ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FERRARI 375 MM 'INGRID BERGMAN' 1954 ITALY

FERRARI 375 MM 'INGRID BERGMAN'
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 375 MM 'INGRID BERGMAN'


IDEA3 113 1/43 110㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m エンジン 変速機: V型12気筒 4.5L 340HP 4段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフェラーリ 340/375のミニカー検索

フェラーリ 375 MM イングリッド バーグマン 仕様 イタリア 1954年

 

 フェラーリのスポーツカーにはアメリカやカリフォルニアという名前が付けられたモデルがあります。これはフェラーリが富裕層の多いアメリカ市場を重視して命名したものでした。最初にアメリカという名前が付いたモデルは1950年の340 アメリカでした。(実車画像→フェラーリ 340 アメリカ) 340 アメリカはレース用のV型12気筒4.1Lエンジンを220HPにディチューンして搭載したGTカーで、5段変速で最高速240㎞/hの性能でした。ボディはツーリング、ギア、ヴィニャーレなどのコーチビルダーがオープンやクーペなどの特注ボディを架装していました。

 

 1952年にはアメリカ市場の要求でホイールベースを伸ばして居住性を高め、より豪華な仕様とした342 アメリカが登場しました。340/342 アメリカは約30台ほど生産されました。1953年に375 アメリカが登場しました。(実車画像→フェラーリ 375 アメリカ) 375 アメリカはV型12気筒4.5L(300HP)エンジンを搭載したGTカーで、5段変速で最高速250㎞/hの性能でした。375 アメリカは約10台が生産されました。1955年にはさらに高価な410 スーパーアメリカが登場しました。

 

 

 375 アメリカの派生モデルで良く知られている車として、映画監督のロベルト ロッセリーニが妻の女優イングリット バーグマンの為に特別に注文した375 MM イングリッド バーグマン仕様がありました。ピニンファリーナ製のクーペで、当時としては珍しい格納式のヘッドライトを採用したフロント、前輪からドアまでのボディ側面のへこみ、リアフェンダー上の峰状の突起など独特のスタイルをしていました。ただしこの車にバーグマンはほとんど乗らなかったそうですから、彼女の好みでは無かったようです。

 ミニカーは1986年に購入したアイデア3製で、375 MM イングリッド バーグマン仕様をモデル化しています。アイデア3はイタリアのマルコ ボッシ(Marco Bossi)氏が1970年代に設立したブランドで、ホワイトメタル製のハンドメイドの完成品でした。私はホワイトメタル製ミニカーはほとんど購入しないのですが、当時の定価は3800円でそれほど高価ではなく、個性的なデザインが気に入って購入しました。リトラクタブルヘッドライトを採用したフロントとフェンダーの峰が立ったリアの特徴的な部分が良く再現されていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。イングリッド バーグマン仕様の375 MMのミニカーは、レジン製でルックスマートとトップモデルもモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 375MM AMERICA 'INGRID BERGMAN' 1
FERRARI 375MM AMERICA 'INGRID BERGMAN' 2

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FERRARI 750 MONZA 1954 ITALY

FERRARI 750 MONZA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 750 MONZA


BEST MODEL 9044 1/43 96mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.16m 全幅約1.65m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 3L 240HP 4段変速
性能: 最高速250km/h  データーベースでフェラーリ モンザ シリーズのミニカー検索

フェラーリ 750 モンザ (モンツァ) イタリア 1954年

 

 アウレリオ ランプレディが設計したフェラーリ 553 F1用の4気筒エンジンが軽量で信頼性が高かったことから、フェラーリはスポーツカーレース用エンジンを従来のV型12気筒から4気筒へ移行させることになりました。最初に登場したのは4気筒2.5L(220HP)エンジンを搭載した1953年の625 TFでした。その後、1954年に4気筒2L(160HP)エンジンを搭載した500 モンディアルと4気筒3L(240HP)エンジンを搭載した750 モンザ(モンツァ)が登場しました。これらの4気筒レースカーはモンザ シリーズと呼ばれ、1954年にワールド スポーツカー チャンピオンシップを獲得しました。1955年は300 SLRを有するメルセデス ベンツに次ぐ2位でした。

 

