ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

MAZDA R360 COUPE 1960 JAPAN

MAZDA R360 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43152 1/43 72㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.98m 全幅約1.29m
エンジン 変速機: 空冷V型2気筒 360cc 16HP 4段変速 2段自動変速
性能: 最高速85km/h
データーベースでマツダ R360のミニカー検索

 

マツダ R360 クーペ 日本 1960

 

 マツダは1960年にR360 クーペで乗用車市場にも進出しました。戦後の車として初めてクーペという名前を付けたこともあって、スタイリッシュなボディ デザインが特徴です。後のコスモ スポーツにも通じるノーズのデザインは東洋工業のデザイナーが担当したそうですが、この車にかけた情熱が感じられるデザインだと思います。後席が有るのですが、非常に狭いので子供用で大人の乗車定員は2名です。アルミニウムやプラスチックなどを使ったボディは380kgと超軽量で、強制空冷V型2気筒360cc(16HP)OHVアルミ合金製エンジンをリアに搭載するRR車で、4段変速で最高速85km/hの性能でした。トルクコンバーターを用いた2段のオートマチックトランスミッションが軽自動車で初めて設定されていました。

 

 価格は2年前に発売されていたスバル 360(定価約36万円)よりも安い30万円で、当時の乗用車で一番安かったことから、発売当初は非常に高い人気が出ました。ただ4人乗れるスバル360に対して、2人しか乗れないR360クーペは不利で、4座の軽乗用車キャロルが登場するとR360クーペの人気はなくなりました。1962年までに約6500台が生産されました。

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたエブロ製です。実車が小さいのでミニカーも小さいですが、室内などの細部もそこそこ再現されていて良くできています。当時物のミニカーとしてはミクロペットやモデルペットがありましたが、まずお目にかかれないレア物です。(私も実物を見たことがありません) 最近の物では京商のポリストーン製、国産名車コレクションの1/43と1/24があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と俯瞰/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA R360 COUPE 1
MAZDA R360 COUPE 2

 以下は2007年に発売された国産名車コレクションのR360(1/43 No.33)の画像です。メーカーはノレブで、雑誌付きミニカーながらこれも良く出来ています。タイヤが灰色に見えるのはゴムの添加物(有機溶剤?)が表面に染み出したようで一種の経年劣化です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA R360 COUPE 3
MAZDA R360 COUPE 2

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MAZDA CAROL 1962 JAPAN

MAZDA CAROL 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43387 1/43 72㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.99m 全幅約1.3m
エンジン 変速機: 4気筒 360cc 20HP 4段変速 2段自動変速
性能: 最高速94km/h
データーベースでマツダ キャロルのミニカー検索

 

マツダ キャロル 日本 1962

 

 前述したR360 クーペでスバル 360の牙城を崩すことが出来なかったマツダは、新たに開発した軽自動車キャロルを1962年に登場させました。キャロルの特徴は軽自動車ながら、ボンネット、キャビン、トランクの分離した3ボックス スタイルと豪華な内外装でした。(リアエンジンですので荷物スペースはフロントですが) これを可能にしたのはクリフカットというリアウインドーを垂直に立てたキャビンで、これはイギリスのフォード アングリアで有名になったスタイルですが、国産車では珍しいものでした。

 

 水冷4気筒360cc(18HP)OHVアルミ合金製という高度なエンジンをリアに搭載するRR駆動方式で、4段変速で最高速94km/hの性能でした。当初は2ドアだけでしたが、1963年には軽初の4ドアも追加されました。4ドアの3ボックススタイルが売りでしたが、このサイズでの4人乗車は寸法的に厳しく(なんとか4人乗ったようですが)、また構造的に車重が重くなることから動力性能面でも不利でした。

