ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TALBOT TAGORA 1980 FRANCE

TALBOT TAGORA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1307 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.63m 全幅約1.81m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.7L 166HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速195km/h
データーベースでタルボ タゴーラのミニカー検索

 

タルボ タゴーラ フランス 1980

 

 1980年にクライスラー 160/180の後継車としてタルボ タゴーラが登場しました。クライスラー欧州が設計した後輪駆動の中型車でしたが、クライスラー欧州が1978年にPSA(プジョー シトロエン)グループ傘下となったので、タルボ ブランドで発売されました。オーソドックスな3ボックスセダンで角ばったデザインが個性的でしたが、このクラスの車に必要な高級感はあまり感じられませんでした。エンジンはシムカ製の4気筒2.2L(115HP)とプジョー製のPRV V型6気筒2.7L(166HP)/4気筒2.3L(80HP)ターボディーゼルがありました。

 

 タゴーラと同じクラスには、PSA(プジョー シトロエン)グループのプジョー 505シトロエン CXなどの強力な競合車があったので、タゴーラの販売は振るわず1983年には販売中止となりました。総生産台数はわずか2万台ほどで、特にV型6気筒エンジン搭載車はほとんど売れませんでした。タルボ ブランドの乗用車は1986年頃には全て消滅し、わずかに残った商用車のタルボ エクスプレスも1992年頃に消滅しました。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたソリド製の当時物です。当時のソリドのミニカーは定価が約500円程の廉価版しかなく、このタゴーラも灯火類の塗装処理が省略され見た目の安っぽいフリーホイールを履いています。ただ基本的なプロポーションはそんなに悪くないので、これがタゴーラであることは分かります。実車の人気がなかったので、当時物ミニカーはこれしかありません。当時物以外ではシムカ車をまとめたフランスのミニカー付雑誌「Les Belles Ann?es Simca」のNo.35でイクソ(アルタヤ)がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TALBOT TAGORA 1
TALBOT TAGORA 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1990

   

TALBOT (SIMCA) MATRA RANCHO 1980 FRANCE

TALBOT (SIMCA) MATRA RANCHO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1062 1/43 100mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.32m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 80HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでマトラ ランチョのミニカー検索

 

タルボ (シムカ) マトラ ランチョ フランス 1980

 

 シムカ 1100をベースにした多目的車マトラ シムカ ランチョが1977年に登場しました。見た目は4輪駆動のクロスカントリー車風ですが、中身はシムカ 1100のままでしたので、普通の前輪駆動車で4輪駆動仕様はありませんでした。ボディはマトラ得意のFRP製となっていました。1973年の第1次石油ショックの影響でマトラ社がスポーツカー専業メーカーから方向転換しようとしたモデルだったそうです。1978年にシムカがクライスラーからプジョー傘下になったことで1980年以降はシムカ ブランドが消滅し、タルボ マトラ ランチョと改名され1983年まで生産されました。

 

 その後マトラはこの多目的車のコンセプトを発展させて、1ボックスタイプの乗用車(ミニ バン)を開発しました。マトラはこのミニ バンをルノーと協力して生産することとなり、1984年にルノー エスパスが登場しました。エスパスは新しいコンセプトの車として大ヒットし、今日のミニバンの先駆者となりました。そこでマトラはバゲーラの後継車ムレーナの生産を止めて、エスパスの生産に専念しました。その後2003年にマトラはイタリアのピニンファリーナに売却されて現在は自動車の研究開発を行っているようです。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたソリドの当時物です。この一風変わった車をかなり忠実にモデル化していて、良く出来ています。テールゲートが上下2分割で開閉するギミック付です。ソリドの別ブランドのべレムで同じ型を使ったバリエーションがいくつかあります。これ以外の当時物は、コーギーの1/36、メーベトイ、マッチボックス、Bブラーゴの1/24などがありました。最近の物ではノレブなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とエンジンルーム/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TALBOT MATRA RANCHO 1
TALBOT MATRA RANCHO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=646

   

 

CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 1982 FRANCE

CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 290 1/43 89㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.86m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 28HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
データーベースで2CV 80年代のミニカー検索

 

シトロエン 2CV 6 チャールストン フランス 1982

 

 2CVは1948年から1988年(ポルトガルでは1990年)まで、40年以上の長きにわたり生産されました。その間エンジン等の改良はありましたが、大きなモデルチェンジはなく、約388万台が生産されました。これはフォルクスワーゲン ビートルの約2100万台、フォード T型の約1500万台にはかないませんが、それらと同じ偉大な車であることは間違いありません。

