ミニチュアカー ミュージアム

NEW MODEL 新製品情報 2008

 

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1/43サイズのクラシックカーだけですが、最近の新製品について紹介します。  2008/12/14 更新

ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 28 PACKARD V12 LE BARON 1934 1/43

 パッカードはアメリカの高級車メーカーで、量産車として初めてV型12気筒エンジンを搭載したモデルを1915年に発表しています。1933年には新型のV型12気筒エンジン(7.3L 160HP)を搭載したトゥエルブが登場し、この時代あたりがパッカードの全盛期でした。この頃の高級車のボディはまだコーチビルダーが架装していました。この赤い派手で豪華な二人乗りのロードスター・ボディは、ル バロン(LE BARON)社が製作しています。


当時のパッカードのミニカーはフランクリンミントなどの1/24サイズのものは多くありますが、1/43サイズの量産物ではソリドのスーパー8(8気筒エンジン搭載車)のモデルぐらいしかありません。したがって、今回のパッカード V12のモデル化も「VOITURES CLASSIQUES」シリーズらしいうまい車種選択だと思います。

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 ミニカーはいつもながらの手堅い作りですが、特にこのパッカードはフロント・グリルまわりが素晴らしいです。まずグリルの外枠が車体と同じカラーに塗られている、有名なフロント・グリルがきちんと再現されています。次にグリルの上に付いているマスコットもはっきりと形がわかるように再現してあります。これはパッカードのマスコットとして有名な物で、差し出した両手で車輪を掲げている女神の姿で「Goddess of Speed(スピードの女神)」と呼ばれています。クラシックカーのミニカーでは、マスコットの出来映えがそのミニカー全体の出来映えを左右してしまいます。したがってかなりのオーバースケールですが、1/43サイズでもこれぐらい忠実に再現してくれるとマニアとしては嬉しいですね。

 

ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 22 LAGONDA LG6 DROPHEAD COUPE 1938 1/43

 ラゴンダはイギリスの名門高級車メーカーで、戦後はアストン マーチン社に併合され少し前までアストン マーチン ラゴンダという名前のモデルがありました。1935年に6気筒4.5Lエンジンを搭載したラゴンダがルマンで優勝しました。この優勝車をベースにして、ラピッドというモデルが作られています。LG6はラピッドの後継で6気筒4.5L(150HP)エンジンを搭載しており、最高速150km/hの性能でした。なお同時期のラゴンダにはV型12気筒4.5Lエンジンを積んだモデルもありました。ボディ形式はドロップヘッド(英国式で折りたたみ式の屋根という意味)クーペで、この当時のイギリス高級スポーツカーの定番スタイルをしています。
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 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」シリーズのもので、出来映えはこのシリーズの標準的な仕上がりです。イギリス車ですのでブリティッシュ・グリーンのボディカラーがよく似合っています。またボンネットやフロントグリルが英国風でやや無骨な感じがするあたりの雰囲気が、非常に良く再現されていると思います。ラゴンダのミニカーがほとんど無いこともあって、このミニカーはシリーズの中でもかなり欲しい一台でした。イクソから出てくるのをずっと待っていたのですが、今回待ちきれずにオークションで購入してしまいました。
 

MINICHAMPS 436036000 MERCEDES-BENZ 770K CABRIOLET EMPEROR WILHELM II 1931 1/43

 今回も前回同様戦前のベンツで、770Kグロッサー・メルセデスの初代です。グロッサー・メルセデスは国家元首向けの公用車として開発された最高級車で、7.7Lスーパーチャージャー付き直列8気筒エンジン(200HP)を搭載し、最高速160km/hの性能でした。モデルとなっている車は、帝政ドイツ時代最後の皇帝ウイルヘルム2世の為に特注されたカブリオレでカイザーヴァーゲン(皇帝の車)と呼ばれていました。


ミニカーはミニチャンプスの新製品で、VIP車ばかりをモデル化している「Political Reader Series」のNo10として発売された物です。実はこの車のミニカーは15年ほど前にPMA(ミニチャンプスの前身)が1/24サイズのものを製作しており、当サイトのドイツのVIP車のページで紹介しています。

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 ミニチャンプスは同じ770Kの天皇御料車でも同様のスケールダウンを行っていますが、元の型が同じなのでサイズが違うだけで全く同じ印象のミニカーに仕上がっています。1/43サイズでは1/24サイズのような可動部はありませんが、非常に細かな部分まで同じような仕上げがされています。このカイザーヴァーゲンでも全体のカラーリングやグリル上のドイツ帝国紋章のマスコットなどの特徴的な部分が、1/24サイズと同じように再現されています。(ただしマスコットはかなりオーバーサイズですが) 1/24サイズの物を持っているのでこのミニカーはすぐに買うかどうかやや迷っていたのですが、国内入荷数が少なく後から入手するのが大変そうなので結局買ってしまいました。 

