ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FORD THUNDERBIRD 1958 USA

FORD THUNDERBIRD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT UK17 1/43 122㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.8L 300HP 3段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速182km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード アメリカ 1958

 

 サンダーバードの2代目が1958年に登場しました。ボディが一回り大型化され、2シーターから4シーター車に変わりました。デザインの特徴は当時のセダンとしては低い車高(1.34m)で、これを達成するために変速機とドライブシャフトを収める長いセンターコンソールが前後シートの間に設けれていました。ヒサシのついたような4灯式ヘッドライトは2灯式から4灯式に切り替わる過渡的なデザインで、GM ビュイッククライスラー ニューヨーカーなど同時期のアメリカ車によくみられるデザインです。ハードトップとコンバーチブルがありました。

 

 エンジンはV型8気筒5.8L(300HP)で、後に新型のV型8気筒7L(350HP)が少数ながら設定されました。市場調査で初代は2シーター車ゆえに販売が伸び悩んでいることが判明し4シーター化されたのですが、この戦略は成功しました。総販売台数は約20万台と初代の4倍弱となり、高級パーソナルカー市場を拡大させる車となりました。1961年に3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはフランクリンミント製で、1990年頃に発売されていた1/43のシリーズ物の一つです。フランクリンミントの1/43は、当時としては非常に精密なミニカーで、ドアやボンネットが開閉し、室内だけではなくエンジンやサスペンションなどもリアルに再現されています。壊れにくい金属製パーツを主体的に使っているので、作風が少しレトロな雰囲気になっています。フランクリンミントの精密ながらも昔懐かしい感じの作風が私は好きです。以下はリアの拡大画像/室内の拡大画像とよくできたエンジンやサスペンションの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

 サンダーバード2代目の当時物ミニカーとしては、コーギー、ディンキー、マッチボックスのビンテージ物があります。最近の物ではサンスターの1/18、NEO(レジン製)の1/43などがあります。 以下はコーギーの当時物(型番215)の画像です。(型番214でハードトップ仕様もありました) 縮尺は1/48 と小さめですが、50年以上も昔に作られたミニカーとしては良くできていると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 3
FORD THUNDERBIRD 4

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FORD LINCOLN CONTINENTAL CABRIOLET 1961 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT PW05 1/43 125㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル カブリオレ アメリカ 1961

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目となりました。先代とは打って変わって無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前がタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお名前に「MK(マーク)」が付いた2ドアのコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブル(ソフトトップは電動格納式→格納動画)のみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは大幅なデザイン変更なしに、1969年まで生産されました。このデザインを変えない方針は4代目リンカーン コンチネンタルのイメージを世間に定着させることになりました。暗殺されたJ.F.ケネディ大統領の大統領専用車としても有名でした。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミントの1960年代のアメリカ車をモデル化した1960年代シリーズの1台で、1990年に発売されました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風ですが、エンジンやサスペンションが再現され、カブリオレなので室内も良く再現されていて、実に素晴らしい出来ばえです。ただフロントスクリーンがやや大きめでアンバランスな感じがするのは惜しいです。 以下はフランクリン ミントのフロント/リアの拡大画像と観音開きで開くドア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

 以下はボンネットを開いたエンジン部の画像と底板の画像です。エンジンやサスペンションがそこそこ精密に再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 3
FORD LINCOLN CONTINENTAL 4

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FORD H-SERIES CAR TRANSPORTER (CARRIMORE) 1961 USA

FORD H-SERIES CAR TRANSPORTER (CARRIMORE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 1138 1/48 270mm (キャブ単体 103㎜)

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約13m 全幅約2.8m
エンジン 変速機: 気筒 12L ディーゼル 180-220HP 5段変速
性能: 最高速 不詳 最大積載量 25t
データーベースでフォード Hシリーズ トラックのミニカー検索

 

フォード H シリーズ カートランスポーター (キャリモア) アメリカ 1961

 

 フォード UKの商用トラックの概要についてD800 トラックの欄に記載しました。フォード USAの商用トラックについて概要を説明します。1930年代までは乗用車のT型/A型/V8型をベースにしたピックアップやバンがほとんどでした。1940年代になると中型商用トラックのFシリーズが登場します。Fシリーズはピックアップ、パネルバン、トラック、バス用シャーシなど様々な用途で幅広く使われています。なおアメリカではピックアップは乗用車と同じような感覚で使われますので、ピックアップは純粋の商用車ではありません。

