ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 1960 FRANCE

CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY (FRANCE) 587 1/43 122㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.98m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 1.6L 45HPなど多種 3段変速など
性能: 最高速不詳
データーベースでシトロエン Hのミニカー検索

 

シトロエン H 1200kg フィリップス 販促車 フランス 1960

 

 シトロエン Hの標準的なボディーはバンとピックアップの2タイプでした。前輪駆動方式を採用しているので荷室部の後輪は簡単な構造にできました。したがって広大なスペースの荷室は様々なボディを自由に架装でき、各種貨物車をはじめ救急車、消防車、ポリス、レッカー車、ピックアップ トラック、移動販売車、マイクロバスなどたくさんのバリエーションがありました。 フランスでは「豚の鼻」の愛称で呼ばれていました。

 

 シトロエン Hはミニカーでも様々な種類の商用車がモデル化されています。 画像はディンキー(仏)製で、家電メーカー「フィリップス」の移動販促車をモデル化したものです。フロントウインドーが2分割の初期型なので、1960年頃の車と思います。右サイドとリアのゲートが大きく開き、荷室内には冷蔵庫やトースターらしき家電品が並べられています。当時こんな風に凝った商用車のミニカーは珍しかったので人気がありました。(程度の良いものは今でも数万円はします) 同じ型のディンキー(仏)のポリス仕様も人気があります。 

 

 

 シトロエン Hの当時物ミニカーとしてはディンキー(仏)、CIJ、JRDあたりが有名です。(なおCIJやJRDは滅多にお目にかかれないレア物ですが。。。) 新しいものとしてはマッチボックスのYTFシリーズ、エリゴール、ノレブ(1/43、1/18)、ソリド(1/43、1/18)、ブッシュ(1/87)などたくさんあります。日本のものではトミカや前述したトミカ ダンディの外国車シリーズのH バンがあり、どちらも販促用特注品などのバリエーションがたくさんありました。毛色の変わったものとしては、ポピー製のルパン 3世のキャラクター物があり、これも結構面白いです。 以下はディンキー(仏)のフロント/リアの拡大画像と右側面の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 1
CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 2

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CITROEN ID 19 SAFARI ALPINE RESCUE CAR 1960 FRANCE

CITROEN ID 19 SAFARI ALPINE RESCUE CAR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 513 1/48 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.99m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 75HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでシトロエン ID/DS ブレークのミニカー検索

 

シトロエン ID 19 サファリ アルペン 救助車 フランス 1960

 

 1958年にDSシリーズにワゴン形式のブレークが追加されました。(アメリカではワゴン、イギリスではサファリ又はエステートと称する) ブレークのリアゲートは上下2分割式で、折り畳める後席の背後に横向き対座補助席2座が付いた7/8人乗りです。補助席が無い商用車仕様はコメルシアル(COMMERCIALE)と呼ばれ、後席を畳むことで3人乗りで500kgが積載できる広い荷室になります。3-3-2座の3列シートで8人乗りのファミリアール(FAMILIALE)は家族向け乗用仕様で、中央の2列目は個別に折り畳める補助席になっていました。

 

 当初は廉価版のIDだけでしたが、後にDSにもブレークが設定されています。DS/IDのブレークは全長が約5mもあるので荷室が広く、乗用車としての性能も優れていたので人気がありました。油圧式の自動車高調整機能は荷重による姿勢変化が無く、停車中は車高が下がるので荷物が積み易いというメリットもありました。また前席2座、後席1座の3人乗りでストレッチャーを積載できる救急車仕様もありました。

 

 

 ミニカーはコーギー製の当時物です。イギリス名のサファリで、アルペン山岳救助車をモデル化しています。屋根にスキーと雪ソリが積んであり、救助隊員と救助犬(セントバーナード)の良くできたフィギュアが付いています。コーギーが最初にブレークをモデル化したのは1963年の型番436のサファリで、ブレークの特徴である折り畳める後席を再現したギミック(底板のダイヤルで操作する)がついています。その後スキーヤーのフィギュアを付けた冬季オリンピック仕様(1964年インスブルックと1968年グルノーブル)などがバリエーションとして作られ、このアルペン 救助車は1970年に作られた最後のバリエーションでした。全てのバリエーションを合わせると約150万台以上が作られています。(昔のミニカーは生産台数が多いのです)