 
以下は 2008/11/28 作成  

ALTAYA MERCEDES-BENZ 150H SPORT ROADSTER 1935 1/43

 この車はベンツとしてはかなり変わった車です。1934年に発表された130Hは4気筒1.3Lエンジンをリアに搭載した2ドアの小型車でした。この当時のリアエンジンの小型車というとフォルクスワーゲンが思い出されます。ビートルの設計者であるポルシェは1928年までベンツに在籍していたので、この130Hの設計に関与があったとといわれています。

 

 150Hは130Hのシャーシを流用し1.5Lエンジンを積んだ、2シータのスポーツモデルでごく少数が製作されました。エンジンがミドシップ配置されているように見えますが、実際は後車軸より後ろに配置されています。(2015年3月修正 実際にミドシップ配置されていたとのこと) グリルの無いフロント、極端に前に配置されたキャビンと長いテールなど独特のスタイルをしています。 

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 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「Mercedes-benz Collection」(アルタヤ)用に作られた物で元々は赤い色のミニカーです。これはその色違いが横流しされた物だと思います。(オークションで入手しました) メーカーは特殊な三角ネジを使っているので、イクソでしょう。

 130Hも含めて、リアエンジンのHシリーズが量産ミニカーでモデル化されるのは、これが初めてだと思います。ミニカーの出来はイクソの標準的なレベル以上によく出来ています。実車の画像はベンツ博物館の所蔵物と思われる赤い車しか見つかりませんが、大きな開口部のあるリアの造形、テールラント、サイドのスペアタイヤなどがミニカーとそっくりで、この車がモデルとなっているようです。

   

ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 30 MERCEDES-BENZ SS 1933 1/43

 久しぶりに「VOITURES CLASSIQUES」シリーズをオークションで入手しました。ポルシェが設計したベンツの戦前のスポーツカーは「Sヴァーゲン」と呼ばれています。その中でこのSS(Super Sportの略)はツーリングカーとして最強のモデルで、実車は100台ほどしか生産されていません。6気筒7L 過給時200HPの高性能エンジンを搭載し最高速185km/hの性能でした。


SSのホイールベースを短縮した純粋なレースカーであるSSK、SSKLは、ミニカーがたくさんありますが、SSの方はソリドとマッチボックスのかなり古いものしかありません。「VOITURES CLASSIQUESシリーズはこのようなあまりモデル化されていない車を選んでいるので、クラシックカーマニアはついつい買ってしまいます。(リンカーンのようなメジャーな車種もありますが)

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 ミニカーはのこのシリーズの標準的な出来映えで、オープンカーですので室内もある程度再現されています。特にこのミニカーの良いところは、このカラーリングだと思います。このシルバーとブラックのツートンのカラーリングはいかにもベンツといった感じです。これが赤やグレーでは全然イメージが違ってきますから。

 

 イクソのミュージアム シリーズには、MUS014 ドライエ MUS016 ベンツ SSK MUS017 リンカーン が追加されています。MUS014、MUS017は「VOITURES CLASSIQUES」シリーズからのモデルですが、MUS016のSSKは上記の「Mercedes-benz Collection」シリーズからのモデルです。いずれもあまり目新しくないのですが、購入したらまた紹介したいと思います。

 
以下は 2008/11/24 作成  

NOREV 日産名車コレクション 3 PRINCE SKYLINE ALSI-1 1957 1/43

 TVで宣伝していたのでご存じだと思いますが、国産名車コレクションの派生シリーズとして地域限定で発売されていた日産名車コレクションが、10月から全国版として発売されました。シリーズの初回モデルはフェアレディ2000(SR311)で2号は日産 サニー1000 3号がプリンス スカイライン(初代 ALSI-1型)です。今回はこのプリンス スカイラインを紹介します。


初代スカイラインのミニカーは当時物(1960年発売)としてモデルペットのものがありますが、これは古すぎて私は持っていません。最近では京商の1/64がありますが、1/43としてはほぼ初めてに近いモデル化です。そんなわけでこのモデルが欲しくて、日産名車コレクションの購入を決めました。

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 入手したミニカーの出来映えは、期待を裏切らないかなり良い出来映えでした。全体的なプロポーションがしっかりしていて、サイドの白いライン、リアのテールフィン部分、レタリングなどの細かい部分が良く作り込んであります。当時の車としてはなかなか進歩的なこの車のデザインが良く伝わるミニカーだと思います。なおミニカーはがんばっていますが、本来の?雑誌のスカイラインに関する記述はずいぶん簡単なものでこちらはもう少し詳しくして頂きたいと思いました。

  定期購読のおまけとしてブルーバード510のサファリラリー仕様と240Zのモンテカルロラリー仕様も送られてきました。2台とも既に発売されているエブロの物と同じですが、出来の良いミニカーをおまけでもらえるのですから結構うれしいですね。日産名車コレクションはこの後どのくらい続くのか分かりませんが、国産名車コレクションとあまりかぶらないようなら購読を続けようと思っています。

