ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

DAF 32 DAFFODIL 1965 NETHERLAND

DAF 32 DAFFODIL
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DAF 32 DAFFODIL


DINKY(FR) 508 1/43 84㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.61m 全幅約1.44m エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 750cc 26HP 無段変速機
性能: 最高速105km/h  データーベースでDAFのミニカー検索

DAF 32 ダフォディル オランダ 1965年

 

 オランダの技術者ヨーゼフ ヴァン ドールネ(Jozef van Doorne)は、1928年に設立された自動車修理工場に勤めていました。その後彼は工場の経営権を得て会社名を「ドールネのトレーラ工場」(Van Doorne's Aanhangwagen Fabriek)に変更し、トラックや装甲車両の開発などを行いました。1949年から大型トラックやバスの製造を始め会社名を「ヴァン ドールネ自動車会社」(Van Doorne's Automobiel Fabrie 略称 DAF)に変更しました。1958年には小型乗用車DAF 600を発表しました。(実車画像→ DAF 600 1958)

 

 DAF 600は空冷水平対向2気筒590cc(19HP)エンジンをフロントに搭載し後輪を駆動する4人乗りの小型車で、最大の特徴は同社が開発した世界初の無段変速機(CVT)を採用していたことでした。この無段変速機(バリオ マチック)はVベルトと金属ベルトを使ったもので、従来の複雑な変速操作が不要で前後進の切換えレバーとアクセルだけで操作できることから人気を博しました。最高速は105km/hでした。

 1961年にはエンジンを750cc(26HP)に拡大し最高速が105km/hに向上し、上級グレードとしてDAF 30 ダフォディルが追加されました。DAF 30は1963年にDAF 31、1965年にはフロントグリルを変更したDAF 32、1967年にDAF 33と発展し1974年まで生産されました。DAF 30シリーズは20万台以上が生産され好評だったようです。上級車として1966年に2気筒850㏄エンジン搭載のDAF 44、1968年に4気筒1.1Lエンジン搭載のDAF 55と1972年にその改良版DAF 66が登場しました。(実車画像→ DAF 55 1968)

 

 

 ミニカーは1966年に発売されたディンキー(仏)製です。DAF 32 ダフォディルをモデル化しています。1960年代のビンテージミニカーですからシンプルな作りですが、ディンキー(仏)はプロポーションがしっかりしているので、実車の雰囲気がうまく再現されています。ドア開閉ギミック付きで、室内には女性ドライバーのフィギュアが乗っています。このお嬢さんのフィギュアはディンキーの別のミニカーにも使われています。(同じフィギュアの乗ったミニカー→ トライアンフ スピットファイアー) これ以外のDAF 30シリーズのミニカーはノレブ初期の当時物DAF 32と最近のノレブのDAF 30、ネオ(レジン製)のDAF 33などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DAF 32 DAFFODIL 1
DAF 32 DAFFODIL 2

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VOLVO FB88 TRUCK 1965 SWEDEN

VOLVO FB88 TRUCK
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLVO FB88 TRUCK


TEKNO 425  1/50 170㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約8.5m? 全幅約2m エンジン 変速機: 6気筒 9.6L ターボディーゼル 260HP 8段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでボルボ トラックのミニカー検索

ボルボ FB88 トラック スウェーデン 1965年

 

 スウェーデンのベアリング メーカー SKF社によって自動車メーカーのボルボ社が1927年に創業されました。1928年に最初のトラックシリーズ1(4気筒エンジン搭載 積載量1.5t)を発売しました。このトラックは密閉された運転室(キャビン)を持つ頑丈な構造で、スウェーデンの気候と道路事情を考慮した信頼性の高い設計でした。このトラックは高い評価を受けて大ヒットし、ボルボの業績に寄与しました。 

 

 その後国内だけではなくヨーロッパ各国へと輸出されるようになり、ボルボ社の生産する車の中でトラックは大きな割合を占めていました。1980年代にボルボはアメリカのトラック会社のホワイト社と提携し、ボルボ ホワイト トラック社となり、さらに1980年代後半にはGMCの大型トラック部門も加わりました。2001年にはアメリカのマックを傘下に持つルノーのトラック部門を買収し、2006年に日産ディーゼル工業(現在はUDトラックス)も傘下に収めています。

  現在ボルボ トラックス社はダイムラー(メルセデス ベンツ ブランド)に次ぐ世界第2位の大型トラックメーカーです。ちなみに3位は同じスウェーデンのスカニアです。ボルボの乗用車部門は1999年にフォードに買収されてボルボ カーズとしてフォード傘下のブランドとなり、2010年には中国企業に売却されています。

