ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CHRYSLER GHIA L6.4 1960 USA

CHRYSLER GHIA L6.4 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 241 1/48 106mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 335HP 3段自動変速
性能: 最高速224km/h
データーベースでクライスラー ギアのミニカー検索

 

クライスラー ギア L6.4 アメリカ 1960

 

 イタリアのカロッツェリア ギア社は1916年に設立されました。第2次大戦前には主にフィアット、アルファ ロメオ、ランチアなどのカスタムボディを架装していました。代表的なモデルとしてはアルファ ロメオ 6C 1500フィアット 508 バリッラ クーペなどがありました。1950年代にギア社はクライスラーのデザイナーであったバージル エクスナー(Virgil Exner)と共同で多くのコンセプトカーを発表しました。代表的なモデルとしてはクライスラー K310やクライスラー ノースマンなどがありました。(実車画像→ クライスラー K310 1951) (実車画像→ クライスラー ノースマン 1956)

 

 1960年にはクライスラーの車体を使ってギアが製作したクライスラー ギア L6.4が登場しました。この車はハリウッドの俳優など著名人を対象にした極めて高価な特注車で、わずか26台しか作られていません。V型8気筒6.4L(335HP)エンジン搭載で、名前はエンジン排気量にちなんだものでした。オーナーには歌手のフランク シナトラやディーン マーティンなどがいました。(ディーン マーティンの車は外観がカスタマイズされていた) 当然ながら内装は豪華でエアコン、パワーウィンドー、パワステが装備されていました。(実車画像→ クライスラー L6.4 ディーン マーティンのカスタムカー)

 

 

 ミニカーは1963年に発売されたコーギー製の当時物です。当時のコーギーのアメリカ車のミニカーはアメリカ車以外のミニカー(1/43サイズ)と大きさを揃える為に、縮尺を1/50ほどにしていました。このギア L6.4も縮尺1/48で1/43より一回り小さいサイズになっています。サイズは小さいのですが、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。当時としては画期的であったボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミックの付いたこのミニカーは、2年間で100万台以上も売れました。リアシート背後にコーギー ブランドのロゴに使われているコーギー犬のフィギュアが載っているのはコーギーらしい楽しい演出です。実車はほとんど知られていないので、ミニカーのほうが実車よりも有名ではないかと思います。

  これ以外のL6.4のミニカーはネオ(レジン製)がデュアル ギア L6.4をモデル化していますが、このデュアル ギアとは当時ギアが製造したクライスラー系の特注車を販売していたアメリカの自動車会社の名前です。ギア L6.4はこの会社の派生モデルでもあったのでデュアル ギア L6.4とも呼ぶようです。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンの中央部に黄色の丸い突起が見えますが、これは前車軸と連動してボンネットを押し上げる為の突起です。つまりボディを押し下げるとボンネットの先端が少し持ち上がって、ボンネットが開けやすくなるのです。昔のミニカーにはこんな具合のちょっとした仕掛け(ギミック)もついていたのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER GHIA L 6.4 1
CHRYSLER GHIA L 6.4 2

 以下は室内部分の俯瞰図とドアを開いた室内の画像です。リアシート背後にはコーギー犬のフィギュアが載っています。室内は紙のシールでセンターコンソールが再現されています。センターコンソールの上にある四角の箱はバックミラーのようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER GHIA L 6.4 2

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GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 1961 USA

GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 497 1/49 108mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.45m 全幅約1.96m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.5L 325HP 3段自動変速
性能: 最高速19980km/h
データーベースでGM オールズモービルのミニカー検索

 

GM オールズモービル スーパー 88 ’0011 ナポレオン ソロ’ アメリカ 1961

 

 オールズモービルはGM グループではビュイックに次ぐ中級車で、1950~1960年代には先進的なデザインを特徴とするブランドでした。グレードとして下から60、70、80、90の4 シリーズがあり、88というのは80シリーズの8気筒エンジン搭載車です。(2桁目がエンジン気筒数を意味する) 88は最上級仕様の98の下のグレードですが、スポーティな性格の車でした。 88の初代は1949年に登場しました。1961年式の88は5代目で、スーパー 88はV型8気筒6.5L(325HP)エンジンを搭載した高性能版でした。

