ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

VOLKSWAGEN 411 (TYPE 4) 1969 GERMANY

VOLKSWAGEN 411 (TYPE 4) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 9491 1/41 113㎜

 

フォルクスワーゲン 411 (タイプ 4) ドイツ 1969

 

 1968年に登場した411はタイプ4と呼ばれ、空冷エンジン(4気筒 1679cc 68HP)のリア配置という基本方式は踏襲したものの、モノコック ボディ、全輪独立懸架など新技術を取り込んだ意欲的な車でした。また4ドアが採用され、ボディもかなり大きくなりました。ただデザイン的にはフロント部分が長すぎてバランスが悪いなど不評でした。

 

 1972年にはフロントのデザインを変更して412となりましたが、人気は回復せず1974年に生産中止となりました。この412がフォルクスワーゲン最後のリアエンジン車でした。

 ミニカーはガマ製で、実車が不人気だったので当時物のミニカーはこれぐらいしかありません。ミニカーを見てもこのデザインが不評だったことが分かる気がします。なおボンネットが黒なのは、実車にあったかどうかは?ですが、スポーツタイプということです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.7L 68HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
 

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VOLKSWAGEN BEETLE 1302 1970 GERMANY

VOLKSWAGEN BEETLE 1302 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430055006 1/43 97㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.3L 40HP 4段変速
性能: 最高速122km/h
データーベースでフォルクスワーゲン ビートルのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン ビートル 1302 ドイツ 1970

 

 ビートルのエンジンは1954年に1192ccに、1965年に1285ccに拡大され、1966年には1493ccが追加されました。最初2分割だったリア ウインドーは1953年に一枚のオーバル タイプとなり、1955年にはさらに大型に変わりました。見た目の違いとしては、それ意外にもバンパー、前後のライト、ライセンス プレート、ウインカー、ホイールキャップなどが変わっています。

 

 ミニカーはミニチャンプス製 1970年式の1302で、最終型の1303の一つ前のモデルです。上の初期型のモデルと見比べると、上述した改良箇所が全て再現されていることが分かります。さらに前後のフードの形状、フェンダーの形状、室内のインパネ、ステアリングなども変更されています。

 

 

 ここまで徹底してモデル化されるのも、ビートルなればこそですし、またそこまで実現させるミニチャンプスもたいした物だと思います。(蛇足ですが、1303のモデルももちろんあります)

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VOLKSWAGEN K70 1970 GERMANY

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MARKLIN 1837 1/43 102mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 90HP 4段変速
性能: 最高速157km/h

 

フォルクスワーゲン K70 ドイツ 1970

 

 この車は元々NSUがロータリーエンジンを搭載したRo80のレシプロ エンジン版として開発された車でした。しかし1969年にNSUがアウトウニオンと合併しフォルクスワーゲンの傘下となった為、1970年にK70という名前でフォルクスワーゲンから登場しました。それまでのフォルクスワーゲン車とまったく違った感じがするのはその為です。

 

 初の水冷エンジン(4気筒 1.6L 90HP)による前輪駆動車ということになり411の不振を挽回するはずでしたが、何故かこの車も人気が出ませんでした。この頃のフォルクスワーゲンは、前輪駆動車への過渡期で色々と試行錯誤していたようです。

 

 

 実車が不人気だったので、K70も当時物のミニカーはこのメルクリン製ぐらいしかありません。シンプルで直線的なデザインのこの車が良く再現されています。特に大きなガラス玉を使ったヘッドライトが印象的です。

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VOLKSWAGEN PASSAT 1973 GERMANY

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SCHUCO 301-614 1/43 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 75HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでフォルクスワーゲン パサートのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン パサート ドイツ 1973

 

 ビートルから脱却し新世代のフォルクスワーゲンの先駆けとなったのが、このパサートでした。この車も実はK70のようにグループ内のアウディ 80をベースとする車でした。アウディ 80はノッチバックでしたが、パサートはよりスポーティなハッチバックで、デザインはイタルデザインのジウジアーロでした。

 