 当初はスバル 360を脅かしたようでしたが、動力性能の低さが販売上のネックとなりました。その後軽自動車市場にはダイハツのフェロー(1966年)やホンダのN360(1967年)といった高性能な新型車が登場し、キャロルは見劣りするようになりました。当時のマツダは小型車とロータリーエンジン開発に注力していた為、キャロルのモデルチェンジは行われず、1966年のマイナーチェンジを経て1970年に生産中止となりました。総生産台数は約26万台でした。初期の軽自動車として、非常にユニークな存在でした。

 

 

 ミニカーはエブロ製で2003年に発売されました。前期型4ドアのモデル化で、プロポーションが良く実車のイメージをうまく再現した良い出来ばえです。キャロルはいまひとつ人気が無かったのか? 当時物のミニカーはありませんでした。最近の物では京商のポリストーン製の後期型4ドア(1/43)、トミカ リミテッドの前期型4ドア、コナミの前期型2ドア(1/64)、国産名車コレクションの1/43と1/24などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA CAROL 1
MAZDA CAROL 2

 以下は2006年に発売された国産名車コレクションのキャロル(1/43 No.22)の画像です。メーカーはノレブで、フロントグリルが変更された後期型2ドアをモデル化しています。雑誌付きミニカーながら良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA CAROL 3
MAZDA CAROL 4

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MAZDA FAMILIA 1964 JAPAN

MAZDA FAMILIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MODELPET 30 1/40 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.46m
エンジン 変速機: 4気筒 800cc 42HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
データーベースでマツダ ファミリアのミニカー検索

 

マツダ ファミリア 日本 1964

 

 軽自動車キャロルに続いて開発されたのが小型車で、まずは商用車(テールゲート付ライトバン)がファミリアとして1963年に登場しました。キャロルのエンジンを拡大した水冷4気筒782cc(42HP)エンジンを搭載していました。翌1964年には乗用タイプのワゴン、4ドアセダン、2ドアセダンが追加されました。さらに1965年には新設計の4気筒1L(68HP)SOHCエンジンを搭載したクーペが追加されました。クーペは4段フロアシフトで前輪ディスクブレーキを装備し最高速145km/hとかなりスポーティなモデルでした。

 

 ファミリアのデザインは内製だったそうですが、デザイナーのベルトーネが関わっていたようです。ボディ側面を一周するラインを強調して船の甲板を模したこのスタイルはフラットデッキ スタイルと呼ばれ、GM シボレー コルベアなどこの当時に流行ったものでした。この個性的で美しいスタイルが好評で、性能も良かったので初代ファミリアは商業的に成功しました。

 

 

 ミニカーは1965年に発売されたモデルペット製で、唯一の当時物ミニカーです。プロポーションが正確で、実車の雰囲気が良く再現された良い出来ばえです。アンチモニー製でアンチモニーの下地メッキ処理で表現されたサイドラインがフラットデッキ スタイルを表現するのにうまくマッチしています。50年以上も昔のミニカーがこんなきれいな状態のままなのは、やはり材質がメッキした金属だということが大きいと思います。(箱に入れた状態ではなく、ディスプレイ棚にずっと陳列していました。ただし直射日光は避けています。) これ以外のミニカーでは、トミカ リミテッドのワゴン/バン/バンのパトカー、国産名車コレクションの2ドアセダンがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネット/トランク開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA FAMILIA 1
MAZDA FAMILIA 2

 以下は2010年に発売された国産名車コレクションのファミリア 800(1/43 No.18)の画像です。メーカーはノレブで雑誌付きミニカーながらかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA 3
MAZDA FAMILIA 4

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MAZDA LUCE 1966 JAPAN

MAZDA LUCE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 158 1/40 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 78HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでマツダ ルーチェのミニカー検索

 

マツダ ルーチェ 日本 1966

 

 マツダがファミリアの次に発売したのは高級車のルーチェでした。(ルーチェとはイタリア語で光の意です) トヨタ クラウンや日産 セドリックのような法人用途ではなく、オーナードライバー向けのパーソナルカーを目指した車でした。ルーチェの最大の特徴はその美しく上品なスタイルで、ベルトーネ時代のジウジアーロのデザインでした。4気筒1.5L(78HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速150km/hの性能でした。