 

 このスーパー 88のミニカーは1966年に発売されたコーギーの当時物です。コーギーのスーパー 88のミニカーは1962年に型番235で発売されたのですが、これは1965年から日本でTV放映されたドラマ「0011 ナポレオン ソロ」(原題 The Man from U.N.C.L.E.)の劇中車という設定のものです。このTVドラマは当時かなり人気がありましたので、私と同年齢ぐらいの方はよくご存じだと思いますが、知らない方はこちらの→「0011 ナポレオン ソロ」 Wikipedia サイトを参照してください。劇中車ということで、ボンネットに「U.N.C.L.E.」のロゴが印刷され、スポットライトが追加され、フロントウィンドーには弾痕が付いています。さらに屋根上のボタンを押すことで、銃を構えたフィギュアが運転席と助手席から交互に顔を出すといったギミックが付いています。コーギーのギミック付のミニカーとしてはやや地味な存在のミニカーでしたが、それでも148万台が売れました。(ボディカラーが白の色違いがありました)

 

 

 以下はフロント/リアの拡大画像とギミックの動作画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 1
GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 2

 以下はフィギュアの拡大画像と「U.N.C.L.E.」ロゴ/ミニカーの内箱の画像です。運転席側のフィギュアはナポレオン ソロ(ロバート ヴォーン)で助手席側のフィギュアはイリヤ クリヤキン(デヴィッド マッカラム)で、そこそこ似てます。なおナポレオン ソロの銃は欠落しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 3
GM OLDSMOBILE SUPER 88 'THE MAN FROM UNCLE' 4

 映画やTVの劇中車などをモデル化したミニカーをマスコミ物のミニカーと呼びます。そのマスコミ物のミニカーで当サイトが紹介しているものの一部を以下にまとめてみました。まずはTVドラマ版 初期のバットマンのバットモビルです。1962年に発売されたコーギー製の当時物ミニカーです。このミニカーにも面白いギミックが満載されています。ギミックの詳細は当サイトのギミックのページで簡易動画で紹介していますので、そちらでご覧ください。→バットモビルのギミック紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BATMAN BATMOBILE 1
BATMAN BATMOBILE 2

 次も1960年代のアメリカのTVドラマ「グリーンホーネット」(THE GREENHORNET)の劇中車のブラックビューティです。1967年に発売されたコーギー製の当時物ミニカーです。これも面白いギミックが満載されています。ギミックの詳細は当サイトのギミックのページで簡易動画で紹介していますので、そちらでご覧ください。→ブラックビューティのギミック紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GREEN HONET BLACK BEAUTY 1
GREEN HONET BLACK BEAUTY 2

 以下は1980年代のアメリカのTVドラマ「ナイト ライダー」(KNIGHT RIDER)の劇中車のナイト 2000 KITTです。2004年に発売されたアオシマ スカイネット製のミニカーです。フロントのスキャナーが動作するギミックが付いています。詳細はアメリカ車のページで紹介していますので、そちらでご覧ください。→ナイト 2000 KITTの紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
KNIGHT RIDER KNIGHT 2000 1
KNIGHT RIDER KNIGHT 2000 2

 以下は1985年の映画「バック トゥ ザ フューチャ」(Back to the Future)の劇中車のDMC デロリアンです。2001年に発売されたコーギー製のミニカーです。ブラウン博士(ドク)のフィギュアが付き、ドアが開閉します。詳細はアメリカ車のページで紹介していますので、そちらでご覧ください。→DMC デロリアンの紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 1
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 2