 500 モンディアルは、改良されて500 TR(テスタロッサ)に変わりました。このエンジンのヘッドカバーが赤く塗装されていたことで、テスタロッサ(赤い頭)と命名されました。500 TRはサスペンションがコイル式になり、エンジンは180HPにパワーアップしていました。なおテスタロッサという名前を付けた車はこれが最初でした。1957年に500 TRは500 TRCに発展しました。1955年に750 モンザはメルセデス ベンツ 300SLRに対抗する為に排気量を3.4L(280HP)に拡大した857Sに変わり、1956年にはコイル式サスペンションを採用した860 モンザに発展しました。1958年には860 モンザの後継車として250 テスタロッサが登場しました。 

 

 

 ミニカーは1992年に発売されたベスト モデル製です。ベスト モデルはボックス モデルから分離したブランドで、現在はM4社のブランドです。主に1950-70年代のスポーツカー/レースカーをモデル化していて、特にイタリア車は出来の良い物が多いです。この750 モンザはセンスの良い造形で実車がうまく再現され、かなり良い出来ばえです。ワイヤースポークホイール、ボンネットを固定する細かな金具などもリアルに再現されています。ベスト モデルは750/860 モンザを約30車種ほどモデル化しています。ベスト モデル以外のモンザ シリーズのミニカーは、アートモデルが約80車種、トップモデルが約10車種などイタリアのメーカーが主にモデル化しています。なお当時物ミニカーとしてはテクノが750 モンザ、ガマとソリドが500 TRCをモデル化していました。 以下はベスト モデルのフロント/リアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 750 MONZA 1
FERRARI 750 MONZA 2

 以下は1992年に発売された上記と同じベスト モデル製のフェラーリ 860 モンザ (1/43 型番9051)の画像です。上記の750 モンザよりフロントのオーバーハングが長く、フロントとリアのデザインが変更されています。ボンネットにエアダクトが追加されボディ側面の放熱用?グリルも変更されています。室内はステアリングホイールが彩色されてよりリアルに仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 860 MONZA 1
FERRARI 860 MONZA 2

 以下は1992年に発売されたソリド製のフェラーリ 500 TRC (1/43 型番7123)の画像です。これは1958年に発売されたソリド初期の500 TRC(1/43 型番103)を再販した物でした。元々は1950年代のビンテージミニカーですので素朴な出来ばえですが、ソリドらしいシャープな造形でビンテージミニカーとして良い出来ばえでした。なおオリジナルはメタル製のディスホイールで、ドライバーフィギュアが乗っていましたが、これはプラスチック製ホイールでフィギュアは外されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 250 TESTAROSSA 3
FERRARI 250 TESTAROSSA 4

 以下は1963年頃に発売されたガマ製のフェラーリ 500 TRC (1/43 型番9610)の画像です。これも1960年代にモデル化されたビンテージミニカーですので素朴な出来ばえですが、上記のソリド製と同じく当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドライバーフィギュアが乗っていますが、当時のレースカーのミニカーにはこのようなフィギュアが付き物でした。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 250 TESTAROSSA 3
FERRARI 250 TESTAROSSA 4

 以下は1955年頃に発売されたテクノ製のフェラーリ 750 モンザ (1/43? 型番813)の画像です。これも1950年代にモデル化されたビンテージミニカーですので、素朴な出来ばえです。サイドビューを見ると、かなり細長く(かっこよく)デフォルメされています。ヘッドライトにラインストーンを使うのは当時としては凝った仕上げでした。これもドライバーフィギュアが乗っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 750 MONZA 3
FERRARI 750 MONZA 4

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FERRARI 553 F1 1954 ITALY

FERRARI 553 F1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 553 F1


BRUMM R197 1/43 91㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.43m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.5L 260HP 5段変速
性能: 最高速280km/h  データーベースでフェラーリ 553/555/625のミニカー検索

フェラーリ 553 F1 イタリア 1954年

 

 1953年のGPレース F2時代の最終戦には排気量を2Lに上げた553 F2(500 F2の1953年版の意)がテストされました。1954年からチャンピオンシップが再び2.5L F1に戻り、排気量を2.5Lに上げたエンジンを、500 F2のシャーシに載せた625 F1と新開発のシャーシに載せた553 F1が登場しました。(参考画像→フェラーリ 625 F1) 新設計されたシャーシは燃料タンクを両側面に配置しており、そのボディ形状から鮫(スクアーロ)と呼ばれました。1954年のの成績は、強力なメルセデス ベンツ W196の後塵を拝し、625 F1によるイギリスGP優勝と553 F1によるスペインGPの優勝のみと芳しくありませんでした。

