ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

ALFA ROMEO 75 1600 1987 ITALY

ALFA ROMEO 75 1600 画像をクリック/タップすると画像が変わります
PROGETT-K PK190 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.33m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 110HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでアルファ ロメオ 75のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 75 1600 イタリア

 

 ジュリアの後継車としてジュリエッタの名前が復活しました。2代目ジュリエッタアルフェッタをベースにして、1977年に登場しました。ウエッジシェイプ化されたボディで、アルフェッタよりスポーティです。当初は4気筒1.4L/1.6エンジンを搭載し、車格はアルフェッタより下でしたが、1.7L/1.9Lエンジンを搭載してアルフェッタの高性能版となっていきました。

 

 2代目ジュリエッタの後継として1985年に登場したのが75です。(75は創業75周年に因んだ名前) 75は2代目ジュリエッタがベースなので、アルフェッタのトランスアクスルやインボード式リアディスクブレーキといった高度なシャーシを引き継いでいます。ボディはさらにウエッジシェイプが強調され、リアエンドが高いデザインとなっています。当初のエンジンはDOHC 4気筒1.6L/1.8L/2L(128HP)、V型6気筒2.5L(156HP)でした。

 

 

 1986年に1.8Lインタークーラー付ターボ(155HP)エンジン搭載の75 ターボ、1987年にV型6気筒3L(178HP)エンジン搭載の3.0 アメリカが追加され、2Lに可変バルブタイミング/ツインプラグの高性能仕様(148HP)、4気筒2Lターボディーゼルエンジンが追加されました。1990年のマイナーチェンジで、フロントグリルの意匠が変更されました。1987年にグループAツーリングカーレースのベースとして75 ターボ エヴォルツィオーネ(1.8L 240HP) が限定生産されています。アルファ最後の後輪駆動車として人気があり販売は好調で、1992年に155にモデルチェンジします。

 2代目ジュリエッタのミニカーはブラーゴ(1/24と1/43)、ポリスティル、プロゲット カッパーなどがあります。(データーベースで2代目ジュリエッタのミニカー検索) 画像の75のミニカーはプロゲット カッパー製で1987年式をモデル化しています。プロゲット カッパーはペゴ イタリアという会社のブランドです。出来映えはAピラーがやけに太いなどあまり良いとは言えませんが、実車のイメージはある程度再現されています。これ以外ではブラーゴ、M4、ノレブ、ミニチャンプスなどがあります。

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ALFA ROMEO 164 3.0 V6 SUPER 1993 ITALY

ALFA ROMEO 164 3.0 V6 SUPER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 436120700 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.67m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 6気筒 3L 211HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでアルファ ロメオ 164のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 164 3.0 V6 スーパー イタリア

 

 1969年に生産中止となった大型高級車 2600の後継車として、1979年にアルファ 6(セイ)が登場しました。アルファ 6はアルフェッタをベースにしていたので、見た目はアルフェッタと同じような感じでした。最上級車なので、パワステなどの豪華装備は充実していました。エンジンは新設計されたV型6気筒2.5L(158HP)で、5段変速、最高速195km/hの性能でした。1983年のマイナーチェンジで、ヘッドライトが角型2灯式に変わっています。商業的には成功せず1985年に生産中止となり、上述した90が一時的な後継車となりました。アルファ ロメオは財政状況の悪化で、1986年にフィアットに吸収合併されました。

 

 アルファ ロメオはフィアット、ランチア、サーブの3社で共同開発していた「TIPO 4プロジェクト」に参加し、この車がアルファ 6の後継車164となり1987年に登場しました。このプロジェクトで開発されたフィアット クロマ、ランチア テーマ、サーブ 9000とは姉妹車です。164はピニンファリーナのデザインで他の3車より低いノーズでスポーティな雰囲気になっています。横置きエンジンによる前輪駆動車で、当初はV型6気筒3L(188HP)、DOHC 4気筒2L(148HP)、DOHC 4気筒2Lターボ(175HP フィアット製)、4気筒2.5Lターボディーゼルエンジンが搭載されました。

 

 

