ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 1967 ITALY

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO


MERCURY 64 1/43 96㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.96m 全幅約1.76m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2L 270HP 6段変速
性能: 最高速300km/h  データーベースでアルファ ロメオ ティーポ 33のミニカー検索

アルファ ロメオ ティーポ 33 スパイダー プロトタイプ イタリア 1967年

 

 アルファ ロメオは資金難から1951年を最後にしてF1 GPから撤退しました。その後1960年代になって、プロトタイプクラスのスポーツカーの開発を始めました。最初はTZ2の4気筒1.6Lエンジンを使っていましたが、すぐにV型8気筒2L(270HP)エンジンに変わり、そのエンジンをミドシップ搭載したティーポ 33が、1967年に登場しました。ティーポ 33は1967年のスポーツカー選手権に出場しましたが、信頼性や競争力が低く、めぼしい結果を出していません。1968年にティーポ 33は改良されてティーポ 33/2となりました。(実車画像→ アルファ ロメオ ティーポ 33/2)

 

 ティーポ 33の公道仕様が33 ストラダーレで、DOHC V型8気筒2L(230HP)エンジンを搭載し、レース仕様ほぼそのままの高性能車で、ごく少数が1967年から生産されました。ティーポ 33のシャーシはコンセプトカーにも多く使われました。 有名なところでは1968年のカラボ ベルトーネ、1969年のイグアナ イタルデザイン、1976年のナバホ ベルトーネ などがありました。(実車画像→ アルファ ロメオ 33 ストラダーレアルファ ロメオ イグアナアルファ ロメオ ナバホ)

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたマーキュリー製の当時物で、ティーポ 33の初期型(プロトタイプ)をモデル化しています。スケールモデル的な観点ではいまひとつですが、センスの良いデフォルメで実車の迫力のあるボディをうまく再現したマーキュリーの傑作でした。前後カウル/ドアが開閉するギミックが付き、エンジンが再現されています。ティーポ 33 初期型のミニカーはポリトーイの当時物もありました。ティーポ 33のレース仕様はベストモデルがたくさんモデル化しています。また見た目がかっこいいティーポ 33 ストラダーレは最近になってミニチャンプスやオートアートがモデル化しています。 以下はフロント/フロントカウルを開いた画像とリア/リアカウルを開いたエンジンルームの画像です。リアカウルは黒い固定バンド(プラスチック製)を外してから開くといった凝った仕掛けとなっていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 1
ALFA ROMEO TIPO 33 SPIDER PROTOTIPO 2

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FERRARI 312 F1 1967 ITALY

FERRARI 312 F1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1


BRUMM R255 1/43 93㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.97m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 3L 360HP 5段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフェラーリ 312 (F1)のミニカー検索

フェラーリ 312 F1 イタリア 1967年

 

 1966年からF1の排気量が3L(過給1.5L)に変わりました。それに対応したフェラーリ 312 F1が1966年に登場しました。エンジンはプロトタイプスポーツー カー 275P2用のV型12気筒3.3Lを3Lに変更したもので、シャーシはエンジンを構造部材としないセミモノコックを採用していました。1966年シーズンはベルギー GPとイタリア GPで優勝し、コンストラクタータイトルは2位(1位はブラバム)でした。

 1967年シーズンは後半にエンジンを3バルブ化して390HPにパワーアップしましたが、ドライバーの事故が相継いだこともあり、1勝もできませんでした。 1968年シーズンにはリアウィングを装着したロータス 49Bが登場し、312 F1もエンジンの上にウィングを装着するようになりました。(実車画像→ロータス 49B) その後ウィングは角度可変/サスペンション連動など複雑化していきました。この年もフェラーリはフランスGPで1勝しただけで、成績はふるいませんでした。 

 

 1969年シーズンでフェラーリはエンジンをさらにパワーアップしましたが、エンジンの信頼性が低くトラブルが多発しました。この年はフェラーリはリタイヤが多くオランダ GPの3位が最高の成績でした。ウィングについては大型化し高い位置に設定するハイマウント式となりました。しかし第2戦のスペイン GPでロータス 49Bがウィングの支柱が壊れたことでコントロールを失う事故を起こし、安全性の問題から次のモナコ GPからは高さの低い固定式に規制されました。

 

 

