ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LANCIA FERRARI D50 1956 ITALY

LANCIA FERRARI D50
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LANCIA FERRARI D50


BRUMM R076 1/43 91㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.85m 全幅約1.45m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2.5L 285HP 5段変速
性能: 最高速280km/h  データーベースでランチア フェラーリ D50のミニカー検索

ランチア フェラーリ D50 イタリア 1956年

 

 ランチアはF1に進出することを計画し、1954年にGPカー D50が登場しました。開発はアルファ ロメオでP2/P3を設計し、1937年にランチアに移籍したヴィットリオ ヤーノが担当し、彼らしい先進的な設計を行っていました。ドライブシャフトがドライバーの左側を通るように、エンジン(DOHC V型8気筒2.5L)を斜めに配置することで、ボディ全高を下げて空気抵抗を下げていました。またエンジンをシャーシと一体化しボディ剛性を上げていました。燃料タンクはボディ左右に張り出したポンツーン内に収め、このポンツーンは空力的な効果もありました。そんな訳でD50は当時のF1としてはユニークなスタイルをしていました。

 

 ランチア D50のデビュー戦は1954年スペインGPで、メルセデス ベンツ W196が勝利したレースでしたが、A.アスカリのドライブでポールポジションと最速ラップタイムを記録しD50は能力の高さを示しました。1955年モンザ サーキットのテスト中にA.アスカリが事故死しました。エースドライバーを失ったことと資金難からランチアはF1を撤退することになりました。D50についてランチア、フィアット、フェラーリで交渉が行われ、D50がフェラーリに移譲され、フィアットがフェラーリに資金援助することとなりました。そんな訳でD50は フェラーリ (ランチア) D50となり、V.ヤーノら技術陣はフェラーリに移籍しました。

 

 

 ミニカーは1982年頃発売されたブルム製です。1956年のイギリスGP 優勝車(ドライバー J.M.ファンジオ)をモデル化しています。1956年式ですからフェラーリに移譲された後のランチア D50です。サイドポンツーンを持つユニークなスタイルが良く再現されていました。ブルムのD50にはノーズの形状が異なる2タイプがあり、バリエーションが数種類ありました。(このイギリスGP 優勝車はノーズコーン的なものが付いていてノーズがやや長いタイプです) これ以外ではマーキュリーの当時物、マテル、イクソなどがあり、移譲される前の1955年式D50 モナコGP仕様をノレブがモデル化しています。  以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LANCIA FERRARI D50 1
LANCIA FERRARI D50 2

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FERRARI 410 SUPER AMERICA 'SUPERFAIRST' 1956 ITALY

FERRARI 410 SUPER AMERICA 'SUPERFAIRST'
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 410 SUPER AMERICA 'SUPERFAIRST'


IDEA3 101 1/43 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m エンジン 変速機: V型12気筒 5L 340HP 4段変速
性能: 最高速260km/h  データーベースでフェラーリ 410のミニカー検索

フェラーリ 410 スーパー アメリカ 'スーパーファースト' イタリア 1956年

 

 前述したフェラーリ 375 アメリカの後を引き継ぎ、410 スーパー アメリカ(SA)が1955年に登場しました。410 スーパーアメリカはV型12気筒5L(340HP)エンジンを搭載した高性能GTカーで、4段変速で最高速260km/hの性能でした。410 スーパーアメリカのほとんどにはピニンファリーナがデザインしたクーペやロードスターの特注ボディが架装されていました。当時高価であった高性能スポーツカー メルセデス ベンツ 300SLの2倍以上の価格の非常に高価な車でしたので、生産台数はわずかに35台でした。

 

 410 スーパーアメリカの中で最も有名なモデルとして「スーパーファースト(SUPERFAST) 」という名前が付けられたピニンファリーナ製のクーペがありました。この車は派手なテールフィンが付いていることが最大の特徴でした。このテールフィンやクロムメッキされたフロントグリル/バンパーとボディ側面を一周するクロームモールが実にアメリカ車的なデザインですが、ピニンファリーナのデザインと聞くとなにやら品良く見えます。

 

 

