ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FORD FIESTA MK I 1976 UK

FORD FIESTA MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 53 1/43 86㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.57m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 53HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでフォード フィエスタのミニカー検索

 

フォード フィエスタ MK I イギリス 1976

 

 フォードが世界戦略車として開発した本格的な小型車がフィエスタで、1976年に登場しました。同時期のGMの世界戦略車Tカー(オペル カデットなど)に対抗した車でもありました。4気筒957cc(45HP)と1.1L(53HP)エンジンをダンテ ジアコーサ方式で横置きする前輪駆動車で、4段変速で、最高速145km/h(1.1L)の性能でした。サイズは全長3.61m全幅1.57mと同時期のフォルクスバーゲン ポロとほぼ同じ(現在の軽自動車より少し大きい)で、フォードが作った一番小さい車でした。デザインは極めてシンプルな3ドアハッチバックで時代に即した物でした。

 

 1977年に1.3L(66HP)エンジン、1981年に1.6L(84HP)エンジンを搭載した高性能版XR2が追加されました。イギリス、ドイツ、スペインの3工場で生産され、1981年には生産累計200万台を達成するなど大ヒットしました。1983年のマイナーチェンジでフロントのデザインや内装を変更した2代目のMK IIとなりました。フィエスタ MK IIはエンジンが新型の4気筒1.3Lに変わり、ディーゼルエンジン(4気筒1.6L)が初めて搭載されました。高性能版のXR2にはエスコート MK III XR3用の4気筒1.6L(96HP)エンジンが搭載されました。初代同様に2代目のフィエスタも販売は堅調でした。1989年にフィエスタ 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォード フィエスタ 1983)

 

 

  ミニカーは1977年に発売されたソリド製の当時物です。プロポーションは良いのですが、フロントグリルと室内の造形や塗装していないリアライトなど仕上げが簡素すぎて物足りません。1970年代後半の量産ミニカーはコストダウン重視で簡素な作りの物が多かったのですが、ソリドも当時はコストダウン優先で今ひとつの出来ばえになっていきました。これ以外のフィエスタ 初代の当時物ミニカーはオートピレン(ディンキー スペインに同じ)、ナコラル、ノレブの初期物、ポリスティルの1/25、メーベトイの1/43と1/24などがありました。当時物以外ではディテールカー、ミニチャンプス、ソリドの改良版、イクソ、バンガーズ、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD FIESTA 1
FORD FIESTA 2

 以下は1978年頃に発売されたナコラル製の当時物 フォード フィエスタ MK I (1/43 型番128)の画像です。ナコラルはスペインのメーカーで、これはインターカーズ(INTERCARS)というナコラルの別ブランド名で販売された物でした。ナコラルは他社のコピーが多かったのですが、このフィエスタはオリジナルのようです。全体的なプロポーションは悪くはないのですが、ルーフ後端がスポイラー風に少し持ち上がっている造形(1981年に登場したXR2のルーフはこんな感じですが年式的に合わない)が不可解なのとフロントグリルがしょぼいので出来ばえは今一つです。ボンネット/ドアの開閉ギミック付きです。ナコラルは1/24でもフィエスタ MK Iをモデル化しています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FIESTA 3
FORD FIESTA 4

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ASTON MARTIN LAGONDA 1976 UK

ASTON MARTIN LAGONDA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
WESTERN MODEL WP100 1/43 127㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.28m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5.3L 290HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速 230km/h
データーベースでアストン マーチン ラゴンダのミニカー検索

 

アストン マーチン ラゴンダ イギリス 1976

 

 アストン マーチン社は正式にはアストン マーチン ラゴンダ社という名前で、デビット ブラウンが経営者であった時代にアストン マーチンとラゴンダが合併して出来た会社でした。ラゴンダは第2次大戦前の高級車メーカーで、アストン マーチン ラゴンダ社ではラゴンダ ラピード(LAGONDA RAPIDE)というDB4をベースとした4ドアの高級車(DB5と同じDOHC 6気筒4Lエンジン搭載)を1961年に発売していました。ただこの車は約50台ほどしか生産されていませんので、ほとんど知られていません。

 

