ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

GM CADILLAC SERIES 62 CONVERTIBLE 1950 USA

GM CADILLAC SERIES 62 CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 281 1/43 134mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.7m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 160HP 4段自動変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでキャディラック 戦後 60系のミニカー検索

 

GM キャディラック 62 コンバーチブル アメリカ 1950

 

 キャディラックの1940年代のラインアップは戦前(1930年代)の60(シリーズ)が61(シリーズ)に、65が62に、70が60Sになり、その上にはリムジンの75がありました。62はキャディラック ブランドとしてはエントリーレベルのフルサイズの高級車で、初代は1940年に登場し、4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブルがありました。1942年に2代目にモデルチェンジしましたが、2代目でもまだヘッドライトを組込んだフェンダーがボディ側面から独立していて、1930年代のイメージを残していました。

 

 1948年にフェンダーがボディと一体化された戦後型のキャディラック(3代目62や3代目60S)が登場しました。1950年代に自動車デザインの流行となったテールフィンを最初に採用したのがこの車でした。テールフィンは双胴の戦闘機ロッキード P-38 ライトニングの垂直尾翼のイメージを自動車に取り込んだ物でした。この頃のアメリカ車はクロームメッキされた派手で巨大なバンパー、グリルが特徴で、美しいかどうかは別にしてそのダイナミックな迫力には魅了があります。1953年に2ドアコンバーチブルに特別仕様のエルドラドが設定され、1954年に60系は4代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはビテス製でビテスは1940-50年代のアメリカ車を1990年頃に数多くモデル化しています。このキャディラックもその一つで、派手なバンパーなどがよく再現されていて、当時としてはかなり良い出来ばえのミニカーでした。キャディラックのエンブレム/ナンバープレートのデカールやドアミラーなどの後付け用パーツが付属していて、それらを付けるとよりリアルになるのですが、取り付けはやっていません。バリエーションとして幌を下した仕様、映画女優のフィギュア付、アイゼンハワー大統領の就任式パレード仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とテールフィン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SERIES 62 1
GM CADILLAC SERIES 62 2

 以下はビテスのバリエーションで、幌を畳んだエルドラド(型番280)と映画女優(M.モンローかな?)のフィギュア付のエルドラド(型番288)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SERIES 62 3
GM CADILLAC SERIES 62 4

 以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミントのキャディラック エルドラド 初代 1953年(型番RB68 1/24)の画像です。1/24のサイズを生かしてエンジン/シャーシ/室内などをリアルに再現していて、ドアやボンネットが開閉でき、発売当時は最も精密な量産ミニカーでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 1
GM CADILLAC ELDORADO 2

 以下はフランクリン ミントのキャディラック エルドラド 初代 1953年(型番RB68 1/24)のエンジン部分/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 3
GM CADILLAC ELDORADO 4

 以下はデルプラド 世界の名車シリーズ(No.63)のキャディラック エルドラド 初代 1953年の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 3
GM CADILLAC ELDORADO 4

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GM BUICK SURER 1950 USA

GM BUICK SURER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4511 1/43 120mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.3L 128HP 3段手動/自動変速
性能: 
データーベースでGM ビュイックのミニカー検索

 

GM ビュイック スーパー アメリカ 1950

 

 デイヴィット ダンバー ビュイックが1903年に設立したビュイック社は、当初は業績が芳しくなく馬車製造会社のウイリアム C.デュラントに援助を求めました。デュラントの采配でビュイック社は業績が回復しましたが、ビュイックは会社をさりました。1908年にデュラントはGM(ジェネラル モータース)を創立し、キャディラックやオールズモービルを買収し、GMはアメリカ4大メーカーの一つとなっていきました。ビュイックはGMではキャディラックに次ぐ高級車ブランドです。(1930年代のビュイック)

 

 ビュイック スーパー 初代は1940年に登場し1942年に2代目が登場しました。スーパー 3代目は戦後の1949年に登場しました。8気筒4.1L/4.3LとV型8気筒5.3Lエンジンを搭載するフルサイズの大型車で、4ドアセダン、2ドアクーペ/コンバーチブル、4ドアワゴンがありました。3代目は戦後型ですがまだ独立したフェンダーが少し残っています。派手なクロームモールの楕円形フロントグリルは正面から見ると歯をむき出しているような感じで、あまり上品ではないですがインパクトがありました。この楕円形フロントグリルはビュイックの伝統として2000年代のビュイックにも使われていました。ボンネット後部にある3連の穴(VentiPorts)はこの時期のビュイック車の特徴で下位グレードのスペシャルとスーパーは3連、V型8気筒エンジン搭載の上級グレードのロードマスターは4連でした。1954年にスーパー 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ビュイック スーパー 1954)