 以下は1970年代のTVドラマ「刑事コジャック」(KOJAK)の劇中車のGM ビュイック リーガルです。1976年に発売されたコーギー製のミニカーです。刑事コジャックと相棒のフィギュアが付き、ドアが開閉し、銃の発射音のような音がするギミック付です。詳細はアメリカ車のページで紹介していますので、そちらでご覧ください。→GM ビュイック リーガルの紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BUICK REGAL POLICE KOJAK 1
BUICK REGAL POLICE KOJAK 2

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FORD LINCOLN CONTINENTAL CABRIOLET 1961 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT PW05 1/43 125㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル カブリオレ アメリカ 1961

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目となりました。先代とは打って変わって無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前がタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお名前に「MK(マーク)」が付いた2ドアのコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブル(ソフトトップは電動格納式→格納動画)のみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは大幅なデザイン変更なしに、1969年まで生産されました。このデザインを変えない方針は4代目リンカーン コンチネンタルのイメージを世間に定着させることになりました。暗殺されたJ.F.ケネディ大統領の大統領専用車としても有名でした。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミントの1960年代のアメリカ車をモデル化した1960年代シリーズの1台で、1990年に発売されました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風ですが、エンジンやサスペンションが再現され、カブリオレなので室内も良く再現されていて、実に素晴らしい出来ばえです。ただフロントスクリーンがやや大きめでアンバランスな感じがするのは惜しいです。 以下はフランクリン ミントのフロント/リアの拡大画像と観音開きで開くドア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

 以下はボンネットを開いたエンジン部の画像と底板の画像です。エンジンやサスペンションがそこそこ精密に再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 3
FORD LINCOLN CONTINENTAL 4

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FORD H-SERIES CAR TRANSPORTER (CARRIMORE) 1961 USA

FORD H-SERIES CAR TRANSPORTER (CARRIMORE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 1138 1/48 270mm (キャブ単体 103㎜)

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約13m 全幅約2.8m
エンジン 変速機: 気筒 12L ディーゼル 180-220HP 5段変速
性能: 最高速 不詳 最大積載量 25t
データーベースでフォード Hシリーズ トラックのミニカー検索

 

フォード H シリーズ カートランスポーター (キャリモア) アメリカ 1961

 

 フォード UKの商用トラックの概要についてD800 トラックの欄に記載しました。フォード USAの商用トラックについて概要を説明します。1930年代までは乗用車のT型/A型/V8型をベースにしたピックアップやバンがほとんどでした。1940年代になると中型商用トラックのFシリーズが登場します。Fシリーズはピックアップ、パネルバン、トラック、バス用シャーシなど様々な用途で幅広く使われています。なおアメリカではピックアップは乗用車と同じような感覚で使われますので、ピックアップは純粋の商用車ではありません。

 

 Fシリーズの大型モデルは1960年代にボンネット式大型トラックのNシリーズに変わり、1970年代にはLシリーズに発展しました。Lシリーズは1990年代にLTL-9000やAEROMAXに発展しました。COEと呼ばれるキャブオーバー式大型トラックのCシリーズが1957年に登場しました。Cシリーズには背の高いキャブを特徴とするHシリーズが追加され、Hシリーズにはフォード トラック初のディーゼルエンジン仕様も設定されました。HシリーズはWシリーズ、CLシリーズ、1990年代のCARGOに発展していきました。フォードは1996年にこれらの大型トラックの製造権をフレイトライナー社に売却し、大型トラック市場から撤退しました。
データーベースでフォード Fシリーズ トラックのミニカー検索
データーベースでフォード Cシリーズ トラックのミニカー検索

 

 

 ミニカーはコーギー製の当時物で、Hシリーズのカートランスポーター仕様ををモデル化しています。トラクターキャブは当時としては非常にリアルな造形で、ドアミラーや屋根上のホーンなどの細部も良く再現してあり非常に良い出来ばえです。カートランスポーターは「CORGI CARS」ロゴのついたパネルやリアのランプ台などはコーギーの創作のようですが、当時のキャリモア社のMK IIIという実在するカートランスポーターをモデル化しているようです。カートランスポーターのミニカーはたくさんありますが、ビンテージ ミニカーのなかではこのコーギー製が一番優れていると思います。何故かというとカートランスポーターに車を積載するギミック動作がいかにもそれらしくて楽しいからです。

