ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 1970 FRANCE

CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 189 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.94m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 85HP 4段変速
性能: 最高速179km/h
データーベースでバギーのミニカー検索

 

クライスラー (シムカ) シェイク バギー ベルトーネ フランス 1970

 

 クライスラー シェイク バギーは1970年のパリ サロンで公開されたコンセプトカーです。デザインはベルトーネでリアエンジンのシムカ 1200Sをベースにしています。ロールバーに取り付けれらたヘッドライトは1969年に発表されたアウトビアンキ ランナバウトのアイデアを踏襲していますが、こちらは当時流行していたデューンバギーのようなダイナミックなデザインとなっています。この車は市販化されませんでしたが、フロントバンパー、露出したリアエンジン部のリヤバンパー、シート背後のスペアタイヤなど実用性や安全性がかなり考慮されたデザインになっています。  

 

 当時のシムカは1963年にクライスラー傘下となっていましたので、この車の名前はクライスラーとなっています。ベースとなったシムカ 1200Sは、シムカ 1000 クーペの排気量を拡大したものでした。シムカ 1000 クーペ(1961年)もベルトーネがデザインしたもので、その関係でベルトーネにこのバギーのデザインが依頼されたようです。なお名前のSHAKEとは振動の意で、ビーチ バギーの動きを意味しているようです。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、実車と同じリアルな不整地用タイヤなど良く出来ています。あまり知られていない車だったので、当時の日本ではミニカーとして人気がなかったようです。ただ欧米ではこの手のバギーは結構人気があったようで、コーギーも当時物ミニカーを出しています。最近のミニカーはないようです。

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RENAULT 17 TS 1971 FRANCE

RENAULT 17 TS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 196 1/43 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.26m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 90HP 5段変速
性能: 最高速170km/h
データーベースでルノー 15/17のミニカー検索

 

ルノー 17 TS フランス 1971

 

 スポーティーカーのルノー フロリード/カラベルの後継車として1971年にルノー 15/17が登場しました。ルノー 12をベースにした前輪駆動車で、ボディはファーストバックの2ドア クーペのみでした。ハッチバックのように見えますが、独立したトランクを持ちトランクリッドがあります。17は15の上級車で、15は角形2灯式ヘッドライトに全面ガラスのリアクオーター、17は丸形4灯式ヘッドライトにルーバーの付いたリアクオーターと差別化されていました。

 

 エンジンは4気筒1.3L(60HP)と1.6L(90HP)があり、17には1.6Lが搭載され15は1976年以降は1.3Lだけとなりました。最高速は145/km/h(1.3L)、170/km/h(1.6L)でした。17にはインジェクション仕様エンジン(108HP)搭載の高性能版TSがあり、TSは1975年にゴルディーニに改名されました。1976年のマイナーチェンジで、フロントグリルを囲むクロームモールがボディカラーと同色化されるなどデザインが変更されました。1979年に生産中止となり、後継車のフエゴが1980年に登場しました。総生産台数は約9万台でした。

 

 

 ミニカーは1972年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、特徴的なフロントグリルやリアクオーターがうまく再現されています。当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえで、購入した時は実にかっこいいと思いました。ソリドはラリー仕様もモデル化していました。これ以外の15/17の当時物ミニカーはソリドの別ブランドのべレムの15、ソリドをコピーしたオートピレンの17、ノレブの15/17、ポリスティルのRJシリーズの15 1/55、マッチボックスの17などがありました。当時物以外ではイクソ、ノスタルジー、ノレブ(当時物をリファインした物など)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 17 TS 1
RENAULT 17 TS 2

 以下は1975年に発売されたソリド製のルノー 17 モロッコ ラリー仕様 1974 (1/43 型番37)の画像です。上記の型番196にデカールを貼ったバリエーションで、1974年のモロッコラリーで2位となった6号車をモデル化しています。本来はボディ側面にもゼッケン #6があるのですが、これはデカールを貼ってありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS RALLY 1
RENAULT 17 TS RALLY 2

 以下は1975年頃に発売されたオートピレン製のルノー 17 TS (1/43 型番341)の画像です。ボディのほとんどは上記のソリド製をコピーした物ですが、ボンネット開閉ギミックを追加してオートピレンなりの工夫がされています。1971年頃に倒産したディンキー(仏)のミニカーの一部は倒産後もスペインのオートピレンで製造されていて、それはスペイン製ディンキーと呼ばれています。そのスペイン製ディンキーの型番1451として、このオートピレンのルノー 17とほぼ同じものが発売されていました。なおオートピレンは何故か前車軸の支持構造を自社流のプラスチック製に変更している場合が多いのですが、この変更部分はプラスチックの経年変化でほとんどがへたっています。このルノー 17も前車軸がほぼ外れていたので、前車軸の下にウレタンフォームをかまして撮影しています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 3
RENAULT 17 TS 4

