ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

BUGATTI T101 GANGLOFF 1951 FRANCE

BUGATTI T101 GANGLOFF 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS047 1/43 123㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 3.3L 135HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでブガッティ T101のミニカー検索

 

ブガッティ T101 ガングロフ フランス

 

 T101はブガッティ親子が亡くなった後に製造された、ブガッティ社最後の車です。戦前の傑作車T57のシャーシをベースにして開発された車で、たったの9台しか生産されていません。4/2ドア セダン、クーペ、カブリオレなどの様々なボディが架装されました。

 

 このミニカーの実車はシャーシNo.57454にコーチビルダー ガングロフ(GANGLOFF)が2ドアクーペ ボディを架装したもので、1951年のパリ サロンで公開されました。2ドアながら全長5.2mの大柄な車で、T57と同じDOHC 直列8気筒 3.3L(135HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速160km/hの性能でした。実車はフランス国立自動車博物館(シュルンプ コレクション)に展示されています。戦後ブガッティ社は航空機用エンジンを生産していましたが、1963年に同業のイスパノ スイザ社に吸収されました。

 

 

 T101はブガッティとしてあまり知られておらず、量産ミニカーとしてはこれが初めてのモデル化と思われます。元々はフランスのミニカー付雑誌「Voitures Fran?aises d'Autrefois(フランスの名車)」シリーズ用に作られたミニカーで、それをリファインしてイクソのカタログモデルとしたものです。実車と見比べると、ボディカラーから小さなアンテナ(ラジオ用)まで、忠実にモデル化されています。フロントグリル上のブガッティの赤いエンブレム、クロームモール類のメッキ塗装、精緻なエッチング材を使ったスポークホイールとワイパーなど細部もイクソの標準的なレベルで仕上げられています。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1615

   

BUGATTI EB110S 1992 FRANCE

BUGATTI EB110S 画像をクリック/タップすると画像が変わります
REVELL 8503 1/43 104㎜

 

ブガッティ EB110S フランス/イタリア

 

 イタリア人実業家によりブガッティ ブランドが復活 EB110 1991年 登場

 

 解説作成予定

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.96m
エンジン 変速機: V型12気筒 3.5L ターボ 611HP 5段変速
性能: 最高速355km/h   4WD
データーベースでブガッティ EB110のミニカー検索
 

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1530

   

 

BUGATTI EB218 1999 FRANCE

BUGATTI EB218 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 50931 1/43 126㎜

 

ブガッティ EB218 フランス

 

 フォルクスワーゲンがブガッティ ブランドを買い取り 1998年 ブガッティ オートモビル社 設立
 イタルデザイン(G.ジウジアーロ)によるコンセプトカー 2ドアクーペ EB118 1998年 発表 4ドアセダン EB218 1999年 発表 エンジンはフォルクスワーゲン製 W型18気筒エンジン 両車とも市販化されず

 

 解説 追加予定

 ミニカーはオートアート製で非常に良い出来 オートアートはEB118もモデル化しています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.35m 全幅約1.99m
エンジン 変速機: W型18気筒 4.6L 555HP 5段自動変速  4WD
性能: 最高速 不明
データーベースでブガッティ EB118/EB218のミニカー検索
 

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1616

   

BUGATTI EB 16.4 VEYRON 2001 FRANCE

BUGATTI EB 16.4 VEYRON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 50901 1/43 104㎜

 

ブガッティ EB 16.4 ヴェイロン フランス

 

 ブガッティ ブランドをフォルクスワーゲンが買い取り EB 16.4 ヴェイロン 2001年 発表 2005年から販売開始 世界最速の市販車

 

 解説作成予定

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約2m
エンジン 変速機: W型16気筒 8L ターボ 1001HP 7段半自動変速
性能: 最高速407km/h   4WD
データーベースでブガッティ ヴェイロンのミニカー検索
 

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1531

   

 

SAVIEM STEAL STOCK TRANSPORTER 1963? FRANCE

SAVIEM STEAL STOCK TRANSPORTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 885 1/43 217mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約9.4m 全幅約2.5m
エンジン 変速機: 6気筒 6.8L ディーゼル 手動変速
性能: 最高速 不詳  
データーベースでサビエムのミニカー検索

