Sorry Japanese Only
1/43サイズのクラシックカーだけですが 、最近の新製品について簡単に紹介します。 | |
以下は 2006/12/17 作成 | |
IXO MUS003 BENTLEY SPEED SIX “BLUE TRAIN” 1930 1/43 |
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イクソのMUSEUMシリーズの第三弾 ベンテレースピードシックスです。同じ車種が9月にミニチャンプスでモデル化されていてこのページの真ん中あたりで紹介しています。2台を並べてみると同じ型を使っているかのようにそっくりですが、よく見るとやはり細かな違いがあります。簡単に言ってしまうと値段が違うので当たり前ではありますが、ミニチャンプスのほうが手が掛かっています。
造形的に違いがあるのはボンネットとフロント部分です。イクソではボンネット中央のヒンジ部分の表現がありませんが、ミニチャンプスでははっきりと表現されていてリアリティがあります。またイクソはボディ先端部分がタイヤより前に出ていますが、実車の写真をみるとこれはやや誇張しすぎであるように感じます。さらにラジエータグリルやライトの造形もミニチャンプスのほうがそれらしい感じがします。ただしイクソの出来が悪いわけでありません。価格相応に良く出来たミニカーだと思います。 |
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イクソのボンネット部分 |
ミニチャンプスのボンネット部分 |
以下は 2006/12/01 作成 | |
BRUMM AS40 MERCEDES-BENZ 300SLR Mille Miglia MOSS-JEKINSON 1955 1/43 |
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1955年のミッレ ミリアで優勝したベンツ300SLRです。ドライバーはスターリング モス、コドライバーはジャーナリストのデニス ジェンキンソンでした。ボディは汚し塗装が施されていて良くできたフィギュアがついています。コドライバーのジェンキンソンがうつむいて何かを見ていますが、これは現在のラリーで使用されているペースノート(Pace Notes)の原型で彼が作った物です。(トイレットペーパーの芯を2本使ってロール紙を巻き上げるようになっていました) 300SLRのミニカーをもっと見たい人はこちらへどうぞ |
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BRUMM R281B MERCEDES-BENZ W196C TEST MONZA STIRLING MOSS 1955 1/43 |
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1955年のイタリアGP(モンザ サーキット)でボディの先端にノーズコーンを付けてテスト走行を行ったW196をモデル化したもののようです。ブルムはW196をたくさんモデル化していますが、全体のプロポーションは良いですしコクピット内部なども再現されていて良い出来映えのミニカーです。実際のレースではファンジオが優勝しましたが、このカーナンバー20の車はクリングがドライブしスターリング モスは別の車をドライブしていて両車ともリタイヤしています。 W196のミニカーをもっと見たい人はこちらへどうぞ |
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RIO 4137 MERCEDES-BENZ 300D CARRO FUNEBRE 1960 1/43 |
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ベンツ300Dの霊柩車仕様です。このミニカーはリオの型番137として数年前に販売されたものですが、以下のアルファ同様M4社ブランドでリニューアルされました。ワイパー(エッチイングパーツ)追加、サイドのクロームモールをボンネットまで延長、ナンバープレートのラベル化、屋根の艶消し塗装変更、ホイールのベンツマーク塗装変更といったよく見ないと分からない細かな変更がされています。あまりモデル化されない特殊な車なので、そういう意味で珍しいミニカーです。なお屋根についているのは十字架です。 | |
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以下は 2006/11/23 作成 | |
RIO 4005 ALFA ROMEO P3 (TIPO B) PROVA 1932 1/43 |
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戦前のGPレースでアルファロメオがずば抜けて強かった時代のP3です。P3はリオの初期(1962年)にモデル化されていて40年以上に渡り数種類のバリエーションが作られてきました。今回M4社ブランドのリオとしてリニューアルされました。ボディの金型は変わっていませんが、ホイールは以前より細密なものとなりボディ開口部などに黒い塗装が施されメータパネルも追加されています。ミニカーの出来が良くなりその分値段も高くなりましたが、メイド イン イタリイでがんばっているM4社を応援するつもりで購入しました。 | |
