ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z34) 2008 JAPAN

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z34)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z34)


NISSAN CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 41 1/43 101㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.85m エンジン 変速機: V型6気筒 3.7L ターボ 336HP 6段変速/7段自動変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様 リミッター付)  データーベースでフェアレディ Z Z34型のミニカー検索

日産 フェアレディ Z クーペ Z34型 日本 2008年

 

 フェアレディ Z 6代目 Z34型が2008年に登場しました。デザイン的には先代を踏襲していますが、初代Zの持つロングノーズというイメージに近づける為に、ホイールベースが100㎜短縮されました。確かに前車軸より先のノーズ部分が少し長くなっていますが、個人的にはそれほどロングノーズになったとは思えません。それよりもヘッドライトとリアライトがブーメラン型になったのが見た目では大きく変わりました。先代同様に2シーターのみで、電動ソフトトップのロードスターが2009年に追加されました。

 

 エンジンは先代と同じV型6気筒ですが、排気量が3.7Lに拡大され、国外では370Zの名前で販売されました。2012年のマイナーチェンジで、はフロントバンパーのデザインが変更されLEDのデイライト(昼間点灯ライト)が追加されました。2009年にサスペンションをチューンしエンジンを355HPにパワーアップし、リアスポイラーなどの空力パーツを装備したバージョン ニスモ(アメリカではニスモ 370Z)が追加されました。2013年にバージョン ニスモはニスモに変わりました。 2022年のビッグ マイナーチェンジで、エンジンがV型6気筒3Lターボ に変更され、外観が大きく変更されたRZ34型となりました。(実車画像→ 日産 フェアレディ Z RZ34型)

 

 

 ミニカーは2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。メーカーはノレブで、ノレブらしい上手い造形で特徴的な灯火類がリアルに再現され、実車の雰囲気が良く再現されています。安価な雑誌付きミニカーなのでコストダウンで彩色はされていませんが、室内もそこそこ良く再現されています。ノレブは自社ブランド(型番420150)で、内装等の仕上げをレベルアップした370Z(左ハンドル)を発売しています。ノレブ以外ではトミカ、トミカ リミッテド、エブロ、レジン製ではハイストーリーやWIT'Sなどがあります。ロードスターはトミカと京商がモデル化しています。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z34) 1
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z34) 2

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TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (S200) 2008 JAPAN

TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (S200)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (S200)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 174 1/43 114mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.87m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 315HP 6段自動変速
性能: 最高速180km/h (リミッター作動)   データーベースでトヨタ クラウン S200型のミニカー検索

トヨタ クラウン ロイヤル サルーン (S200) 日本 2008年

 

 2008年にトヨタ クラウン 13代目(S200)/クラウン マジェスタ 5代目(S200)が登場しました。デザインは先代のゼロ クラウンでイメージチェンジしたスタイルを継承し、より曲面的なデザインとなりました。エンジンは先代より排気量を拡大したDOHC V型6気筒2.5L/3L/3.5L(315HP)が搭載され、3.5Lのロイヤルサルーンには電気モーターを併用するハイブリッド仕様がありました。(先代ではアスリートにハイブリッド仕様が設定されていました)

 

 先進機器としてはハイブリッドに世界初の全面液晶パネルの「ファイングラフィックメータ」、車体挙動を常時監視しブレーキやトラクションを制御する統合車両姿勢安定制御システム「VDIM」(マジェスタでは先代で採用)が搭載されました。上級車のマジェスタはボディが大きくなり、同じようなデザインながら先代同様に縦型リアライトでクラウンと差別化していました。エンジンはV型6気筒4.3L/4.6L(280HP)で4.6Lが追加されました。クラウンは2010年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠が小変更されました。2012年にクラウン 14代目(S210)、2013年にクラウン マジェスタ 6代目(S210)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。最上級仕様のロイヤルサルーンをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソが製造していた京商 Jコレクション製のクラウン(S200)を流用しています。プロポーションが良く、フロントの顔付がうまく再現されているなど、全体的によく出来ています。安価な雑誌付きミニカーですのでJコレクション製より仕上げレベルを落としてありますが、それでもインパネのメーターを再現してあるなど細部も良く仕上げてあります。これ以外のクラウン(S200)のミニカーは、これのベースとなった京商 Jコレクションのアスリートとロイヤルサルーン、トミカ、ダイヤペットのタクシーとポリス仕様、カーネルの ロイヤルサルーン、RAI'Sのポリス仕様、WIT'S(レジン製)のアスリートなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CROWN ROYAL SALOON S200 (S200) 1
TOYOTA CROWN ROYAL SALOON S200 (S200) 2

