ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

GM CHEVROLET CORVETTE C2 STINGRAY 1963 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C2 STINGRAY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT PX67 1/24 183mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 300HP 3/4段手動変速/2段自動変速
性能: 最高速223km/h
データーベースでコルベット C2のミニカー検索

 

GM シボレー コルベット C2 スティングレイ アメリカ 1963

 

 1963年に2代目コルベット(C2型)が登場しました。コルベットの名前に追加されたスティングレイとは魚のアカエイの意で、その名のとおり鋭角的で独創的なボディデザインが特徴で、ボディパネルは初代同様FRP製でした。特徴的な格納式のヘッドライトもこのデザインには不可欠の要素でした。C2型にはオープンカーもありましたが、初代がオープンカーを基本としていたのとは異なりC2型ではクーペが基本スタイルになりました。特に2分割タイプのリアウインドーを持つ1963年型は現在でも非常に人気があるそうです。

 C2型にはV型8気筒5.4L(300-360HP)が搭載され、変速機も最初から4段マニアルが設定されていました。(オートマ仕様もありましたが) シャーシに関しても小型化され車高がさがり、サスペンションが4輪独立懸架となり本格派スポーツカーとしての資質が向上していました。なお後輪サスペンションはリーフスプリングを横置きした独特の設計で、これはその後のコルベットにも引き継がれました。

 

 C2型の最強モデルはGTカーレース用のエンジンをディチューンしたL88型エンジン(V型8気筒7L 430HP)を積んだモデルで、GTカーのホモロゲーションを取るために、このL88型エンジンを搭載した車が1967年に約20台だけ市販されたそうです。昔のアメリカ車の馬力表示はかなりオーバーですが、それでも当時としてはとてつもないパワーの車だったようです。1968年に3代目コルベット(C3型)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1991年に発売されたフランクリン ミント製です。これも前述したC1型と同じ1/24のフランクリン ミントのコルベット コレクションの1台です。ボンネット/ドアが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されています。全体的によく出来ているのですが、このサイズで格納式ヘッドライトが可動しないのは今一つです。なおフランクリン ミントは1/43でもC2型をモデル化しています。C2型のミニカーは現在ではたくさんあるのですが、当時物ミニカーはコーギーとジクぐらいしかありませんでした。(当時アメリカ車がミニカーになることは少なかったのです) 1990年以降ではフランクリン ミント、ダンバリーミント、マッチボックスなどがあり、最近ではERTL、オートアートの1/18、ミニチャンプス、マテル、イクソ、ジョニーライトニング、グリーンライトなどたくさんあります。 以下はフランクリン ミントのC2型のフロント/リアの拡大画像とドアを開いた室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

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GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 1
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 2

 以下はボンネットを開いたエンジンルームの画像と底板のエンジン/サスペンションなどのメカ部分の拡大画像です。V型8気筒5.4Lの327 エンジンやリーフスプリングを横置きした後輪サスペンションが良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 3
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 4

 以下は2002年頃に発売されたフランクリン ミント製のコルベット C2 L88 コンバーチブル(1/12 型番E872)の画像です。フランクリン ミントの1/24のミニカーは当時最も精密な量産ミニカーでしたが、そのフランクリン ミント社が従来以上の精密さを追求して1/12で作り上げたのがこのミニカーでした。このミニカーは当サイトの別のページにその詳細を紹介していますので、是非そちらをご覧ください。→ 超精密ミニカー コルベット C2 L88のギミック紹介ページ(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 L88 1
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 L88 2

 以下は1990年に発売されたフランクリン ミント製のコルベット C2(1/43 型番PT88)の画像です。 C2型の1/43のミニカーは意外と少なくて、1995年以前の古いミニカーではこのフランクリンミント製(1960年代のアメリカ車シリーズの1台)が、私の知る限りではベストの出来でした。1/43ながらドアやボンネットが開閉でき、室内やエンジンが再現されているなどたいへん凝ったミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 5
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 6

 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルームの画像と底板のエンジン/サスペンションなどのメカ部分の画像です。1/24ほどではありませんが、エンジンやサスペンションが良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 7
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 8