 このラピードの後継車として、DBSのホイールベースを延長し4ドア化したアストン マーチン ラゴンダが1974年に登場しました。ただしこの車はごく少数が生産されただけでした。1976年に2代目のラゴンダが登場しました。全長5.28mの大型車で、一度見たら忘れられないインパクトのあるユニークなボディ、巨大なリトラクタブル ヘッドライト、世界初のLED表示デジタルメータなど桁違いに個性的な車でした。ただ中身はDBシリーズをベースにしていて、エンジンはV型8気筒5.3L(290HP)、最高速230km/hの性能でした。当時の価格で4000万円もする超高級車でしたが、1990年まで生産され約600台が販売されました。

 

 

 ミニカーは1978年頃に発売されたウエスタン モデル製で、材質はホワイトメタルです。ラゴンダの当時物のミニカーはこれしかありませんでした。当時の値段は8000円と高かったのですが、この特徴的なデザインが気に入って買いました。1/43よりやや大きめにできていて、特徴的なデザインは良く再現されています。昔のホワイトメタル製ミニカーで灯火類などの細部があまりリアルではないので、現在の評価基準で見るとやや大味な感じがします。ただラゴンダのミニカーは最近までこれしかなかったので、その点で貴重なミニカーでした。2010年にミニチャンプスがモデル化し、その後GREAT LIGHTNIMG(レジン製)もモデル化したので、このミニカーの希少価値が無くなってしまいました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ASTON MARTIN LAGONDA 1
ASTON MARTIN LAGONDA 2

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FORD GRANADA MK II 2.8i S 1977 UK

FORD GRANADA MK II 2.8i S 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA12400 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.72m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.8L 160HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速193km/h
データーベースでフォード グラナダ/コンサルのミニカー検索

 

フォード グラナダ MK II 2.8i S イギリス 1977

 

 1977年にフォード グラナダの2代目が登場しました。初代の丸みの多いボディをやや角ばらせた見た目の変更が主体で、中身はあまり変わっていませんでした。この2代目は4/2ドアセダンとステーションワゴンのみでクーペが無くなりました。また全てのグラナダがドイツ工場製となりイギリス工場製は無くなりました。エンジンは4気筒1.7L/2L、V型6気筒2.3L/2.8L(135HP)、プジョー製4気筒1.9L/2.1L/2.5Lディーゼルなどがありました。

 

 燃料噴射式V型6気筒2.8L(160HP)エンジンを搭載した高性能版2.8iSは足回りが強化されアルミホイールを装備していました。1981年のマイナーチェンジで、フロントグリルに3本の横バーが追加されるなど前後の意匠を小変更し、サスペンションが改良され、2ドアセダンがなくなりました。イギリス向けに電動サンルーフやコノリーレザーの本革シートを装備した最上級仕様のギア X エグゼクティブが追加されました。初代同様に人気があり販売は好調で1985年にモデルチェンジし、その際にイギリス向け以外はスコーピオと改名されました。(イギリスではグラナダ MK IIIでした) (実車画像→ フォード スコーピオ 1985)

 

 

 ミニカーは2011年に発売されたコーギー系列のバンガーズ製です。右ハンドルでイギリス仕様のグラナダ MK II 4ドアセダン 高性能版2.8iSをモデル化しています。バンガーズのミニカーは1970年代のコーギーを思わせる作風に最近のリアルな細部再現を加えて丁寧に仕上げられています。このグラナダもプロポーションが正確で、実車の雰囲気がうまく再現されています。エッチングメタル製のワイパー、灯火類、室内など細部も良く出来てます。なおドアミラーは箱に添付されているので、購入者が後付けするようになっています。(取り付用の穴がボディ側にあるので、取り付けは面倒ではありません) ギヤ仕様などバリエーションが8種類ほどあります。この頃のバンガーズはイラスト付きの紙箱を使っていたので、紙箱にも昔のミニカー風の懐かしい雰囲気がありました。(最近は在り来たりのディスプレイケースになってしまい味気ないですが) これ以外のグラナダ MK IIのミニカーはメーベトイの当時物、イクソ(ホワイトボックス)、ヘルパの1/87、ブレキナのワゴン 1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD GRANADA MK II 2.8i S 1
FORD GRANADA MK II 2.8i S 2

 以下は室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GRANADA MK II 2.8i S 3

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FORD CAPRI MK III 3.0S 1978 UK

FORD CAPRI MK III 3.0S 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA10809 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.34m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型6気筒 3L 138HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速197km/h
データーベースでフォード カプリのミニカー検索

 

フォード カプリ MK III 3.0S イギリス 1978

 