 

 

 ミニカーは1987年に発売されたソリド製です。ソリドは1950-1960年代のアメリカ車を1980年代に数種類ほどモデル化していますが、このビュイック スーパーもその一つです。プロポーションが良く、特徴的な楕円形のフロントグリルやボンネット後部の穴もうまく再現されています。ソリドは型番4512で幌を閉じたバリエーションがあります。なおボンネット後部の穴は戦闘機のエンジン排気口を模したもので、ボンネット前端についているマスコットは戦闘機の銃撃照準器を模したものらしいので、この当時は自動車のデザインにも戦争の影響が残っていたようです。同時期のビュイックのミニカーはディンキーの当時物、フランクリン ミントの1/24と1/43、ダンバリー ミントの1/24、ブッシュの1/87、SIGNATUREの1/32などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM BUICK SURER 1
GM BUICK SURER 2

 以下は1988年に発売されたフランクリン ミント製のGM ビュイック スカイラーク 1953 (1/43 型番KC70)の画像です。フランクリン ミントは1950年代の代表的な車を1/43でモデル化した50年代シリーズを1988-90年頃に発売していましたが、このビュイック スカイラークもその1台です。スカイラークはロードマスターをベースにして1953年に追加されたビュイックの50周年を記念した限定生産の2ドアコンバーチブルで、ロードマスターより高価な車でした。ミニカーは実車を少しレトロな作風で再現しています。ボンネット/ドアの開閉ギミック付で、クロームモールや室内などの細部が良く再現され床下部分のエンジンやサスペンションなども再現されています。なおスカイラークにはボンネットの穴がありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM BUICK SKYLARK 1
GM BUICK SKYLARK 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/床下部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM BUICK SKYLARK 3
GM BUICK SKYLARK 4

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GMC FC102 (CHEVROLET 3100) PICKUP 1950 USA

GMC FC102 (CHEVROLET 3100) PICKUP 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94255 1/43 117mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: 6気筒 3.5L 90HP 3/4段変速
性能: 最高速 約80km/h
データーベースでGM/GMCのピックアップのミニカー検索

 

GMC FC102 (シボレー 3100) ピックアップ アメリカ 1950

 

 ピックアップは日本では物を運ぶ商用車として使われますが、アメリカでは乗用車的な使われ方をされます。アメリカ初のピックアップはフォード T型を改造して後部に荷台を追加したものでした。(参照→ フォード T型 ランチ) この車は農場で使われましたが、貨物用だけではなく乗用にも使われました。ライバルのGMは既存の商用車メーカーを買収して傘下に収め1911年にGMCブランドを設立し、当初はその商用車メーカーのトラックをGMCブランドで販売していました。1920年以降になるとGMCの小型/中型トラックは大衆車シボレーをベースにしたトラックになりました。(実車画像→ 1930年代のシボレー トラック)

 

 1940年代のGMCの小型/中型トラックはシボレーのAKシリーズ(6気筒3.5L/3.7Lエンジン搭載)をベースにしたトラックと同じでフロントグリルの意匠が多少異なっていました。第2次大戦後の1947年にシボレーの小型/中型トラックとそのGMC版はアドバンス-デザイン(Advance-Design)シリーズにモデルチェンジしました。ボディはAKシリーズより大きくなり、6気筒3.5L/3.9L/4.3Lエンジンを搭載していました。その後1955年にはタスクフォースシリーズにモデルチェンジし、1960年にはフォード Fシリーズ同様に、アメリカを代表するピックアップとして親しまれたシボレー C/Kシリーズにモデルチェンジしました。(Cシリーズが後輪駆動、Kシリーズが4輪駆動) シボレー C/Kシリーズの姉妹車としてGMC版がありました

 

 

