ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

NSU PRINZ SPORT 1958 GERMANY

NSU PRINZ SPORT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 316 1/42 85mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.6m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 2気筒 583cc  30HP 4段変速
性能: 最高速120km/h

 

NSU (エヌ エス ウー) プリンツ スポーツ ドイツ 1958

 

 上記プリンツのスポーツ仕様として1958年に追加されたのが、プリンツ スポーツです。ボディはアルファロメオ B.A.T.をデザインしたフランコ スカリオーネによるもので、スタイリッシュな2+2座クーペです。エンジンはプリンツと同じですので性能的(最高速120km/h)にはセダンと大差がありませんが、見た目はかっこ良かったと思います。

 

 同じような性格のフォルクスワーゲン カルマン ギア クーペの半額以下という低価格で人気があったようです。1967年の生産中止までに約2万台が販売されました。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で1963年に発売されています。この当時のコーギーは、まだスプリング サスペンションのギミックしか付いておらず素朴な出来映えです。ただプロポーションはしっかりしていて、実車のイメージを良くとらえています。

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NSU SPYDER 1964 GERMANY

NSU SPYDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430019231 1/43 85mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.6m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 1ローターロータリー 498cc 50HP 4段変速
性能: 最高速150km/h

 

NSU (エヌ エス ウー) スパイダー ドイツ 1964

 

 NSUはロータリーエンジンの考案者バンケル博士と協力して1957年にロータリーエンジンの試作品を完成させました。NSU スパイダーは実用型ロータリーエンジン(1ロータ 498cc 50HP)を搭載した世界初の市販車で1964年に登場しました。上記プリンツ スポーツをベースにしたスパイダーですので、リア エンジン車ですが、エンジンが小さいのでリアにも荷物スペースもあったそうです。

 

 車重が700kgと軽いこともあって、最高速度は150km/hとスピードは結構出たようです。ただやはりエンジンはトラブルが多く車としての完成度も低かったので、生産台数も2400台程しかなくほとんど知られていない車です。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。実車の知名度のせいか、ミニチャンプスがモデル化するまで量産品ではミニカーがありませんでした。

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NSU Ro80 1967 GERMANY

NSU Ro80 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 836 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.78m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 2ローターロータリー 498X2cc 115HP 3段変速(自動クラッチ)
性能: 最高速180km/h
データーベースでNSU Ro80のミニカー検索

 

NSU (エヌ エス ウー) Ro80 (アールオー80) ドイツ 1967

 

 NSUのロータリーエンジン車第2弾のRo80は1967年に登場しました。2ローターのロータリーエンジンを搭載する量産車としては、マツダのコスモ(1967年発売)に少しだけ先を越されました。ただしRo80はコスモのような少量生産のスポーツカーではなく、極めて進歩的なデザインの実用車でした。エンジン(2ロータ 498ccX2 115HP)の先進性だけではなく、縦置きエンジンの前輪駆動、全輪独立懸架+4輪ディスクブレーキと当時の最先端技術が採用されていました。またボディも空力を考慮したデザインで6ライト ウインドー(側面に3つ窓がある)の広いキャビンになっています。最高速度180km/hと高性能でした。

 

 1968年のカー オブ ザ イヤーに選ばれるなど高く評価され、その後の前輪駆動のセダンに多大な影響を与えました。ただ残念なことに発売当初にエンジン トラブルが多発し評判を落とし、トラブル対応が終わったころに石油ショックがやってきて、燃費の良くないこの車は3万台ほど生産されただけで1977年に生産中止となりました。NSU社は1969年にアウトウニオン社(現在のアウディ)と合併して消滅しています。

 

 

 ミニカーはテクノ製の当時物で、1968年頃に発売されました。テクノらしい上質な作りで、独特のデザインの空力ボディをうまく再現しています。またテクノの特徴である前輪操舵ギミックが付き、室内のダッシュボードのレバーでボンネットを開けるといった変わったギミックもついています。Ro80の当時物ミニカーとしてはベストの出来ばえでした。 以下はフロントと前輪操舵部の拡大画像と、ボンネット開閉ギミック部分の拡大画像です。室内の開閉レバーを下に押し下げると、レバーの先端がエンジンルーム内に押し出されてボンネットが持ち上がります。

NSU Ro80 7
NSU Ro80 8

 テクノ以外の当時物ミニカーとしては、メルクリン、ガマ、ディンキー(英)、メーベトイなど当時の主要なブランドがモデル化していて、Ro80の人気が高かったことを反映しています。最近の物では、ヴィーキングやミニチャンプスなどがあります。以下はミニチャンプス(型番430015402)の画像です。ミニチャンプスらしい細部の仕上げにこだわった作りで、スケールモデル的な観点ではこれが一番出来ばえが良いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
 