 1967年にロータスが初採用した小型軽量で信頼性の高いフォード コスワース DFVエンジン(V型8気筒3L)はF1用エンジンとして多くのコンストラクターに採用されました。このエンジンに対抗してフェラーリはVバンク角を180度にした新開発のV型12気筒エンジン(450HP)を開発し、それを搭載した312B F1が1970年に登場しました。Vバンク角を広げたことで重心が下がりマシンの操縦性が向上した312B F1はシーズン後半で4勝し、コンストラクタータイトルでロータスに次ぐ2位となりフェラーリは復活を遂げました。その後312B F1は312B2、312B3と改良され、1975年に312T F1に発展しました。(実車画像→フェラーリ 312T F1 1975)

 ミニカーは1996年に発売されたブルム製です。1967年のイタリア GPに出場して7位となった2号車(ドライバー C.エイモン)をモデル化しています。ホイールやエンジンなどがそこそこリアルで、当時のミニカーとしては標準的な良い出来ばえでした。ブルムは312 F1関係のミニカーとして最初のウィング付、ハイマウント式ウィング付、前後にウィングを付けたテスト車、高さ規制後の低いウィング付の312に加えて、312Bから312 T5まで約50種類をモデル化しています。(バリエーション展開が多いのはブルムの特徴です) 当時物ミニカーとしてはソリド、ポリトーイ、ディンキーなどがありました。当時物以外では、カルツォ、ミニチャンプス、マテル、イクソなどたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 312 F1 1
FERRARI 312 F1 2

 以下は1988年に発売された同じブルム製の フェラーリ 312 F1 1968年 (1/43 型番R171)の画像です。第6戦のフランス GPで優勝した26号車(ドライバー J.イクス)をモデル化しています。312 F1のウィングは第4戦のベルギー GPで初めて採用されました。このマシンに装着されたウィングは角度を可変させることができたようです。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 3
FERRARI 312 F1 4

 以下は1992年に発売されたソリド製の フェラーリ 312 F1 1968年 (1/43 型番7173)の画像です。ソリドの312 F1は1968年に型番167で当時物ミニカーとして作られました。それはウィングの付いていないタイプでしたが、1969年に型番167Bでウィングの付いたタイプに変更されました。この型番7173の312 F1は1960-1970年台に発売されたソリド製のフェラーリの当時物ミニカーをまとめた12台セットの中の1台として販売されたものでした。ホイールが金属製からプラスチック製に変更されていましたが、それ以外はほとんど当時物のままでした。(貼っていませんがデカールが添付されていました) 1960年代のビンテージミニカーながら上記のブルム製と比べても、コクピット内の造形以外はあまり見劣りしないので、ソリドの当時物の出来ばえが素晴らしかったことが良くわかると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 5
FERRARI 312 F1 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 7
FERRARI 312 F1 8

 以下は1999年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312 F1 モデナ テスト車 ダブル ウィング仕様 1969年 (1/43 型番R294)の画像です。これはテスト車で、ボディの前後にハイマウント式のウィングを装着していました。このようなダブル ウィング仕様は1969年のマクラーレン M7Cやロータス 49Bなどで実際に採用されました。(実車画像→マクラーレン M7C) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 9
FERRARI 312 F1 10

 以下は2000年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312 F1 1969年 (1/43 型番R301)の画像です。第2戦のスペイン GPでリタイアした15号車(ドライバー C.エイモン)をモデル化しています。初期のウィングより高い位置に設定されたハイマウント式のウィングを装着しています。エンジン後部に追加された黒い箱は冷却系の補機だと思われます。エンジンの排気管と吸気管の取り回しが変更されて、フロントノーズにもウィングが装着されていました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 11
FERRARI 312 F1 12

 以下は2000年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312 F1 1969年 (1/43 型番R303)の画像です。第3戦のモナコ GPでリタイアした11号車(ドライバー C.エイモン)をモデル化しています。このモナコ GPからハイマウント式ウィングが禁止されたので、ウィングが暫定的な処置をされた整流板的な物に変わっていました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 13
FERRARI 312 F1 14

 以下は2000年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312 F1 1969年 (1/43 型番R302)の画像です。第4戦のフランス GPでリタイアした6号車(ドライバー C.エイモン)をモデル化しています。ウィング規制に対応した高さを抑えたウィングが装着されていました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 15
FERRARI 312 F1 16

 以下は2000年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312 F1 1969年 (1/43 型番R256)の画像です。第8戦のイタリア GPで6位となった10号車(ドライバー P.ロドリゲス)をモデル化しています。ウィングの取り付け位置がエンジン後方からエンジン前方に変更され、エンジンの排気管と吸気管の取り回しが再度変更されて最初の312 F1と同じ状態に戻っていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312 F1 17
FERRARI 312 F1 18

