ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

GM CHEVROLET CORVETTE C6 CONVERTIBLE ’Street Appearance’ 2005 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C6 CONVERTIBLE ’Street Appearance’ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 900004 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.93m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 400HP 6段変速/4段自動変速
性能: 最高速300km/h(リミッター解除)
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GM シボレー コルベット C6 コンバーチブル ’ストリート アピアランス’ アメリカ 2005

 

 コルベットの6代目C6が2005年に登場しました。デザインの基本は先代と同じですが、ボディ全体にエッジを効かせたよりシャープなデザインとなりました。衝突安全性対策や軽量化の為、リトラクタブルヘッドライトが廃止され固定式ヘッドライトが採用されました。先代より全長100mm、 全幅10mmのサイズダウンが行われ、ホイールベースは逆に30mm延長されたことで操縦安定性が向上しています。先代と同じ変速機をリアに配置するトランスアクスル方式が採用され前後重量配分は51:49と優れています。なおコルベットの伝統であるフレーム構造にFRP製ボディ、横置きリーフスプリングのサスペンションを継承していることには、老舗ブランドの拘りを感じます。

 

 エンジンは先代と同じV型8気筒で排気量を6L(400HP)に拡大しています。2008年に排気量を6.2L(436HP)に拡大しています。先代同様に設定された高性能版のZ06はV型8気筒7L(511HP)エンジンを搭載しタイヤ/ブレーキが強化されています。限定モデルとして販売された、さらに高性能なZR-1はスーパーチャージャーを追加したV型8気筒6.2L(647HP)エンジンを搭載し、ボディを軽量化しタイヤ/ブレーキをさらに強化しています。2013年に7代目コルベット C7にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはノレブ製で、2006年頃に発売されました。「ストリート アピアランス」という名前のパッケージ仕様をモデル化しているようです。実車画像をみるとこのパッケージ仕様はシート背後にガラス製ウインドディフレクターが設定されています。ミニカーはそのウインドディフレクターも含めて室内が良く再現されていて、ノレブらしいそつのない良い出来ばえです。ノレブはC6 クーペもモデル化しています。これ以外のC6のミニカーではオートアートの1/18、フランクリンミントの1/24、イクソのレース仕様、スパーク(レジン製)のレース仕様、ミニチャンプスのレース仕様などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVETTE C6 CONVERTIBLE 1
GM CHEVROLET CORVETTE C6 CONVERTIBLE 2

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CHAPARRAL 2D 1966 USA

CHAPARRAL 2D 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 153 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 420HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
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シャパラル 2D アメリカ 1966

 

 テキサスの石油王と呼ばれたジム ホールは技術者で、一流のレーシングドライバーでもありました。彼はレースカーを購入してレースを行っていましたが、コンストラクターに依頼してシャパラル 1Aを1961年に開発しました。この車はフロントにシボレーのV型8気筒エンジンを搭載した標準的な構造で、ホール自身がドライブし好成績を収めました。ホールは1962年にシャパラル カーズを設立し、オリジナルのレースカーの開発を始めました。なおシャパラルという名前はニューメキシコ州の州鳥ロードランナー(ROAD RUNNER)という鳥の別称とのことです。

 

 1963年に登場したシャパラル 2AはシボレーのV型8気筒5.4Lエンジンをミドシップ搭載し、自動変速機を採用していたことから話題となりました。(この自動変速機は非公式ですがGMのサポートを受けていたそうです) この車はアメリカのUSRRCレースなどで活躍し、1964年の年間チャンピオンになりました。1965年に2Aで参戦したセブリング 24hではフォード GT40を制して優勝しています。このシーズン後半には改良型の2Bや可変式リアスポイラーを付けた2Cが登場しています。

 

 

 1966年にクルーズドルーフのグループ6仕様の2Dが登場し、スポーツカー世界選手権に本格的に参戦しました。初戦のニュルブルクリング 1000kmで優勝し、ヨーロッパの主要レースでのアメリカ車の優勝は1921年フランスGPのデューセンバーグ 183 GPカー以来でした。スポーツカー世界選手権ではフォード GT40ポルシェ 910が強く、信頼性に欠けるシャパラルはリタイヤが多くあまり活躍していません。またこの年に始まったカンナム(CAN-AM:カナディアン アメリカン チャレンジカップ)には、大きなリアスポイラーを付けたグループ7仕様の2Eで参戦し、第4戦で1-2フィニッシュで優勝しています。1967年のカンナムにはエンジンを7Lに変えた2Dで参戦しています。ただカンナムはマクラーレンが圧倒的に強かったのでシャパラルの優勝は1966年の1回だけでした。

 ミニカーはソリド製の当時もので、当時物はこれしかありません。1966年のニュルブルクリング優勝車をモデル化しています。当時のソリドらしいシャープな造形で、非常に良くできています。ガルウイングドアが開閉し、リアカウルを開くとエンジンも再現されています。これ以外の最近のものではミニチャンプス、デルプラド(世界のレーシングカー)、イクソなどがモデル化しています。2D以前の2Aなどはオートアートやエグゾトがモデル化しています。
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CHAPARRAL 2F PROTOTIPO 1967 USA