 

 大柄なボディに1.5Lエンジンはややアンダーパワーで、1967年にエンジンを86HPにパワーアップし、内外装をスポーティに仕上げたSSが追加され、さらに1.8L(100HP)エンジンも追加されました。(1.8Lの最高速は160km/h) 当時の日本ではこのようなパーソナル用途の高級車の需要は少なくあまり売れませんでした。ただしデザインの良さで欧州向け輸出は好調だったそうです。

 

 

 ミニカーは1967年に発売されたダイヤペット製の当時物です。実車を正確にスケールダウンした秀作ですが、シンプルなデザインゆえにこの1/40のサイズではそのイメージが希薄になります。(多分もう少しデフォルメしたほうがそれらしく見えるはずです) なおヘッドライトにダイヤカットガラスを使ったのは、ダイヤペットではこれが初めてのはずです。前述したモデルペットのファミリアに比べるとこちらはノーズ先端部分など少し塗装が剥がれていますが、これは子供のころに遊んで何かにぶつけたことが原因です。2019年現在でも初代ルーチェのミニカーはこのダイヤペット製の当時物しかありません。(ミクロペットのルーチェはプロトタイプですので別です) この車のデザインは素晴らしいと思うので、どこかがダイキャスト製でモデル化して欲しいです。 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク/ボンネット開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA LUCE 1
MAZDA LUCE 2

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MAZDA COSMO SPORT 1967 JAPAN

MAZDA COSMO SPORT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 166 1/40 106mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.13m 全幅約1.59m
エンジン 変速機: 2ローター 491X2cc 110HP 4段変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでマツダ コスモ スポーツのミニカー検索

 

マツダ コスモ スポーツ 日本 1967

 

 ロータリーエンジンを初めて搭載した市販車はNSU スパイダーですが、この車はエンジンも含めて車全体が実用的ではありませんでした。その点で真に実用的なロータリーエンジン搭載車は、コスモ スポーツで1967年に発売されました。(マツダのロータリーエンジン開発に関する話題は省略します、マツダのサイトなどを参照して下さい)

 

 コスモに搭載されたロータリーエンジンは2ローター(491ccX2)(110HP)の10A型で、総アルミニウム合金製でした。この画期的なエンジン同様、シャーシもダブル ウィッシ ュボーン前輪独立懸架、リアがド ディオン アクスル、ラック&ピニオンのステアリング、4段フルシンクロ変速機など高度な内容でした。またコスモ(宇宙の意)という名前の元となった宇宙船のようなイメージのボディは、ロータリーエンジンのコンパクトさを生かしたユニークなデザインでした。当時のトヨタ 2000GTと比較すると最高速185km/hは2000GT(220km/h)に劣りますが、0-400m加速は15秒台後半とほぼ互角で、ロータリーエンジンの圧倒的な加速の良さ(と静粛性)はレシプロエンジンとは別格の物でした。

 

 

 1968年のマイナーチェンジでグリルが変更され、ホイールベース/トレッドが拡大され後期型になりました。5段変速でラジアルタイヤ標準化が行われ、エンジンが改良され128HPにパワーアップ、最高速が200km/hに向上しています。前期型の価格は148万円で、2000GTの238万円は別格として、フェアレディ 2000の88万円よりもかなり高い車でした。1972年の生産中止までに約1200台が生産されました。

 ミニカーはダイヤペット製で、1968年に発売されました。前期型をモデル化しています。プロポーション的にはフェンダーラインより下の部分がやや厚ぼったいですが、特徴的なノーズやリアの造形は良く作ってあります。当時物ミニカーはこれとトミカの後期型しかありません。少し前にモデル化されたエブロ、京商、国産名車コレクションなどはいずれも後期型をモデル化しています。2017年に発売されたトミカ リミッテドは前期型で、ほぼ同時期に発売されたMARK43は1967年式と称していますが後期型をモデル化しています。後期型はホイールベースが長い為、後輪とドア後端の間のパネル幅が前期型より広いことで区別出来ます。