 以下は2000年に発売された同じブルム製のフェラーリ 312B F1 1970年 (1/43 型番R312B)の画像です。第9戦のオーストリア GPで2位となった27号車(ドライバー C.レガツォーニ)をモデル化しています。エンジンが180°V型12気筒に変更されたので、エンジン搭載位置が下がっていました。ウィングはロールバー上部から後方に延ばされたステーに付いていました。ウィング後方の白い箱はオイルクーラーを収容したダクトです。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 312B F1 1
FERRARI 312B F1 2

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FERRARI 330 P4 SPIDER 1967 ITALY

FERRARI 330 P4 SPIDER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 SPIDER


JOUEF 7203 1/43 98㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.19m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 4L 444HP 5段変速
性能: 最高速320km/h  データーベースでフェラーリ 330 Pのミニカー検索

フェラーリ 330 P4 スパイダー イタリア 1967年

 

 1966年ルマンでフォード GT40 MK IIが1-2-3フィニッシュで優勝し、ファラーリ 330 P3が全車リタイアした雪辱を果たすため、330 P4が開発されました。外観は330 P3とほとんど同じでしたが、ルマンで問題があったブレーキの冷却性向上、ZF製ギヤボックスを自社製に変更、エンジンのパワーアップなどの改良が行われました。ワークスの330 P4のバックアップとして、プライベーター向けに330 P3の改良版である412P(当初は330P3/4と呼ばれた)も製作されました。

 

 このように万全の態勢で臨んだフェラーリの1967年シーズンは、まずデイトナで330 P4(412Pも含む)が1-2-3フィニッシュで優勝し、その後のモンザでも勝利しました。この状況に脅威を感じたフォードはルマン用にGT40 MK IVを準備しました。1967年ルマンではフォードが序盤を優勢にすすめ、後半にフェラーリが食い下がりましたが、結局GT40 MK IVが優勝し330 P4は2、3位となりました。なおこの年のプロトタイプ スポーツカー選手権はフェラーリが獲得しました。今と違って当時のフェラーリは中小企業レベルでしたから、大企業のフォードを相手によく善戦していました。

 

 

 ミニカーは1992年頃に発売されたジョエフ製の精密さを売りものにしたシリーズの1台です。フェラーリ 330 P4 スパイダーをモデル化しています。330 P4のダイナミックなボディがうまく再現されていて素晴らしい出来ばえでした。ドアとリアカウルが開閉し、室内やエンジンが良く再現されていました。室内は5点式シートベルトがリアルに再現され、エンジンは赤いハイテンションコード、リアのディスクブレーキを冷却するダクトまでリアルに再現されていて1/43サイズとは思えないほどとても良く出来ていました。330 P4のミニカーは当時物ではポリトーイ、マーキュリー、メーベトイなどがありました。最近の物ではバン(BANG)、ブルム、イクソ、京商の1/64などがあります。なお330 P4のシャーシを使ったピニンファリーナのスタイリング実験車 250 P5をポリトーイとディンキーがモデル化していました。 以下はフロントの拡大画像とリア/カウルを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 330 P4 1
FERRARI 330 P4 2

 以下は1988年に発売されたブルム製のフェラーリ 330 P4 スパイダー #20 ルマン 1967年 (1/43 型番R160)の画像です。1967年ルマンでリタイアした#20をモデル化しています。ブルムは同レースで2位、3位となった#21と#24も限定品のルマン シリーズの型番S029とS030でモデル化しています。この#20はリタイアしたのですが、#20だけがオープンのスパイダー仕様だったので、あえてモデル化したのかもしれません。出来ばえは前述した330 P3と同様で今見ると今一つのところもありますが、1980年代当時としては良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 lE MANS 1
FERRARI 330 P4 LE MANS 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 lE MANS 3
FERRARI 330 P4 LE MANS 4

 以下は1995年頃(記憶があいまいですが)に発売されたブルム製のフェラーリ 330 P3/4 ジオラマ ビクトリー デイトナ 1967年 (1/43 型番LE/12)の画像です。1967年のデイトナ 24hで1.2.3 フィニッシュで優勝した3台をジオラマ仕立てでモデル化しています。この1.2.3 フィニッシュは有名なシーンで当時の写真もあります。(当時の写真→ デイトナ 1967 1.2.3 フィニッシュ) このジオラマはデイトナのバンクコースを再現してあり、観客席との間のファンスも付いています。壁に描かれたTONA★USAはDAYTONA★USAの一部です。バンクコースは横275㎜X奥行190mmX高さ130㎜の大きなサイズで塗装した木製でけっこう重いです。3台の330 P4にはドライバーのフィギュアが乗っていて、ボディはレースで汚れた状態を再現した汚し塗装がノーズ周りに施されているなどかなり凝った出来ばえでした。限定生産品で箱にはシリアルナンバー(47/500 (500台製作した47番))と表示されています。これと同じ3台セットが2014年に型番AS55で販売されましたが、それにはこの立派なバンクコースは付いておらず、ボディの汚し塗装もされていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 DAYTONA 1967 1
FERRARI 330 P4 DAYTONA 1967 2