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MERCURY 30 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.94m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 525HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
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シャパラル 2F プロトタイプ アメリカ 1967

 

 1967年のスポーツカー世界選手権にシャパラル 2Fが登場します。2Fは前述した2Dをベースにしてエンジンを7Lに変更したもので、ボディはそれまでの抑揚の強いデザインから直線的なデザインに変わりました。リアには2Eと同じ大きなリアスポイラーが付いています。このスポイラーはボディ周辺の乱流を避ける為に、長い支柱で高い位置に配置(ハイマウント式)されています。スポイラーは角度を変えることでダウンフォースを調整でき、ダウンフォースはサスペンションに直接作用するように設計されていました。

 

 1967年シーズンの成績はブランズハッチ 6hで優勝していますが、ポールポジションを獲得してリタイアするパターンが多かったようです。パワーアップで早くなりましたが、自動変速機がパワーアップに耐えられずオーバーヒートするなど信頼性が足りなかったようです。

 

 

 2Fが採用したリアスポイラーはF1にも波及し、1968年にはリアスポイラーを装着したF1マシン(ロータス 49B)が登場します。F1のスポイラーもハイマウント式や可変式に進歩していきましたが、支柱が折れるなどの問題があり、安全性の問題から1969年には高さの低い固定式に規制されました。

 ミニカーはマーキュリー製の当時物です。プロトタイプのモデル化で、特定のレース仕様ではありません。黄色のヘッドライがやや玩具的ですが、プロポーションは悪くなく当時のミニカーとしては結構リアルに作ってあります。リアスポイラーは支柱が上下し角度が変えられ、ドアと燃料供給口蓋の開閉ギミックが付いています。当時のミニカーは子供向けだったので、この種のギミックは必須の物でした。最近はこの手のギミックを評価しないようですが、ギミックがあるほうが(子供でなくても)面白いことは明らかです。2Fは発表当時に大きなスポイラーが話題になったことから、ソリド、ポリトーイ、メーベトイ、ガマなどたくさんの当時物ミニカーが作られています。最近のものではイクソ、ミニチャンプス、エグゾトなどがあります。

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CHAPARRAL 2J 1970 USA

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MEBETOY 6628 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.68m 全幅約1.98m
エンジン 変速機: V型8気筒 7.6L 760HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
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シャパラル 2J アメリカ 1970

 

 1968年にスポーツカー選手権はプロトタイプカーの排気量を3L、スポーツカーの排気量を5Lに制限したので、大排気量のフォード GT40やシャパラルなどは出場できなくなりました。シャパラルはカンナムに専念することになり、1968年シーズンは1967年に投入した2Gの改良型で参戦しました。この年もマクラーレンが圧倒的に強く全勝しています。このシーズン最後にはJ.ホールがレース中の追突事故で重傷を負っています。

 

 1969年に新開発した2Hが登場します。2Hは従来のスポイラーによる空力利用を見直して、ボディ全体を楔形にして空気抵抗を減らす新しいデザインを採用しています。このデザインは目論見どおりにいかなかったようで、シーズン終盤には異様なほど大きなスポイラーを付けた2Hが登場しています。

 

 

 1970年にはシャパラルで最も独創的な設計がされた2Jが登場します。2Jは真空掃除機と呼ばれましたが、その名のとおり掃除機のように車体下部の空気をファンで後方に吸出すようになっていました。車体は地面に張り付くことになり(グランドエフェクト効果)、強力なダウンフォースが常時得られるのです。ファン駆動は専用の小型エンジンで行い、地面との隙間を最小限にする為に車体下部にスカートと呼ばれる緩衝材が付いていました。この方式はシーズン後に禁止とされ、この決定に失望したJ.ホールはカンナムから撤退します。

 結局シャパラルはカンナムではマクラーレンに一度も勝てませんでした。その後シャパラルはローラで1977年から再開されたカンナムに参戦したり、シャパラル初のオープンホイールの2Kで1979年からCARTシリーズに参戦しています。1982年にシャパラルとしてのレース活動を中止しています。

 シャパラルが先鞭をつけたレースカーにおける自動変速機、スポイラー、真空掃除機方式(グランドエフェクト)などの技術は、その後のレースカーで全て一般化されました。(ファンを使うグランドエフェクトは禁止されましたが) 独創的な発想で「白い怪鳥」と呼ばれたシャパラルは、その技術の熟成不足と不運であまり勝てませんでしたが、レースカーの歴史に偉大な足跡を残しました。

