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アウディ A4 (B7) クワトロ ドイツ 2004年
2000年にアウディ A4の2代目 B6系が登場しました。外観は先代とほとんど同じでした。構造的にも同じ縦置きエンジンの前輪駆動車/4輪駆動車で、DOHC 4気筒2LとDOHC 6気筒3L(220HP)エンジンが新しく追加されました。2002年にはDOHC V型8気筒4.2L(344HP)エンジンを搭載する高性能版のS4が設定されました。従来のセダンとワゴンのアバントに加えて、2000年には生産中止となっていたカブリオレの後継車となるA4 カブリオレが2005年に設定されました。(実車画像→ アウディ A4 B6 2000)
2004年にA4の3代目 B7型が登場しました。同年に登場したA6 3代目で初めて採用された大きく開口したフロントグリル(日本人デザイナー和田 智氏のデザインでシングルフレームグリルと呼ばれる)を採用したアウディの新しい顔になりました。先代がベースで、サスペンションなどが改良されました。エンジンは従来のDOHC 4気筒1.6L/1.8L/2Lに2.0L(200HP)直噴ターボ、V型6気筒3.2L直噴(256HP)が追加され、ディーゼルでは4気筒1.9L/2L V型6気筒2.5L/3L(204HP)ターボなどがありました。ボディ形式はセダンとワゴンのアバント、2006年にカブリオレも設定されました。先代同様DOHC V型8気筒4.2Lエンジンを搭載する高性能版のS4が2005年に設定され、さらに高性能なRS4も2006年に設定されました。2007年に4代目 B8型にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ A4 B8 2007)
ミニカーは2005年に発売されたミニチャンプス製です。A4 (B7) セダンをモデル化しています。フロントグリル、灯火類、室内などの細部がリアルで、ミニチャンプスらしいそつのない良い出来ばえです。ミニチャンプスはアバントとDTMレース仕様もモデル化しています。ミニチャンプス以外では、ブッシュ、ヘルパがセダンやアバントをモデル化しています。カブリオレはノレブ、ジク、ヴィーキングがモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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メルセデス ベンツ Sクラス SWB (W221) ドイツ 2005年
Sクラスの5代目W221が2005年に登場しました。先代のW220は先々代(W140)の大きさが批判され、サイズが少し小さくなったのですが、W221は先々代とほぼ同じサイズに戻りました。フロントのオーバーフェンダーが目立つデザインで、先代よりも迫力のあるスタイルとなりました。ロングホイールベースのプルマン(V221)や防弾仕様車(S600 ガード)がありました。内装はプラスチック製パネルを木や革に置き換えて豪華になり、メーター類が大型ディスプレイパネルのグラフィック表示となりました。先代同様に最先端のドライブ支援システムが装備され、夜間の視認性を向上させ歩行者認識機能を持つ「ナイトビューアシスト」がオプション設定されました。
当初のエンジンはS350のV型6気筒3.5L(272HP)とS550のV型8気筒5.5L(388HP)で、後にS600のV型12気筒5.5Lツインターボ(517HP)やS63 AMGのV型12気筒6.3Lツインターボ(525HP)などが追加されました。2009年にメルセデス ベンツ 初のハイブリッドカーS400 HYBRIDが追加され、この車はリチウムイオン電池を搭載した世界初の量産車でした。2006年に派生モデルとしてクーペのCLクラス(C216)が登場しました。2013年にW222にモデルチェンジしました。
ミニカーは2006年に発売されたオートアート製です。オートアートの主力は1/18で同じような価格クラスではトップレベルの品質ですが、1/43でも車種が少ないながら一級品のミニカーを作っています。このW221もプロポーションが良く、室内などの細部もリアルで素晴らしい出来ばえです。オートアートは1/18でもW221をモデル化しています。これ以外のW221のミニカーは、ヘルパの1/87、京商のV221、京商の物を流用していると思われるRAI'Sの要人警護車、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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メルセデス ベンツ SLK 350 (R171) ドイツ 2005年
SLKクラスの2代目R171が2004年に登場しました。基本的なデザインは初代とほとんど同じですが、ノーズ先端にスリーポインテッド スターのエンブレムをあしらったSLR マクラーレンと同じようなフロントグリルに変わりました。電動格納式のルーフはリアウインドーが回転して凸面を下にして収納されるように改良され、ルーフ格納時のトランク容量が増えました。
エンジンはDOHC 4気筒1.8L(163-184HP)スーパーチャージャー、DOHC V型6気筒3.5L(231-305HP)とAMG仕様のV型8気筒5.5L(360-400HP)があり、売れ筋の4気筒から高性能なAMG仕様まで幅広いラインアップが揃っていました。2008年のマイナーチェンジで、前後バンパーの形状が少し変更されました。2011年に3代目(R172)にモデルチェンジし、SLR マクラーレンの後継車SLS AMGと同じようなフロントグリルに変わりました。