   
以下は 2008/10/07 作成  

NOREV 国産名車コレクション 70 NISSAN Be-1 1987 1/43

 日産Be-1はそれまでのハードウエア優先の新型車開発とは異なる手法で生まれた車でした。この車のデザインはアパレル ファッション関係者との共同開発で行われたそうで、開発コンセプトは「気軽につきあえるナチュラルな車」ということだったそうです。1985年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出品されましたが、当初は市販する予定はなかったそうです。

 

 しかし、ショーでの人気が高かったので1万台の限定生産がされることになり、数が少ないことで異常な人気がでて瞬く間に完売してしまいました。私も当時の事情は知っていて人気の理由も何となく分かるのですが、個人的にはこの車が欲しいとは思いませんでした。(私はハード指向なので)

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 「国産名車コレクション」のミニカーとして、全体的に標準的な出来映えです。ただこの車の特長である愛嬌のあるフロントマスクのイメージがいまひとつの気がします。(丸いライトの位置が少し下がり過ぎでフェンダー角は削り過ぎ) なお当時物のミニカーとしてはバンダイが1/35でモデル化しています。サイズが少し大きくてあまり精密ではないですが、フロント部分はこのミニカーの方が実車のイメージにあっているように思います。なお書くまでもないことですがこのミニカーの型は最近発売された京商のBe-1です。
 

NOREV 国産名車コレクション 71 HINO RENAULT 1957 1/43

 戦後GHQによって禁止されていた小型自動車の生産が1949年に解禁されました。日本の自動車メーカーは遅れていた自動車生産技術を習得するために、欧米のメーカーと技術提携をしました。日産とオースティン、いすゞとヒルマン、日野とルノーなどです。日野が1953年からノックダウン生産したのは、戦後のルノーの傑作車4CVでした。当時の日本ではまだ個人で車を所有する人は少なかったので、ほとんどがタクシーとして使われました。

 

当時の日本の劣悪な道路環境でタクシーとして使られるのは、4CVにとってはかなり過酷だったようで足回りのトラブルがあったそうです。そんなわけで当初はフランスと同じ仕様でしたが、徐々に足回りなどが改良されました。またバンパー部分の変更で全長を少し長くするなどの変更も行われ、最終的には全ての部品が国産化され1963年まで生産されました。

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 これも「国産名車コレクション」のミニカーとして標準的な出来映えです。フランス車のルノー4CVはノレブがずっと昔からモデル化しており、その型を使っているので基本的なところは良いのですが、2点よろしくない点があります。まず、ライトが黄色なのは全く頂けません。これは変えて欲しかった。次に日本仕様の全長が長くなっている点が無視されていることです。これは型を大幅に変えなくてもバンパー部分だけのパーツ変更で対応出来るのですが。。。。(この雑誌の解説によると日本仕様の全長は3845mmとなっていて、オリジナルは3630mmです。この差は国内法規の都合でバンパーとボディの間に入れたスペーサーの長さのようです)
 
以下は 2008/09/21 作成

SAPI G007 MAZDA FAMILIA 1500XG 後期型 1984 1/43

 1980年に発表された5代目のファミリアは、かっこいい車でした。当時はまだ珍しかった角形ヘッドライトのフロント グリルや台形を基調としたデザインが斬新でした。FF方式を初めて採用した車自体の性能もバランスの良い物で、日本カー オブ ザ イヤーの初代受賞車でもあります。とにかくよく売れた車で、カローラの月間販売台数を大幅に上回ったことがあるほどの大ヒットでした。特にハッチバックのXGは若い人に絶大の人気がありました。当時一番人気があったのは赤のXGだったとWEB上で書かれていますが、たくさん出回った赤への反動として青も密かに人気があったのです。(個人的に青が好きだったので、そう記憶しているのかもしれませんが)


ミニカーは昨年SAPIから発売されたものです。(タイムリーでなくてすいません 新製品はあまり慌てて買わないので) 出来はかなり良いと思います。

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 特に黒いバンパーやサイドモールの感じが実車のイメージを良く再現しています。他にも前期型(1982年式)や後期型のターボなどたくさんバリエーションが出ています。前期型と後期型の大きな違いはミラーで後期型はドアミラー、前期型はフェンダーミラーです。またそれ以外のテールライト、フロント グリル、バンパーなどの細かな違いも良く再現してあり芸が細かいです。

 

 当時物のミニカーとしてはダイヤペットが4ドアセダン(前期型)をモデル化しています。これはダイヤペットとしてはかなり出来の良い物で人気のあるミニカーです。またマツダから販促用のノベルティとして配られた金メッキのものがあるそうですが、まだ一度もお目にかかったことがありません。もしお持ちの方がいるなら、かなりレアなお宝ですので大切にしてください。

 
以下は 2008/09/09 作成

NOREV 国産名車コレクション 69 HONDA LIFE 1972 1/43

 ホンダの軽自動車N360は軽自動車の概念を変えた画期的な車でした。奇抜なデザインのZなどホンダの軽はスポーティで高性能なイメージでした。しかし70年代のオイル ショックで状況がかわり、変わり身の早いホンダが1971年に発売した新しい軽がライフでした。デザインやエンジン性能はおとなしくなり、小型車としての実用的な性能と品質を目指した軽となりました。(当時は水冷エンジンに変わったZとN360の新型N IIIもまだ併売されてはいましたが)


