ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

BMW 501 1952 GERMANY

BMW 501 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHOCO 2013 1/43 111mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 6気筒 2L 65HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでBMW 501/502のミニカー検索

 

BMW 501 ドイツ 1952

 

 第ニ次大戦の敗戦で一部の工場を東ドイツ側に接収されてしまったBMW社はなかなか再建ができませんでした。他社との合併も検討されましたがうまくいかず、大量生産の目処が立たないBMWは高級車の少量生産という方針を立てました。こうして戦前の326の直列6気筒2Lエンジンを搭載した新型の501が登場したのは1952年でした。当初の6気筒エンジンはパワー不足でしたが、1958年に後述する502用のV型8気筒2.6L(100HP)エンジンに変更され、性能が向上しました。この車は技術的には認められましたが、このような高級車が敗戦直後のドイツで売れるはずもなく商業的には失敗でした。

 

 BMWが再建に苦しんでいる時に、東ドイツが接収したBMWのアイゼンナッハ工場では戦前の321のコピーが生産されていました。さらにこの車はBMW 340という名前で、西側に輸出されていました。BMWはこの会社を告訴し車名をBMWからEMW(アイゼンナッハ モータ 製造会社)に変更させています。EMWという車がBMWにそっくりなのはそういう経緯です。この偽BMWのEMW 340のミニカーをイクソの系列ブランドISTが2008年にモデル化しています。

 

 

 ミニカーは1995年に発売されたシュコー製です。シュコーは1970年代に一度倒産しその後1990年代に再起していますが、これはその再起したころに作られたものです。少しレトロな作風ですが、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。ボンネット、トランク、ドアが開閉できるギミックも付いてます。以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開板エンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 501 1
BMW 501 2

 以下は同じシュコーのバリエーションで502 カブリオレ(1/43 型番02022)の画像です。これは4ドアのカブリオレ(フェートン)ですが、実車では2ドアクーペ/カブリオレのほうが一般的でした。いかにもそれらしい感じの赤い内装が似合っていて、良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 501 CABRIOLET 1
BMW 501 CABRIOLET 2

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BMW 502 1954 GERMANY

BMW 502 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHOCO 2015 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 2.6L 100HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでBMW 501/502のミニカー検索

 

BMW 502 ドイツ 1954

 

 1952年に登場した501には高級車に見合う新型のV型8気筒エンジンを搭載する予定でしたが、開発が遅れていました。1954年にV型8気筒2.6L(100HP)が完成しそれを搭載した502が追加されました。502は戦後初のV型8気筒エンジン搭載の高級車で、メルセデス ベンツのV型8気筒エンジン搭載車600より9年も早かったのでした。ボディは501と同じですが、クロームメッキの装飾トリムが多くフォグランプが標準装備されていました。なお1958年には501にもV型8気筒エンジンが搭載されましたので、501は502の廉価版という扱いになりました。

 

 502の最高速は160㎞/hで、これはメルセデス ベンツの同じクラスのセダンよりも早く、当時のドイツでは最速の4ドアセダンでした。最終モデルはV型8気筒3.2L(160HP)エンジンを搭載し、最高速は190Km/hに向上していました。502はBMWのイメージ再興に寄与しました。しかし前述したように敗戦直後のドイツではこのクラスの高級車の需要は限られていましたので、実績のあるメルセデス ベンツにはかないませんでした。501/502は1964年まで生産され、総生産台数は6気筒エンジン車が約9000台、V型8気筒エンジン車が約5500台でした。

 

 

 ミニカーは501と同じシュコー製で、1995年頃に発売されました。シュコーは1970年代に一度倒産しその後1990年代に再起していますが、これはその再起したころに作られたものです。前述した501と同じように見えますが型が変更されていて、フロントグリルや室内がよりリアルに再現されています。ただしギミックが全て削除されているのに501とほぼ同じ値段だったのはなんとなく損したような気がしました。(ギミック削除はコストダウンですから) これ以外の501/502のミニカーは、ジク(SIKU)の当時物、ミニチャンプス、ディテールカー、オートアートの1/18などがあります。 以下はシュコーのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 502 1
BMW 502 2

