ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

MORRIS MINI MINOR 1959 UK

MORRIS MINI MINOR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 183 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでBMC ミニのミニカー検索

 

モーリス ミニ マイナー イギリス 1959

 

 1956年に第2次中東戦争(スエズ動乱)が勃発し石油価格が高騰しました。この状況に対応した経済的な新しいコンセプトの小型車として、BMCの開発コードでADO15(ADO :Austin Design Officeの略)と呼ばれたミニが開発されました。ミニは1959年にオースチン セブンとモーリス ミニ マイナーの名前で登場しました。1962年にオースチン セブンは オースチン ミニに、1967年にモーリス ミニ マイナーはモーリス ミニに名称変更されました。また1968年にBMCがBLMCになると、モーリスとオースチンの区別が無くなりました。

 

 ミニはそれまでになかった2ボックス スタイルの斬新な小型車で、それを実現したのは横置きエンジンによる前輪駆動方式とゴムを用いたラバーコーン サスペンションでした。BMCの主任技術者アレック イシゴニスはエンジンの下にギヤボックスを配置するというイシゴニス方式を考案し、この方式で実用車に4気筒エンジンを横置き搭載した前輪駆動車はミニが世界初でした。オースチン製の4気筒848cc(34HP)エンジンを搭載し、約650kgの小型軽量ボディで4段変速、最高速125km/hの性能でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1966年に発売されました。1/43より少し大きめの1/40でプロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されています。メタル製のグリルなど少しごついですが、その辺がディンキー(英)らしいところです。ディンキー(英)は同じ型を使ったポリス仕様やワゴンのトラベラー/商用バンもモデル化していました。これ以外の当時物ミニカーはコーギー、スポットオン、ポリトーイなどがありました。当時物以外ではビテス、ブレキナ、コーギー、エリゴール、エブロ、イクソ、京商、ノレブ、オックスフォード、シュコーなど様々なサイズで非常にたくさんあります。 以下はディンキー(英)のフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MORRIS MINI MINOR 1
MORRIS MINI MINOR 2

 以下は1984年に発売されたエリゴールのオースチン ミニ パリジェンヌ(型番1113)の画像です。エリゴールのミニはキャビン部分の前後長が少し長いように感じます。ボディの黄色の部分は籐細工を模した飾りです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MORRIS MINI MINOR 3
MORRIS MINI MINOR 4

 以下は1980年に発売されたトミカ ダンディのモーリス ミニ クーパー S(1/43 型番DF22)の画像です。当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえで、ボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミックで、室内も良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MORRIS MINI MINOR 3
MORRIS MINI MINOR 4

 以下はトミカ ダンディのモーリス ミニ クーパー Sのトランク/エンジン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MORRIS MINI MINOR 3
MORRIS MINI MINOR 4

 以下は2014年に発売された国産名車コレクションのBMC ミニ クーパー S 1964年(No.213)の画像です。メーカーはイクソで、雑誌付きミニカーとして標準的な出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MORRIS MINI MINOR 3
MORRIS MINI MINOR 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=767

   

AUSTIN SEVEN (MINI) 1959 UK

AUSTIN SEVEN (MINI) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 570 1/40 71㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでBMC ミニのミニカー検索

 

オースチン セブン (ミニ) イギリス 1959

 

 1956年に第2次中東戦争(スエズ動乱)が勃発し石油価格が高騰しました。この状況に対応した経済的な新しいコンセプトの小型車として、BMCの開発コードでADO15(ADO :Austin Design Officeの略)と呼ばれたミニが開発されました。ミニは1959年にオースチン セブンとモーリス ミニ マイナーの名前で登場しました。ミニという名前は先に成功していたモーリス マイナーのMINOR(ラテン語でより小さいの意)に対して、さらに小さいという意味を込めてラテン語で最小を意味するMINIMUSから付けたそうです。