 ミニカーは1995年頃に発売されたヤトミン製のビンテージ アメリカ車シリーズの1台です。アドバンスーデザイン シリーズのGMC FC102 ピックアップ 1950年式(シボレー 3100 1/2t積の姉妹車)をモデル化しています。シボレーとGMCのピックアップはフロントグリルの意匠が多少異なるだけのほとんど同じデザインで、ノーズとテールゲートにはそれぞれのロゴが表示されていました。ビンテージ アメリカ車シリーズは定価1400円程の安価なミニカーでしたが、実車の雰囲気がうまく再現されていました。このGMC ピックアップも木目調の荷台など結構リアルで値段の割には良く出来ています。(フロントグリルの一番下の横枠がバンパー裏に隠れてしまっているのが変ですが) これ以外の1940-1950年代のGM/GMC ピックアップのミニカーは同じヤトミンのSIGNATUREシリーズの1/32、フランクリン ミントの1/24、ブッシュの1/87、ジョニーライトニングの1/64、ホンウェルの1/72などたくさんありますので、アメリカでピックアップの人気が高いことが良くわかります。 以下はフロント/リアの拡大画像と荷台/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GMC PICKUP 1
GMC PICKUP 2

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GM CHEVROLET SEDAN 1950 USA

GM CHEVROLET SEDAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4508 1/43 115mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: 6気筒 3.5L 92HP 3段手動/2段自動変速
性能: 最高速 130km/h?
データーベースで戦後のシボレー (コルベット以外)のミニカー検索

 

GM シボレー セダン アメリカ 1950

 

 1930年代のGMの大衆車シボレーはマスターと呼ばれる世代で、スタンダード シックス(1937年まではマスター)と上級グレードのマスター デラックスがありました。1941年にマスターはデラックスと呼ばれる世代にモデルチェンジしました。フロントグリルが大きくなりヘッドライトがフェンダーに埋め込まれた新しいデザインになりました。6気筒3.5L(85HP)エンジンを搭載し、3段変速/2段自動変速(パワーグライド)で最高速約120km/hの性能でした。ボディ形式は4ドアセダンと2ドアクーペがありました。(実車画像→ シボレー デラックス 1941 )

 

 第2次大戦後の1949年にシボレーのデラックス世代は、前後フェンダーがボディとほぼ一体化した戦後型の新しいデザインに一新されました。この頃からシボレーは4ドアセダン/2ドアクーペ以外に2ドアクーペ/コンバーチブル、ステーションワゴンが設定されるなどしてボディ形式が増えました。エンジンはそれまでと同じ6気筒3.6Lでしたが、オプションで6気筒3.9L(105HP)が追加されました。1953年にシボレーは210(Two-Ten)/150(One-Fifty)と呼ばれる世代にモデルチェンジしました。(実車画像→ シボレー 4ドアセダン 1953 )

 

 

 ミニカーは1986年に発売されたソリド製です。1950年式のオーソドックスな4ドアセダンをモデル化しています。ソリドの型番45**の4500シリーズは1950-1960年代のクラシックカーをモデル化していました。このシリーズは定価2000円ほどの比較的安価なミニカーでしたが、老舗らしいツボを心得た作りになっていました。このシボレーはアメリカ車のミニカーとしては地味ですが、戦後型シボレーのデザインがうまく再現された端正な出来ばえの秀作になっています。(特にバンパーなどのメッキパーツの使い方が上手です) 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GMC CHEVROLET SEDAN 1
GMC CHEVROLET SEDAN 2

 以下は1986年に発売された上記のバリエーションのGM シボレー セダン タクシー (1/43 型番4509)の画像です。ニューヨークのCHECKER CAB社のタクシーをモデル化しています。ドアに表示されている「688 WO. 3-7000」とはWO. 3-7000という電話番号?のタクシー会社の688号車といった意味のようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GMC CHEVROLET SEDAN TAXI 1
GMC CHEVROLET SEDAN TAXI 2

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GM CHEVROLET CORVETTE C1 1953 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT KC31 1/24 177mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 6気筒 3.9L 150HP 2段自動変速
性能: 最高速170km/h
データーベースでコルベット C1のミニカー検索

 

GM シボレー コルベット C1 アメリカ 1953

 