ミニカーは2015年に発売された国産名車コレクション製で、メーカーはイクソです。元々はフランスのミニカー付雑誌「メルセデス ベンツ コレクション」のNo.30として2008年頃に作られたミニカーを流用した物のようです。雑誌付きの安価なミニカーですが、特徴的なフロント周りや(無彩色ですが)室内の造形もそこそこ再現されています。値段(約2000円)を考えるとお買い得のミニカーだと思います。これ以外のSLKクラス2代目のミニカーとしては、ミニチャンプス、シュコー、ヘルパなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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メルセデス ベンツ B クラス (W245) ドイツ 2005年
AクラスとCクラスの間を埋めるBクラス(W245)の初代が2005年に登場しました。メルセデス ベンツはこの車を「コンパクト スポーツツアラー」と称していましたが、フォルクスワーゲン ゴルフと同じクラスの前輪駆動方式の5ドアハッチバック車でデザイン的にも似ています。プラットフォームは2代目Aクラス(W169)と共用なので、ドライブトレーンとキャビン部の2階建て構造となっていました。エンジンやサスペンションもAクラスと同じですが、ホイールベースは延長されていてボディも一回り大きくなっていました。
エンジンは4気筒1.5L(106HP)/1.7L(116HP)/2L(136HP ターボ仕様193HP)と4気筒2Lディーゼル(140HP)がありました。EPS、ABS、トラクションコントロールなどの安全装備を標準設定していました。高性能版の2000ターボ(最高速225km/h)には専用のスポーツサスペンションが設定されました。2008年のマイナーチェンジでアイドルストップシステムと天然ガス仕様2Lエンジンが追加されました。2011年にBクラスをベースにした燃料電池車「F-Cell」が開発されました。2011年に2代目Bクラス(W246)にモデルチェンジしました。
ミニカーは2006年に発売されたミニチャンプス製です。ミニチャンプスらしいそつのない良い出来ばえです。運転席側サイドウィンドーが開いた状態となっているのは室内の造形に手間をかけていることを示すもので、メータ類などの内装がリアルに再現されています。これ以外のW245のミニカーはヘルパの1/87、モンドモータースなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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BMW 645 Ci カブリオレ (E64) ドイツ 2005年
BMW 6シリーズ(E63/E64)の2代目が2003年に登場しました。先代の6シリーズ(E24)は美しい2ドアクーペでしたが、2代目は2ドアクーペと電動式のソフトトップを持つコンバーチブルでした。デザインは1999年に公開されたBMW Z9 コンセプトカーに基づいたもので、7シリーズ(E65)で初めて採用された斬新なフロント/リアのデザインを引き継いでいました。このトランクリッドだけが大きく盛り上がったデザインは「バングルバッド(Bangle-butt)」と呼ばれ賛否両論があるデザインでした。
エンジンは630iがDOHC 6気筒3L(272HP)、645iがDOHC V型8気筒4.4L(333HP)、2005年に追加された650iはDOHC V型8気筒4.8L(367HP)を搭載していました。2007年に635dで6気筒3L(282HP)ツインターボ ディーゼル エンジンが追加されました。レーダークルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、車線逸脱警報、ナイトビジョン(暗視)などの先進システムを搭載していました。高性能版のM6はDOHC V型10気筒5L(500HP)エンジンを搭載して2005年にクーペ、2007年にカブリオレが登場しました。2008年のマイナーチェンジで前後の意匠が小変更され、2011年に3代目6シリーズ(F06/F12/F13)にモデルチェンジしました。2代目6シリーズの総生産台数(M6は除く)は約11万台でした。
ミニカーは2005年頃に発売された京商製です。特徴的なフロント/リアの造形がうまく再現され、灯火類や室内などの細部もそこそこリアルで良い出来ばえです。ボンネット開閉ギミック付で、エンジンもリアルに再現されています。なおこれはBMWディーラー向けの特注品ということで、京商の型番K03512を特別の展示台付ケースに収めたものでした。これ以外の6シリーズ(E63/E64)のミニカーは、京商の1/18のクーペ/カブリオレ、ミニチャンプスのクーペ/カブリオレ、ヘルパの1/87のクーペ/カブリオレなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルーム/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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