 ミニカーはメーベトイ(マテル グラントロス)製の当時ものです。マテルに買収されたメーベトイのミニカーはマテル得意のフリーホイールを採用しているのですが、それを除けばメーベトイらしいセンスの良さが残っていました。この2Jも、最大の特徴であるリアのファンやボディ下部のスカート(黒い部分)などがきちんと再現され、リアカウルを開くと簡単な造形ですが、エンジンもメッキパーツで再現されています。当時のミニカーとしては非常に良い出来ばえでした。これ以外の当時物ではマーキュリーやポリトーイがあります。最近のものではミニチャンプスがあります。
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FORD LINCOLN CONTINENTAL 1946 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BUBY C1-6D 1/43 129㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.54m 全幅約1.98m
エンジン 変速機: V型12気筒 4.8L 120HP 4段変速
性能: 最高速132km/h
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フォード リンカーン コンチネンタル アメリカ 1946

 

 1940年に登場した初代 リンカーン コンチネンタルは、1942年にフロントグリルとフェンダーが変更されましたが、太平洋戦争の勃発で生産台数は数百台と僅かでした。1946年から戦後型の製造が再開されました。フロントグリルなどが当時のアメリカ車に共通する派手な大型のものに変更され、初代の上品な雰囲気はなくなりましたが、基本的なスタイルはそのままでした。(初代を発案したエドセル フォードは1943年に若くして亡くなったので、この戦後型のデザインを見ることはなかったですが)

 

 戦後型は1948年までに約2800台が生産されて生産中止となり、初代リンカーン コンチネンタルの総生産台数は約5000台でした。V型12気筒エンジンを搭載したアメリカの量産車としてはこの車が最後となりました。(最近の車ではトヨタ センチュリー GZG50型やメルセデス ベンツ Sクラス W221型などが搭載しています) 1956年に後継車のリンカーン コンチネンタル MK IIが登場しました。

 

 

 ミニカーはアルゼンチンのブービー(BUBY)製で、2009年頃に入手しました。ブービーは1950年代から1/43や1/64のダイキャスト製ミニカーを製造していた老舗メーカーで、日本国内では流通しなかったのであまり知られていません。1990年頃に1950-60年代のアメリカ車を「COLLECTORS CLASSICS」と「BUBY'S CLASSICS」シリーズとして数十種類モデル化しています。このコンチネンタルもその「COLLECTORS CLASSICS」シリーズの1台で、フロントグリルやバンパーなどに金属製パーツを使っているのが特徴です。昔のアメリカ車のイメージを再現するのに金属製パーツは効果的で、重厚な雰囲気のミニカーに仕上がっています。スケールモデル的な観点で評価すると最近のミニカーは優れていますが、昔のミニカーも雰囲気や質感ではまだまだ捨てたものではありません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

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ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 1956 USA

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT KC71 1/43 129㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.55m 全幅約1.97m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 285HP 3段自動変速
性能: 最高速198km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル MK II アメリカ 1956

 

 リンカーンは当時マーキュリーをベースにしたスタンダード(リンカーン)と高級なコスモポリタンの2シリーズがありました。1950年式コスモポリタンは大統領専用車「コスモポ リタン スペシャル」として有名です。フォードは1956年にヨーロッパ的な高級車をを担当するコンチネンタル部門を新設し、戦前の初代 コンチネンタルをコンチネンタル MK IIとして復活させました。デザインはトランク搭載スペアタイヤなど初代のイメージを残しながら近代化した優雅なデザインで、初代同様に品があって美しい車でした。(当時のアメリカ車につきものだったクロームモールも極力抑えてあります)

 

 この車は月100台の限定(手作業!)生産で、1万ドル(普通のリンカーンの2倍 現在の貨幣価値で約1000万円くらい)もするロールス ロイス並みに高価な車でした。コンチネンタル MK IIは手作業ゆえに1万ドルでも赤字だったそうで、約3000台が生産されただけで1957年には生産中止となりました。1957年以降コンチネンタル部門は、ヨーロッパ風高級車ではなく、GM キャディラックなどに対抗する高級車を担当する部門にかわりました。1958年に3代目のコンチネンタル MK IIIが登場しました。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミントの1950年代のアメリカ車をモデル化した1950年代シリーズの1台で、1989年頃発売されました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風ですが、その作風が実車の雰囲気にうまくマッチしていて、実に良い出来ばえです。ドア/ボンネットが開閉し、室内やエンジンがリアルに再現されています。これ以外のコンチネンタル MK IIのミニカーとしては、マーキュリーの当時物、フランクリン ミントの1/24、ヤトミンの1/18、ミニチャンプス、オックスフォードの1/87などがあります。 以下はフランクリン ミントのフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 1
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 2

 以下は1985年に発売されたブルックリンのコンチネンタル II(型番11)の画像です。ホワイトメタル製でずっしりと重いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 3
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 4

 以下は2003年に発売されたミニチャンプスのコンチネンタル II(型番402080101)の画像です。これは12台で1セットとなっていたフォード 100周年記念モデルのなかの1台です。プロポーションが良くスペアタイヤ収納部のロゴやボンネット上のマスコットなど細部がリアルに再現され、非常に良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 5
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 6

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 7
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 8

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