 車の人気は概ね見た目の善し悪しで決まることが多いのですが、パサートはこの直線的なデザインでヒットしました。水冷4気筒エンジン(1.5、1.6L)をフロントに縦置した前輪駆動車でした。

 

 

 ミニカーはシュコーの当時物です。1975年頃のシュコーのミニカーはダイキャストの肉が薄いシャープな作りで、当時としては最高レベルの出来でした。(ただライトがグリルと一体のメッキパーツとなっているのが今ひとつでしたが) このパサートは実車のイメージを良く再現しています。

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VOLKSWAGEN SCIROCCO 1974 GERMANY

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SCHUCO 301-620 1/43 91mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 4段変速
性能: 最高速162km/h
データーベースでフォルクスワーゲン シロッコのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン シロッコ ドイツ 1974

 

 フォルクスワーゲン新世代の第2弾はこのスポーティなクーペモデルのシロッコでした。ちなみにパサート、シロッコとはどちらも季節風の名前で、新世代を象徴しています。パサートと同じコンセプトのデザインはやはりイタルデザインのジウジアー ロによる物で、短くされたテールが実に軽快な感じがします。

 

 この車は直ぐ後に登場するビートル後継車のゴルフをベースにしたクーペで、つまりはカルマンギア クーペの後継車という位置づけなのでかっこいいわけです。エンジン(4気筒 1.3/1.5L)などメカはゴルフと同じでしたが、ハンドリングなどはスポーティな味付けがされていたようです。

 

 

 ミニカーは上記と同じシュコーの当時物です。当時のシュコーは意欲的に自国車をモデル化していたので、ほとんどの車が揃っています。またフル ギミックで技術的にも優れていました。ただたくさん作りすぎた為か?、シュコーは1976年頃に一度倒産しています。

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VOLKSWAGEN GOLF 1974 GERMANY

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SCHUCO 301-621 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでフォルクスワーゲン ゴルフ Iのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン ゴルフ ドイツ 1974

 

 フォルクスワーゲン新世代の本命であるビートルの後継車ゴルフは1974年に登場しました。このゴルフという名前はスポーツのゴルフの意とメキシコ湾流(による風)の意もあるそうです。背が高い独特なスタイルはイタルデザインのジウジアーロのデザインで、コンパクトながらも広い室内を実現しています。

 

 パサートと同じ4気筒エンジンを使っていますが、横置に配置した前輪駆動方式もコンパクトな外形寸法を可能にしています。この車は大ヒットし、その後の小型車設計に多大な影響を与えた傑作車となりました。

 

 

 このミニカーも上記と同じシュコーの当時物で、当時としてはかなり出来の良いものでした。ただ実車が大ヒットした割りには、当時物のミニカーは意外と少ないです。これ以外には同じ型を使ったガマ、ソリドの廉価版、メーベトーイぐらいだったと思います。

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VOLKSWAGEN POLO 1975 GERMANY

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SCHUCO 301-623 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: 4気筒 895cc 40HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでフォルクスワーゲン ポロのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン ポロ ドイツ 1975

 

 フォルクスワーゲン新世代最後のモデルはポロで、895cc(40HP)エンジンを搭載したフォルクスワーゲンで一番小さい車でした。この車も先行して発表されていたアウディ 50をベースにしていました。アウディ 50と外観のデザインは同じで、エンブレムが違うだけの姉妹車でした。アウディ 50は当初 4気筒1.1L(50HP)エンジンを搭載しており、ポロより上級な車という位置づけでした。(アウディにも後に895ccや1.3Lエンジンが追加されました)

 

 なおポロは翌年には1.1L(50HP)エンジンが追加され、その後1.3L(60HP)エンジンとそれを搭載したノッチバック スタイルのダービィも追加されました。なおポロという名前はスポーツのポロの意でゴルフに絡めた名前のようですが、真相は不明だそうです。

 

 

 このミニカーもシュコーの当時物です。小さいながらリアゲートも開閉するなどなかなか良い出来です。実車同様にフロントグリルをアウディ仕様に変えたアウディ 50もモデル化されてます。 

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VOLKSWAGEN GOLF GTi 1976 GERMANY