 ミニカーは1984年頃に購入したアイデア3製です。410 スーパーアメリカ スーパーファーストをモデル化しています。アイデア3はイタリアのマルコ ボッシ(Marco Bossi)氏が1970年代に設立したブランドで、ホワイトメタル製のハンドメイドの完成品でした。フロントの雰囲気とリアの特徴的なテールフィンが良く再現されていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。1980年代に他にも2台ほどアイデア3製のホワイトメタル製のフェラーリをf購入したのですが、今その1台はボディがバラバラに崩壊してしまいました。(参照ページ→ミニカーの材質/劣化 ホワイトメタル素材の変形) 私はこの経験に懲りてホワイトメタル製のミニカーはほとんど買わないようになりました。ただこのスーパーファーストは問題がないので、この問題はホワイトメタル製だから起こるということではありません。これ以外の410 スーパーアメリカのミニカーはマテルの1/18、ルックスマート(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 410 SUPER AMERICA 1
FERRARI 410 SUPER AMERICA 2

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FERRARI D50 1956 ITALY

FERRARI D50
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI D50


BRUMM R127 1/43 89㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.85m 全幅約1.45m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2.5L 285HP 5段変速
性能: 最高速280m/h  データーベースでフェラーリ/ランチア D50のミニカー検索

フェラーリ D50 イタリア 1956年

 

 フェラーリは1955年F1 GPシーズン中に財政上の問題でF1から撤退したランチアからランチア D50を譲り受けることになりました。ランチア D50はサイドポンツーン内の燃料タンクをコクピット後方に移すなどの変更が行われてフェラーリ D50となりました。1956年にメルセデス ベンツからドライバーのJ.M.ファンジオが移籍してきました。彼はアルゼンチン、イギリス、ドイツ GPで優勝し、チャンピオンドライバーとなりました。フェラーリ D50はベルギー、フランス GPでも優勝し1956年のGPシーズンを席巻しました。

 

 1957年にはD50を大幅に変更した801 F1が登場しました。(実車画像→フェラーリ 801 F1) 801 F1は新設計のシャーシ、新設計のV型8気筒2.5L(275HP)エンジン、改良されたサスペンション、ポンツーンをなくしたボディなどD50とは全くの別物になりました。1957年にJ.M.ファンジオはフェラーリを去りマセラティに移籍しました。彼がドライブしたマセラティ 250Fは大活躍し、マセラティは初のワールドチャンピオンシップを獲得しました。そのせいもあって1957年シーズンにフェラーリは1勝もできませんでした。

 

 

 ミニカーはブルム製で1985年頃に発売されました。1956年のモナコ GP 出場車(ドライバー J.M.ファンジオ)をモデル化しています。ランチア D50のページに載せた型番R076のランチア D50とはノーズの形状が異なっており、この型番R127のD50のほうがタイヤのホワイトレター表示など仕上げが少しレベルアップしています。これ以外ではマーキュリーの当時物、マテル、イクソなどがあり、フェラーリに移譲される前のランチア D50 モナコGP仕様をノレブがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピット/俯瞰の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI D50 1
FERRARI D50 2

 以下は1985年に発売されたブルム製のフェラーリ 801 F1 1957 (1/43 型番122)の画像です。1957年のイギリス GPで5位となった車(ドライバー M.ホーソン)をモデル化しています。801 F1はブルムとイクソがモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 801 F1 1
FERRARI 801 F1 2

フェラーリ 801 F1のミニカー→データーベースでフェラーリ 801 F1のミニカー検索

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FIAT 1200 GRANDE VUE 1957 ITALY

FIAT 1200 GRANDE VUE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 1200 GRANDE VUE


DINKY(FR) 531 1/43 91㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.92m 全幅約1.46m エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 55HP 4段変速
性能: 最高速140km/h  データーベースでフィアット 1100/1200のミニカー検索

フィアット 1200 グランビュー (グラン ルーチェ) イタリア 1957年

 

 戦前に登場したフィアット 508Cは戦後にフィアット 1100Eとなり存続していましたが、1953年に1100Eは戦後型の1100/103(ティーポ 103)にモデルチェンジしました。4気筒1.1L(36HP)エンジンはそのままでしたが、ボディは同時期の1400同様にフラッシュサーフェスのモノコックボディが採用され、全体的に丸みのついたオーソドックスなセダンスタイルとなりました。ボディサイズは旧型よりも一回り小さくなり軽量化されましたが、設計技術の進歩で室内空間は広くなりました。当初は前ドアが前開きの4ドアセダンと5ドアワゴンがありました。

 

