ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ALFA ROMEO ALFETTA 1972 ITALY

ALFA ROMEO ALFETTA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EDISON GIOCATTOLI 804521 1/43 102㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 122HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでアルファ ロメオ アルフェッタのミニカー検索

 

アルファ ロメオ アルフェッタ イタリア 1972

 

 1750の後継車アルフェッタが1972年に登場しました。アルフェッタという名前は1950年代のGPカー 159に付けられた愛称で、その159は変速機を後輪デフ直前に配置するトランス アクスル方式(前後重量配分が良くバネ下重量が軽い)を採用していて、同じ方式を採用したことからアルフェッタという名前が付けられたそうです。その甲斐あってアルフェッタは50:50の前後重量配分で、優れた操縦性と良好な乗り心地を実現していました。自社でデザインしたボディスタイルも、なかなか魅力的です。1.8L(122HP)エンジンを搭載し、最高速180km/hの性能でした。

 

 1974年に2ドアクーペのGTが追加されました。1975年に丸形2灯式ヘッドライトで1.6Lエンジンの廉価版1.6、1977年に角形2灯式ヘッドライトで内外装を豪華にして2Lエンジンを搭載した高級版の2000、1979年に2Lターボ ディーゼル エンジンを搭載したターボ Dが追加されました。アルフェッタは基本設計は素晴らしかったのですが、当時のイタリアの製造品質の問題、ボディ鋼板の錆、シャフトの振動などの不具合があって商業的には失敗したようです。1984年に内外装を変更した後継車の90にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはイタリアのエジソン製で、2010年頃に入手しました。エジソンはモデルガンのメーカーのようですが、1/43のダイキャスト製ミニカーも手掛けています。(どこかのOEM品かもしれませんが) このアルフェッタは直線的なスタイル(BMWに似てます)や端正なフロントマスクが良く再現され、かなり良い出来ばえです。当時物ミニカーとしてはポリトーイ、メーベトイ、ブラーゴの1/24がありました。最近のものではミニチャンプス、ノレブ、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はエジソンのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO ALFETTA 1
ALFA ROMEO ALFETTA 2

 以下は1974年に発売されたメーベトイのアルフェッタ(型番A76)の画像です。スピード ホイールの安っぽいタイヤと車高が高いのがいまいちですが、実車の雰囲気の再現はまずまずです。コストを下げる為、バンパーとヘッドライトとグリルを一体化するという大胆なパーツ削減をしています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFETTA 3
ALFA ROMEO ALFETTA 4

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ALFA ROMEO ALFASUD 1972 ITALY

ALFA ROMEO ALFASUD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS S12 1/25 ㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.89m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 水平対向4気筒 1.2L 63HP 5/4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでアルファ ロメオ アルファスッドのミニカー検索

 

アルファ ロメオ アルファスッド イタリア 1972

 

 イタリアの南北経済格差解消を目的にして、南イタリアのナポリ近郊に自動車工場を新設し雇用を増やすといった国策を当時国有公社であったアルファ ロメオが行うことになりました。その国策の対象となった新型車がアルファスッドで1971年に登場しました。(スッドとはイタリア語で「南」の意) アルファスッドはアルファ ロメオにとって初の前輪駆動小型車でした。前輪駆動による広い室内、低重心の水平対向4気筒1.2L(63HP)エンジン、インボード4輪ディスクブレーキなどの高度な技術による優れた操縦性とブレーキ性能など当時の小型車として非常にレベルの高い車でした。イタル デザインによるスタイリングも魅力的でした。

 

 当初は4ドアと2ドアセダンだけで、1975年に3ドアワゴン、1976年に1.3L(76HP)エンジンを搭載する3ドアクーペのスプリント、1981年に3/5ドアハッチバックも追加されました。1973年にエンジンを68HPにパワーアップした高性能版2ドア TIが設定されました。1978年に1.4L/1.5Lエンジンが追加され、1980年には内外装を一新してシリーズ2となり、1984年まで生産されました。アルファスッドはセダン系だけで90万台近くが生産されヒットしましたが、同時期のアルフェッタ同様に初期には製造品質の問題がありました。後継車は1983年に登場した33でした。

 

 

