していますが、実際には全長が92㎜ですので、約1/41ぐらいで少し大きめに出来ています。フロントグリルとバンパーを一体成型するなどコストダウンした設計であまり仕上げは良くないですが、当時の廉価版ミニカーの標準的な出来ばえです。ドア開閉ギミック付です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF 7
VOLKSWAGEN GOLF 8

 以下は1975年に発売されたソリド製のフォルクスワーゲン ゴルフ I (1/43 型番19)の画像です。これは2ドアをモデル化しています。これも廉価版ミニカーの類で、テールライトの塗装処理を省略するなどあまり仕上げは良くありません。この当時のソリドのミニカーはコストダウンに走ってレベルの低いものになっていました。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF 5
VOLKSWAGEN GOLF 6

 以下は2001年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズ フォルクスワーゲン ゴルフ I 1984 (1/43 No.26)の画像です。メーカは不明で、高性能版GTIをモデル化しています。1984年と底板に表記していますのでゴルフ Iの最終仕様?をモデル化していることになります。デルプラドのこのシリーズとしては標準的な出来ばえで、GTiの特徴である4灯式ライトと赤い縁取りが再現されています。ただヘッドライトのサイズが小さい為か? いまひとつGTiらしい顔つきになっていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF GTI 1
VOLKSWAGEN GOLF GTI 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=523

AUDI 50 GL 1974 GERMANY

AUDI 50 GL
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI 50 GL


SCHUCO 301-622 1/43 82㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.56m エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速145km/h  データーベースでアウディ 50のミニカー検索

アウディ 50 GL ドイツ 1974年

 

 アウディ 50はフォルクスワーゲン ポロの姉妹車で、小型車クラスの市場調査用としてポロに先行して1974年に登場しました。アウディとしては前身のアウトウニオンが併合したNSUの小型車プリンツの後継車という位置づけでもありました。NSUのデザイナーによるシンプルな3ドアハッチバックはポロと同じデザインで、違いはアウディのエンブレムぐらいでした。当初は4気筒1.1L(50HP)エンジンを搭載し、4気筒895cc(40HP)エンジンを搭載するポロより車格が上で、値段もポロより高価でした。

 

 ポロと同じ895ccエンジンや1.3Lエンジンも後に追加されましたが、値段が安いポロのほうが2倍以上多く売れました。フォルクスワーゲン グループとしてアウディ ブランドはもっと上級な車を担うことになったため、アウディ 50は1978年に生産中止となりました。総生産台数は約18万台でした。(同時期にポロは50万台が生産されました)

 

 

 ミニカーは1970年代に発売されたシュコーの当時物です。シュコーはドイツの老舗玩具メーカーで1950年代のぜんまい仕掛けの精巧なブリキ製自動車玩具で有名でした。1960年代にダイキャスト製の小スケールミニカーを発売し、1970年代には1/43のミニカーも発売しました。シュコーはフォルクスワーゲン ポロのミニカーも作っていて、実車同様にポロのグリルを変えて、アウディ 50に仕立てています。フロントグリルが黒塗装されていて見難いですが、グリルにはアウディのエンブレムがついてます。ボンネット/ドア/ハッチバックが開閉するフルギミック付で、当時のミニカーとしては良く出来ていました。これ以外の当時物としては、ポリスティルの1/25がありました。最近の物ではミニチャンプスがモデル化していいます。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI 50 GL 1
AUDI 50 GL 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1098

 

サラブレッド期 ← ページ  « 前へ 1...18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  ...57 次へ »

 

 

 

当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2024 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.