 以下はダイヤペットのフロント/エンジン部分とリア/室内の拡大画像です。当時物ですから50年前に作られていますが、それを考えると結構良くできています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA COSMO SPORT 1
MAZDA COSMO SPORT 2
 以下は京商(型番K03101S)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA COSMO SPORT 3
MAZDA COSMO SPORT 4

以下は国産名車コレクションの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA COSMO SPORT 5
MAZDA COSMO SPORT 6

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MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 1968 JAPAN

MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 173 1/40 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.83m 全幅約1.43m
エンジン 変速機: 2ローター 491X2cc 100HP 4段変速
性能: 最高速180km/h
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マツダ ファミリア ロータリークーペ 日本 1968

 

 1967年ファミリアは2代目に切り替わりました。丸みを帯びたボディに角型ヘッドライトはフォード タウナスのような感じで、なかなか斬新なデザインでした。当初は4ドアセダンに4気筒1L(58HP)エンジンで、4段変速で最高速135km/hの性能でした。 翌年には1.2Lエンジンが追加され、さらに10A型ロータリーエンジン(100HP)を搭載した2ドアクーペが、2台目のロータリーエンジン搭載車として登場しました。このロータリークーペは最高速180km/hと俊足で、加速性能もスポーツカー並みでした。

 

 1970年には1.3L(87HP)エンジンを追加して、ファミリア プレストに発展しています。ファミリアは1973年にボディを大型化し丸型ライトを採用した 3代目に切り替わり1977年まで生産されました。ファミリアはマツダの大衆車としての基礎を固めた車でした。

 1969年に発売されたロータリーエンジン搭載の4ドアセダン ファミリア ロータリー TSSが我家の最初の自家用車でしたので、この車には特別な思い入れがあります。私が免許を取って最初に運転したのもこの車で、速い車でしたが、加速するとノーズが持ち上がりハンドルが軽くなったことを覚えています。(当時の国産車は操縦安定性以前のレベルでしたので)

 

 

 ミニカーは1968年の実車発売とほぼ同時期に発売されたダイヤペットの当時物です。このミニカーは実車発売前に販促用ノベルティとしてディーラーで使われることが決定していたので、事前に実車の図面などが米澤玩具(ダイヤペットを製作していた会社)に渡されて金型製作が行われたそうです。メーカー承認の販促品と言うことで、プロポーションやフロントグリルなどは当時物としては良くできていました。またトランク内のスペアタイヤや半開きのサイドウィンドーなど凝った作りになっていました。当時物のミニカーはこれだけですが、最近の物ではコナミの1/64、エブロのクーペとそのレース仕様車、国産名車コレクションなどがあります。 以下はフロントの拡大画像とトランク/ボンネット開閉ギミック動作と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 1
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 2

 以下はマツダディーラーで実車販促用ノベルティとして使われたダイヤペット製のロータリークーペ クロームメッキ仕様(1/40 型番無し)の画像です。このミニカーには以下のようなプラスチックの半球ドームの付いた特別仕立てのガラス製展示台が付属していました。なおこのミニカーのクロームメッキは米澤玩具では対応できなかったので、メッキ前のミニカーを広島のマツダ(当時は東洋工業)まで運んでメッキ処理したそうです。このミニカーが出来上がるまでの特別な経緯を知ると、マツダがこの車に掛けた熱意が良くわかります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 3
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 4

 以下は2003年に発売されたエブロ製のロータリークーペ(1/43 型番43362)の画像です。プロポーションが良く、フロントグリルや灯火類やホイールなどの細部もリアルでかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 5
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE 6