 カプリは1974年に3ドアハッチバックのカプリ IIに発展しました。ベースはMK Iながらエンジンはイギリスとドイツで共通化され、エスコートと同じ1.3L(54HP)、1.6L(88HP)や米フォードのピント用の2L(98HP)、高性能版のV型6気筒3L(138HP)が搭載されました。4年間で約50万台が生産され、初代同様ヒットしました。

 

 1978年にマイナーチェンジしてMK IIIとなりました。MK IIとほぼ同じ構造で、デザインは丸型4灯式ヘッドライトの採用で初代の高性能版のイメージに戻りました。エンジン構成もMK IIと同じで、新しいV型6気筒2.8L(188HP)ターボエンジンを搭載した高性能版は最高速220km/hの性能でした。1984年以降はイギリスだけで販売されることになり、1986年まで生産されました。カプリの累計生産台数は約190万台でした。

 

 

 1970年代はミニカーの冬の時代であったこともあり、MK IIの当時物のミニカーは出来の良くないルーソトイのミニカーぐらいしかありません。 MK IIIも同様当時物はなく、画像はバンガーズ製です。バンガーズはプロポーションが良くて昔風の味わいのあるミニカーを安価で提供してくれるので好きなブランドです。このMK IIIも非常に良いできばえです。ミニチャンプスのようにワイパーが目だつことがないのも良いところです。

FORD CAPRI MK III 3.0S 1
FORD CAPRI MK III 3.0S 2

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LAND ROVER SERIS III 109 1978 UK

LAND ROVER SERIS III 109 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 66 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 6気筒 2.6L 86HP 4X2段変速
性能: 最高速115km/h
データーベースでランドローバー シリーズ IIIのミニカー検索

 

ランドローバー シリーズ III 109 イギリス 1978

 

 ランドローバーは、1983年にシリーズ IVに変わりました。外観はシリーズ IIIのステージ 1とほぼ同じで、フロントグリルがライトと面一になりました。またサスペンションがリーフスプリングからコイルスプリングに変更され、フロントウインドーが一枚物になるなど近代化されました。最初に110(ホイールベース 110インチ)が登場し、1994年に90と130(実際には127インチ)が登場しました。エンジンはV型8気筒3.5L(116HP)、4気筒2.5L(83HP)、4気筒2.3L(75HP)ディーゼルなどがありました。

 

 1989年にレンジローバーの走行性能と乗用車的居住性を必要とするも、それほどの豪華さを求めない層向けに、レンジローバーの廉価版としてディスカバリーが登場しました。シャーシやエンジンなどはレンジローバーと同じですが、内装やエアコン、サスペンションの簡略化などでコストダウンを図っています。ディスカバリーは当時ローバーと提携していたホンダからもクロスロードの名前で国内販売されました。(約400万円ぐらいだったから、一般人でも好きな人ならなんとか買えました)

 

 

 ランドローバーはラインナップを明確にするため、1990年にシリーズ IV 90/110/130の名前をディフェンダーに改名しました。名前の変更だけで、内容に変更はありませんでした。(なおシリーズ*は世代を区別する為に付けているだけで正式な名前ではありません) 1998年に電子制御式の5気筒2.5L(122HP)ターボディーゼルが追加され、ヨーロ IIIの排ガス規制に対応しました。排ガス規制と安全基準に適合させる為、2007年に大幅な変更が行われました。外観はほとんど変更がありませんが、フォード製の新型4気筒2.5L(122HP)エンジンが採用され、シート配列などの内装が変更されました。

 ミニカーはソリドの当時物で、ロングホイールベース 109のモデルです。1970年代の後半はミニカー冬の時代にあたるので、まともなミニカーが少ないのですが、このランドローバーはシンプルな作りながらまだソリドらしい良質さが残っていました。 ボディカラーもいかにもそれらしい色となっています。これ以外のシリーズ IIIのミニカーとしては、ソリドの別ブランドのべレム、コーギーの1/36、ポリスティルの1/43と1/25、メーベトイの1/25などがありました。最近の物では、ホンウェル(カララマ)の1/72、ユニバーサルホビー、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント拡大画像/リアドアの開閉ギミック画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER SERIS III 109 1
LAND ROVER SERIS III 109 2