 ミニカーはポリトーイの1/25の当時物で、1973年に発売されました。1/25と大きなサイズですが、それまでのポリトーイのMシリーズ(1/43)を大きくしたような出来ばえです。サイズが大きいので、エンジン部分は結構リアルに再現されています。ポリトーイは廉価版のEシリーズ(1/43)で、2ドアとTIもモデル化しています。ポリトーイ以外の当時物では、メーベトイ、ソリドがありましたが、いずれもコストダウンされた廉価版であまり良い出来ばえでありません。最近の物では、ミニチャンプス、ヘルパ、エジソンなどがあります。 以下はポリトーイのアルファスッド 2ドアのフロント/リアの拡大画像と室内/エンジン部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO ALFASUD 1
ALFA ROMEO ALFASUD 2

 以下は1972年に発売されたメーベトーイのアルファスッド 4ドアセダン(型番A57)の画像です。コストダウンが進められていた時期で、フリーホイール化されたホイールが見苦しいですが、プロポーションは悪くないです。(初期の物にはまともなホイールがついていました)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD 2
ALFA ROMEO ALFASUD 4

 以下は1976年に発売されたポリトーイのアルファスッド TI(型番AE49)の画像です。廉価版のEシリーズで、これもフリーホイール化されたホイールが安っぽいですが、TI仕様の4灯式ヘッドライトとやや大袈裟なテールスポイラーになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD TI 1
ALFA ROMEO ALFASUD TI 2

 以下は1978年に発売されたソリドのアルファスッド TI レース仕様(型番69)の画像です。これもソリドの廉価版ミニカーですが、まともなホイールがついているのであまり安っぽくありません。オーバーフェンダーとチンスポイラーを付けたレース仕様となっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO ALFASUD TI 3
ALFA ROMEO ALFASUD TI 4

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LANCIA FULVIA COUPE 1.6 HF MONTE CARLO 1972 ITALY

LANCIA FULVIA COUPE 1.6 HF MONTE CARLO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MERCURY 51 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.93m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: DOHC V型 4気筒 1.6L 115HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでランチア フルビアのミニカー検索

 

ランチア フルビア クーペ 1.6 HF モンテ カルロ ラリー イタリア 1972

 

 フルビアといえばラリーでの活躍が有名ですので、ラリー仕様車も紹介します。HFとはラリー仕様車に付けられた名前でHigh Fidelityの略で「高い忠誠心」を意味します。元々はランチア車でラリーを行っていたプライベーターチームの名前が由来となっているそうで、このチームがワークスチームに昇格してランチアはラリー活動を再開しました。このワークスチームが使用した車が、フルビア クーペ HFでした。

 

 1972年にはモンテ カルロ ラリーで優勝しランチアはこの年WRCチャンピオンカーになるなど、フルビアでのラリー活動では最良の年でした。

 

 

 ミニカーはマーキュリー製で、1972年のモンテ カルロ ラリー優勝車をモデル化しています。前後のバンパーを外し、補助灯を追加、車高をあげたラリー仕様車をダイナミックに再現しています。ラリー仕様車の当時物ではこのマーキュリーのものがベストです。

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LANCIA BETA COUPE 1972 ITALY

LANCIA BETA COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 52 1/43 92mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 110HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでランチア ベータのミニカー検索

 

ランチア ベータ クーペ イタリア 1972

 

上記のフルビアは大衆車クラスでありながら、高度な技術が採用されフィアットに比べると価格が約1.5倍と高価でした。その上性能向上の改良やモデル追加が繰り返されるなど、ランチアは技術至上主義な車作りをしていました。これが原因で経営がまたもや悪化し、1969年にランチアはフィアットに吸収されました。

 

 フィアット傘下で最初に開発されたベーターは1972年に登場しました。ランチアお得意の前輪駆動方式(ダンテ ジアコーサ方式)、1.6/1.8L(110HP)のフィアット製DOHCエンジン、ファーストバックのモノコックボディなどフィアットとランチアの技術が融合した進歩的な車で、最高速は190km/h(1.8L)と高性能でした。クーペ、スポーツワゴンのHPE、スパイダーとボディ形式が多いのもランチアらしいところでした。1984年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはクーペで、ソリドの当時物です。プロポーションは悪くないですが、コストダウンが進められていた時期なので、出来映えはいまひとつです。セダンの当時物はポリトーイ製がありますが、そちらも出来映えはかなりしょぼいです。

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LANCIA STRATOS 1972 ITALY

LANCIA STRATOS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430125020 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.71m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2.4L 190HP 5段変速
性能: 最高速230km/h
データーベースでランチア ストラトスのミニカー検索

 

ランチア ストラトス イタリア 1972

 

