ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

DELAGE D8/120 COUPE DE VILLE 1939 FRANCE

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SOLIDO 1151 1/43 123㎜

 

ドラージュ D8/120 クーペ デビル フランス

 

 ドラージュとドライエは名前がよく似ていてさらにドライエがドラージュを吸収しているので混同しやすいですが、どちらもフランス車が最もフランス的であった1930年代を代表する車です。両車ともコーチビルダーが贅を尽くした魅力的なデザインのボディが架装されています。退廃的で奇抜なものもありますが、それもこの時代のフランス車の魅力です。

 

 ミニカーはソリド製 上記のバリエーションです。こちらは御者が操る昔の馬車スタイルに似せたフォーマルなクーペ デビル形式となっています。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約5.3m
エンジン 変速機: 8気筒 4.7L 115HP 4段変速
性能: 最高速136km/h
データーベースでドラージュのミニカー検索
 

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DELAGE D8/120-S POURTOUT AERO COUPE 1937 FRANCE

DELAGE D8/120-S POURTOUT AERO COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS054 1/43 126㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 8気筒 4.8L 120HP 4段変速
性能: 最高速160km/h
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ドラージュ D8/120-S プルートー エアロ クーペ フランス

 

 高級車路線を変えなかったドラージュは、1930年代の世界大恐慌による不況で破たんします。1935年にドライエがドラージュを吸収合併し、自社の最高級車をドラージュのブランドで販売しました。D8シリーズの8気筒4.1Lエンジンはドラージュの設計でしたが、ドライエ傘下で1937年に登場したD8/120の8気筒4.8Lエンジンはドライエ 135の6気筒エンジンに2気筒を追加したものに変わりました。

 

 この「エアロ クーペ」と称される流線形デザインの車は、コーチビルダー プルートによるものです。以下に1939年式のエアロ クーペも紹介していますが、どちらもセンターピラーのないサイドウインドーや後ろに伸びたリアフェンダーなどの基本は同じです。これは2年程年式が古いのでフロントウインドーがまだ2分割で、流線形ボディはシンプルな造形です。1939年式ではリアのテールフィンやフロントグリル横のでっぱりなど装飾的な付加物が増えています。(コーチビルダーが違いますが)

 

 

 ミニカーはイクソのMUSシリーズです。元々フランスのミニカー付雑誌「Voitures Francaises d'Autrefois(往年のフランス車)」No.14として作られたもので、2014年にイクソのカタログモデルとして発売されました。現存している実車を、忠実にモデル化しています。プロポーションが良く、フロントグリルやリアのライセンスプレート部などの細部も良く再現されています。この車はスパークでもモデル化されていますが、プロポーションも細部の表現もイクソのほうが手慣れていて上手です。

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DELAGE D8/120 LETOURNEUR & MARCHAND 1939 FRANCE

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ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 10 1/43 118㎜

 

ドラージュ D8/120 ルトゥルヌール & マルシャン フランス

 

 高級車ドラージュ D8/120には、コーチビルダーが豪華な特注ボディを架装していました。ルトゥルヌール & マルシャン(LETOURNEUR & MARCHAND) は、当時のドラージュの代表的なコーチビルダーでした。1930年代に空力的なボディを手掛けるようになり、この車はその代表的なデザインで、「エアロ クーペ」と称されました。センターピラーのないサイドウインドーや後ろに伸びたリアフェンダーなどが特徴です。

 

 このミニカーはフランスのミニカー付雑誌「VOITURES CLASSIQUES」(仏語でクラシックな車)の物で、製造はイクソです。(イクソでは型番MUS010で発売) 見た目重視で装飾が多い華美なデザインがこの時代のフランス車の魅力ですが、この車はその点で格別に魅力的です。実車どおりの金色のカラーリングも似合っています。これ以外にもミニチャンプスやSPARKにもD8/120がありますが、このD8/120が一番おすすめです。(値段が一番リーズナブルです)

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 8気筒 4.75L 115HP 4段変速
性能: 最高速136km/h
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DELAHAYE 135M 1935 FRANCE

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RIO 63 1/43 128mm

 

ドライエ 135M フランス

 

 初期のドライエ以降の経緯ですが、1903年に4気筒車を発表しこのモデルはドイツでライセンス生産されたりアメリカのホワイト社に模倣されるなどそこそこでした。続く1920年代のドライエはぱっとしない存在でしたが、1933年に6気筒の高性能車「スーパー リュクス」を発表します。

 その派生モデルの「18スポーツ」がスピード記録を数多く達成し、ドライエは注目を浴びる存在となります。1935年にはドライエとして最も有名なタイプ135(6気筒 3.6L)が発表されます。

 

 ミニカーはリオ製です。クーペボディの大柄なモデルですが、プロポーションが良く細部も良くできていてリオの傑作の一つです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.5m
エンジン 変速機: 6気筒 3.6L 90HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
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DELAHAYE 135M FIGONI & FALASCHI 1939 FRANCE

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SOLIDO 48 1/43 118mm

 

ドライエ 135M フィゴーニ & ファラスキー フランス

 

 1937年モンテカルロ ラリー優勝、1938年ルマン優勝などレースで大活躍し、絶頂期のドライエには吸収合併したドラージュともども贅を尽くした魅力的なデザインの特注ボディが架装されていました。そのような一台だけの華麗なデザインの車は残念なことにダイキャスト製量産ミニカーではあまり作られていません。

 

 ミニカーはソリド製です。この車は「フィゴーニ & ファラスキー」というコーチビルダーによる特注ボディですが、特別に華麗なデザインというわけではありません。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m
エンジン 変速機: 6気筒 3.6L 90HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
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DELAHAYE 145 CHAPRON 1946 FRANCE

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DINKY DY14 1/43 126mm

 

ドライエ 145 シャプロン フランス

 

 1930年代後期のGPレースではナチスが国策でバックアップするドイツ勢が圧倒的に強く、ブガッティ、ドライエ、ドラージュのフランス製がこれに対抗していました。145はV型12気筒4.5L(235HP)エンジンを搭載しGPレース用に開発された高性能モデルでした。1938年のベルギー ポー(PAU)GPでは、ベンツのW154を下して優勝しています。ドライエ社は第二次大戦中は軍用車を生産し戦後に乗用車を生産しますが、販売不振から1954年にオッチキス社に吸収され消滅します。

 

 ミニカーはマッチボックスによる復刻ディンキーブランドものです。ドライエのフロントグリルは剣道の面に似ているといわれますが、この車のグリルはまさにその典型です。 なお「シャプロン」もコーチビルダーの名前です。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.5m
エンジン 変速機: V型12気筒 4.5L 235HP 4段変速
性能: 最高速250km/h
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