 最近のEXOTOの1/43モデル(例:バルトレッティ トランスポーター)などはもっと精密にできていますが、EXOTO製では壊れることが心配で気軽に楽しむ気持ちにはなれません。以下このミニカーのギミックを簡易動画で紹介します。個人的に好きなミニカーなのでいつもより手が込んだ動画になってしまい、ファイル容量が大きいので少し動作が遅いです。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします) まずはキャブ単体とカートランスポーターです。キャブ上半分をチルトさせて開くと、そこそこリアルに再現されたエンジンが見えます。カートランスポーターの車両を載せる台の赤い車止めは位置をスライドさせて変えることができます。

FORD H TRACTOR
CAR TRANSPORTER 1

 次は車両を積み込む為の後部のランプ台の動作と、トラクターとの連結動作です。上段を支えるレバー部分の赤い矢印を合わせた位置で、リアドア(ランプ台)のロックが外れます。トラクターにカートランスポーターを接続して折り畳み式前輪を引き上げると接続がロックされます。折り畳み式前輪を下におろすと、ロックが外れるようになっています。
CAR TRANSPORTER 2
CAR TRANSPORTER 3

  最後は車を積み込む動作です。カートランスポーターの縮尺が1/48と少し小さいので、1/43サイズのミニカーの場合は小型車でないと上段に3台乗せることはできません。
FORD CAR TRANSPORTER

 なおフォード USAのトラクターとイギリス キャリモア社のカートランスポーターの組合せは現実にはなかったと思いますが、このミニカーは北米市場向けだったとのことでこのような組合わせになったようです。後に同じカートランスポーターでトラクターをスキャメルに変えたもの(型番1148)も発売されてます。またコーギーは積み込む台を3段式にしたカートランスポーター(型番1146)も作っていますが、さすがにこれは現実味がなく不格好です。このHシリーズのキャブを使ったレッカー車やコンテナトレーラーもモデル化されています。

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FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 1961 USA

FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 1143 1/48 113mm (ブーム含み 121㎜)

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2.4m
エンジン 変速機: 気筒 12L ディーゼル 180-220HP 5段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでレッカー車(牽引車)のミニカー検索

 

フォード H シリーズ レッカー車 ホルムズ アメリカ 1961

 

 レッカー車とは自走できなくなった車の前輪又は後輪を吊り上げ、牽引するための装置を備えた特種車両です。英語ではTOW TRUCK 、WRECKER、RECOVERY VEHICLEと呼びます。レッカー車には色々なタイプがありますが、現在のレッカー車の元祖はアメリカ人のアーネスト ホルムズが1913年に考案しました。

 ホルムズの考案の基本はレッカー車に2本のブーム(クレーンの腕)を備えることでした。片方のクレーンのフックを安定した物に接続してレッカー車を固定すれば、レッカー車が傾くことなく安定した状態で、もう片方のクレーンで車が回収できるというものです。(以下はこのミニカーの箱絵で、ここに描かれているような作業です) ホルムズは特許取得後にレッカー車関係の設備を販売するアーネスト ホルムズ社を設立しています。

 

FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 1

 

 

 ミニカーはコーギー製で、1967年に発売されました。フォードのHシリーズ キャブオーバー式トラックのホルムズ レッカー車仕様のモデル化で、作業員のフィギュアが2体付いています。(Hシリーズなどのフォード USAのトラックについてはHシリーズ カートランスポーターの欄を参照されたし) このレッカー車の実車をWEB検索してみましたが、それらしい物が見当たらないので、このレッカー車はたぶんコーギーの創作で実車は存在しないと思われます。

 ただしブームを2本使うホルムズのレッカー車はたくさん実物が見つかるので、このレッカー車部分は創作ではありません。2本のブームは自由に動き、ウインチは実際に巻き取ることができます。ウインチの巻き取りはレッカーの側面にあるタイヤ(巻き取りホイール)を回すことで行うのですが、単純な巻き取りではなく非常に凝った構造になっています。