  第2次大戦後にアメリカ軍人が祖国に持ち帰ったヨーロッパの小型スポーツカー(MG、ジャガーなど)の魅力に気付いたGMは、小型スポーツカー シボレー コルベット(C1型)の開発に着手しました。1953年にプロトタイプが発表され同年にシボレー初の2シーターオープン スポーツカーとして発売されました。量産車として初めてボディにFRPパネルを採用していました。初期のC1型は6気筒3.9L(150HP)エンジン搭載で2段自動変速機仕様しかなく、本格的なスポーツカーと言うよりも見た目重視の車でした。

 

 初期のC1型の不評に対応して、1955年にはV型8気筒4.3L(195HP)エンジンと手動変速仕様がオプション追加され、その後もエンジンは4.6Lに拡大され燃料噴射で300HP以上まで強化されていきました。またボディも1956年にフロントとリアのデザインが一新されました。その後様々なオプションが追加されたことで、C1型は本格派スポーツカーとして認められるようになっていきました。

 C1型はレースカーとしてアメリカの国内レース(SCCA:スポーツカークラブ オブ アメリカなど)でクラス優勝するなど活躍しています。ジャガー D タイプなどと互角に勝負していたそうですから、エンジンがハイパワーだっただけではなく操縦性もそこそこの実力があった?と思われます。1963年に2代目のコルベット C2にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。コルベットの各世代を1/24でモデル化したコルベット コレクションの1台で、当時フランクリン ミント製ミニカーは通信販売で販売されていました。C1が登場した初年度の1953年式をモデル化していて、フロントやリアの独特のデザインが良く分かります。ヘッドライトカバーにストーンガード(金網)が付いているのは初期型の特徴です。ボンネット/ドア/トランクが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されています。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネット/トランクの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVETTE C1 1
GM CHEVROLET CORVETTE C1 2

 以下は室内と底板のシャーシやサスペンションなどのメカ部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 3
GM CHEVROLET CORVETTE C1 4

 以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミントのコルベット C1 1956年(1/24 型番RI21)の画像です。前述したコルベット コレクションの1台でこれは1956年式をモデルしています。ギミックや細部のつくりは1953年式と同じです。脱着できるハードトップが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 5
GM CHEVROLET CORVETTE C1 6

 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルーム/底板のエンジンやサスペンション部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 5
GM CHEVROLET CORVETTE C1 6

 以下は1988年頃に発売されたフランクリン ミント製のコルベット C1 1956年(1/43 型番KC58)の画像です。こちらは1/43ですが、ボンネット/ドアが開閉し、1/24同様にエンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内がリアルに再現されています。脱着できるハードトップが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 3
GM CHEVROLET CORVETTE C1 4

 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルーム/底板のエンジンやサスペンション部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVETTE C1 5
GM CHEVROLET CORVETTE C1 6

 以下は1999年頃に発売されたニューレイ(NEW RAY)のコルベット C1 コンバーチブル 1957年(1/43 型番48526)の画像です。ニューレイは中国のメーカーで1/43や1/24の安価なミニカーを作っています。これは1950-1960年代のアメリカ車を1/43で20種類ほどモデル化している「CITY CRUISER COLLECTION」というシリーズの1台です。1500円ほどの安価なミニカーですが、そこそこの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 7
GM CHEVROLET CORVETTE C1 8

 以下は1984年頃に発売されたビテスのコルベット C1 コンバーチブル 1960年(1/43 型番113)の画像です。ビテス初期のミニカーなので、かなり雑な作風であまり出来が良くありませんが、4灯式ヘッドライトを採用した1958年式以降のコルベット C1の1/43ミニカーは最近までこれぐらいしかありませんでした。(マッチボックスやダンバリーミント の1/24がありましたが) 最近ではアーテル(ERTL)やスパーク(レジン製)などがモデル化しています。なお初期のビテスのミニカーにはデカールやバックミラーなどが添付されていて、これにも付いていましたが、取り付けていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C1 9
GM CHEVROLET CORVETTE C1 10

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GM CHEVROLET BEL AIR 1955 USA

GM CHEVROLET BEL AIR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT KE18 1/43 123mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.3L 162HP 2段自動変速
性能: 最高速 157km/h
データーベースでシボレー ベル エアのミニカー検索

 

GM シボレー ベルエア アメリカ 1955

 

