ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 1960 ITALY

MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE'
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE'


MINICHAMPS 400601266 1/43 89㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.5m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.9L 250HP 5段変速
性能: 最高速285km/h  データーベースでマセラティ ティーポ 60/61のミニカー検索

マセラティ ティーポ 61 ’バードゲージ’ イタリア 1960年

 

 1957年にマセラティは250FでF1 ワールドチャンピオンシップを獲得し、その後F1から撤退しましたが、レーシングカーの開発は続けていました。A6GCSの後継車として150S(DOHC 4気筒1.5L)/200S(DOHC 4気筒2L)が1955年に登場し、同じ頃に300S(6気筒3L)、350S(6気筒3.5L/V型12気筒4.5L)、450S(V型8気筒4.5L)と排気量の異なるレーシングカーが開発されていて、各種レースで活躍していました。

 

 1959年に4気筒2.9L(250HP)エンジンをフロントに搭載するレースカー ティーポ 61が登場しました。ティーポ 61は鋼管スペースフレーム構造で軽量化と高剛性を両立させた独特のボディ構造で有名で、この構造は鳥籠に似ていることからバードゲージと呼ばれました。ティーポ 61はデビューレースで優勝し、1960-1961年のニュルブルクリングで優勝し、1960年ルマンに出場(結果はリタイア)するなど活躍しました。ティーポ 61にはティーポ 60/63/64/65の派生車があり、60は4気筒2Lエンジンを搭載、63から65は4気筒やV型8/12気筒エンジンをミドシップ搭載していました。

 

 

 ミニカーは2008年に発売されたミニチャンプス製です。バハマのナッソーにあるサーキットで行われた1960年のナッソー トロフィの優勝車(ドライバー J.ホール)をモデル化しています。ミニチャンプスの絶頂期に作られたモデルなので、最大の特徴であるバードゲージ構造がかなりリアルに再現されていました。軽減孔の開いた構造材で組まれたコクピット、精緻なワイヤースポークホイールなど凝った仕上げで素晴らしい出来ばえでした。ただしその凝った仕上げの為、当時のミニチャンプスの平均的な価格の1.5倍(定価約6000円)と高価でした。ミニチャンプスは1/18も含めて数種類のバリエーションを出しています。これ以外のティーポ 61のミニカーはプロゲットKの1/43や鋼管スペースフレーム構造を完全に再現したCMCの1/18超精密モデルなどがあります。またマセラティ 150Sから450Sのミニカーはバン(BANG)やジョリー(JOLLY MODEL)などがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 1
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 2

 以下はコクピット部分の拡大画像です。軽減孔の開いた構造材をここまでリアルに再現した1/43サイズの量産ミニカーはこれしかないと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 3
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 4

 以下は1992年に発売されたイタリアのプロゲットK製のマセラティ ティーポ 61 (1/43 型番PK020)の画像です。ティーポ 61 プレゼンテーション仕様をモデル化しています。上記のミニチャンプス製を見た後では、かなり見劣りしてしまいますが、これも1990年代当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。実車の雰囲気はうまく再現されていて、バードゲージ構造もそこそこそれらしく再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 5
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 7
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 8

マセラティ 150S-450Sのミニカー→ データーベースでマセラティ 150S-450Sのミニカー検索

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HEINKEL TROJAN 200 BUBBLECAR 1960 UK

HEINKEL TROJAN 200 BUBBLECAR
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HEINKEL TROJAN 200 BUBBLECAR


CORGI 233 1/40 65㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.55m 全幅約1.37m エンジン 変速機: 空冷単気筒 198cc 10HP 4段変速
性能: 最高速90km/h  データーベースでハインケルのミニカー検索

ハインケル トロージャン 200 バブルカー イギリス 1960年

 

 1920年代にオートバイ用の単気筒や2気筒エンジン、タイヤ、ホイールを流用した簡素な4輪車/3輪車が作られました。(代表的な車種はモーガンなど) これらはサイクルカーと呼ばれ、そのほとんどは第2次大戦後には消滅しました。ただイギリスにおいては大戦後も3輪車に対する免許制度や税制上の優遇が残されていたので、3輪車に対する需要が残りました。