 以下は1975年に発売されたノレブ製のルノー 17 TS ラリー仕様 (1/43 型番846)の画像です。ノレブはプラスチック製の当時物ミニカーで15と17をモデル化していました。これはそれをダイキャスト製に変更して販売したものです。ノレブのミニカーは廉価版ミニカーの類でしたからホイールなどが安っぽいですが、プロポーションなどは悪くありません。なおラリー仕様といっても特にどのラリーの仕様ということはないようで、デカールを貼ってそれらしくしたものです。ノレブは2000年代になって当時物のミニカーの型を流用して仕上げレベルをリファインした15/17を数種類ほど発売しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 5
RENAULT 17 TS 6

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CITROEN GS 1971 FRANCE

CITROEN GS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 193 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 56HP 4段変速
性能: 最高速147km/h
データーベースでシトロエン GSのミニカー検索

 

シトロエン GS フランス 1971

 

 前述したアミ 8の後継車でより上級な車として、1971年に登場したのがGSでした。ハイドロニューマチック システムを使ったサスペンションとブレーキ、空力に優れたボディなどDSの技術を盛り込んだ高度な内容の車で、シトロエンとして初めてヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。当初のボディは2ボックス デザインですがハッチバックではなく、リアには独立したトランクを持っていました。(トランクを開いた画像) 空冷水平対向4気筒1015cc(56HP)エンジンを搭載し、最高速147km/hの性能でした。

 

 1971年にワゴンのブレークと2ドアのバンが追加されました。1972年には1.2L(60HP)エンジンが追加され、1973年にはロータリーエンジンを搭載したビロトールが追加されました。(ビロトールはほとんど売れませんでしたが) GSは商業的に成功し、1979年にはボディがハッチバック化され1.3L(64HP)エンジンを搭載したGSAに発展し、1986年まで生産されました。総生産台数はGSが約190万台、GSAが約58万台でした。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。ソリドの最盛期のものなので、非常に出来がよく、GSの雰囲気の再現ではベストといえるでしょう。ドアが開閉し、1本スポークのステアリングホイールなど室内もそこそこ再現されています。GSの当時物ミニカーとしてはノレブ、ポリトーイ、ルーソトイ(LUSO TOYS ポルトガル製)のブレークなどがありました。最近の物では、ノレブ、イクソ、ユニバーサルホビーなどがあります。以下はソリドのフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN GS 1
CITROEN GS 2

 以下は1962年に発売されたノレブのGS(型番810)の画像です。JET CARシリーズ(画像はダイキャスト製だがプラスチック製もある)で、ドアとボンネットの開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS 31
CITROEN GS 4

 以下はルーソトイのブレーク パラスの画像です。ブレークのミニカーはあまりなくて、当時物ではこれだけのようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS BREAK 1
CITROEN GS BREAK 2

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ALPINE RENAULT A310 1971 FRANCE

ALPINE RENAULT A310 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1411 1/43 97㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 127HP 5段変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでアルピーヌ ルノー A310のミニカー検索

 

アルピーヌ ルノー A310 フランス 1971

 

 アルピーヌ A110の後継車としてA310が1971年に登場しました。バックボーンフレームにFRP製ボディを載せたリアエンジンのスポーツカーという基本的な構造はA110を踏襲していました。ただしA110はコアなスポーツカーでしたが、A310は豪華なGTカーという位置づけに変わりました。したがってA310のライバルは同じリアエンジンのポルシェ 911あたりで、4気筒1.6L(127HP)エンジンを搭載し最高速210km/hというA310の性能は911と同じぐらいに高性能でした。

 

 性能もさることながら、A310の魅力は前衛的なフロントの6灯式角形ヘッドライトやウエッジの効いた独特のボディスタイルでした。1977年にはヘッドライトが4灯式に変えられ、V型6気筒2.7L(150HP)のPRVエンジンが搭載されました。1982年にはエンジンを2.8L(193HP)にパワーアップし、オーバーフェンダーやスポイラーを追加したGTが設定されました。1985年に生産中止となり後継車はV6 ターボ(GTA)でした。総生産台数は約1.2万台で、そのほとんどがV型6気筒エンジン搭載車でした。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。やや腰高の感じもありますが、特徴的な角形ヘッドライトがうまく再現されていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。特に凝っているのはリアパネルの開閉ギミックで、リアウィンドーとその下のエンジンカバーも開閉します。これ以外のA310の当時物ミニカーはソリド、ノレブ、ダイヤペット、トミカ、エイダイ グリップの1/28がありました。当時物以外ではイクソ、エリゴール、ミニチャンプス、最近のノレブの1/43と1/18などがあります。 以下はフロントの拡大画像とリアパネル開閉ギミック/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALPINE RENAULT A310 1
ALPINE RENAULT A310 2

