ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ALFA ROMEO 6C 2500 FRECCIA D'ORO 1947 ITALY

ALFA ROMEO 6C 2500 FRECCIA D'ORO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 403120483 1/43 114mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.92m 全幅約1.95m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2443cc 90HP 4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでアルファ ロメオ 6Cのミニカー検索

 

アルファ ロメオ 6C 2500 フレッチア ドーロ イタリア

 

 第二次大戦中アルファ ロメオは軍需品の生産に従事し、戦火でほとんどの工場を失いました。戦後の1946年には戦前型そのままの6C 2500(6気筒2.5L(90HP)DOHCエンジン搭載)の生産が始まり、1948には社名をS.A. Alfa Romeo.からALFA ROMEO S.P.Aに改めました。なおアルファ ロメオは戦前に国有公社化されていましたが、その体制は1986年にフィアット傘下となるまで続きました。

 

 1947年には6C 2500を改良したフレッチア ドーロ(FRECCIA D'ORO:金の矢)が登場します。フレッチア ドーロは戦前型よりホイールベースが長く、フラッシュサーフェースを採用したセダン ボディを剛性を向上させる為にフレームに溶接していました。

 このフレッチア ドーロ以外にもピニンファリーナやトゥリングなどのカロッツェリアが華麗なボディを架装した6C 2500 スポルト/ツーリスモなどが1952年まで生産されました。戦前のアルファ ロメオは少量生産の高性能高級車メーカーでしたが、戦後の6C 2500はその路線の最後を飾る車となりました。その後アルファ ロメオは時代の変化に対応し、高性能なツーリングカーを量産し比較的低価格で提供するといった新路線に転換しました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2004年に発売されました。実車が全長5mほどの大柄な車ですので、ミニカーも結構でかいです。トゥリング製の豪奢なボディを渋い濃紺のカラーリングでうまく再現しています。この6C 2500から続いているアルファの象徴である細い盾型のフロントグリル、ワイヤースポークホイール、内装などの細部もよくできています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 6C 2500 FRECCIA D'ORO 1
ALFA ROMEO 6C 2500 FRECCIA D'ORO 2

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ALFA ROMEO 1900 1950 ITALY

ALFA ROMEO 1900 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R089 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.9L 90HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでアルファ ロメオ 1900のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 1900 イタリア

 

 前述した戦後のアルファ ロメオの新路線に沿って1950年に登場したのが1900でした。1900はモノコック構造の4ドアボディにDOHC 4気筒1.9L(80HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速150km/hの性能でした。戦前のアルファ ロメオほど高性能ではありませんでしたが、1900は当時の2Lクラスとしては最速の車でした。その性能で価格はフィアット 1900の1.5倍と低価格でしたので、この車は大成功しました。

 

 アルファ ロメオの標準ボディはベルリーナだけでしたが、コーチビルダーによって2ドアクーペやカブリオレなど様々なボディが架装されました。その代表的なモデルとしてはトゥーリング製のスーパー スプリント クーペ、ピニンファリーナ製のカブリオレ、ザガート製のSS クーペなどがありました。1951年には100HPにパワーアップしたTIが追加され、1953年には排気量を拡大した2L(90HP)のスーパー、2L(115HP)のTI スーパーが追加されました。1958年に後継車の2000が登場し、1959年に生産中止となりました。1900シリーズの総生産台数は約21000台でした。

 

 

 ミニカーはブルム製で、1983年に発売されました。当時のミニカーとしてはそこそこ良い出来ばえでした。このような地味なセダンをモデル化してくれるブルムは、私にとってはありがたいブランドです。ブルムはラリー仕様など数種類のバリエーションを作っています。当時物ミニカーとしてはディンキー(英)のスプリント クーペ、マーキュリーのセダンがありました。最近の物では、M4、M4傘下のリオ、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はブルムの1900 ベルリーナのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 1900 1
ALFA ROMEO 1900 2

 以下は1985年頃に発売されたブルムの1900 TI レース仕様(型番R145)の画像です。1954年のカレラ パナメリカーナ メキシコに参戦した車をモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 1900 1
ALFA ROMEO 1900 2

 以下は1961年頃に発売されたディンキー(英)の1900 スーパー スプリント(型番185)の画像です。コーチビルダー トゥーリング製の2ドア クーペをモデル化しています。55年以上も前に発売された当時物ですので、素朴な出来ばえですが、プロポーションは良くできています。同じ型を使ったディンキー(仏)版(型番527)もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 1900 1
ALFA ROMEO 1900 2

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ALFA ROMEO 159 1951 ITALY

ALFA ROMEO 159 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400511224 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.47m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 1.5L 425HP スーパーチャージャー 4段変速
性能: 最高速300km/h以上
データーベースでアルファ ロメオ 158/159のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 159 イタリア

 