 またオースチン版のオースチン セブンという名前(SE7ENと表記されることがある)は戦前の傑作小型車セブンにちなんだものでした。1962年にオースチン セブンは オースチン ミニに、1967年にモーリス ミニ マイナーはモーリス ミニに名称変更されました。また1968年にBMCがBLMCになると、モーリスとオースチンの区別が無くなりました。

 

 モーリスとオースチンはフロントグリルの形状とボンネット/トランクのエンブレムが違っていました。フロントグリルの違いはオースチンが9本の波形横バーで構成されるのに対して、モーリスは7本の縦バーと10本の横バーの格子で構成されていました。簡単にいうとフロントグリルの縦バーが明確に目立つのがモーリスです。こちらが→モーリス ミニ マイナーです。

 

 

 ミニカーはビテス製で1992年頃に発売されました。ウインドスクリーンにワイパーやバックミラーを一体化表現したややレトロな作風ですが、プロポーションが良く実車の素朴な雰囲気がうまく再現されています。これはオースチン セブンですがモーリス ミニ マイナーもあって、グリルとエンブレムがちゃんと作り分けてあります。ビテスは他にも左ハンドル仕様やラリー仕様などのバリエーションをたくさん出しています。オースチン セブンの当時物ミニカーはコーギー、スポットオンなどがありました。当時物以外ではマッチボックス、コーギー、バンガーズ、エブロ、サンスターの1/12などがあります。 以下はビテスのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUSTIN SEVEN 1
AUSTIN SEVEN 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=768

   

 

AUSTIN MINI COUNTRYMAN 1962 UK

AUSTIN MINI COUNTRYMAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 253 1/43 77㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.3m 全幅約1.41m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速112km/h
データーベースでミニ エステート/バン/ピックアップのミニカー検索

 

オースチン ミニ カントリーマン イギリス 1962

 

 ミニのエステート(ワゴン)仕様であるオースチン セブン カントリーマンとモーリス ミニ マイナー トラベラーは1960年に登場しました。エステートより少し前に発売されていたホイールベースが104㎜(全長が245㎜)長い商用バンをベースにしており、リアには上下又は観音開きのドアがついていました。上級仕様車には、後部の荷室部分とリアドアに木製の飾り板が付いていました。これはアメリカ車のワゴンなどで見られる高級車風の飾りでした。

 

 業務用として商用バンとピックアップトラックがあり、どちらもロングホイールベースでした。リアクォーターウインドウが無いパネルバンはイギリスでは税金が安くなるそうで、パネルバンが乗用的な使われ方もしたようです。1969年にミニの高級版としてクラブマンが登場し、1970年にカントリーマンとトラベラーはクラブマン エステートに切り替わりました。

 

 

 ミニカーは、2015年に発売された国産名車コレクションで、メーカーはイクソです。横バーが目立つオースチンのフロントグリルとエンブレムなどが結構きちんと作ってあり、まずまずの出来ばえです。ただボディ後部の飾り板を塗装ではなく別パーツにすれば、ぐっとリアルになるのですが、そこはやや残念です。ミニのバンやエステートの当時物ミニカーは、ディンキー、コーギー、スポットオンのイギリス老舗ブランドがそれぞれ数種類をモデル化しているので、当時の人気ぶりが伺えます。最近の物では、エブロ、京商(1/18)、バンガーズ、オックスフォード、ホンウェルなどでたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUSTIN MINI COUNTRYMAN 1
AUSTIN MINI COUNTRYMAN 2

 以下は1966年に発売されたディンキー(英)のモーリス ミニ マイナー バン RAC SERVICE(1/43 型番273)とモーリス ミニ マイナー バン AA SERVICE(1/43 型番274)の画像です。RACはRoyal Automobile Club(イギリス王立自動車クラブ)、AAはThe Automobile Association(イギリス自動車協会)で、どちらも日本のJAFのような組織です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUSTIN MINI MINOR VAN 1
AUSTIN MINI MINOR VAN 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1772

   

