ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 1967 ITALY

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MERCURY 64 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.96m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2L 270HP 6段変速
性能: 最高速300km/h
データーベースでアルファ ロメオ ティーポ 33のミニカー検索

 

アルファ ロメオ ティーポ 33 スパイダー プロトタイプ イタリア 1967

 

 アルファ ロメオは1951年にF1 GPから撤退しました。その後1960年代になって、プロトタイプクラスのスポーツカーの開発を始めました。最初はTZ2の4気筒1.6Lエンジンを使っていましたが、すぐにV型8気筒2L(270HP)エンジンに変わり、そのエンジンをミドシップ搭載したティーポ 33が、1967年に登場しました。ティーポ 33は1967年のスポーツカー選手権に出場しましたが、信頼性や競争力が低く、めぼしい結果を出していません。

 

 ティーポ 33の公道仕様が33 ストラダーレです。DOHC V型8気筒2L(230HP)エンジンを搭載し、レース仕様ほぼそのままの高性能車で、ごく少数が1967年から生産されました。ティーポ 33のシャーシはコンセプトカーにも多く使われました。有名なところでは1968年のカラボ ベルトーネ、1969年のイグアナ イタルデザイン 、1969年のクーペ スペシャル ピニンファリーナ、1976年のナバホ ベルトーネ などがあります。

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたマーキュリー製の当時物で、ティーポ 33の初期型(プロトタイプ)をモデル化しています。写実的なリアルさの観点ではいまひとつですが、センスの良いデフォルメで実車の迫力のあるボディデザインをうまく再現したマーキュリーの傑作です。昔のミニカーですので、前後カウル/ドアが開閉するギミックが付いています。ティーポ 33 初期型のミニカーはポリトーイの当時物でもありました。ティーポ 33のレース仕様はベストモデルがたくさんモデル化しています。また見た目がかっこいいティーポ 33 ストラダーレは最近になってミニチャンプスやオートアートがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と前後カウル/ドアを開いた状態の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 1
ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1769

   

ALFA ROMEO CARABO BERTONE 1968 ITALY

ALFA ROMEO CARABO BERTONE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 172 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2L 230HP 6段変速
性能: 最高速250km/h
データーベースでアルファ ロメオ カラボのミニカー検索

 

アルファ ロメオ カラボ ベルトーネ イタリア 1968

 

 アルファ ロメオ カラボは1968年のパリ サロンで公開されたデザイン コンセプトカーです。直線的で鋭くとがったウエッジシェイプを基調にした極めて前衛的なデザインはベルトーネのM.ガンディーニによるものです。シャーシはアルファ ロメオ ティーポ 33で、V型8気筒エンジンをミドシップ搭載しています。前方に跳ね上がるドアの開閉方式(シザードア)はこの車で初めて採用された目新しいものでした。ボディ後方はエンジンの排熱の為ルーバーで覆われていて、後方視界はそのルーバーの隙間から見るようです。このルーバーのモチーフはフロントノーズやボディ前後の下部にも反復されています。

 

 特徴的な前方に跳ね上がるドアを採用したことで分かるように、この車のデザインは、3年後の1971年に発表されたランボルギーニ カウンタックに生かされています。(デザインは同じM.ガンディーニです) なおカラボという名前は昆虫のオサムシ(CARABIDAE)に由来していて、ボディカラーの緑とオレンジもその虫の色にあわせたようです。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。シャープな造形でカラーリングも含めて実車を忠実に再現したソリドの傑作です。また跳ね上げ式のドアが開閉するギミック付きで、その動作はスムーズかつ開閉部の隙間も最小でソリドの鋳造技術の高さを示しています。(可動部のあるソリドやメルクリン等の昔のミニカーの鋳造技術は現在の可動部のないミニカーよりレベルが高いです) ソリド以外の当時物ではディンキー(仏)、ポリトーイ、マーキュリー、マッチボックスなどがモデル化しており、当時の実車の人気の高さを反映しています。エンジンなども再現しているポリトーイの1/25やディンキー(仏)の1/43も結構良い出来ばえです。最近ではスパーク(レジン製)がモデル化しています。 以下はソリドのカラボのフロント/リアの拡大画像とドア開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO CARABO BERTONE 1
ALFA ROMEO CARABO BERTONE 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1807

   

 