 以下は1997年に発売されたマッチボックスのコレクティブル シリーズのコルベット C2(1/43 型番CCV05)の画像です。1990年代に作られたマッチボックスのマニア向けのアメリカ車シリーズの1台です。フランクリン ミントの1/43より新しいだけあって、開閉ギミックなどはありませんが、全体的なプロポーショはこちらのほうが優れていると思います。ホイールやフロントの小さなウインカーなどの細部も良く再現してあります。なおフロント部分の造形は大きめのバンパーなどでかっこよくデフォルメされています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 9
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 10

 以下は2008年に発売されたイクソ製のコルベット C2(1/43 型番CLC198)の画像です。全体的に上記のマッチボックス製のC2と非常によく似ています。ただしボンネット上のメタルカバーやワイパーがエッティングパーツとなっているなど、仕上げはよりリアルになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 11
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 12

 以下は1967年に発売されたコーギー製のコルベット C2(1/46 型番CLC198)の画像です。コーギーは1963年に型番310で格納式ヘッドライト開閉ギミックの付いたC2型のミニカーを発売しました。これは1967年に追加されたバリエーションで、ライト開閉ギミックを取り外し、ボンネットから突き出したエアインテーク、サイドの排気管を追加してホットロッド風のカスタムカーに仕立ててあります。由来は分かりませんがリアに「Lazy bones(怠け者の意)」というロゴが貼られていて、その名前で知られているミニカーです。サイズは少し小ぶりですがプロポーションはなかなかのもので、C2型のイメージを良くとらえていると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 13
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 14

 以下は1972年頃に発売されたスペインのオートピレン製のコルベット C2(1/43 型番CLC198)の画像です。上述したコーギーのC2型(型番310)をコピーしたもので、同じ仕掛けの格納式ヘッドライト開閉ギミックが付いています。ただしコーギーの単なるコピーではなくドアを開閉できるように改良しているのはたいしたものです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 15
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C2 16

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FORD LINCOLN CONTINENTAL 1963 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 170 1/43 129mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 320HP 3段自動変速
性能: 最高速201km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル アメリカ 1963

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目に代わりました。無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前はタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお「MK(マーク)」が付いたコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブルのみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは出荷前に12マイルの走行試験を行うなど厳しい品質管理が行われ、アメリカ車として初めて2年間又は24000マイルの保証制度が適用されました。価格6000ドル以上の高級車で年間の販売台数は約3万台でした。

 

 

 ミニカーはディンキー製(英)の当時物で、1964年に発売されました。発売年度とフロントグリルの意匠から、1963年式をモデル化しているものと思われます。公称の1/43より少し大きめに出来ているようですが、プロポーションが良く、ディンキー(英)中期の傑作ミニカーのひとつといってよいでしょう。 以下はのフロント/リアの拡大画像とトランク/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

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AMC RAMBLER CLASSIC 660 1963 USA

AMC RAMBLER CLASSIC 660 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT RT31 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 6気筒 3.2L 79HP 3段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速160km/h
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AMC ランブラー クラシック 660 アメリカ 1963

 

 AMC(アメリカンモータース)社はナッシュ社がハドソン社を吸収合併して1954年に発足しました。AMCがBIG3(GM/フォード/クライスラー)に対抗するには、中型/小型車に特化するしかありませんでした。1950年代には数モデルあったフルサイズカーはアンバサダーだけとなり、それ以外はランブラーに統一されました。ランブラーにはコンパクトカー(小型車)のアメリカン、ミッドサイズカー(中型車)のクラシック、マリーンがありました。サブコンパクトカー(コンパクトカーより小さい小型車)のメトロポリタンは1962年に生産中止となりました。ランブラー車は経済的で信頼性が高いことからファミリーカーとして高い人気がありました。1961年頃は販売台数ではシボレー、フォードに次ぐ第3位でした。

 

 ランブラー クラシックは1950年代のシックスとレベル(REBEL)の後継者として1961年に登場しました。標準エンジンは直列6気筒3.2L(79HP)でオプションでV型8気筒4.1Lがありました。デザインはオーソドックスなセダンスタイルで、当時流行りであったヘッドライト上のヒサシと小さなテールフィンが付いていました。2ドア/4ドアセダンとステーションワゴンがありました。1962年にフロント/リアの意匠が変更され、テールフィンがなくなりました。またオプションのV型8気筒エンジンがなくなり、V型8気筒エンジンを搭載するのは上級車のアンバサダーだけとなりました。(実車画像→ ランブラー クラシック 1961)