 

 Fシリーズの大型モデルは1960年代にボンネット式大型トラックのNシリーズに変わり、1970年代にはLシリーズに発展しました。Lシリーズは1990年代にLTL-9000やAEROMAXに発展しました。COEと呼ばれるキャブオーバー式大型トラックのCシリーズが1957年に登場しました。Cシリーズには背の高いキャブを特徴とするHシリーズが追加され、Hシリーズにはフォード トラック初のディーゼルエンジン仕様も設定されました。HシリーズはWシリーズ、CLシリーズ、1990年代のCARGOに発展していきました。フォードは1996年にこれらの大型トラックの製造権をフレイトライナー社に売却し、大型トラック市場から撤退しました。
データーベースでフォード Fシリーズ トラックのミニカー検索
データーベースでフォード Cシリーズ トラックのミニカー検索

 

 

 ミニカーはコーギー製の当時物で、Hシリーズのカートランスポーター仕様ををモデル化しています。トラクターキャブは当時としては非常にリアルな造形で、ドアミラーや屋根上のホーンなどの細部も良く再現してあり非常に良い出来ばえです。カートランスポーターは「CORGI CARS」ロゴのついたパネルやリアのランプ台などはコーギーの創作のようですが、当時のキャリモア社のMK IIIという実在するカートランスポーターをモデル化しているようです。カートランスポーターのミニカーはたくさんありますが、ビンテージ ミニカーのなかではこのコーギー製が一番優れていると思います。何故かというとカートランスポーターに車を積載するギミック動作がいかにもそれらしくて楽しいからです。

 最近のEXOTOの1/43モデル(例:バルトレッティ トランスポーター)などはもっと精密にできていますが、EXOTO製では壊れることが心配で気軽に楽しむ気持ちにはなれません。以下このミニカーのギミックを簡易動画で紹介します。個人的に好きなミニカーなのでいつもより手が込んだ動画になってしまい、ファイル容量が大きいので少し動作が遅いです。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします) まずはキャブ単体とカートランスポーターです。キャブ上半分をチルトさせて開くと、そこそこリアルに再現されたエンジンが見えます。カートランスポーターの車両を載せる台の赤い車止めは位置をスライドさせて変えることができます。

FORD H TRACTOR
CAR TRANSPORTER 1

 次は車両を積み込む為の後部のランプ台の動作と、トラクターとの連結動作です。上段を支えるレバー部分の赤い矢印を合わせた位置で、リアドア(ランプ台)のロックが外れます。トラクターにカートランスポーターを接続して折り畳み式前輪を引き上げると接続がロックされます。折り畳み式前輪を下におろすと、ロックが外れるようになっています。
CAR TRANSPORTER 2
CAR TRANSPORTER 3

  最後は車を積み込む動作です。カートランスポーターの縮尺が1/48と少し小さいので、1/43サイズのミニカーの場合は小型車でないと上段に3台乗せることはできません。
FORD CAR TRANSPORTER

 なおフォード USAのトラクターとイギリス キャリモア社のカートランスポーターの組合せは現実にはなかったと思いますが、このミニカーは北米市場向けだったとのことでこのような組合わせになったようです。後に同じカートランスポーターでトラクターをスキャメルに変えたもの(型番1148)も発売されてます。またコーギーは積み込む台を3段式にしたカートランスポーター(型番1146)も作っていますが、さすがにこれは現実味がなく不格好です。このHシリーズのキャブを使ったレッカー車やコンテナトレーラーもモデル化されています。

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FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 1961 USA

FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 1143 1/48 113mm (ブーム含み 121㎜)

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2.4m
エンジン 変速機: 気筒 12L ディーゼル 180-220HP 5段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでレッカー車(牽引車)のミニカー検索

 

フォード H シリーズ レッカー車 ホルムズ アメリカ 1961

 