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TOYOTA LEXUS LS600hL (F46) 2008 JAPAN

TOYOTA LEXUS LS600hL (F46)
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TOYOTA LEXUS LS600hL (F46)


J-COLLECTION JC52002BK 1/43 121㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.18m 全幅約1.88m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5L 394HP + モーター 165KW(224HP) 
 電気式無段変速 トルセンLSD方式4WD
性能: 最高速250km/h (輸出仕様)  データーベースでレクサス LSのミニカー検索

トヨタ レクサス LS600hL F46型 日本 2008年

 

 トヨタのレクサス ブランドの日本国内展開に伴い、セルシオに変わってレクサス LS 4代目が2006年に登場しました。先代の少し癖のあるフロント周りがすっきりとしたデザインになりました。新規開発のプラットフォームにアルミ合金製のマルチリンク式サスペンションを採用していました。エンジンは新型のDOHC V型8気筒4.6L(385HP)を搭載し、量産乗用車では世界初のシーケンシャルシフト付8段自動変速機を採用していました。2008年に海外仕様に設定されていたロングボディ仕様LS460Lが国内にも追加されました。同時にセンターデフにトルクスプリット型LSDを持つ機械式AWD(4WD)仕様が追加されました。

 

 2007年にハイブリッド仕様のLS600hとそのロングボディ仕様のLS600hLが追加されました。ハイブリッド システムは基本的にはプリウスと同じ構成ですが、DOHC V型8気筒5L(394HP)エンジンとモーター165KW(224HP)は極めてハイパワーなので、2WDはなくトルクスプリット型LSDを持つ機械式AWD(4WD)だけとなっていました。なおロングボディ仕様はトヨタ車としては最大の全長で、LS600hLは一番高価な車でした。LSシリーズは2012年の大幅なマイナーチェンジで、レクサス共通のスピンドルグリルを採用したデザインとなりました。(マイナーチェンジ版→レクサス LS460 F スポーツ)

 

 

 ミニカーは2009年に発売された京商Jコレクション製です。ハイブリッドのロングボディ仕様のLS600hLをモデル化しています。プロポーションが良く、灯火類や室内などの細部もリアルで良く出来ています。京商は同じ型でLS460Lもモデル化しています。これ以外のLS 4代目 初期型のミニカーはノレブのLS460と国産名車コレクションのLS460Lがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LEXUS LS600hL (F46) 1
TOYOTA LEXUS LS600hL (F46) 2

 以下は2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のレクサス LS460L 2008 (1/43 No.156)の画像です。メーカーはイクソで、上記の京商Jコレクションの型を流用した廉価版になります。雑誌付きミニカーではコストダウンで省略されることが多い室内の彩色が施されているので、京商Jコレクションの物とほとんど同じレベルの出来ばえになっています。京商Jコレクションの半値ほどですからお得なミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LEXUS LS460L (F40) 1
TOYOTA LEXUS LS460L (F40) 2

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MAZDA ATENZA (MAZDA 6) 2008 JAPAN

MAZDA ATENZA (MAZDA 6)
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MAZDA ATENZA (MAZDA 6)


JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 133 1/43 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.74m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.5L 170HP 6段変速/5段自動変速 FF/4WD
性能: 最高速220km/h (輸出仕様)  データーベースでマツダ アテンザのミニカー検索

マツダ アテンザ 日本 2008年

 

 マツダ アテンザ 2代目が2008年に登場しました。デザインは先代を踏襲し、さらにリファンされました。先代と同じ4ドアセダン、5ドアハッチバック、5ドアワゴンの3タイプで、北米仕様はセダンのみで見た目は先代と同じようなデザインですがボディが一回り大きくなっていました。シャーシは先代を改良したもので、エンジンは4気筒2L/2.3Lから4気筒2L/2.5Lに変更されました。欧州仕様には4気筒2L/2.2L(129HP)ディーゼルターボ、北米仕様にはV型6気筒3.7L(272HP)エンジンが搭載されました。

 