 

 

 1963年にクラシックは2代目にモデルチェンジしました。ボディは全長が少し小さくなり、外観はさらにシンプルなデザインに変わりました。エンジンは6気筒3.2Lで、オプションでV型8気筒4.7Lがありました。グレードは下から550/660/770の3グレードがありました。1964年に6気筒3.8Lエンジンを搭載する2ドアハードトップ タイフーン(TYPHOON)が追加されました。1963年の米国カー オブ ザ イヤーを受賞するなど 高品質で経済的な車として地味ながら人気がありました。アメリカ車は高性能で派手な車ばかりが目立ちますが、実際にはこのような実用車が売れていたのです。1965年にクラシックは3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ランブラー クラシック 1965)

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。1960年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化した60年代シリーズの1台です。アメリカ車は派手な高性能車がモデル化されることが多いのですが、1960年代の代表的な車としてこのランブラー クラシックがモデル化されたのは、実車に人気があったことの証明です。またこのような実用車をモデル化したフランクリン ミントの車種選択も優れています。ミニカーの出来ばえはこのシリーズの特徴である少しレトロな作風ながら、ボンネット/4ドアの開閉ギミック付で、室内などの細部が良く再現されています。また床下部分のエンジンやサスペンションなどもリアルに再現されています。ただ残念なことに左側前ドアはダイキャスト材の品質が悪かったようで、経年劣化でヒビが入っています。ランブラー クラシックの量産ミニカーはこれとディンキー(香港)の当時物のワゴンしかありませんので、車種的に貴重なミニカーです。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AMC RAMBLER CLASSIC 660 1
AMC RAMBLER CLASSIC 660 2

 以下は4ドア開閉/室内の画像と俯瞰/床下部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AMC RAMBLER CLASSIC 660 3
AMC RAMBLER CLASSIC 660 4

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STUDEBAKER AVANTI 1963 USA

STUDEBAKER AVANTI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT PY77 1/43 114mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 248HP 4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでスチュードベーカーのミニカー検索

 

スチュードベーカー アヴァンティ アメリカ 1963

 

 スチュードベーカーは1959年に他社に先駆けてコンパクトカーのラークを登場させました。ラークは既存のフルサイズカーのホイールベースを短縮し前後のオーバーハングを減らすことで全長約4.4mのコンパクトカーに仕立てていました。(その為車幅は1.8mもありました) エンジンは6気筒2.7LとV型8気筒4.2L/4.7Lで、このサイズでV型8気筒エンジンを搭載した最初の車でした。2/4ドアセダン、2ドアクーペ、3ドアワゴンがあり、当初は好調な売れ行きでした。しかし1960年代になるとシボレー コルベア、フォード ファルコン、クライスラー ヴァリアントなどのコンパクトカーが登場し、スチュードベーカーは売上げが激減し同社はまたもや存亡の危機に陥りました。(実車画像→ スチュードベーカー ラーク 1961)  

 

 この状況を打開すべく1962年にアヴァンティが登場しました。上述したラークのシャーシを流用し、フロントグリルのない変わった顔つきのボディはFRP樹脂製で、1953年のコマンダーと同じレイモンド ローウィのデザインでした。V型8気筒4.7L(240HP)エンジンを搭載し、スーパーチャージャーで289HPにパワーアップした高性能版がありました。アヴァンティは先進的なデザインで注目されましたが、FRP製ボディの外注製作が遅れ販売に支障が生じました。スチュードベーカーはボディの内製化で対応しようとしましたが、結局1963年末に生産中止となり生産台数は約4600台でした。スチュードベーカー社は1966年に自動車生産から撤退し、その後は自動車部品メーカーとして1979年まで存続しました。