 レッカー車とは自走できなくなった車の前輪又は後輪を吊り上げ、牽引するための装置を備えた特種車両です。英語ではTOW TRUCK 、WRECKER、RECOVERY VEHICLEと呼びます。レッカー車には色々なタイプがありますが、現在のレッカー車の元祖はアメリカ人のアーネスト ホルムズが1913年に考案しました。

 ホルムズの考案の基本はレッカー車に2本のブーム(クレーンの腕)を備えることでした。片方のクレーンのフックを安定した物に接続してレッカー車を固定すれば、レッカー車が傾くことなく安定した状態で、もう片方のクレーンで車が回収できるというものです。(以下はこのミニカーの箱絵で、ここに描かれているような作業です) ホルムズは特許取得後にレッカー車関係の設備を販売するアーネスト ホルムズ社を設立しています。

 

FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 1

 

 

 ミニカーはコーギー製で、1967年に発売されました。フォードのHシリーズ キャブオーバー式トラックのホルムズ レッカー車仕様のモデル化で、作業員のフィギュアが2体付いています。(Hシリーズなどのフォード USAのトラックについてはHシリーズ カートランスポーターの欄を参照されたし) このレッカー車の実車をWEB検索してみましたが、それらしい物が見当たらないので、このレッカー車はたぶんコーギーの創作で実車は存在しないと思われます。

 ただしブームを2本使うホルムズのレッカー車はたくさん実物が見つかるので、このレッカー車部分は創作ではありません。2本のブームは自由に動き、ウインチは実際に巻き取ることができます。ウインチの巻き取りはレッカーの側面にあるタイヤ(巻き取りホイール)を回すことで行うのですが、単純な巻き取りではなく非常に凝った構造になっています。

 巻き取りホイールには簡単なラチェット機構が付いていてカチカチとした操作感があり、ワイヤー側から引っ張っても簡単には緩みません。また巻取り部の上部にある赤いライトはウインチの左右連動と左右独立を切り替えるレバーになっています。なおブームなどの金属パーツは現状では錆びたくすんだ色をしていますが、新品の時は金メッキで輝いていたはずです。(50年も前のことなので覚えていませんが)

 以下はトラック キャブのチルト動作と、クレーン操作部分の拡大画像です。キャブはドアミラーや屋根上のホーンなどの細部が良く再現してあり、非常に良い出来ばえです。上半分をチルトさせて開くと、そこそこリアルに再現されたエンジンが見えます。クレーン操作部の赤いライトは巻き取り動作の切り替えレバーで、中央位置にすると左右のウインチが連動します。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変わります)
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 3
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 4

 子供のおもちゃであったミニカーに、ここまで実車に似せた機能を組み込んだことに私は感心します。さらに今回新しく気が付いたことがあります。ウインチの先端のフックの上に丸い球が付いていますが、これは何故ついているのでしょうか。本物のレッカー車にこのような球は付いていません。これは私の推測ですが、この球の重さでワイヤー(実際は糸ですが)がだらしなく弛まないようにしているようです。(フックだけでは重さが足らないので) そんな訳でこのレッカー車は、コーギーの設計者がずいぶん思い入れを込めて設計したことが分かります。

 私が長々とこのレッカー車の説明を書いたのは、昔のミニカーの中には現在のミニカーよりも技術的に高度なものがあったことを知ってもらいたいからです。現在のマニア向けミニカーは外観をリアルに再現することに重きを置いていますが、これは技術的に難しい訳ではなく作るのに細かい手作業が必要なだけです。(型を作る職人の技術は必要ですが) それに対して昔のミニカーは触って楽しむことに重きを置いているので、触っても簡単に壊れないことが絶対条件で、なおかつ面白いギミック(可動部など)を工夫してありました。スケールモデル至上主義的なマニアが増えたことやコストと少量生産対応のからみなど色々な理由で、1/43サイズではギミックの付いたミニカーが少なくなりました。ただ台座から取り外すことさえもできないミニカーよりも、ギミックの付いたミニカーのほうが何倍も楽しめることは間違いない事実です。以下はレッカー作業をミニカーで再現してみた簡易動画です。(画像のマウスオーバー又はタップで動画がスタートします)
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 2