 巻き取りホイールには簡単なラチェット機構が付いていてカチカチとした操作感があり、ワイヤー側から引っ張っても簡単には緩みません。また巻取り部の上部にある赤いライトはウインチの左右連動と左右独立を切り替えるレバーになっています。なおブームなどの金属パーツは現状では錆びたくすんだ色をしていますが、新品の時は金メッキで輝いていたはずです。(50年も前のことなので覚えていませんが)

 以下はトラック キャブのチルト動作と、クレーン操作部分の拡大画像です。キャブはドアミラーや屋根上のホーンなどの細部が良く再現してあり、非常に良い出来ばえです。上半分をチルトさせて開くと、そこそこリアルに再現されたエンジンが見えます。クレーン操作部の赤いライトは巻き取り動作の切り替えレバーで、中央位置にすると左右のウインチが連動します。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変わります)
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 3
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 4

 子供のおもちゃであったミニカーに、ここまで実車に似せた機能を組み込んだことに私は感心します。さらに今回新しく気が付いたことがあります。ウインチの先端のフックの上に丸い球が付いていますが、これは何故ついているのでしょうか。本物のレッカー車にこのような球は付いていません。これは私の推測ですが、この球の重さでワイヤー(実際は糸ですが)がだらしなく弛まないようにしているようです。(フックだけでは重さが足らないので) そんな訳でこのレッカー車は、コーギーの設計者がずいぶん思い入れを込めて設計したことが分かります。

 私が長々とこのレッカー車の説明を書いたのは、昔のミニカーの中には現在のミニカーよりも技術的に高度なものがあったことを知ってもらいたいからです。現在のマニア向けミニカーは外観をリアルに再現することに重きを置いていますが、これは技術的に難しい訳ではなく作るのに細かい手作業が必要なだけです。(型を作る職人の技術は必要ですが) それに対して昔のミニカーは触って楽しむことに重きを置いているので、触っても簡単に壊れないことが絶対条件で、なおかつ面白いギミック(可動部など)を工夫してありました。スケールモデル至上主義的なマニアが増えたことやコストと少量生産対応のからみなど色々な理由で、1/43サイズではギミックの付いたミニカーが少なくなりました。ただ台座から取り外すことさえもできないミニカーよりも、ギミックの付いたミニカーのほうが何倍も楽しめることは間違いない事実です。以下はレッカー作業をミニカーで再現してみた簡易動画です。(画像のマウスオーバー又はタップで動画がスタートします)
FORD H-SERIES WRECKER HOLMES 2

 コーギーは同じレッカー部分を使って型番1144で、ベルリエ TLM ホルムズ レッカー車も作っています。ただコストダウンで、ワイヤー巻取り部の左右連動などの凝った構造は簡素化されています。それと同じレッカー部分は最近のUSA版コーギーのレッカー車にも使われています。単純な1本のクレーンを持つレッカー車、軍用の戦車回収車、空港の飛行機の牽引車、クレーンの無い車両運搬車など、大小様々な種類のレッカー車がミニカーになっています。
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GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 1962 USA

GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 930 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m? 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 2.3L ターボ 102HP 4段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでモンザ GTのミニカー検索

 

GM シボレー コルベア モンザ GT アメリカ 1962

 

 シボレー コルベア モンザ GTは1962年に発表されたデザインを目的とした実験車でした。ベースとなったのはGMのリアエンジンのコンパクトカーシボレー コルベアで、エンジンをミドシップ配置に変更し未来的なスポーツカーに仕立てたものでした。オープンのロードスター仕様のモンザ SSも同時に公開されました。デザイナーはコルベット スティングレイ(C3型)をデザインした日系人のラリー シノダ氏で、コルベット スティングレイに通じる非常に魅力的なデザインです。通常のドアはなく戦闘機のようにキャノピー部分を大きく開くことで乗り降りを行います。また尖ったボディ先端にあるヘッドライトのカバーが開いてヘッドライトが露出する構造は独創的でかっこいいです。