 以下は後席を折りたたむギミック動作とフィギュア/ルーフの装備の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN ID 19 SAFARI ALPINE RESCUE CAR 1
CITROEN ID 19 SAFARI ALPINE RESCUE CAR 2

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RENAULT 4L 1961 FRANCE

RENAULT 4L 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 518 1/43 85mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.66m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 747cc 32HP 3段変速
性能: 最高速113km/h
データーベースでルノー 3/4のミニカー検索

 

ルノー 4L フランス 1961

 

 1961年にルノー 4CVの後継車としてルノー 4が登場しました。ルノー初の前輪駆動方式を採用し、2ボックスのハッチバックボディなど、ライバルのシトロエン 2CVを意識した設計でした。ボディはセダン以外にフルゴネット(後部がハイルーフの箱形商用車)、ブレーク(バン)、ピックアップなどがありました。エンジンは4CV譲りの747cc(32HP)で3段変速機、最高速113km/h の性能でした。なおエンジンが603ccの廉価版ルノー 3も短期間ですが販売されました。

 

 リアサスペンションは横置きトーションバーを用いたトレーリングアーム方式で、ボディ全幅に渡る長い左右輪用トーションバーが2本前後に並んでいたので、ホイールベースが左右で異なっていました。当初はフロントグリルとヘッドライトが分離していましたが、1968年以降はアルミ製グリルで一体化され、1975年には黒い樹脂製グリルとなりました。1972年にエンジンが800ccに拡大され、1978年には1.1Lエンジンも追加されました。コストを抑えた設計による実用性/経済性が評価され、同じようなコンセプトのシトロエン 2CV以上に大成功し1992年まで生産されました。総生産台数は835万台でこれはモデルチェンジしていない量販車としてはフォルクスワーゲン ビートル(2153万台)、フォード T型(1500万台)に次ぐ第3位でした。(ちなみにシトロエン 2CVは387万台) 後継車はトゥインゴでした。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。豪華仕様の4L(リアクォーター後部に3枚目の窓がある)をモデル化しています。ディンキー(DINKY TOY)はイギリスとフランスに生産拠点があって、フランスのディンキー(仏)は主にフランス車を手掛けていました。ディンキー(仏)のミニカーはプロモーションモデル的なリアルな作風が特徴でした。このルノー 4も1960年代の素朴な作りですが、プロポーションはしっかりしていて細部も結構リアルで良い出来ばえです。スプリングサスペンションのギミックが付いています。これ以外のルノー 4の当時物ミニカーはノレブ、ディンキー(仏)をコピーしたオートピレン、ソリドのフルゴネット、トミカのフルゴネットなどがありました。当時物以外ではビテス、ソリド、ノレブ、ブレキナの1/87など商用車のバリエーションも含めてたくさんあり、最近でも新製品が出されています。以下はディンキー(仏)製のルノー 4のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 4L 1
RENAULT 4L 2

 以下は1970年に発売されたディンキー(仏)製のルノー 4L 高速道路(AUTOROUTES) サービスカー (1/43 型番518a)の画像です。上記型番518のバリエーションで、屋根にアンテナを追加して高速道路の保守サービスカーに仕立てています。これ以外にも郵便車などのバリエーションがありました。なおこのミニカーにはナンバープレートが付いていますが、これはミニカーの箱に添付されていたナンバープレート(紙製粘着シール)を貼ったものです。1970年代に発売されていたディンキー(仏)の乗用車ミニカーのほとんどにはナンバープレートのシールが添付されていました。それを貼るとミニカーがリアルになって楽しかったのでしたが、そのことを思い出したことが当サイトのナンバープレート作成ページを作るきっかけとなりました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4L 3
RENAULT 4L 4

 以下は1976年頃に発売されたオートピレン製のルノー 4L 1968 (1/43 型番202)の画像です。オートピレンは同時期のコーギーやディンキーをコピーした物が多いのですが、単なるコピーではなく一工夫していました。これは上記のディンキー(仏)のコピーですが、フロントグリルを1968年以降のヘッドライトと一体化された物に変更しています。オートピレンはこのような工夫を続けながら技術レベルを上げ、その後オリジナルのミニカーを開発するようになりました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4L 5
RENAULT 4L 6

 以下は1961年頃に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 4L (1/43 型番53)の画像です。ノレブ初期のプラスチック製でテールゲートが開閉するギミック付です。全体的に丸みがついているように感じるのは、プラスチックの経年劣化でボディが少し変形しているのかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4L 7
RENAULT 4L 8

