ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TOYOTA ESTIMA 1990 JAPAN

TOYOTA ESTIMA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET T70 1/40 119㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.75m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.4L 135HP 4段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでトヨタ エスティマのミニカー検索

 

トヨタ エスティマ 日本 1990

 

 バブル時代の1989年東京モーターショーで公開されたMPVのコンセプトカー プレビア(PREVIA)が、1990年にエスティマとして登場しました。商用車仕様がない3列シートの7人乗り1ボックスカーで、サスペンションも乗用車的な4輪独立懸架が採用されました。従来の1ボックスカーは角ばったデザインが多かったのですが、エスティマの丸みのあるデザインは目新しく「天才タマゴ」というキャッチコピーで宣伝されました。当時一般的な1ボックスカーはエンジンを運転席下に配置していたのですが、エスティマは床下にミドシップ搭載していたのもユニークでした。

 

 エスティマは当時トヨタが開発していた2サイクルの小型高性能エンジンを搭載する予定だったのですが、排ガス対策がうまくいかずエンジン開発に失敗しました。そこで既存の商用車用エンジンをベースにしたDOHC 4気筒2.4Lエンジンを使うことになり、スペースの問題でエンジンをフロア下部に横に75度寝かして搭載することになりました。この構造で室内空間は確保しましたが、エンジンは大型ボディに対してパワー不足で振動/騒音の問題がありました。

 

 

 エスティマは車幅が広い3ナンバー規格で高価だったので、販売はあまり芳しくありませんでした。そこで1992年には前後の意匠を変更してボディを5ナンバー規格に収めたエスティマ エミーナ/ルシーダが発売されました。1994年にはパワー不足を補う為、スーパーチャージャー付のエンジン(160HP)が追加されました。1998年のマイナーチェンジで外装が変更され、2000年に2代目にモデルチェンジされました。5ナンバーのエミーナ/ルシーダが販売の中心となり、初代エスティマは商業的には失敗作でした。海外向けでは「プレヴィア(PREVIA)」や「タラゴ(TARAGO)」の名前で販売されました。

 ミニカーは1991年に発売されたダイヤペットの当時物です。当時のミニカーとしてはプロポーションが良く、スモークウィンドウの後席や2トンカラー塗装などで実車の雰囲気がうまく再現されています。ドアとテールゲートが開閉するギミック付です。初代エスティマのミニカーはトミカの当時物ががありますが、現在(2018年)でもそれ以外のミニカーはないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/テールゲートの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA ESTIMA 1
TOYOTA ESTIMA 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1486

   

TOYOTA ESTIMA 2000 JAPAN

TOYOTA ESTIMA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
M-TECH MS-24B 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L 220HP 4段自動変速
性能: 最高速180km/h (国内仕様) ハイブリッド 4WD仕様有り
データーベースでトヨタ エスティマのミニカー検索

 

トヨタ エスティマ 日本 2000

 

 エスティマの2代目が2000年に登場しました。失敗作となった初代の問題点がすべて改善されました。まずエンジン/駆動系は、カムリをベースにした横置き前輪駆動方式に変更されました。パワー不足だったエンジンはDOHC V型6気筒3L(220HP)とDOHC 4気筒2.4L(160HP)の2タイプとなりました。初代で評判の良かった卵型の丸みのあるボディデザインは継承され、リアのピラーをブラックアウトし屋根が浮いて見えるような処理がされました。また床下のエンジンが無くなった分室内が大きくなり、両側スライドドアが採用されました。5ナンバー規格のエミーナ/ルシーダは設定がなくなりました。

 

 2001年にはプリウスに次ぐ2番目のハイブリッドカーとして、後輪を電気モーターで駆動するハイブリッド4WD仕様が追加されました。また4人乗りに改造し木目調カウンター、AV機器、冷蔵機等を装備した特装車の「エスティマ モバイルオフィス」が発売されました。タクシーとしても使用されました。初代同様に安くはない価格でしたが、それに見合った性能や装備となったことが評価され、販売は2000年の新車販売台数が3位となるほど大ヒットし、その後上級ミニバンの代表的な車になっていきました。

 

 

 ミニカーは2001年頃に発売されたMテックの当時物です。当時のミニカーとしてはプロポーションが良く、全体的な雰囲気はうまく再現されています。ただヘッドライトが少し大きすぎて形状も少し違っているのが難点です。ドアを開くとセンターコンソール部分が大きく張り出した特徴的な室内がそこそこ再現されています。2代目エスティマのミニカーはトミカの当時物、REAL-Xの1/72、京商 Jコレクション、その京商 Jコレクションの型を流用した国産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA ESTIMA 1
TOYOTA ESTIMA 2