 

 ドイツの航空機メーカーであったハインケル(HEINKEL)社は、戦後民生用のスクータを生産するようになり、その発展型としてBMWのイセッタを真似たカビーネを1956年に発売しました。カビーネはイセッタと良く似ていましたが、ヘッドライトの取付やリアのエンジンカバー部分の形状が違っていました。またカビーネはイセッタのように前面ドアとステアリングホイールが連動する構造ではなく、これはイセッタのパテントを避けたものでした。スクーター用の4サイクル空冷単気筒174cc(3輪仕様)/198cc(4輪仕様)エンジンを搭載し4段変速で最高速90km/hの性能でした。1958年まで製造されました。

 イギリスのトロージャン社がハインケル カビーネの製造ライセンスを供与されて1960年から製造したのが、トロージャン 200 バブルカーでした。(バブルカーとはキャビンがバブル(泡)のような形状の超小型車の意) ほとんどが4サイクル空冷単気筒198cc(10HP)エンジンを搭載する3輪仕様で右ハンドル仕様もあったようです。1966年まで製造され、総生産台数は約6千台でした。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたコーギー製の当時物ですた。1960年代のビンテージ物ミニカーなので素朴な作りですが、バブルカーと称された個性的なボディをうまく再現していました。ステアリングホイールと室内を再現してあるのは当時のミニカーとしては進んだ仕上げで、小さいながらも良い出来ばえでした。当時物ミニカーになっているので、実車にはある程度の人気があったのでしょう。なおミニカーの底板にはトロージャン(TROJAN)ではなくHEINKELと書かれています。トロージャンの当時物ミニカーはこれしかありませんが、当時物以外ではヘルパの1/87、オックスフォードの1/76と1/18があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

HEINKEL TROJAN BUBBLECAR 1
HEINKEL TROJAN BUBBLECAR 2

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AUSTIN FX4 TAXI 1960 UK

AUSTIN FX4 TAXI
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUSTIN FX4 TAXI


CORGI 418 1/47 97mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.74m エンジン 変速機: ディーゼル 4気筒 2.2L 54HP 3段自動変速
性能: 最高速95km/h  データーベースでロンドン タクシーのミニカー検索

オースチン FX4 タクシー イギリス 1960年

 

 初代のロンドンタクシー オースチン FX3の後を引き継いだのがFX4で、1958年に登場しました。FX3同様のセパレートフレーム構造ながら、コーチビルダーのカーボディーズ社が担当したボディは近代的になりました。ドアが付いた運転席の左側は依然として荷物スペースでしたが、暖房や照明が付けられて室内の乗り心地は向上しました。初期のFX4DはBMC製の4気筒2.2L(54HP)ディーゼルエンジンを搭載し、3段オートマティックで最高速95km/hの性能でした。

 

 1961年にオースチンの2.2Lガソリンエンジンとマニアル ミッションを搭載したFX4Gが追加されましたが、経済的なディーゼルエンジンのFX4Dが主流でした。オースチンはFX4のライセンスをカーボディーズ社に譲渡し、1982年からはカーボディーズ社のブランドで改良されたFX4Rに発展しました。FX4Rにはローバー製の2.2Lディーゼルエンジンが採用され、5段変速機やパワステなどの最新装備が搭載されていました。

 

 

 その後カーボディーズ社はタクシー総合管理会社LTI(ロンドン タクシー インターナショナル)社の一員となり、LTIからは1985年にFX4S、FX4Qが登場しました。1989年には日産製の2.7L(86HP)ディーゼルエンジンを搭載しサスペンションを改良した最終型のフェアウェイが登場しました。フェアウェイは約55000台が生産され1997年に生産中止となり、後継車のTX1が登場しました。(実車画像→ LTI TX1) TX1は2002年にTX2に発展し2007年にはその後継車のTX4が登場しました。(有名なFX4の名前と合わせる為に、TX3は意図的に飛ばされたようです) (実車画像→ LTI TX4)   2018年には最新型のTX5が登場しました。