 以下は1996年に発売されたミニチャンプスの502(1/43 型番430022400)の画像です。キャビン部分がやや小さめで、プロポーション的にはいまひとつの感じがします。ミニチャンプスは501もモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 502 5
BMW 502 6

 以下は1995年に発売されたディテールカーの502 クーペ(1/43 型番245)の画像です。ディテールカーはイタリアのCDCグループのブランドで、1992年頃から主に1/43のダイキャスト製ミニカーを作っていました。ディテールカーはその名のとおりディテールにこだわった良い出来ばえのミニカーが多く、当時の他社ブランド(コーギーやソリドなど)でも販売されました。この502 クーペもクーペボディが良く再現され、ツートンカラーのカラーリングも綺麗で、当時としてはかなり良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 502 COUPE 1
BMW 502 COUPE 2

 以下は1995年に発売されたディテールカーの502 カブリオレ(1/43 型番242)の画像です。上記のクーペのバリエーションで、これもツートンカラーのカラーリングが綺麗で良く出来ています。オープンカーなので、そこそこ良く再現された室内を見ることができます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 502 CABRIOLET 1
BMW 502 CABRIOLET 2

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BMW ISETTA 250 1955 GERMANY

BMW ISETTA 250 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2302 1/43 54㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 空冷単気筒 250cc 12HP 4段変速
性能: 最高速84km/h
データーベースでBMW イセッタのミニカー検索

 

BMW イセッタ 250 ドイツ 1955

 

 戦後のBMWが続けた高級車路線は、敗戦直後のドイツでは成立しませんでした。そこでBMWは高級車路線を転換して、小型大衆車の生産を始めました。量産に適した車種としてBMWがライセンス契約を結んだのはイタリアのイソ社の超小型車イセッタでした。おそらくBMWのモータサイクルのエンジンが流用できるので、イセッタが選択されたと思います。ただ高級車メーカーがこのような小型車に切り替えたのですから、よほど財政的に苦しかったのでしょう。

 

 リアに搭載する2サイクル単気筒エンジンの騒音振動対策としてエンジンを自社の4サイクル強制空冷単気筒250cc/300ccエンジンに切り替えて、1955年に発表したイセッタ 250/300は大成功を収めました。この車は2人乗りで、前面にあるドアはステアリングホイールやメーターパネルもろとも前方に開く独特の構造です。なお3輪車のように見えますが、後輪はデファレンシャルギヤを省略した狭いトレッドの2輪となっているので、4輪車です。この車をコピーした車がイギリスではハインケル トロージャンとして販売されましたが、そちらは税制上優遇される3輪車でした。

 

 

 ミニカーはシュコー製で、1996年に発売されました。全長54㎜の小さいミニカーながら、灯火類などの細かいところも良く再現されていて非常に良くできてます。特に最大の特長であるステアリング ホイールとともに前方に開くドアが、実際に開閉できるのはとても面白いギミックです。(ドアを開けるのには少しコツがありますが) シュコーは荷台の付いた商用車仕様や1/64や1/87もモデル化しています。イセッタは見た目が面白いので、ミニカーがたくさんあります。プレミアム クラシックスの1/12、BUBの1/87、ホンウェルの1/43と1/72、イクソの1/43などがあります。 以下はシュコーのフロント/リアの拡大画像と俯瞰/ドアの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW ISETTA 250 1
BMW ISETTA 250 2

 以下はキャンバストップを開いたバリエーション(型番02092)の画像です。大きさを比較するために、軽自動車(HI-STORY製 ワゴン R)と並べてみました。昔の車ですからずいぶん小さいですが、このデザインは魅力的です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW ISETTA 250 1
BMW ISETTA 250 2

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BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 1955 GERMANY

BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2411 1/43 54㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 空冷単気筒 250cc 12HP 4段変速
性能: 最高速84km/h
データーベースでBMW イセッタのミニカー検索

 

BMW イセッタ 250 商用車 ドイツ 1955

 

 戦後のBMWが続けた高級車路線は、敗戦直後のドイツでは成立しませんでした。そこでBMWは高級車路線を転換して、小型大衆車の生産を始めました。量産に適した車種としてBMWがライセンス契約を結んだのはイタリアのイソ社の超小型車イセッタでした。おそらくBMWのモータサイクルのエンジンが流用できるので、イセッタが選択されたと思います。ただ高級車メーカーがこのような小型車に切り替えたのですから、よほど財政的に苦しかったのでしょう。

 

 リアに搭載する2サイクル単気筒エンジンの騒音振動対策としてエンジンを自社の4サイクル強制空冷単気筒250cc/300ccエンジンに切り替えて、1955年に発表したイセッタ 250/300は大成功を収めました。この車は2人乗りで、前面にあるドアはステアリングホイールやメーターパネルもろとも前方に開く独特の構造です。なお3輪車のように見えますが、後輪はデファレンシャルギヤを省略した狭いトレッドの2輪となっているので、4輪車です。全長2.4mの非常に小さな車ですが、ライトやワイパーもちゃんとついていて最高速度も84km/hという立派な自動車でした。またこの画像のように荷物台を付けて商用車としても使ったようです。

 

 

 ミニカーはシュコー製で前述した型番02302のバリエーションで、荷物台の付いた商用車仕様です。型番02302より製作時期が少し新しいので、豆のように小さなワイパーやドアミラーが追加されて仕上げがリファインされています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロントの拡大画像で小さなワイパーと左側Aピラーに付いた小さなドアミラーがあるのがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 1
BMW ISETTA 250 LIEFERWAGEN 2

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BMW 503 1956 GERMANY

BMW 503 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS 253 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.2L 140HP 4段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでBMW 503のミニカー検索

 

BMW 503 ドイツ 1956

 

 戦後のBMWは高級車の少量生産という経営方針を立てました。その方針に従って6気筒/8気筒エンジンを搭載する高級車501/502が登場しました。さらにその延長としてよりスポーティな高級パーソナルカーも企画され、1955年に503と507が同時に発表されました。503は2+2シーターのクーペ/カブリオレで、507は2シーターのロードスターでした。見た目が派手な507はかなり有名ですが、ややおとなしい503はあまり知られていません。

 

 503はドイツ系アメリカ人デザイナーがデザインした美しいクーペ/カブリオレボディに、502のV型8気筒3.2Lエンジンを搭載していました。当初はメルセデス ベンツ 300Sと同等のスポーティな高級車として大量生産で安価提供する予定だったようですが、開発に失敗し同時期のメルセデス ベンツ 300SLと同じぐらいの高価格車となってしまいました。その為たった400台ほどしか生産されず、商業的には大失敗でした。

 

 

 ミニカーはディテールカー製で、1995年に発売されました。ディテールカーはイタリアのCDCグループのブランドで、1992年頃から主に1/43のダイキャスト製ミニカーを作っていました。ディテールカーはその名のとおりディテールにこだわった良い出来ばえのミニカーが多く、当時の他社ブランド(コーギーやソリドなど)でも販売されました。2000年頃に破産しフランクリン ミントに売却されたようです。この503のミニカーも当時としてはかなり良い出来ばえで、503が2+2シーターのクーペとしてやや大柄な車だったことがミニカーから分かります。これ以外の503のミニカーは、シュコーのクーペ/カブリオレ、ユニバーサルホビーのクーペ、JADIのクーペ/カブリオレ(1/18)、ブレキナのクーペ(1/87)などがあります。 以下はディテールカーのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 503 1
BMW 503 2

 以下はディテールカーのバリエーションで幌を立てた503 カブリオレ(型番256)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 503 3
BMW 503 4