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RIO 4005/1 ALFA ROMEO P3 (TIPO B) PROVA 1932 1/43 |
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上記のカラーバリエーションで、白いP3です。実際に白いP3があったかどうか怪しいですが、P3のミニカーとしては目新しさがあって面白いと思います。 リニューアルされた部分について補足するとフロントグリルの上部に青と赤の色の付いたエンブレムが追加され 、ウインド スクリーンの枠、ハンドル、シートが細かく塗装されています。さらにいうと赤色の方は以前のものより少し暗い色調の赤に変わりましたが、当時のアルファの赤はこんな感じの暗い色調だったということですのでより実車に近づいたということになります。 |
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RIO 4117 ALFA ROMEO P3 (TIPO B) MONZA 1934 1/43 |
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これはイタリアGP(MONZA)で準優勝した車をモデルにしたバリエーションですが、ゼッケンを貼っただけの安直な物ではなく少しマニアックな変更がされています。フロントに貼られたフェラーリの黄色いステッカーでスクデリア フェラーリ(現在のフェラーリの前身)で使われたP3ということが分かります。スクデリア フェラーリではリア ・サスペンションを改造しているのですが、ミニカーもリア ・サスペンションが変えられています。(拡大画像で上下の2台を見比べて見てください)サスペンション部分が露出しているレースカーならではの見所です。なお型番4118で1935年式のP3も出ています。 | |
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以下は 2006/10/31 作成 | |
UNIVERSAL HOBBIES CITROEN C4 BERLINE 1929 1/43 |
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フランスのミニカー付き雑誌「PASSION CITROEN」シリーズによる後輪駆動のシトロエンC4のモデルでユニバーサルホビー製です。この雑誌のミニカーは時々オークションに出品されていますが、これもオークションで入手しました。ミニカーはかなり良い出来で、スペアタイヤの固定ステーやドアハンドルなどのディテールがよく再現されています。この雑誌のWEBサイトを見るとあまりモデル化されてないマニアックな車種がラインアップされています。(ちなみにこの雑誌の値段ですが日本の国産名車コレクションシリーズと同じようなレベルで安いです) | |
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以下は 2006/10/20 作成 | |
IXO LM1923 CHENARD&WALKER WINNER LE MANS 1923 1/43 |
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イクソのルマン シリーズはルマン24Hレースの優勝車をモデル化していますが、これは第一回に優勝したシェナール&ウォルカーというフランス車 シェナール&ウォルカー社は1901年から46年まで存在した会社で、このルマン優勝という輝かしい記録だけで自動車史に名を残しています。 最初のルマン優勝車はどのような車かと気になって買ってしまいましたが、普通の車でした。出来映えはイクソの標準的なレベルで板バネのサスペンションを塗装などでうまく表現してあります。 |
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以下は 2006/10/12 作成 | |
IXO MUS002 ALFA ROMEO 8C 2900B 1938 1/43 |
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イクソのMUSEUMシリーズの第二弾 アルファ ロメオ全盛期の豪華でパワフルな8C 2900Bです。車種的にはあまり目新しくないモデルですが、第一弾同様上々の出来映えです。このモデルで気にいったのは後輪の変わったスパッツで、メッキ処理されたモールディングを効果的に使ってあり面白い処理です。ボディカラーが赤なのも私の好みに合ってます。 ただミニカーを台座に固定するネジが特殊なネジになっているのは何故なのでしょうか?外すのに苦労しました。 |
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以下は 2006/09/29 作成 | |
MINICHAMPS 436-139500 BENTLEY 6.5LITRE GURNEY NUTTING SALOON BLUE TRAIN SPECIAL 1930 1/43 |
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4月にこのページで紹介したベントレー4.5Lに続く6.5Lのベントレーです。この「Blue Train Special」は6.5Lベントレーでは一番有名な車で、当時フランスのカンヌとカレー間を運行していた急行列車「Blue Train」より早く走ったことからこの名前が付けられています。また「Gurney Nutting」 はコーチビルダーの名前です。ミニカーはこの実車を忠実に再現してあります。特筆すべきはヘッドライトで、内部のリフレクターの感じまで再現されていて1/43サイズではかつてないリアルな出来映えです。 | |