 コーギーは同じレッカー部分を使って型番1144で、ベルリエ TLM ホルムズ レッカー車も作っています。ただコストダウンで、ワイヤー巻取り部の左右連動などの凝った構造は簡素化されています。それと同じレッカー部分は最近のUSA版コーギーのレッカー車にも使われています。単純な1本のクレーンを持つレッカー車、軍用の戦車回収車、空港の飛行機の牽引車、クレーンの無い車両運搬車など、大小様々な種類のレッカー車がミニカーになっています。
データーベースでレッカー車(牽引車)のミニカー検索

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FORD LINCOLN CONTINENTAL 1962 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 829 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速201km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル アメリカ 1962

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目に代わりました。無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前はタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお「MK(マーク)」が付いたコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブル(ソフトトップは電動格納式→格納動画)のみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは大幅なデザイン変更なしに、1969年まで生産されました。このデザインを変えない方針は4代目リンカーン コンチネンタルのイメージを世間に定着させることになりました。暗殺されたJ.F.ケネディ大統領の大統領専用車としても有名でした。

 

 

 ミニカーはテクノ製で、1963年に発売されました。デンマークのテクノは1950-1960年代に乗用車や商用車を1/43でモデル化していました。後期の物には高度な分解組立ギミックが付いていました。(参照ページ→モンザ GT ギミック) このコンチネンタルはフロントグリルの意匠から1962年式をモデル化しているようです。キャビン部分が少し小さめにデフォルメされているので、前述したコンバーチブルより大きく見えますがほぼ同じサイズです。グリルやバンパーなどが金属製で素朴で頑丈な作りになっていて、ボンネットとトランクが可動します。 (なお分解組立ギミックはこのミニカーには付いていません) 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

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FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 1962 USA

FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT PW33 1/43 122mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 300HP 3段自動変速
性能: 最高速203km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード スポーツ ロードスター  アメリカ 1962

 

 サンダーバード 3代目が1961年に登場しました。デザインは未来の車をイメージしたというスタイリング 実験車レバーカーのイメージを取り込んだ流線型の極めて斬新なものでした。シンプルで独創的なフロントは今見ても魅力的ですし、ジェット機の排気口をイメージした丸型のリアライトはかっこいいです。300HPのハイパワー車でしたが、柔らかいサスペンションを持つ極めてアメリカ的な高級車でした。ハードトップとコンバーチブルの設定があり年間7万台以上も販売されるほど大ヒットし、フォード車のイメージアップに大きく貢献しました。

 

 サンダーバードはT-BIRDと呼ばれ、当時の若者にも人気があったようです。1960年代のビーチ ボーイズの流行歌「FUN FUN FUN」には父親のT-BIRDでドライブする娘の話が出てきます。1962年にはコンバーチブルのリアシートをFRP製のカバーで覆って2シータに見せかけた、スポーツ ロードスターが登場しました。またハードトップにビニールレザーを張りランドージョイント(開閉金具)を付けて幌風に見せかけたランドー仕様がハードトップに次ぐ人気となり、以後のサンダーバードにも継承されました。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミント製の1/43で、1991年に発売されました。これは「1960年代のクラシックカー」という1960年代の名車12台を1/43でモデル化したシリーズの1台です。このシリーズは1台9500円と高価でしたが、ドアやボンネットが可動し、エンジンやシャーシのメカ部分が再現された当時最も精密な1/43のミニカーでした。(「1950年代のクラシックカー」シリーズもありました) このサンダーバードはヘッドライトが透明プラでないところなどがややレトロな作風ですが、かなり良く出来ています。 以下はフロント/リアの拡大画像とエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

 サンダーバード 3代目のミニカーとしてはソリドの当時物、アンソンの1/18、 JOHNNY LIGHTNINGの1/64、最近のレジン製ではMATRIXなどがあります。1963年に発売されたソリドの当時物はハードトップ(型番128)をモデル化していました。以下はそのハードトップの型をリファインして1985年頃に発売されたコンバーチブル(型番4504)の画像です。ボンネットが開閉でき、エンジンが再現されています。室内は紙のシールでドアの内張を表現しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 3
FORD THUNDERBIRD 4