ランドローバー ディスカバリーのミニカー →データーベースでランドローバー ディスカバリーのミニカー検索
ランドローバー ディフェンダーのミニカー → データーベースでランドローバー ディフェンダーのミニカー検索

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JAGUAR XJ12 1979 UK

JAGUAR XJ12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 96 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12 イギリス 1979

 

 1966年にジャガーは民族資本系グループのBMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)と合併し、BMH(ブリティッシュ モーター ホールディングス)が設立され、その2年後にはローバーも参入しBMLC(ブリティッシュ レイ ランド モーター コーポレーション)に発展しました。

 1968年にジャガーの新型としてXJシリーズが登場しました。最初に設定されたXJ6はMK IIの発展型の420の後継車で、デザインは独特の顔つきを持つMK X(420G)のイメージを引き継いだものでした。ボディはMK IIよりも少し大きくなり、DOHC 6気筒2.8L(180HP)/4.2L(245HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機および4速マニアルで、最高速199km/h(4.2L)の性能でした。

 

 1972年にはMK Xの発展型の420Gの後継車となるXJ12が登場しました。XJ6と同じボディなのでMK Xに比べるとサイズが小さくなりました。V型12気筒5.4L(253HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機で、最高速223km/hの性能でした。XJシリーズは好評を博し、このスタイルはその後長い間継承されました。1972年にロングホイールべース仕様のXJ6L/XJ12Lが設定されました。

 

 

 1973年にアメリカの安全基準を満たすためにバンパーが変更されてシリーズ IIとなりました。1975年に標準ホイールベースが廃止されて全てロングホイールベースとなりました。XJ6は2.8Lエンジンが廃止されて3.5L(163HP)エンジンに切り替わりました。 1979年のマイナーチェンジでシリーズ IIIとなり、フロントフェンダーにウインカー追加、屋根の形状変更、バンバー/フロントグリル/リアライトの意匠が変更されました。 1981年に12気筒エンジンが高効率(HE)タイプに改良され、その後もクルーズコントロールなどの電子制御装備が追加されるなどの改良が行われました。1986年に2代目XJシリーズのXJ40系にモデルチェンジし、丸型4灯式ヘッドライトによる独特の顔つきが角形ヘッドライトのモダンなものに変わりました。なお12気筒エンジン搭載のXJ12だけは1992年まで生産されました。初代XJシリーズの総生産台数は約30万台でした。

 ミニカーは1979年に発売されたソリド製の当時物です。1979年式ですがテールライトの形状からXJ12 シリーズ IIをモデル化しています。プロポーションが良くソリドらしいシャープな造形で当時のミニカーとして良く出来ています。XJシリーズの当時物の1/43ミニカーは少ないので、これは貴重な存在です。ソリド以外の初代XJシリーズの当時物ミニカーはポリトーイのXJ12 1/25と1/43、トミカ ダンディのXJ6L、マッチボックスのXJ6 1/36などがありました。最近の物では、バンガーズのXJ6、ブレキナのXJ6 1/87、ヘルパのXJ12 1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ12 1
JAGUAR XJ12 2

 以下は1978年に発売されたトミカ ダンディのXJ6L (1/49 型番DF01)の画像です。全長約5mのロングホイールベース版をモデル化していますので、側面を見るとリアドアが大きくなっていることがわかります。縮尺が1/49と中途半端で、フロントの造形があまりリアルでないので今一つの出来ばえです。ボンネットとドアが開閉できます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ6 1
JAGUAR XJ6 2

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FORD ESCORT MK III 1980 UK

FORD ESCORT MK III 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1315 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.97m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 69HP 4段変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでフォード エスコート MK IIIのミニカー検索

 

フォード エスコート MK III イギリス 1980

 

 エスコートは1980年にMK IIIに発展します。従来の設計を一新し、横置きエンジンによる前輪駆動方式、全輪独立懸架、ハッチバックのボディと最新技術を採用した車となりました。エンジンは従来の4気筒1.1l(50HP)と新設計の4気筒1.3L(69HP)/1.6l(79HP)で、4段変速で、最高速167km/h(1.6L)の性能でした。ボディは当初3/5ドアハッチバックと3ドアワゴンだけでしたが、1983年には5ドアワゴン、カルマン製カブリオレが追加されました。

 