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以下は 2006/09/22 作成 | |
M4 STF01 ITALA TARGA FLORIO A.CAGNO 1906 |
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BEST MODEL、ART MODEL、RIOの3ブランドを有するイタリアのM4社によるタルガ フロリオ レースの100周年記念シリーズの第一弾 1906年第一回の優勝車イターラのモデルです。リオのイターラに少し手を加えてあるだけですが、このいかにもそれらしい雰囲気のあるフィギュアが気に入って買ってしまいました。ドライバーはAlessandro Cagno:カーニョという人で航空機パイロットとしてもイタリアではパイオニアだったようです。 | |
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以下は 2006/09/04 作成 | |
U.A.N. 1 207 MERCEDES-BENZ 770K “HERMANN GOERING” VIENNA 1938 1/43 |
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U.A.N.1はリオのミニカーなどを使いフィギュアーを付けた特別モデルを製作しているイタリアのメーカーです。これは以前から発売されていたものですので本来の新製品ではありませんが紹介します。車は第二次大戦中のゲーリング元帥のグロッサー ・メルセデスで詳しくはVIPCARSのドイツを見てください。そこにゲーリングの愛車はホルヒと書きましたが、このような白塗りのベンツも使っていたようです。(箱に元帥の乗った実車の写真が付いていますので) | |
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以下は 2006/07/31 作成 | |
IXO MUS001 MERCEDES-BENZ 540K SPEZIAL-ROADSTER 1938 1/43 |
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イクソのMUSEUMシリーズの第一弾 ベンツ540Kでも最も迫力のあるロードスターです。シリーズ第一弾としての意欲が良く感じられる上々の出来映えとなっています。特筆すべきはクローム モールディング部が塗装処理ではなくメッキ処理されていることで、従来より一層リアルな質感が出ています。このMUSEUMシリーズは30年代のスポーツカーが何台か予定されているようで楽しみです。 | |
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以下は 2006/07/23 作成 | |
MINICHAMPS 430-033005 MERCEDES-BENZ 220S 1956 1/43 |
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ベンツはミニチャンプスの得意分野で極めて多くのモデルがありますが、この手の地味なセダンもモデル化してくれるのは有り難いです。あえて書くまでも無いですがディテールにこだわった秀作です。このミニカーの見所は50年代の古い感じが良く出ていることでしょう。テールランプやウインカーのレンズ部分を塗装で仕上げている点や、少しくすんだ感じのボディカラーがレトロな感じを出しています。 | |
MINICHAMPS 400-039030 MERCEDES-BENZ 300SL ROADSTER 1959 1/43 |
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上記と同時代のベンツですが、こちらは派手な300SLのロードスターです。この車は非常に多くのミニカーが作られています。最新作であるこのミニカーは期待を裏切らない出来映えです。低くスラントしたフロントの造形などさすがはミニチャンプスといったところです。あえて難をいうとワイパーが大きめで目障りです。(上記の220Sのように目立たないようにしてくれるとベターです) | |
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以下は 2006/06/21 作成 | |
MINICHAMPS 436-034200 MERCEDES-BENZ 770K EMPEROR HIROHITO 1935 1/43 |
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昭和天皇の御料車です。この車は20年ほど前にフランクリンミントが1/24サイズで素晴らしい出来のものをモデル化しており、この型を使ったものがミニチャンプスからも出ていました。今回は1/43ですが、菊の御紋章や屋根のランプなど外装の細かい部分が1/24モデルと全く同じように再現されています。特にボディ全体に施された金色のモールディング塗装は非常に手がこんでいて圧巻です。ただタイヤ径がやや大きめでバランスが悪いのが残念。 | |