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1960年代シリーズの1台です。フランクリン ミントの1960年代シリーズは1960年代の代表的なアメリカ車12車種を1/43でモデル化していました。いずれもややレトロな作風ながらボンネット/ドアが開閉するなど細部までリアルな作りでした。このアヴァンティもプロポーションが良く、変わった顔つきのフロントなど実車の雰囲気がうまく再現され当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ボンネット/ドアの開閉ギミック付きで、エンジンルーム内のV型8気筒エンジンや室内が結構リアルに再現されています。これ以外のアヴァンティのミニカーは同じフランクリン ミントの1/24、シグネチャーの1/32、ブービー(BUBY)、BOS MODELS(レジン製)などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

STUDEBAKER AVANTI 1
STUDEBAKER AVANTI 2

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GM PONTIAC LEMANS GTO CONVERTIBLE 1964 USA

GM PONTIAC LEMANS GTO CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT RI06 1/43 120mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 3/4段手動変速 2/3段自動変速
性能: 最高速212km/h
データーベースでポンティアック GTOのミニカー検索

 

GM ポンティアック ルマン GTO コンバーチブル アメリカ 1964

 

 GMグループ内でシボレーより車格が高いポンティアックはオールズモービルと同じ中級車です。1950年代までのポンティアックの主なユーザーは女性が多く、平凡ながら品の良い車でした。主なモデルとしてはパスファインダー、チーフテン、スターチーフ、ボンネビルなどがありました。1960年代になるとテンペスト、ルマン、グランプリなどデザインが派手で高性能エンジンを搭載するモデルが追加され、ポンティアック ブランドはスポーティなイメージに変化していきました。

 

 1964年に登場したポンティアック GTOはポンティアック ルマンに高性能なV型8気筒6.4L(325HP)エンジンを搭載したオプション仕様で、その高性能(最高速212km/h)で人気となりました。その後GTOは正式のモデル名となり、GM初のマッスルカーとしてポンティアックの人気車種になっていきました。このGTOの名前の由来は有名なフェラーリ 250 GTOにちなんだ物だそうです。1965年に縦型4灯式ヘッドライトを採用したデザインに変更され、1968年にGTO 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ポンティアック GTO 1968 )

 マッスルカーとは単にエンジンが高性能なだけではなくマニュアル変速機が付き、サスペンション、タイヤなどもスポーツ仕様に変えられていました。また見た目もボンネットのエアスクープなどで違いを誇示していました。1960年代はこのような高性能を売り物にした車が多かったのですが、1970年代になると排ガス規制が厳しくなり、この類の車はだんだん消えていきました。

 

 

 ミニカーは1990年頃に作られたフランクリン ミント製の1960年代シリーズの一つです。このシリーズは1960年代の代表的なアメリカ車12車種を1/43サイズでモデル化したもので、ドアやボンネットが開閉でき室内も良く作り込まれていました。このポンティアック GTOもメッキパーツのヘッドライトなどがレトロな作風ながら、直線的なデザインの実車イメージが再現され良く出来ています。特徴的なフロントグリルとテールライト、室内、エンジンなどもリアルに再現されています。ボンネット/ドアの開閉ギミック付です。これ以外のGTO初代のミニカーは同じフランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、マイストの1/18、デルプラドの世界の名車シリーズ、マッチボックスの1/43、ホットホイールの1/64などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM PONTIAC LEMANS GTO 1
GM PONTIAC LEMANS GTO 2

 以下は2002年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズのポンティアック GTO (1/43 No.53)の画像です。上記と同じGTO コンバーチブルをモデル化しています。メーカーは不明ですが、上記のフランクリン ミント製とカラーリングや全体の造形が非常によく似ていますので、フランクリン ミント製をお手本にしているように思います。(ギミックは付いていませんが) お手本が良いからなのか、安価なデルプラドの名車シリーズとしては良い出来ばえに仕上がっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC LEMANS GTO 3
GM PONTIAC LEMANS GTO 4

 以下は1996年に発売されたマッチボックスのポンティアック GTO 1967 (1/43 型番B6924)の画像です。これは1960-1970年代のマッスルカーをモデル化したマッチボックスの「マッスルカー シリーズ」の1台です。外観が変更されたGTO ハードトップ 1967年式をモデル化しています。これもメッキパーツのヘッドライトなどがレトロな作風ですが、特徴的な縦型4灯式ヘッドライトとコーク ボトルラインを採用したボディがうまく再現されています。このミニカーを見ると当時のアメリカ車はノーズとテールがやたらと長かったことが分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC GTO 5
GM PONTIAC GTO 5