 1981年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞し、販売も従来どおりに好調でした。1984年には1.6L(54HP)のディーゼルエンジンが追加されています。またフォルクワーゲン ゴルフ GTIに対抗して登場したスポーティ仕様のXR3は人気を博し、1983年に燃料噴射式のXR3i、1985年にRSターボ(135HP)が追加されました。1986年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリド製の当時物ですが、この頃のミニカーはいずれも安っぽいホイールなどでコストダウンが徹底されています。このエスコートはプロポーションまでは破綻していないので、なんとか私の収集対象にとどまっています。(当時物はこれぐらいしかなかったので、あえて買ってます)

FORD ESCORT MK III 1
FORD ESCORT MK III 2

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LOTUS ELITE S2 1980 UK

LOTUS ELITE S2 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SPARK S2213 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.2L 160HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速212km/h
データーベースでロータス エリート/エクラ/エクセルのミニカー検索

 

ロータス エリート S2 イギリス 1980

 

 ロータス エリート 2代目が1974年に登場しました。ロータス初の4シーター車でエラン +2を後継する車でしたが、エアコンやパワステがオプション設定されるなど、コアなスポーツカーだったエランとは異なりスポーティな高級車に変わりました。ロータス流のバックボーン フレームにFRPボディの構造で、ボディはシューティングブレーク風のデザインですが、リアシート後ろにはリアウインドーがあり荷室と室内は分離されていました。エンジンはヴォクスホール製をベースにしたDOHC 4気筒2L(160HP)を搭載し、5段変速、最高速は最高速212km/hでした。1980年にS2(シリーズ 2)となり、エンジンが2Lから2.2Lに代わり、1982年に生産中止となりました。総生産台数は約2500台でした。

 

 1975年にエリートをベースにしてリアをファーストバックにした2+2座仕様のエクラ(ECLAT)が追加されました。動力性能はエリートと同じでした。エクラは1982年にエクセル(EXCEL)に名前をかえて1992年まで生産されました。エクラとエクセルの総生産台数は約3500台でした。エリート(エクラ)の高級車路線はロータスのユーザーにあまり支持されず、高級車に相応しい品質が足らなかったこともあって、人気はいまひとつだったようです。

 

 

 ミニカーは2012年に発売されたスパーク製(レジン製)です。キャビン部分が大きめなのでフロントスクリーン先端の位置が高くプロポーションがあまり良くありません。その為エリートの平べったいイメージがうまく再現されていないので今一つの出来ばえです。(ワイパーや内装などの細かいところは良くできているのですが) なおスパークはエクラとエクセルもモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LOTUS ELITE S2 1
LOTUS ELITE S2 2

 エリートの当時物ミニカーはコーギーの1/36やトミカがありました。コーギーのエリートは大味であまり良い出来とは思いませんが、トミカは小スケールながら良く出来ていると思います。なお最近の物では何故かスパークしかモデル化していません。実車同様にあまり人気が無いようです。

 上でスパークのエリートはプロポーションが今一つだと書きましたが、その根拠を示す為に実車のサイドビューとミニカーのサイドビューを比較した画像を作成してみました。一番上がスパーク、真ん中が実車、下がトミカです。この画像を見るとエリートのサイドビューの再現に関してはトミカのほうがスパークよりセンスが良いように思います。実物サイズの違いや写真の撮影角度などの違いがありますのであまり厳密ではありませんが、私の見解がある程度理解していただけると思います。

 ミニカーで実車のイメージを再現するのは型職人の腕(デフォルメのセンス)の見せどころです。このデフォルメのセンスはサイズの小さいミニカー(小スケール ミニカー)ほど重要になってきます。乗用車から商用車まであらゆるジャンルの小スケール ミニカーを数多く手がけているトミカはこのデフォルメのセンスが優れています。
LOTUS ELITE S2 2

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ROVER SD1 3500 VITESSE 1982 UK

ROVER SD1 3500 VITESSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA09007 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 193HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速217km/h
データーベースでローバー SD1のミニカー検索

 

ローバー SD1 3500 ビテス イギリス 1982

 