 以下は1988年頃に発売されたソリドのG.スポーツ(スポーツ ロードスター)(型番4517)の画像です。上述したコンバーチブルのバリエーションで、リアシートのFRP製カバーが追加され、ホイールがワイヤースポーク タイプに変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 1
FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 2

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FORD LINCOLN CONTINENTAL 1963 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 170 1/43 129mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 320HP 3段自動変速
性能: 最高速201km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル アメリカ 1963

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目に代わりました。無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前はタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお「MK(マーク)」が付いたコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブルのみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは出荷前に12マイルの走行試験を行うなど厳しい品質管理が行われ、アメリカ車として初めて2年間又は24000マイルの保証制度が適用されました。価格6000ドル以上の高級車で年間の販売台数は約3万台でした。

 

 

 ミニカーはディンキー製(英)の当時物で、1964年に発売されました。発売年度とフロントグリルの意匠から、1963年式をモデル化しているものと思われます。公称の1/43より少し大きめに出来ているようですが、プロポーションが良く、ディンキー(英)中期の傑作ミニカーのひとつといってよいでしょう。 以下はのフロント/リアの拡大画像とトランク/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

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FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 1964 USA

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94250 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.47m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 425HP 3/4段手動変速 3段自動変速
性能: 最高速186km/h
データーベースでフォード マーキュリーのミニカー検索

 

フォード マーキュリー モントレー マローダー アメリカ 1964

 

 1960年代前半のマーキュリーのフルサイズカーにはモントレー、モンテクレア、パークレーン、S-55がありました。S-55のSはSPECIALの意味でこの車は1962年から1963年と1966年から1967年の各2年間だけ生産された特別仕様の高性能車で、1957年のターンパイククルーザーの後継車でもありました。標準でV型8気筒6.4L/6.7L(385-405HP)エンジン、オプションのレース仕様ではV型8気筒7L(425HP)エンジンを搭載していました。S55とは別にモントレーの2ドアハードトップクーペに高性能エンジンを搭載したスポーツ パッケージとしてモントレー マローダーが1963年に設定され、1964年には4ドアハードトップにも設定されました。

 

 1963年式のモントレーのセダンは逆傾斜したリアウィンドーが特徴だったのですが、マローダーはNASCAR(アメリカで人気のあるストックカーレース)へ参戦することを目的としていたので、空力特性を良くする為余計な飾りがないシンプルなハードトップクーペでした。(実車画像→ マーキュリー モントレー セダン 1963) エンジンはS-55と同じ高性能エンジンを搭載していました。レース仕様がNASCARで活躍したことで、マローダーはマッスルカーとして人気がありました。 1969年にマローダ 2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはヤトミン製で2007年頃に発売されました。1950-1970年代のアメリカ車をモデル化したシリーズの1台でした。このシリーズは定価1400円ほどの安価なミニカーでしたのであまり細かいところまでは仕上げられていませんが、実車の雰囲気は良く再現されていました。このモントレー マローダーもフロント/リアの造形がそこそこリアルで、シンプルで伸びやかなスタイルのマローダーがうまく再現されています。昔のアメリカのフルサイズカーはサイズが大きいのですが、特にリアは今ではとても考えられないほど長いです。現代的な観点では無駄の塊のようなデザインなのですが、無駄があるからこそ成立するこの車のようなデザインも捨てがたいです。これ以外のモントレー マローダーのミニカーは同じヤトミンの1/18、アーテルの1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 1
FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 2

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FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 1964 USA

FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 402080102 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.61m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 270HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでマスタング 初代(1970年以前)のミニカー検索

 

フォード マスタング I コンバーチブル アメリカ 1964

 

 1964年に登場したマスタングは大規模な市場調査結果から企画された小型スポーティカーでした。既存のコンパクトカーファルコン(初代 1963年型)をベースにしており、その外観をスポーティに変えたものでした。マスタングは2ドア車だけでしたが、2年間で100万台も売れるほどの大成功を収めました。低価格ながら個性的なデザインが、財布の軽い若者と大きな車が苦手な女性に支持されたのが大ヒットの要因でした。

 