 以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC GTO 7
GM PONTIAC GTO 8

 以下は2000年に発売されたニューレイ(NEW RAY)製のポンティアック GTO (1/43 型番48046)の画像です。1967年式のGTO コンバーチブルをモデル化しています。1950-1960年代のアメリカ車をモデル化したニューレイの「シティ クルーザー コレクション」というシリーズの1台です。このシリーズは定価1500円程の廉価版ミニカーでしたので細部の出来ばえは今一つの物が多いのですが、それでも実車の雰囲気はそれなりに再現されていました。このGTOもフロントグリルは安っぽい作りですが、GTOのイメージはそれなりに再現されています。なおミニカーの箱には1/43と表示されているのですが、実際には1/43より少し小さいサイズとなっています。(このシリーズはほとんどが小さめにできています) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC GTO 9
GM PONTIAC GTO 10

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FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 1964 USA

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94250 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.47m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 425HP 3/4段手動変速 3段自動変速
性能: 最高速186km/h
データーベースでフォード マーキュリーのミニカー検索

 

フォード マーキュリー モントレー マローダー アメリカ 1964

 

 1960年代前半のマーキュリーのフルサイズカーにはモントレー、モンテクレア、パークレーン、S-55がありました。S-55のSはSPECIALの意味でこの車は1962年から1963年と1966年から1967年の各2年間だけ生産された特別仕様の高性能車で、1957年のターンパイククルーザーの後継車でもありました。標準でV型8気筒6.4L/6.7L(385-405HP)エンジン、オプションのレース仕様ではV型8気筒7L(425HP)エンジンを搭載していました。S55とは別にモントレーの2ドアハードトップクーペに高性能エンジンを搭載したスポーツ パッケージとしてモントレー マローダーが1963年に設定され、1964年には4ドアハードトップにも設定されました。

 

 1963年式のモントレーのセダンは逆傾斜したリアウィンドーが特徴だったのですが、マローダーはNASCAR(アメリカで人気のあるストックカーレース)へ参戦することを目的としていたので、空力特性を良くする為余計な飾りがないシンプルなハードトップクーペでした。(実車画像→ マーキュリー モントレー セダン 1963) エンジンはS-55と同じ高性能エンジンを搭載していました。レース仕様がNASCARで活躍したことで、マローダーはマッスルカーとして人気がありました。 1969年にマローダ 2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはヤトミン製で2007年頃に発売されました。1950-1970年代のアメリカ車をモデル化したシリーズの1台でした。このシリーズは定価1400円ほどの安価なミニカーでしたのであまり細かいところまでは仕上げられていませんが、実車の雰囲気は良く再現されていました。このモントレー マローダーもフロント/リアの造形がそこそこリアルで、シンプルで伸びやかなスタイルのマローダーがうまく再現されています。昔のアメリカのフルサイズカーはサイズが大きいのですが、特にリアは今ではとても考えられないほど長いです。現代的な観点では無駄の塊のようなデザインなのですが、無駄があるからこそ成立するこの車のようなデザインも捨てがたいです。これ以外のモントレー マローダーのミニカーは同じヤトミンの1/18、アーテルの1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 1
FORD MERCURY MONTEREY MARAUDER 2

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FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 1964 USA

FORD MUSTANG I CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 402080102 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.61m 全幅約1.73m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 270HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速220km/h
データーベースでマスタング 初代(1970年以前)のミニカー検索

 

フォード マスタング I コンバーチブル アメリカ 1964

 

 1964年に登場したマスタングは大規模な市場調査結果から企画された小型スポーティカーでした。既存のコンパクトカーファルコン(初代 1963年型)をベースにしており、その外観をスポーティに変えたものでした。マスタングは2ドア車だけでしたが、2年間で100万台も売れるほどの大成功を収めました。低価格ながら個性的なデザインが、財布の軽い若者と大きな車が苦手な女性に支持されたのが大ヒットの要因でした。

 