 以下は2004年に発売されたエブロ製のロータリークーペ レース仕様車(1/43 型番43538)の画像です。1970年のスパ フランコルシャンに参戦した32号車をモデル化しています。この32号車と31号車と34号車はエンジントラブルでリタイヤしていますが、33号車が総合5位となりました。エブロはこの31~33号車の3台をモデル化しています。太いタイヤ、オーバーフェンダー、ボンネットスクリーンなどレース仕様車を忠実にモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE SPA 1
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE SPA 2

 以下は2010年に発売された国産名車コレクション製のロータリークーペ(1/43 No.107)の画像です。国産名車コレクションの初期物を作っていたノレブ流の出来ばえですので、メーカーはノレブではないかと思います。(ただ上述したエブロの物にも非常に良く似ていますのでエブロの型を流用したのかもしれません) フロントグリル中央のマツダのロゴが良く出来ていて室内もそこそこ再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE SPA 1
MAZDA FAMILIA ROTARY COUPE SPA 2

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MAZDA LUCE ROTARY COUPE 1969 JAPAN

MAZDA LUCE ROTARY COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION 30 1/43 108㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.59m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 2ローター 655X2cc 126HP 4段変速 前輪駆動
性能: 最高速190km/h
データーベースでマツダ ルーチェのミニカー検索

 

マツダ ルーチェ ロータリー クーペ 日本 1969

 

 3台目のロータリーエンジン搭載車としてルーチェ ロータリークーペが1969年に登場しました。この車は1967年の東京モーターショーで展示されたプロトタイプRX87をベースにした市販車でした。ルーチェのイメージを踏襲していますが、中身は全くの別物です。この車のために新設計された13A型ロータリーエンジン(655ccX2 126HP)を搭載し、サスペンションは4輪独立で、マツダとして初めて前輪駆動方式を採用した特別設計の高性能スペシャルティーカーでした。4段変速で最高速190km/hの性能でした。

 

 エアコン、パワステ、レザートップといった豪華装備を備えたスーパーデラックスは175万円とコスモ スポーツ (ロータリー)を凌ぐ高価格でした。(当時のトヨタ クラウン ハードトップは約120万円でした) 高価格であった上にマツダ初の前輪駆動/パワステなどに熟成不足による問題があったので販売は芳しくなく、1972年には生産中止となりました。3年間で約1000台ほどしか生産されていませんので、実車は数回ほどしか見たことがありません。当時のマツダのイメージリーダーカーとして実に上品でかっこいい車でした。

 

 

 ミニカーは2007年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはノレブです。少し車高が高いところが今一つですが、実車の雰囲気がうまく再現されていて、フロントグリル、フェンダーミラー、ホイールなどの細部がリアルに仕上げられ非常に良い出来ばえです。当時物ミニカーはダイヤペットが異なる協力工場が製作した2種類を発売していました。最近の物では2005年頃にコナミの絶版名車コレクション(1/64)でモデル化され、トミカではまずメーカー特注非売品として作られ、その後2006年にトミカ リミッテドでも発売されました。 以下は国産名車コレクション製のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA LUCE ROTARY COUPE 1
MAZDA LUCE ROTARY COUPE 2

 以下は1971年に発売されたダイヤペットの当時物のルーチェ ロータリークーペ(1/40 型番198)の画像です。ノーズ部分が大きめでやや尖りすぎ、車高が高いなどいまいちのところもありますが、そこそこ良くできています。クロームメッキ仕様(型番224)がありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA LUCE ROTARY COUPE 3
MAZDA LUCE ROTARY COUPE 4

 以下は1971年に発売されたダイヤペットの当時物のルーチェ ロータリークーペ(1/40 型番220)の画像です。前述した型番198とは別の協力工場が全く別の型を起こして製作したもので、少し遅れて発売されました。型番198と見た目を変えるためにレザートップを模した結晶塗装を採用していて、さらにドアの下に見える底板部のボタンを押すとドアがバネ仕掛けで開くというギミックを追加しています。フロントの造形が今ひとつですが、こちらのほうが全般的な出来は良いように思います。ただしドア開閉ギミックはやや無理のある設計ですので壊れやすいです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA LUCE ROTARY COUPE 5
MAZDA LUCE ROTARY COUPE 6