AUSTIN MINI MOKE (PARA-MOKE) 1964 UK

AUSTIN MINI MOKE (PARA-MOKE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 601 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.3m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速109km/h
データーベースでミニ モークのミニカー検索

 

オースチン ミニ モーク (パラ モーク) イギリス 1964

 

 ミニの派生車ミニ モークはミニのシャーシを使った多目的車でした。当初はジープのような軍用車を目指して開発され、パラシュートで降下可能な軽車両として試作車がイギリス軍に提案されました。しかしタイヤが小さい故の低い最低地上高とパワー不足のエンジンはオフロード走行に使えないとして採用されませんでした。そこでBMCは助手席やキャンバストップをオプション設定として、安価な一般向け多目的軽作業車としてミニ モークを1964年に発売しました。4気筒848ccエンジン、変速機、タイヤなどのメカはミニと共通で、駆動方式は前輪2WDのみでした。

 

 多分ミニのブランド力のおかげだと思いますが、ミニ モークは世界各国のリゾートで使用されるビーチバギーとして成功しました。イギリスでは1968年まで生産され、生産台数は約1.5万台でその1/10がイギリス国内で販売されました。1968年以降はオーストラリアで生産されました。最低地上高を高めるためにホイールを10インチから13インチに変更し、1098ccエンジンを搭載したMK IIが設定されました。MK IIはオーストラリア陸軍に採用されるなど成功しました。オーストラリアでは1980年台まで生産され、その後はポルトガルで1990年代まで生産されました。ミニ モークの最終的な総生産台数は約5万台でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物で1967年に発売されました。採用されなかったパラシュートで投下できる車両として試作された軍用車(PARA-MOKEと呼ぶようです)をモデル化しています。試作車なので一般市販した車とは少し感じが違っていますが、ミニカーは結構良く出来ていると思います。型番601はミニ モークと車両を載せる車台とビニール製のパラシュートがセットになった物で、型番342でミニ モーク単体もありました。そのパラシュート投下の様子がディンキーのカタログに記載されていましたので、その画像を載せました。これ以外のミニ モークのミニカーとしては、ビテスとスパークがあります。 以下はフロント(ボンネットを開いたエンジン部)/リアの拡大画像とパラシュート降下用の台座に載せた状態/パラシュートの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUSTIN MINI MOKE 3

AUSTIN MINI MOKE 1
AUSTIN MINI MOKE 2

 以下は同じ型を使って1968年に発売されたイギリスのTVドラマ「プリズナーNo.6」 (原題:The Prisoner → WEB解説)でタクシーとして使用された白いオースチン ミニ モーク 「プリズナー」(1/40 型番106)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUSTIN MINI MOKE PRISONER 1
AUSTIN MINI MOKE PRISONER 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=772

   

MARCOS MINI 850GT 1965 UK

MARCOS MINI 850GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 341 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.59m 全幅約1.46m
エンジン 変速機: 4気筒 850cc 34HP 4段変速
性能: 最高速137km/h
データーベースでマーコスのミニカー検索

 

マーコス ミニ 850GT イギリス 1965

 

 マーコス ミニはミニのパーツを流用して作られたスポーツカーで、1965年に登場しました。ボディ、シャシーはベニア合板とFRPによるモノコックで、サスペンション/エンジンのパワートレーンからランプ類までミニのパーツを使っていました。この車の最大の特徴はミニよりも450mmも低い車高(1.01m)の独得なボディで、非常に魅力的でかわいいです。

 ユーザー自身が組み立てるキットカーとして販売され、エンジンなどをユーザーが選択することができました。ミニの850cc(34HP)エンジンを搭載したものは、最高速137km/h(オリジナルのミニは117km/h)の性能でした。1974年までに約1000台ほどが販売されました。

 

 マーコス社は1970年には非常に奇抜なデザインをした4座のGTカー マンティス(MANTIS:カマキリの意)を発表しました。マンティスは全長約4.75mX全幅約1.81mX全高1.17mの大柄で低い車高のボディにトライアンフ TR6の6気筒2.5(135HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速193㎞/hの性能でした。高性能で豪華なGTカーということでしたが、販売台数はたったの32台でした。マーコス社は販売が低迷し1972年に倒産し、その後1980年代に一旦復活し1990年代にはLMシリーズなどの小型スポーツカーを生産していましたが、結局2007年頃に消えました。