 また単なる低価格車ではなく各種の内外装オプション設定でカスタマイズができ、エンジンも6気筒2.8L(101HP)/3.3L(120HP)から高性能なV型8気筒4.3L(164HP)/4.7L(200-270HP)までありました。このフルチョイス システムと呼ばれる豊富なオプション設定もマスタングが成功した要因でした。ボディバリエーションとしては、ハードトップとコンバーチブル、1965年に追加されたファーストバックがありました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2003年頃に発売されたフォード100周年記念モデル 12台セットのひとつでした。フォードの特注品だったこともあり、このマスタング コンバーチブルは1/43ではベストのミニカーといえるほど非常に素晴らしい出来ばえです。プロポーションが抜群で実車のイメージが見事に再現され、細部の仕上げも1/43量産ミニカーでは限界と思われるところまでリアルに仕上げてあります。2005年には色違いが単体でも発売されました。初代マスタングのミニカーは非常にたくさんあります。当時物ではテクノ、コーギー、ディンキーなどがあり、フランクリン ミント、ダンバリー ミント、マッチボックス、ミニチャンプス、シュコー、グリーンライト、M2マシーン、ジョニーライトニングなどがあります。その一部ですが、当サイトのマスタングのページでまとめて紹介しています。 以下はミニチャンプスのコンバーチブルのフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。前フェンダー、ステアリングホイールのセンターに再現されたマスタングのロゴは拡大画像でないと良く見えませんが実に見事です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MUSTANG CONVERTIBLE 1
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 2

 以下は1966年に発売されたソリドの当時物のハードトップ(型番147)の画像です。発売当時はマスタング ハードトップのミニカーとして最高の出来ばえでした。ドアを開くと室内灯が点灯するギミックがついています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG HARDTOP 1
FORD MUSTANG HARDTOP 2

 以下はデンマークのテクノの当時物のカブリオレ(型番833)で、1966年に発売されました。当時物としては非常にレベルの高い出来ばえでした。ドア/ボンネット/トランクの開閉と前輪操舵のギミックが付いています。またテクノ独自のギミックである分解/組立が簡単にできる機能(参照ページ→モンザGTの分解/組立ギミック)も付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 3
FORD MUSTANG CONVERTIBLE 4

 以下は2004年に発売されたミニチャンプスのファーストバック 1968年(型番400082021)の画像です。ボディ前後のオーバーハング部が長くなり、全長が大きくなっていることがわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MUSTANG FASTBACK 1
FORD MUSTANG FASTBACK 2

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CHRYSLER TURBINE CAR 1964 USA

CHRYSLER TURBINE CAR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NEW RAY 48086 1/50? 115mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.7m
エンジン 変速機: ガス タービン 130HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでクライスラー タービンカーのミニカー検索

 

クライスラー タービンカー (実験車) アメリカ 1964

 

 1950年代から1970年代にかけて、航空機のジェットエンジンとして知られているガスタービンエンジンが自動車用として注目されたことがありました。当時は多くの自動車メーカーが研究を行っていました。アメリカのGMやフォード、日本の日野や日産が大型バスやトラックへの応用を検討していました。イギリスのローバーは1962年にガスタービンエンジンを搭載したローバー T4を発表し、トヨタは1975年にガスタービンエンジンとモーターのハイブリットシステムを搭載したセンチュリーを発表しました。ただしいずれもコスト、操縦性、燃費の問題などで実用化はされませんでした。

 

 クライスラー社は1940年代からガスタービンエンジンの研究を行なっていて、1963年にガスタービンエンジンを搭載した実験車を製作しました。この実験車は約50台が製作され、一般ドライバーに貸与されてモニターテストが行われたそうです。モニターで不具合はなかったそうですが、巨大な掃除機のようなタービン音が不評だったそうです。結局この音やエンジン特性などの問題で実用化はされませんでした。この車のボディはカロッツェリア ギアがデザインと製造を行っていて、その独特なスタイルで現在でも人気があり専用のサイトまであります。そのサイトではタービン音を聞くこともできます。(参照サイト→ クライスラー タービンカーのサイト 音→ タービン音)

 

 

