ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 1964 USA

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94250 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 410HP 3/4段手動変速 3段自動変速
性能: 
データーベースでフォード マーキュリーのミニカー検索

 

フォード マーキュリー モントレー マローダー アメリカ 1964

 

 マローダーはマーキュリーの上級車モントレーのスポーツ パッケージとして1963年に登場しました。この車はNASCAR(アメリカで人気のあるストックカーレース)へ参戦するために開発され、空力特性を良くする為余計な飾りがないシンプルなデザインです。マローダーは思惑どうりに当時のNASCARで活躍し、マッスルカーとして人気があったようです。

 

 ミニカーはヤトミン製で2007年頃に発売されました。昔のアメリカ車のフルサイズの伸びやかなスタイルを良く再現しています。特にリアは今ではとても考えられないほど長いです。

 

 

 

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FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 1964 USA

FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 402080102 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.61m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 270HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでマスタング 初代(1970年以前)のミニカー検索

 

フォード マスタング I コンバーチブル アメリカ 1964

 

 1964年に登場したマスタングは大規模な市場調査結果から企画された小型スポーティカーでした。既存のコンパクトカーファルコン(初代 1963年型)をベースにしており、その外観をスポーティに変えたものでした。マスタングは2ドア車だけでしたが、2年間で100万台も売れるほどの大成功を収めました。低価格ながら個性的なデザインが、財布の軽い若者と大きな車が苦手な女性に支持されたのが大ヒットの要因でした。

 

 また単なる低価格車ではなく各種の内外装オプション設定でカスタマイズができ、エンジンも6気筒2.8L(101HP)/3.3L(120HP)から高性能なV型8気筒4.3L(164HP)/4.7L(200-270HP)までありました。このフルチョイス システムと呼ばれる豊富なオプション設定もマスタングが成功した要因でした。ボディバリエーションとしては、ハードトップとコンバーチブル、1965年に追加されたファーストバックがありました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2003年頃に発売されたフォード100周年記念モデル 12台セットのひとつでした。フォードの特注品だったこともあり、このマスタング コンバーチブルは1/43ではベストのミニカーといえるほど非常に素晴らしい出来ばえです。プロポーションが抜群で実車のイメージが見事に再現され、細部の仕上げも1/43量産ミニカーでは限界と思われるところまでリアルに仕上げてあります。2005年には色違いが単体でも発売されました。初代マスタングのミニカーは非常にたくさんあります。当時物ではテクノ、コーギー、ディンキーなどがあり、フランクリン ミント、ダンバリー ミント、マッチボックス、ミニチャンプス、シュコー、グリーンライト、M2マシーン、ジョニーライトニングなどがあります。その一部ですが、当サイトのマスタングのページでまとめて紹介しています。 以下はミニチャンプスのコンバーチブルのフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。前フェンダー、ステアリングホイールのセンターに再現されたマスタングのロゴは拡大画像でないと良く見えませんが実に見事です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MUSTANG CONVERTIBLE 1
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 2

 以下は1966年に発売されたソリドの当時物のハードトップ(型番147)の画像です。発売当時はマスタング ハードトップのミニカーとして最高の出来ばえでした。ドアを開くと室内灯が点灯するギミックがついています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG HARDTOP 1
FORD MUSTANG HARDTOP 2

 以下はデンマークのテクノの当時物のカブリオレ(型番833)で、1966年に発売されました。当時物としては非常にレベルの高い出来ばえでした。ドア/ボンネット/トランクの開閉と前輪操舵のギミックが付いています。またテクノ独自のギミックである分解/組立が簡単にできる機能(参照ページ→モンザGTの分解/組立ギミック)も付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 3
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 4

 以下は2004年に発売されたミニチャンプスのファーストバック 1968年(型番400082021)の画像です。ボディ前後のオーバーハング部が長くなり、全長が大きくなっていることがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG FASTBACK 1
FORD MUSTANG FASTBACK 2

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FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 1966 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 262 1/43 148mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6.47m 全幅約2.02m
エンジン 変速機: V型8気筒 7.6L 340HP 3段自動変速
性能: 最高速202km/h
データーベースで リンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル リムジン アメリカ 1966

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目となりました。先代とは打って変わって無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前がタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお名前に「MK(マーク)」が付いた2ドアのコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブルのみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは出荷前に12マイルの走行試験を行うなど厳しい品質管理が行われ、アメリカ車として初めて2年間又は24000マイルの保証制度が適用されました。価格6000ドル以上の高級車で年間の販売台数は約3万台でした。