 

 1965年に登場したコルベアの2代目は、モンザ GTのイメージを実用車に落とし込んだスポーティな美しいデザインでした。GMはコルベアをフォード マスタングに対抗するスポーティカーに仕立てるつもりだったようです。ただハイパワーエンジンを搭載したコルベアは、リアエンジン車特有のオーバーステアでコントロールを失い横転する事故が多発して問題となり1969年に生産中止となりました。

 

 

 ミニカーは1964年に発売された北欧デンマークのメーカーだったテクノの当時物です。(現存するテクノはオランダのメーカーです) 流線形デザインが見事に再現されていて非常に素晴らしい出来ばえです。屋根がないオープン仕様(モンザ SSとは違う)もあり、カラーバリエーションが非常に多くありました。見た目がかっこいいことからかなり人気があったミニカーでした。当時のテクノのミニカーの最大の特徴は、初期の物は違いますが、分解/組立ができる構造となっていたことでした。(その為、その分だけ高価でした) このモンザ GTにもこの分解/組立ギミックが付いています。当サイトのギミックのページでその詳細を紹介していますので、是非そちらもご覧ください。→ テクノ モンザ GTのギミック紹介ページ これ以外のモンザ GTのミニカーは、このテクノ製をコピーしたオートピレンやジョアルの物、エーダイ グリップの1/28がありました。最近ではオートカルト(レジン製)がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャノピーを開いた室内とエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 3
GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 4

 以下はバリエーションのモンザ GT スパイダー(1/43 型番931)の画像です。屋根がないだけであとは上記と同じです。これは光沢のある厚いクロームメッキがされていて、半世紀経過した今でもきれいな状態です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 1
GM CHEVROLET CORVAIR MONZA GT 2

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FORD LINCOLN CONTINENTAL 1962 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TEKNO 829 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速201km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル アメリカ 1962

 

 1961年にリンカーンは革新的なモデルチェンジを行い、4代目に代わりました。無駄な飾りがない直線的でシンプルなデザインが採用されました。この4代目から「MK(マーク)」が付かないリンカーンのセダン系(4ドア セダンとコンバーチブル)の名前はタウンカー/プレミアからコンチネンタルに一本化されました。またデザインの連続性を高めるために、リンカーンはフォードの他のブランドより長期のモデルサイクルを採用することになりました。なお「MK(マーク)」が付いたコンチネンタルは1968年にコンチネンタル MK IIIとして復活しています。

 

 4代目リンカーンは3代目サンダーバードのホイールベースを延長したシャーシに、V型8気筒7L(315HP)エンジンを搭載していました。エンジンは1966年に7.6L(340HP)に拡大され、これはフォード最大の排気量でした。ボディはセダンと4ドアコンバーチブル(ソフトトップは電動格納式→格納動画)のみで、セダンの4ドアは観音開きが採用されました。また4ドアコンバーチブルは戦後の車としては唯一のモデルでした。4代目リンカーンは大幅なデザイン変更なしに、1969年まで生産されました。このデザインを変えない方針は4代目リンカーン コンチネンタルのイメージを世間に定着させることになりました。暗殺されたJ.F.ケネディ大統領の大統領専用車としても有名でした。

 

 

 ミニカーはテクノ製で、1963年に発売されました。デンマークのテクノは1950-1960年代に乗用車や商用車を1/43でモデル化していました。後期の物には高度な分解組立ギミックが付いていました。(参照ページ→モンザ GT ギミック) このコンチネンタルはフロントグリルの意匠から1962年式をモデル化しているようです。キャビン部分が少し小さめにデフォルメされているので、前述したコンバーチブルより大きく見えますがほぼ同じサイズです。グリルやバンパーなどが金属製で素朴で頑丈な作りになっていて、ボンネットとトランクが可動します。 (なお分解組立ギミックはこのミニカーには付いていません) 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