 

 

 ボルボのトラックの型式名について説明すると、Nがボンネット型でFはキャブオーバー型です。概略ですがFHが一番大きなトラクター系、FMが中型で平ボディやバンのカーゴ系、FLが小型となります。またアルファベットの後の数字は1980年代以降のモデルではエンジン排気量(単位L)を示します。つまりFH16とはキャブオーバーの大型トラックで排気量が16Lとなります。

 ミニカーはテクノ製(デンマーク)の当時物で、1968年頃に発売されました。1965年に登場した当時の傑作大型トラックであったF88をモデル化しています。FB88のFはキャブオーバー型、Bは3車軸、88はシリーズ名を示します。車体に表示された「ASG TRANSPORT SPEDITION」とはスウェーデンの物流会社ASG社のロゴです。テクノのミニカーはプロポーションが良く、プラスチック製パーツをあまり使わないがっちりとした作りで、塗装もしっかりしています。このFB88も縮尺が1/50と少し小さめに出来ていますが、テクノらしい素晴らしい出来ばえです。(脱着できる幌はプラスチックではなく板金製で頑丈です)

 このミニカーには色々な企業のプロモーション用モデルのバリエションがあったようです。F88のこれ以外の当時物ミニカーはないようで、最近の物ではコーギーやイクソなどがあります。現在の主流であるFHシリーズはヘルパやAWMが約200種類以上をモデル化しています。 以下はドアの開閉ギミックとキャブのチルトギミックの画像です。ドアが開閉し室内もリアルに再現され、キャブをチルトさせるとエンジンが金属パーツで再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLVO FB88 TRUCK 1
VOLVO FB88 TRUCK 2

 テクノのミニカーは前輪が操舵できるものが多いのですが、このFB88もボディを傾けることで前輪が操舵できます。また別売りされていた専用トレーラー(1/50 型番452)があり、金属製の連結金具でトレーラーを接続すると全長338㎜のフルトレーラーになります。以下は前輪の操舵ギミックと別売りのトレーラーを連結する動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLVO FB88 TRUCK 3
VOLVO FB88 TRUCK 4

 以下はトレーラーと組み合わせたフルトレーラー状態の画像です。
VOLVO FB88 TRUCK 5
VOLVO FB88 TRUCK 6

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SAAB 96 1965 SWEDEN

SAAB 96
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAAB 96


TEKNO 827 1/43 96㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.53m エンジン 変速機: 2サイクル3気筒 841cc 42HP 3段自動変速
性能: 最高速120km/h  データーベースでサーブ 96のミニカー検索

サーブ 96 スウェーデン 1965年

 

 サーブ社「Svenska Aeroplan AB」(スウェーデン航空機会社)はスウェーデンの軍用航空機の製造を目的として1937年に設立されました。、第2次大戦中は軍用機を製造していましたが、戦後に自動車製造に進出しました。1949年に完成した最初の量産車は2サイクル2気筒764cc(25HP)エンジンを前車軸上に横置き搭載した前輪駆動車のサーブ 92でした。航空機メーカーらしさが感じられる流線型のモノコックボディは、当時としては珍しく風洞実験で決められたものでした。3段変速で最高速105km/hの性能でした。(実車画像→ サーブ 92 1951)

 

 サーブ 92は1955年に3気筒750cc(33HP)エンジンを縦置き搭載に変更した93に、1960年には3気筒841cc(42HP)エンジンを縦置き搭載してリアウインドーを拡大した96に発展しました。1965年にはラジエーター搭載位置をエンジン後方から一般的なエンジン前面に変えたので、フロントグリル開口部が大きくなりました。サーブ 92のラジエータがエンジン後部にあったのは寒冷地の北欧では都合が良かったのですが、寒冷地ではない輸出先ではオーバーヒートが問題となったのでラジエーター搭載位置を変えたのでした。

 

 

 1966年にはエンジンがドイツ フォード製の4サイクルV型4気筒1.5L(65HP)に切り替わり、4段変速で最高速148km/hと性能が向上しました。1969年に前後ウィンドーが拡大されヘッドライトが角型に変更されました。サーブ 96は頑丈な足回りと優れた操縦性により1962年と1963年のモンテ カルロ ラリーで連続優勝するなどラリーで大活躍しました。サーブ 96は基本的な構造はほとんどそのままで安全基準対応などの改良がおこなわれ、1980年まで長い間生産されました。総生産台数は約54万台でした。