 以下は全体俯瞰と個々の拡大画像です。#23が優勝車の330 P4のスパイダーで、#24が2位の330 P4、#26が3位の412Pです。それぞれにドライバーが乗っていてボディには汚し塗装が施されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 DAYTONA 1967 3
FERRARI 330 P4 DAYTONA 1967 4

 以下は同じブルム製で、フェラーリ 330 P3/4 デイトナ 1967年 参戦車3台(型番S026、S027、S028)をまとめたセット物とフェラーリ 330 P3/4 ルマン 1967年 参戦車3台(型番S029、S030、S031)をまとめたセット物の画像で、どちらも1994年に発売されました。3台の箱は透明なフィルムで包装されて一体化してあり、セットで「DAYTONA '67」「LE MANS '67」が表示されるようになっています。この3台セットはどちらも5000セットが発売されたようで、セットをばらした単体は発売されなかったようです。(箱の裏側の右下にシリアルNo.のラベルが貼ってあります) なおドライバー フィギュアは乗っていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 DAYTONA 1967 SET
FERRARI 330 P4 LEMANS 1967 SET

 以下は1960年代に発売されたポリトーイ製の当時物フェラーリ 330 P4 (1/43 型番574)の画像です。ポリトーイ Mシリーズの廉価版であったエキスポート シリーズの1台です。初期のエキスポート シリーズなので、まだホイールがメタル製で後期のフリーホイール仕様のように安っぽくないです。全体的な造形もポリトーイらしいかっこいいもので、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドアが開閉しリアウィンドーの下にはエンジン/スぺタイヤも再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 5
FERRARI 330 P4 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 7
FERRARI 330 P4 8

 以下は1960年代に発売されたメーベトイ製の当時物 フェラーリ 330 P4 (1/43 型番A27)の画像です。ゼッケンが#24ですから、 1967年ルマン又はデイトナの#24を想定しているのでしょう。ポリトーイ同様にこれも当時としては良い出来ばえでした。フロントパネル/ドア/リアカウルが開閉するギミック付きです。リアカウルを開くとエンジンルーム内もそこそこ再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 9
FERRARI 330 P4 10

 以下はフロント/フロントパネルの開閉の画像とリア/リアパネルを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 330 P4 11
FERRARI 330 P4 12

フェラーリ 412Pのミニカー→ データーベースでフェラーリ 412Pのミニカー検索

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FERRARI DINO 206 GT 1967 ITALY

FERRARI DINO 206 GT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI DINO 206 GT


BANG 7183 1/43 98㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.15m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC V型 6気筒 2L 185HP(プロトタイプの性能) 5段変速
性能: 最高速235km/h(プロトタイプ性能)  データーベースでフェラーリ ディノ 206/246のミニカー検索

フェラーリ ディノ (ディーノ) 206 GT イタリア 1967年

 

 1968年に登場したディノ(ディーノ)はフェラーリの市販車としてエンジンを初めてミドシップ搭載した車でした。ただフェラーリは12気筒エンジンが基本であったので、V型6気筒エンジンを搭載するこの車にはディノという新しいブランド名(フェラーリ ディノでは無く単にディノ)を与えました。このディノという名前は創業者エンツォ フェラーリの長男で24歳の若さで亡くなったアルフレード フェラーリの愛称であり、彼がアイデアを出したこのV型6気筒エンジンに付けられた通称でもありました。

 

 初期に製作されたディノ 206 GTのボディは総アルミ製で車重900kgと軽く、排気量2Lながら185HPのハイパワー、5段変速で最高速235km/hと高性能でした。またミドシップ エンジン方式でしたので、その操縦性は市販車としては並外れたものだったそうです。性能もさることながら、ピニンファリーナがデザインした一度見たら忘れられない個性的で美しいスタイルもこの車の魅力でした。

 

 