 1953年に48HPにパワーアップした高性能版の1100 TV(Turismo VeloceとはFast Tourerの意)が追加され、1955年に2ドアコンバーチブル(Trasformabile)が追加されました。1957年には1100 TVの後継車として4気筒1.2L(55HP)エンジンを搭載し、前ドアを一般的な後ろ開きに変更してルーフのデザインを少し変更した1200 グラン ルーチェ(Gran LuceとはFull Light(明るい)の意)が登場しました。1961年にグラン ルーチェは1100シリーズの上級車として1300/1500に更新されました。1100シリーズには1962年にドアを後ろ開きに変更し、フロントの意匠を変更した1100Dが登場しました。1966年にボディ前後を小変更した最終型の1100Rが登場し、1969年まで生産されました。後継車は128でした。(実車画像→ フィアット 1100R 1966 )

 

 

 ミニカーは1959年に発売されたディンキー(仏)の当時物です。フランス語の車名のグランビュー(Grande Vue)はイタリア語ではGran Luceのことで、フランスに輸出された1200 グラン ルーチェをモデル化しています。60年ほど昔に作られたビンテージミニカーで、私の保有するミニカーの中でも古い物です。時代を感じさせるホワイトタイヤが付き、室内はがらんどうの素朴な造形です。ただしプロポーションは正確で、ルーフ後端を少し突きだしたグラン ルーチェのスタイルがうまく再現されています。これ以外の戦後型1100/1200の当時物ミニカーはジク(SIKU)の1/60、ポリトーイ初期のプラスチック製 1/41、ノレブ初期のプラスチック製の1100D、メーベトイの1100Rなどがありました。(当時の主なブランドがモデル化しているので、当時の実車は人気が高かったのでしょう) 当時物以外ではブレキナの1/87、リオの1100TV、スターラインの1100/1100TV/1100Rなどがあります。  以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT 1200 GRANDE VUE 1
FIAT 1200 GRANDE VUE 2

 以下は1967年に発売されたメーベトイ製の当時物 フィアット 1100R 1966 (1/43 型番A9)の画像です。最終仕様の1100Rをモデル化しています。メーベトイは少し丸みを付けたデフォルメをしますがリアルな造形が特徴で、この1100Rも実車のイメージが良く再現されています。ヘッドライト周辺の茶色の汚れは、ラインストーン製ヘッドライトを接着した接着剤が経年変化で変色したもので、初期のメーベトイ製ミニカーに良く見られる経年変化です。ボンネット/ドアの開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 1100R  1
FIAT 1100 R 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 1100R 3
FIAT 1100 R 4

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FIAT 500 NORMALE 1957 ITALY

FIAT 500 NORMALE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500 NORMALE


BRUMM R343 1/43 69㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.97m 全幅約1.32m エンジン 変速機: 空冷2気筒 479cc 15HP 4段変速
性能: 最高速85km/h  データーベースでフィアット 500のミニカー検索

フィアット 500 ノルマーレ イタリア 1957年

 

 第2次大戦で敗戦したイタリアは1950年代になっても経済はまだ完全に回復しておらず、前述したフィアット 600も発売当初は売れ行きが芳しくありませんでした。そこで600をさらに一回り小さくした廉価版として500が開発され1957年に登場しました。この500は戦前型の500と区別してNUOVA(ヌォーヴァ:NEWの意) 500とも呼ばれました。モノコックボディ、リアエンジン、サスペンションなど基本設計は600と同じでしたが、エンジンは空冷2気筒479cc(15HP)となっていました。

 

 NUOVA 500は全長3m程ながらも4人乗りで車重は約500kg、4段変速で最高速度85km/hとまずまずの性能でした。ボディはキャンバストップがエンジンカバーのすぐ上まで開く初期型と屋根の半分だけが開く後期型(1960年以降)の2タイプがあり、開口部のない全閉式の仕様はありませんでした。これは空冷2気筒エンジンの騒音が大きいので、完全な密閉式に出来なかったとのことです。1959年にエンジン排気量を499㏄(22HP)にパワーアップしたスポーツ仕様のスポルトが追加されました。NUOVA 500は戦前型500を超える大ヒットとなり、これ以後の小型車のお手本になりました。発表後10年以上経った1970年にも年間40万台以上生産されていたのですから、その人気は推して知るべしでした。(1960年以降の後期型についてはフィアット 500Dを参照してください。)