  ローバー P6の後継車でイギリスを代表する高級車として1976年に登場したのがローバー SD1でした。基本設計は保守的でしたが、外観は同時期のシトロエンのような雰囲気の4ドア ハッチバックと斬新で、これはピニンファリーナのデザイン実験車BMC 1800を参考にしたデザインでした。エンジンはP6と同じV型8気筒3.5L(155HP)を搭載し、3段AT/5段MTで、最高速200km/hの性能でした。先進的なデザインが評価されて1977年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1977年に6気筒2.3L/2.6Lエンジンが追加され、1979年に4気筒2Lと4気筒2.4Lディーゼルエンジンが追加されました。1982年にマイナーチェンジされ、V型8気筒に燃料噴射を採用して190HPにパワーアップした高性能版のビテスや豪華版のヴァンデン プラなどが追加され、1986年まで生産されました。SD1の総生産台数は約30万台で、後継車はホンダと共同開発したローバー 800 (ホンダ レジェンド初代の姉妹車)でした。この後ローバーはホンダ車をベースとした車を作るようになりました。SD1は当初高く評価されましたが、当時のイギリス車は製造品質の問題があり信頼性が低かったことから、商業的にはあまり成功しませんでした。シトロエンに似ているので個人的に好きな車ですが、実車は不運でした。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたバンガーズ製です。高性能版のビテスをモデル化しています。コーギーのブランドであるバンガーズは昔のコーギーを思わせるレトロな作風のミニカーが多いですが、このSD1はそのようなレトロな要素はなくリアルな作風になっています。実車の雰囲気が良く再現されていて、灯火類などの細部もそこそこリアルで良い出来映えです。SD1の当時物のミニカーはコーギーの1/36、ディンキーの1/36、ポリスティルの1/25などがありましたが、何れも中途半端なサイズでした。最近の物ではミニチャンプス、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ROVER SD1 3500 VITESSE 1
ROVER SD1 3500 VITESSE 2

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FORD SIERRA XR4i 1983 UK

FORD SIERRA XR4i 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA12200 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.43m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.8L 150HP 5段変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでフォード シエラのミニカー検索

 

フォード シエラ XR4i イギリス 1983

 

 イギリスのコルチナとドイツのタウヌスの両車を後継する車としてシエラが1982年に登場しました。従来のコルチナ/タウヌスの3ボックスセダンとは全く異なるフロントグリルのない空力的なハッチバックスタイルは1981年に公開されたスタイリング実験車プローブ IIIがベースとなっていました。(実車画像→ フォード プローブ III) 先進的な外観ながら中身は旧来通りの後輪駆動車で、当初は5ドアハッチバックとエステートワゴンの2タイプでした。当時のアメリカ フォードはこのデザインをエアロルックと称して好んで採用しており、シエラとよく似たデザインのトーラス(1985年)はヒットしました。しかしヨーロッパ(特に保守的なイギリス)ではセダンが設定されないこのハッチバックデザインは不評でした。

 

 エンジンは4気筒1.3L/1.6L/2L(105HP)、V型6気筒2.3L(114HP)、4気筒2.3Lディーゼル(67HP プジョー製)があり、5段変速で最高速187km/h(2L)の性能でした。1983年に3ドアハッチバックが追加され、それにV型6気筒2.8L(150HP)エンジンを搭載し特徴的な2枚のリアスポイラーを付けた高性能版のXR4iが登場しました。XR4iは1985年にフルタイム4WDを採用した5ドアハッチバック XR4x4に発展しました。1986年にグループA ツーリングカーレース用にDOHC 4気筒2L(204HP)ターボエンジンを搭載した3ドアハッチバックのRS コスワースが限定生産され、これをさらに225HPにパワーアップしたRS500も開発されました。これらはラリーやレースで活躍しました。シエラは後輪駆動車でしたので、その特性を生かせる高性能版は人気がありました。

 

 

 1987年のマイナーチェンジで中期型となり、ヘッドライトの横にウインカーが付いたデザインに変更され、セダンを要望するニーズに対応して4ドアノッチバックセダンのサファイアが追加されました。1987年に5ドアワゴン(ターニア)が追加されました。1988年からRS コスワースはサファイアがベースとなり、1990年にはフルタイム4WDが採用され サファイア RS コスワース 4x4に変わりました。1989年のマイナーチェンジで後期型となりウインカーなどがスモークレンズに変わりました。1992年に後継車モンデオが登場し、シエラの名前は一代限りとなりました。