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FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 1962 USA

FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT PW33 1/43 122mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 300HP 3段自動変速
性能: 最高速203km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード スポーツ ロードスター  アメリカ 1962

 

 サンダーバード 3代目が1961年に登場しました。デザインは未来の車をイメージしたというスタイリング 実験車レバーカーのイメージを取り込んだ流線型の極めて斬新なものでした。シンプルで独創的なフロントは今見ても魅力的ですし、ジェット機の排気口をイメージした丸型のリアライトはかっこいいです。300HPのハイパワー車でしたが、柔らかいサスペンションを持つ極めてアメリカ的な高級車でした。ハードトップとコンバーチブルの設定があり年間7万台以上も販売されるほど大ヒットし、フォード車のイメージアップに大きく貢献しました。

 

 サンダーバードはT-BIRDと呼ばれ、当時の若者にも人気があったようです。1960年代のビーチ ボーイズの流行歌「FUN FUN FUN」には父親のT-BIRDでドライブする娘の話が出てきます。1962年にはコンバーチブルのリアシートをFRP製のカバーで覆って2シータに見せかけた、スポーツ ロードスターが登場しました。またハードトップにビニールレザーを張りランドージョイント(開閉金具)を付けて幌風に見せかけたランドー仕様がハードトップに次ぐ人気となり、以後のサンダーバードにも継承されました。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミント製の1/43で、1991年に発売されました。これは「1960年代のクラシックカー」という1960年代の名車12台を1/43でモデル化したシリーズの1台です。このシリーズは1台9500円と高価でしたが、ドアやボンネットが可動し、エンジンやシャーシのメカ部分が再現された当時最も精密な1/43のミニカーでした。(「1950年代のクラシックカー」シリーズもありました) このサンダーバードはヘッドライトが透明プラでないところなどがややレトロな作風ですが、かなり良く出来ています。 以下はフロント/リアの拡大画像とエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

 サンダーバード 3代目のミニカーとしてはソリドの当時物、アンソンの1/18、 JOHNNY LIGHTNINGの1/64、最近のレジン製ではMATRIXなどがあります。1963年に発売されたソリドの当時物はハードトップ(型番128)をモデル化していました。以下はそのハードトップの型をリファインして1985年頃に発売されたコンバーチブル(型番4504)の画像です。ボンネットが開閉でき、エンジンが再現されています。室内は紙のシールでドアの内張を表現しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 3
FORD THUNDERBIRD 4

 以下は1988年頃に発売されたソリドのG.スポーツ(スポーツ ロードスター)(型番4517)の画像です。上述したコンバーチブルのバリエーションで、リアシートのFRP製カバーが追加され、ホイールがワイヤースポーク タイプに変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 1
FORD THUNDERBIRD SPORT ROADSTER 2

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GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ CONVERTIBLE 1963 USA

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT RI92 1/43 134mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.66m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 4段自動変速
性能: 最高速195km/h
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド ビアリッツ コンバーチブル アメリカ 1963

 

 7代目キャディラック 60系(4代目エルドラド)が1961年に登場しました。(実車画像→キャディラック62 セダン 1961年) 1959年型の大きくなり過ぎたテールフィン デザインへの反動が起こり、テールフィンは一挙に小さくなりました。テールライトはテールフィンのなかに納められた縦長の小さなものになり、この縦長のテールライトはその後キャディラックの特徴的なデザインとなっていきました。

 

 1963年型ではテールフィンはさらに小さくなり、ボディ全体もより直線的になりボディ側面はフラットになりました。この直線的なデザインはその後1980年代まで継承され、シンプルでフォーマルな雰囲気がキャディラックらしさとなりました。キャディラックのエントリーレベルであったシリーズ60系は、1965年からカレー(CALAIS)という名前にに変わりました。(そのカレーも1976年にはなくなりましたが) なお最上級車エルドラドは先代ではクーペ/コンバーチブル/4ドアハードトップがありましたが、4代目では2ドアコンバーチブルだけとなりました。