 

 

 ミニカーはコーギー製の当時物で1968年に発売されました。実車の魅力的なボディがうまく再現されていて、非常に素晴らしいミニカーに仕上がっています。このミニカーにはさらにタイヤが交換出来るという凝ったギミックも付いています。参照→マーコスのギミックのページ コーギー絶頂期のミニカーですので、64万台以上が生産されています。コーギーは世界的にはマイナーな存在だったマーコス車をひいきにしており、マーコス ボルボ 1800やたった32台しか作られなかったマンティスもモデル化していました。マーコス ミニは2008年にスパークでもモデル化されました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MARCOS MINI 850GT 1
MARCOS MINI 850GT 2

 以下は1971年に発売されたコーギーのマーコス マンティス(1/43 型番312)の画像です。車高が高いのでいまひとつ実車のイメージから外れていますが、奇抜なデザインの車をそれなりに再現しています。実車は32台しか売れませんでしたが、このミニカーは20万台も売れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MARCOS MANTIS 1
MARCOS MANTIS 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=878

   

 

BMC MINI COOPER S 1275GT 1967 UK

BMC MINI COOPER S 1275GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 334 1/41 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 1275cc 76HP 4段変速
性能: 最高速154km/h
データーベースでミニ クーパーのミニカー検索

 

BMC ミニ クーパー S 1275GT イギリス 1967

 

 レーシングカーを開発していたクーパー社のジョン クーパーがチューンした997cc(55HP)エンジンを搭載し、ディスクブレーキを備えたミニ クーパーが1961年に登場しました。1963年にはさらに高性能な1071cc(70HP)エンジンとブレーキを強化したミニ クーパー Sが追加されました。ミニ クーパーは1967年まで生産され総生産台数は約12000台、ミニ クーパー S(1071cc)は1964年のモデルチェンジまでに約4000台が生産されました。

 1964年にミニ クーパー Sは量産型にモデルチェンジして970㏄(65HP)と1275cc(76HP)エンジンの2タイプとなりました。970ccモデルは1965年に生産中止となり生産台数は約1000台、1275㏄モデルは1971年まで生産され生産台数は約40000台でした。ミニ クーパー Sなどの高性能ミニはモンテ カルロ ラリーで3度総合優勝するなどラリーで大活躍しています。

 

 ミニは1967年にMK IIに発展し、標準エンジンは998ccと1275ccの2種類となりました。外観上の変更はフロントグリルが6角形に、テールランプが大きな角型となり、リアウィンドーが左右に拡大されました。1969年にMK IIIに発展し、むき出しだったドアのヒンジが内蔵され、サイドウィンドーがスライド式から巻き上げ式に変わりました。MK IIIと同時にフロントのデザインを大幅に変更したクラブマンも追加されました。クラブマンはデザインなどが不評で1980年には生産中止となりました。ミニは1976年にMK IV、1984年にMK V、1990年にMK VI、1996年にMK VIIに発展し外観やメカに大きな変更がないままで、2000年まで生産され総生産台数は530万台でした。

 

 

 ミニのミニカーは当時物がたくさんありますが、これは1968年に発売されたコーギーのミニ クーパー S (MK II 1275GT)です。コーギーはミニの当時物ミニカーを20種類ほどモデル化していますが、これはその中でもボンネット/ドア/トランク/スラインディングルーフが可動するフルギミックの一番凝ったミニです。1/43よりも少し大きめで、コーギーのデフォルメはミニ独特の雰囲気をうまく強調していて、「コーギーのミニ」という独特の味があります。なおこのミニカーのギミックは別のページにまとめてありますので、是非ご覧ください。参照ページ→コーギーのミニ クーパーのギミック 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク/エンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMC MINI COOPER S 1
BMC MINI COOPER S 2