 戦前のグランプリレースで大活躍したP3の後継車として1935年のティーポ C、1938年(3Lフォーミュラ)の308/312/316が登場しましたが、ナチス政権がバックアップする強いドイツ勢には対抗できませんでした。1937年に1.5Lフォーミュラ用としてDOHC 8気筒1.5L スーパーチャージャー(195HP)エンジンを搭載する158(アルフェッタ)が開発されました。 この車は1.5Lフォーミュラで行われた1939年のトリポリ GPでドイツ勢に勝つことを期待されていたのですが、結局3位で終わりました。ただこの車はこのクラスのレースでは活躍し、1940年のトリポリGPでは1-3位を独占しています。

 

 終戦後の1947年に新しいフォーミュラ(過給1.5L 無過給4.5L)が施行されました。アルファロメオは戦時中密かに動態保存されていた158を改良して参戦し好成績をあげます。1949年はレースに参加しませんでしたが、1950年から始まったF1世界選手権に350HPにパワーアップした158で参戦します。158は戦前のドイツ勢をも上回る圧倒的な強さを誇り、1950年には出場した11レース全てで勝利し、初代ドライバーチャンピオンをG.ファリーナが獲得しています。またレースの平均速度も戦前のドイツ勢より早くなっていました。

 

 

 1951年にはリアサスペンションをド ディオンアクスルに変更し、過給圧を上げて425HPにパワーアップした159が登場しました。1951年にはフェラーリ 375がライバルとして登場しましたが、159が6勝をあげて世界選手権を獲得しています。残念なことにアルファ ロメオは資金難のため1951年を最後にF1から撤退しました。スーパーチャージャー式エンジンの時代は159とともに終わり、その後は1970年代まで自然吸気式エンジンの時代が続きました。

 ミニカーはミニチャンプス製で、2007年頃発売されました。1951年 スイス GP 優勝車(ドライバー J.M.ファンジオ)をモデル化しています。最盛期のミニチャンプスのミニカーで、ボンネットのルーバー(墨入れ処理)、サスペンションのアーム、コクピット内部などが非常にうまく再現されています。ミニチャンプスはイギリス GP仕様など数種類をモデル化しています。それ以外のミニカーでは、メーベトイやマーキュリーの158、ブルムの158と159などがあります。 以下はそのミニチャンプスの159のフロント/リアの拡大画像とフロントの整流版とコクピット部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 159 1
ALFA ROMEO 159 2

 以下は1981年に発売されたブルムの158(型番R036)の画像です。現在の感覚ではややアバウトな作りですが、1980年代のミニカーとしては結構良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 158 1
ALFA ROMEO 158 2

ALFA ROMEO 158 3
ALFA ROMEO 158 4

 以下は1981年に発売されたブルムの159(型番R043)の画像です。上述の158に整流板を追加して159に仕立てたものです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 159 3
ALFA ROMEO 159 4

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ALFA ROMEO C52 DISCO VOLANTE SPIDER 1952 ITALY

ALFA ROMEO C52 DISCO VOLANTE SPIDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BIZARRE BZ251 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.95m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 158HP 4段変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでアルファ ロメオ ディスコ ボランテのミニカー検索

 

アルファ ロメオ C52 ディスコ ボランテ スパイダー イタリア

 

 戦前のGPカー158(アルフェッタ)は、戦時中密かに動態保存されていました。戦後これを改造してアルファ ロメオは1946年にGPレースに復帰しました。戦前の強敵ドイツ勢の不在などもあって、アルファ ロメオは圧倒的な強さを示し、158を発展させた159などで1951年まで勝利を重ねました。しかしながら、高性能なツーリングカーを量産するといった戦後の新路線に沿って、アルファ ロメオは1951年を最後にGPレースから撤退しました。

 

 GPレースから撤退したものの、スポーツカーレースには未練が残るアルファ ロメオは新しいレーシングカー 1900 C52を試作しました。前述した1900をベースにして、エンジンを2L(158HP)までチューンし最高速は220km/hでした。当時としては驚異的に低い空気抵抗だったボディは、コーチビルダー トゥーリングのデザインでした。横風の影響を下げる為に側面が張り出したボディは、正面から見ると当時世間を騒がしていたUFOを思わせることから、「ディスコ ボランテ(空飛ぶ円盤)」と呼ばれました。オープンのスパイダーだけではなく、クーペも試作されたようです。ただこの車は競争力不足ということで試作だけで終わりました。

 

 

 ミニカーは速度記録車など一風変わった車種をモデル化するビザール(レジン製)の物で、2007年頃に発売されました。この車の特徴である膨らんだボディがうまく再現されています。この車は量産ミニカーではモデル化されていませんので、このビザールのモデルは車種的には貴重な物となります。(最近のイタリアのミニカー付雑誌でモデル化されたようですが) なおビザールはクーペもモデル化しています。 最近はこの手のマニアックな車もレジン製でどんどんモデル化されるようになりましたが、レジン製は高価格なので財布には厳しくなりました。 以下はフロント/リアの拡大画像と俯瞰/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO C52 DISCO VOLANTE SPIDER 1
ALFA ROMEO C52 DISCO VOLANTE SPIDER 2

