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概要 |
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フランスのミニカーメーカーSAFIRは1961年に"JADALI"というメーカーを引き継いで発足し、60年代の終わりまでにクラシックカーのミニカーを約20種類ほど生産しています。SAFIRのミニカーはシャーシからパラソルまでの様々の交換可能な部品を効果的に使用することによって多くの個性的なミニカーを生産しています。実際に型番1から6番のミニカーのシャーシは同じ物を流用しており、シャーシの前後につく部品を交換することにより、全く別のモデルを作り出しています。(14から16番 、18番も別の同じシャーシを使用) 本当は車が違うので車台が同じと言うことはないのですが、そんなことが気にならないくらいうまく作ってあります。
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ミニカーのできとしては、できの良い部類に入ります。特に17番、24から27番、101番はすばらしいできであると思います。またシトロエンB2のシリーズも人気があります。SAFIRのミニカーには製造時期によると思われるバリエーションのようなものがあります。製造初期と思われるものでランタンなどのプラスチック部品がメッキ処理されていないものと、それらがメッキ処理されたものがあります。またタイヤとホイールにも全く違うタイプが存在し(古いタイプのタイヤは破損しやすいです)、シャーシ底板にはSAFIRのロゴが消えているものもあります。これらについては以下の「バリエーションについて」の画像を参照してください。 |
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SAFIR.の箱 |
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箱は全て同じサイズのプラスチックケースです。車名の書かれたラベルが貼ってあります。 初期のもの?についてはこのようなケースもあります。 初期のもの?についてはこのような紙箱もあります。 型番101専用の紙箱です。ミニカーが大きいので特別に作ったのでしょう。 |
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SAFIR ミニカー 一覧 画像はマウスポインタを載せると向きが変わります。 |
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No.1
PEUGEOT VIS A VIS 1892 プジョー ヴィザヴィ 空色ボディの色違いが有ります No.2
PEUGEOT VICTORIA 1898 プジョー ヴィクトリア 赤色ボディの色違いが有ります No.3 PEUGEOT VICTORIA 1899 プジョー ヴィクトリア |
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No.4
PEUGEOT PARIS-MARSEILLE 1896 プジョー パリ-マルセイユ パリ-マルセイユ都市間レース優勝車です No.5
DECAUVILLE VIS A VIS 1901 デコービル ヴィザヴィ No.6 DELAHAYE VIS A VIS 1901 ドライエ ヴィザヴィ 赤いパラソルが目立ちます |
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No.7
RENAULT PARIS-VIENNE 1902 ルノー パリ-ウイーン パリ-ウイーン都市間レース優勝車です No.8
No.9 CITROEN B2 TAXI 1924 シトロエン B2 タクシー 黄色ボディの色違いが有ります |
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No.10
RENAULT COUPE 1900 ルノー クーペ 1/43サイズより大きめに出来ています。 白と緑色ボディの色違いが有ります No.11
CITROEN B2 FIRE TRUCK 1923 シトロエン B2 消防車 右サイドのホースリールの位置に スペアタイヤが付くものがあります No.12 CITROEN B2 AMBULANCE 1923 シトロエン B2 救急車 |
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No.13
CITROEN B2 MAIL TRUCK 1923 シトロエン B2 郵便車 No12の郵便配送車仕様で 屋根に集配袋が乗っています No.14
FIAT 8HP 1901 フィアット 8HP フィアットの一号車 白色ボディの色違いが有ります 幌が閉じた物もあります No.15 DAIMLER 1901 ダイムラー メルセデス ベンツの原型 |
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No.16
RENAULT 1899 ルノー 天蓋の形がユニークです No.17
PANHARD 1898 パナール 幌を立てた赤茶色ボディの色違いが有ります No.18 PEUGEOT COUPE 1900 プジョー クーペ 密閉式客室(クーペ)の原型 |
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No.19
PEUGEOT TOIT BOIS 1892 プジョー 木製ルーフ No.20
DAIMLER 9HP 1901 ダイムラー 9HP No15の幌を畳んだものです No.21 CITROEN B2 TAXI 1924 シトロエン B2 タクシー 客室には籐細工のような模様がついてます |
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No.22
CITROEN B2 TAXI 1924 シトロエン B2 タクシー 実際のNo22はNo21に運転席に屋根が付いて 幌を立てたものです(画像はNo21を流用しています) No.23
CITROEN B2 TAXI 1924 シトロエン B2 タクシー 実際のNo23はNo21に運転席に屋根が付いて 幌を畳んだものです(画像はNo21を流用しています) No.24 RENAULT 35HP 1906 ルノー 35HP 当時のルノーの最高級車です |
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No.25
RENAULT 35HP 1906 ルノー 35HP No24の幌を畳んだ物です No.26 ユニック タクシー No.27 UNIC TAXI 1908 ユニック タクシー No26の幌を立てたものです |
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No.101
GREGOIRE TRIPLE BERLINE 1910 グレゴアール トリプル ベルリーヌ SAFIRのなかでも一番好きなモデルです No.101
GREGOIRE TRIPLE BERLINE 1910 グレゴアール トリプル ベルリーヌ とてもユニークなボディ形式です No.101 GREGOIRE TRIPLE BERLINE 1910 グレゴアール トリプル ベルリーヌ 屋根が外せるようになっていて内部の 座席配置が分かります バスですね |
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バリエーションについて |
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ホイールなど | ||
同じモデルを比較しています。左側のモデルが初期の物と思われます。
ホイールが全く違っています。(透明プラスチックのホイールで白タイヤに対して白プラスチックのホイールで黒タイヤ) シート、幌、シャーシ(フェンダー)の色も違っています。 またランタンなどの金具もメッキの処理方法が違っています。 |
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シャーシの刻印 | ||
同じモデルの底番を比較しています。左側のモデルが初期の物と思われます。
左側はSAFIRのロゴ(白く囲った部分)がありますが、右側にはありません。 また、シャーシ自体も車軸受けの部分などが変更されています。 |
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