 1990年にV型6気筒エンジンを200HPにチューンしエアロパーツを付けたクアドリフォリオが限定販売されました。1993年のマイナーチェンジで後期型となり、DOHC化したV型6気筒3L(211HP)エンジンを搭載するスーパーが追加されました。1994年にはDOHC V型6気筒(230HP)エンジンでフルタイム4WD仕様としたQ4も登場します。1998年まで生産され、後継車は166です。

 アルファ 6のミニカーは当時物ではノレブ(JETCAR)があり、最近ではKESSやNEOがモデル化しています。(データーベースでアルファ 6を検索) 画像の164はミニチャンプス製で、1993年式スーパーをモデル化しています。ミニチャンプスらしいそつのない出来映えです。このミニカーが出るまで、当時物も含めて164のミニカーはありませんでした。最近になってKESSやスパークからもモデル化されました。

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ALFA ROMEO 155 TWIN SPARK 2.0 1995 ITALY

ALFA ROMEO 155 TWIN SPARK 2.0 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430120401 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 150HP 5段変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでアルファ ロメオ 155のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 155 ツインスパーク 2.0 イタリア

 

 75の後継として155が1992年に登場しました。フィアットグループの開発プロジェクト「ティーポ3」で開発された車で、フィアット テムプラランチア デドラとは姉妹車でした。大胆なウエッジシェイプのボディは個性的でアルファ ロメオらしさがあります。最大の変更点は前輪駆動方式に変わったことで、スポーツ志向のユーザーには不評だったようです。ボディはセダンのみで、当初のエンジンはツインスパーク 4気筒1.7L/1.8L/2L(143HP)/2Lターボ(190HP)、V型6気筒2.5L(166HP)、4気筒1.9Lターボディーゼルでした。2Lターボを搭載する最上級車 Q4はランチア デルタ HFと同じ4WDシステムを採用していました。

 

 1995年のマイナーチェンジでは、前輪のトレッドが拡大され前後フェンダーがブリスターとなり車幅が広がっています。豪華仕様のスーパー、スポーティなスポルティーバが設定され、2LエンジンはDOHC 4気筒2L(150HP)エンジンに切り替わりました。モータースポーツではV型6気筒2.5Lをチューンしたレースカー 155 V6 TIがイタリアやドイツなどのツーリングカーレースで大活躍しています。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製の当時物で、1995年式となっています。ミニチャンプスが作るイタリア車はいまひとつしっくりこないのですが、この155も何故か大事なフロントのエンブレムが目立たないのです。当時物ではARS製もあります。レースでの活躍を反映して、ミニチャンプス、オニキス、hpi racingなどからレース仕様がモデル化されています。

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ALFA ROMEO NUVOLA 1996 ITALY

ALFA ROMEO NUVOLA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1556 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.29m 全幅約1.86m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.5L ツインターボ 300HP 6段変速 4WD
性能: 最高速280km/h

 

アルファ ロメオ ヌヴォラ イタリア

 

 アルファ ロメオ ヌヴォラは1996年のパリ サロンで公開されたコンセプトカーです。アルファ ロメオの社内デザインで、次世代のアルファ ロメオの設計方針を示したモデルでした。名前のヌヴォラ(NUVOLA)とは伊語で雲という意味ですが、戦前の名ドライバー T.ヌボラーリ(Tazio Nuvolari)のことも示唆しており、かつての栄光を取り戻すといった意味があるようです。フロントグリルは1940年代の6C 2500、キャビンの造形にはジュリア SSのイメージを踏襲しています。

 

 鋼管スペースフレーム構造で、2シーターのクーペボディは樹脂製、灯火類はLEDを採用しており、特殊なトレッドパターン(アルファ ロメオのエンブレム?)を持つミシュラン製タイヤを装着しています。ヌヴォラブルーと呼ばれるボディカラーは光の当たり方で色が変わる特殊な塗装です。フロントエンジンで4輪駆動、最高速280km/hと高性能でした。なおヌヴォラは量産化されませんでした。

 

 