 上級車にはトラクションコントロールシステムやレーダーで後方から接近する車を検知し、車線変更時に警告する日本初の運転支援システムなどの先進機能が装備されました。初代ではワゴンだけだった4WD仕様がワゴン以外にも適用されました。2010年のマイナーチェンジで、フロントのデザインが小変更されました。2012年11月にアテンザ 3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2011年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはノレブです。プロポーションが正確で、フロントグリルやライト類の細部もリアルに再現され良い出来ばえです。国産名車コレクションではワゴンもモデル化してますが、それもノレブ製です。どちらもノレブのカタログモデルとしても発売されていて、カタログモデルでは左ハンドルのマツダ 6として内装などの仕上げが変えられています。なおアテンザ 2代目のミニカーはこのノレブ製しかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA ATENZA (MAZDA 6) 1
MAZDA ATENZA (MAZDA 6) 2

 以下は2011年に発売された国産名車コレクション製のマツダ アテンザ スポーツ ワゴン (1/43 No.145)の画像です。上述したようにこれもメーカーはノレブです。セダン同様にこれも良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA ATENZA (MAZDA 6) SPORT WAGON 1
MAZDA ATENZA (MAZDA 6) SPORT WAGON 2

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MAZDA 3 MPS (AXELA) 2008 JAPAN

MAZDA 3 MPS (AXELA)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA 3 MPS (AXELA)


AUTO ART 55941 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.51m 全幅約1.77m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.3L ターボ 272HP 6段変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様)  データーベースでマツダ 3 (アクセラ)のミニカー検索

マツダ 3 MPS (アクセラ) 日本 2008年

 

 マツダ ファミリア(輸出名 323)の後継車としてアクセラ 初代が2003年に登場しました。フォード フォーカス 2代目とプラットフォームを共有する世界戦略車として、サイズが拡大され国内では3ナンバー規格となりました。同時期のマツダに共通する逆三角形のフロントグリルを持つ欧州風なデザインで、4ドアセダンと5ドアハッチバックがありました。DOHC 4気筒1.5L/2L(150HP)エンジンを搭載する前輪駆動車で4WDもありました。2006年のマイナーチェンジでに内外装が変更され、DOHC 4気筒2.3L(264HP)ターボエンジン搭載の高性能版マツダスピード アクセラが追加されました。海外向けの名前はMAZDA 3で走行性能などが評価され、欧州をはじめとして世界中で大ヒットしました。(実車画像→ マツダ アクセラ 2003)

 

 アクセラ 2代目が2008年(国内は2009年)に登場しました。フロント下部に大きな5角形のフロントグリルを持つダイナミックなデザインに変わり、4ドアセダンと5ドアハッチバックがありました。プラットフォームは先代を継承してサスペンションが改良され、エンジンも先代とほぼ同じでした。1.5Lエンジン車にはCVTが搭載され、国内の2Lエンジン車にはエンジン停止位置を制御して再始動をスムーズにするアイドリングストップシステム「i-stop」が採用されました。2011年のマイナーチェンジで「SKYACTIV TECHNOLOGY」を適用した新型のDOHC 4気筒2L(154HP)エンジンと6段自動変速機が搭載され、走行性能が向上しました。2013年にアクセラ 3代目にモデルチェンジしました。先代同様に世界的に大ヒットし、2011年に世界累計生産台数300万台を達成しました。(マツダ車での最短記録) (実車画像→ マツダ アクセラ 2013)

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたオートアート製です。輸出仕様のマツダ 3をモデル化しています。車名のMPSとはMAZDA PERFORMANCE SERIESの略で、国内の高性能版マツダスピード アクセラに相当しますので、マツダスピード アクセラ専用のボンネット上のエアスクープやルーフスポイラーが付いています。オートアートのミニカーは1/18が主流ですが、1/43も出来が良いものが多いです。このマツダ 3もプロポーションが正確で、フロント周りの造形や室内などの細部もリアルでレベルの高い出来ばえになっています。ただしオートアートの1/43の特徴であった前輪のステアリングギミックが省かれているのは少し残念です。オートアートはマツダスピード アクセラ 初代も1/43でモデル化しています。これ以外のアクセラのミニカーはハイストーリー(レジン製)のマツダスピード 初代、Mテック カプセルの初代 1/72、トミカの2代目 1/61、WIT'S(レジン製)の2代目、OVERSTEERの3代目 1/64などがあります。アクセラは世界中で大ヒットした割りにはミニカーが少ないです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA 3 MPS (AXELA) 1
MAZDA 3 MPS (AXELA) 2

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