ALFA ROMEO JUNIOR Z (ZAGATO) 1969 ITALY

ALFA ROMEO JUNIOR Z (ZAGATO) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 183 1/43 89mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.3L 103HP 5段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでアルファ ロメオ ジュニア Zのミニカー検索

 

アルファ ロメオ ジュニア Z (ザガート) イタリア 1969

 

  ジュニアはジュリアに1.3Lエンジンを搭載したモデルですが、そのスペシャルモデルとして1969年にジュニア Z (ザガート)が登場しました。ザガートのデザインによる従来のSZTZはアルミ製の軽量ボディを持つレース用のスペシャルモデルでしたが、このジュニア ザガートは実用的な2シーター スポーツカーとして設計され、ボディはスチール製でした。

 

 ウエッジシェイプを基調にしたボディ、4灯式ライトを透明カバーで覆ったユニークなフロントグリルなど、先進的で魅力的なスタイルで人気を集めました。リアのハッチバックはベンチレーション用に電動モーターで僅かに開ける機能がありました。DOHC 4気筒1.3L(103HP)エンジンを搭載し、最高速175km/hの性能でした。1972年にはエンジンを1.6L(109HP)に拡大し、1600 ジュニア Z (ザガート)となりました。1975年まで生産され、総生産台数は約1500台(1600が約400台)と少数でした。(多分高価な車だったのでしょう)

 

 

  ミニカーはソリドの当時物で、1971年に発売されました。特徴的なフロントグリルが非常にリアルに再現されていて、当時さすがはソリドと感心したものでした。昔のミニカーに多いダイヤカットのガラスを使ったヘッドライトが妙にリアルに見えて、これは現在でも通用する出来ばえだと思います。これ以外の当時物としてはメーベトイがありましたが、そちらはフロントグリルのカバーを再現していないのでやや見劣りします。 最近のものでは、ミニチャンプス、京商の1/64、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はソリドのジュニア Zのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。室内ではセンターパネルから水平に突き出たシフトレバーが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO JUNIOR ZAGATO 1
ALFA ROMEO JUNIOR ZAGATO 2

 以下は1971年に発売されたメーベトイのジュニア Z(型番A46)の画像です。特徴的なフロントのカバーを再現していないのでその部分は見劣りしますが、ボンネットが開くギミックや室内の造形はソリドより凝ってます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO JUNIOR ZAGATO 3
ALFA ROMEO JUNIOR ZAGATO 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=703

   

ALFA ROMEO MONTREAL 1970 ITALY

ALFA ROMEO MONTREAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS S6 1/25 177㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.22m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2.6L 200HP 5段変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでアルファ ロメオ モントリオールのミニカー検索

 

アルファ ロメオ モントリオール イタリア 1970

 

 1970年に登場したモントリオールはフェラーリのような本格派の高級スポーツカーでした。1967年モントリオール万国博覧会にショーカーとして出展されたことがモントリオールという名前の由来です。デザインはベルトーネで、1964年に発表されたショーカーのカングーロがベースとなっています。リアクオーターパネルのエアーベントとまつ毛(スリット付のカバー)の付いたヘッドライトがデザイン上の特徴です。ヘッドライトを点灯するとまつ毛部分は手前に一回転してヘッドライトの下に格納されるようになっています。(→ライト点灯動画)

 

 2000GTをベースにして、レーシングカーのティーポ 33用のV型8気筒2.6Lエンジンを200HPにデチューンしてフロントに搭載し、最高速220km/hとスーパーカー並みの性能でした。ただしお値段も当時の価格で770万円とスーパーだったので、1977年までの7年間で約4000台ほどしか生産されていません。

 

 

 ミニカーはポリトーイ製の当時物で、1973年発売、1/25で大スケールモデルの先駆けとなったミニカーでした。1/25のSシリーズは最初の数種類はかなり良い出来ばえでしたが、その後だんだん単に大きいだけの低レベルなミニカーになっていきました。なおモントリオールは他にもメーベトイ、マーキュリー、ノレブなど当時物のミニカーが有りますが、ミニカー全体のレベルが落ちていった時期だったのであまり良い物がありません。サイズが大きいので当たり前かもしれませんが、当時物ではこれが一番出来が良いと思います。 以下はポリトーイのモントリオールのフロント/リアの拡大画像とエンジン/室内部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO MONTREAL 1
ALFA ROMEO MONTREAL 2