 

 1955年に操縦性を改善した555 F1(スーパー スクアーロ)が登場しましたが、やはりメルセデス ベンツ W196には勝つことができませんでした。1955年の成績は625 F1によるモナコGPの優勝だけでした。このシーズン中に財政上の問題でF1から撤退したランチアからランチア D50を譲り受けることになったので、フェラーリの4気筒エンジンはこの年限りとなりました。この件で4気筒エンジンを設計したアウレリア ランプレディはフェラーリを去り、フィアットに移籍しました。

 

 

 ミニカーはブルム製で、1992年頃発売されました。1954年のスペイン GP で優勝した車(#38 ドライバー M.ホーソン)をモデル化しています。ブルムのビンテージ GPマシンの出来ばえは1980年代前半に作られた初期物と比べると、この553 F1はスポークホイールの出来ばえやタイヤへのホワイトレター表示など仕上げがレベルアップしています。555 F1はマテル、ブルムなどがモデル化しています。625 F1はマテル、カルツォなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピット/俯瞰の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 553 F1 1
FERRARI 553 F1 2

 以下は1989年に発売されたブルム製のフェラーリ 555 F1 1955 (1/43 型番R196)の画像です。1955年のオランダ GPで7位となった車(#2 ドライバー M.ホーソン)をモデル化しています。553 F1と見た目はほとんど同じですが、張り出したボディ側面の前面に整流版が追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 553 F1 1
FERRARI 553 F1 2

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GM CHEVROLET BEL AIR 1955 USA

GM CHEVROLET BEL AIR
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR


FRANKLINMINT KE18 1/43 123mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 4.3L 162HP 2段自動変速
性能: 最高速 157km/h  データーベースでシボレー ベル エアのミニカー検索

GM シボレー ベルエア アメリカ 1955年

 

 シボレー セダン 1950年の解説に記載したように、1953年にシボレーは210(Two-Ten)/150(One-Fifty)と呼ばれる世代にモデルチェンジしました。デザイン的には先代のデラックス世代と同じようなデザインでしたが、それまではの4ドアセダン、2ドアクーペに加えてコンバーチブル、ステーションワゴンなどボディ形式が増えました。エンジンは6気筒3.5L/3.9Lが搭載され、3段変速/2段自動変速で最高速137km/h(3.9L)の性能でした。なお先代では1950年にベルエアという名前で上級グレードの2ドアハードトップが設定されました。

 

 1953年には210/150のフロント/リアの意匠が変更され、ベルエアは210/150よりも上級な車という設定になり4ドアセダン/ハードトップや2ドアクーペ/コンバーチブルも設定されました。1955年にベルエア/210/150は外観が一新され、ベルエアは2代目となりました。リアフェンダーが完全にボディと一体化しその後流行となるテールフィンがまだ控え目ですが採用されていました。エンジンはV型8気筒4.3Lが追加され、1957年にはコルベットと同じ高性能なV型8気筒4.6L(185HP-燃料噴射270HP)が追加されました。1958年にベルエアは3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ シボレー ベルエア 1958)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリンミント製の1/43で1950年代シリーズの1台です。ベル エアの2ドアコンバーチブルをモデル化してます。メッキパーツによるヘッドライトやクロームモールなどはこのシリーズ独特のレトロな作風ですが、この作風は1950年代のクラシックカーの雰囲気に良くマッチしていて、全体的に良く出来ています。ボンネット/ドアの開閉ギミック付で、V型8気筒エンジンと補器類がリアルに再現されています。室内も紙シールながらメータなどがそこそこ再現されています。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は1990年代に発売されたと思われるアルゼンチンのブービー(BUBY)製の シボレー ベルエア 1955 (1/43 型番09880)の画像です。ブービーは1950年代から1/43や1/64のダイキャスト製ミニカーを製造していた老舗メーカーで、日本国内では流通しなかったのであまり知られていません。1990年代に1950-1960年代のアメリカ車を「COLLECTORS CLASSICS」シリーズとして数十種類モデル化しています。このベルエアもその「COLLECTORS CLASSICS」シリーズの1台で、1955年式の2ドアハードトップをモデル化しています。ブービーはフロントグリルやバンパーなどに金属製パーツを使っているのが特徴です。昔のアメリカ車のイメージを再現するのに金属製パーツは効果的で、重厚な雰囲気のミニカーに仕上がっています。フロントグリルとクロームモール、室内などの細部もうまく仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車コレクション シボレー ベル エア コンバーチブル 1957 (1/43 No.55)の画像です。1957年式の2ドアコンバーチブルをモデル化しています。メーカーは不明ですが、アーテル(ERTL)ではないかと思います。1957年式なので上記1955年式に比べると、ヘッドライトの上にヒサシが追加され、テールフィンが大きくなっています。安価な雑誌付きミニカーですが、プロポーションが良くこのシリーズとしてはかなり良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