 

 1980年代になると、2CVは実用車というよりもファッションアイテム的な存在になりました。1980年代の2CVには以下の4タイプがありました。

  • スペシャル:標準仕様の一番質素なモデル
  • ドーリー:1985年登場 スペシャルの上級仕様で白/赤、白/緑などの2トンカラーが特徴
  • クラブ:スペシャルの上級仕様で角型ヘッドライトが特徴(1975年の角型ヘッドライト仕様CONFOTRTの後継)
  • チャールストン:1980年に茶/黒の2トンカラーの限定車として登場 1981年に最上級仕様としてカタログモデルとなり、その後黄/黒、灰/黒の2トンカラーを追加 一番良く知られているモデル

 

 

 2CVの特別仕様車としては、1976年のスポット(SPOT 白/オレンジの内外装)、1981年の映画'007 ユア アイズ オンリー'に登場したボンドカー仕様の007(黄ボディで007ロゴと銃痕風のステッカー付)、1986年のフランスのサッカー ワールドカップ進出を記念したココリコ(COCORICO 青/白/赤のフランス国旗カラー)、1983年のアメリカズカップ ヨットレースに参戦したフランスのヨット 'フランス3'の資金援助の為に発売されたフランス3(又はビーチコンバー)(FRANCE3 BEACHCOMBER 白ボディに青いライン)などがありました。
データーベースで2CV 特別仕様車のミニカー検索

 ミニカーは国産名車コレクション製で2017年発売、メーカーはイクソです。特徴的な茶/黒の2トンカラーとクロームのモールディングが綺麗に再現されていて、グリルや灯火類もまずまずです。ルーフが開いているので、そこそこに再現された室内も良く見えます。イクソはカタログモデルでは2CV 60周年記念HERMES仕様(型番CLC206)をモデル化しています。これ以外のチャールストンのミニカーは、ノレブ、ミニチャンプス、ソリド、ビテスなど約30種以上があります。スポット、スペシャル、クラブ、ドーリー、ココリコ、フランス3も全てモデル化されていて、2CVの人気が高いことがミニカーに反映されています。以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 1
CITROEN 2CV 6 CHARLESTON 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1923

   

CITROEN BX 16 TRS 1982 FRANCE

CITROEN BX 16 TRS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 154001 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.23m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 94HP 5段変速
性能: 最高速176km/h
データーベースでシトロエン BXのミニカー検索

 

シトロエン BX 16 TRS フランス 1982

 

 シトロエン GSとCXの間を埋める車として、BXが1982年に登場しました。デザインはカロッツェリア ベルトーネのM.ガンディーニによるものです。直線的な面構成のボディは従来のシトロエンのデザインの流れから外れるものでしたが、これが新しいシトロエンのイメージになりました。ハイドロニューマチック式サスペンションや1本スポーク式ステアリングなどのシトロエンらしさも健在でした。5ドアハッチバック/ブレークのボディに、当初は4気筒1.4L/1.6L(94HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速176km/h(1.6L)の性能でした。

 

 プジョー製4気筒1.9Lディーゼルエンジン搭載車、4気筒1.9L(105HP)エンジン搭載のGT系、DOHC4気筒1.9L(122HP)エンジン搭載の高性能版16V、ラリー選手権用に4気筒2.1Lターボエンジン搭載で4WD化した4TCなど非常に多くのバリエーションがありました。合理的な設計で実用的であったBXは大ヒットしました。1993年に後継車のエグザンティアが登場し生産中止となりました。総生産台数は約230万台でこれはシトロエン 2CVに次ぐ台数だったそうです。日本でも当時販売提携を結んでいたマツダのユーノス店で販売されていました。(ほとんど売れなかったようですが) 

 

 

 ミニカーは1997年頃に発売されたノレブ製です。1.6Lエンジンを搭載した少し上級グレードの16 TRSをモデル化しています。ノレブは1980年代に主流としていたJET CARシリーズなどの廉価版ミニカーから脱却して1990年代にはマニア向けの高品質なミニカーを作り始めました。このBXは実車のスクエアなデザインが良く再現され、灯火類などの細部の仕上げもまずまずです。BXの1/43ダイキャスト製ミニカーとしてはベストの出来ばえだと思います。BXの当時物ミニカーはノレブ(JET-CAR)、ポリスティルの1/25がありました。当時物以外ではイクソ系のノスタルジー、イクソのラリー仕様、KESS MODEL(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN BX 16 TRS 1
CITROEN BX 16 TRS 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1085