 以下は1971年に発売されたマーキュリーのモントリオール(型番304)の画像です。マーキュリーらしいややオーバーなデフォルメですが、個人的には好きな作風です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO MONTREAL 3
ALFA ROMEO MONTREAL 4

 以下は1972年に発売されたノレブのモントリオール(型番816)の画像です。廉価版的なJETCARシリーズのミニカーですが、プロポーションなどの基本的なところはちゃんと押さえてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO MONTREAL 5
ALFA ROMEO MONTREAL 6

 以下は2015年に発売された国産名車コレクションのモントリオール(No.240)の画像です。サイドビューをみるとノーズの尖り方が一番少ないことがわかります。(スケールモデル的な観点では、このノーズが一番リアルなようですが、ミニカー的にはやや物足らない感じがします) またヘッドライトのカバーは結構リアルですが、立て付けが悪いので左右で開き方が違っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO MONTREAL 7
ALFA ROMEO MONTREAL 8

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=704

   

ALFA ROMEO ALFETTA 1972 ITALY

ALFA ROMEO ALFETTA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EDISON GIOCATTOLI 804521 1/43 102㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 122HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでアルファ ロメオ アルフェッタのミニカー検索

 

アルファ ロメオ アルフェッタ イタリア 1972

 

 1750の後継車アルフェッタが1972年に登場しました。アルフェッタという名前は1950年代のGPカー 159に付けられた愛称で、その159は変速機を後輪デフ直前に配置するトランス アクスル方式(前後重量配分が良くバネ下重量が軽い)を採用していて、同じ方式を採用したことからアルフェッタという名前が付けられたそうです。その甲斐あってアルフェッタは50:50の前後重量配分で、優れた操縦性と良好な乗り心地を実現していました。自社でデザインしたボディスタイルも、なかなか魅力的です。1.8L(122HP)エンジンを搭載し、最高速180km/hの性能でした。

 

 1974年に2ドアクーペのGTが追加されました。1975年に丸形2灯式ヘッドライトで1.6Lエンジンの廉価版1.6、1977年に角形2灯式ヘッドライトで内外装を豪華にして2Lエンジンを搭載した高級版の2000、1979年に2Lターボ ディーゼル エンジンを搭載したターボ Dが追加されました。アルフェッタは基本設計は素晴らしかったのですが、当時のイタリアの製造品質の問題、ボディ鋼板の錆、シャフトの振動などの不具合があって商業的には失敗したようです。1984年に内外装を変更した後継車の90にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはイタリアのエジソン製で、2010年頃に入手しました。エジソンはモデルガンのメーカーのようですが、1/43のダイキャスト製ミニカーも手掛けています。(どこかのOEM品かもしれませんが) このアルフェッタは直線的なスタイル(BMWに似てます)や端正なフロントマスクが良く再現され、かなり良い出来ばえです。当時物ミニカーとしてはポリトーイ、メーベトイ、ブラーゴの1/24がありました。最近のものではミニチャンプス、ノレブ、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はエジソンのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO ALFETTA 1
ALFA ROMEO ALFETTA 2

 以下は1974年に発売されたメーベトイのアルフェッタ(型番A76)の画像です。スピード ホイールの安っぽいタイヤと車高が高いのがいまいちですが、実車の雰囲気の再現はまずまずです。コストを下げる為、バンパーとヘッドライトとグリルを一体化するという大胆なパーツ削減をしています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFETTA 3
ALFA ROMEO ALFETTA 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=705

   

 

ALFA ROMEO ALFASUD 1972 ITALY

ALFA ROMEO ALFASUD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS S12 1/25 ㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.89m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 水平対向4気筒 1.2L 63HP 5/4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでアルファ ロメオ アルファスッドのミニカー検索

 

アルファ ロメオ アルファスッド イタリア 1972

 

 イタリアの南北経済格差解消を目的にして、南イタリアのナポリ近郊に自動車工場を新設し雇用を増やすといった国策を当時国有公社であったアルファ ロメオが行うことになりました。その国策の対象となった新型車がアルファスッドで1971年に登場しました。(スッドとはイタリア語で「南」の意) アルファスッドはアルファ ロメオにとって初の前輪駆動小型車でした。前輪駆動による広い室内、低重心の水平対向4気筒1.2L(63HP)エンジン、インボード4輪ディスクブレーキなどの高度な技術による優れた操縦性とブレーキ性能など当時の小型車として非常にレベルの高い車でした。イタル デザインによるスタイリングも魅力的でした。