 

サビエム 鋼材運搬 トラック フランス

 

 戦後のルノーは財政難で大型商用車の生産ができず、戦前のような商用車市場のリーダーではなくなっていました。そこでルノーは戦前からの商用車メーカーであったソミュア(SOMUA)とラティル(LATIL)を買収して、自社の商用車部門と統合して子会社のサビエムを1955年にを設立しました。サビエムには大型トラック/バスから小型商用バンまで幅広いモデルがありました。代表的なモデルは、1965年に登場した小型商用車のSG2(Super Goelette)、小型/中型トラックのSG4/5(Super Galion)とその中型後継車で1975年登場のJ、1977年に登場した中型/大型トラックのH、バスのSC(SAVIEM-CHAUSSON)などがありました。サビエムは1978年にシトロエン傘下のトラックメーカー ベルリエと統合されてルノー トラックスとなりました。

 

 画像のミニカーは鋼材を運搬する専用仕様のサビエム トラックをモデル化しています。フランス語で「Porte-Fer(英訳でHolder Iron)」と呼ばれる長尺の鋼材を運搬するのに特化したトラックで、「Porte-Fer TRUCK」でGoogleで画像検索すると同じようなスタイルのトラックがたくさんあることが分かります。このサビエム トラックはMANの6気筒エンジンを積んだJMシリーズと思いますので、年式や諸元はJMシリーズとして記載していますが、確証はありません。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)製の当時物で、1966年に発売されました。実車が大きいのでミニカーも全長約22cmと大きなサイズで、ダイキャスト製なのでずっしりと重いです。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的なリアルな造形で、特殊な形状のボディが良く再現されています。(多分トラックの形状が面白いのでモデル化したと思います) 積載している鋼材は本物の鉄で、それを固定する部分に磁石を使うといったちょっとした仕掛けが付いています。(鋼材の脱着動作) サビエムのミニカーはSG2、SG4、H875など、ソリド、ノレブ、ブレキナなどでたくさんモデル化されています。

 当時のディンキーでトラックなどの大柄なミニカーは、厚手の紙でできた立派な箱に入っていました。箱にはミニカーのイラスト(箱絵)が書かれていて、そのミニカー専用の箱でした。(1970年代後半にはブリスターパッケージなどの味気ない物に変わってしまいましたが) 現在のミニカーの箱は標準化された台座付きプラスチックケースがほとんどですので、箱にあまり価値はありませんが、昔の箱絵付きの紙箱はそれだけでも結構価値があります。したがってビンテージ物のミニカーはオリジナルの箱の有無で価値が大きく変わります。ビンテージ物のミニカーをオークションなどで入手する際に気をつけたいのは、昔の箱を再現したリプロ箱をオリジナルの箱のように見せかけている場合があることです。ビンテージ物のミニカーで、箱だけがやたらときれいなのはほとんどがリプロ箱ですので、注意されたし。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1896

   

BERLIET STRADAIR TRUCK 1965 FRANCE

BERLIET STRADAIR TRUCK 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 569 1/43 175mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約7.5m 全幅約2.5m
エンジン 変速機: 4気筒 5.9L ディーゼル 120HP 5段変速
性能: 最高速110km/h 最大積載量 5t
データーベースでベルリエのミニカー検索

 

ベルリエ ストラデール トラック フランス

 

 ベルリエは自動車創世期に設立されたメーカーです。第一次世界大戦中は、軍用トラックを生産していました。大戦後に乗用車生産を再開し、1920年代には4気筒の小型車から6気筒の大型車まで数モデルを販売していました。1929年のアメリカ株価大暴落による金融危機で景気が悪くなり、自動車の販売は低迷します。その影響で1930年代になると、ベルリエの乗用車は1934年に発売した11CVドーフィンだけになりました。この車もすぐに生産中止となり、その後のベルリエはトラック(後にバス追加)だけを生産するようになりました。

 