   

RENAULT 25 1983 FRANCE

RENAULT 25 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1339 1/43 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.65m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.7L 142HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでルノー 25のミニカー検索

 

ルノー 25 フランス 1983

 

 ルノーの最上級車ルノー 20/30の後継車としてルノー 25が1983年に登場しました。先代同様にリアにハッチバックドアがありますが、ノッチバックセダン風に見えるデザインになっていました。凹凸を無くしたフラッシュサーフェイスボディの空気抵抗は同様のデザインで有名であったアウディ 100よりも優れていたそうでした。エンジンを縦置きする前輪駆動車で、ルノー、プジョー、ボルボが共同開発したPRV V型6気筒2.7L(142HP)、4気筒2.1L(123HP)/2L、4気筒2.1Lディーゼルエンジンを搭載していました。

 

 1985年にアルピーヌ V6 ターボ用のV型6気筒2.5Lターボ(182HP)が追加されました。同時期にホイールベースを250㎜延長したリムジンが設定され、フランス大統領専用車としても使われました。1988年に本革シートや専用スーツケースを備えた高級仕様のバカラが設定されました。1988年のマイナーチェンジでフロントグリルが変更された後期型となり、1992年に後継車サフランにモデルチェンジしました。総生産台数は約78万台でした。

 

 

 ミニカーは1985年に発売されたソリドの当時物です。この時期のソリドはコストダウンで作りが簡素化されつつあったのでやや安っぽい感じがして高級車らしくありませんですが、プロポーションは悪くありません。(このピンク色のようなカラーリングが良くないかも) ドア開閉ギミック付です。ソリドの別ブランドであるべレムからもほぼ同じものが発売されていますが、当時物はそれらのソリド製しかないようです。最近の物ではイクソとノレブがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 25 1
RENAULT 25 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1138

   

 

RENAULT SUPER 5 1984 FRANCE

RENAULT SUPER 5 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1357 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.59m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 60HP 5段変速
性能: 最高速158km/h
データーベースでルノー シュペール 5のミニカー検索

 

ルノー シュペール 5 (サンク) フランス 1984

 

 大ヒットしたルノー 5の後継車シュペール(SUPER) 5が1984年に登場しました。正式の名称にはシュペールが付きませんので名前はそのままで見た目も非常に良く似ていたのでマイナーチェンジのように見えましたが、中身は全くの別物でした。3/5ドアハッチバックのボディは少し大きくなり、縦置き搭載だったエンジンは横置きになっていました。デザインはマルチェロ ガンディーニによるもので、先代のイメージを残しつつ目新しくしていました。当初のエンジンは4気筒0.9L/1.1L(47HP)/1.4Lの3タイプで、5段変速で最高速158km/hの性能でした。

 

 当初は3ドアだけでしたが、1985年にホイールベースを延長して後部座席を広げた5ドアが追加されました。1985年に4気筒1.6L(55HP)ディーゼルエンジンが追加され、1987年のマイナーチェンジで外観が変更され、4気筒1.7L(89HP)エンジンの追加や本革シートなどが装備された豪華仕様バカラが設定されました。1985年に1.6Lターボ(115HP)エンジンを搭載し、最高速200km/hの高性能版GT ターボが設定されました。先代同様にベストセラーカーとなり、1990年に後継車のクリオが登場した後も1996年まで生産されました。総生産台数は約344万台でした。

 

 

 ミニカーは1987年に発売されたソリドの当時物です。実車同様にミニカーでもソリドの型番10のルノー 5と同じように見えますが、サイズはほんの少しだけ(1㎜ほど)大きくなっていてフロントグリルも変更されています。ただそのフロントグリルの出来が良くないので、あまり実車に似ていません。さらにこの時期のソリドはコストダウンした廉価版でしたので、このシュペール 5も安っぽいホイールが付いているなど細部の仕上げもよくありません。ただ当時物ミニカーはこれしか作られていないので、車種的には貴重なミニカーです。(1980年代は廉価版で出来の悪いミニカーが多かったミニカー冬の時代でした) 最近の物ではノレブの1/43と1/18、イクソ、ユニバーサルホビーなどがありますが、ほとんどがGT ターボです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/型番10のルノー 5と並べてみた画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT SUPER 5 1
RENAULT SUPER 5 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1139