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MAZDA T1500 TUB85(N) 3-WHEELER TRUCK 1970 JAPAN

MAZDA T1500 TUB85(N) 3-WHEELER TRUCK 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SAPI P001 1/43 108mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.36m 全幅約1.81m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 60HP 4段変速
性能: 最高速95km/h 最大積載量 1.5t
データーベースでマツダ T トラックのミニカー検索

 

マツダ T1500 3輪トラック TUB85型 日本 1970

 

 瓶のコルク栓を作るメーカーとして戦前の1920年に設立された東洋コルク工業は、掘削機や工作機械を作るメーカーとなり、1927年に東洋工業と改名しました。1931年に3輪トラック「マツダ号」を発売し、その後は3輪車メーカーとして発展しました。このマツダという名前は古代ペルシャのゾロアスター教の神の名前にちなんだものでした。なお戦前の3輪トラックのブランドとしてはマツダ以外にはダイハツ、クロガネなどがありました。

 

 3輪トラックは戦後の復興に寄与し、1950年代前半の国産トラックの7割は3輪トラック(オート3輪)でしたが、次第に安定性や居住性の良い4輪トラックに需要が移っていきました。東洋工業も1958年には4輪トラック D1500(ロンパー)を発売して、4輪車市場に進出しています。1950年代の後半には、軽自動車規格のオート3輪(マツダ K360やダイハツ ミゼットなど)が登場しますが、3輪トラックは4輪トラックに切り替わっていき、1970年代の前半に消えていきました。T1500は1962年頃に登場したマツダの3輪トラックのほぼ最終型で、水冷4気筒1.5L(60HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速95km/hの性能でした。トラックの最大積載量は1.5トンで、3人掛けシートで乗車定員は3名でした。上級車として2Lエンジンを搭載するもう少し大きいT2000もありました。

 

 

 ミニカーはユニークな車種が多いサピ(SAPI)製で2003年に発売されました。フロントの面構えなどの雰囲気がうまく再現されていて、懐かしい感じがします。(私が小学生の頃はまだ3輪車が現役で走っていましたから) やや塗装が厚ぼったい感じがありますが、シャーシ部分もある程度きちんと再現してあって実に良く出来ています。このサピの3輪トラックのミニカーが発売されてから、同じような3輪トラックのミニカーがトミカ、トミカ リミッテド、エブロなどからたくさん発売されました。マツダの3輪トラックとしてはこれより古い三輪車(CT/1200)や上級車のT2000をエブロがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内と車体底シャーシ部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA T1500 TUB85(N) 1
MAZDA T1500 TUB85(N) 2
MAZDA T1500 TUB85(N) 3

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MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 1970 JAPAN

MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 219 1/40 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.15m 全幅約1.58m
エンジン 変速機: 2ローター 573X2cc 120HP 4段変速
性能: 最高速190km/h
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マツダ カペラ ロータリークーペ (RX-2) 日本 1970

 

 ルーチェとファミリアの間を埋める車として、カペラが1970年に登場しました。カペラ用に新設された12A型(573ccX2 120HP)ロータリーエンジン搭載車と、4気筒1.6L(100HP)レシプロエンジン搭載車がありました。4ドアセダンと2ドアクーペがあり、流行のコークボトル ラインを取り入れたセンスの良いデザインでした。「風のカペラ」という愛称どおりの高性能な車で、ロータリーエンジン搭載車は4段変速で 最高速190km/h(当時は180㎞/h速度制限はなかった)、加速性能はコスモ スポーツと同等でした。

 