 ベルリエのトラックはほとんどが大型(一部中型)で、それををベースにしたバスもありました。1949年に登場したボンネット式トラックのGLシリーズは、そのトラクタ仕様のTL、全輪駆動仕様(3軸2駆動軸の6X4、3軸3駆動軸の6X6など)のGBなど派生車が多くあり、1970年代まで生産されました。1957年にはV型12気筒30L(600HP)ディーゼルエンジンを搭載した全長13mの世界最大のトラック T100が登場しています。ベルリエは1967年にはシトロエン傘下となり、1974年にはルノーに売却されて同じトラック製造のサビエムと合併しルノー トラックスとなりました。

 

 

 1965年に登場したベルリエ ストラデールは、トラックとしてはスタイリッシュなでユニークなデザインを採用していました。STRADAIRとはイタリア語のSTRADA(道路)とフランス語のAIR(空気)を組合わせた造語で、エアクッションとリーフスプリングを組み合わせた凝ったサスペンションを採用していることからつけられた名前のようです。登場後に合併したシトロエンがスタイルとサスペンションに影響を与えているように思います。なおエアクッションを使ったサスペンションは、荷重変化の大きいトラックに適したサスペンションで、現在のトラックでは主流となっています。

 ミニカーはディンキー(仏)製の当時物で、1967年に発売されています。ストラデールの長尺平ボディトラックをモデル化しています。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的なリアルな造形で、特徴的なボディだけではなく、車体下部のシャーシ、エンジン、サスペンションなどのメカ部分も良く再現されています。昔のミニカーですから、トラックの機能を再現した面白いギミックが付いています。そのギミックについて、以下の簡易動画で詳しくお見せします。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします) まずはボンネットの開閉動作で、エンジン、ラジエータ、室内換気用?ダクトなどがかなりリアルに再現されています。次は平ボディの荷台部分で、側面のあおりが開閉します。
berliet stradair engine
berliet stradair steer

 次はこのミニカーの最大の特徴である荷台を左右どちらにも傾けることができるギミック動作です。左右どちらに傾けるかどうかは、荷台の底にある2本のスライドレバーの位置で決まります。左側の画像ではレバーを下にスライドさせることで、画像下側(荷台右側)が回転軸に固定され、後方のハンドルを回すと荷台左側が上がります。右側の画像はその逆でレバーを上にスライドさせることで、画像上側(荷台左側)が回転軸に固定され、後方のハンドルを回すと荷台右側が上がります。当方の拙い説明ですぐに構造が理解できる人は少ないと思いますが、画像を何度か見ていただければなんとなく分かっていただけるのではないかと思います。
berliet stradair dump1
berliet stradair dump2

 なぜこのミニカーのギミックについて詳しく書いているかというと、それはこのミニカーを設計した人の面白いものを作ってやろうという情熱とそれを実現させた創意工夫を知ってもらいたいからです。スケールモデル的に良く出来ている最近のミニカーも良いのですが、細かい部分を再現するのは単に工場で作る人の手間が掛かっているだけで、そこには設計した人の創意工夫といったものはあまり感じられません。現在のミニカーメーカー(特にレジン製)は矢継ぎ早に新製品をだしていますから、昔のように一つの新製品に時間をかけられないという事情があるのでしょう。しかし私のような昔からのコレクターとしては、あまり変わり映えのしない無個性な新製品をたくさん作ってもらうよりは、昔のコーギーやディンキーのような一味違うミニカーを少しづつ作って欲しいと思うのです。この私の考えに近いやり方をしているのは、国産ではトミカ リミッテドだと思います。(1/43サイズではないので私はあまり買いませんが、好きなブランドです)

 これ以外のストラデールのミニカーは、ソリド(ベレム)の当時物、最近の物ではイクソやノレブ CIJの物があります。ベルリエの商用車は、ボンネットタイプのトラックのGL、TL、GBや、世界最大のトラック T100などを、ディンキー、ソリド、ノレブ、ブレキナなどがたくさんモデル化しています。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1895

   

 

 

ページ  « 前へ 1...15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25