   

PEUGEOT 205 GTI 1984 FRANCE

PEUGEOT 205 GTI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1508 1/43 87㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.71m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 105HP 5段変速
性能: 最高速192km/h  
データーベースでプジョー 205のミニカー検索

 

プジョー 205 GTI フランス 1984

 

 1983年にプジョー 104の後継車として205が登場しました。プジョーとピニンファリーナが合作したデザインは先代より丸みを帯びた物になっていました。104と同じ変速機の上にエンジンを横置き搭載するイシゴニス方式の前輪駆動車でした。当初は5ドアのみで、エンジンは4気筒1L/1.1L/1.4L(60HP)の3タイプでした。1985年には当時のこのクラスとしては高級な4段自動変速機を備える1.6L(80HP)エンジンや1.8L(60HP)ディーゼルエンジンが追加されました。

 

 1984年に3ドアが追加され、同時に1.6L(105HP)エンジンを搭載しサスペンションを固めた高性能版のGTIが設定されました。GTIのエンジンは1987年には1.9L(120HP)にパワーアップしました。1986年にピニンファリーナがデザインと製造を担当するロールバーが付いたカブリオレ CTIが追加されました。205は世界中で大ヒットし南米やアジアでも生産されました。大幅な外観変更がないまま1998年まで約15年間生産され、後継車の206が登場し生産中止となりました。総生産台数は約530万台でした。(実車画像→ プジョー 205カブリオレ CTI)

 

 

 グループBのラリー選手権に参戦するために、DOHC 4気筒1.8L(200HP)ターボエンジンをミッドシップ搭載し四輪駆動化した205 ターボ 16が開発され、1984年にホモロゲーション用に200台が市販されました。205 ターボ 16は見た目は205ですが、中身は全くの別物のレース専用車でした。実際のワークスカーは400HP以上のハイパワーで、ラリーで圧倒的な戦闘力がありました。1987年以降はグループBでのラリーがなくなったので、205 ターボ 16はパリーダカールラリーに参戦し、1987年と1988年に2連勝しています。このラリー車の大活躍でプジョー車のスポーツイメージが高められました。

 ミニカーは1988年に発売されたソリド製の当時物です。老舗ソリドのミニカーとしてはやや物足りないレベルの出来ばえです。これの前に1986年に発売された型番1349は廉価版ミニカーで安っぽいフリーホイールが付いていましたが、後から発売されたこのHI-FIシリーズの型番1508はまともなホイールに変更されています。GTIということでフロントバンパー下の補助灯は再現されていますが、ボディサイドを一周するサイドモールはなく中途半端な仕上げレベルです。これ以外の205の当時物ミニカーはブラーゴ(1/25、1/43)やビテスの205 ターボ 16やそのラリー仕様などがあります。当時物以外ではソリドの1/18、ノレブの1/43と1/18、ミニチャンプス、イクソ、バンガーズなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 205 GTI 1
PEUGEOT 205 GTI 2

 以下は1985年頃に発売されたビテス製の当時物 プジョー 205 ターボ 16 (1/43 型番301)の画像です。205 ターボ 16の市販車仕様をモデル化しています。オーバーフェンダーやテールスポイラーなど迫力のある実車の雰囲気が良く再現されています。室内は見にくいのですが、実車同様にエンジンを搭載した後席部分がカバーされた状態になっています。ビテスとしては初期の物で、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 205 TURBO 16 1
PEUGEOT 205 TURBO 16 2

 以下は1988年頃に発売されたビテス製の当時物 プジョー 205 ターボ 16 グラン レイド パリ-ダカール ラリー仕様 (1/43 型番304)の画像です。上記のミニカーのパリ-ダカール ラリー仕様で、1988年に優勝した205号車をモデル化しています。大きなリアスポイラーやリアウィンドー上の穴のあいた構造物(たぶん砂漠のスタック脱出用板を束ねた物かな?)など実車をリアルに再現していて、ドライバー/コドライバーのフィギュアも付いています。(なおフロントの補助灯なども別パーツで添付されているのですが、それは付けていません) これも当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 205 TURBO 16 RALLY 1
PEUGEOT 205 TURBO 16 RALLY 2

