ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

DELAHAYE 165 FIGONI & FALASCHI 1938 FRANCE

DELAHAYE 165 FIGONI & FALASCHI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS014 1/43 119mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.88m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: V型12気筒 4.5L 175HP 4段変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでドライエのミニカー検索

 

ドライエ 165 フィゴーニ & ファラスキー フランス

 

 上述したドライエ 145はレーシングカーとしても使われた高性能車でした。この145をベースにして少量生産された市販ロードスターが165で、175HPにディチューンされたエンジンで、4段変速 最高速210km/hの性能でした。

 

 ボディはコーチビルダー FIGONI FALASCHI (フィゴーニ & ファラスキー)によるもので、このデザインは非常に有名です。横からみるとこのデザインのイメージがボートであることが分かります。フロントフェンダーの造形はボートの先端が掻き分けた波紋を表現しています。フロントフェンダーにスパッツを付けるなど、見た目重視で現代的な観点からは無駄の多いデザインです。ただこの車はそのような考え方を超越した存在で優雅で美しく、個人的には一番好きなクラシックカーです。

 

 

 ミニカーは元々はフランスのミニカー付雑誌「VOITURES CLASSIQUES」の物で、イクソのカタログモデルとしても発売されました。実車の優雅なデザインが良く再現された素晴らしい出来のミニカーです。1/18でミニチャンプスとギロイからもモデル化されています。

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SALMSON S4E 1938 FRANCE

SALMSON S4E 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS038 1/43 114mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m? 全幅約1.73m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.3L 85HP 4段変速
性能: 最高速135km/h

 

サルムソン S4E フランス

 

 1890年に創業されたエミール サルムソン社は蒸気機関やポンプの製造会社でした。第一次世界大戦中に航空機エンジンのメーカーとして発展し、その後イギリスのサイクルカー GNのライセンス生産で自動車生産に進出しました。1921年に自社製の車(4気筒 1L)を発売し、この車のエンジンを1.25Lに拡大しDOHC化したレースカーが大活躍し、初のDOHCエンジン搭載量産車(AL グラン スポーール)として市販化されました。

 

 1929年にDOHC 4気筒1.3Lエンジン搭載のS4が登場し、この車は前輪独立サスペンションを備えたS4D(1.6L)に発展します。1937年には高級仕様のS4E(2.3L)が登場しました。戦後サルムソン社はS4シリーズの生産を再開し、1953年に新型の2300 スポール(DOHC4気筒2.3L)を登場させ、この車はルマンにも出場しています。サルムソンは経営不振で1957年に自動車生産から撤退しました。

 

 

 ミニカーはイクソのMUSシリーズです。サルムソンの量産ミニカーはこれしかなく、元々はフランスのミニカー付雑誌「VOITURES CLASSIQUES」のNo.21として作られた物でした。フランスの高級スポーツカーらしい優雅なデザインで、鮮やかなカラーリングや寝かせたフロントウインドーなどでいかにもそれらしく仕上げています。イクソの標準的な出来ですが、ボディ全体がプラスチック製で軽いのは個人的に好ましくありません。

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TALBOT LAGO T150 SS COUPE BY FIGONI & FALASCHI 1937 FRANCE

TALBOT LAGO T150 SS COUPE BY FIGONI & FALASCHI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VOITURES CLASSIQUES (IXO ALTAYA) 6 1/43 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m? 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 6気筒 4L 170HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでタルボ ラーゴのミニカー検索

 

タルボ ラーゴ T150 SS クーペ  フィゴーニ ファラスキー フランス

 

 タルボは元々イギリスとフランスに工場があった大衆車メーカーでした。タルボはサンビーム、ダラックと合併しSTDグループを形成します。STDグループは財政難から1935年にイギリスのルーツグループに吸収され消滅しました。STDグループのフランス工場はアンソニー ラーゴが買い取りタルボ車の販売を続け、第2次大戦後はタルボ ラーゴという名前になり、高級スポーツカーを1960年まで生産していました。

 

 1936年に新設計のツーリングカー T4 MINOR(4気筒2.3L)が登場しました。この車には6気筒2.7/3/4Lエンジンが追加され、ホイールベースの長い6気筒3/4Lエンジン搭載車、さらにホイールベースの長い(7人乗り)6気筒3/4Lエンジン搭載車が追加されました。T150は6気筒3Lエンジン搭載のホイールベースの短いスポーツカーで、T150 SSはさらにホイールベースを短くし6気筒4Lエンジンを搭載した高性能版でした。(なお150CとCが付くのはレース仕様で基本はロードスター) 個性的で美しい流線形ボディのT150 SS クーペは当時最速のスーパーカーでタルボ ラーゴのなかでも一番有名な車です。コーチ ビルダーは前述したドライエと同じフィゴーニ ファラスキーです。