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたブルム製です。これは初期型(500a)のノルマーレ(標準仕様)でキャンバストップを閉じたタイプをモデル化しています。ブルム製のNUOVA 500は全体的な雰囲気がうまく再現されていて、室内などの細部も良く仕上げてありとても良く出来ています。(ただかなり大量に生産しているので、出来上がりのばらつきが多少ありますが) また色違いやバリエーションを非常にたくさん揃えているところに、NUOVA 500に対するブルムのこだわりを感じることができます。(イタリアでNUOVA 500の人気が高いことも分かります) ブルム以外のNUOVA 500 初期型の当時物ミニカーはマーキュリーのビンテージ物がありました。当時物以外ではビテス、ソリド、WELLYの1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT 500a 1
FIAT 500a 2

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット NUOVA 500 エコノミカ 1957 (1/43 型番R341)の画像です。上記のブルム製のバリエーションで、エコノミカのキャンバストップを閉じたタイプをモデル化しています。発売当初の仕様はエコノミカ(低価格仕様)で、それを少し豪華にしたのが上記のノルマーレ(標準仕様)でエンジンも少しパワーアップしていたそうです。ブルムのミニカーはこの仕様の違いをきちんと再現してあり、どちらにも6色の色違いがあります。このような500の細かな仕様違いをモデル化しているのはブルムだけです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 3
FIAT 500a 4

 以下は上記のノルマーレとエコノミカを比較のために並べたみた画像です。向かって右側手前にあるのがノルマーレです。ノルマーレとエコノミカの外観上の違いは3点あります。1点目はホイールキャップのメッキの有無、2点目はボディ側面のクロームモールの有無、3点目はよく見ないと分かりませんがヘッドライトのひさし(マツゲ)の有無です。なお室内も良く見るとリアシートの色が変えてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 5
FIAT 500a 6

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット NUOVA 500 ノルマーレ (1/43 型番R342)の画像です。上記型番R343のキャンバストップを開いたバリエーションです。開いたルーフから室内の造形が良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 7
FIAT 500a 8

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット 500 スポルト 1959 (1/43 型番R347)の画像です。エンジン排気量を499㏄(22HP)にパワーアップして最高速を95km/hに向上させたスポーツ仕様のスポルトをモデル化しています。ボディ側面の赤いストライプと赤く塗装されたホイールは実車どおりです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a SPORT 1
FIAT 500a SPORT 2

 以下は2002年に発売されたブルム製のフィアット 500 ピンク 'ブルム 30周年記念' (1/43 型番S72/02)の画像です。ブルムの創立30周年記念として発売された限定生産品で、屋根に貯金箱のようなコインの投入口があります。おまけとして1ユーロセント(約2円)の銅貨が付いています。実際に貯金箱としてコインを貯めるのは出来ないのでお遊びで作られた物ですが、ピンク色のかわいらしいミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a PINK 1
FIAT 500a PINKT 2

 以下は1990年頃に発売されたビテス製 フィアット 500 ベスパ付 (1/43 型番501)の画像です。フィアット 500 初期型と1950-1960年代当時のスクーター ベスパを組合わせた遊び心のある楽しいセット物でした。この組合わせは1953年公開の映画「ローマの休日」の1シーン(王女がスクーターを走らせ、フィアット 500が追いかけるシーン)を思い起こさせるものです。(ただし映画のフィアット 500は戦前型でしたが) 実車の雰囲気がうまく再現されていて、当時のミニカーとして良く出来ていました。またベスパも小さいながらも結構良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 11
FIAT 500a 12

 以下はフロント/リアの拡大画像とフィアット 500とベスパが台座にセットされている画像とベスパの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 13
FIAT 500a 14

 以下は2000年に発売されたソリド製のフィアット 500 1957 (1/43 型番4560)の画像です。ボディ側面にクロームモールが付いているので、ノルマーレをモデル化しているようです。ソリドの型番45**のシリーズは1950-1970年代の車をモデル化していて、安価ながらも良い出来の物が多いです。この500はプロポーションは悪くないのですが、タイヤが少し大き目なので実車の雰囲気から少し外れた感じがして出来ばえは今一つです。またキャンバストップの開き方が後期型となっていますので、初期型と後期型の仕様がごちゃ混ぜになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT 500a 15
FIAT 500a 16

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