 

 

 ミニカーは1990年頃に作られたフランクリン ミントの1/43の1960年代シリーズの一つです。このシリーズは1960年代の代表的なアメリカ車12車種をモデル化したもので、ドアやボンネットが開閉でき室内も良く作り込まれていました。このキャディラック エルドラドも、特徴的な小さなテールフィン/テールライト/直線的なボディがうまく再現されています。ヘッドライトなどがややレトロな作風ではありますが、当時としては精密な1/43のミニカーでした。この世代のキャディラックのこれ以外のミニカーは、ディンキー(英)の当時物、ウエスタンモデル(ホワイトメタル製)の1/43、ダンバリーミントの1/24、シグネチャーの1/32などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 2

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GM BUICK RIVIERA 1963 USA

GM BUICK RIVIERA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLINMINT RH39 1/43 123mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.6L 325HP 2段自動変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでビュイック リビエラのミニカー検索

 

GM ビュイック リビエラ アメリカ 1963

 

 1950年代後半のGM車のデザインはビュイック ロードマスターシボレー インパラなどのように派手でダイナミックなデザインでした。そのデザインは1960年代になると直線を基調としたシンプルなデザインに変わっていきました。1960年頃のビュイックのモデルレンジは下位グレードからコンパクトカーのスペシャル/スカイラーク、フルサイズののルセーバー/インビクタ/エレクトラがありました。エンジンはV型6気筒3.2L、V型8気筒3.5L/4.9L/6L/6.6Lなどが搭載されていました。(実車画像→ ビュイック エレクトラ 1961)

 

 1963年に最上級グレードのパーソナルカーとしてリビエラが登場しました。リビエラという名前は1949年式ロードマスターの2ドアハードトップのグレート名に使われていましたが、1963年から独立したモデル名となりました。リビエラは2ドアハードトップ クーペだけの特別なモデルで、リビエラ専用のボディは直線的なエッジが効いた魅力的なデザインでした。1964年にエンジンがV型8気筒7L(340HP)に変更され、新型の3段自動変速機が採用されました。標準のビュイックより外形が小さい軽量ボディでサスペンション設定も変更されていたので、走行性能が優れていました。リビエラはフォード サンダーバートに対抗するパーソナルカーとして登場し成功しました。1966年にリビエラ 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ビュイック リビエラ 1966)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。1960年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化した60年代シリーズの1台です。このシリーズは全てボンネット/ドアの開閉ギミック付でエンジンや床下のサスペンションなども結構リアルに再現されていました。このリビエラもフロントグリルはややレトロな作風ですが、特徴的なエッジの効いたボディが良く再現されています。室内は紙のシールでインパネが再現され、ボンネットを開くとV型8気筒エンジンがそこそこリアルに再現されています。これ以外のリビエラ初代のミニカーはコーギーの当時物、ディンキー(香港製)の当時物、アーテルの1/18、ジョニーライトニングの1/64、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM BUICK RIVIERA 1
GM BUICK RIVIERA 2

 以下は1964年に発売されたコーギー製の当時物 ビュイック リビエラ (1/50 型番245)の画像です。アメリカ車はサイズが大きいのでコーギーはアメリカ車を少し小さめにモデル化することが多く、これも縮尺1/50(全長106㎜)ほどでモデル化されています。したがって上記フランクリン ミント製より少し小さめなのですが、特徴的なボディは良く再現されています。以下の画像でライトが点灯しているように見えますが、このミニカーにはコーギーが「TRANS-O-LITE」と称するヘッドライト/テールライトを点灯させるギミックが付いています。このギミックの詳細については当サイトのギミックのページで紹介していますので、そちらを参照してください。(参照ページ→ビュイックリビエラのギミックのページ) なおリアに付いている灰色の連結フックは別売りのトレーラなどを連結するものです。(リビエラはギフトセットGS31でトレーラに載せた大型のボートとセットになったものが販売されていました)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM BUICK RIVIERA 3
GM BUICK RIVIERA 4

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