 シボレー セダン 1950年の解説に記載したように、1953年にシボレーは210(Two-Ten)/150(One-Fifty)と呼ばれる世代にモデルチェンジしました。デザイン的には先代のデラックス世代と同じようなデザインでしたが、それまではの4ドアセダン、2ドアクーペに加えてコンバーチブル、ステーションワゴンなどボディ形式が増えました。エンジンは6気筒3.5L/3.9Lが搭載され、3段変速/2段自動変速で最高速137km/h(3.9L)の性能でした。なお先代では1950年にベルエアという名前で上級グレードの2ドアハードトップが設定されました。

 

 1953年には210/150のフロント/リアの意匠が変更され、ベルエアは210/150よりも上級な車という設定になり4ドアセダン/ハードトップや2ドアクーペ/コンバーチブルも設定されました。1955年にベルエア/210/150は外観が一新され、ベルエアは2代目となりました。リアフェンダーが完全にボディと一体化しその後流行となるテールフィンがまだ控え目ですが採用されていました。エンジンはV型8気筒4.3Lが追加され、1957年にはコルベットと同じ高性能なV型8気筒4.6L(185HP-燃料噴射270HP)が追加されました。1958年にベルエアは3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ シボレー ベルエア 1958)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリンミント製の1/43で1950年代シリーズの1台です。ベル エアの2ドアコンバーチブルをモデル化してます。メッキパーツによるヘッドライトやクロームモールなどはこのシリーズ独特のレトロな作風ですが、この作風は1950年代のクラシックカーの雰囲気に良くマッチしていて、全体的に良く出来ています。ボンネット/ドアの開閉ギミック付で、V型8気筒エンジンと補器類がリアルに再現されています。室内も紙シールながらメータなどがそこそこ再現されています。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は1990年代に発売されたと思われるアルゼンチンのブービー(BUBY)製の シボレー ベルエア 1955 (1/43 型番09880)の画像です。ブービーは1950年代から1/43や1/64のダイキャスト製ミニカーを製造していた老舗メーカーで、日本国内では流通しなかったのであまり知られていません。1990年代に1950-1960年代のアメリカ車を「COLLECTORS CLASSICS」シリーズとして数十種類モデル化しています。このベルエアもその「COLLECTORS CLASSICS」シリーズの1台で、1955年式の2ドアハードトップをモデル化しています。ブービーはフロントグリルやバンパーなどに金属製パーツを使っているのが特徴です。昔のアメリカ車のイメージを再現するのに金属製パーツは効果的で、重厚な雰囲気のミニカーに仕上がっています。フロントグリルとクロームモール、室内などの細部もうまく仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車コレクション シボレー ベル エア コンバーチブル 1957 (1/43 No.55)の画像です。1957年式の2ドアコンバーチブルをモデル化しています。メーカーは不明ですが、アーテル(ERTL)ではないかと思います。1957年式なので上記1955年式に比べると、ヘッドライトの上にヒサシが追加され、テールフィンが大きくなっています。安価な雑誌付きミニカーですが、プロポーションが良くこのシリーズとしてはかなり良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

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GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 1956 USA

GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT UO23 1/43 127mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.3L 200HP 4段自動変速
性能: 最高速175km/h?
データーベースでGM オールズモービルのミニカー検索

 

GM オールズモービル 98 スターファイアー コンバーチブル アメリカ 1956

 

 オールズモービルは1897年に設立されたアメリカで最も古い自動車メーカーで1908年にGM傘下となりました。GMグループではビュイックに次ぐ中級車で、1950-1960年代には先進的な技術やデザインを特徴とするブランドでした。オールズモービルの98シリーズはオールズモービルの最上級モデルで初代は1941年に登場しました。(実車画像→ オールズモービル 98 初代 1941) 1954年に98シリーズ 4代目が登場し、その最上級仕様のコンバーチブルにつけられた名前がスターファイアーでした。(スターファイアーとは当時のジェット戦闘機の名前にちなんだものです) 1958年には98のシリーズ名が消えて単にスターファイアーとなりました。

 

 1961年にスターファイアーの2代目が登場し、この世代ではハードトップクーペも追加され1966年まで生産されました。(実車画像→ オールズモービル スターファイアー 2代目 1961)その後スターファイアーの名前は一時的に消滅し、1975年にスターファイアーの3代目はサブコンパクトカーとして登場しました。この車はシボレー モンザの姉妹車で1980年まで生産されました。(実車画像→ オールズモービル スターファイアー 3代目 1975)