 以下は1960年に発売されたモーリス ミニ マイナー(1/42 型番226)の画像です。コーギーのミニとしては最初に発売されたもので、ライトやバンパーが銀塗装で表現された素朴な物ですが、ライトが大き目にできているなど「コーギーのミニ」の元祖となったミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMC MINI COOPER S 1
BMC MINI COOPER S 2

 以下は1976年頃に発売されたスペインのオートピレンのミニ クーパー(型番319)の画像です。基本的なところはコーギーの型番334 ミニ クーパーのコピーです。しかしスラインディングルーフを止め、左ハンドルの内装に変えてホイールもピレンのオリジナルに変えているなど大幅な変更がされているので、オートピレンのオリジナルといっても良いでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMC MINI COOPER S 1
BMC MINI COOPER S 2

 以下は1996年に発売されたソリドのローバー ミニ カブリオレ(1/43 型番1537)の画像です。1990年代にドイツのディーラーによってローバー ミニのカブリオレが少数製作されたようで、それをコピーしたイギリス版があり、これはそれをモデル化したもののようです。カブリオレはスパーク(レジン製)もモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMC MINI COOPER S 1
BMC MINI COOPER S 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=769

   

BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 1967 UK

BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 339 1/42 74㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 1275cc 76HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
データーベースでミニ クーパー モンテ カルロのミニカー検索

 

BMC ミニ クーパー S モンテ カルロ イギリス 1967

 

 レーシングカーを開発していたクーパー社のジョン クーパーがミニの優れた操縦性に目をつけ、BMCにスポーツ仕様の販売を提案し1961年に登場したのがミニ クーパーでした。オリジナルの848cc(34HP)をチューンした997cc(55HP)エンジンを搭載し、ディスクブレーキを備えていました。ラリーに参戦するため、当時のグループ2規格の認証に必要な台数(500台)がまず生産されました。1963年にはさらに高性能な1071cc(70HP)エンジンを搭載しブレーキを強化したミニ クーパー Sが追加され、さらに1964年には1275cc(76HP)エンジンも追加されました。

 

 ミニ クーパーは様々なレースやラリーで大活躍していますが、ミニ クーパーの名前を最も有名にしたのはモンテ カルロ ラリーでの活躍でした。1961年に初参戦し、1963年には3位(#288号車)入賞しています。1964年に初優勝(#37号車)し、1965年も優勝(#52号車)して2連覇しました。1966年も#2号車が勝利をほぼ手中にしていたのですが、ヘッドライトのレギュレーション違反で失格となり3連覇を逃しました。翌1967年は前年の失格に対する抗議でBMCはワークスチームを出しませんでしたが、プライベートチームをサポートして3度目の優勝(#177号車)を果たしました。1968年も3位(#18号車)入賞しています。

 

 

 ミニのミニカーは非常にたくさんありますが、モンテ カルロ ラリー仕様のミニカーについてまとめました。当時物としては老舗コーギーがリアルタイムに発売していた物がありました。最初は型番317の1964年仕様、次に型番321の1965年仕様、3台目が同じ型番321の1966年仕様、4台目が型番339の1967年仕様となります。特に型番339はエンジンのアンダーガード、フロントバンバーガード、屋根上のスペアタイヤなど(実車とは同じではないですが)ラリー仕様らしい外観となっています。実車に比べるとライト(ラインストーン:カットされたガラス球)がやや小さいように感じますが、後にラインストーンを大きくしたバリエーションが出ています。同じ型でホイールをフリーホイールに変えたものが型番308で1972年に出ています。型番339は約70万台も生産されているので現在でもたまにオークションなどで見かけますが、型番339以外のコーギーのモンテ カルロ ラリー仕様はいずれもかなりのレア物です。 コーギー以外のモンテ カルロ ラリー仕様は、ビテス、エリゴール、イクソ、京商の1/18、オックスフォード、スパーク(レジン製)など非常にたくさんあります。特にビテスは優勝車以外もモデル化するなど約20種類ほどを揃えています。

BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 3
1964年仕様 #37 コーギー 型番317
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 4
1965年仕様 #52 コーギー 型番321

BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 5
1966年仕様 #2 コーギー 型番321
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 6
1967年仕様 #117 コーギー 型番339
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 7
1964年仕様 #37 エリゴール 型番1111
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 8
1963年仕様 #288 ビテス 型番58SM77

 以下は1969年頃に発売されたポリトーイのイノチェンティ ミニ クーパー S (1/25 型番S582)の画像です。#177のゼッケンやフォグランプでラリー仕様風になっています。イノチェンティ ミニ クーパーはイタリアでライセンス生産されたミニ クーパーのイタリア版(左ハンドル仕様)で、外観的には本国版とほぼ同じでした。ポリトーイの1/25(Sシリーズ)は大スケールミニカーの走りとなったミニカーで、初期の数点はその大きさをいかして、エンジンや室内などが当時としてはかなりリアルに再現されていました。(初期物以外は1/43を大きくしただけの物になってしまいましたが) このミニ クーパーはその初期物ですので、非常に凝った作りとなっています。
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 9
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 10

 以下はボンネットを開いたエンジン部/トランクと開いたドア/室内の画像です。室内は結構リアルに再現され、メーターはそのカバーレンズを透明プラスチックで再現するといった凝りようです。実車と全く同じではありませんが、トランクのハンドルとドアのハンドルは回すことでロック/ロック解除するようになっています。私の知る限りではドアハンドルにこのような凝ったギミックを付けたミニカーはこれが初めてだったと思います。(最近の大スケールミニカーでもCMCクラスの超精密モデルぐらいでしかありませんが)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 11
BMC MINI COOPER S MONTE CARLO 12

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1771

   

AUSTIN MINI COOPER S POLICE 1968 UK

AUSTIN MINI COOPER S POLICE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY 250 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 1275cc 76HP 4段変速
性能: 最高速154km/h
データーベースでミニ ポリスのミニカー検索

 

オースチン ミニ クーパー S ポリス イギリス 1968

 

 イギリスでは1960年代に高速道路網の整備が進み、高速道路を巡回する警察車両が必要となりました。当初はジャガー E タイプサンビーム タイガーディムラー SP250などのスポーツカーが使われたそうです。それらの車は性能的には問題なかったのですが、警察業務に必要な機材を収納する点で問題がありました。そこで、1963年に登場した高性能で経済的な小型車であるミニ クーパー Sが1966年頃から正式に採用されました。(参照→実車画像)

 

 モンテ カルロ ラリーで3度優勝しているミニ クーパー Sの動力性能は、逃走車と高速道路でカーチェイスするのにも十分だったようです。ボディカラーは目立たないように、白一色だったそうです。(屋根に回転灯が付いているので、すぐわかりますが) 1971年には大型車のローバー V8などに代替されたとのことなので、ミニ クーパー S ポリスはそんなに多くは使われなかったようです。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1968年頃に発売されました。型番183のモーリス ミニ マイナーをベースにしています。リアに'AUSTIN COOPER S'のロゴが表示され、実車と同じ青色回転灯とアンテナ(実車にはこんな形では付いていないようですが)が追加されています。ディンキーはミニ クラブマンのポリス仕様もモデル化しています。これ以外ではエリゴールやビテス、最近ではオックスフォード、京商(1/18)などがミニ クーパー ポリスをモデル化しています。またミニ バンのポリスはコーギーやブレキナの物があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と青色回転灯/アンテナの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMC MINI COOPER S POLICE 1
BMC MINI COOPER S POLICE 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1858

   

 

BLMC MINI CLUBMAN 1969 UK

BLMC MINI CLUBMAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 178 1/38 82㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.17m 全幅約1.41m
エンジン 変速機: 4気筒 998cc 39HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでミニ クラブマンのミニカー検索