 以下は2011年に発売された国産名車コレクションのエスティマ 2代目(No.138)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA ESTIMA 3
TOYOTA ESTIMA 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1487

   

 

TOYOTA STARLET (KP60) 1978 JAPAN

TOYOTA STARLET (KP60) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION 132 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.75m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 72HP 5段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでトヨタ スターレットのミニカー検索

 

トヨタ スターレット KP60型 日本 1978

 

 スターレットの2代目は1978年に登場しました。当時主流となりつつあったハッチバック スタイルを採用していましたが、中身はオーソドックスな後輪駆動車でした。エンジンは排気量を100ccアップした4気筒1.3L(72HP)のK型で、3段AT/5/4段MT変速、最高速は約150km/hほどの性能でした。3/5ドアハッチバックとバンがありました。

 

 前輪駆動の利点よりも後輪駆動の信頼性を重視した設計でしたが、軽量ゆえの軽快な走りの経済車として人気があり、モータースポーツで活躍したことでスターレットの評判を上げたモデルでした。1980年のマイナーチェンジで角形ヘッドライトに変更し、女性仕様車のリセが設定されています。

 スターレットと同時期の1978年にトヨタ初の前輪駆動車としてコルサ/ターセルが登場しました。前輪駆動ながらエンジンを縦置きするなど中途半端な構成で、山口百恵が登場したCM「百恵の、赤い靴」以外では、あまりぱっとしない印象の薄い車でした。なおコルサ/ターセルのミニカーは現時点(2018年)でありません。

 

 

 ミニカーは2011年に発売された国産名車コレクションで、メーカーはイクソと思われます。プロポーションが良く細かいところもそこそこ再現されていて、実車のイメージが良く出ています。2代目スターレットの当時物ミニカーは前述したセリカ 3代目と同じトヨタ特注の販促用ミニカー(1/43)が出ていましたが、あまり良い出来ではありませんでした。これ以外ではアオシマがコールドキャストでマイナーチェンジ版をだしており、小スケールではコナミの1/64があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA STRARLET (KP60) 1
TOYOTA STRARLET (KP60) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=994

   

TOYOTA STARLET TURBO-S (P71) 1986 JAPAN

TOYOTA STARLET TURBO-S (P71) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AOSHIMA DISM 75210 1/43 89mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L ターボ 105HP 5段変速
性能: 最高速160km/h?
データーベースでトヨタ スターレットのミニカー検索

 

トヨタ スターレット ターボ-S P71型 日本 1986

 

 スターレット 3代目(P70型)が1984年に登場しました。コルサ/ターセルで前輪駆動車の実績を積んだことで、スターレットに横置エンジンの前輪駆動方式が採用されました。3ドア/5ドアハッチバックのボディは同時期のカローラ IIをスポーティにしたようなデザインでした。前輪駆動方式を採用したことで室内は広くなっていました。当初のエンジンは先代と同じ4気筒1.3L(93HP)で、希薄燃焼方式(リーンバーン)の低燃費仕様がありました。

 

 1986年にインタークーラー付ターボエンジンを搭載した「GP ターボ」が追加されました。このターボは過給圧を2段階に変えられ、ローモードで91HP、標準モードで105HPとハイパワーで、「かッとび スターレット」と呼ばれました。1987年のマイナーチェンジで後期型となり、フロントグリル/バンパーの意匠が変更され、4気筒1.5L(55HP)ディーゼルエンジンが追加され、ターボ仕様には電子制御サスペンションTEMSが設定されました。1988年には電動キャンバストップ仕様が追加され、ターボは110HPにパワーアップしました。先代のKP型スターレットと同様に、サーキット、ジムカーナ、ダートトライアルなどの幅広いモータースポーツの入門車としても人気がありました。1989年に4代目(P80型)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはアオシマ DISMシリーズで、2006年に発売されました。プロポーションが良く、室内などの細部も結構リアルに再現されていてかなり良い出来ばえです。このDISMシリーズにはそれぞれちょっと変わったギミックが付いていたのですが、このスターレットには小型の水銀電池2個で前後ライトを点灯させるギミックが付いていました。ライトを点灯させるギミックは配線や導光板など結構複雑な構造となるのですが、これはその構造を底板部分にうまくまとめています。(点灯させるスイッチが底板にあります) アオシマ DISMは後期型もモデル化しています。これ以外のミニカーは、DISMの型を流用した国産名車コレクションの前期型ターボ(No.187)があるだけです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/前後ライトの点灯ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA STARLET TURBO-S (P71) 1
TOYOTA STARLET TURBO-S (P71) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1482