 

 

 ミニカーは1980年代後半頃に作られたフランクリン ミント製の1950年代シリーズの1台で、スターファイアー 初代をモデル化しています。レトロな造形ながらドア/ボンネットが開閉しエンジン/サスペンションや内装も再現されているなど、このシリーズに共通する凝った作りで良く出来ています。なおこのミニカーはウインドー枠が少し太いですが、これは簡単に壊れないよう考慮されているのであって、技術的に細く作れなかった訳ではありません。この辺の事情は昔の国産のダイヤペットなども同じで、当時の国産ミニカーは購入者(主に子供)が乱暴に扱っても簡単に壊れないことという制約下で設計されていたのです。このような点を考慮しないで昔のミニカーを一括りにして作りが大雑把だったとするのは正しい評価ではありません。(もちろん作りが稚拙なものもありましたが) これ以外の同時期のオールズモービルのミニカーはウエリー(WELLY)の1/18、ダンバリー ミントの1/24、ニューレイ、ヤトミンのシグネチャーなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 1
GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 2

 以下は2000年頃に発売されたニューレイ(NEW RAY)製のGM オールズモービル スーパー 88 コンバーチブル 1956 (1/43? 型番48746)の画像です。1950-1960年代のアメリカ車をモデル化したニューレイの「シティ クルーザー コレクション」というシリーズの1台で、98シリーズより下のグレードの88シリーズで同じデザインのコンバーチブルをモデル化しています。このシリーズは定価1500円程の廉価版ミニカーでしたので細部の仕上げは今一つですが、実車の雰囲気はそれなりに再現されています。なおミニカーの箱には1/43と表示されているのですが、実際には1/43より少し小さいサイズとなっています。(このシリーズはほとんどが小さめにできています) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM OLDSMOBILE SUPER 88 CONVERTIBLE 1
GM OLDSMOBILE SUPER 88 CONVERTIBLE 2

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GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1957 USA

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4501 1/43 130mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 300HP 4段自動変速
性能: 
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド ビアリッツ アメリカ 1957

 

 1954年にキャディラックは戦後型の4代目にモデルチェンジしました。先代のイメージを踏襲していますが、フェンダーが完全にボディと一体化してボンネットの膨らみも小さくなりました。1956年には4ドアハードトップのセダン デビル(SEDAN DE VILLE)、エルドラドの2ドアハードトップのセビル(SEVILLE)が追加されました。

 

 1957年にキャディラックは5代目にモデルチェンジしました。やはり同じイメージのボディですが、ボンネットの膨らみがなくなり直線的なデザインになりました。3代目に採用されて1950年代の流行りとなったテールフィンはモデルチェンジの度に徐々に大きくなっていきました。5代目の4ドアセダン系ではリアフェンダーの後端がサメの背びれのように盛り上がった形で、2ドアクーペ系ではテールエンドがなだらかに下がり、そこに垂直尾翼のように尖ったフィンが突き出しています。またフロントグリルにもテールフィンに呼応した2本の突起がありますが、これも飛行機のイメージを取り込んだデザインで、当時はかっこよかった?のでしょう。1959年に6代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1985年に発売されました。エルドラドの豪華仕様であるビアリッツをモデル化しています。ソリドは1950-60年代のアメリカ車を1980年代に数種類ほどモデル化しています。このキャディラックもその一つで、特徴的なテールフィンを持つリアエンドをうまく再現しています。なお廉価版的なミニカーでしたので、プロポーションなど基本的な部分はきちんと作ってありますが、細かい部分は値段相応の仕上げとなっています。ソリドには幌を畳んだバリエーションもありました。これ以外の5代目キャディラックのミニカーはサンスターの1/18、シグネチャーの1/32、レジン製ではNEOやGREAT LIGHTNINGなどがあります。 以下はフロント(ボンネットを開いたエンジン部)/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 2

 以下はバリエーションで幌を畳んだエルドラド ビアリッツ(型番4500)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 3
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 4