 以下は1995年頃に発売されたシュコーの503 カブリオレ(型番02243)の画像です。ディテールカーと同等の良い出来ばえですが、車高が低すぎて実車のイメージから外れています。(経年変化でサスペンションがへたった訳ではなく、最初からこの設定だったようです)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 503 5
BMW 503 6

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BMW 507 1956 GERMANY

BMW 507 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430022508 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.2L 190HP 4段変速
性能: 最高速228km/h
データーベースでBMW 507のミニカー検索

 

BMW 507 ドイツ 1956

 

 戦後のBMWは高級車の少量生産という経営方針を立てました。その方針に従って6気筒/8気筒エンジンを搭載する高級車501/502が登場しました。さらにその延長としてよりスポーティな高級パーソナルカーも企画され、1955年に503と507が同時に発表されました。503は2+2シーターのクーペ/カブリオレで、507は2シーターのロードスターでした。見た目が派手な507はかなり有名ですが、ややおとなしい503はあまり知られていません。

 

 この当時のBMWで一番有名なモデルがこの507です。戦前の328同様の硬派のスポーツカーで、見た目も実にかっこいい車です。見て目だけではなく、最も高性能なモデルは502の3.2Lエンジンを190HPまでチューンし、最高速は228km/hと当時のスーパーカーでした。同時期のメルセデス ベンツ 300SLと同じくらいの高価格車で、たった250台ほどしか生産されていません。約1400台が生産された300SLよりもむしろずっと希少な車だったわけです。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、1993年に発売されました。ミニチャンプスとしては初期の物ですが、当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえでした。ミニチャンプスは車高を低く設定して実車よりもかっこよく見せるデフォルメをよく行いますが、この507もそのデフォルメがされています。これ以外の507ミニカーとしては、メルクリンの当時物、マッチボックスのYシリーズ、シュコー、ノレブ、デルプラドの世界の名車シリーズなどがあります。 以下はミニチャンプスのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 507 1
BMW 507 2

 以下は2001年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズの507 (No.11)の画像です。雑誌付きミニカーとして、値段相応の出来ばえでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 507 3
BMW 507 4

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BMW 600 1957 GERMANY

BMW 600 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 2341 1/43 68㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.9m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 582cc 19.5HP 4段変速
性能: 最高速103km/h
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BMW 600 ドイツ 1957

 

 成功したイセッタ 250に続いて1957年に上級車600が登場しました。この車にはイセッタという名前はつきません。基本的な構造はイセッタ 250と同じですが、ホイールベースとボディサイズを拡大しリアシートを追加して4人乗りとしたものでした。フロントシートへの乗降りはイセッタ 250と同様に前面のドアから行いますが、リアシートへの乗降りには車体右側に追加されたリアシート用ドアから行います。また後輪トレッドが拡大されたので、後輪にデファレンシャルギアが付き本格的な4輪車となりました。

 

 エンジンはBMW R67(モーターサイクル)に搭載していたエンジンをベースにした、空冷水平対向2気筒582ccエンジン(19.5HP)をリアに搭載していました。4段変速で最高速103km/hの性能でした。ただ、ここまで高級にしてしまうと値段が本格的な4輪車(フォルクスワーゲン ビートルなど)と変わらないものになってしまい、600の販売はあまり芳しくありませんでした。その為発売2年後の1959年には生産中止となり、後継車の700にモデルチェンジしました。総生産台数は約35000台でした。

 

 

 ミニカーはシュコー製で1996年頃に発売されました。プロポーションが正確で、実車の雰囲気が良く再現されています。ドア開閉などのギミックはありませんが、小さなワイパー、バックミラー、ヘッドライト/リアライトなどがリアルに再現されています。600のミニカーは当時物ではガマやジク(SIKU)、最近の物ではオートアートの1/18があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 600 1
BMW 600 2

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BMW 700 COUPE SPORT 1959 GERMANY