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DELPRADO 26 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 110HP 4段変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでフォルクスワーゲン ゴルフ Iのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン ゴルフ Gti ドイツ 1976

 

 ゴルフは1977年には生産累計100万台を達成し、1979年には年産66万台でカローラを抜いて量産車世界一にもなりました。当初エンジンは1.1L(50HP)と1.5L(70HP)の2つでしたが、1.3L(60HP)、高性能版1.6L(82HP)、経済版ディーゼル1.5L(50HP)が追加されました。ボディもカルマン製のカブリオレ、北米向けのピックアップ タイプのラビット(Rabbit)、3ボックス セダンのジェッタなどのバリエーションがありました。

 

 また1976年に追加された高性能版GTiは、燃料噴射式1.6L(110hp)のハイパワーエンジンと硬められたサスペンションで、最高速180km/hの本格的なスポーツ仕様でした。初代のゴルフは1983年まで作られました。

 

 

 ミニカーはデルプラド製です。GTiに特有の4灯式ライトと赤い縁取りが再現されています。デルプラドとしては出来の良い方だと思います。

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VOLKSWAGEN JETTA 1979 GERMANY

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SCHABAK 1001 1/43 100mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.27m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 4段変速
性能: 最高速156km/h

 

フォルクスワーゲン ジェッタ ドイツ 1979

 

 ジェッタはゴルフのノッチバックセダン版で1979年に登場しました。ゴルフより上級な車で、北米市場やハッチバックを好まない保守層向けに2ドアと4ドアが設定され、ヘッドライトは角形に変えてありました。追加されたトランクはこのクラスでは最大の容量でした。エンジンはゴルフとほぼ同じ4気筒1.1L」/1.3L/1.5L(70HP)/1.6Lエンジン、4気筒1.6Lディーゼルエンジンが設定され、4段変速 最高速156km/h(1.5L)の性能でした。

 

 北米市場ではラビットという名前でゴルフも販売されていたのですが、ジェッタのほうが良く売れました。北米市場に1984年に設定されたGLIは4気筒1.8L(90HP)エンジンを搭載し5段変速で最高速172km/hと高性能でしたが、この車が主力モデルとして売れたようです。

 

 

 ミニカーはドイツのシャバック製で、当時物としてはこれしか無いようです。シャバックはシュコーの販売代理店で、シュコーが倒産した後でシュコーのミニカー事業を引き継ぎました。(2006年には復活したシュコーに逆に買収されていますが) そんなわけでシュコーに似た作風で、出来映えも一段と良くなっています。最近の物としては、NEOが2ドアと4ドアをモデル化しています。

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VOLKSWAGEN PASSAT (B2) 1980 GERMANY

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CONRAD 1010 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.44m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 75HP 5段変速
性能: 最高速164km/h
データーベースでフォルクスワーゲン パサートのミニカー検索

 

フォルクスワーゲン パサート (B2) ドイツ 1980

 

 フォルクスワーゲンの最上級車 パサートの2代目が1980年に登場します。初代と同様グループ内のアウディ 80をベースとしたハッチバック車です。初代のデザインを引き継ぎ、全体的に角が取れたようなスタイルをしています。4気筒1.6/1.8L、5気筒2L(115HP)、4気筒1.6Lターボディーゼルエンジンを縦置きに搭載した前輪駆動車で 5段/3段自動変速 最高速188km/h(2L)の性能でした。

 

 当初は5ドアハッチバックのみで、1984年にバリアント(ワゴン)が追加されました。また1984年にアウディ 80 クワトロのフルタイム4WDシステムを搭載したパサート シンクロも登場しています。

 

 

 ミニカーはコンラート製の当時物で、バリアントもあります。コンラートはトラックやクレーンをモデル化している現存するミニカーメーカーです。1980年代にフォルクスワーゲンとアウディのプロモーション用1/43ミニカーを製作していて、これもその一台です。癖がある作風ですが、結構良い出来です。ガマのブランドで発売されたものもあるようです。当時物はこれぐらいしかなく、最近の物ではWIKINGやBUSCHの1/87があるようです。

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