 

 

 ミニカーはコーギー製で、1967年に発売されました。モデルとなっているのはシカゴのリーマン ピーターソン(Lehmann-Peterson)社が製作していたホイールベースを延長したエグゼクティブ リムジン仕様で、バンパーの形状から1966年式と思われます。全長の長いリムジンを1/43でモデル化しているので約15㎝の迫力の大きさで、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。コーギーのビンテージミニカーの最高傑作といってよいでしょう。4ドア/トランク/ボンネットが開閉可能で、起毛処理された室内は豪華に見えます。さらにこのミニカーの最大の特徴は、凝ったカラーTVのギミックです。2列目シートの中央にカラーTVが装備されていて、それが点灯するのです。もちろん本物のTVではありませんが、詳しくは当方のギミック紹介ページをご覧ください→リンカーン コンチネンタル TVギミック 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 2

 以下はボンネットを開いたエンジンの画像と大きなトランクを開閉する画像です。トランク内部も起毛処理されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 3
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 4

 以下は2003年に発売されたイクソのコンチネンタル リムジン 1967年(型番CLC033)の画像です。ナンバープレートからホワイトハウスの公用車であることが分かります。トランクのアンテナはTV用か無線通信用のものでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 5
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 6

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FORD GALAXIE 500 1966 USA

FORD GALAXIE 500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1402 1/43 126㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 425HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 
データーベースでフォード ギャラクシーのミニカー検索

 

フォード ギャラクシー 500 アメリカ 1966

 

 1959年から登場したギャラクシーはフォードのフルサイズとしては一番値段の安い車でした。上級車のマーキュリーと同じボディを使い、エンジンは6気筒4L(150HP)からV型8気筒7L(425HP)まで非常に幅広いバリエーションがありました。したがってお得なファミリーセダンでもあり、またレース仕様のマッスルカーでもあったわけです。

 

 ギャラクシーには最上級クラスのLTD(リミッテド)というシリーズが追加され、1974年にはこの車が後継となりギャラクシーは無くなりました。なお似た名前でGALAXYという車がありますが、これはヨーロッパ フォードの現存するMPVです。

 

 

 ミニカーは絶頂期の仏ディンキー製の傑作です。4枚のドア、ボンネット、トランク開閉のフルギミックながら、プロポーションに破綻が無く直線的なデザインの実車の雰囲気を良く再現してあります。この時代のアメリカのフルサイズセダンのミニカーとして大変貴重なモデルでもあります。

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FORD THUNDERBIRD CONVERTIBLE 1966 USA

FORD THUNDERBIRD CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94224 1/43 121mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速204km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード コンバーチブル アメリカ 1966

 

 1964年にサンダーバードは第4世代に変わりました。先代に比べるとおとなしいデザインでより乗用車的になりました。同時期に発表されたマスタングとコンセプトが似ていたので、マスタングの兄貴分といった位置づけになりました。V型8気筒6.4L(315HP)エンジンが標準で、1966年にはオプションでV型8気筒7L(345HP)エンジンが追加されました。先代同様に年間販売台数が7万台ほどと、好調な売れ行きでした。

 

 先代同様ハードトップ クーペとコンバーチブルの2タイプがあり、2シーターのスポーツ ロードスター仕様もありました。ダミーのランドージョイント(幌の折畳み金具)がついたフォーマルな雰囲気を持つハードトップは、ランドーからタウン ランドーに名前が変わりましたが、この仕様が一番人気がありました。1966年のマイナーチェンジで、フロントグリルと一体化されていたバンパーが一般的なバンパーに代わり、フロントグリルがシンプルになり、テールライトは横幅いっぱいまで広がった横長の物に代わりました。(このテールライト かっこいいです)

 

 

 ミニカーはヤトミン製で、2007年頃に発売されました。1950-1970年代のアメリカ車を1/43でモデル化したコレクターズ エディションというシリーズの1台です。このシリーズは定価が1500円ほどで廉価版ミニカーの類ですが、結構きちんと作ってあり価格以上の良い出来ばえに仕上がっています。4代目サンダーバード 後期型をモデル化していますが、特徴的なフロント/リアのイメージが良く再現されています。なおヘッドライトの2灯が一体成型されてるので変形2灯風に見えますが、実際は独立した丸形4灯式です。4代目サンダーバードのミニカーは、これ以外ではビンテージ物の香港ディンキーとNEW RAYの物ぐらいしか無いので、車種的に貴重なモデルです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