 以下は2016年に発売されたアシェット製国産名車コレクションの プジョー 205 GTi (1/43 No.275) の画像です。メーカーはイクソで、イクソは型番CLC166で205 GTiをモデル化しているのでそれの流用だと思います。雑誌付ミニカーなのでコストダウンで室内の仕上げレベルは簡素ですが、それでもメーターを印刷処理しています。内装以外はたぶんCLC166と同じで、灯火類やサイドモールなどの細部の仕上げは良好で、雑誌付きミニカーとしてはレベルの高い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 205 GTI 3
PEUGEOT 205 GTI 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1149

   

RENAULT 5 TURBO II 1985 FRANCE

RENAULT 5 TURBO II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) No.234 1/43 85mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.66m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 158HP 5段変速
性能: 最高速205km/h
データーベースでルノー 5 アルピーヌ/ターボのミニカー検索

 

ルノー 5 (サンク) ターボ II フランス 1985

 

 1976年にルノー 5のスポーティ仕様として、アルピーヌが登場しました。エンジンのチューニングは従来どおりゴルディーニが行っていましたが、開発と生産を担当したアルピーヌの名前が付いていました。エンジンはボルボ用にルノーが開発した4気筒1.4L(93HP)で、サスペンションは固められ5速変速機で最高速が175km/hの性能でした。1982年にはターボで110HPにパワーアップしたアルピーヌ ターボに発展しました。

 

 1980年にWRC(世界ラリー選手権)のグループ4のホモロゲーションモデルとしてルノー 5 ターボが登場しました。外観はオーバーフェンダーが追加されたルノー 5でしたが、燃料噴射で158HPにパワーアップした1.4Lエンジンをリアシートを外した車体中心部にミッドシップ配置して後輪を駆動する完全なラリー専用車でした。ルノー車として当時の最高価格で少量販売されました。ホモロゲーションモデルの製作後に性能はほぼ同等ながら値段を下げた普及版のターボ IIも登場しました。WRCでは1981年モンテ カルロ、1982年と1985年のツール ド コルスで優勝するなど大活躍しました。1936年まで生産され、ラリー仕様車のエンジンは最終的にはマキシ ターボの1.6L ターボ(350HP)になりました。総生産台数は約5000台でした。

 

 

 ミニカーは2014年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、ターボ IIをモデル化しています。迫力のあるボディがうまく再現され、ホイールや室内など細部もまずまずリアルで雑誌付きミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。ルノー 5 アルピーヌのミニカーはコーギーの1/36、ソリド、ノレブ、ビテスなどがあります。ルノー 5 ターボのミニカーはソリド、コーギーの1/36、ポリトーイの1/25、Bブラーゴの1/43と1/24、ユニバーサルホビー(イーグルレース)、ビテス、イクソのレース仕様、ノレブの1/43と1/18などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 5 TURBO II 1
RENAULT 5 TURBO II 2

 以下は1977年に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 アルピーヌ 1976 (1/43 型番58)の画像です。前述した型番10のルノー 5のフロントグリル部分を変更してアルピーヌに仕立てています。ラリー仕様のデカールが付属しているのですが、これには貼っていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 ALPINE 1
RENAULT 5 ALPINE 2

 以下は1982年頃に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 ターボ 1980 (1/43 型番1321)の画像です。これは定価600円程の廉価版ミニカーでしたので安っぽいホイールが付いていますが、オーバーフェンダーの付いたボディやロールケージが付いた室内などルノー 5 ターボの特徴はそこそこ再現されています。デカールが付いたものもありました。当時はこのような廉価版ミニカーが多かったのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 TURBO 5
RENAULT 5 TURBO 6

 以下は1977年に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 ターボ モンテ カルロ 1981 (1/43 型番10231)の画像です。1981年のモンテ カルロ ラリーでリタイアした#20をモデル化しています。(優勝したのは#9) 上記の廉価版ミニカーのホイールを変更して、ラリー仕様のデカールを付けてマニア向け限定品として販売したものでした。(定価2500円と高価だった) なお昔のミニカーではデカールは自分で貼る物で面倒でしたが、やり始めると楽しい作業でもありました。(現在のミニカーではやる人も少ないでしょうが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 TURBO RALLY 1
RENAULT 5 TURBO RALLY 2

 以下は1986年に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 マキシ ターボ 1985 (1/43 型番1353)の画像です。1.6Lエンジンを搭載したルノー 5 マキシ ターボをモデル化しています。フロントに補助灯が追加され、ボディ後端のスポイラーが大型化されています。上記の型番1321と同じような廉価版ミニカーですが、こちらは少しマシなホイールが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 TURBO RALLY 1
RENAULT 5 TURBO RALLY 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=586