 以下は2017年に発売された国産名車コレクション製のルノー 4L (1/43 No.294)の画像です。メーカーはイクソで、最近のミニカーですから灯火類などの細部はそこそこリアルですが、リアエンド周りの造形が微妙に違う感じがします。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4L 9
RENAULT 4L 10

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CITROEN AMI 6 1961 FRANCE

CITROEN AMI 6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 141 1/43 90㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.87m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 22HP 4段変速
性能: 最高速105km/h
データーベースでシトロエン アミのミニカー検索

 

シトロエン アミ 6 フランス 1961

 

 2CVとDSとの中間車種として、アミが1961年に登場しました。基本的な部分は2CVがベースで、2CVより大型のボディに2CVの空冷水平対向2気筒エンジンを602cc(22HP)に拡大したエンジンを搭載していました。(AMIとはフランス語で友人の意) 当時珍しかった角形ライトを使った奇抜なフロント、流行のクリフカット デザイン(リアウインドウが逆に傾いている)のルーフなど、この車もシトロエンらしい独特なデザインの車でした。セダンとブレーク(ワゴン)がありました。

 

 アミは一時的にシトロエンの最量販車種になるなど商業的に成功しました。1969年にはクリフカットをハッチバックスタイルに変えるなど、デザインをリファインしたアミ 8に発展しました。さらに1973年には1971年に登場したGSに使用した空冷水平対向4気筒1L(61HP)エンジンを搭載し性能を大幅に向上させたアミ シュペール(AMI SUPER)が追加されました。また1970年にアミ 8をベースにしてシングル ローターのロータリーエンジンを搭載した試作車M35が限定生産されました。アミは1978年に生産中止となり、後継車はビザとなりました。

 

 

 ミニカーはソリドの初期物です。ずいぶん昔のミニカーですが、全体のプロポーション、バンパー前のガードリング、プレスラインなどがよく再現されてます。最新のノレブのものなどよりも、古くさい分雰囲気が良く出ていると思いますが。。これ以外の当時物としてはCIJ/JRD、ディンキー(仏)、ノレブ、ポリトーイのアミ 8などがありました。最近の物では、ノレブ、ミニチャンプス、ヘルパ(1/87)、イクソなどがあります。 以下はソリドのフロント/リアの拡大画像とクリフカットのルーフ部分の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN AMI 6 1
CITROEN AMI 6 2

 以下はディンキー(仏)(型番557)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN AMI 6 3
CITROEN AMI 6 4

 以下はノレブのセダン(型番54)とブレーク(型番2)の画像です。どちらもプラスチック製で、ブレークは経年変化でボンネットなどが変形しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN AMI 6 5
CITROEN AMI 6 BREAK

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RENAULT 8 1962 FRANCE

RENAULT 8 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 517 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1L 48HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでルノー 8のミニカー検索

 

ルノー 8 フランス 1962

 

 前述したルノー ドーフィンの上級車として同じリアエンジン方式のルノー 8が1962年に登場しました。ドーフィンより大きく近代的なボディに、新設計の1L(48HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速125km/hの性能でした。サスペンションの改良で操縦性が向上し、4輪ディスクブレーキを装備するなど当時の1Lクラスの車としてはかなり進歩的な車でした。1964年にはエンジンを1.1L(50HP)に強化したマジョール(MAJOR 最高速134km/h)が追加されました。

 

 ツーリングカーレースやラリー用の高性能仕様として、1964年にゴルディーニが追加されました。シリンダーヘッド改造、ツインチョーク キャブレター化などドーフィンのゴルディーニよりも高度なチューンが施され、エンジンはマジョールの2倍の95HPにパワーアップし、最高速は170km/hでした。さらに1966年には1300ccクラスのライバルBMC ミニ クーパー Sに対抗するため、1255cc(103HP)までエンジンを拡大しました。ルノー 8 ゴルディーニはツール ド コルスで1964年から3年連続で優勝するなど大活躍しました。1973年に生産中止となりました。後継車はルノー 12でした。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。ルノー 4の解説に記載したようにディンキー(仏)のミニカーはプロモーションモデル的なリアルな作風が特徴でした。このルノー 8も素朴な作りですが、実車の雰囲気が良く再現されています。なおこの時代のディンキーのミニカーは底板がまだ鉄板で出来ていて(1960年代後半にはプラスチック製が多くなった)、ホイールも簡単な作りでした。室内の造形が再現されてワイパーがウインド スクリーンにモールドされるようになったのはこの頃からのようです。ディンキー(仏)には高性能版のゴルディーニ仕様もありました。これ以外の当時物ミニカーはノレブのプラスチック製がありました。当時物以外ではソリド(べレム)の1/43と1/18、エリゴール、イクソ、ミニチャンプス、最近のノレブ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 8 1
RENAULT 8 2