 ミニカーは1960年に発売されたコーギー製の当時物ですが、画像のミニカーはそのビンテージ物ではなく、1971年に再生産された物なのでホイールがフリーホイール仕様になっていました。元々は1960年代に作られたミニカーでしたので素朴な出来ばえですが、1960年代のミニカーとしては良く出来ていました。このレトロな感じがFX4の雰囲気に良く合っています。コーギーは最近でもイギリスを象徴する車としてFX4を1/36や1/32でモデル化していて、各種の記念品やセット物が非常にたくさんあります。約40年間も生産された有名なロンドンタクシー FX4のミニカーは新旧たくさんあります。コーギー以外ではディンキー、スポットオン、ポリトーイの1/25、ミニチャンプスの1/18、トミカ、イクソ、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUSTIN FX4 TAXI 1
AUSTIN FX4 TAXI 2

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JAGUAR MK II 3.8 1960 UK

JAGUAR MK II 3.8
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 3.8


VITESSE 072D 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 220HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速201km/h  データーベースでジャガー MKのミニカー検索

ジャガー MK II 3.8 イギリス 1960年

 

 1959年にジャガー MK Iの改良版のMK IIが登場しました。ボディ全体のフォルムはほとんど同じでしたが、キャビン部分が設計変更されて窓枠部分が細くなりウインドー面積が広がり開放的で近代的なキャビンとなりました。フロントグリル形状とヘッドライトなど灯火類の配置も変更されました。また先代の6気筒2.5L/3.4Lエンジンに加えて、MK IXに搭載されていた6気筒3.8Lエンジン(220HP)が追加され、リアトレッドの拡大などで操縦安定性が改良されました。パワーステアリングや3速自動変速機の設定もありました。

 1960年にジャガーは業績の悪化したディムラーを吸収合併しました。1962年にはMK IIのフロントグリルなどを変え内装を豪華にしたディムラー版の2.5 V8 サルーンが登場しました。ディムラー版はディムラー製のV型8気筒2.5L(140HP)エンジンを搭載し、自動変速機仕様のみで最高速183km/hの性能でした。1963年にはMK IIの発展型のS タイプが登場しました。(実車画像→ ジャガー S タイプ)

 

 1960年代中頃になると売り上げが低迷したため、値段を下げるべく1967年にコストダウンを主体としたモデルチェンジが行われました。このモデルチェンジでMK IIは3.8Lエンジンが外されて名前が240/340に変わり、ディムラー版は250に変わり、1969年まで生産されました。1968年に実質的な後継車であるXJ6が登場しました。

 

 

 ミニカーは1996年頃に発売されたビテス製です。3.8Lエンジン搭載のMK II 3.8をモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。またフロントグリル上のジャガーのマスコットや室内の木目パネルのインパネなど細かいところも良く再現されていて、かなり良い出来ばえでした。ビテスはバリエーションで3.4L仕様、ラリー仕様、ディムラー版の2.5 V8など20車種以上をモデル化していました。MK IIの当時物ミニカーはディンキー(英)、マッチボックスがありました。当時物以外では、コーギー、バンガーズ、マイスト、ミニチャンプス、オックスフォードの1/43と1/76、シュコーの1/87などがあります。 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR MK II 1
JAGUAR MK II 2

 以下は上記と同時期に発売された同じビテス製のジャガー MK II 3.4 1960 (1/43 型番072B)の画像です。上記のMK II 3.8のバリエーションで、MK II 3.8との違いはラジオのアンテナがなくなりフェンダーミラーが追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 3
JAGUAR MK II 4

 以下は2000年頃に発売されたマイスト製のジャガー MK II 3.8 (1/43 型番31503G)の画像です。マイストのミニカーは1/18と1/24が主流ですが、1/43も数車種ほど販売していました。全体的にやや丸みが付いたデフォルメがされていますが、これも上記のビテス製と同じくらいの良い出来ばえです。室内のメータ類もビテスより平板ですが良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 5
JAGUAR MK II 6

以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。フロントグリル上のジャガーのマスコットがビテス製に比べるとしょぼいです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 7
JAGUAR MK II 8