 

 当初は4ドアと2ドアセダンだけで、1975年に3ドアワゴン、1976年に1.3L(76HP)エンジンを搭載する3ドアクーペのスプリント、1981年に3/5ドアハッチバックも追加されました。1973年にエンジンを68HPにパワーアップした高性能版2ドア TIが設定されました。1978年に1.4L/1.5Lエンジンが追加され、1980年には内外装を一新してシリーズ2となり、1984年まで生産されました。アルファスッドはセダン系だけで90万台近くが生産されヒットしましたが、同時期のアルフェッタ同様に初期には製造品質の問題がありました。後継車は1983年に登場した33でした。

 

 

 ミニカーはポリトーイの1/25の当時物で、1973年に発売されました。1/25と大きなサイズですが、それまでのポリトーイのMシリーズ(1/43)を大きくしたような出来ばえです。サイズが大きいので、エンジン部分は結構リアルに再現されています。ポリトーイは廉価版のEシリーズ(1/43)で、2ドアとTIもモデル化しています。ポリトーイ以外の当時物では、メーベトイ、ソリドがありましたが、いずれもコストダウンされた廉価版であまり良い出来ばえでありません。最近の物では、ミニチャンプス、ヘルパ、エジソンなどがあります。 以下はポリトーイのアルファスッド 2ドアのフロント/リアの拡大画像と室内/エンジン部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO ALFASUD 1
ALFA ROMEO ALFASUD 2

 以下は1972年に発売されたメーベトーイのアルファスッド 4ドアセダン(型番A57)の画像です。コストダウンが進められていた時期で、フリーホイール化されたホイールが見苦しいですが、プロポーションは悪くないです。(初期の物にはまともなホイールがついていました)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD 2
ALFA ROMEO ALFASUD 4

 以下は1976年に発売されたポリトーイのアルファスッド TI(型番AE49)の画像です。廉価版のEシリーズで、これもフリーホイール化されたホイールが安っぽいですが、TI仕様の4灯式ヘッドライトとやや大袈裟なテールスポイラーになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD TI 1
ALFA ROMEO ALFASUD TI 2

 以下は1978年に発売されたソリドのアルファスッド TI レース仕様(型番69)の画像です。これもソリドの廉価版ミニカーですが、まともなホイールがついているのであまり安っぽくありません。オーバーフェンダーとチンスポイラーを付けたレース仕様となっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD TI 3
ALFA ROMEO ALFASUD TI 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=707

   

ALFA ROMEO ALFETTA GT 1974 ITALY

ALFA ROMEO ALFETTA GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
PROGETTO-K PK250C 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.02m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 122HP 5段変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでアルファ ロメオ アルフェッタ GTのミニカー検索

 

アルファ ロメオ アルフェッタ GT イタリア 1974

 

 トランス アクスル方式(前後重量配分が良くバネ下重量が軽い)やインボード式リアブレーキを採用したアルフェッタはスポーツカーのベースとして最適でした。そこでホイールベースを短縮したシャーシにイタル デザインのスポーティなクーペ ボディを載せたGTが1974年に登場しました。GTは期待どおりの優れた操縦性と居住性を両立させたスポーツカーに仕上がりましたが、セダンと同じ不具合(製造品質の問題、ボディ鋼板の錆など)を抱えていました。この不具合は1980年代に大幅な改良が行われるまで続きました。

 

 当初はセダンと同じ1.8L(122HP)エンジンでしたが、1976年には廉価版の1.6L(109HP)エンジンと高性能版の2L(130HP)エンジン搭載のGTVが追加されました。このGTVはジュリア 2000 GTVを代替するものとなりました。また1980年のマイナーチェンジでバンパーとフロントスポイラーが一体化されるなど外観が変更され、V型6気筒2.5L(150HP)の新型エンジンを搭載したGTV 2.5が登場しました。この優れたエンジンの採用などの改良で不具合の悪いイメージは回復していきました。

 

 