 同時期にはレーシングカーにもガスタービンエンジンが搭載されていました。一番有名な車は1967年のインディ 500に出場して圧倒的な速さで優勝目前までいったSTPのタービンカーでした。このレーシングカーはヘリコプター用のガスタービンエンジン(550HP)を車体左側に搭載しファーガソンの4WD駆動システムを採用していました。レースでは首位を独走し残り3周の時点でギヤボックスの破損でリタイアしました。翌年のインディにもガスタービンエンジンを搭載したロータス 56 STPが参戦し、このレースでも終盤に首位となりましたが残り数周の時点で燃料系のトラブルでリタイアしました。以後はガスタービンエンジンの出力制限が厳しくなり事実上使えなくなりました。

 ミニカーは2000年頃に発売されたニューレイ製の「CITY CRUISER COLLECTION」というシリーズの1台です。実車はハードトップクーペなのですが、ミニカーはコンバーチブルになっています。(特別にカスタマイザされた車なのかもしれません) このシリーズは1/43と箱に表示されていますが、実際には1/50ぐらいで1/43より小振りにできていました。定価1500円ほどの安価なミニカーでしたので、細部の造形は値段相応で雑ですが、実車の雰囲気はそれなりに再現されていました。このタービンカーも未来的な造形のフロント/リアのデザインがうまく再現されているので、この車のミニカーとしてはまずまずの出来ばえです。これ以外のタービンカーのミニカーはヤトミンの1/18、マトリックス(レジン製)があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER TURBINE CAR 1
CHRYSLER TURBINE CAR 2

 以下は1969年に発売されたFARACARS製のSTP パクストン タービンカー 1967 (1/43 型番101)の画像です。1967年インディ 500でリタイアした#40をモデル化しています。フランスのFARACARS製のミニカーはこのタービンカーだけしか知られていません。実車の独特なデザインがうまく再現され細部もそこそこリアルで当時のミニカーとしてはよく出来ていました。これ以外ではスパーク(レジン製)が同じSTP パクストン タービンカーを、トゥルースケールがロータス 56 STP タービンカーをモデル化しています。(実車画像→ STP パクストン タービンカー 1967) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
STP PAXTON TURBINE CAR 1
STP PAXTON TURBINE CAR 2

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CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 1964 USA

CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
UNIVERSAL HOBBIES 1458 1/43 122mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.9L 265HP 3段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでプリムス ベルヴェデア/フューリーのミニカー検索

 

クライスラー プリムス ベルヴェデア アメリカ 1964

 

 プリムスはクライスラーの大衆車クラスで、1960年代前半のラインナップとしては、コンパクトカーのバリアント、フルサイズのサヴォイ、ベルヴェデア、フューリー、スポーティカーのバラクーダなどがありました。ベルヴェデアの初代は1951年に登場したプリムスとしては初の2ドアハードトップで6気筒3.6Lエンジンを搭載していました。その後当時のプリムスの最上級車としてコンバーチブル、ワゴン、4ドアセダンが設定されました。1959年にベルヴェデアの姉妹車でV型8気筒5.2Lエンジンを搭載するフューリーがベルヴェデアの上級車として登場しました。

 

 1962年のモデルチェンジでベルヴェデアは小型化されました。1964年のマイナーチェンジでベルヴェデアのハードトップクーペは、Bピラーが逆三角形のハードトップが設定されました。この車には6気筒3.7LとV型8気筒5.2L/5.9L/6.3Lエンジンなどが搭載できました。このハードトップにV型8気筒7L(425HP)ヘミエンジンを搭載したレース仕様車は、NASCARで総合優勝するなどレースで活躍しましたので、ベルヴェデア 1964年式はマッスルカーとして有名でした。1965年のモデルチェンジでフューリーがサイズを拡大してフルサイズカーとなり、ベルヴェデアは中級車となりました。ベルヴェデアは1968年に最後のモデルチェンジをし1970年に生産中止となりました。

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたユニバーサルホビー製です。同ブランドのEAGLES RACEシリーズの一台で、ベルヴェデアとしては一番有名であった1964年式ハードトップをモデル化しています。変わった形状のハードトップ、側面からみると中央が突き出たフロントグリルとそれに呼応したサイドモールなど、シンプルながら尖ったこの車のデザインを良く再現しています。ノーズ先端のエンブレムや室内などの細部も良く再現されています。これ以外のベルヴェデアのミニカーはデルプラドの世界の名車コレクション(このユニバーサルホビー製と同じ物)、アーテルの1/24と1/18などがあります。なお1964年式以外では姉妹車であった上級車フューリーのミニカーの方がベルヴェデアより多いです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 1
CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 2