 以下は1968年に発売された上記ディンキー(仏)製のバリエーション ルノー 8 ゴルディーニ 1964 (1/43 型番1414)の画像です。ゴルディーニ仕様の定番カラーであるフレンチブルーの車体に白いストライプで、ヘッドライトと補助灯が黄色のラインストーンで追加されています。さらにヘルメットを被ったドライバーが乗っていて、それらしい雰囲気に仕立ててあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8 GORDINI 1
RENAULT 8 GORDINI 2

 以下は1990年代に発売されたソリドの別ブランドのべレム製のルノー 8 1967 (1/43 型番V448)の画像です。ソリドは型番が18**のシリーズでルノー 8 ゴルディーニを数点モデル化していますが、これはそれと同じ型を使ったべレム版です。特別に凝ったところはありませんが、ソリドらしいシャープな作風で室内もそこそこ再現してあり良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8 3
RENAULT 8 4

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PEUGEOT 404 CABRIOLET 1962 FRANCE

PEUGEOT 404 CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 528 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.49m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 69HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでプジョー 404のミニカー検索

 

プジョー 404 カブリオレ フランス 1962

 

 404にも2+2座の2ドアカブリオレ、2ドアクーペが1962年に追加され、さらに全長の長いブレークも追加されました。404はラジアル タイヤを前提にしたサスペンション設定など足回りも優れており、その証拠に1966年から3年連続してサファリ ラリーで優勝しています。

 

 また2L(88HPの)ディーゼルエンジンを搭載した404カブリオレの改造車が速度記録を樹立するなど、プジョーはこの当時からディーゼルエンジンに力を入れていました。なおプジョーは現在でもディーゼルエンジンのトップメーカーで、2009年のルマンではディーゼルの908 HDi FAPが優勝しています。

 

 

 ミニカーはディンキーの当時物です。上記のセダンより5年ほど後の1966年に作られていますので、ドアとボンネットが開閉できるギミックが付けられ、ラインストーンを使ったライト、ドライバーフィギュア付きと凝った作りとなっています。

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SIMCA 1000 1962 FRANCE

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DINKY(FR) 519 1/43 88mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.49m
エンジン 変速機: 4気筒 1L 34HP 4段変速/3段半自動変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでシムカ 1000のミニカー検索

 

シムカ 1000 フランス 1962

 

 アロンドの後継として1962年に登場したのが1000でした。1000はシムカとして初のリアエンジン車で、モノコックボディに4気筒1L(34HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速125km/hの性能でした。デザインはごくシンプルで、見た目は同時期に登場したルノー 8と非常に良く似ています。

 

 1000はそのルノー 8同様大ヒットし、大衆車市場をこの2台が席巻しました。ただシムカは大株主フィアットのコントロール下にあり、1000も中身はフィアット600を大きくしたような設計でした。1.1L、1.3Lエンジンが追加されるなどして、1978年まで長く生産されました。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。シンプルな作りですが、ディンキー(仏)らしい良いプロポーションで、実車のイメージがよく再現されています。

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SIMCA 1000 COUPE 1962 FRANCE

SIMCA 1000 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 73 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.93m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1L 52HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでシムカ 1000のミニカー検索

 

シムカ 1000 クーペ フランス 1962

 

 アロンドのスポーツ仕様の後継として登場したのが1000 クーペでした。ベルトーネのデザインによる美しいクーペスタイルに52HPにパワーアップしたエンジンを搭載し、最高速は140km/hでした。

 

 1967年には1.2L(85HP)の高性能エンジンを搭載し、最高速178km/hと本格派のスポーツカー1200Sに発展します。この1200Sはリアエンジンながら、フロントにラジエータを持つためフロントグリルが付いていました。

 

 