 ミニカーは1965年に発売されたテクノ製の当時物です。フロントグリルの形状から1965年式をモデル化しています。50年以上昔に作られたビンテージミニカーなので金属パーツが主体の素朴な造形です。この当時のテクノは非常に品質の高いミニカーを作っていました。この96もプロポーションが正確で実車の雰囲気がうまく再現され、1960年代のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。普通に箱に入れたまま保管していましたが、現在でも錆がなく塗装に艶まで有るのですから、昔のミニカーの品質はたいした物です。なおテクノはサーブ 96の初期型を1962年にモデル化していて、これはそれを1965年式に変更したものです。(型番の変更なし) フロントグリル部の造形が初期型の金属製パーツのグリルにグリル開口部を追加した形になっていることがそれを示しています。これ以外のサーブ 96のミニカーはディンキー(英)の当時物、コーギー、トロフューのストリート/ラリー仕様、イクソ(ホワイトボックス、プレミアムX、国産名車コレクション)、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SAAB 96 1
SAAB 96 2

 以下は1966年に発売されたディンキー(英)製の当時物 サーブ 96 (1/43 型番156)の画像です。これもフロントグリルを変更した1965年式をモデル化しています。メッキしたプラスチック製パーツを使ったフロントグリル部がやや目立ちすぎる感じですが、プロポーションが良くこれも1960年代のミニカーとして良く出来ていました。ドア開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAAB 96 3
SAAB 96 4

 以下は1990年頃に発売されたコーギー製のサーブ 96 (1/43 型番D711)の画像です。これはサーブ 96 初期型をモデル化しているので、フロントグリルの形状が上述した1965年式と異なっています。コーギーが1990年代ごろに発売していた「CLASSIC CARS」というシリーズの一つで、このシリーズはマニア向けで1950-1960年代のクラシックカーを昔のコーギー流の作風で再現した物でした。レトロな造形ながら細部はそこそこリアルに仕上げてありよく出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAAB 96 5
SAAB 96 6

 以下は2015年に発売された国産名車コレクション製の サーブ 96 V4 (1/43 No.241)の画像です。エンジンがフォード製V型4気筒エンジンに変更された96 V4をモデル化しています。ミニカーの台座には1971年と表示されていますが、フロントグリル形状が96 V4の形状でヘッドライトが丸形ですので1966年とするのが正しいと考えます。メーカーはイクソで、イクソはカタログモデルとして96 V4をモデル化していますのでそれを流用しています。プロポーションが良く、最近のミニカーですので灯火類やドアミラーなどの細部も良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAAB 96 7
SAAB 96 8

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HONGQI CA770 1965 CHINA

HONGQI CA770
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HONGQI CA770


CENTURY DRAGON CDG002 1/43 138㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.98m 全幅約1.99m エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 220HP 4段自動変速
性能: 最高速160km/h  データーベースで紅旗のミニカー検索

紅旗 CA770 中国 1965年

 

 中国初の自動車メーカーである第一汽車(China FAW Group Co.)は、ロシア(当時はソビエト連邦)の自動車メーカーであるジルの支援で1953年に設立されました。当初はソビエト連邦のトラック ZIS-150をベースとした 中国人民解放軍の中型トラック CA-10や軍用トラック 解放CA30などを製造していました。1958年にアメリカのクライスラー インペリアルをコピーして自社ブランドの乗用車 紅旗 CA72を開発し、この車は中国共産党の指導者専用車でした。(実車画像→ 紅旗 CA72 1958) (実車画像→ クライスラー インペリアル 1955)

 

 1963年にはV型8気筒5.7Lエンジンを搭載したクライスラー インペリアルのプラットフォームをベースにした紅旗 CA770が開発され、この車は共産党指導者の公式車両に指定されました。1965年にリムジン仕様、1969年に防弾仕様のCA772が設定され約1600台が1980年まで生産されました。

 

 