 以下は1972年に発売されたソリド製の当時物 アルピーヌ ルノー A310 (1/43 型番192)の画像です。上記のディンキー(仏)製と非常によく似た出来ばえで、リアパネルの開閉ギミックも同じような作りですが、こちらはドアも開閉します。黄色のヘッドライトとエンジンの造形はディンキー(仏)製より少しだけリアルです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALPINE RENAULT A310 3
ALPINE RENAULT A310 4

 以下はフロントの拡大画像とリアパネル開閉ギミックと上記ディンキー(仏)製と並べてみた画像です。同じ車を同じような腕前の老舗の型師がモデル化すると、これぐらい似てくるわけです。ただしリアウィンドー開閉部分など細部は違っていますので型は全くの別物です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALPINE RENAULT A310 5
ALPINE RENAULT A310 6

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LIGIER JS2 1971 FRANCE

LIGIER JS2 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 818 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.72m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.7L 178HP 5段変速
性能: 最高速235km/h
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リジェ JS2 フランス 1971

 

 レーシング ドライバーだったギ リジェ(Guy Ligier)が、スポーツカーを製作するリジェ社を1969年に創業しました。最初の車 JS1はフォード コスワース 1.6Lエンジンをスペースフレームにミドシップ搭載したスポーツカーでした。車名のJSはギ リジェの親友でレース中に事故死したジョー シュレッサーの名前に由来しています。JS1は1970年のルマンに参戦しています。(結果はリタイアですが)

 

 1970年に後継車のJS2が登場します。JS2はマセラティのV型6気筒2.7L(178HP)をミドシップ搭載する2シーター スポーツカーで、プジョーやシトロエンのパーツを多く流用していました。1971年のルマンにリジェ初のレーシングカーJS3で初参戦しています。1972年のルマンからはJS2のレース仕様で出場し、1975年にはフォード コスワース 3Lエンジンを搭載したJS2が総合2位を獲得しています。JS2は1975年まで生産され総生産台数は約200台でした。

 

 

 レース活動を中止したマトラから技術者がリジェに移籍し、マトラ製V型12気筒3Lエンジンを搭載したJS5で1976年からF1に参戦することになりました。JS5は初年度から活躍し、コンストラクターズ5位となりました。1977年にはJS7が登場し、スウェーデンGPで初優勝しています。その後JS9、JS11、JS17、JS19、JS21と発展し、1990年代までF1で活躍しています。

 ミニカーはノレブ(JET CAR)の当時物です。JET CARシリーズはノレブがプラスチック製からダイキャスト製に移行した時期の廉価版ミニカーです。ホイールが安っぽいですが、プロポーションは悪くなく、当時のミニカーとしてはそこそこの出来ばえです。ルマン仕様などバリエーションが数種類あります。JS2はイクソやスパークもモデル化しています。またJS3の当時物ミニカーをソリド、ノレブが出しています。リジェのF1もたくさんモデル化されています。

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RENAULT 5 TL 1972 FRANCE

RENAULT 5 TL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTOPILEN 349 1/43 80mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.52m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 950cc 44HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでルノー 5のミニカー検索

 

ルノー 5 TL (サンク) フランス 1972

 

 全く新しいコンセプトの小型車として1972年に登場したのがルノー 5(フランス語の読みは「サンク」)でした。縦置エンジン方式の前輪駆動、全輪独立懸架などの基本構造はルノー 4を踏襲していましたが、ボディはきわめてモダンな2ボックススタイルで、市販車初の樹脂製バンパーの採用など斬新な設計の車でした。この先進的なデザインは大好評で、フランスだけではなくヨーロッパのベストセラーカーとして1980年代まで大ヒットしました。 (個人的にもこのデザインは素晴らしいと思います)

 

 当初のエンジンは4気筒800cc(33HP)と950cc(44HP)の2種類で、4段変速で最高速が135km/h(950cc)の性能でした。1972年に850cc(36HP)/1.3L(46HP)エンジンが追加され、1979年に5ドアが追加されました。1976年に1.4L(93HP)エンジンを搭載し足回りを強化した高性能版のアルピーヌが登場し、さらに1979年にはターボで110HPにパワーアップしたアルピーヌ ターボが登場しました。1985年にフランス国内生産が中止となり、後継車のシュペール 5にモデルチェンジしました。ルノー 5の総生産台数は558万台でした。