NSU Ro80
NSU Ro80

 以下はメルクリン(型番1811)とガマ(型番9670)の画像です。メルクリンは4ドアが開閉するギミック付ですが、閉じた状態では開くようには見えないほど隙間が無い高度な鋳造技術が使われています。ガマはプロポーションの取り方が正確で結構良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NSU Ro80 1
NSU Ro80 2

 以下はディンキー(型番176)とメーベトイ(型番A37)の画像です。ディンキーはライトが電池で点灯するギミック付です。メーベトイは特徴的なキャビン部分のデフォルメがきつすぎて、プロポーションが少し崩れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NSU Ro80 1
NSU Ro80 2

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OPEL OLYMPIA 1951 GERMANY

OPEL OLYMPIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430040404 1/43 95mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 37HP 
性能: 

 

オペル オリンピア ドイツ 1951

 

 1920年代にラウプフロッシュで成功したオペルは、中大型車への進出を目指しました。しかし当時のドイツには既にフォードやGMが進出し、中大型車クラスでは強力なライバルとなっていました。そこでオペルはGMと提携する道を選び、1931年にGM傘下となりました。1930年代にオペルはヨーロッパ有数の自動車メーカーに成長していきました。当時のモデルレンジはラウプフロッシュの最終型P4とカデットの小型実用車が中心で、アドミラル、カピタンといった中型車も揃えていました。(なおこの時代のオペル車はほとんどミニカーがありません) 第二次大戦が始まるとGMは撤退し、オペルはナチ政権の命令で軍用車の生産体制に組込まれていきました。

 

 戦後オペルの工場は一時的にソ連に接収されていましたが、GMが経営権を取り戻し、1946年に戦前モデルの生産を再開させました。最初に生産されたのが4気筒1.5L(37HP)エンジンを搭載した小型車オリンピアで、戦前と同じモデルでした。オリンピアは1936年のベルリン オリンピックにちなんで命名された車(1.2Lエンジン搭載)で、1935年に発表されています。 

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、この時代のオペルのミニカーはこれぐらいしかありません。ボディのベースは戦前型のままで、幅が広げられたフロント グリルを持つ戦後の改良版をモデル化しています。

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OPEL KAPITAN 1951 GERMANY

OPEL KAPITAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430043300 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 58HP 
性能: 
データーベースでオペル カピタンのミニカー検索

 

オペル カピタン (カピテーン) ドイツ 1951

 

 戦前型のカピタンは6気筒2.5L(55HP)エンジンを搭載した中型車で、1939年に発表されています。ヘッドライトがフェンダーに埋め込まれているなど、当時のGM製アメリカ車によく似たスタイルでした。カピタンも戦前型そのままの再生産からはじまり、この1951年式ではフロントグリルの変更、トランクスペース大型化、エンジン パワーアップなどの変更が加えられています。

 

 1953年にオリンピアはオリンピア レコードという名前に変わり、フェンダーが一体化されたフラッシュ サーフェースの戦後型デザインに変わります。翌年にカピタンも同様の戦後型デザインに変わりました。

 

 

 ミニカーはこれもミニチャンプス製です。フロントグリルなどの変更点を再現した戦後型となっていますが、ちょっと改造して戦前型も作って欲しいです。(戦前型が結構かっこいいのです)

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OPEL REKORD P I 1958 GERMANY

OPEL REKORD P I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430043201 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 45HP 3段変速
性能: 最高速128km/h
データーベースでオペル レコードのミニカー検索

 

オペル レコード (レコルト) P I ドイツ 1958

 

 1958年に登場した戦後2代目(シリーズ P I)のレコードです。側面まで回り込んだラップラウンド ウインドウ、サイドのモールディング、テールフィンなど当時のアメリカ車風のデザインがGM系列であることを示しています。4気筒1.5L(45HP)エンジンを搭載した中型車で、最高速は128km/hの性能でした。このモデルは2ドアですが、4ドアもありました。

 

 なお車名ですが、今はレコルトと呼ぶのが一般的なようですが、私は昔風の英語読みでレコードと記載しています。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。平凡なセダンですから、本国以外ではあまり売れないと思います。ただこのあたりもきちんとモデル化してくれるのがミニチャンプスの良いところです。細かいところもよく再現してあるので、この時代の実用車の細部(ウインカーなど)がよく分かります。

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