ミニカーはミニカー付き雑誌の「国産名車コレクション」のものです。前回紹介したシーマは今ひとつの出来映えでしたが、このライフはかなり良い出来映えであると思います。

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 フロント グリルは1972年のマイナーチェンジ版で、当時の写真と比べてみるとかなり良く再現されているように思います。また画像では分かりにくいですが、細かなロゴ(DeluxeとかAutomatic)も良く再現されています。
初代ライフのミニカーはダイヤペットのチェリカ100シリーズ(1/30)で4ドアがモデル化されていますが、私の知る限りでは他にはありません。多分同じ型を使ったものが、フロント グリルを変更するなどしてエブロあたりから早晩出てくるとは思いますが。。
 
以下は 2008/09/05 作成

NOREV 国産名車コレクション 68 NISSAN CIMA 1988 1/43

 日産 シーマはバブル絶頂期に登場した高級車で、パーソナルユースを目的とした3ナンバー専用車でした。タクシーや社有車のイメージがある従来のセドリック クラスの車とは異質の車で、輸入高級車に対抗できる日本車というジャンルを確立させました。当時は圧倒的な人気で市場を独占し「シーマ現象」といわれていました。日本の高級車としてはセンスの良いデザインもさることながら、ターボ付きのハイパワーエンジン(V6 3L 255HP)による圧倒的な加速力も人気の要因でした。


ミニカーはミニカー付き雑誌「国産名車コレクション」のものです。このシリーズのミニカーはそこそこ良くできています。ただこのシーマはフロント グリルのライト形状がやや角を落としすぎでイメージが少し違っています。

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さらに細かいことをいうとグリルの格子形状が後期型(1990年式)であるとか、ドアミラーがクローム仕上げでないとかありますが、まあ値段相応といったところでしょうか。

 

 初代シーマのミニカーは、ダイヤペットが1/30サイズでかなり出来の良い物を出しています。サイズが違うのでなんですが、このダイヤペットの方がフロント グリル(画像)の造形は良くできています。また今年の3月に京商からもシーマが発売されていますが、今回紹介したミニカーはどうもこの京商の型を流用しているようです。上記のフロント グリルやドアミラーは仕上げが変えてありますが、ホイールは全く同じですし多分間違いないでしょう。(「国産名車コレクション」はほとんどがこのようなやり方です 値段が安いですから結構なことですが)

 
以下は 2008/08/24 作成

MINICHAMPS 400-103670 LAMBORGHINI BRAVO 1974 1/43

 これもクラシックカー?と思われるかもしれませんが、70年代のコンセプトカーですから当サイトでは一応クラシックカーの範疇です。(私はこのようなコンセプトカーも好きです) 実車はガンディーニがチーフ デザイナーであった時代のベルトーネ デザインによるランボルギーニ ブラボーです。このコンセプトカーの特徴は、リア クオーターパネル部分の窓の切り欠きで、このモチーフがテール ライトにも反復されています。

 

 またスリットの入った前後のパネルも目を引きますが、これはコンセプトカーゆえのデザイン的なお遊びでしょう。全体的には落ち着いた実用的なデザインで、ランボルギーニ ウラッコやフェラーリ 308などの70年代のミドシップ レイアウトのスポーツカーに共通するスタイルだと思います。

lamburghini bravo 1974

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 ミニカーはミニチャンプス製で、最近のミニカーとしては標準的な出来映えです。実車に忠実にスモーク ガラス仕様になっていますので、室内がほとんど見えません。見えないとかえって見たくなる物で、分解してみました。さすがはミニチャンプスです、見えないからといって手抜きはしてありませんでした。ステアリング センターのランボルギーニのロゴやメータパネルがちゃんと再現されていました。このミニカーはスモーク ガラスですから仕方ないですが、最近のミニカーは室内を細かく再現してあるのに非常に見づらいです。

 

そこに手間を掛けてあるのですから、ウインドーを開いた状態にするなどして見やすくするべきだと思うのですが。(昔のミニカーのようにドア開閉ギミックを付けるのがベストですが、値段が上がってしまいますので。。) なおこのミニカーの分解ですが、マフラー部分が底板に接着してあり、マフラーを剥がさないと底板固定用のネジにアクセスできません。(やる人はいないと思いますが 一応書いておきます)

 
以下は 2008/08/20 作成

MINICHAMPS 400-601266 MASERATI TIPO 61 NASSAU TROPHY 1960 1/43

 1957年に財政難でレース活動から撤退したマセラティが1959年にレースに復帰したときのマシンがティーポ60で、ティーポ61はその強化版です。この車は軽量化と高剛性の為に鳥かごのように鋼管を溶接で組上げたスペースフレーム構造を持つことから「バード ケージ」というニックネームで有名です。4気筒2.9L(240HP)エンジンでたった560kgの軽量ボディを290km/hまで引っ張り、 ニュルブルクリンクで優勝するなど大活躍しています。ミニカーはバハマ諸島のナッソーで行われていたナッソー トロフィー レース仕様となっています。