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ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 1954 ITALY

ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BANG 7151 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.98m 全幅約1.54m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.3L 78HP 4段変速
性能: 最高速172km/h
データーベースでアルファ ロメオ ジュリエッタ スプリントのミニカー検索

 

アルファ ロメオ ジュリエッタ スプリント イタリア

 

 1900で成功したアルファ ロメオは、より小型でスポーティな1.3Lのジュリエッタを1954年に登場させます。このジュリエッタという名前はシェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」にちなんだもので、「アルファ ロメオとジュリエッタ」という洒落でした。ジュリエッタはまずクーペ ボディのスプリントが登場しました。ボディのデザインはベルトーネによるもので、スポーティでセンスの良いものでした。

 

 シャーシやサスペンションは1900を小さくしたもので、新設計の軽合金製DOHC4気筒1.3L(78HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速172km/hと極めて高性能でした。このエンジンは当時としてはレーシングカー並みの驚異的なスペックで、さらに価格は上級車1900スプリントの約半値ということで、ジュリエッタは圧倒的な人気となりました。1959年にエンジンの改良や外観の変更が行われシリーズ 2となり、1961年にも外観変更が行われました。1962年に後継車のジュリアが登場したことで、スプリントはジュリアの1.6Lエンジンを搭載し名前がジュリア スプリントに変更され、1963年にはジュリア スプリント GTにモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはイタリアのバン製で、1997年頃に発売された物です。実車の雰囲気がうまく再現されていて、フロントグリルや室内など細かいところまで良く作ってあります。イタリアのメーカーはイタリア車をかっこよくモデル化するのが得意で、この辺は生真面目な作りのミニチャンプスなどがまだかなわないところです。 バンはシリーズ 2やレース仕様などジュリエッタ スプリントを30種類以上もモデル化しています。バン以外ではソリド、ミニチャンプス、ディテールカーなどがあります。 以下はバンのジュリエッタ スプリントのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 1
ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 2

 以下は1958年に発売されたノレブのジュリエッタ スプリント(型番11)の画像です。ノレブ初期のプラスチック製で、60年前に発売されたものです。当時のミニカーとしては結構よく出来ていますが、経年変化でボディ各部が微妙に変形しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 3
ALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT 4

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ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA TI 1957 ITALY

ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA TI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 118 1/43 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.03m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.3L 65HP 4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでアルファ ロメオ ジュリエッタ ベルリーナのミニカー検索

 

アルファ ロメオ ジュリエッタ ベルリーナ TI イタリア

 

 ジュリエッタのベルリーナ(セダン 750型)は1955年に発表されました。ホイールベースは スプリントと同じですが、全長と全高を大きくして5人乗りのキャビンを作り出しています。エンジンは53HPにディチューンされ、最高速は135km/hとなっていました。1957年には65HPにパワーアップした高性能版のベルリーナ TIが追加されました。

 

 1959年にエンジンの改良や外観の変更(フロントグリル意匠変更とテールライトのTI型への統一)が行われ、シリーズ 2(101型)となりました。1961年にもフロントグリルが意匠変更されエンジンがパワーアップ(62HP/74HP)されました。1962年に後継車のジュリアが登場しましたが、ジュリエッタ シリーズは1965年まで生産され、総生産台数は約18万台でした。このジュリエッタ シリーズの大ヒットで、アルファ ロメオはイタリア第2位のメーカーに成長していきました。

 

 

 ミニカーはリオ製で、1995年頃に発売されました。兄弟会社であるブルムの1900とよく似た雰囲気の作風で、そこそこ良い出来ばえです。リオはレース仕様やポリス仕様など約40種類のバリエーションを作っています。リオ以外では、ポリトーイのプラスチック製当時物、マーキュリーの当時物、最近の物では国産名車コレクションなどがあります。 以下はリオのジュリエッタ ベルリーナ TIのフロント/リアの拡大画像とジュリエッタ ベルリーナのリアの拡大画像です。TI仕様はリアに「GIULIETTA TI」のロゴが付き、テールライトの位置が通常のベルリーナとは異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 1
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 2

 以下は1996年に発売されたリオのジュリエッタ ベルリーナ TI ポリス「REPARTO MOBILE(機動隊)」仕様(型番SL020)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 3
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 4

 以下は1996年に発売されたリオのジュリエッタ ベルリーナ TI レース仕様(型番SL019)の画像です。 ヒストリック レース仕様ということで昔のレース仕様をそれらしく再現したもので、バンパーが外されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA RACE 1
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA RACE 2

 以下は2016年に発売された国産名車コレクションのジュリエッタ ベルリーナ(No.277)の画像です。初期型のフロントグリルがリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 5
ALFA ROMEO GIULIETTA BERLINA 6

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