   

 

TOYOTA CERA 1990 JAPAN

TOYOTA CERA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 98 1/43 91mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.86m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.5L 110HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速180km/h  
データーベースでトヨタ セラのミニカー検索

 

トヨタ セラ 日本 1990

 

 1987年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「AXV-II」をほとんどそのまま市販化したのがセラで1990年に登場しました。この車の最大の特徴はガルウイング式ドアの採用で、金魚鉢のようなガラス張りのキャビンもあいまってバブル時代を代表する面白い車でした。スターレット4代目をベースにした前輪駆動車で、エンジンはDOHC 4気筒1.5L(110HP)を搭載していました。

 

 この車はバブル時代だったからこそ実現できた車で、マツダのロードスターのような若者向け小型車に対するトヨタ流のアピールだったと思います。スペースを取らないよう考慮された斜め前方に開くガルウイング式ドアやその支持構造はトヨタ流に洗練されたものでした。ただガルウイング式ドアとキャビン以外はデザイン的にもおとなしく、動力性能的にもほどほどだったのがいまひとつでした。外から丸見えのキャビンも実用的ではなく、強化したエアコン付でしたが夏は暑かったでしょう。そんな訳で、一代限りだったこの国内専用車は5年間で約16000台しか売れていません。(当時もあまり見かけなかったです)

 

 

 ミニカーは国産名車コレクションで、2009年に発売されました。国産名車コレクションの初期なのでメーカーはノレブです。プロポーションが良くグラスサンルーフのキャビンや室内が良く再現されていて非常に良い出来ばえです。(ただホイールが少し大きめに感じます) 初期の国産名車コレクション(ノレブ製)はこのようなオリジナルなミニカーが多かったので有難かったのですが、120号以降あたりからはほとんどがイクソなどの既存品の焼き直しとなりました。これは値段を考えるとしょうがないのですが。。。セラのミニカーは最近までこれしかなかったのですが、2016年にHI-STORYがレジン製でモデル化し、2017年には国産名車コレクションの色違いがFIRST43ブランドで発売されました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CERA 1
TOYOTA CERA 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1428

   

TOYOTA VITZ (YARIS) 1999 JAPAN

TOYOTA VITZ (YARIS) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
M-TECH MS-22-A 1/43 84㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.66m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1L 70HP 5段変速/4段自動変速/CVT無段変速
性能: 最高速156km/h  
データーベースでトヨタ ヴィッツ(ヤリス)のミニカー検索

 

トヨタ ヴィッツ (ヤリス) 日本 1999

 

 大ヒットした日産 マーチ2代目に対抗する小型車としてヴィッツが1999年に登場しました。5代目スターレットの後継車ですが、従来の安価な小型車ではなく世界戦略車として本格的な設計がされています。3/5ドアハッチバックのボディデザインはギリシャ人デザイナーによるもので、ヨーロッパの小型車のセンスが感じられます。当初のエンジンはDOHC 4気筒1L(70HP)と4WD仕様車用のDOHC 4気筒1.3L(88HP)でした。派生車として車高の高いワゴンのファンカーゴと角ばったデザインのbBも同時期に登場しています。

 

 2000年にDOHC 4気筒1.5L(110HP)エンジン搭載の高性能版RS、2001年に低燃費仕様としてアイドリングストップシステムが追加されました。2002年に4気筒1.4Lディーゼルターボエンジンがヨーロッパ仕様(ヤリス)に追加され、2003年にRSにターボ仕様(150HP)が追加されました。ヴィッツは2000年の日本カー オブ ザ イヤーをプラッツ(セダンタイプ)/ファンカーゴとともに受賞し、ヤリスは2000年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。ヴィッツは長年ベストセラーであったカローラを販売台数で上回る大ヒットとなりました。2005年に2代目にモデルチェンジします。

 

 

 ミニカーはエポック社のエムテック ブランドの当時物です。エムテックは当時の小型車を多くモデル化しています。この型番MSのシリーズはやや玩具的なものですが、プロポーションは良くできています。これ以外では、トミカ、トミーテックの1/150、ミニチャンプスのヤリス、ハイスピードの輸出仕様エコ(ECHO)などがあります。派生車のファンカーゴはミニカーがないのですが、bBはトミカやエムテック製のマジョーラカラ仕様などがあります。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1362

   

 

ページ  « 前へ 1...12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22   次へ »