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FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 1955 USA

FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA
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FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA


FRANKLIN  UK08 1/43 126㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 4.5L 162HP 3段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフォード フェアレーンのミニカー検索

フォード フェアレーン クラウン ビクトリア アメリカ 1955年

 

 1951年にフォードの上級グレードとして2ドアハードトップのビクトリアが追加されました。(フォードはハードトップ仕様をビクトリアと呼んでいました) 1952年のモデルチェンジではフォードの最上級モデルとしてクレストライン(CRESTLINE)が登場しました。クレストラインは次の1955年のモデルチェンジでフェアレーンに名前が変わりました。フェアレーンには2/4ドアセダン、2ドアハードトップのビクトリア、コンバーチブルがあり、ステンレス製トリム(フェアレーン ストライプ)を境目にして塗り分けられたツートンカラーで下級グレードと差別化していました。(実車画像→ フォード カスタム 1955)

 

 フェアレーン 2ドアクーペで最上級グレートのクラウン ビクトリアのデザインは1953年に発表されたコンセプトカー X100のイメージを取り入れたもので、ハードトップのルーフ前半は透明プラスチックかスチールが選択できました。透明プラスチックのルーフは既にこの時代に実用化されていました。(実車画像→ コンセプトカー X-100 1953) フェアレーンのエンジンは6気筒3.7L(120HP)とV型8気筒4.5L/4.8L(200HP)が搭載されました。1956年に4ドアのビクトリア ハードトップが追加され、新型のV型8気筒5.1L(228HP)エンジンも追加されました。1957年にフェアレーン2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォード フェアレーン 1957)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。フランクリン ミントがモデル化している1/43のアメリカ車はいずれもボンネット/ドアの開閉ギミック付きで細部まで細かく再現されていました。このフェアレーンはコンチネンタル キットと呼ぶスペアタイヤをリアに搭載するオプションを装備したクラウン ビクトリアをモデル化しています。プロポーションが良くフロントグリル、ボディ各部のトリム、スペアタイヤ、室内などの細部が良く再現されています。実車に忠実なツートンカラーと透明ルーフもきれいに出来ています。なお当方が保有するこれはフロントスクリーンが欠品していますがあまり気にならないです。これ以外のフェアレーン初代のミニカーはジクの当時物、同じフランクリンミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、マッチボックス、ヤトミン、ビテス、ホワイトボックス(イクソ)などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 1
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 2

 以下は2007年頃に発売されたヤトミン製のフォード フェアレーン クラウン ビクトリア 1955 (1/43 型番94202)の画像です。上記フランクリンミント製と同じコンチネンタル キットを装備したクラウン ビクトリアをモデル化しています。1950-1970年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化したヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズの一つです。このシリーズは定価1500円ほどの廉価版ミニカーでしたのであまり細かいところまでは再現されていませんが、実車の全体的な雰囲気はそれなりにうまく再現しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 3
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 4

 以下は1992年頃に発売されたビテス製のフォード フェアレーン サンライナー コンバーチブル 1956 (1/43 型番460)の画像です。1956年式のサンライナー コンバーチブルをモデル化しています。(サンライナーはコンバーチブル仕様のグレード名です) このビテス製もプロポーションが良く、トリムを境にツートンカラーがきれいに塗り分けられています。またフロントグリルや室内などの細部も当時のミニカーとしてはきちんと仕上げてあります。なお1966年式をモデル化しているので、フロントグリルの補助灯の形状が上記1955年式と異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE 1
FORD FAIRLANE 2

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