 ミニカーはプロゲット K製で、1998年頃に発売されました。プロゲット KはイタリアのPEGO ITALIA社のブランドで、安価ながらそこそこの出来ばえでイタリア車をモデル化しています。このアルフェッタ GTもプロポーションが良く、細部の仕上げも値段(定価3900円)を考えると上々だと思います。当時物ミニカーとしてはマーキュリー、ポリトーイ、ソリドがありました。最近の物では、ミニチャンプス、M4、オートアートなどがあります。 以下はプロゲット Kのアルフェッタ GTのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO ALFETTA GTV 1
ALFA ROMEO ALFETTA GTV 2

 以下は1975年に発売されたマーキュリーのアルフェッタ GT(型番306A)の画像です。ヘッドライトの表現がやや奇異に感じますが、当時のミニカーとしては並みの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFETTA GTV 3
ALFA ROMEO ALFETTA GTV 4

 以下は1979年に発売されたソリドのアルフェッタ GTV レース仕様(型番82)の画像です。この頃のソリドはプロポーションは悪くないものの、構成部品が簡略化された素っ気ないものになっていました。これもデカールを貼らないと実にあっさりした白一色だけのミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFETTA GTV 5
ALFA ROMEO ALFETTA GTV 6

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=706

   

ALFA ROMEO TIPO 33 TT12 1975 ITALY

ALFA ROMEO TIPO 33 TT12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R238 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約2.05m
エンジン 変速機: DOHC 水平対向12気筒 3L 500HP 5段変速
性能: 最高速330km/h
データーベースでアルファ ロメオ ティーポ 33のミニカー検索

 

アルファ ロメオ ティーポ 33 TT12 イタリア 1975

 

 1968年にティーポ 33は改良されてティーポ 33/2となります。デビュー戦の1968年デイトナではポルシェ 907が1-2-3位で優勝していますが、ティーポ 33/2は総合5-7位でクラス優勝しています。その後1968年ルマンで総合4-6位クラス優勝、タルガ フロリオで総合2-3位クラス優勝、ニュルブルクリングで総合5位クラス優勝するなど大活躍しています。(圧倒的に強かったポルシェ相手に善戦していました)

 

 1969年にエンジンを3L(400HP)に拡大したティーポ 33/3が登場します。デビュー戦の1969年セブリングではオーバーヒートでリタイア、ルマンは参加せずと1969年はほとんど活躍できませんでした。1970年もセブリングで3位、ルマンでリタイアなどあまり活躍していません。1971年になるとセブリングで2-3位クラス優勝、モンザで3-5位クラス優勝、タルガ フロリオで優勝など活躍し、世界スポーツカー選手権の2位となっています。1972年はタルガ フロリオ2-3位、ニュルブルクリング3位、ルマン総合4位などの成績でした。

 

 

 1973年に水平対向12気筒3L(500HP)エンジンを搭載したティーポ 33 TT12が登場します。1973年のルマンは33/3が出場し15位、33 TT12は出場していません。1974年の33 TT12はモンザで優勝し、ニュルブルクリングで2-3位などの成績でした。1975年にはスパで1-2位優勝、ニュルブルクリングで優勝など活躍し世界スポーツカー選手権を獲得しています。1976年にティーポ 33 TT12の後継車 33 SC12が登場し、1977年には再び世界スポーツカー選手権を獲得しています。1977年にはツイン ターボ過給した2.2L(640HP)エンジンを搭載した33/3 SC12 ターボが登場し、ティーポ 33 シリーズの最後の車となりました。

 ミニカーはブルム製で、1995年頃発売されました。1975年モンザ 1000㎞ 優勝車をモデル化しています。当時期のミニチャンプスほどリアルな造形ではありませんが、ブルム流のやり方で高い位置のバックミラーやコクピットなどが再現してあって、それなりに良くできています。ブルムは33 SC12なども含めて7種類ほどをモデル化しています。ティーポ 33のミニカーはソリドやノレブの当時物、ベスト モデル、M4などの最近のものなどたくさんあります。 以下はブルムのティーポ 33 TT12の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO TIPO 33 TT12 1
ALFA ROMEO TIPO 33 TT12 2

 以下は1999年に発売されたブルムのティーポ 33 SC12(型番R282)の画像です。1977年のモンザ 500㎞ 優勝車をモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO TIPO 33 SC12 1
ALFA ROMEO TIPO 33 SC12 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1770

   

 