 ミニカーはソリド製の当時物です。実車の公開は1996年のはずですが、(理由は分かりませんが)ミニカーのケースの台座には1999年と表記されています。実車同様の特殊なカラーリング、ホイールと特殊なトレッドパターンのタイヤ、灯火類などがリアルに再現されています。室内もそこそこ再現されていて非常に良い出来ばえですが、プロポーション的にはキャビンが小さめにできているようです。これだけの出来で当時の価格は約2000円でしたから、ソリドのミニカーはお買い得でした。当時ソリドはアルファ ロメオをたくさんモデル化していますが、いずれも良い出来ばえです。ヌヴォラの当時物ミニカーはこのソリドのものしかありません。最近のものではTECHNOMODEL(レジン製)があります。

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ALFA ROMEO 145 CIVT 1997 ITALY

ALFA ROMEO 145 CIVT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
PEGO 1042 1/43 97㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.07m 全幅約1.71m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 155HP 5段変速
性能: 最高速213km/h
データーベースでアルファ ロメオ 145のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 145 CIVT イタリア

 

 33の後継車として145が1994年に登場しました。先代のウエッジシェイプをスムーズな造形に消化して、エンブレム付ノーズやV字のリアウインドーなど個性的なデザインとなっています。グループ内のフィアット ティーポとシャーシを共有する前輪駆動車で、ボディは5ドアハッチバックのみです。当初のエンジンは33から引き継いだ水平対向4気筒1.3L/1.6L/1.7L(140HP)、4気筒1.9Lターボディーゼルでした。

 

 1995年にツインスパーク DOHC 4気筒2L(150HP)エンジンを搭載したクアドリフォリオが追加されます。1997年にはアルファスッドから引き継いできた水平対向エンジンが、ツインスパーク DOHC4気筒1.4L/1.6L/1.8L(144HP)エンジンに置き換わります。全ガソリン エンジンをDOHC化したスポーツ志向は、フィアット グループ内でアルファ ロメオが担うブランドイメージに沿ったものでした。

 

 

 ミニカーはペゴ製で、2009年頃に発売されました。ペゴはプロゲット Kの新しいブランドで、イタリア製から中国製に変わりました。この145はボディがプラスチック製なのがいまいちですが、そつのない良い出来映えです。CIVT(イタリア スーパーツーリングカー選手権)のレース仕様(記載した実車諸元はノーマル仕様)なので、室内にはロールゲージが組まれ、シートはドライバー分しかついていません。ペゴにはノーマル仕様もあり、145の量産ミニカーはこれしかありません。(レジン製の少量生産ミニカーはありますが)

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ALFA ROMEO 146 CIVT 1997 ITALY

ALFA ROMEO 146 CIVT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
PEGO 1056 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.26m 全幅約1.71m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 155HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速205km/h
データーベースでアルファ ロメオ 146のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 146 CIVT イタリア

 

 146は145の5ドアハッチバック版として1995年に登場しました。5ドアハッチバックという点で、145よりも146のほうが33の直接の後継車と言えます。デザイン的にもリアが高い33のスタイルを継承しており、サイズが大きくなり居住性が向上しているようです。デザインが145より一般ユーザー向けだったので、145より良く売れたようです。エンジンは145と同じで、33から引き継いだ水平対向4気筒1.3L/1.6L/1.7L(140HP)、4気筒1.9Lターボディーゼルでした。

 

 145同様にツインスパーク DOHC 4気筒2L(150HP)エンジンを搭載したTiが1996年に追加されます。1997年にはアルファ スッドから引き継いできた水平対向エンジンが、ツインスパーク DOHC4気筒1.4L/1.6L/1.8L(144HP)エンジンに置き換わります。1.4L/1.6Lエンジン搭載車には車高を下げリアスポイラー/サイドスカートを付けたスポーティ仕様のジュニアが設定されました。2001年に145/146は後継車147にモデルチェンジします。

 

 

 ミニカーはペゴ製で、146のミニカーはこれしかありません。なお145同様にCIVT(イタリア スーパーツーリングカー選手権)のレース仕様になっています。145ではあまり気にならなかったのですが、146はエンジンルーム部分が少し寸詰まりな感じで、実車のイメージから外れています。サイドビューを実車画像と比べてみると、ノーズ先端が高くその為かフロント部分の長さが短いように感じます。イタリア製ミニカーはその辺のデフォルメが上手だったのですが、中国製ペゴはセンスが今一つのようです。

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