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FORD MERCURY COUGAR 1967 USA

FORD MERCURY COUGAR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY 174 1/40? 121mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 320HP 3/4段手動変速 3段自動変速
性能: 
データーベースでマーキュリー クーガーのミニカー検索

 

フォード マーキュリー クーガー アメリカ 1967

 

 クーガーはマーキュリーのスペシャリティーカーとして1967年に登場しました。マスタングと主要なコンポーネントを共用していましたが、ホイールベースは3インチ長く車体もひとまわり大きくなっています。格納式ヘッドライトを採用したフロント全面グリルは同時期のサンダーバードと同じコンセプトで、万人向けのマスタングよりもスペシャリティーカーとしてよりスポーティになっています。

 

 ミニカーは英ディンキー後期のもので、1/43サイズより少し大きめに出来ています。メタル製のグリルが英ディンキーらしいつくりで、やや無骨ですがプロポーションは良く出来ています。

 

 

 

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FORD MERCURY MARAUDER X100 1969 USA

FORD MERCURY MARAUDER X100 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400082120 1/43 129㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 365HP 
性能: 最高速210km/h
データーベースでフォード マーキュリーのミニカー検索

 

フォード マーキュリー マローダー X100 アメリカ 1969

 

  1969年にマローダーはマーキュリーのスポーティモデルとして独立したブランドとなりました。V型8気筒 7L 360HPのハイパワーエンジンを搭載したマッスルカーでしたが、デザイン的にはリンカーンとそっくりのフロントなど見た目は上品な豪華車でした。ただ1970年頃ののアメリカの中型車はこのような感じのデザインが多いのですが。

 

 ミニカーはミニチャンプス製 フォード100周年記念としてモデル化されたものの色違いです。シンプルな大型車のミニカーは大雑把な感じになりやすいのですが、忠実に再現されたフロントやリアの細かい部分がリアリティを感じさせています。

 

 

 

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FORD THUNDERBIRD 1969 USA

FORD THUNDERBIRD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1419 1/43 121mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.26m 全幅約1.96m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速205km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード アメリカ 1969

 

 第5世代のサンダーバードが1967年に登場しました。ボディは大きくなり、フロント全面をグリルにしてヘッドライトをグリル内に格納するといった独創的なデザインが採用されました。テールライトも先代譲りの大きな物が使われました。1968-70年には格納式ヘッドライトを採用してフロント全面をグリルにするデザインの車がたくさん出ているのですが、このサンダーバードはその代表的な車でした。(実車画像→ヘッドライトを出した状態の画像)

 

 1964年に登場したマスタングとの差別化を計るため、観音開きの4ドア仕様が設定され高級車として内装も豪華になっていきました。ボディが大型化されたことで、上級車のリンカーン コンチネンタル MK IIIはサンダーバード 5代目とボディを共通化するようになりました。標準のエンジンはV型8気筒6.4L(315HP)、1968年にV型8気筒7L(360HP)が追加されました。1970年に大幅なデザインの変更がされ、特にフロントグリルは中央部が大きく突き出したデザインに変わりました。(実車画像→サンダーバード 1970年式)1972年に7代目にモデルチェンジし、サンダーバードとしては最大のサイズ(全長5.73m)となりました。(実車画像→サンダーバード 1972年式)

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたディンキー(仏)製で、2ドアクーペ(ランドー)をモデル化しています。大柄なアメリカ車を1/43でモデル化しているので、全長121㎜と大きなサイズになっています。当時最盛期であったディンキー(仏)はリアルな造形が特徴でしたので、このサンダーバードも当時としてはかなり良い出来ばえでした。(ランドージョイントを付けてあれば、さらにリアルになったのですが) 単4電池を使用してボディを下に押し下げると、テールライトが点灯するギミックがついていました。当時のアメリカ車はあまりミニカーになっていないので、このサンダーバードは当時物ミニカーとして貴重です。これ以外のサンダーバード 5代目のミニカーはナコラルの当時物、最近ではJOHNNY LIGHTNINGの1/64やNEO(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン/底板(電池s収納部)の画像です。リアの拡大画像はテールライトが点灯します。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