 以下は1989年に発売されたコーギー製のジャガー MK II 3.4 1959 (1/43 型番D700/5)の画像です。これはマニア向けに古いイギリス車などをモデル化したクラシックカー シリーズの1台でした。定価が2500円ほどの比較的安価なミニカーで、1960-70年代のコーギー風の作風となっていました。プロポーションが良く、室内などの細部も値段相応に再現されていてなかなか良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 9
JAGUAR MK II 10

 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 11
JAGUAR MK II 12

 以下は2015年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションのジャガー MK II 1960 (1/43 No.250)の画像です。メーカーはイクソで、イクソは別ブランド ホワイトボックスの型番WB201でMK IIをモデル化していますので、それを流用しています。これもプロポーションが良く、安価な雑誌付きミニカーとしては良く出来ていました。ジャガーのマスコットもややオーバーサイズですが、うまく出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 13
JAGUAR MK II 14

 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR MK II 15
JAGUAR MK II 16

 ディムラー版 MK IIのミニカー →データーベースでディムラー 2.5 V8のミニカー検索

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LAND ROVER SERIES II 88 1960 UK

LAND ROVER SERIES II 88
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER SERIES II 88


VITESSE 470 1/43 83㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 72HP 4X2段変速 4WD
性能: 最高速105km/h  データーベースでランドローバー シリーズ IIのミニカー検索

ランドローバー シリーズ II 88 イギリス 1960年

 

 ランドローバーは、1958年にシリーズ IIに変わりました。基本的なデザインはシリーズ Iと変わりませんが、サイドパネル上端に丸みが付き特徴的な横一線のウエストラインを持つデザインとなりました。(このウエストラインは最新のディフェンダーまで継承されています) シリーズ IIでエンジンは4気筒2.3L(72HP)に変更されました。1961年にはディーゼルエンジンも4気筒2.3L(62HP)に変更されました。2.3Lガソリンエンジンはディーゼルエンジンが主流となった1980年代中頃まで使われました。

 

 ショートホイールベース 88インチのステーションワゴン仕様は7人乗りで、前列が3人掛けのベンチシートで後は2人掛けシートが対面式に配置されていました。ロングホイールベース 109インチのステーションワゴン仕様は10人乗りで、前列と2列目が3人掛けのベンチシートで、その後ろに2人掛けシートが対面式に配置されていました。さらにオプションで3人掛けシートが対面式に配置された12人乗りもあったそうです。(参照サイト→ランドローバーの歴史) なおこの12人乗りは税制上バスとみなされて税金が安かったそうで、ディフェンダーにも2002年までバスの設定があったそうです。

 

 

 ミニカーはビテス製で、1989年頃に購入しました。シリーズ IIで一番良く知られているホイールベース 88インチのハードトップ仕様をモデルしています。ビテス初期のモデルですが、フロントの造形など結構リアルで当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。画像では分かり難いですが、左ハンドルの輸出仕様で後席は対面シートになっています。ビテスにはバリエーションが約10種類ほどありました。シリーズ IIの当時物ミニカーとしてはスポットオン、コーギー、ディンキーなどで色々な仕様がありました。当時物以外ではバンガーズ、オックスフォード、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER SERIES II 88 1
LAND ROVER SERIES II 88 2

 以下は1969年頃に発売されたメーベトイ製のランドローバー シリーズ II 'トランス アメリカン' (1/43 型番A40)の画像です。これは有名な探検家のニーノ チラーニ(Nino Cirani)氏が1968年にアメリカ大陸横断を行った際に使用したランドローバー シリーズ II 109 をモデル化したものです。フロントに付いているジェリ缶や屋根上の荷物、側面のロゴなど実車に即した仕様になっていました。ボンネット/ドア/リアゲートが開閉するギミック付きです。なおこのランドローバーには「AZIZA 3」という名前が付いていました。(実車画像→ ランドローバー AZIZA 3) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER SERIES II 109 TRANS AMERICAN 1
LAND ROVER SERIES II 109 TRANS AMERICAN 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/リアゲートを開いた室内の画像です。室内には大型のライフル銃2丁、箱、ランタンが収まっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER SERIES II 109 TRANS AMERICAN 3
LAND ROVER SERIES II 109 TRANS AMERICAN 4

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