 ラリーで勝つことだけを目的として開発された特別な車ストラトスは1974年に登場しました。元々は1970年に発表されたデザイン実験車でしたが、ベルトーネとランチアが共同で強力なラリー車に仕立て上げました。最大の特徴は2180mmと極端に短いホイールベースで、ミドシップエンジン配置とあいまって非常に優れた回頭性を持ちます。これはラリー車としては優れていますが、直進安定性が悪く扱い難いと言うことでもあります。エンジンはフェラーリ ディノ用の6気筒2.4L(190HP)を搭載し、5段変速で最高速は230km/hの性能でした。なお一般市販もされましたが、実用性が無いことからホモロゲーションに必要な400台が生産されただけでした。

 

 当然ですがラリーでは圧倒的な強さを誇り、デビューの1974年から3年連続してWRCのコンストラクターチャンピオンとなりました。ただこの勝利は親会社フィアットの車両販売には貢献せず、1977年からは売れる車(フィアット 131)でのラリー出場にフィアットの方針が変わってしまいました。なおその後もストラトスはプライベートチームでラリーや耐久レースで活躍しました。

 

 

 ミニカーは1999年頃に発売された、ミニチャンプス製です。1972年式ですので、量産される前の最終プロトタイプ(屋根上のスポイラーが無い)をモデル化しています。室内などの細部がリアルに再現された、ミニチャンプスらしい良い出来ばえです。ミニチャンプスはラリー仕様も含めて約20種類をモデル化しています。これ以外のミニカーでは当時物はソリド、ノレブ、ポリトーイ、日本ではスーパーカーブームのさなかだったので、トミカ ダンディ、ダイヤペット、エイダイなどがモデル化しています。最近の物では、イクソ、ビテス、京商の1/43と1/18、サンスター、レジン製ではスパークなどがあります。 以下はミニチャンプスのストラトスのフロント/リアの拡大画像と特徴的な形状のキャビン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LANCIA STRATOS 1
LANCIA STRATOS 2

 以下は1978年に発売された、ソリドの当時物ストラトス(型番73)の画像です。1978年のモンテ カルロ ラリーで7位となったフランスのプライベートチームをモデル化しています。窓枠やテールスポイラーがやや厚ぼったいですが、追加された補助灯など実車の迫力ある雰囲気が再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LANCIA STRATOS RALLY MONTE CARLO 1
LANCIA STRATOS RALLY MONTE CARLO 2

 以下は2001年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズの156(No.1-30)の画像です。メーカーは不明ですが、デルプラドのこのシリーズのなかでは、出来の良い部類で、結構よい出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LANCIA STRATOS 3
LANCIA STRATOS 4

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FERRARI 365 GT/4 2+2 1972 ITALY

FERRARI 365 GT/4 2+2 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO FER030 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC V型 12気筒 4.4L 340HP 5段変速
性能: 最高速245km/h
データーベースでフェラーリ 365/400/412のミニカー検索

 

フェラーリ 365 GT/4 2+2 イタリア 1972

 

 2+2としては中途半端であった365 GTC/4に代わり、アメリカ向けの豪華GTとして1972年に登場したのが365 GT/4 2+2でした。ホイールベースの延長とセダン的なデザインで、実用的なリアシーターを持つキャビン部分を確保しています。あまりフェラーリらしくない車といえますが、ピニンファリーナ製のボディはシンプルで品のあるデザインです。V型12気筒4.4L(340HP)エンジンを搭載し、最高速245km/hの性能でした。

 

 1975年には排気量が4.8Lに拡大され400 GTとなり、GM製の自動変速機がフェラーリとして初めてオプション設定されました。1979年にボッシュのKジェトロニック型電子燃料噴射方式が採用された400iとなりました。1985年には排気量が5Lに拡大され412 GTとなり、1990年まで長く生産されました。400/412をベースにして4ドアセダンやフルオープンのカブリオレなどの特注モデルが制作されたようです。後継車は1992年に登場した458 GTとなります。

 

 

 ミニカーはイクソ製で、2007年頃に購入しました。イクソのフェラーリ シリーズは何れも良い出来ばえですが、この365 GT/4 2+2は量産ミニカーでは他社があまり手がけていないモデルなので貴重です。これ以外のミニカーとしては、マテルの1/43、京商の1/64、ルックスマート(レジン製)などがあります。 以下はイクソの365 GT/4 2+2のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。2+2と称していますが、大人が乗れる実用的な4シーターになっていることがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 365 GT/4 2+2 1
FERRARI 365 GT/4 2+2 2

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FIAT 124 ABARTH RALLY 1972 ITALY