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GM CHEVROLET NOMAD 1957 USA

GM CHEVROLET NOMAD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94203 1/43 116㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.6L 283HP 3段変速
性能: 最高速202km/h
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GM シボレー ノマド アメリカ 1957

 

 シボレー ノマド 初代はシボレーの上級モデル ベルエアの2ドアワゴンとして1955年に登場しました。当時の標準的なワゴンよりもスタイリッシュなデザインは、1954年にコンセプトカーとして発表されたスポーツカーのようなワゴンをベースにしていました。(実車画像→ シボレー ノマド コンセプト 1954) ノマドのフロントの造形はベルエアそのままでしたが、ルーフやリアエンドの造形はコンセプトカーのイメージを残していました。ノマドはその独特のデザインで販売店のショールームに人を呼び寄せる車「Halo Model」(要するに人寄せパンダの意) という位置付けでもありました。ノマドのポンティアック版としてフロントグリルの意匠が異なるポンティアック サファリがありました。

 

 V型8気筒4.3L(162-195HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速187km/h(195HP)の性能でした。1956年にベルエアのモデルチェンジに合わせてフロントグリルが変更されました。1957年にはエンジンが4.6Lに拡大され、燃料噴射方式の高性能版(283HP)もオプション設定されました。ただこの頃になると目新しさがなくなって販売は低調になりました。1958年にノマド 2代目がベルエアをベースにした4ドアステーションワゴンとして登場しました。(実車画像→ シボレー ノマド 1958)

 

 

 ミニカーは2007年頃に発売されたヤトミン製のビンテージ アメリカ車シリーズの1台です。ノマドの1957年式をモデル化しています。定価1400円の安価なミニカーでしたが、ノマドの特徴的なルーフとリアエンドのデザインがうまく再現されていて良く出来ています。この当時のアメリカ車に多用されていたクロームモール類も値段相応にうまく再現されています。ノマド 初代のミニカーはフランクリンミントの1/43と1/24、ビテスの1/43、ホットホイールの1/64、オックスフォードの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET NOMAD 1
GM CHEVROLET NOMAD 2

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GM BUICK ROADMASTER 1958 USA

GM BUICK ROADMASTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 38 1/43 125mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 250HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h
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GM ビュイック ロードマスター アメリカ 1958

 

 ビュイックはGMではキャディラックに次ぐ高級車ブランドです。アメリカ車では1950年代後半に丸形ヘッドライトの4灯化が始まり、GMは1958年に全ブランドが一斉に4灯式ヘッドライトを採用しました。ビュイックも1957年から登場した第7世代が1958年に4灯式ヘッドライトを採用して、フロント周辺のデザインが大幅に変更されました。1958年のビュイックのフルサイズには下位グレードからスペシャル/センチュリー/スーパー/ロードマスター/スカイラーク(パーソナルクーペ)の5シリーズがありました。

 

 1958年式のフロントグリルは水平基調になりヘッドライトにひさし(眉)がつき、そのひさしの縁がサイドのクロームのラインにつながっていました。リアサイドの派手なモールはリアの大きなテールフィンと一体化していました。フロントグリルの中央にはV字をあしらったエンブレム、左右のフェンダー上にも同じモチーフのエンブレムがあり、これは見た目からgunsight(銃の照準器)と呼ばれていたそうです。ロードマスターはV型8気筒6L(250-300HP)エンジンを搭載し、3段自動変速で最高速180km/h(250HP)の性能でした。1959年のモデルチェンジでロードマスターはエレクトラに名称変更されました。(実車画像→ ビュイック エレクトラ 1959)

 

 

 ミニカーは1993年頃に発売されたビテス製です。最上級グレードのビュイック ロードマスター 2ドアハードトップをモデル化しています。ビテスは1950-1960年代のアメリカ車を10数種類モデル化していましたが、これはその1台です。この時代のアメリカ車は大きくて派手なデザインが魅力なのですが、このビュイックも派手なフロントグリル、テールフィンなど実車のイメージがうまく再現されています。またグリル中央、左右フェンダー上のエンブレム、室内などの細部も良く再現されています。バリエーションでコンバーチブル仕様もありました。同時期のビュイックのミニカーはこのビテスの型を流用しているらしいマッチボックス、サンスターの1/18、ニューレイなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM BUICK ROADMASTER 1
GM BUICK ROADMASTER 2

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