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FORD GT40 (MK I) 1969 USA

FORD GT40 (MK I) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JOUEF 7204 1/43 97㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.29m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 475HP 5段変速
性能: 最高速330km/h
データーベースでフォード GT40のミニカー検索

 

フォード GT40 (MK I) アメリカ 1969

 

 フォードは自社のイメージを上げる為に、耐久レース(主としてルマン、デイトナ、セブリング) で活躍することを計画しました。その手っ取り早い方法としてフェラーリを買収する交渉を始めましたが、この交渉は失敗しました。そこでイギリスのローラ社と提携し、フォードのエンジンを搭載するローラ GTをベースにしたレーシングカーの自社開発に乗り出しました。

 

 1964年にフォード GT (MK I)が完成しました。鋼鉄製モノコックシャーシにFRP製ボディを載せる構造で、エンジンはインディカー用に開発されたV型8気筒4.7L(350HP)をミドシップ搭載しています。 この車は公開時に車高が40インチ(1016mm)であることに驚いた記者がつけたGT40という通称で呼ばれるようになりました。(正式な名前はGTで、GT40とは厳密にはスポーツカークラスに認証された市販レーシングカーを示すようですが、当サイトでは全て通称のGT40で統一しています)

 

 

 1964年のデビュー戦はニュルブルクリングでリタイア、ルマンでもリタイアといった結果でした。1965年にはキャロル シェルビーがレースを統括することになり、デイトナで初めて勝利しましたが、あとは散々な結果でした。この経験を踏まえて、エンジンを7L(472HP)にパワーアップしたMK IIが1966年に登場しました。1966年ルマンでMK IIは1-2-3フィニッシュで優勝し、これはルマンでのアメリカ車の初優勝でした。

 1967年にJカーという名前で新規開発した車がMK IVとして登場し、ルマンとセブリングに出場しどちらも優勝しています。1968年のレギュレーション変更で5Lを超える大排気量エンジンが使えなくなったので、フォードは1967年限りでワークス活動を中止しました。その後も1968年と1969年にMK Iが優勝し、ルマン4連覇を達成しています。なおスポーツカークラスの認証用に生産されたMK Iの市販仕様がMK IIIで、ヘッドライトが丸形4灯になり、内装などが変更されています。2005年にフォード100周年を記念して、GT40をリメイクしたGTが限定生産されました。

 ミニカーはジョエフ製で数種類だけ製作された精密さを売りものにしたシリーズの1台で、1992年頃発売されました。1969年ルマン優勝車(GULFカラー)をモデル化しています。1/43サイズながらドアやカウルが開閉しエンジンやシャーシも精密に再現されています。プロポーション的にはやや平板でダイナミックさが足りないような感じもありますが、メカ部分のリアルな再現は非常に高い評価ができます。 以下はフロント/リアの拡大画像とドアの開閉ギミック/フロントのスペアタイヤ/リアのエンジン部の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD GT40 (MK I) 1
FORD GT40 (MK I) 2

 GT40のミニカーは非常にたくさんあります。当時ものではメーベトイ、ソリド、ディンキーなどがあり、少し古いところでBANG、BOXモデルなど、最近ではイクソ、ミニチャンプス、スパークなどがあります。またGT40の前身であるローラ GTとMK IVのプロトタイプであるJカー(GT J)をポリトーイがモデル化しています。 以下は1989年頃に発売された、ボックスモデルのフォード GT40(1/43 型番8453)の画像です。1966年のルマンで、エンジンのトラブルで完走できなかった59号車をモデル化しています。当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。リアカウルが開きエンジン部が再現されていますが、あまりリアルではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GT40 (MK I) 3
FORD GT40 (MK I) 4

 以下は2018年に発売されたルマン24時間レース カーコレクションのフォード GT40 #9 ルマン 優勝 1968年(No.4)の画像です。メーカーはスパークの関連会社とのことで、雑誌付きのミニカーながらもホイールやタイヤがリアルで細かいところまでデカールがきちんと貼られているなど結構良い出来ばえです。(ヘッドライトの取付けがやや雑ですが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GT40 (MK I) 5
FORD GT40 (MK I) 6