FIAT 124 ABARTH RALLY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 049B 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.91m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1756㏄ 128HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでフィアット 124 アバルトのミニカー検索

 

フィアット 124 アバルト ラリー イタリア 1972

 

 124のラリーカー 124 アバルト ラリーがランチア フルヴィア 1.6HF ラリーの後継車として972年に登場しました。WRC(世界ラリー選手権)に参戦するラリーカーのベースとなった車で約1000台が生産されました。アバルトにより後輪サスペンションが独立懸架に変更され、DOHC 4気筒1.75Lエンジンは128HPにチューンされていました。

 外観的には、前後のバンパーが硬質ゴムのオーバーライダーに変えられ、FRP製オーバーフェンダーが追加され、ホイールもアバルト製のマグネシウムホイールに変えられていました。後部座席は外されロールバーが追加され、ソフトトップはFRP製ハードトップに変えられています。またボンネット/トランクリッドが黒のFRP製に変えられ軽量化されています。

 

 WRCではフィアットのワークスカーとして、1972年アクロポリス 優勝、1973年ポーランド 優勝、1974年ポルトガル TAP 優勝など活躍しています。1974年以降はランチア ストラトスが登場しますが、1975年までランチア ストラトスに次ぐ成績を上げていました。

 

 

 2015年にマツダ ロードスターの姉妹車であるフィアット 124 スパイダーが発表され、その高性能版のアバルト 124 スパイダーも追加されました。1960年代の124 スパイダーの雰囲気を感じさせるデザインになっています。

 ミニカーはビテス製で、前述した124 スパイダーのバリエーションです。実車同様に、バンパー、ホイール、ハードトップが変えてあり、リアシート部のロールバーもちゃんと再現してあります。当時のビテスはいい仕事をしていました。ラリー仕様も含めて約10種類ほどのバリエーションがあります。124 アバルトのミニカーはビテスの型を引き継いだサンスター、イクソの物もありますが、基本的にはビテスと同じものです。

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MASERATI BOOMERANG 1972 ITALY

MASERATI BOOMERANG 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET G5 (01449) 1/40 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.34m 全幅約1.86m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.7L 310HP 5段変速
性能: 最高速280km/h
データーベースでマセラティ ブーメランのミニカー検索

 

マセラティ ブーメラン イタリア 1972

 

 マセラティ ブーメランは1971年のトリノショーで公開されたコンセプトカー(モックアップ)で、イタル デザインのG.ジウジアーロのデザインです。翌年のジュネーブショーではマセラティ ボーラのシャーシを使った走行可能なプロトタイプが発表されました。平面ガラスを使うことで構成された角ばったウエッジシェイプボディが特徴です。また通常のドライーバー正面のメーターパネルが無く、メータや操作用の主なスイッチをステアリングホイールの内側にまとめて配置する斬新なアイデアが提案されていました。(メーター類が見にくいので、あまり実用的とは思えませんが)

 

 ドアは通常の前ヒンジ式で、単なるコンセプトカーではなく量産することを前提としたデザインでした。(G.ジウジアーロのデザインは基本的に生産することを前提にしていたそうです) 実際に平面ガラスを採用し、同じようなイメージのボディを持つロータス エスプリが1975年に量産されています。ブーメランはモーターショーの後で、一般人に売却されています。当時のカロッツェリアはショーカーを売ることもあったようです。

 

 

 ミニカーはダイヤペットの当時物で、1978年に発売されました。プロポーションはそこそこですが、ドアの可動部の建付けが悪く、当時のミニカーの基準でもあまり良い出来ばえとは言えません。また今回撮影のためにドアを動かしていると、可動部のヒンジが左右両方とも破損してしまいました。(設計上の強度不足と粗悪な亜鉛合金が原因と思われます) このミニカーが作られた1970年代後半の日本はスーパーカーブームの真っ只中でした。このミニカーはそのブームに乗って作られたもので、これ以外の当時物としてエーダイの1/43と1/28、朝日通商 SIGAM500の1/54もありました。エーダイーのブーメラン(特に1/28)は当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。国産品以外ではノレブとジク(SIKU)の小スケール物がありました。最近になって、NEOがレジン製でモデル化しています。

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AUTOBIANCHI A112 ABARTH 1973 ITALY

AUTOBIANCHI A112 ABARTH 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MATTEL MEBETOYS A58 1/43 76㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.27m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 4気筒 903cc 42HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでアウトビアンキ A112のミニカー検索

 