 1971年のマイナーチェンジで、ロータリー初の自動変速機仕様であるREマチックが追加されました。その際に角形2灯ヘッドライトのクーペもセダンと同じ丸形4灯ヘッドライトに変更されました。1971年頃がロータリーエンジン車の全盛期で、年間に6万台ほどが生産されていました。カペラのロータリーエンジン搭載車の輸出仕様は、RX-2という名前が付いていました。1974年に内外装を少し変更して2代目カペラ ロータリーAPにモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたダイヤペットの当時物です。角形2灯ヘッドライトをつけた初期型クーペをモデル化しています。キャビン部分がやや大きめながら、カペラの美しいラインがそこそこ再現されていて良い出来ばえです。カペラの当時物ミニカーはこれとトミカだけしかなくどちらもクーペのモデル化でした。最近になって国産名車コレクションでモデル化され、その型を流用してFIRST43からも発売されました。 以下はフロント/トランク開閉ギミックの画像と室内/ボンネット開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 1
MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 2

 以下は2011年に発売された国産名車コレクションのカペラ クーペ(1/43 No.130)の画像です。メーカーはノレブで初期型をモデル化しています。プロポーションが良くフロントグリル、ホイール、室内などの細部も良く再現されています。実車発売当時のイメージカラーであった鮮やかなオレンジ色も当時を思い起こさせます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 3
MAZDA CAPELLA ROTARY COUPE (RX-2) 4

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MAZDA RX-500 1970 JAPAN

MAZDA RX-500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SPARK KBS036 1/43 100mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.33m 全幅約1.72m
エンジン 変速機: 2ローター 491cc×2(982cc) 247HP 4段変速
性能: 最高速250km/h?
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マツダ RX-500 日本 1970

 

 RX-500は1970年の東京モーターショーに出品されたロータリーエンジンをミッドシップ搭載したコンセプトカーでした。RX-500の500はマツダ創立50周年を意味し、当初はコスモ スポーツの次期型プロトタイプとして作られたそうです。デザインは前年に発表されたベンツ C111の影響がフロントの造形などに感じられ、ドアはランボルギーニ カウンタックのようなガルウイング式、デ トマソ マングスタのようなガルウイング式に開くリアカウルなど当時の流行が取り入れていました。リアエンドのウインドーとそれを囲むリアライトの配置はユニークで先進性が感じられます。エンジンはファミリア ロータリー クーペのレーシングカー仕様の10A(247HP)で、ルーチェ ロータリークーペの前輪駆動車用変速機を流用してミドシップ配置していました。

 

 製作されたのは1台で最初は緑色に塗装され、東京モーターショー用に黄色に塗り替えられ、1978年に初代RX-7のプロモーション用に銀色に塗り替えられたそうです。またヘッドライトは当初は付いていなくて、銀色に塗り替えられた時に埋め込み式のライトが取り付けられたそうです。この車は結局は量産化に至らず、そのまま保存されていました。その後2008年に実車がレストアされ、広島市交通科学館で公開されました。

 

 

 ミニカーはスパーク製で、2009年に発売されました。型番のKBはスパークと国際貿易のコラボで企画されたミニカーであることを示し、2008年にRX-500がレストアされたのがきっかけになってモデル化されたようです。特徴的なリアの造形やエンジン/スペアタイヤが見えるリアのエンジンカバーなどの細部がリアルに再現されていて、スパークらしい良い出来ばえです。スパークは東京モーターショーの緑色とプロモーション用の銀色、さらに黄色でヘッドライトの付いた1971年ニューイヤーモデルの4種類をモデル化しています。スパーク以外ではトミカ(No.34)とマッチボックス(SF66とJ19)の当時物、京商 サークルKサンクスの1/64があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と俯瞰/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA RX-500 1
MAZDA RX-500 2

 以下は1979年に発売されたマッチボックス製のRX-500(1/59 型番J19 日本仕様)の画像です。リアカウルの開閉ギミック付ですが、実車のリアカウルはガルウイング式に開くので、このカウルの開閉動作は正しくありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA RX-500 3
MAZDA RX-500 4

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