この車は「バード ケージ」構造が室内に露出しているので、それをどの程度再現するかがモデルの出来映えを左右します。ミニチャンプスですからそこそこのレベルは期待していたのですが、期待以上でした。

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 スクリーンの下に見える鋼管のフレームは当たり前としても、室内に露出する軽め穴を空けられた構造材まで見事に再現してあります。またワイヤースポーク ホイールも1/43の量産品ではこれ以上は無理といったレベルまで仕上げてあります。1/43のティーポ61のミニカーとしてはPROGETTO-K製も保有していますが、出来映えは全く比較になりません。当然ながらお値段は高めですが、それでも6000円くらいですからリーズナブルです。なおニュルブルクリンク仕様が2006年に販売されていますのでこれはバリエーションで、他にもSCCAレース 、リバーサイド(アメリカ GP)仕様もあります。
 
以下は 2008/08/12 作成

STARLINE 「LANCIA STORY COLLECTION」 12 LANCAI FLAMINIA PRESIDENZIALE 1961 1/43

 5月にゲストブックにてmstsg さんからランチア大統領車の情報を頂いていましたが、そのミニカーを入手しました。この車は第3代イタリア共和国大統領ジョヴァンニ グロンキの時代に、ランチアの最上級車フラミニアのホイールベースを延長してピニンファリーナが製作したリムジンです。全長は5.4mを超える大きさで、エンジンはオリジナルのV型6気筒2.5Lのままのようです。現在の大統領車はマセラティ クワトロポルテということですが、2006年のナポリターノ大統領の就任パレードにはこのランチアが使われていたそうですから相当年期の入った車です。ただしこの車は大統領就任パレードの時ぐらいしか登場しないそうです。


ミニカーはイタリアのミニカー付き雑誌「LANCIA STORY COLLECTION」のもので、前回のフィアット 130クーペと同じくドイツのSTARLINE MODELS製です。

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 出来映えは標準的なものですが、オープンの室内はややあっさりとした作りです。ただ大統領車ということと、サイズがでかいことから存在感があります。これをベースにしてフィギュアを追加したものがジオケール(GIOCHER)から出ているのを最近見つけましたので、これもいずれ入手したいです。なおこのミニカーも前回同様イタリア雑貨専門店「イタリア自動車雑貨店」で購入しました。
 
以下は 2008/08/04 作成

STARLINE 「FIAT STORY COLLECTION」 5 FIAT 130 COUPE 1971 1/43

 4月にフィアット バリッラを紹介した際に、イタリア国内で発売されているミニカー付き雑誌「FIAT STORY COLLECTION」のことを書きました。そのときに気になっていたミニカーを入手しました。当時のフィアットの最上級車130のクーペで、ピニンファーリーナによる洗練されたデザインの美しい車です。一見すると古くさい単なる直線基調のデザインに見えますが、全体の面の構成やバランスが絶妙で古典的な自動車の美しさが凝縮されたデザインです。デザインもさることながら、エンジンは V型6気筒3.2L(165HP) 最高速は195km/hと高性能で、フィアットの社長もプライベートカーとして使っていた豪華な車です。


ミニカーはドイツのSTARLINE MODELS製で、この会社は何故か古いイタリア車を多くモデル化しています。この130クーペは実車のイメージを損なわないものに仕上がっていますので、雑誌のミニカーとしては合格点以上の出来だと思います。

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 このミニカーは国内のイタリア雑貨専門店「イタリア自動車雑貨店」(WEBサイト)から購入しました。このお店は「FIAT STORY COLLECTION」や「LANCIA STORY COLLECTION」など国内では入手しにくいミニカーが揃っていて値段もリーズナブルなので、興味のある方にはおすすめです。ただ欲しいミニカーを車種やスケールで検索する検索ページにたどり着くのが分かりにくいです。検索ページのリンクはここです。このページの上の方にある検索欄にて「ブランド」に自動車メーカを、「アイテム」にモデルカーの縮尺を指定して検索します。
 
以下は 2008/07/31 作成

EBBRO 931 DAIHATSU CM 3-WHEEL TRUCK 1962 1/43

 今回は日本のクラシックカーです。ダイハツの三輪車といえばよく知られているのはミゼットですが、ミゼットは軽自動車クラスの車です。このCM型は4気筒1.5L(68HP)エンジンを搭載し最高速度100km/hという1.5t積みのトラックで、ダイハツの三輪車の最終型となります。私が小学生の頃はまだこの手の三輪車がたくさん走っていたのを憶えています。この車は丸いハンドルが付いていますが、古いタイプは2輪車と同じバーハンドルが付いていたものでした。