 

 

 ミニカーは1976年頃に発売されたオートピレン製の当時物です。基本的な造形は以下で紹介するソリド製をコピーしています。ただし単なるコピーではなく、ボンネットとリアハッチの開閉ギミックを上手に追加しホイール/リアライトなどの細部の仕上げを良くして、オリジナルのソリド製を上回る完成度の高いミニカーに仕上げています。ルノー 5の当時物ミニカーの中では断トツの出来ばえで、ここまでやるともはやコピーとは言えないレベルで、オートピレンのオリジナルといっても良いでしょう。なお経年変化で前輪車軸の軸受けがへたっているので、前輪下にウレタンフォームをかました状態で写真撮影しています。これ以外の当時物ミニカーはソリド、ノレブ、ポリトーイ、メーベトイ、コーギーの1/36などがありました。当時物以外ではビテス、イクソ、ノレブの1/43と1/18、ソリドの新製品などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 5 1
RENAULT 5 2

 以下は1972年に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 TL (1/43 型番10)の画像です。上述したようにオートピレン製が基本的な部分をコピーしただけあって、プロポーションは抜群で実車と同じプラスチック製バンパーなど実車の雰囲気が良く再現されています。ドア開閉のギミック付です。ただし当時のソリドはコストダウンの為リアライトを未塗装ですませるなど細部の仕上げが雑でした。オートピレン製はその雑なところを補っているので出来が良いのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 3
RENAULT 5 4

 以下は1972年に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 5 TL (1/43 型番711)の画像です。リアライトの塗装処理など上記ソリドより仕上げに手をかけていますが、タイヤ/ホイールが少し大きめなのが良くないのか、実車の雰囲気から少し外れている感じがします。またプラスチック製ウィンドーが経年変化で変形するというノレブ初期物が抱える問題も発生しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 7
RENAULT 5 8

 以下は1974年に発売されたイタリアのメーベトイ製の当時物 ルノー 5 TL (1/43? 型番A69)の画像です。1/43サイズよりも少し大きめに出来ています。外観的にはルノー 5なのですが、なんとなくイタリア車のアウトビアンキ A112のような雰囲気で、イタリアのメーカーがつくるとやはりイタリア車ぽくなるようです。(個人的な感想で私の先入観のせいかもしれませんが。。) こんな具合に昔のミニカーは作ったメーカーのお国柄が感じられることがあったのですが、最近のミニカーほとんどが中国のメーカーですので作風が画一的になりました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 9
RENAULT 5 10

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CITROEN DS 23 1972 FRANCE

CITROEN DS 23 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(ES) 530 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 130HP 5段変速
性能: 最高速188km/h
データーベースでシトロエン DS 23のミニカー検索

 

シトロエン DS 23 フランス 1972

 

 DSは1970年にボッシュの電子制御燃料噴射をフランス車で初めて採用し、翌年には3段自動変速が設定されました。1972年には排気量を2347ccに拡大しDS 23となりました。(トルク重視の設定で2.2Lの139HPから130HPに少しパワーダウンするも最高速は同じ) このように改良が行われてきたDSですが、基本設計が古いことはいかんともし難く後継車CXの登場により1975年に生産中止となりました。

 

 DSは1955年の登場から1975年まで20年間生産され、IDを含めた総生産台数は約146万台(本国生産は約133万台)でした。DSは世界の名車を選考したカーオブ ザ センチュリー(名車100選)において、1位のフォード T型、2位のモーリス ミニに次いで3位という評価を受けています。私は学生時代に一度だけDS 21に乗せてもらったことがありましたが、当時の国産車とは全く別物のしなやかな乗り心地でした。

 

 

 ミニカーはスペインのオートピレンがディンキー(仏)のライセンスで生産した いわゆるスペイン ディンキーの当時物ミニカーです。ただ本家のディンキー(仏)にはDS 23はないので、これはオートピレンが型を起こしたものです。ほとんど同じ出来ばえのオートピレン製もありますが、そちらはホイールが車軸が貫通していないディスクタイプとなっています。 DS 19/21に比べるとDS 23のミニカーは少ないですが、リオのDS 21のバリエーションでセダンとラリー仕様があり、最近のミニカーではノレブが1/43と1/18で10種類以上をモデル化しています。

 以下はディンキー(仏)のフロント/リアの拡大画像とボンネット開閉/エンジンの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN DS 23 1
CITROEN DS 23 2

 以下はオートピレン(型番309B)の画像です。ホイール以外はディンキーとほとんど同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN DS 23 3
CITROEN DS 23 4