 また単なる低価格車ではなく各種の内外装オプション設定でカスタマイズができ、エンジンも6気筒2.8L(101HP)/3.3L(120HP)から高性能なV型8気筒4.3L(164HP)/4.7L(200-270HP)までありました。このフルチョイス システムと呼ばれる豊富なオプション設定もマスタングが成功した要因でした。ボディバリエーションとしては、ハードトップとコンバーチブル、1965年に追加されたファーストバックがありました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2003年頃に発売されたフォード100周年記念モデル 12台セットのひとつでした。フォードの特注品だったこともあり、このマスタング コンバーチブルは1/43ではベストのミニカーといえるほど非常に素晴らしい出来ばえです。プロポーションが抜群で実車のイメージが見事に再現され、細部の仕上げも1/43量産ミニカーでは限界と思われるところまでリアルに仕上げてあります。2005年には色違いが単体でも発売されました。初代マスタングのミニカーは非常にたくさんあります。当時物ではテクノ、コーギー、ディンキーなどがあり、フランクリン ミント、ダンバリー ミント、マッチボックス、ミニチャンプス、シュコー、グリーンライト、M2マシーン、ジョニーライトニングなどがあります。その一部ですが、当サイトのマスタングのページでまとめて紹介しています。 以下はミニチャンプスのコンバーチブルのフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。前フェンダー、ステアリングホイールのセンターに再現されたマスタングのロゴは拡大画像でないと良く見えませんが実に見事です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MUSTANG CONVERTIBLE 1
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 2

 以下は1966年に発売されたソリドの当時物のハードトップ(型番147)の画像です。発売当時はマスタング ハードトップのミニカーとして最高の出来ばえでした。ドアを開くと室内灯が点灯するギミックがついています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG HARDTOP 1
FORD MUSTANG HARDTOP 2

 以下はデンマークのテクノの当時物のカブリオレ(型番833)で、1966年に発売されました。当時物としては非常にレベルの高い出来ばえでした。ドア/ボンネット/トランクの開閉と前輪操舵のギミックが付いています。またテクノ独自のギミックである分解/組立が簡単にできる機能(参照ページ→モンザGTの分解/組立ギミック)も付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 3
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 4

 以下は2004年に発売されたミニチャンプスのファーストバック 1968年(型番400082021)の画像です。ボディ前後のオーバーハング部が長くなり、全長が大きくなっていることがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG FASTBACK 1
FORD MUSTANG FASTBACK 2

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FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 1966 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 262 1/43 148mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6.47m 全幅約2.02m
エンジン 変速機: V型8気筒 7.6L 340HP 3段自動変速
性能: 最高速202km/h
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フォード リンカーン コンチネンタル リムジン アメリカ 1966

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目となりました。先代とは打って変わって無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前がタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお名前に「MK(マーク)」が付いた2ドアのコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブルのみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは出荷前に12マイルの走行試験を行うなど厳しい品質管理が行われ、アメリカ車として初めて2年間又は24000マイルの保証制度が適用されました。価格6000ドル以上の高級車で年間の販売台数は約3万台でした。

 

 

 ミニカーはコーギー製で、1967年に発売されました。モデルとなっているのはシカゴのリーマン ピーターソン(Lehmann-Peterson)社が製作していたホイールベースを延長したエグゼクティブ リムジン仕様で、バンパーの形状から1966年式と思われます。全長の長いリムジンを1/43でモデル化しているので約15㎝の迫力の大きさで、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。コーギーのビンテージミニカーの最高傑作といってよいでしょう。4ドア/トランク/ボンネットが開閉可能で、起毛処理された室内は豪華に見えます。さらにこのミニカーの最大の特徴は、凝ったカラーTVのギミックです。2列目シートの中央にカラーTVが装備されていて、それが点灯するのです。もちろん本物のTVではありませんが、詳しくは当方のギミック紹介ページをご覧ください→リンカーン コンチネンタル TVギミック 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 2

 以下はボンネットを開いたエンジンの画像と大きなトランクを開閉する画像です。トランク内部も起毛処理されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 3
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 4

 以下は2003年に発売されたイクソのコンチネンタル リムジン 1967年(型番CLC033)の画像です。ナンバープレートからホワイトハウスの公用車であることが分かります。トランクのアンテナはTV用か無線通信用のものでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 5
FORD LINCOLN CONTINENTAL LIMOUSINE 6

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