三輪車のミニカーはここ数年間に何種類もでています。ミゼットとこの車のライバルであったマツダのT2000はエブロが、同T1500はSAPIがモデル化しています。またトミカ サイズの物もたくさんでていて、ちょっとした流行になっている気がします。

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 このエブロのCM型は、ほとんどがプラスチックのパーツで出来ていて、ミニカーというよりも完成品のプラモデルといった気がします。床下の構造なども再現された非常に精密な作りになっていますが、その反面壊れやすいので台座から外すだけでも注意が必要です。昔からのコレクターである私は台座から外して他のミニカーと並べておきたいのですが、最近のミニカーはそんな扱いには向いていません。(もっとも最近は並べるスペースがなく、ほとんどが押し入れに直行ですから良いのですが)
 
以下は 2008/07/27 作成

IXO MUS015 TATRA 77 1934 1/43

 タトラは馬車時代からの歴史があるチェコ(旧チェコスロバキア)の自動車メーカーで、現在は東欧の有力なトラックメーカです。戦前はハンス レドヴィンカという優れた技術者による独創的なデザインの車を多く発表しています。この77もその独創的な(変な)車のひとつで、8人乗りの大型車です。まず空冷のV型8気筒3Lエンジンをリアに搭載したRR方式自体が変わっていますが、それ以上にエンジンを納めたリアのデザインは常識外れです。

 

リアウインドーの上にルーバーが切られたカバー(エア ダクト)が被さっていて、そのカバーには垂直尾翼のようなヒレまで付いています。奇異なデザインに見えますが、このカバーが無ければ全体のフォルムは当時の最先端の流線型スタイルです。空冷のRR方式ということも含めて、後のVWビートルにも通じるデザインです。

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tatra77 1934s
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 ミニカーはイクソのミュージアム シリーズの新製品で、手堅い作りです。特にカバーの中にあるリアウインドーが再現されているなど見所はちゃんと押さえてあります。なおこのミニカーは以前から紹介してきたフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」シリーズNo37の色違いモデルになります。(No37は赤色です) 「VOITURES CLASSIQUES」シリーズのモデルはイクソが今後も順次発売してくれることと思います。(イクソさん 期待して待っていますよ!)
 
以下は 2008/05/16 作成

MINICHAMPS 400-082014 ALFA ROMEO ALFETTA 159 WINNER SWISS GP 1951 1/43

 戦前のGP(3Lフォーミュラー)を席巻していた強力なドイツ勢に対抗するため、イタリアは1939年の国内GPを1.5Lフォーミュラーに切り替えることを決定しました。アルファ ロメオ 158(8気筒DOHC 1479cc 195HP)はこの為に開発されたのですが、たった8ヶ月で仕上げてきた1.5Lのベンツ W165に優勝をさらわれています。しかしながら戦後になって強化された158(275HP)は本領を発揮し、アルファがレースから撤退した1951年まで圧倒的な強さを誇っていました。159は158の発展型で加給圧をあげることでエンジンを425HPに強化し、リア サスペンションをスウィング式からド ディオン式に変更しています。


ミニカーは2年ほど前に発売されたもので、最新の製品というわけではないですが、遅ればせながらも最近入手したので紹介します。

alfa romeo159 1951
alfa romeo159 1951
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 ボディ側面のルーバー、コクピット内部のディテール、サスペンションのアームなど実に細かく再現されていて、ミニチャンプスが作るとやはり一味違うミニカーになっています。ちなみに158と159のミニカーはブルムがモデル化しています。値段が違うとはいえ、ブルムのものは158と159の細かな違いなどは無視したアバウトなつくりです。ただブルムのミニカーは壊れることなどを気にせずに気安く触れるのがいいところで、ブルムぐらいのアバウトなつくりのミニカーも楽しいものです。
 
 
以下は 2008/04/26 作成

NOREV(FIAT STORY COLLECTION 10) FIAT 508S BALILLA SPORT 1934 1/43

 戦前のフィアット大衆車の最高傑作といわれる508(バリッラ)のスポーツ仕様がこのバリッラ スポルトです。リアに小さなテールフィンがついた2座スパイダーは、小さいながらも立派にスポーツカーの形をしています。見た目だけではなく、たった995ccのOHVエンジン(36HP)で軽量なボディを110km/hまで引っ張り、当時の英国製軽スポーツカーよりも速くまた操縦性にも優れていたそうです。わずか1000台ほどしか生産されませんでしたが、ファンが多い車です。


このミニカーはイタリア国内で発売されているミニカー付き雑誌「FIAT STORY COLLECTION」(出版社Hachette WEBサイト)のもので、メーカーはノレブです。(オークションで入手しました) 特別に凝ったつくりではないですが、実車の雰囲気をよく再現しています。なおフロント グリル左上にあるべきはずのFIATのロゴが脱落しているようで少し残念です。

fiat_balilla 1934
fiat balilla 1934
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 この「FIAT STORY COLLECTION」シリーズは現在No.45まで発売されていて、1930年代から最近までの代表的なモデルが取り上げられています。車種的にあまり目新しいものはありませんが、No.5の「Fiat 130 Pininfarina」はちょっと気になるミニカーです。「FIAT STORY COLLECTION」で検索してみると、国内でもイタリア雑貨を扱っている専門店が一部を輸入しているようですので、興味のある方は検索してみてください。
 