以下は 2006/06/12 作成 | |
SPARKMODEL S1001 MERCEDES-BENZ 220 W187 1951 1/43 |
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スパークの新製品で文句ない出来映えです。同時期のベンツとしては1953年型180がミニチャンプスなどでモデル化されています。220は1951年に発表された戦後型の中型車で180より高級で現在のSクラス級の車です。独立したフェンダーにヘッドライトが組み込まれている過渡的なスタイルがこのミニカーの見所です。(3年後にモデルチェンジされた220aではフロントフェンダーがボディと一体化されます) | |
以下は 2006/04/14 作成 | |
MINICHAMPS 403-120433 ALFA ROMEO 8C 2900B LUNGO 1938 1/43 |
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2900Bはレース用に開発された2900Aの市販版で当時のスーパーカーです。またLUNGOとはLONGのことで2900Bのホイールベースが長いタイプでたった10台しか作られていません。豪華な4座のトゥリング製ボディを見事に再現してくれたミニチャンプスに拍手 このミニカーはクラシックカーファンならば絶対に買いです。 | |
MINICHAMPS 436-139530 BENTLEY 4.5LITRE SUPERCHARGED 'BLOWER' Le Mans 1930 1/43 |
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ベントレー スーパーチャージャーは今までにもたくさんミニカーが作られていますのでその点で新鮮みに欠けるモデルです。ただしさすがはミニチャンプスでこのサイズとコストでは究極と思われるレベルまで細かい部分が再現されていて拡大鏡片手にただただ感心するばかりです。コクピットの拡大画像でその一部を見て下さい。 | |
SPARKMODEL S0601 DELAGE D6 1937 1/43 |
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ユニークな車種のモデル化で最近注目のスパークがいいミニカーをだしてくれました。1930年代のフランス製高級スポーツカーは実に優雅なスタイルをしています。ドラージュのフェンダーラインはその典型的なものでとても気に入りました。上からみると黒のボディのせいでなんとなくバットモビルみたいな感じもしますが。(ボディが赤のレース仕様もあります) | |
以下は 2006/04/10 作成 |
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NOREV 519153 RENAULT CELTA QUATRE 1937? 1/43 |
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この時代のルノーのモデルはあまりありませんので貴重です。地味なセダンですが値段が高いだけあって細かいところまで再現されています。特に黄色のヘッドライト、ライセンプレートと一体になったリアランプ部分などが気に入りました。 | |
NOREV 474203 PEUGEOT 402 BK 1938 1/43 |
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プジョーの02シリーズは流線型を取り入れたボディでヘッドライトがフロントグリルに内蔵されているので非常にユニークな面構えの車です。精密に出来ていますがグリルの隙間が狭すぎて中に内蔵されているライトがよく見えないのはいまひとつです。 | |
NOREV 474201 PEUGEOT 402 ECLIPSE 1935 1/43 |
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上記と同じ402のクーペタイプ この車の特徴であるメタルトップの開閉をギミック化していることに拍手 このようなギミックを付けてくれるなら多少お高いのも納得出来ます。このギミックだけでも買いですがヘッドライトの難点は上記セダンに同じです。 | |
BRUMM 388 ALFA ROMEO 6C 1750 GS ZAGATO 1931 1/43 |
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アルファの古典的なスポーツカーとしてもっとも有名なモデル ブルムはこれ以前にも8C 2300をモデル化していますがこれは6C 1750のザガートボディとなっていてインテリアなどがリファインされていてかなりいい出来です。同じ型番でベージュの色違いもあります。 | |
MINICHAMPS 403-120433 ALFA ROMEO 6C 1750 GS 1930 1/43 |
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同じ車がミニチャンプスからもモデル化されました。こちらも6Cですが、ボディはトゥリング製でヘッドライトに破損防止カバーがついたレース仕様となっています。値段が違うので当然ですがブルムのものよりも細かい部分が再現されていてボディカラーもより本物らしい色合いとなっています。 | |