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズ No.79 クライスラー プリムス ベルヴェデア 1964 (1/43)の画像です。一見しただけで上記ユニバーサルホビー製と同じ物であることがわかります。車名ロゴとサイドモールはコストダウンで省略されていますが、カラーリング以外は上記とユニバーサルホビー製とほぼ同じで、底板にはUNIVERSAL HOBBIESとメーカー名が銘記されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 3
CHRYSLER PLYMOUTH BELVEDERE 4

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AMC RAMBLER MARLIN 1964 USA

AMC RAMBLER MARLIN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 263 1/50 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: 8気筒 5.4L 250HP 3段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでAMC ランブラーのミニカー検索

 

AMC ランブラー マーリン アメリカ 1964

 

 AMC(アメリカンモータース)社はナッシュ社がハドソン社を吸収合併して1954年に発足しました。AMCがBIG3(GM/フォード/クライスラー)に対抗するには、中型/小型車に特化するしかありませんでした。1950年代には数モデルあったフルサイズカーはアンバサダーだけとなり、それ以外はランブラーに統一されました。ランブラーにはコンパクトカー(小型車)のアメリカン、ミッドサイズカー(中型車)のクラシック、マリーンがありました。なお当時のアメリカのコンパクトカーは現在のトヨタ プリウスぐらいの大きさ(全長4.5mほど)でしたから、そんなに小さい訳でもありませんでした。

 

 実用的なランブラーにも、アメリカ車らしい派手なデザインの車もありました。1965年に登場したランブラー マーリンは1964年に発表されたコンセプトカー ランブラー ターポン(TARPON)をベースにした大胆なファーストバック スタイルのかっこいいパーソナルカーでした。この車はAMCのブランドイメージを高めるイメージリーダー的な車(Halo Carと呼ぶ)でもありました。(実車画像→ ランブラー ターポン 1964) エンジンは6気筒3.8Lと8気筒4.7L/5.4L(250HP)などがあり、3段変速で最高速180km/h(5.4L)となかなかスポーティでした。1967年にボディが少し大きくなりヘッドライトが縦型4灯式に変更された2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ランブラー マリーン 1967)

 

 

 ミニカーは1966年に発売されたコーギー製の当時物です。アメリカ車は欧州車よりサイズが大きいので、ミニカーの大きさを揃える為にコーギーはアメリカ車を少し小さめにモデル化することが多く、これも縮尺約1/50でモデル化されています。そのためアメリカ車のミニカーとしては少し小ぶりなのですが、特徴的なファーストバック スタイルがうまく再現され、実車に即した赤/黒の大胆なカラーリングもきれいで、当時のミニカーとしては良く出来ていました。ドア開閉ギミック付きで室内もそこそこ再現されています。リアに牽引用フックが付いていますが、これは別売りのトレーラーを接続する為の物で、この車の屋根にカヤックを載せて荷物運搬用トレーラーを接続したセット物も発売されていました。2020年現在でもランブラー マーリンのミニカーはこのコーギー製しかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AMC RAMBLER MARLI 1
AMC RAMBLER MARLI 2

 以下は1968年に発売されたコーギーのAMC ランブラー マーリン ルーフラック付 カヤック積載 (1/50 型番GA10)の画像です。これが上述した屋根にカヤックを載せて荷物運搬用トレーラーを接続したセット物になります。屋根に載せたカヤックとは別にフィギュアが付いたカヤックも付いていました。荷物運搬用トレーラーは蓋を開くことができます。(何も入っていませんが) このマーリンの青/白のカラーリングも実車に即したものです。なおこのマーリンのリアの牽引用フックは破損しています。フックが破損した原因はプラスチックの経年劣化による硬化で、上述の物が壊れずこちらだけが破損したのは、トレーラーを接続していたことで負荷がかかった為です。(要するに強度が落ちた部分を触ると壊れるということです) 1960-1970年代当時のコーギーにはこんな具合の面白いセット物が100点以上ありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AMC RAMBLER MARLIN WITH KAYAK 1
AMC RAMBLER MARLIN WITH KAYAK 2

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