以下は 2008/03/13 作成

NOREV  PEUGEOT DARL'MAT 1937 1/43

 ダールマはパリの有力なプジョー販売店のオーナー エミール ダールマの発案で1937年に製作されたスポーツカーで、正式の名前は402DSです。302のシャーシに70HPにチューンした402の2Lエンジンを搭載し140km/hの性能でした。1300台が販売され、レーシングバージョンが1937、38年のルマンに出場し1938年にはクラス優勝しています。このレース用のダールマはそのボンネットサイドの見た目から「八目鰻」とあだ名されていますが、この丸い部分はエンジンの熱気抜き用の通気穴で模様ではありません。


ミニカーはオークションで入手したもので、多分フランスのミニカー付き雑誌の物と思われます。1937年のルマンで8位となった車(25番)のモデルですが、ノレブの正式なカタログモデルは10位となった車(27番)で、そちらはこのモデルより内装の仕上げが良く、幌が付属しています。

peugeot_302_darlmat_1937
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 余談ですが、6年間愛用してきた古いデジカメが最近ついに壊れてしまい、今回から新しいデジカメを使用しています。前のカメラではミニカー撮影用にマニアルモードで設定を工夫していたのですが、新しいカメラはマニアル設定をいじるよりもAUTOでデジカメ任せにしたほうが上手に撮れるようです。機械に負けてすこし悔しいですが、それだけ技術が進んだということですね。
 
以下は 2008/02/14 作成

ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 23 BUCCIALI TAV 8-32 1932 1/43

 このビュッキアリという名前の車は、このミニカーで存在を初めて知りました。調べてみると1923年から10年間ほど存続したフランスのメーカで、極めて進歩的で変わった車であったようです。どこが進歩的だったかというと、前輪駆動、4輪独立懸架、全自動無段変速機などを採用していたことです。(生産台数が少ないので試作品的なものですが) TAV 8-32はヴォアザン(Voisin)製のV型12気筒 4.9Lエンジンを搭載し前輪駆動、4輪独立懸架で、ミッションは4速マニアルでした。ボディも、この時代の車としては異様に低い近代的なデザインです。


ミニカーは良くできています。復元された実車の画像がここにありますが、見てもらうと忠実に再現されていることが分かると思います。また実車が5790mm×1981mmとでかいので、ミニカーも大柄で迫力があります。

bucciali tav 1932
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 今回久しぶりに「VOITURES CLASSIQUES」シリーズを入手しました。このシリーズはイクソで発売されるまで気長に待とうと思っていたのですが、またオークションで衝動買いしてしまいました。面白そうなミニカーはやはり待つことができないです。
 
以下は 2008/02/10 作成

ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 32 DELAGE D8SS FERNANDEZ & DARRIN 1932 1/43

 ドラージュは1930年代のフランスを代表するエレガントな高級スポーツカーでした。そのなかでも最も有名なモデルが1929年に発表されたD8で、8気筒 4L エンジンを搭載していました。このD8SSはそのショート ホイールベースの高性能版で160km/hの性能でした。またFERNANDEZ & DARRIN(フェルナンデス&ダリン)は当時の有名なコーチビルダーの名前で、このような落ち着いたシックなデザインが多いです。


ミニカーはこのシリーズの標準的な出来映えで、オープンカーですので室内もそこそこに再現されています。WEBで実車の画像をみつけましたが、特徴的なカラーリングが忠実に再現されてることがわかります。

delage d8ss 1932
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 ドラージュは華麗なデザインの車が多いので、ミニカーがたくさんあります。私のホームページでも既に紹介したこのシリーズのD8 120以外にHISTRIC CARSサラブレッド期でも数台紹介していますので、よかったら見てください。
 
以下は 2008/01/21 作成

MINICHAMPS 400-082014 FORD EDSEL BERMUDA STATION WAGON 1958 1/43

 エドセルはフォードが、マーキュリー、リンカーンに次ぐ第3のブランドとして1958年に発表した中級車です。フォード2世の父の名前であるエドセルを冠したことからフォードとしては大きな期待を賭けて開発された車でしたが、販売不振でたったの2年間しか販売されなかった失敗作でした。失敗の主な原因は奇異なデザインの縦長のラジエターグリルだと言われていて(他にも色々ありますが)、ホースカラーグリル(Horse collar:馬車馬の首輪)とあだ名されていました。ただ現在ではその希少性からかえって人気がある車です。