ALFA ROMEO GIULIETTA 1.6 1977 ITALY

ALFA ROMEO GIULIETTA 1.6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NEO 46610 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.21m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 109HP 5段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでアルファ ロメオ ジュリエッタ 2/3代目のミニカー検索

 

アルファ ロメオ ジュリエッタ 1.6 イタリア 1977

 

 ジュリアの後継車としてジュリエッタの名前が復活し、ジュリエッタ 2代目として1977年に登場しました。ジュリエッタ 2代目(116系)はアルフェッタをベースにしていますので、アルフェッタのトランスアクスルやインボード式リアディスクブレーキといった高度なメカを引き継いでいます。ボディはウエッジシェイプが強めになりトランクリッドをスポイラー形状とするなど、アルフェッタよりスポーティな外観でした。当初は4気筒1.4L(95HP)/1.6(109HP)エンジンを搭載し、車格はアルフェッタより下でした。

 

 内外装の仕上げがアルフェッタより上質になっており、1979年に1.8L(122HP)、1980年に2L(130HP)エンジンが搭載されてからはアルフェッタの高性能版といった扱いになっていきました。1983年にターボ付1.9L(175HP)エンジンを搭載したターボ デルタが限定生産され、2L(82HP)ディーゼルエンジンが追加されました。2代目ジュリエッタの後継車として1985年に登場した75にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはネオのレジン製で、2013年に発売されました。ネオは他社があまり手掛けていないニッチな車種をモデル化するといったレジン製ならではの車種選択をしています。(たくさん売れる車種ならばダイキャスト製とすべき) 数年前のネオのミニカーはあまり出来が良くなかったですが、最近は非常にレベルの高い出来ばえになり、レジン製ながら個人的に好きなブランドになりました。このジュリエッタ 2代目も全体的なプロポーションが良く、フロントグリルや室内などの細部の再現もリアルで非常に良い出来ばえです。ジュリエッタ 2代目の当時物ミニカーとしてはポリトーイ(1/40と1/25)、メーベトイ、ブラーゴ(1/24と1/43)などがありました。最近の物ではプロゲット K、エジソンなどがあります。 以下はネオのジュリエッタ 2代目のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO GIULIETTA 1
ALFA ROMEO GIULIETTA 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1949

   

ALFA ROMEO 90 1.8 1984 ITALY

ALFA ROMEO 90 1.8 画像をクリック/タップすると画像が変わります
PEGO 1009 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.39m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 120HP 5段変速
性能: 最高速186km/h
データーベースでアルファ ロメオ 90のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 90 1.8 イタリア 1984

 

 発売から10年以上が経過したアルフェッタはモデルチェンジが必要でしたが、財政状況が厳しいアルファ ロメオにはその余裕がありませんでした。そこで中身はそのままで、外観と内装を新しくした車が90で、1984年に登場しました。アルフェッタに角形ヘッドライトを付けてバンパー部分を目新しくしただけのように見えます。当初のエンジンはアルフェッタから引き継いだDOHC 4気筒1.8L/2Lと4気筒2.4L(105HP)ターボディーゼルでした。

 

 1985年にスポーティなスーパーが設定されました。同年に生産中止となったアルファ 6のV型6気筒2L/2.5L(156HP)エンジンを搭載するモデルが追加され、90は一時的にアルファ ロメオの最上級車の役割を果たすことになりました。上級モデルはデジタルメータや電動アジャスター付シートなど豪華な内装となっていました。1986年のマイナーチェンジで、少しスラントしたフロントグリルに変わっています。1987年に164にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはイタリアのペゴ製で2008年頃に発売されました。ペゴはPEGO ITALIA社のブランドで、この会社はプロゲット K ブランドでもミニカーを作っています。フロント部分が少し逆スラントしているように見えるので、その部分が実車のイメージとちょっと違った感じがします。ただ灯火類や室内などの細かい部分は結構きちんと作ってあり、まずまずの出来ばえです。ペゴはポリス/タクシー/ラリー仕様など約10数種類のバリエーションを作っています。当時物ミニカーではポリスティルの1/25がありました。 以下はペゴの90のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。室内は赤/白のデジタルメーターが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 90 1
ALFA ROMEO 90 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1253

   

 

サラブレッド期 ←  ページ  « 前へ 1  2  3  4  5   次へ »