BMW 700 COUPE SPORT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400023720 1/43 82mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 水平対向2気筒 697cc 40HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでBMW 700のミニカー検索

 

BMW 700 クーペ スポーツ ドイツ 1959

 

 イセッタ 250のサイズを拡大した600の販売が芳しくなかった為、600をベースにして一般的な乗用車スタイルに変更した700が1959年に登場しました。モーターサイクス用の空冷水平対向2気筒697ccエンジン(30HP)をリアに搭載し、後輪を駆動するのは600と同じ構成でした。ただしこの車はミケロッティがデザインしたスポーティなスタイルのスチール製モノコックボディを採用していました。4/5人乗りの2ドアセダンに加えてバウアー製の2ドアクーペ/コンバーチブルがありました。

 

 600kgの軽量ボディのため、700の最高速は120km/hでこのクラスでは高性能でした。またクーペ/コンバーチブルに設定された高性能版700 スポーツ(最高速135km/h)には40HPにチューンされたエンジンが搭載されました。1962年にはホイールベースが延長された700 LSが追加されました。700シリーズの販売は好調で1965年まで生産され、総生産台数は約19万台でした。また700は1960年のドイツ ヒルクライム選手権で優勝するなど、各種レースでも活躍しました。700の後継車はなく、その後のBMWは上級小型車(1500から始まった新シリーズ)に軸足を移しました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で2005年に発売されました。高性能版の700 クーペ スポーツのモデルで、ミニチャンプスらしいそつのない良い出来ばえです。リアエンジン車なのでフロントグリルがないすっきりしたデザインのフロントの造形や室内もリアルに再現されています。ミニチャンプスはセダン、クーペ、カブリオレと全タイプをモデル化しています。 700のミニカーは当時物ではガマ、ジク(SIKU)、ノレブ(プラスチック製)、最近の物ではヘルパの1/87、オートアートの1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 700 1
BMW 700 2

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BMW 1500 1961 GERMANY

BMW 1500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY (FR) 534 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 80HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでBMW 1500/1600/1800/2000のミニカー検索

 

BMW 1500 ドイツ 1961

 

 前述した700の成功で経営が安定したBMWは、より上級な1.5-2Lクラスの小型車の開発に着手しました。エンジン、シャーシ、サスペンション、ボディの全てを刷新した新型車1500が1961年に登場しました。エンジンをフロント搭載するオーソドックスな後輪駆動車で、4気筒1.5L(80HP)エンジンはボンネットを低くするために30度傾斜して搭載されました。フロントサスペンションはマクファーソンストラット、リアはコイルスプリングで吊ったセミトレで、フロントはディスクブレーキを採用していました。ボディもオーソドックスな4ドアセダンでしたが、デザインは700と同じミケロッティによるスポーティでセンスが良いものでした。このスタイルはその後のBMWに継続して使われました。

 

 このクラスとしては高品質/高性能であった1500は、スポーティセダンとして好評を博しました。1500はBMW社内でNeue Klasse(ノイエ クラッセ:新しいクラス)と呼ばれていたシリーズの第1弾で、その後このシリーズには1963年に1.8Lエンジン搭載の1800、1964年に1.6Lエンジン搭載の1600、1966年に2Lエンジン搭載の2000が追加されました。1966年に1500が1968年に1600が生産中止となりましたが、1800/2000は1972年まで生産されました。2Lクラスの後継車は5シリーズ(E21)となります。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物で、1963年に発売されました。ビンテージ物のミニカーですから素朴な作りですが、ディンキー(仏)のミニカーは当時からスケールモデル的な作風でしたので、プロポーションが良く結構リアルに出来ています。。1500の当時物ミニカーはジク(SIKU)やガマがありました。最近の物ではブレキナ(1/87)の1500/1800/2000、ミニチャンプスの1500/1800/2000、シュコーの1600/2000などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 1500 1
BMW 1500 2