ミニカーはミニチャンプス製で、フォード100周年記念モデルとして数年前に発売されていたもののカラーバリエーションです。ミニチャンプスらしい手堅い作りで特徴的なフロントグリル、派手なカラーリングなどがうまく再現されています。

edsel bermuda 1958
edsel bermuda 1958
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 エドセルのミニカーはたくさんありますが、1/43サイズのバミューダ ワゴンはこれが初めてではないかと思います。このワゴンのテールライトは矢印のような変わったデザインで、ウインカーとして動作したときには曲がる方向と逆の矢印になるため問題があったそうです。調べてみるとエドセルには他にもいろいろと面白いエピソードがありました。入手したミニカーを眺めながら実車への思いを巡らせるのもミニカー収集の楽しみのひとつです。
 
以下は 2008/01/17 作成

RIO 4199 ALFA ROMEO 6C 1750 TORPEDO 1930 1/43

 1925年に発表されたアルファ ロメオ 6Cは戦前のアルファの傑作車です。6気筒SOHC 1500cc 44HPの高性能エンジンを搭載し、最高速110km/hの性能でサスペンションやブレーキなどが上級車並の高度な仕様となっていました。エンジンは1929年に1750ccに拡大され、DOHCでスーパーチャージャーを付けた高性能版はツーリングカーレースで大活躍しています。


ミニカーはにリオの新製品ですが、昨年の5月に紹介したセダンをトルペード(オープンカー)に仕立てたものです。室内が見えるようになったのでメータが追加され、ホイールがエッチング パーツで仕上げた精密な物に変えられています。以前にも書きましたが、このミニカーは40年以上も前のリオの初期モデルがベースになっていますので、本当に息の長いミニカーです。

alfaromeo 1750 torpedo 1930
alfaromeo 1750 torpedo 1930
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 元々の型が素晴らしい出来なので基本的なプロポーションなどは良くできています。またこのミニカーはボンネットを外してリアルに再現された6気筒エンジンなどのメカを見ることができます。ただしボンネットをピッタリと組付けると、取り外すのが困難になりますので注意してください。(その為ボンネットは外された状態で箱に入っています) なお前回指摘したエンジンルームの欠品が今回も改善されていないのは残念です。このモデルには黒のカラーバリエーションとミッレ ミリア仕様が有りますが、最近のリオの新製品はあまりにも高価なので古くからのリオのファンである私でもバリエーションまではとても手が出せません。
 
以下は 2008/01/09 作成

BIZARRE BZ117 FIAT 8V FIRST SERIES 1953 1/43

 フィアットが1952年のジュネーブショーで発表した高性能スポーツカーが8Vです。総アルミ製のV8 2L 110HPエンジンを搭載し最高速190km/hと当時のフェラーリ並の性能でした。レースを目的として開発されましたが、このようなスポーツカーにフィアット経営陣が乗り気ではなかったので100台ほどしか生産されなかった車です。

 

そんなわけでファクトリーチームとして国際レースに出ることはありませんでしたが、イタリア国内のGTクラスでは圧倒的に強かったようです。ミニカーはマニアックな車種選択のビザール製でこのモデルは初期型ですが、フロントのデザインが変更された後期型も同ブランドから出ています。

fiat 8v 1953
fiat 8v 1953
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 ミニカーは大変素晴らしい出来映えで、特に初期型の迫力のあるフロントグリルがうまく再現されています。
ただこの手のレジンを材質としたミニカーにはちょっと心配なことがあります。それは長期保存の問題です。20年以上前に購入したこの手のミニカーで保管中に見るも無惨な状態に崩壊してしまったものがあります。最近のものはそんな心配は無い??かも知れませんが、箱から出さずに冷暗所に保管しておくのが無難でしょう。
 

NOREV 479201 PEUGEOT 6CV BEBE 1913 1/43

 自動車初期に造られた画期的なプジョーの小型車がべべです。(仏語のBebeとはBaby:赤ん坊の意)べべという名前の最初の小型車は1905年に登場していますが、これは1913年にエットール ブガッティが設計した2代目のべべです。1916年までに約3000台が生産されシトロエン5CV以前のフランスで最も成功した小型車です。855ccの当時最小の4気筒エンジンを搭載し、二人乗りで60km/hの性能でした。


ミニカーは新製品がやたらと出てくるノレブ製です。ノレブは値段が高いのが難点ですが、出来はかなり良いです。特にこのミニカーで気に入った点はグリルなどのメッキパーツを敢えて鈍い光沢にしてあることで、古い車の雰囲気が良くでています。

peugeot 6cv 1913
peugeot 6cv 1913
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 また立てた状態の幌が付属していて付け替えることができるのもGOODです。ただし幌のステーとして付属している部品(付属品の画像で幌の下にある2本の柱)は取り付けるのが困難です。さらに前輪部分の構造も非常に凝った造りとなっています。このサイズのミニカーでは通常左右前輪を車軸で貫通してありますが、このミニカーではそれぞれが独立してサスペンション部分に付いています。よくここまでやったとは思いますが、この小さなサイズでこの構造にするとプラスチック部材では強度的にかなり脆弱で非常に壊れやすくなっていますので取り扱いに注意が必要です。精密なのは結構なのですが、台座から取り外さないことを前提にしたようなミニカーの作り方(構造)はあまり好ましいとは思いません。
 
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