 ミニカーはノレブの当時物でプラスチック製です。この時代のノレブの常でボディが経年変化でやや変形しています。プロポーションはそう悪くないので、ベルトーネによるイタリア的なスタイルが分かると思います。この車でもフィアットの影響力を感じますね。

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RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 1962 FRANCE

RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1406 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 747cc 32HP 4段変速 4WD
性能: 最高速 不詳
データーベースでルノー サンパールのミニカー検索

 

ルノー 4 サンパール 4X4 'ミシェル タンギー' フランス 1962

 

 ルノー 4 サンパール 4X4はルノー 4をベースにした4輪駆動車で、1962年に登場しました。この当時のフランスの市販車メーカーは自社で4輪駆動車をモデル化しておらず、4輪駆動車の需要には市販車を改造する専門メーカーが対応していました。サンパールもそのような専門メーカーで、主にルノー車の改造を行っていました。ルノー 4 サンパールの標準的なモデルはボディはそのままで車高を上げたもので、屋根が無いジープ的なモデルやこのミニカーのような軍用車もあったようです。またルノー 4 サンパールはパリ-ダカールなどの長距離ラリーにも参戦しています。サンパール社は後にルノーの1部門となりました。(実車画像→ ルノー 4 サンパール)

 

 同じような改造専門メーカーとしてダラス社(DALLAS)とマトラ社(MATRA)がありました。ダラス社はルノー車やプジョー車をベースにしたジープ型の改造車を製造していました。プジョー 205をベースにしたダラス社のジープとしてジープ ダラス グランディン (GRANDIN)がありました。(実車画像→ ジープ ダラス グランディン 1989)
 マトラ社はシムカ車をベースにした改造車を製造していました。代表的なモデルとしてはシムカ 1100をベースにした多目的車マトラ シムカ ランチョがありました。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。ミニカーの名前に付けられた'ミシェル タンギー'とは当時のフランスで絶大な人気があった漫画「タンギーとラヴェルデュール」(TVドラマにもなっている)の主人公の名前です。この漫画は戦闘機パイロットの話で、「トップガン」のフランス版のようなものだそうです。ミニカーはその漫画のキャラクター物として作られたもので、漫画の主人公のフィギュアが付いています。フロントグリルに付けられた砲弾状の物(蓋のついた補助灯か?)、ボンネット上のカメラ、可倒式ウインドスクリーン、変わった形状のアンテナ、インパネから生えたシフトレバーを再現した内装、風変わりな迷彩塗装など細部にこだわった仕上げとなっています。多分迷彩塗装などは漫画(TVドラマ)の設定に忠実にできているのだと思います。ディンキー(仏)はこれ以外にもルノー 4 サンパールの軍用車を2種類モデル化しています。これ以外のサンパールのミニカーとしては、ビテスがルノー 4 サンパールのパリ-ダカール仕様を、エリゴールがトラックや消防車などをモデル化しています。 以下はフロント/リア/室内の画像とジオラマ仕立てのミニカーの紙箱/フィギュアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 1
RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 2

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SIMCA 1500 1963 FRANCE

SIMCA 1500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 523 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.58m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 69HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでシムカ 1500のミニカー検索

 

シムカ 1500 フランス 1963

 

  大衆車市場で成功したシムカは、その上のクラスを狙ってアリアーヌの後継車として1300、1500を1963年に登場させました。1300はアロンド用の1.3L(52HP)エンジン、1500は新設計の4気筒1.5L(69HP)エンジンを搭載し、ごく常識的な構成のFR方式の中型車でした。1967年にはボディを小変更して1301、1501となり、1975年まで生産されました。

 

 どちらかというと何の特徴もない平凡な車ですが、長い間生産されていたことからそこそこ成功したのだと思います。どこの国でもこの手の地味な車が結構売れるものです。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。ヘッドライトにラインストーンが使われていて少し豪華に見えます。ディンキー(仏)はこのセダン以外に、ブレーク(ワゴン)も作っています。このワゴンは実車同様にリアシート後部に脚を畳んだピクニック テーブルが組み込まれていて、テーブルを取り出してジオラマ風に並べることができる楽しいギミックもついています。国産ミニカーではセダンとワゴンが両方ともモデル化されることはあまりないのですが、欧州製ミニカーではセダンと合わせてワゴンがモデル化されることが多いです。この手のワゴン車がバカンス シーズンのレジャーによく使われるからだと思います。これ以外のシムカ 1500の当時物ミニカーとしてはノレブやポリトーイがあります。

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