   

 

RENAULT 9 GTL 1985 FRANCE

RENAULT 9 GTL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC169 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.06m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 68HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでルノー 9/11のミニカー検索

 

ルノー 9 GTL フランス 1985

 

 ルノー 9はルノー 14の後継車として1981年に登場しました。世界戦略車としてルノー傘下のアメリカン モータース(AMC)にてアライアンス(ALLIANCE)として生産されることが決まっていました。その為北米市場で好まれるセダンタイプで、デザインも無国籍なオーソドックなものになっていました。(北米専用で2ドアセダンとコンバーチブルもありました 実車画像→ AMC アライアンス) ルノー 5用の4気筒1.1/1.4Lエンジンを横置する前輪駆動車で、1982年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1983年にボルボと共同開発した4気筒1.7Lエンジンが追加され、姉妹車としてリアをハッチバックに変更したルノー 11も登場しました。(実車画像→ルノー 11 1983) ルノー 11は角型4灯式ヘッドライトで顔つきを変えていました。1983年に1.4Lターボ(115HP)エンジンを搭載した高性能版が追加されました。1985年のマイナーチェンジでルノー 9も11と同じ角型4灯式に変更され、1987年には横長の角型ヘッドライトに変わりました。アライアンスは売れなかったようですが、ルノー 9/11は南米やトルコでも生産され成功したようです。1988年に後継車のルノー 19にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2008年に発売されたイクソ製です。プロポーションが良く灯火類や室内などの細部がリアルで、かなり良い出来ばえです。特に角形ヘッドライト内のリフレクターの造形が実にリアルです。なお細すぎて触ると確実に折れるであろうアンテナは、材質を変えるなどの配慮をするべきです。(簡単に壊れるものは売り物ではありません) ルノー 9のミニカーはノレブ JET-CARシリーズの当時物と新規品、Bブラーゴの当時物があります。ルノー 11のミニカーはコーギーの当時物、ノレブの最近の物があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 9 GTL 1
RENAULT 9 GTL 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1136

   

RENAULT 21 2L TURBO 1987 FRANCE

RENAULT 21 2L TURBO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
UNIVERSAL HOBBIES E2291 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: 4気筒 2L ターボ 175HP 5段変速
性能: 最高速227km/h
データーベースでルノー 21のミニカー検索

 

ルノー 21 2L ターボ フランス 1987

 

 1986年にルノー 18の後継車としてルノー 21が登場しました。シンプルで無国籍な感じのするボディデザインはイタルデザインのG.ジウジアーロによるもので、ボディの大型化で居住性が向上しました。先代と同様に世界戦略車として多くの国で生産され、アメリカではAMC(後のクライスラー)のメダリオンとして販売されました。当初は4ドアセダンのみで後にワゴンのネバダが追加されました。(実車画像→ AMC メダリオン 1990)

 

 この車はエンジンによって縦置きと横置きを変えていました。理由はルノーには2Lエンジン以上のトルクに対応できる前輪駆動横置き用ギヤボックスがなかったからで、2Lクラス以上は縦置きでした。 そのエンジンは4気筒1.7L/2L、2.1Lディーゼルの3タイプでした。1987年には2Lターボ仕様が追加され、1988年にはパートタイム4WD、1989年マイナーチェンジで後期型に変わり5ドアハッチバックが追加されました。その後も高級仕様のバカラ、フルタイム4WDのクワドラなどが追加され、1993年に後継車ラグナにモデルチェンジしました。総生産台数は約200万台でした。

 

 

 ミニカーは2006年頃に発売されたユニバーサルホビー製です。ユニバーサルホビーは最近は農機関係のミニカーがメインですが、フランスのメーカーですので以前はルノーの乗用車も手掛けていました。現在の農機のミニカーはかなり良い出来で、乗用車のミニカーもレベルの高いものでした。このルノー 21もプロポーションが良く室内など細部の仕上げもリアルで良い出来ばえです。1980年代後半はまともなミニカーが少なかった時代でしたので、ルノー 21の当時物ミニカーはありません。これ以外のルノー 21のミニカーはノレブがネバダを、スパークがレース仕様を作っています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 21 2L TURBO 1
RENAULT 21 2L TURBO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1140

   

 

サラブレッド期 ←  ページ  « 前へ 15  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15   次へ »