 1998年にアメリカ フォードの協力でフォード リンカーン タウンカー 3代目をベースとする紅旗 CA7460が登場しました。その後2005年にトヨタと提携したことで、トヨタ クラウン マジェスタをベースとした紅旗 HQ3が2006年に登場し、2012年にクラウンをベースにした紅旗 H7が登場しました。2009年には中国建国60周年記念式典に向け胡錦涛総書記専用車として中国初のV型12気筒エンジンを搭載した紅旗 HQEが登場しました。2014年にCA770のデザインを復活させたクラシックな外観のL5が登場しました。L5のV型8気筒4Lエンジン搭載仕様をCA7400、V型12気筒6Lエンジン搭載仕様をCA7600と呼ぶようです。また派生モデルとして全長約6.4mのリムジン L9、全長約6mのリムジン L7があるようです。(資料によって記載内容が異なるので、正確なことがわかりません) (実車画像→ 紅旗 HQE 2009) (実車画像→ 紅旗 L9)

 ミニカーは2006年頃に発売されたCENTURY DRAGON製です。紅旗 CA770のリムジン仕様をモデル化しています。CENTURY DRAGONは2003年に設立された香港(中国)のメーカーで、主に中国のクラシックカー(紅旗や軍用車など)を1/43、1/24、1/18でダイキャスト製/レジン製でモデル化しています。これはダイキャスト製で、中国の最高級車ということもあって、かなりレベルの高い出来ばえとなっています。プロポーションは正確で、フロントグリル、灯火類、室内などの細部も丁寧に仕上げられています。ボンネット先端には赤い旗をイメージしたマスコット、フロントバンパー両端には国旗掲揚用のポールが付いています。ドアなどの開閉ギミックはありませんが、前輪の操舵ギミックが付いています。ミニカーが大きいこともありますが、並みのミニカーの2倍ほどもある大きなプラスチック ディスプレイケース付きで実車のイラストが描かれた立派な梱包箱に収められていました。CENTURY DRAGONはバリエーションでパレード用の閲覧車 CA770TJ、最近のCA7600やH7もモデル化しています。これ以外の紅旗のミニカーはブレキナのCA770とCA7202 センチュリースター(アウディ 100ベースのパレードカー) 1/87、トミカの中国特注品のCA7600 1/84などがあります。 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

HONGQI CA770 1
HONGQI CA770 2

 以下は室内の画像と前輪操舵ギミック/床下部分の画像です。室内はリムジン後席の豪華な内装、インパネなどが良く再現されています。床下部分は変速機/ドライブシャフト/サスペンションなどがリアルに再現され、前輪操舵ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HONGQI CA770 3
HONGQI CA770 4

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NISSAN PRESIDENT (150) 1965 JAPAN

NISSAN PRESIDENT (150)
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NISSAN PRESIDENT (150)


ADOVANSPIRIT H150 1/43 117㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.05m 全幅約1.80m エンジン 変速機: V型8気筒 4L 180HP 3段変速/3段自動変速
性能: 最高速185km/h  データーベースで日産 プレジデントのミニカー検索

日産 プレジデント 150型 日本 1965年

 

 前述したセドリック 130型のモデルチェンジに際して、3ナンバー車を専用設計して最高級車として独立させたのがプレジデントでした。当時の国産車最大の5m超のボディに、最大の排気量であったV型8気筒4L(180HP)/6気筒3L(125HP)エンジンを搭載していました。性能は3段変速/3段自動変速で最高速185km/h(4L)でした。ボディは直線的なオーソドックスなデザインで、元々は上記セドリックのデザインだったのですが、セドリック 130型がピニンファリーナ デザインとなった為、プレジデントに転用されたものでした。

 

 最上級仕様車の当時の価格は約300万円とこれも国産車で最高で、1960-1970年代の佐藤栄作首相の公用車として採用されました。ライバルのトヨタ センチュリー(1967年発表)が凝ったメカと個性的なデザインで保守的なユーザー層にあまり歓迎されなかったのに反して、オーソドックスなデザインのプレジデントは企業や官公庁に幅広く支持されました。1973年に前後のパネルデザインを変更して250型に発展しています。1990年にモデルチェンジするまで基本的な構成はそのままで、日産の旗艦として長く生産されました。

 

 

 プレジデント 150型の当時物ミニカーはダイヤペットが作った物しか無く、それは大変貴重なレア物です。250型もダイヤペットが1976年にモデル化しています。→ダイヤペットの250型 画像のミニカーはアドバンスピリット製の150型で、2005年頃に発売されました。アンチモニー製なので非常に重く、プロポーションが良く室内などの細部もそこそこ良く再現されています。アドバンスピリットにはタクシーや要人警護車などのバリエーションが十数種類ありました。最近の物ではトミカ リミテッドの150型が数種類、エニフ(ENIF レジン製)の150型があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN PRESIDENT (150) 1
NISSAN PRESIDENT (150) 2

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