 ミニカーは2011年に発売されたバンガーズ製です。初期の高性能版XR4i(右ハンドル イギリス仕様)をモデル化しています。コーギー系列のバンガーズのミニカーは1970年代のコーギーを思わせるややレトロな作風に最近のリアルな細部再現を追加して丁寧に仕上げられています。このシエラもプロポーションが正確で、実車がうまく再現されています。灯火類や室内、エッチングメタル製のワイパー、リアスポイラーやウィンドー周りの黒いモールなどの細部も良く出来ています。バンガーズはRS コスワースとそのレース仕様や4ドアのサファイアなどバリエーションが20種類ほどあります。これ以外のシエラのミニカーはソリドの当時物 XR4i、ポリスティルの当時物 XR4i、コーギーの当時物 1/36、トロフューの当時物 レース仕様、シャバックの当時物 サファイア、ビテスの当時物 サファイア レース仕様、ミニチャンプスのRS コスワース、オックスフォードの1/76などたくさんあります。実車の人気を反映しているのだと思いますが、モデル化されているのはほとんどが高性能版で、大人しい5ドアハッチバックは人気がなくコーギーの1/36と最近のネオ(レジン製)ぐらいしかありません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD SIERRA XR4i 1
FORD SIERRA XR4i 2

 以下は1985年に発売されたソリド製の当時物 フォード シエラ XR4i (1/43 型番1340)の画像です。当時の定価が600円ほどの廉価版ミニカーでしたが、以前の廉価版ミニカーでよく使われていた安っぽい外観のフリーホイールを使わなくなったので見た目がかなり良くなりました。XR4iの特徴である2枚のリアスポイラーをきちんと再現しているなど価格を考えるとまずまずの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD SIERRA XR4i 3
FORD SIERRA XR4i 4

 以下は1989年に発売されたトロフュー製の当時物 フォード シエラ RS コスワース ストリート仕様 (1/43 型番01.88.6)の画像です。トロフューはレース仕様のモデル化がメインですが、これはそのベースとなるストリート仕様です。プロポーションが良く、支柱の付いた大きなリアスポイラーを持つRS コスワースがうまく再現されています。リアライトなど灯火類の塗装処理がされていませんが、トロフューのミニカーはそれをデカール処理するのが基本となっています。(トロフューはレース仕様がメインなので、デカール処理が必須だからです) ミニカーの箱には灯火類と車名ロゴのデカール以外にもドアミラーやワイパーの後付けパーツが付属していますので、それらを使えばもっと見ばえが良くなります。(ただしドアミラーなどをキチンと付けるのはかなり面倒です) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD SIERRA RS COSWORTH 1
FORD SIERRA RS COSWORTH 2

 以下は1987年に発売されたドイツのシャバック(SHABACK)製の当時物 フォード シエラ サファイア (1/46 型番1080)の画像です。トランク部分にGHIAのロゴがあるので、上級グレードのギア仕様をモデル化しているようです。シャバックらしいシャープな造形で実車がうまく再現され、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。リアウィンドーの左右には樹脂製のカバーのようなものが付いているのですが、これは実車に付いているカバーを忠実に再現したものでこの部分は妙に凝った作りになっています。ボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミック仕様となっています。なおこのモデルはフロントにグリルが無いのですが、サファイアの実車画像を見ると小さなグリルが付いています。左ハンドル仕様なのでドイツ版のサファイアですが、シャバックがこのような部分を手抜きするとは思えませんのでドイツ版にはグリルのないタイプがあったのでしょう。シャバックは1/24でもサファイアをモデル化していますが、フロントグリルがある物(右ハンドル)とない物(左ハンドル)を作り分けています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD SIERRA SAPPHIRE 1
FORD SIERRA SAPPHIRE 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD SIERRA SAPPHIRE 3
FORD SIERRA SAPPHIRE 4

 以下は1992年に発売されたビテス製の当時物 フォード シエラ サファイア RS コスワース ロードカー (1/43 型番716)の画像です。サファイアの高性能版 RS コスワースをモデル化しています。上記シャバック製のサファイアとそっくりですが、リアウィンドー横のカバーが全く同じ造形であることから、シャバック製の型を流用していることがわかります。基本的にはシャバック製とほとんど同じなのですが、よく見ると実車(RS コスワース)と同様にボンネット部分に放熱用のスリットとリアスポイラーが追加されていて、ホイールが変更されています。(単に型を流用しただけではないところに、ビテスの拘りが感じられます) ビテスはバリエーションでラリー仕様も数種類作っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD SIERRA SAPPHIRE RS COSWORTH 1
FORD SIERRA SAPPHIRE RS COSWORTH 2

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