 フェラーリはフォーミュラー 2 レースのホモロゲーションをとるために、ディノの6気筒エンジンを量産する必要がありました。そこで提携関係にあったフィアットにエンジンを提供したことで、そのエンジンを搭載した フィアット ディノが生まれました。フォーミュラー 2の規定生産台数(500台以上)が達成された後、役目を終えた206 GTは150台ほどで生産中止となり、1969年に2.4L(195HP)エンジンを搭載したディノ 246 GTに切り替わりました。 246 GTは206 GTに比べるとホイールベースと全長が少し大きくなり、ボディは量産しやすいスチール製となっていました。車重が重くなりましたが、パワーアップで動力性能はほぼ同じでした。1971年にタルガトップの246 GTSが追加されました。1974年まで約3600台が生産されました。

 ミニカーは1996年頃に発売されたイタリアのバン製です。ディノの初期型の206 GTをモデル化しています。この種のかっこいいイタリア車のミニカーはイタリアのメーカーが一番うまく作ります。(型職人の芸術的なセンスが違うのでしょう) 特徴的なノーズの造形、ホイール/ライト類のリアルさなどとても気に入っています。1/43量産ミニカーでは2024年現在でも最高の出来ばえといって間違いないでしょう。またディノ 206 ストリート仕様の1/43量産ミニカーはこのバン製しかないようです。なおバンは246 GTもモデル化していたのですが、この206 GTは246 GTの型を使っていたので、206 GTと246 GTの違いを再現していない部分がありました。これについてはディノ 246 GTSの方に記載しています。ディノの当時物ミニカーはノレブのJET CARシリーズ、トミカ ダンディ、サクラのスーパーカーシリーズなどがありました。その後ビテス、マッチボックス、バン(BANG)などでもモデル化されました。最近では京商、イクソ、マテル、レジン製ではアイドロンなどでモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI DINO 206 1
FERRARI DINO 206 2

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LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 1967 ITALY

LAMBORGHINI MARZAL BERTONE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE


POLITOYS 568 1/43 106mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.71m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2L 175HP 5段変速
性能: 最高速225km/h  データーベースでランボルギーニ マルツァルのミニカー検索

ランボルギーニ マルツァル ベルトーネ イタリア 1967年

 

 ランボルギーニ マルツァルは1967年ジュネーブ ショーで公開されたコンセプトカーでした。ベルトーネのマルチェロ ガンディーニのデザインで、広いガラス面積のガルウイング式ドアが大きく開くのが特徴でした。ベースとなっているのはミウラで、シャーシを延長して完全な4座の室内を確保していました。エンジンはミウラのV型12気筒の片バンクだけを使った6気筒2Lで、後輪車軸を跨ぐ位置に横置き搭載されていました。低いノーズ先端の小さなフロントグリルには6連式角形ヘッドライトが付いていました。ルーフはガラスサンルーフで、リアカウルにはハニカム形状の開口部を持つルーバーが付いていました。

 

 ドア形状、メーターパネル、シートの座面などに6角形のハニカム形状のモチーフが繰り返して使われているのはショーカーとしてのお遊びでした。大きなガルウイング式ドアはショーカーとしてはインパクトがあるのですが、丸見えの室内はプライバシーが全くなく夏場はとても暑くなるでしょうから、実用的ではありません。この車のコンセプトを引き継いで実用的に仕立てたのが、1968年に登場した4座のエスパーダ(エンジンはフロント搭載) でした。

 

 

 ミニカーは1970年に発売されたポリトーイ製の当時物です。廉価版として作られたEXPORTシリーズでしたので、ヘッドライトやテールライトなどの仕上げは簡素でしたが、プロポーションは良くホイールはリアルなメタル製でした。最大の特徴である大きなガルウィングドアが開閉し、室内は4座のシートと6角形をモチーフにしたインパネが再現されていました。これ以外の当時物ミニカーとしては、同じポリトーイのペニー(1/66)、ディンキー(英)、エディルトイ、サブロン(同じ型でナコラルもあり)、マッチボックスなどがありました。当時物以外では、プロバンス ムラージュ(レジン製キット)やホワイトボックスがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 1
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 2

 以下は1971年に発売されたサブロン製のランボルギーニ マルツァル (1/43 型番06)の画像です。サブロンのミニカーはゴム タイヤに使われた有機溶剤がホイールを溶かすといった問題があり、これも物の見事にホイール全てが溶解しています。ただこの問題さえ除けば、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ドアとフロント/リアパネルが開閉し、室内や横置き6気筒エンジンがそこそこ良く再現されていました。特に6連式角形ヘッドライトが並ぶフロントグリルはポリトーイの物よりも実車の雰囲気をうまく再現していました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 3
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 4

 以下はフロント/フロントパネル開閉の画像とリア/リアパネル開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 5
LAMBORGHINI MARZAL BERTONE 6

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