 

BLMC ミニ クラブマン イギリス 1969

 

 1969年にミニはMK IIIとなりましたが、フロントグリルと室内をモダンに変更したミニの高級版がクラブマンの名前で追加されました。同時にミニのワゴン版のカントリーマンとトラベラーはクラブマン エステートにかわりました。クラブマンはメカ的にはMK IIIと同じで、セダンとエステートは4気筒998cc(39HP)エンジン、ラジアルタイヤや3連メータを装備した高性能版の1275 GTは4気筒1275cc(60HP)を搭載していました。なお1275 GTの正式名称は「ミニ 1275 GT」で外観はクラブマンですが、クラブマンのシリーズではなく、1971年に生産中止となったミニ クーパーの後継車でもありました。

 

 クラブマンはノーズが長いので衝突安全性に優れているなどオリジナルのミニより時代に即していました。ただミニの独特な顔付を変えてしまったことと高価であったことから評判は良くなかったようです。(確かにフロントと従来のキャビンのデザインには違和感があります) クラブマンと1275 GTは1980年に生産中止となり、オースチン メトロにモデルチェンジしました。クラブマン シリーズの総生産台数は約47万台、1275 GTの生産台数は約11万台でした。オリジナルのミニは1976年にMK IV、1984年にMK V、1990年にMK VI、1996年にMK VIIに発展し外観やメカに大きな変更がないままで、2000年まで生産され総生産台数は530万台でした。ミニを生産していたローバー社は1994年にBMW傘下となり、2000年にはBMW製ミニが登場しました。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で1975年に発売されました。当時のディンキーは最盛期を過ぎてまともな乗用車のミニカーは少なかったのですが、これはその中でもましなミニカーの一つでした。1/38と中途半端なサイズでフリーホイールがやや見苦しいですが、プロポーションは悪くなくまずまずの出来ばえです。実車が不人気だったせいで、当時物ミニカーはこれぐらいしか無いので、その意味では貴重なミニカーです。最近の物では、バンガーズ、オックスフォード、スパーク(レジン製)のセダンとエステートと1275 GTなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BLMC MINI CLUBMAN 1
BLMC MINI CLUBMAN 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=771

   

BLMC MINISSIMA 1973 UK

BLMC MINISSIMA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 288 1/36 63㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.29m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段自動変速
性能: 最高速 不詳

 

BLMC ミニッシマ イギリス 1973

 

 シティカーのコンセプトカー ミニッシマは1973年のロンドン モーターショーで公開されました。アストンマーチン ラゴンダを設計したことで有名なカーデザイナーのウイリアム タウンズ(William Towns)の設計で、ミニをベースにしています。全長はミニより75cm短い2.3mで歩道上に直角に駐車できるように設計されています。サイズは小さいですが4人乗りで、後席の2座は向かい合わせの対面シートになっていて、乗り降りはリアのドアから行います。この車のデザインは現在でも魅力的で、こんなスタイルの小型の電気自動車があれば欲しいです。

 

 この車は数年後に、車椅子利用者がリアドアからスロープを使って乗り降りする障害者用プロトタイプとして再度発表されました。その際に通常のドアを追加するなどの設計変更がされました。このデザインは自転車メーカー エルスウィック社(ELSWICK)が権利を購入し、ELSWICK ENVOYとして1981年から1987年まで少数が販売されました。

 

 

  ミニカーはコーギーの当時物で、1975年に発売されました。「Whizzwheels」と称する良く回ることが取り柄の安っぽいホイールがやや目障りですが、それ以外はかなりリアルにモデル化されています。リアドアが開閉し、室内もある程度再現されています。ビンテージ物のコーギーとしては後期のモデルで、あまり人気がなかったようですが、それでも約16万台が売れています。なおミニッシマのミニカーはこれしかありません。 以下はフロント/リアの拡大画像とリアドア開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BLMC MINISSIMA 1
BLMC MINISSIMA 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1898

   

 

ページ 1