 以下は1968年に発売された、メーベトイのフォード GT40 MK II(1/43 型番A24)と1968年に発売されたデルプラド 世界の名車シリーズのフォード GT40 MK II(1/43 No.69)の画像です。この2台はGT40 MK IIをモデル化していて、リアカウルの形状などがMK Iと異なっています。メーベトイのGT40 MK IIは1960年代のミニカーとしては良い出来ばえで、ドアとフロント/リアカウルが開閉するフルギミックです。デルプラドのGT40 MK IIはメーカー不詳ですが、世界の名車シリーズのなかでは出来の良い部類です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GT40 (MK I) 7
FORD GT40 (MK I) 8

 以下は1966年に発売されたソリドのフォード GT40 ルマン 1965 (1/43 型番146)と1967年に発売されたディンキー(英)のフォード 40 RV (1/45 型番132)の画像です。ソリドのGT40は1965年ルマンでリタイアした2号車をモデル化しているようです。ヘッドライトをデカールで表現しているのがリアルさに欠けるなど、当時のソリドのミニカーとしては今一つの出来ばえです。フォード 40 RVはGT40をベースにして特別なクライアント向けに作られたロードカーとのことです。ディンキーは型番215でGT40をモデル化していますが、この40 RVはそれとはフロントカウルの形状を大幅に変えてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GT40 (MK I) 9
FORD LOLA GT

 以下は1967年に発売されたポリトーイのフォード ローラ GT (1/43 型番534)の画像です。ローラ GTはGT40のベースとなった車で、エンジンがリアルに再現されているなど当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LOLA GT 1
FORD LOLA GT 2

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FORD MUSTANG I BOSS 429 1970 USA

FORD MUSTANG I BOSS 429 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MATCHBOX YMC05 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.76m 全幅約1.81m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.9L 290HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでマスタング 初代(1970年以前)のミニカー検索

 

フォード マスタング I ボス 429 アメリカ 1970

 

 マスタングはコンパクトカーファルコン(初代 1963年型)をベースとしていたので当初はコンパクトカーでしたが、そのサイズは徐々に拡大され外観デザインも変わっていきました。外形寸法は1964年は全長4.61mX全幅1.73mでしたが、1967年に全長4.66mX全幅1.8m、1969年に全長4.76mX全幅1.82m、1972年には全長4.81mX全幅1.88mまで大きくなっています。フロントのデザインも1967年にノーズの奥行きが深くなり、1969年にグリル内にライトが追加されて4灯式となり、1970年には外側の2灯がインテークに代わり2灯式に戻り、1971年にはグリルが横幅いっぱいに広がりました。

 

 1969年のマイナーチェンジではボディがかなり大きくなり、よりスポーティな外観となりました。同時にファストバックにマッハ Iという高性能仕様が追加され、レース用のホモロゲーションモデルとしてボス(BOSS)シリーズも追加されました。ボス シリーズにはボス 302とボス 429の2タイプがあり、302はV型8気筒4.9L(302CI:キュービックインチ)(290HP)、429は7L(429CI)(375HP)エンジンを搭載していました。マスタングの高性能版としては、キャロル シェルビーがチューンしたシェルビー マスタング GT350/GT500もありました。

 

 

 ミニカーはマッチボックス コレクティブルのマッスルカーシリーズで、1997年頃に発売されました。マッスルカーシリーズは1960-1970年代のマッスルカー(高性能車)を十数種類ほどモデル化したもので、いずれも当時の1/43のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。このシリーズは後にマテルやアーテルが型を流用して、多少仕上げレベルを落とした再生産品を発売しています。このボス 429も灯火類がややレトロな作風ですが、実車の雰囲気がうまく再現されていて良い出来ばえだと思います。マスタング ボスのミニカーとしては、フランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、アーテルの1/18、グリーンライトの1/64、ジョニーライトニングの1/64などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MUSTANG BOSS 439 1
FORD MUSTANG BOSS 439 2

 以下は2004年頃に販売された、マッチボックスのボス 302(B6921)の画像です。マスタング40周年記念モデルとして、上述したボス 429の型を変更して再生産されたものです。BOSS 302のモデルとして、ボンネット上のエアスクープが取り外され、ボンネットとそれに連なるサイドの黒いストライプが追加されています。また実車同様にフロント グリルとリア パネルが黒く塗装されているので、塗装されてない429よりも迫力のある仕上がりとなっています。このミニカーはだいたい2000円くらいの安価なミニカーでしたが、オリジナルの429の出来が良いのでこの302もかなり出来の良いミニカーとなっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG BOSS 302 1
FORD MUSTANG BOSS 302 2

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