 以下はリオのDS 23 ウェンブリー-ミュンヘン ラリー仕様(型番SL033)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN DS 23 Rally1
CITROEN DS 23 Rally2

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PEUGEOT 104 1972 FRANCE

PEUGEOT 104 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 12 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 45HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでプジョー 104のミニカー検索

 

プジョー 104 フランス 1972

 

 1972年にプジョーのボトムエンドとして104が登場しました。204と同じ横置きエンジンの前輪駆動車でしたが、プジョー初の2ボックススタイルを採用していました。エンジンは4気筒1L(45HP)で、4段変速、最高速135km/hの性能でした。当初はトランクリッドがある4ドアセダンのみでしたが、1976年にハッチバックの5ドアも追加され、その後204の1.1Lが追加されました。

 

 さらに1.2、1.4Lエンジンも追加され、1988年まで生産されました。小さいながらもピニンファリーナのデザインによる端正なスタイルをしています。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。プロポーションが良いので、テールライトの塗装処理がされていないのが残念です。この頃のソリドはコストのかかる手作業の塗装処理をほとんどやっていません。

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CITROEN GS CAMARGUE BERTONE 1972 FRANCE

CITROEN GS CAMARGUE BERTONE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 182 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 55HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでシトロエン カマルグのミニカー検索

 

シトロエン GS カマルグ ベルトーネ フランス 1972

 

 シトロエン カマルグは1972年のジュネーブショーで公開されたコンセプトカーです。GSをベースにした2+2座のクーペで、デザインはベルトーネです。深く傾斜したフロントウインドウ、大きなガラス製のリアウインドウ、ロールバーの機能を持つBピラーが特徴で、ベースのGSより車高が200㎜低くなっています。ロールバーを設けて小さなルーフで広いウインドウを確保する手法は、ランチア ストラトス HFのデザインと同じです。

 

 バンパー下に小さなグリルを持つフロントの造形は、DSのフロントを意識したものだと思います。ベルトーネのシトロエンに対する最初のアプローチはこのカマルグで、1982年に登場したBXはベルトーネのデザインとなりました。その後もベルトーネは1986年にシトロエン ザブルス(ZABRUS)というBXをベースにしたコンセプトカーを公開し、1989年に登場したXMもベルトーネがデザインしています。BXもXMもフロントの造形や直線的なボディラインなどに、カマルグのデザインが反映されてます。

 

 

 ミニカーはノレブ製 JET CARシリーズの当時物でプラスチック製です。ボディやウインドウが経年変化で少し変形していますが、基本的な部分は結構良い出来です。当時のノレブはプラスチック製からダイキャスト製に移行していた時期で、このカマルグも後期型ではダイキャスト製になりました。(変形することがわかっていればダイキャスト製も買ったのですが) また2005年頃には細部をリファインした新しいものも発売されています。カマルグのミニカーはこのノレブとマジョレットの1/55ぐらいしかないようです。

上の画像は'86トリノショーにベルトーネが出品したシトロエン・ザブルスZabrusでして、シトロエンでクーペモデルを作りたがっていたベルトーネがBXをベースに製作したGTクーペのデザインプ ロポーザルです。シトロエン側は「このセグメントのクーペを求める顧客層は開拓できていない」としてショーモデルで終わらせていますが、鋭角的なウェッジシェイプのプロポーションや側面に彫り込まれたキャラクターラインなどはXMに反映されたと思われます。 、ダイキャスト製は人気があります。レジン製ミニカーもたぶん同じようなことが起こると思うので、同じモデルならダイキャスト製を買うのがいいですよ。

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MATRA SIMCA BAGHEERA 1973 FRANCE

MATRA SIMCA BAGHEERA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 21 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.01m 全幅約1.74m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 84HP 4段変速
性能: 最高速180km/h

 

マトラ シムカ バゲーラ フランス 1973

 

 マトラは1969年にクライスラー傘下のシムカと提携します。そこでM530にフォード製エンジンを使っていることが好ましくなくなり、後継車のバゲーラが1973年に登場します。ミッドシップ レイアウトでFRP製ボディという基本スタイルは踏襲していますが、エンジンはシムカ1100用の1.3L(84HP)に変わり、最高速度180km/hの性能でした。

 

 また2+2座の代わりに3人掛けフロントシートという変わった室内レイアウトを採用しています。(左端のシートがドライバー用です) 1.4L(85HP)エンジンを搭載したバゲーラSが1976年に追加され、1978年にはタルボに改名され、1980年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物で、この時代のソリドは何れも素晴らしい出来映えです。3人掛けフロントシートもちゃんと再現されてます。

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