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BMW 2000CS 1965 GERMANY

BMW 2000CS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 157 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.53m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでBMW 2000/2800CSのミニカー検索

 

BMW 2000CS ドイツ 1965

 

 1952年に登場した501/502の最終型としてV型8気筒エンジン(3.2L 160HP)を搭載したBMW 3200CSが1961年に登場しました。 この車はイタリアのベルトーネがデザインした2ドアクーペで、503の後継車でもありました。同時期に登場した1500(ノイエ クラッセ:新しいクラス)がヒットしたことで、このシリーズに注力することを決めたBMWは1965年に3200CSを生産中止としました。総生産台数は約600台と少量生産でした。 

 

 3200CSの後継車として、ノイエ クラッセ シリーズの1800をベースとした2000C/CSが1965年に登場しました。この車はベルトーネのM.ガンディーニがデザインした異形ヘッドライトの前衛的なフロントパネルを特徴とする2ドアクーペで、カルマン社がボディを製作する高級車でした。この車のフロントデザインには賛否両論がありましたが、個人的には好きなデザインです。エンジンは2000Cが4気筒2L(100HP)、2000CSはそのエンジンを120HPにパワーアップしていました。1968年に6気筒2.8Lエンジンを搭載した2800CSに発展し、1970年に生産中止となりました。総生産台数は約1.4万台でした。

 

 

 ミニカーは1968年に発売されたソリドの当時物です。軽快なハードトップを持つスタイリッシュなこの車のイメージを良くとらえています。全体がスムーズになりすぎている感がありますが、かっこいいデフォルメです。前衛的なヘッドライト部分も当時の技術レベルとしては良く再現してあると思います。ソリドはモンテ カルロ ラリー仕様もモデル化しています。これ以外の当時物ミニカーは、ガマ、ジク(SIKU)、ポリトーイ、メーベトイ、シュコーなどがありました。最近の物ではミニチャンプス、イクソ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 2000CS 1
BMW 2000CS 2

 以下はボンネットを開いたエンジン部とトランクを開いたリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 3
BMW 2000CS 4

 以下は1968年に発売されたソリドのバリエーションの2000CS モンテ カルロ ラリー仕様(1/43 型番157B)の画像です。1967年のモンテ カルロ ラリーで21位となった車をモデル化しています。屋根の上の補助灯が欠品しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS RALLY 13
BMW 2000CS RALLY 14

 以下は1968年に発売されたポリトーイの当時物の2000CS(1/43 型番546)の画像です。フロントの造形はかなりリアルにできていてこれは素晴らしいです。しかしキャビン部が小さくてプロポーションが悪いのと、実車にないセンターピラーがあることから実車のイメージから少し外れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 5
BMW 2000CS 6

 1960年代に発売されたポリトーイ初期のMシリーズは、ドアやボンネットの開閉ギミックに加えてエンジンやサスペンションをリアルに再現してあることで人気がありました。この2000CSもそのMシリーズなので、エンジンやサスペンションがかなりリアルに再現されています。特にこの2000CSのリアサスペンションはコイルで吊ったセミトレーリングアームをそれらしく再現してあり、実際に可動するといった凝りようです。以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/下回りとリアサスペンションの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 7
BMW 2000CS 8

 以下は1967年に発売されたメーベトーイの当時物の2000CS(1/43 型番A17)の画像です。プロポーションはポリトーイよりも上手で、まずまずの出来ばえです。ドアを開くと連動してボンネットが開くという少し変わったギミック付なのですが、このギミックを付けるためにボンネットを実車とは異なる後方ヒンジでの開き方に変えています。当時は実車と違ってしまっても面白いギミックを付けることが必要だったのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 9
BMW 2000CS 10

 以下は1972年に発売されたメーベトーイの当時物のアルピナ 2000CS ラリー仕様(1/43 型番A63)の画像です。このようなラリー仕様の実車をWEBで探したのですが見当たらないので、これはメーベトーイの創作だと思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 11
BMW 2000CS 12

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