 

 

 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」(No6)用として作られた物でイクソ製です。(オークションで入手 2007年イクソ ブランドで発売) ミニカーの出来ばえはミニカー付雑誌の標準的なレベルですが、流線形ボディの雰囲気は良く再現されています。先に少量生産のWESTERN MODELS製がありましたが、量産ミニカーとしてはこれが最初のモデル化でした。最近になってミニチャンプスやスパークからもモデル化されました。

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PANHARD 6CS FAUT-CABRIO 1935 FRANCE

PANHARD 6CS FAUT-CABRIO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS035 1/43 117mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.72m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 6気筒 2.9L 82HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでパナールのミニカー検索

 

パナール 6CS フォ カブリオ フランス

 

 旧式なスリーブバルブ方式ながら6気筒エンジンが新規開発され、1930年代にはパナールのエンジンはこの6気筒に統一されていきました。1929年に登場したDSシリーズは6気筒3.5Lエンジンを搭載し、4ドアセダン、クーペ、カブリオレなどがあり、ルノーの高級車よりも高価な車だったようです。DSシリーズの小型版がCSシリーズで、6気筒2.3Lエンジンを搭載していました。

 

 画像はCSの最終仕様で、フロントピラーを2本にして間に曲面ガラスを組み込んだ「パノラミク」と呼ばれるフロントウインドーが特徴です。(これは1936年登場のディナミクにも継承) この時代にはコーチビルダーによる華麗なボディもありましたが、この車は鋼鉄製のメーカー標準ボディでした。6気筒2.9L(82HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速120km/hの性能でした。名前のフォ カブリオレとは「偽物のカブリオレ」と言う意味で、見た目がカブリオレ風のハードトップという意味です。

 

 

 ミニカーはイクソ製で元々はフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」シリーズ用に作られた物です。フロントグリルのパナール ルバッソールとSIX(6気筒の意)のロゴ、ボンネット側面のスリット部分、グリル上のマスコットなど細かいところがきちんと再現されています。この時代のパナールは量産ミニカーとしてほとんどモデル化されていないので、貴重な存在のミニカーです。

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PANHARD DYNAMIC 1937 FRANCE

PANHARD DYNAMIC 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR  1/43? 125mm

 

パナール ディナミク フランス

 

 1936年のパリ サロンに登場したディナミクは名前どうりの革新的な造形で話題となりました。はやりの流線型を取り入れたボディ デザインはフェンダーの形状やフロント グリルにドライエなどと同じようなフランス的な感覚があり、個人的に好きなデザインです。

 グリルの形状に合わせたライトのカバーはガラスではなくグリルで構成されていて、プジョー402の格納ライトと同じ処理です。前輪独立懸架や油圧ブレーキなどメカ的に新しく、フロントシートが3人掛けで中央にステアリング ホイールがあるなどユニークな車でした。

 

 ミニカーはエリゴール製 コレクター向け特注品で、フェンダーのモール塗装など通常品より丁寧な仕上げとなっています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: 6気筒 2.9L 82HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでパナールのミニカー検索
 

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HOTCHKISS 686 COUPE 1939 FRANCE

HOTCHKISS 686 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR 1015 1/43 105mm

 

オチキス 686 クーペ フランス

 

 機関銃製作で有名であった兵器会社オチキス社は1903年に自動車製造に乗りだし、初期のレースで活躍してロールス ロイスに匹敵するとの評価を受けていました。第一次大戦後の6気筒車タイプAMは1932年から3年連続してモンテカルロ ラリーで優勝しており性能は素晴らしかったようですが、その割にあまり知られていないメーカーです。(ミニカーも少ないです) 戦後も高級車メーカーとして生産を続け1949、50年にもモンテカルロ ラリーで優勝しています。

 

 ミニカーはエリゴール製でホワイトメタルで少量生産されたものです。高性能であったタイプ686クーペ(6気筒3L)という車をモデル化しているようです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m
エンジン 変速機: 6気筒 3L 85HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでオチキスのミニカー検索
 

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