アウトビアンキ A112 アバルト イタリア 1973

 

  1967年には1.4L(75HP)エンジンを搭載した、プリムラよりも上級な4ドアセダンのA111が登場しました。A111はフィアット124の上級車的な位置づけでした。(A111のWEB画像) 1969年には小型車のA112が登場しました。A112はフィアット127の先行車というべき車で、フィアット128より小型の車に前輪駆動を適用した場合の評価が行われました。

 

 BMCのミニによく似たスタイルに、フィアット850用を拡大した4気筒903cc(42HP)エンジンを搭載し、最高速130km/hの性能でした。1973年には982cc(58HP)エンジンを搭載したスポーツ仕様のアバルトが追加されるなど人気があり、1985年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはメーベトイ(マテル メーベ)製の当時物です。プロポーションやフロント部分の出来は良いのですが、安っぽいフリーホイールが残念です。これ以外の当時物ではポリトーイの1/25、1/43があります。最近の物では、ミニチャンプス、ベストモデル、スターラインなどがあります。

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FERRARI 365 GT/4 BB 1973 ITALY

FERRARI 365 GT/4 BB 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 44 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 水平対向DOHC 12気筒 4.4L 380HP 5段変速
性能: 最高速302km/h
データーベースでフェラーリ BBのミニカー検索

 

フェラーリ 365 GT4 BB イタリア 1973

 

 フェラーリ初(ディノは除く)の市販ミドシップ エンジン搭載車として1973年に登場したのが365 GT4 BBでした。BBとはベルリネッタ ボクサーの略で、ベルリネッタはクーペの意でボクサーとはV型エンジンのVバンク角を180度まで倒した水平対向DOHC 12気筒4.4L(380HP)エンジンを意味します。(左右のピストンの動きがボクシングのグローブの打合いの動作に似ているので) このエンジンの下に5段変速機を配置したミドシップ配置で、ライバルのランボルギーニ カウンタックをわずかに上回る最高速302km/hの性能でした。

 

 独特の平べったいボディはピニンファリーナのデザインで、1968年の空力実験車P6がベースとなっています。1975年に排ガス規制対応でエンジンを5L(360HP)に拡大した512 BBに発展しました。512 BBはフロントにチンスポイラー、ドア下部に冷却用のNASAダクトが追加され、テールライトが6連丸型から4連丸形に変更されています。512 BBは1984年まで生産され、BBの総生産台数は約2300台でした。なお512 BBをベースにしたレース仕様車512 BB LMがルマンに参戦しています。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物で、1976年に発売されました。このミニカーは当時としては最高の出来映えで、これを入手したときにはそのかっこよさに感激したもでした。今見てもプロポーションは素晴らしいのですが、昔のミニカーですからワイパーは少し目立ち過ぎで、テールライトの表現は簡単すぎます。ソリドはこれのテールライトなどを変更して512 BBもモデル化しています。当時の日本はいわゆるスーパーカーブームで、365 BBのミニカーをダイヤペット、サクラ(ソリドのコピー)、バンダイなどが作っていました。一方海外ではまともなミニカーがあまり作られなかった時期なので、ブラーゴの1/24ぐらいしか当時物がありませんでした。最近の物では、ベスト モデルの512 BB、京商の1/43、1/18、1/64、イクソ、アイドロン(レジン製)などがあります。 以下はソリドの365 BBのフロント/リアの拡大画像と室内/リアパネルを開いたエンジン部分の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 365 GT/4 BB 1
FERRARI 365 GT/4 BB 2

 以下はソリドの512 BB(型番1802)の画像です。テールライト/排気管が変更されていますが、NASAダクトなどは再現されていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 512 BB 1
FERRARI 512 BB 2

 以下はサクラの365 BB(スーパーカーシリーズ型番3)の画像です。ソリドをコピーしていますが、単なるコピーではなくリトラクタブルヘッドライトとドアの開閉ギミックを追加しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 365 GT/4 BB 3
FERRARI 365 GT/4 BB 4

 以下はベスト モデルの512 BB(型番9258)の画像です。チンスポイラー、NASAダクト、テールライトなど512 BBの特徴がきちんと再現され、非常に良くできています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 512 BB 3
FERRARI 512 BB 4

FERRARI 512 BB 5
FERRARI 512 BB 6

 以下はブルムの512 BB LM プロトタイプ(型番R210)の画像です。ルマン仕様の空力的なデザインがうまく再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 512 BB LM 1
FERRARI 512 BB LM 2

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